JP2003327521A - 日焼け止め化粧料 - Google Patents

日焼け止め化粧料

Info

Publication number
JP2003327521A
JP2003327521A JP2002135378A JP2002135378A JP2003327521A JP 2003327521 A JP2003327521 A JP 2003327521A JP 2002135378 A JP2002135378 A JP 2002135378A JP 2002135378 A JP2002135378 A JP 2002135378A JP 2003327521 A JP2003327521 A JP 2003327521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
cosmetic
acid
octyl methoxycinnamate
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002135378A
Other languages
English (en)
Inventor
Osayuki Yoshino
修之 吉野
Sadashige Takada
定樹 高田
Akihito Yokozuka
暁人 横塚
Yoshimasa Miura
由将 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2002135378A priority Critical patent/JP2003327521A/ja
Publication of JP2003327521A publication Critical patent/JP2003327521A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微量のオクチルメトキシシンナメートによ
り、十分な紫外線防御効果を有する日焼け止め化粧料を
提供することでる。また、使用性に優れ、皮膚刺激がな
く、さらには安定性にも優れた日焼け止め化粧料を提供
することである。 【解決手段】 紫外線散乱剤と、化粧料全量に対して
0.25〜1.5%(質量百分率)のオクチルメトキシ
シンナメートと、油分及び/又は水とを含有する日焼け
止め化粧料である。また、紫外線散乱剤と、化粧料全量
に対して0.25〜1.5%(質量百分率)のオクチル
メトキシシンナメートと、有機変性粘土鉱物と、油分
と、水とを含有する日焼け止め乳化化粧料である。さら
に、紫外線散乱剤を含有する日焼け止め化粧料に、微量
のオクチルメトキシシンナメートを添加することによ
る、日焼け止め化粧料における紫外線防御効果を向上さ
せる方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は日焼け止め化粧料に
関する。さらに詳しくは、微量のオクチルメトキシシン
ナメートの添加により、紫外線防御効果を向上させた日
焼け止め化粧料、さらには使用感に極めて優れた日焼け
止め化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】日焼け止め化粧料は、紫外線散乱剤や紫
外線吸収剤を配合することにより、目的とする紫外線防
御効果を与えている。日焼け止め化粧料の紫外線防御効
果は、一般に、SPF(Sun Protection
Factor)値として評価されている。
【0003】紫外線散乱剤としては、酸化チタン、酸化
亜鉛、酸化鉄などの無機粉末が、日焼け止め化粧料に配
合されている。また、紫外線吸収剤としては、安息香酸
系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリ
チル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤等の極め
て多くの種類の紫外線吸収剤が日焼け止め化粧料に配合
されている。例えば、特公平6−27064号公報にお
いては、超微粒子の二酸化チタンとオクチルメトキシシ
ンナメート(メトキシ桂皮酸オクチル)が配合された日
焼け止め化粧料が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒトの
皮膚に局所的使用する日焼け止め化粧料において、十分
な紫外線防御効果を発揮させるためには十分な量の紫外
線吸収剤若しくは紫外線散乱剤を配合する必要があるこ
とが当業者の常識であった。特にオクチルメトキシシン
ナメートを配合する日焼け止め化粧料においては、高性
能のSPF値を達成するために化粧料全量に対し少なく
とも2%以上の配合量を確保する必要があった。
【0005】例えば、酸化チタンとオクチルメトキシシ
ンナメート(メトキシ桂皮酸オクチル)が配合された日
焼け止め化粧料の特許である特公平6−27064号公
報において、その段落番号「0026」の記載に、メト
キシ桂皮酸オクチルの配合量は2〜15%(A領域)と
あり、「組成物が2重量%未満のメトキシ桂皮酸オクチ
ルを含有する場合はヒトの皮膚に局所使用後に組成物に
よってもたらされる防護性能は非常に低い。」との記載
がある。そして、段落番号「0024」の記載からも分
かるように、最も好ましいメトキシ桂皮酸オクチル配合
量はE領域の5〜6%とされている。
【0006】一方、日焼け止め化粧料においては、要求
される紫外線防御効果を発揮することは必要条件ではあ
るが、化粧料である以上、その使用性が極めて重要なフ
ァクターとなる。しかしながら、希望するSPF値を発
揮するために十分な量の紫外線吸収剤を日焼け止め化粧
料に配合すると、べたついたり、油っぽさがあったり、
さらには、ぬめり感を生じたりして、皮膚に塗布した時
の使用感が良くないという問題点があった。
【0007】本発明者等は上述の観点に鑑みて鋭意研究
した結果、紫外線散乱剤に極微量のオクチルメトキシシ
ンナメートを配合すると、驚くべきことに紫外線散乱剤
による日焼け止め化粧料のSPF値が大きく増大すると
いう格別顕著な効果を見出し、本発明を完成するに至っ
た。さらに有機変性粘土鉱物により乳化した乳化組成物
においては、微量のオクチルメトキシシンナメートと紫
外線散乱剤により、製品設計において目的とする十分な
SPF値を達成できると同時に、その使用性も極めて優
れているという、従来の常識に反する極めて優れた効果
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、紫
外線散乱剤と、化粧料全量に対して0.25〜1.5%
(質量百分率)のオクチルメトキシシンナメートと、油
分及び/又は水とを含有する日焼け止め化粧料を提供す
るものである。
【0009】また、本発明は、紫外線散乱剤と、化粧料
全量に対して0.25〜1.5%(質量百分率)のオク
チルメトキシシンナメートと、有機変性粘土鉱物と、油
分と、水とを含有する日焼け止め乳化化粧料を提供する
ものである。
【0010】さらに、本発明は、紫外線散乱剤を含有す
る日焼け止め化粧料に、微量のオクチルメトキシシンナ
メートを添加することによる、日焼け止め化粧料におけ
る紫外線防御効果を向上させる方法を提供するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0012】本発明に用いる紫外線散乱剤としては、酸
化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子酸化亜
鉛、酸化鉄、微粒子酸化鉄、酸化セリウムなどの粉末が
挙げられる。粉末は、通常、針状、紡錘状、球状、粒状
の粉末が使用される。また、粒子径が0.1μm以下の
微粒子粉末が好ましい。メチルハイドロジェンポリシロ
キサンやシランカップリング剤などのシリコーン処理;
金属石鹸処理;パーフルオロアルキルリン酸ジエタノー
ルアミン塩やパーフルオロアルキルシラン等のフッ素処
理、デキストリン脂肪酸エステル処理等により、疎水化
処理した紫外線散乱剤も好ましい。本発明において最も
好ましい紫外線散乱剤は疎水化処理された微粒子酸化チ
タンである。
【0013】紫外線散乱剤の配合量は特に限定されな
い。日焼け止め化粧料全量に対して、通常0.01〜5
0%(質量百分率)の範囲で適宜決定される。本発明の
日焼け止め乳化化粧料においては、目的とするSPF
値、使用性及び安定性の観点から、化粧料全量に対して
3〜20%(質量百分率)が好ましい。
【0014】本発明に用いるオクチルメトキシシンナメ
ートは多くの市販品があり、それらを利用できる。例え
ば、パルソールMCXの商品名(ジボタン社)で市販さ
れている紫外線吸収剤を使用できる。
【0015】本発明においては、微量のオクチルメトキ
シシンナメートの添加によって紫外線防御効果が飛躍的
に増大する。微量とは、日焼け止め化粧料全量に対して
0.25%以上1.5%以下(質量百分率)の範囲であ
り、この僅かな配合量により、製品設計で意図する十分
なSPF値を容易に達成できる。例えば、酸化チタンが
5〜10%程度配合された日焼け止め化粧料において、
0.5〜0.75%程度の微量のオクチルメトキシシン
ナメートを添加することにより、SPF値が15以上の
日焼け止め化粧料が容易に調整可能となる。極めて僅か
な配合量のオクチルメトキシシンナメートにより十分な
SPF値を達成できるという本発明の第一の効果は、十
分なSPF値を達成するために従来必要とされた2%以
上の配合量により引き起こされるデメリット、すなわ
ち、使用性、皮膚刺激などの安全性、さらには乳化組成
物の安定性の問題等も同時に解決できる。
【0016】本発明の日焼け止め化粧料は、油分及び/
又は水とを含み、オイル系(ワックス系組成物、オイル
−水2層系組成物、乳化剤によりO/W又はW/O型乳
化組成物とすることが好ましい。油分及び乳化剤は適宜
任意のものを使用できる。
【0017】また、乳化剤に有機変性粘土鉱物を用い、
油分と水とを配合し、その剤形をクリーム、乳液などの
W/O型乳化組成物にすることが好ましい。油分には揮
発性シリコーンを含有することが好ましい。
【0018】本発明に用いる有機変性粘土鉱物は、三層
構造を有するコロイド性含水ケイ酸アルミニウムの一種
で、一般に下記一般式で表される粘土鉱物を第四級アン
モニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られるも
のである。
【化1】(X,Y)2-3(Si,Al)410(OH)2
1/3 ・nH2 O ただし、X=Al,Fe(III),Mn(III),Cr
(III) Y=Mg,Fe(II),Ni,Zn,Li Z=K,Na,Ca
【0019】具体的には、例えば、モンモリロナイト、
ラポナイト、およびヘクトライト等の天然または合成
(この場合、式中の(OH)基がフッ素で置換されたも
の)のモンモリロナイト群(市販品ではビーガム、クニ
ピア、ラポナイト等がある)およびナトリウムシリシッ
クマイカやナトリウムまたはリチウムテニオライトの名
で知られる合成雲母(市販品ではダイモナイト:トピー
工業(株)等がある)等の粘土鉱物を第四級アンモニウ
ム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られる。
【0020】粘土鉱物を有機変性するために用いる第四
級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、下記一般式
で表されるものである。
【0021】
【化2】 (式中、R1は炭素数10〜22のアルキル基またはベ
ンジル基、R2はメチル基または炭素数10〜22のア
ルキル基、R3とR4は炭素数1〜3のアルキル基または
ヒドロキシアルキル基、Xはハロゲン原子またはメチル
サルフェート残基を表す。)
【0022】例えば、ドデシルトリメチルアンモニウム
クロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、アラキルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロ
リド、セチルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリ
ルジメチルアンモニウムクロリド、アラキルジメチルア
ンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルアンモニウムク
ロリド、セチルジエチルアンモニウムクロリド、ステア
リルジエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチ
ルアンモニウムクロリド、アラキルジエチルアンモニウ
ムクロリド、ベヘニルジエチルアンモニウムクロリド、
ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベ
ンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジル
ジメチルステアリルルアンモニウムクロリド、ベンジル
ジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルジメ
チルエチルセチルアンモニウムクロド、ベンジルジメチ
ルエチルステアリルアンモニウムクロド、ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキ
シエチルアンモニウムクロリド、および相当するブロミ
ド等、さらにジパルミチルウロピルエチルアンモニウム
メチルサルフェート等が挙げられ、これらのうち一種ま
たは二種以上が任意に選択されて処理される。
【0023】なお、上記の第四級アンモニウム塩型カチ
オン界面活性剤で粘土鉱物を処理する際には非イオン性
界面活性剤を併用して処理することも好ましい。単に日
焼け止め化粧料中に、有機変性粘度鉱物とともに非イオ
ン性界面活性剤を配合しても好ましい。非イオン性界面
活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン2〜30
モル付加{以下POE(2〜30)と略す。}オレイル
エーテル、POE(2〜35)ステアリルエーテル、P
OE(2〜20)ラウリルエーテル、POE(1〜2
0)アルキルフェニルエーテル、POE(6〜18)ベ
ヘニルエーテル、POE(5〜25)2−デシルペンタ
デシルエーテル、POE(3〜30)2−デシルテトラ
デシルエーテル、POE(8〜16)2−オクチルデシ
ルエーテル、等のエーテル型活性剤、およびPOE(4
〜60)硬化ヒマシ油、POE(3〜14)脂肪酸モノ
エステル、POE(6〜30)脂肪酸ジエステル、PO
E(5〜20)ソルビタン脂肪酸エステル等のエステル
型活性剤、更にPOE(2〜30)グリセリルモノイソ
ステアレート、POE(10〜60)グリセリルトリイ
ソステアレート、POE(7〜50)硬化ヒマシ油モノ
イソステアレート、POE(12〜60)硬化ヒマシ油
トリイソステアレート等のエーテルエステル型活性剤等
のエチレンオキシド付加型界面活性剤およびデカグリセ
リルテトラオレート、ヘキサグリセリルトリイソステア
レート、ジグリセリルジイソステアレート、グリセリル
モノオレエート等のグリセリン脂肪酸エステル等の多価
アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤があげられる。
これらの中で、デカグリセリルテトラオレート、ヘキサ
グリセリルトリイソステアレート、ジグリセリルジイソ
ステアレート等のジグリセリン以上のポリグリセリン脂
肪酸エステル、POE(2〜12)ラウリルエーテル、
POE(6〜15)ベヘニルエーテル、POE(5〜2
0)2−デシルペンタデシルエーテル、POE(5〜1
7)2−デシルテトラデシルエーテル、POE(8〜1
6)2−オクチルデシルエーテル等のPOE付加エーテ
ル型活性剤、およびPOE(10〜20))硬化ヒマシ
油、POE(5〜14)オレイン酸モノエステル、PO
E(6〜20)オレイン酸ジエステル、POE(5〜1
0)ソルビタンオレインエステル等のPOE付加エステ
ル型活性剤、POE(3〜15)グリセリルモノイソス
テアレート、POE(10〜40)グリセリルトリイソ
ステアレート等のPOE付加エーテルエステル活性剤等
のエチレンオキシド付加型の非イオン性界面活性剤の一
種または二種以上を用いることが好ましい。
【0024】有機変性粘土鉱物は、例えば、水、アセト
ンあるいは低級アルコール等の低沸点溶媒中で上述の粘
土鉱物と、第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤
とを分散撹拌処理し低沸点溶媒を除去することによって
得られる。
【0025】有機変性粘土鉱物中の第四級アンモニウム
塩型カチオン界面活性剤の含有量は粘土鉱物100gに
対して60〜140ミリ当量(以下 meqと略す。)であ
ることが好ましい。
【0026】本発明に好ましく使用される有機変性粘土
鉱物の代表的なものとしては、ジメチルアルキルアンモ
ニウムヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアン
モニウムヘクトライト、塩化ジステアリルジメチルアン
モニウム処理ケイ酸アルミニウムマグネシウム等が挙げ
られる。市販品としては、ベントン38(ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロライド処理モンモリロナイ
ト:ナショナルレッド社)等がある。
【0027】有機変性粘土鉱物は、乳化系の日焼け止め
化粧料の全量中0.05〜10.0%(質量百分率)配
合される。好ましくは0.1〜3.0重量%配合され
る。乳化剤若しくは粘度調整剤として作用する。
【0028】本発明に用いる油分は、化粧料、医薬品等
で用いられる一般的な油分は全て用いることができ、そ
の範囲も極性油から非極性油まで幅広く用いることがで
きる。以下に具体的に例示する。液体油脂としては、例
えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミア
ナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナ
タネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、
サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実
油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメ
ヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、
トリグリセリン等が挙げられる。固体油脂としては、例
えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム
油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨
脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒ
マシ油等が挙げられる。ロウ類としては、例えば、ミツ
ロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイ
ベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカ
ロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラ
ノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピ
ル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロ
ウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコ
ールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POE
コレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレン
グリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル
等が挙げられる。炭化水素油としては、例えば、流動パ
ラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パ
ラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロ
クリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、フィッ
シャートロプッシュワックス等が挙げられる。高級脂肪
酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウ
ンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール
酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、
ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。高級ア
ルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコー
ル、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール
等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリ
セリンエーテル(バチルアルコール)、2-デシルテトラデ
シノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィ
トステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリル
アルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられ
る。合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピ
ル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、
ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイ
ン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸
セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸
イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロ
キシステアリン酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキサン
酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコー
ル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジ
イソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テ
トラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ-
2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセ
リン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステ
アリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキ
サノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリ
スチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グ
リセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン
酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプ
チルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイ
ル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジ
ピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、
セバシン酸ジ−2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキ
シルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン
酸2-ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハ
ク酸2-エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げら
れる。シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキ
サン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環
状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデ
カメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造
を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種
変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリ
エーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキ
サン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
【0029】これらの油分は1種または2種類以上が配
合される。その配合量は適宜決定され限定されないが、
乳化系の日焼け止め化粧料全量中、0.1〜70%(質
量百分率)配合することが好ましく、さらに好ましくは
1〜60%配合される。油分は、他の油相成分ととも
に、有機変性粘土鉱物により水相成分と乳化される。
【0030】本発明に用いる水は、通常、イオン交換水
が使用される。水の配合量は適宜決定され限定されない
が、日焼け止め化粧料全量中、通常5〜80%(質量百
分率)配合することが好ましい。
【0031】本発明の日焼け止め化粧料には、さらに皮
膜剤を配合してもよい。耐水性の観点から皮膜剤として
はシリコーン系樹脂が好ましい。シリコーン系樹脂を配
合した場合は油分として揮発性シリコーンを用いること
が好ましい。揮発性シリコーン油としては、デカメチル
ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチル
シクロヘキサシロキサン、25℃での粘度が2mm2
s以下の鎖状ジメチルポリシロキサンなどが好ましく使
用される。日焼け止め化粧料を皮膚に塗布された後、揮
発性の油分が揮発し、水や汗に強い被膜が形成されて、
紫外線防御効果を持続できる利点がある。皮膜剤及び揮
発性シリコーン油の配合量は特に限定されず適宜決定さ
れるが、好ましくは皮膜剤が0.1〜10%、揮発性シ
リコーン1〜50%程度である。
【0032】本発明の日焼け止め化粧料には、上記必須
成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で、必要に
応じて、通常化粧料に配合される他の成分を配合して常
法により製造される。具体的には、例えば、ポリエチレ
ングリコール、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、
エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチ
トール等の保湿剤;セルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルヒドロ
キシプロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、クインスシード、カラギーナン、
ペクチン、マンナン、カードラン、コンドロイチン硫
酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコー
ゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒ
アルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫
酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫
酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグア
ガム、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカス
トビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸、キチ
ン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天等の増粘
剤、エタノール等の低級アルコール;ブチルヒドロキシ
トルエン、トコフェロール、フィチン等の酸化防止剤;
安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香
酸アルキルエステル、ヘキサクロロフェン等の抗菌剤;
アシルサルコシン酸(例えばラウロイルサルコシンナト
リウム)、グルタチオン、クエン酸、リンゴ酸、酒石
酸、乳酸等の有機酸;ビタミンA及びその誘導体、ビタ
ミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタ
ミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2及びその誘導
体、ビタミンB12、ビタミンB15及びその誘導体等
のビタミンB類、アスコルビン酸、アスコルビン酸硫酸
エステル(塩)、アスコルビン酸リン酸エステル
(塩)、アスコルビン酸ジパルミテート等のビタミンC
類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、δ−ト
コフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE
類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテ
チン等のビタミン類;ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベ
ンジル、γ−オリザノール、アラントイン、グリチルリ
チン酸(塩)、グリチルレチン酸及びその誘導体、ヒノ
キチオール、ビサボロール、ユーカルプトーン、チモー
ル、イノシトール、サイコサポニン、ニンジンサポニ
ン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン等のサポニン
類、パントテニルエチルエーテル、エチニルエストラジ
オール、トラネキサム酸、アルブチン、セファランチ
ン、プラセンタエキス等の各種薬剤、ギシギシ、クラ
ラ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリソウ、ゼニ
アオイ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、バーチ、
スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユ
リ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、クチナシ、サワラ等
の植物の抽出物、色素、モノラウリン酸ソルビタン、モ
ノパルミチン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタ
ン、トリオレイン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオ
キシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキセ
チレンソルビタン、ポリエチレングリコールモノオレー
ト、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリグリコ
ールジエーテル、ラウロイルジエタノールアマイド、脂
肪酸イソプロパノールアマイド、マルチトールヒドロキ
シ脂肪酸エーテル、アルキル化多糖、アルキルグルコシ
ド、シュガーエステル等の非イオン性活性剤、ステアリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコ
ニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン性界面
活性剤、パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウ
ム、ラウリル酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ア
ルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル、ロート油、
リニアドデシルベンゼン硫酸、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油マレイン酸、アシルメチルタウリン等のアニオ
ン性界面活性剤、両性界面活性剤、中和剤、酸化防止
剤、保湿剤、防腐剤、香料、顔料、薬剤等が配合可能で
ある。
【0033】本発明の日焼け止め化粧料の剤型は任意で
あるが、有機変性粘土鉱物で乳化した乳化組成物が好ま
しい。日焼け止めクリームの形態で好ましく使用され
る。
【0034】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明する。本発明はこれらの実施例により限定されるもの
ではない。配合量は特に断りのない限り、%(質量百分
率)である。
【0035】「表1」に示すW/O乳化型日焼け止めロ
ーションを常法により製造し、紫外線防御効果(SPF
値)、皮膚に塗布した際の使用感(使用性)について、
下記方法にて評価した。紫外線散乱剤には疎水化処理二
酸化チタンを使用し、有機変性粘土鉱物には、モンモリ
ロナイト100gを100megのジステアリルジメチ
ルアンモニウムクロライドで処理した有機変性粘土鉱物
(ベントン38、米国ナショナルレッド社製)を使用し
た。
【0036】「紫外線防御効果(SPF)」日焼け止め
化粧料を透明テープ上に2mg/cm2の塗付量で塗付
し評価試料とした。この評価試料を紫外線領域において
太陽光とほぼ同一のスペクトルを有する光源であるソー
ラーライト社製ソーラーシミュレーターと分光光度計と
の間に挿入し、評価試料の有無によるスペクトルを比較
し、SPF値(太陽光シミュレーション値)を算出し、紫
外線防御効果を評価した。それぞれのスペクトルからの
算出方法は、特公平6−27064号公報の段落番号
「0076」及び「0077」に記載されている方法と
同様である。
【0037】「使用性」評価専門パネリスト10名によ
り、調製した日焼け止め化粧料を実際に使用して官能試
験を行った。 評価結果(べたつき、油っぽさ、ぬめり感)は下記の4
水準で評価した。 ◎:10名中8名以上が良好と判断した。 ○:10名中6名以上8名未満が良好と判断した。 △:10名中4名以上6名未満が良好と判断した。 ×:10名中4名未満が良好と判断した。
【0038】「表1」に示す結果から、0.25〜1.
5%(質量百分率)のオクチルメトキシシンナメートを
添加するとSPF値が10以上になり、製品設計で意図
する十分な紫外線防御効果が得られると同時に、優れた
使用性を発揮することが分かる。図1は、「表1」にお
ける実施例1〜5と比較例1〜3のSPF値とオクチル
メトキシシンナメートの配合量との関係を表わしてい
る。実施例1〜5の配合量である0.25〜1.5%の
範囲において、SPF値が顕著に増大することを示して
いる。また、実施例1〜5の日焼け止め乳化化粧料は、
乳化組成物の安定性に関しても何ら問題なく、さらに皮
膚刺激もない優れた日焼け止め化粧料である。
【0039】
【表1】
【0040】以下に本発明の実施例を挙げる。常法によ
り製造される下記の日焼け止め化粧料は、いずれも紫外
線防御効果に優れ、その使用性、安定性、安全性に優れ
た日焼け止め化粧料である。
【0041】 実施例6 「O/W型乳化ファンデーション(乳液)」 タルク 5% 球状樹脂粉末 5 二酸化チタン 10 ベンガラ 0.4 黄酸化鉄 1.2 黒酸化鉄 0.2 ベントナイト 0.5 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.5 モノステアリン酸グリセリン 3 ステアリン酸 1 イソステアリン酸 1 セタノール 0.5 シクロメチコン 3 オクタン酸セチル 5 流動パラフィン 5 オクチルメトキシシンナメート 1 ブチレングリコール 5 トリエタノールアミン 1 グリセリン 2 精製水 47 防腐剤 適量 キレート剤 適量 香料 適量
【0042】 実施例7 「O/W型乳化ファンデーション(クリーム)」 精製水 48% ブチレングリコール 5 ベントナイト 1 苛性カリ 0.3 ステアリン酸 1 ベヘニン酸 1 ステアリン酸グリセリル 2 イソステアリン酸ポリグリセリル 2 セタノール 2 流動パラフィン 8 オクチルメトキシシンナメート 1.5 オクタン酸セチル 8 二酸化チタン 10 ベンガラ 0.2 黄酸化鉄 0.8 黒酸化鉄 0.05 球状樹脂粉末 8 防腐剤 適量 キレート剤 適量 香料 適量
【0043】 実施例8 「O/W型乳化日中用美容液」 ミリスチン酸イソプロピル 2% オクタン酸セチル 5 トリオクタノイン 3 オクチルトリアゾン 0.5 フェニルトリメチコン 5 ステアリン酸 2 ステアリルアルコール 1 グリセリルモノステアレート 2 オクチルメトキシシンナメート 0.5 精製水 60 ベントナイト 0.5 ジプロピレングリコール 5 トリエタノールアミン 1 二酸化チタン 5 酸化亜鉛 5 ヘキサメタリン酸ソーダ 0.1 防腐剤 適量 キレート剤 適量 香料 適量
【0044】 実施例9 「O/W型乳化サンスクリーン(2層)」 シクロメチコン 25% ジメチコン 10 オクチルメトキシシンナメート 1.5 イソステアリン酸 2 ジメチコンポリオール 1 有機変性モンモリロナイト 0.1 精製水 33 ブチレングリコール 5 疎水化処理二酸化チタン 10 疎水化処理酸化亜鉛 10 防腐剤 適量 キレート剤 適量 香料 適量
【0045】 実施例10 「O/W型乳化サンスクリーン(クリーム)」 シクロメチコン 15% ジメチコン 5 フェニルトリメチコン 3 オクチルメトキシシンナメート 0.5 オクタン酸セチル 5 球状樹脂粉末 5 イソステアリン酸 1 ジメチコンポリオール 3 有機変性モンモリロナイト 1 精製水 40 ブチレングリコール 5 疎水化処理二酸化チタン 15 防腐剤 適量 キレート剤 適量 香料 適量
【0046】 実施例11 「油性固形ファンデーション」 シクロメチコン 15% フェニルトリメチコン 10 トリオクタノイン 10 オレフィンオリゴマー 10 セレシン 4 マイクロクリスタリンワックス 3 キャンデリラロウ 1 カルナバロウ 1 球状樹脂粉末 16 セリサイト 12 二酸化チタン 15 オクチルメトキシシンナメート 1 黄酸化鉄 0.2 ベンガラ 0.8 黒酸化鉄 0.05 酸化防止剤 適量 香料 適量
【0047】
【発明の効果】本発明の日焼け止め化粧料は、微量のオ
クチルメトキシシンナメートの配合により、紫外線防御
効果が飛躍的に増大する。極めて僅かな配合量のオクチ
ルメトキシシンナメートにより十分なSPF値を達成で
きるという本発明の第一の効果は、十分なSPF値を達
成するために従来必要とされた2%以上の配合量のオク
チルメトキシシンナメートにより引き起こされるデメリ
ット、すなわち、使用性、皮膚刺激などの安全性、さら
には乳化組成物の安定性の問題等も同時に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はSPF値とオクチルメトキシシンナメー
トの配合量との関係を表わすグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 定樹 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 横塚 暁人 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 三浦 由将 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB051 AB232 AB242 AB282 AB432 AB442 AC012 AC022 AC062 AC122 AC242 AC341 AC342 AC352 AC422 AC442 AC542 AD022 AD042 AD152 AD162 AD172 BB11 BB46 CC12 CC19 EE17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線散乱剤と、化粧料全量に対して
    0.25〜1.5%(質量百分率)のオクチルメトキシ
    シンナメートと、油分及び/又は水とを含有する日焼け
    止め化粧料。
  2. 【請求項2】 紫外線散乱剤と、化粧料全量に対して
    0.25〜1.5%(質量百分率)のオクチルメトキシ
    シンナメートと、有機変性粘土鉱物と、油分と、水とを
    含有する日焼け止め乳化化粧料。
  3. 【請求項3】 紫外線散乱剤を含有する日焼け止め化粧
    料に、微量のオクチルメトキシシンナメートを添加する
    ことによる、日焼け止め化粧料における紫外線防御効果
    を向上させる方法。
JP2002135378A 2002-05-10 2002-05-10 日焼け止め化粧料 Withdrawn JP2003327521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002135378A JP2003327521A (ja) 2002-05-10 2002-05-10 日焼け止め化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002135378A JP2003327521A (ja) 2002-05-10 2002-05-10 日焼け止め化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003327521A true JP2003327521A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29697723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002135378A Withdrawn JP2003327521A (ja) 2002-05-10 2002-05-10 日焼け止め化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003327521A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112137912A (zh) * 2020-10-13 2020-12-29 养生堂(安吉)化妆品有限公司 糊精棕榈酸酯作为防晒增效剂在防晒化妆品中的应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112137912A (zh) * 2020-10-13 2020-12-29 养生堂(安吉)化妆品有限公司 糊精棕榈酸酯作为防晒增效剂在防晒化妆品中的应用
CN112137912B (zh) * 2020-10-13 2023-06-20 养生堂(安吉)化妆品有限公司 糊精棕榈酸酯作为防晒增效剂在防晒化妆品中的应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2452855A1 (en) Sunscreen composition
JP5981161B2 (ja) 整髪料組成物
WO2018225768A1 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP6130094B2 (ja) 水中油型乳化化粧料
WO2020067420A1 (ja) 油中水型乳化固形化粧料
JP3524717B2 (ja) 油中水型乳化組成物及びこれを用いた乳化化粧料
JP5053562B2 (ja) 乳化化粧料
WO2012017733A1 (ja) 皮膚化粧料
JP6205297B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP2010150172A (ja) 日焼け止め化粧料
JP3474720B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP3417649B2 (ja) 日焼け止め化粧料
WO1998054271A1 (fr) Agent gelifiant et compositions gelifiees
JP6674816B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JP7381457B2 (ja) 温感化粧料
JP7460123B2 (ja) 化粧水
JP6929333B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP4918377B2 (ja) 日焼け止め化粧料
JP2003327521A (ja) 日焼け止め化粧料
JP2018168134A (ja) 水中油型化粧料
JPH10226622A (ja) 油中水型乳化組成物及びこれを用いた乳化化粧料
JP5165978B2 (ja) 油中水型固形乳化化粧料
WO2019045056A1 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP2006151851A (ja) 乳化組成物
JP7356240B2 (ja) 水中油型乳化組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802