JP2003328538A - 浮き床施工方法 - Google Patents
浮き床施工方法Info
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Abstract
床の高さを低く設定することができる浮き床施工方法を
提供する。 【解決手段】 駆体等の床基盤15上に、コンクリート
打設により床スラブ16を浮上させて構成する浮き床施
工方法であって、下記工程を含んでいる。床基盤上にシ
ート18を敷く工程。シート18上に、ゴム状弾性体の
上部にレベリングボルト20を配設してなる防振材21
の複数個を、適当間隔を置いて配置する工程。複数の防
振材21の各支持部材上部に、レベリングボルト20の
外周を包囲する筒状部材22を立設する工程。床基盤上
における複数の防振材21の周囲に、コンクリートを打
設する工程。コンクリートを固化させ、床スラブ16を
形成する工程。筒状部材22内のレベリングボルト20
を回動して床スラブ16を床基盤から浮上させる工程。
Description
オ、ホール、体育館などの防振性能、防音性能が要求さ
れる空間や、厨房、トイレ、プールなどの防水性が要求
される空間における駆体等の床基盤上に、床スラブを防
振材で支承してなる浮き床の施工方法に関する。
は、図13に示されるように、グラスウール、ロックウ
ール等の防振材1を、建築物駆体等の床基盤2上に敷き
詰め、この防振材1の上に防水シート3を敷き、この上
にコンクリートを打設して床スラブ4を形成することに
より、浮き床を構成したものがある。上記構成の浮き床
は、浮き床の高さを低く設定できるという利点がある
が、グラスウール、ロックウール等の防振材1が湿気や
荷重により経時的に不動沈下を起こし易く、また一度施
工した後は、浮き床のレベリングが困難であるという不
都合があった。
を低く設定することができ、しかもレベリングを行うこ
とができる浮き床およびその施工方法を発明して特許出
願(特願2000-345068)を行った。
すなわち、図14に示されるように、予めコンクリート
で形成された床スラブ5に多数の貫通孔6が設けられて
おり、これらの各貫通孔6に、内周にねじ溝7を設けた
円筒体8が嵌着されている。この円筒体8のねじ溝7
に、図15に示されるように、外周面にねじ9を有する
円形の押え板10がねじ込まれ、各貫通孔6内の押え板
10の下に、柱状ゴムからなる防振材11が配置され
る。これらの防振材11の下部が床スラブ5から下方に
突出して躯体の床基盤12上に置かれることにより、床
スラブ5を浮上支承したもので、押え板10を回転する
ことにより、床スラブ5のレベリングを行うことができ
る。
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
すなわち、上記の浮き床は、施工時に円筒体8内にある
押え板10を回転することにより、防振材11を下方に
押し出すものであるため、防振材11の平面寸法を、押
え板10の外径より小さくしなければならない。従っ
て、適切な寸法の防振材11を使用するために、大きな
外径の押え板を用いなければならないことがあり、この
場合にはレベリング時に押え板10に大きなトルクを必
要とする。
を行う際、防振材11の硬度が高い場合はコンクリート
製床スラブ5が大きく傾斜することが許されないので、
各貫通孔6内の押え板10の回動を少しずつ順次に行う
か、あるいは各押え板10の回動をほぼ一斉に行わなけ
ればならないから、レベリング作業が煩雑で大掛かりに
なるという課題がある。
されたもので、レベリングを容易に行うことができ、し
かも床の高さを低く設定することができる浮き床施工方
法を提供することを目的とする。
成するため、次の構成を採用する。
ート打設により床スラブを浮上させて構成する浮き床施
工方法であって、下記工程を含むことを特徴とする浮き
床施工方法。 前記床基盤上に、シートを敷く工程。 前記シート上に、ゴム状弾性体の上部に支持部材を
配設し、前記支持部材の中心部に、前記支持部材を上下
動させるレべリングボルトを配設してなる防振材の複数
個を、適当間隔を置いて配置する工程。 前記複数の防振材の各支持部材上部に、前記レベリ
ングボルトの外周を包囲する筒状部材を立設する工程。 前記床基盤上における複数の防振材の周囲に、補強
心材を配設し、コンクリートを打設する工程。 前記コンクリートを養生固化させ、前記床スラブを
形成する工程。 前記筒状部材内に位置する前記レべリングボルトを
回動して前記床スラブを前記床基盤から浮上させる工
程。
において、前記防振材は、前記ゴム状弾性体および前記
支持部材の各外縁に、下方に垂下しかつ互いに当接する
突起部がそれぞれ設けられ、前記支持部材の中心部に、
前記レベリングボルトを螺合させるねじ孔が設けられ、
前記ねじ孔に前記レべリングボルトが螺合され、前記ゴ
ム状弾性体の上面中央部に、前記レべリングボルトの下
端を支承する受け部材が配設されてなるものであること
を特徴とする浮き床施工方法。
において、前記防振材は、前記支持部材が金属製で倒椀
形をなし、かつ前記支持部材の突起部の最下端部のみが
前記ゴム状弾性体の突起部の端部に接着されてなるもの
であることを特徴とする浮き床施工方法。
載の浮き床施工方法において、前記防振材は、前記床基
盤上の前記シート上に配置したとき、前記支持部材の突
起部の最下端部が前記シートに当接するように構成され
たものであることを特徴とする浮き床施工方法。
載の浮き床施工方法において、前記筒状部材の下端部に
フランジを設け、前記フランジを前記支持部材に固着す
ることを特徴とする浮き床施工方法。
載の浮き床施工方法において、前記床基盤上に、前記床
スラブの型枠を設けることを特徴とする浮き床施工方
法。
載の浮き床施工方法において、前記コンクリートの打設
前に、前記防振材のゴム状弾性体の周囲に、前記コンク
リートと前記ゴム状弾性体との接触を防止する弾力部材
を施すことを特徴とする浮き床施工方法。
載の浮き床施工方法において、前記防振材の前記支持部
材の外面に、回転防止用突起を設けることを特徴とする
浮き床施工方法。
載の浮き床施工方法において、前記防振材は、前記ゴム
状弾性体の上面と前記支持部材との間に、密封空間が設
けられ、前記レベリングボルトに、前記密封空間と外界
とを連通する通路が設けられてなるものであることを特
徴とする浮き床施工方法。
記載の浮き床施工方法において、前記床スラブに、前記
防振材の交換をするための交換用空洞を設けることを特
徴とする浮き床施工方法。
体例を用いて説明する。図1は本発明の実施の一形態を
示す縦断側面図、図2は同平面図で、図中、15は建築
物駆体等の床基盤、16はコンクリート製の床スラブを
それぞれ示している。
床は、次の手順で構成される。図1において、先ず、床
基盤15上に、床スラブ16を囲繞する形枠17を形成
し、この形枠17内に、防水性を有するプラスシック製
のシート18を敷設する。
20を有する複数個の防振材21を、図2に示すように
適宜ピッチで配置する。このピッチは、防振材21の支
持荷重とばね定数によって決定される。複数の各防振材
21の上部に、レベリングボルト20の外周を包囲する
金属製の筒状部材22を立設する。
21の周囲に、鉄筋等の補強心材を縦横に配設し、形枠
17内にコンクリートを打設する。このとき、コンクリ
ートが筒状部材22の頂部開口から中に入り込まないよ
うにする。このコンクリートを養生固化させて床スラブ
16を形成する。床スラブ16の成形後、各防振材21
のレベリングボルト20を筒状部材22の上部開口から
回動操作して床スラブ16を、シート18と共に床基盤
15から浮上させるようにする。このようにして駆体等
の床基盤15上から床スラブ16を20〜30mm浮上
させて図1に示すような浮き床を構成する。
21としては、例えば図3(a)、(b)に示す防振ゴ
ムを採用する。すなわち、この防振ゴムは、上面中央部
に凹みを有する円筒形を呈し、外周縁に突起部24を有
するゴム状弾性体25と、ゴム状弾性体25の上面を被
う倒椀形を呈し、外周縁の突起部26が下方に垂下しか
つゴム状弾性体25の突起部24に当接する金属製の支
持部材27と、この支持部材27の中心部に設けられた
ナット状のねじ機構28と、このねじ機構28に螺合さ
れたレベリングボルト20と、ゴム状弾性体25の上面
中央部に設けられた、レベリングボルト20の下端を支
承する皿状の受け部材29とからなるもので、レベリン
グボルト20を回動することにより、支持部材27が上
下動してレベリングを行うものである。
の金属リング31がゴムに接着された状態で埋設され、
荷重を受けたときゴム部分の水平方向への延伸を防止す
るようにしている。ゴム状弾性体25の金型成形時に、
金属リング31を位置決めするために、磁石で吸着した
状態で金属リング31を金型内に保持する。このため、
成形後のゴム状弾性体25の底面に、磁石取付けによる
開口32が残留している。
る場合は、複数の防振材21を端から渦巻き状に順番に
レベルアップしていく。そのため、図4に示すように一
時的に床スラブ16が床基盤15に対して傾斜する。こ
こで、防振材21のゴム状弾性体25と支持部材27と
の接触面での接着面積が大きいほど、支持部材27によ
るゴム状弾性体25への拘束力が大きくなり、床スラブ
16の傾斜に伴い支持部材27も傾斜してゴム状弾性体
25に局部的な荷重が加わる。この現象を避けるために
は一回のレベリング量を少なくすればよいが、それだけ
作業に手間が掛かってしまうこととなる。
材27の突起部26の最下端部34のみがゴム状弾性体
25の突起部24に接着され、支持部材27によるゴム
状弾性体25への拘束力を小さくしている。このため、
この接着部分以外では支持部材27がゴム状弾性体25
に対して自在に離間して容易に上下動できるようにされ
ている。従って、レベリングの際、図4に示すように、
支持部材27がスムーズに傾斜して床スラブ16の斜動
に追従し、一回のレベリング量を大きくすることがで
き、作業効率が向上する。図4中、符号35は鉄筋等の
補強心材を示している。
ム状弾性体25との接着面積をもっと広げて支持部材2
7がゴム状弾性体25を拘束する力を増加してもよく、
あるいは支持部材27をゴム状弾性体25に全く接着せ
ずに当接させるだけとして同拘束力をゼロにするように
してもよいものである。
うに各防振材21のゴム状弾性体25の周囲に、紐状の
弾力部材37を巻き付けておくことが望ましい。この弾
力部材37としては、例えば、横断面丸形のゴムあるい
はプラスチック製の弾性紐が使用され、シート18とゴ
ム状弾性体25の突起部24の下端との間の隙間を閉塞
して打設直後のコンクリートが流動してゴム状弾性体2
5に接触するのを防止するものである。
き、図6に示すように各防振材21のゴム状弾性体25
の突起部24が上方に持ち上げられた状態に変形する
が、弾力部材37の存在により、鉛直方向の防振性能を
妨げることなく水平方向への異常変形が押えられる。図
6中、符号50は押えナットを示しており、床スラブ1
6が所定高さまで浮上されたときに、必要に応じてレベ
リングボルト20に螺合されるが、同ボルト20を防振
材21に固定すると共に、フランジ39と防振材21と
を固定する役割もある。
に、図7に示す防振材21を使用してもよい。すなわ
ち、同図において防振材21として、支持部材27の突
起部26の最下端部34がシート18に当接するまで延
伸して構成されたものを使用する。このように構成され
た防振材21を床基盤上のシート18上に配置すること
により、打設直後のコンクリートが流動してゴム状弾性
体25の外面に接触するのを防止することができる。
材22としては、円筒体のみ、あるいは図8(a)、
(b)に示すように、円筒体の下端部に金属製のフラン
ジ39を設けたものでもよい。このフランジ39を防振
材21の支持部材27に溶接等で固着することにより、
後述するレベリング時、レベリングボルト20を回動し
たときの防振材21の共転を防止することが可能であ
る。また、筒状部材22が円筒体のみの構造の場合は、
図9に示すように防振材21の支持部材27の外面に、
回転防止用突起49を設けて床スラブ16に固定するよ
うにしてレベリングボルト20を回動したときの防振材
21の共転を防止するようにしてもよい。
21として、図10に示すように、ゴム状弾性体25の
上面と支持部材27との間に、密封空間40を設け、レ
ベリングボルト20に、密封空間40と外界とを連通す
る通路41を設けたものとしてもよい。
レベリングの際に、レベリングボルト20の通路41か
ら密封空間40内に圧搾空気を送り込んで同空間40を
膨張させてレベリングを行う。所定の高さに達したら、
通路41を封止し、レベリングボルト20を回してその
下端を受け部材29に当接させる。このようにすれば、
レベリングボルト20に大きなトルクを与えなくても容
易にレベリング作業ができる。なお、ここで使用するの
は圧搾空気だけではなく、水などの流体でもよい。
41を開放した状態で使用した際に、床スラブ16に荷
重が加わり上下方向に振動したときには密封空間40内
の空気等の流体が通路41を介して出入りするので、通
路41がオリフィスとして作用し流体の移動に応じた減
衰力を発揮する。こうして減衰力を付加した防振材によ
る浮き床構造を構成することができ、特に固有振動数付
近の振動を低減できるようになる。
け部材29との間に、ばね体を介在させてもよい。この
ばね体としては、コイルスプリング、皿ばね等、浮き床
の支持荷重に耐え得るばね定数を有するものであればよ
い。このように上記ばね体を介した構成とすることによ
って、上記ばね体とゴム状弾性体25とが直列ばねとな
って床スラブ16を弾性支持する。上記ばね体を適宜変
更することにより、全体構成のばね定数を調整すること
ができる。
材21として、図11に示すように、ゴム状弾性体25
の上面と支持部材27との間の空間に、空気ばねなどに
使用され高い密閉性と追従性を有するダイヤフラム43
による密封空間40を設けると共に、筒状部材22内も
上部開口を閉じて密封空間とする。そして、レベリング
ボルト20に、この密封空間40と筒状部材22内の密
封空間とを連通する通路41を設けたものとしてもよ
い。
22を使用した場合は、レベリングの際に、レベリング
ボルト20の通路から密封空間40内に圧搾空気あるい
は水などの流体を送り込んで同空間を適宜膨張させてレ
ベリングを行う。所定の高さに達したら、レベリングボ
ルト20を回してその下端を受け部材29に当接させ
る。このようにすれば、図10に示した例と同様にレベ
リングボルト20に大きなトルクを与えなくても容易に
レベリング作業ができ、しかも、より高圧力下でも安定
した浮き床構造が得られる。
イヤフラム43による密封空間40と筒状部材22との
間の板体51に、互いに逆方向に流体の通過を許容する
少なくとも一対の弁を設けることにより、床スラブ16
に荷重が加わり上下方向に振動したときに上記一対の弁
がオリフィスとして作用し流体の移動に応じた減衰力を
発揮し得る。
によるへたり(クリープ)は防振材21のゴム状弾性体
25によってのみ起こる。また、防振材21の設置個数
と配列状況で明確に負荷荷重を把握することができるの
で、ゴム状弾性体25の寿命すなわち交換時期の目安が
つけ易い。そこで、図12に示すように、床スラブ16
に、防振材21の交換をするための交換用空洞45を、
各防振材21の近傍に設けておくことにより、一部の防
振材21が著しく劣化した場合に、同防振材21を交換
用空洞45から簡単に取り出して新品と交換することが
できる。防振材21を取り出す前に、予めレベリングボ
ルト20を筒状部材22から取り外しておけばよい。な
お、図12において符号46は交換用空洞の蓋を示して
いる。
床スラブ16のレベルアップを行うことが可能である。
特に床スラブ16の面積が大きい場合、レベリングボル
ト20に大きなトルクを与えながら1本ずつ回動操作を
する必要がなくなる。
よれば、レべリングボルト及び上下方向に柔らかいゴム
状弾性体を備えた防振材を使用したことにより、小さな
トルクでもレベリング作業をスムーズに行うことがで
き、しかも防振材本体の座高が低いため浮き床の高さを
低く設定することができるという利点がある。
の浮き床を示す縦断側面図である。
面図、(b)は平面図である。
る。
る。
明図である。
(a)は平面図、(b)は縦断面図である。
例の説明図である。
施例の説明図である。
施例の説明図である。
を設けた状態を示しており、(a)は平面図、(b)は
縦断面図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 駆体等の床基盤上に、コンクリート打設
により床スラブを浮上させて構成する浮き床施工方法で
あって、 下記工程を含むことを特徴とする浮き床施工方法。 前記床基盤上に、シートを敷く工程。 前記シート上に、ゴム状弾性体の上部に支持部材を
配設し、前記支持部材の中心部に、前記支持部材を上下
動させるレべリングボルトを配設してなる防振材の複数
個を、適当間隔を置いて配置する工程。 前記複数の防振材の各支持部材上部に、前記レベリ
ングボルトの外周を包囲する筒状部材を立設する工程。 前記床基盤上における複数の防振材の周囲に、補強
心材を配設し、コンクリートを打設する工程。 前記コンクリートを養生固化させ、前記床スラブを
形成する工程。 前記筒状部材内に位置する前記レべリングボルトを
回動して前記床スラブを前記床基盤から浮上させる工
程。 - 【請求項2】 請求項1記載の浮き床施工方法におい
て、 前記防振材は、前記ゴム状弾性体および前記支持部材の
各外縁に、下方に垂下しかつ互いに当接する突起部がそ
れぞれ設けられ、前記支持部材の中心部に、前記レベリ
ングボルトを螺合させるねじ孔が設けられ、前記ねじ孔
に前記レべリングボルトが螺合され、前記ゴム状弾性体
の上面中央部に、前記レべリングボルトの下端を支承す
る受け部材が配設されてなるものであることを特徴とす
る浮き床施工方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の浮き床施工方法におい
て、 前記防振材は、前記支持部材が金属製で倒椀形をなし、
かつ前記支持部材の突起部の最下端部のみが前記ゴム状
弾性体の突起部の端部に接着されてなるものであること
を特徴とする浮き床施工方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の浮
き床施工方法において、 前記防振材は、前記床基盤上の前記シート上に配置した
とき、前記支持部材の突起部の最下端部が前記シートに
当接するように構成されたものであることを特徴とする
浮き床施工方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の浮
き床施工方法において、前記筒状部材の下端部にフラン
ジを設け、前記フランジを前記支持部材に固着すること
を特徴とする浮き床施工方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の浮
き床施工方法において、前記床基盤上に、前記床スラブ
の型枠を設けることを特徴とする浮き床施工方法。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の浮
き床施工方法において、前記コンクリートの打設前に、
前記防振材のゴム状弾性体の周囲に、前記コンクリート
と前記ゴム状弾性体との接触を防止する弾力部材を施す
ことを特徴とする浮き床施工方法。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の浮
き床施工方法において、前記防振材の前記支持部材の外
面に、回転防止用突起を設けることを特徴とする浮き床
施工方法。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の浮
き床施工方法において、前記防振材は、前記ゴム状弾性
体の上面と前記支持部材との間に、密封空間が設けら
れ、前記レベリングボルトに、前記密封空間と外界とを
連通する通路が設けられてなるものであることを特徴と
する浮き床施工方法。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
浮き床施工方法において、前記床スラブに、前記防振材
の交換をするための交換用空洞を設けることを特徴とす
る浮き床施工方法。
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Cited By (3)
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