JP2003326747A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003326747A
JP2003326747A JP2002140051A JP2002140051A JP2003326747A JP 2003326747 A JP2003326747 A JP 2003326747A JP 2002140051 A JP2002140051 A JP 2002140051A JP 2002140051 A JP2002140051 A JP 2002140051A JP 2003326747 A JP2003326747 A JP 2003326747A
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JP2002140051A
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Hidehiro Watanabe
英博 渡邉
Noriyuki Kikuchi
紀行 菊地
Megumi Shimizu
恵 清水
Yuko Nagata
優子 永田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ヘッドモジュールの端部のインク吐出口か
らのインク吐出体積の変動による濃度むらを視覚的に低
減する。 【解決手段】 入力画像信号が端部領域か端部以外の領
域かを画素位置判定部52で判定し、端部領域であれば
閾値セレクタ56によって端部領域用の閾値生成部58
を選択し、8値化回路54は補正済み画像信号Din1を
閾値生成部58からの閾値を使用して8値化する。ま
た、換算信号セレクタ57によって端部領域用の換算信
号生成部60を選択し、8値化誤差算出部55は、画像
信号Din1と換算信号生成部60の256階調換算信号
によって8値化誤差を算出する。また、画素位置判定部
が通常領域を判定したときには8値化回路は通常領域用
の閾値生成部59の閾値を使用して8値化する。また、
8値化誤差算出部は画像信号Din1と通常領域用の換算
信号生成部61の256階調換算信号によって8値化誤
差を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のインク吐出
口を並べて設けたヘッドモジュールを複数個配置して1
つのヘッドユニットを形成したインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置としては、例え
ば、オンデマンド型のインクジェットプリンタが知られ
ている。このようなインクジェットプリンタでは高速化
を図ることが重要で、インクジェットヘッドのインク吐
出口の数が多いほど高速印字が可能になる。インク吐出
口の数を増やす技術としては、多数のインク吐出口を並
べて設けたヘッドモジュールを複数個、この各ヘッドモ
ジュールのインク吐出口の並びが略平行になるように一
体配置して1個の長尺なインクジェットヘッドユニット
を形成する技術がある。そして、ヘッドユニットの長さ
を記録用紙の幅に対応させることでラインヘッドとな
り、高速印字が実現できる。
【0003】ところでヘッドモジュールは、図17に示
すように多数のインク室1を設けたノズル部2と、各イ
ンク室1にインクを供給する共通インク室3を設けた本
体部4と、共通インク室3にインクを供給するインク供
給路5を備え、インク室1内に体積変動を与えることで
インク室1のインク吐出口6からインク滴が吐出してド
ット印字を行うようになっている。また、インク室1で
消費されたインクは共通インク室3から補充されるよう
になっている。インク室1内に体積変動を与える制御方
式としては、圧電部材の歪み変形を利用した圧電制御方
式や発熱体の発熱を利用した熱制御方式などがある。こ
のような制御方式により体積変動を各インク室1毎に任
意に与えることでオンデマンドに印字を行うことができ
る。
【0004】また、インクジェット記録装置において
は、外部から入力される画像信号が256階調あるいは
それ以上の階調の信号として入力されるのが通常で有
り、これをインク吐出の階調に合わせて変換するように
している。すなわち、インクジェット記録装置では、イ
ンク吐出によって制御できる階調レベルは2〜8レベル
程度である。256階調の画像信号を2〜8階調の画像
信号に変換する方法としては疑似中間調処理方法があ
り、その方法の1つとして誤差拡散法が知られている。
【0005】誤差拡散法は、図18に示すように、入力
画像信号Din0を画像信号補正部1に入力し、この画像
信号補正部1にて累積誤差記憶部2からの注目画素累積
誤差Esを加算して補正済み画像信号Din1に変換する。
そして、補正済み画像信号Din1を2値化回路3に供給
するとともに2値化誤差算出部4に供給する。2値化回
路3では補正済み画像信号Din1を閾値Thと比較し、
Din1≧Thであれば「1」、Din1<Thであれば
「0」とする2値化信号Doutを出力するとともにこの
2値化信号Doutを2値化誤差算出部4に供給する。
【0006】2値化誤差算出部4では2値化信号Dout
を256階調の信号に戻してから補正済み画像信号Din
1との差である2値化誤差Errを算出し、これを拡散誤
差算出部5に供給する。拡散誤差算出部5では、拡散係
数記憶部6の拡散係数を使用して重み付けを行って注目
画素xの周囲に誤差を拡散し、その拡散誤差E(i)を累
積誤差記憶部2に累積し、次の入力画像信号Din0に対
して累積誤差記憶部2からの新たな注目画素累積誤差E
sが使用され、これを入力画像信号Din0が入力される毎
に繰り返すという処理を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インク吐出
動作時のインク室1内での体積変動は、圧力変動となっ
てインク室内を伝わり共通インク室3内にも伝播する。
そして、複数のインク室がインク吐出を行った場合、ヘ
ッド構造にも依存するが、特にヘッドモジュールの端部
のインク室1付近で共通インク室3からの影響が大き
く、端部にある一定数のインク室1からのインクの吐出
体積が、端部以外の領域、すなわち、非端部領域に比べ
て増加したり、減少したりする。
【0008】このような現象が発生しても1個のヘッド
モジュールで構成されるインクジェットヘッドユニット
の場合は、端部にある一定数のインク室からのインクの
吐出体積が変化して多少の濃度変化が生じても印字部分
が端部となるため濃度むらが目立ちにくい。しかしなが
ら、複数個のヘッドモジュールを並べて一体配置したイ
ンクジェットヘッドユニットの場合は、互いに隣接する
ヘッドモジュールの端部が印字のライン方向に対して途
中の位置となるので、この部分で濃度むらが生じるとす
じ状の濃度むらとして目立つことになる。
【0009】例えば、図19の(a)に示すように、3個
のヘッドモジュール7,8,9を基板10上に一体配置
したインクジェットヘッドユニットを使用して一定値の
画像信号により印字した場合に、各ヘッドモジュール
7,8,9の各インク吐出口に対する入力画像信号が、
図19の(b)に示すように、同一レベルであったとして
も、各ヘッドモジュール7,8,9の端部のインク吐出
口から吐出されるインクの吐出体積が、例えば、図19
の(c)に示すように増加し、これにより記録媒体には図
19の(d)に示すように記録が行われ、とくに、ヘッド
モジュール7と8の境目、ヘッドモジュール8と9の境
目において印字濃度が高くなり、この部分がすじ状の濃
度むらとして見えることになる。この問題は、一定値の
画像信号でない一般の画像信号により印字を行った場合
にも同様に発生する。
【0010】このように、従来のインクジェット記録装
置では、部分的な濃度変化が生じ、これがすじ状の濃度
むらとなって現れるという問題があった。そこで、本願
発明は、誤差拡散法を利用して各ヘッドモジュールの端
部のインク吐出口からのインク吐出体積の変動による濃
度むらを視覚的に低減でき、これにより記録画像の品質
を向上することができるインクジェット記録装置を提供
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数のインク
吐出口を並べて設けたヘッドモジュールを複数個、それ
ぞれのインク吐出口の並びが略平行になるように一体的
に配置して形成したヘッドユニットを備え、このヘッド
ユニットに対して、その各インク吐出口の並びの方向と
交叉する方向に記録媒体を相対移動させつつ画像信号に
基づいてヘッドユニットを駆動し、各インク吐出口から
記録媒体に選択的にインクを吐出して記録を行うインク
ジェット記録装置において、M階調の画像信号をN(但
し、M>N)階調の画像信号に変換するときに、差とし
て求められる誤差データを未変換の周囲画素へ拡散して
疑似中間調処理を行う誤差拡散法を使用し、この誤差拡
散法によってM階調の画像信号をN階調の画像信号に変
換する疑似中間調処理部を備え、疑似中間調処理部は、
各ヘッドモジュールの端部領域と端部以外の領域に対応
してそれぞれN値化のための閾値を生成するN値化閾値
生成部と誤差算出のためにM階調換算信号値を生成する
M階調換算信号値生成部とを設け、また、変換する画像
信号が端部領域か端部以外の領域かを判定する領域判定
部を設け、領域判定部が端部領域を判定したときには、
変換する画像信号を端部領域用のN値化閾値生成部とM
階調換算信号値生成部を使用して誤差拡散処理を行い、
領域判定部が端部以外の領域を判定したときには、変換
する画像信号を端部以外の領域用のN値化閾値生成部と
M階調換算信号値生成部を使用して誤差拡散処理を行う
ことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。なお、この実施の形態は、本発明をモ
ノクロのインクジェット記録装置に適用したものについ
て述べる。 (第1の実施の形態)図1はインクジェット記録装置の
機構部を示す図で、本体ケース11内に、一定の周速度
で図中矢印方向に回転するドラム12を設け、このドラ
ム12に給紙ローラ13,14を介して給紙される記録
媒体、例えば、記録紙15を巻付けるようになってい
る。
【0013】すなわち、前記本体ケース11の底部に給
紙カセット16を設け、この給紙カセット16の載置板
17の上に載置した記録紙15を給送ローラ18により
1枚ずつ取出して前記給紙ローラ13,14に給送し、
また、前記本体ケース11の側方に開閉自在に装着した
手差トレイ19から手差した記録紙15を給送ローラ2
0により前記給紙ローラ13,14に給送するようにな
っている。前記給送ローラ18による給送と前記給送ロ
ーラ20による給送の切替えを給送切替え手段21で行
っている。
【0014】前記ドラム12には、前記給紙ローラ1
3,14から給紙される記録紙15をドラム面に吸着さ
せる帯電ローラ22が対向配置されている。また、前記
ドラム12には、ライン状に多数の記録素子を配列した
インクジェット記録ヘッドユニット23が、記録素子の
配列方向である前記ドラム12の回転軸方向に移動自在
に配置した印字機構24に組み込まれて対向配置されて
いる。従って、前記記録紙15はドラム12の回転によ
りインクジェット記録ヘッドユニット23の記録素子の
配列方向と略直交する方向に搬送されることになる。
【0015】前記インクジェット記録ヘッドユニット2
3は、図2及び図3に示すように、記録素子として多数
のインク吐出口23aを所定のピッチで並べて設けた3
個のヘッドモジュール231,232,233を共通基
板234の両面に、ヘッドモジュール232を一面側の
中央部に、ヘッドモジュール231,233を他面側の
端側部にして張り合わせてユニット化したもので、前記
ヘッドモジュール232とヘッドモジュール231,2
33との位置関係は、全てのインク吐出口がその配列方
向に等間隔に並ぶように配置されている。
【0016】すなわち、ヘッドモジュール231とヘッ
ドモジュール232を、互いに隣接する端のインク吐出
口間のピッチがそれぞれのインク吐出口間のピッチと一
致するように配置し、ヘッドモジュール232とヘッド
モジュール233を、互いに隣接する端のインク吐出口
間のピッチがそれぞれのインク吐出口間のピッチと一致
するように配置している。
【0017】なお、ヘッドモジュール231,233の
インク吐出口23aとヘッドモジュール232のインク
吐出口23aはライン方向に対して直線上に並ばない
が、これに対してはヘッドモジュール231,233と
ヘッドモジュール232のインク吐出タイミングを調整
することで各ヘッドモジュール231,232,233
の各インク吐出口23aが直線上に並んだときと同じ印
字結果が得られるように制御することは容易にできる。
【0018】前記印字機構24は、前記インクジェット
記録ヘッドユニット23を載置した往復移動機構25
と、往復移動ロッド及びリニアモータを有するモータユ
ニット26と、進退移動手段27からなり、前記進退移
動手段27により前記インクジェット記録ヘッドユニッ
ト23を前記ドラム12に対して進退移動させるように
なっている。また、前記モータユニット26により前記
往復移動機構25をドラム12の回転軸方向に移動制御
して前記インクジェット記録ヘッドユニット23をドラ
ム12の回転軸方向、すなわち、記録のライン方向に往
復移動させるようになっている。
【0019】また、前記ドラム12には、このドラム面
と記録紙15との間に挿入可能な剥離爪28が配置さ
れ、この剥離爪28によって剥離した記録紙15を記録
紙排出搬送機構29に排出するようになっている。前記
記録紙排出搬送機構29は、記録紙15の非記録面に接
するベルトコンベア30と前記記録紙15をベルトコン
ベア30の面に押圧する押圧手段31とで構成してい
る。
【0020】前記本体ケース11の側面上部には排出ロ
ーラ32が配置され、前記ベルトコンベア30により搬
送された記録紙15を本体ケース11の外部に排出する
ようになっている。また、前記本体ケース11内には、
各部に回転駆動を与えるメインモータ33、インク供給
源となるインクカセット34、このインクカセット34
からのインクを一時蓄えるインクバッファ35、このイ
ンクバッファ35のインクを前記インクジェット記録ヘ
ッドユニット23に供給するインク供給チューブ36等
が収納されている。
【0021】このような構成のインクジェット記録装置
は、印刷時には、例えば、給紙カセット16から給紙ロ
ーラ18により記録紙15を取出して給紙ローラ13、
14に送出する。そして、給紙ローラ13、14により
記録紙15を回転するドラム12に給送し、巻き付け
る。すなわち、記録紙15は帯電ローラ22によりドラ
ム12の表面に吸着され巻き付けられる。
【0022】ドラム12の回転により記録紙15は、図
4に示すように、インクジェット記録ヘッドユニット2
3における各インク吐出口の並びの方向であるライン方
向xとは直交する方向yに回転移動し、インクジェット
記録ヘッドユニット23の各インク吐出口から記録紙1
5に画像信号に基づいて所定のタイミングで選択的にイ
ンクを吐出して画像記録を行う。
【0023】前記インクジェット記録ヘッドユニット2
3の各インク吐出口23aからのインク吐出は、同一体
積のインク滴を複数個吐出させる構成とし、吐出するイ
ンク滴の数を制御することで階調印字する、いわゆる、
マルチドロップ方式を採用している。例えば、最大7個
のインク滴が吐出できる場合は、インク吐出を行わない
0階調を含めて8階調の印字制御ができる。
【0024】図5は要部構成を示すブロック図で、例え
ば、256階調の入力画像信号を疑似中間調処理部41
に入力し、この疑似中間調処理部41で誤差拡散法によ
る疑似中間調処理を行って8値(8階調)の信号に変換
している。この8値化信号は印字データバッファ42に
格納される。印字データバッファ42に格納された8値
化信号は印字データ分配部43によってヘッドモジュー
ル231,232,233のドライバ部44,45,4
6にそれぞれ分配され、ドライバ部44,45,46は
所定のタイミングで対応するヘッドモジュール231,
232,233を駆動してインクの吐出を行う。ドライ
バ部44,45,46がヘッドモジュール231,23
2,233を駆動するタイミングは印字タイミング制御
部47によって制御される。前記疑似中間調処理部4
1、印字データバッファ42及び印字タイミング制御部
47はプリンタコントローラ48によって制御されるよ
うになっている。
【0025】図9はヘッドモジュール231,232,
233と端部領域、端部以外の領域との関係を示す図
で、各ヘッドモジュール231〜233にはそれぞれ端
部にあるP個のインク吐出口23aが端部領域(図中斜
線部分)を形成し、それ以外で通常領域を形成してい
る。各ヘッドモジュールのインク吐出口23aの総数を
Sとすると、通常領域は両端部のP個を除くS−2P個
となる。
【0026】前記疑似中間調処理部41は、図6に示す
ように、入力画像信号Din0を画像信号補正部51に供
給するとともに画素位置判定部52に供給している。前
記画像信号補正部51は累積誤差記憶部53に記憶され
ている注目画素累積誤差Esを取込み、入力画像信号Di
n0に注目画素累積誤差Esを加算して補正し、補正済み
画像信号Din1を出力している。補正済み画像信号Din1
は8値化回路54及び8値化誤差算出部55に供給され
るようになっている。
【0027】前記画素位置判定部52は、入力画像信号
Din0が端部領域にあるP個の画素か、それ以外の領域
の画素かを判定し、その判定結果を閾値セレクタ56及
び換算信号セレクタ57に供給している。前記閾値セレ
クタ56は、画素位置判定部52からの判定結果によ
り、入力画像信号Din0が端部領域の画素のときには端
部領域用の閾値生成部58を選択し、それ以外の領域の
画素のときには通常領域用の閾値生成部59を選択する
ようになっている。前記換算信号セレクタ57は、画素
位置判定部52からの判定結果により、入力画像信号D
in0が端部領域の画素のときには端部領域用の256階
調換算信号生成部60を選択し、それ以外の領域の画素
のときには通常領域用の256階調換算信号生成部61
を選択するようになっている。
【0028】前記端部領域用の閾値生成部58は、閾値
テーブルA58a、閾値テーブルB58b及びこれを選
択するセレクタ58cを設け、セレクタ58cは記録媒
体選択信号により使用する記憶紙の種類に応じて閾値テ
ーブルA58aか閾値テーブルB58bのいずれかを選
択し、選択した閾値テーブルから閾値データを出力して
前記8値化回路54に供給するようになっている。前記
通常領域用の閾値生成部59の閾値データ及び前記端部
領域用の閾値生成部58の閾値テーブルA58a及び閾
値テーブルB58bの閾値データは、図7に示すように
なっている。
【0029】前記端部領域用の256階調換算信号生成
部60は、256階調テーブルA60a、256階調テ
ーブルB60b及びこれを選択するセレクタ60cを設
け、セレクタ60cは記録媒体選択信号により使用する
記憶紙の種類に応じて256階調テーブルA60aか2
56階調テーブルB60bのいずれかを選択し、選択し
た階調テーブルから256階調換算信号を出力して前記
拡散誤差算出部55に供給するようになっている。前記
通常領域用の256階調換算信号生成部61の256階
調換算信号及び前記端部領域用の256階調換算信号生
成部60の256階調テーブルA60a及び256階調
テーブルB60bの256階調換算信号は、図8に示す
ようになっている。
【0030】前記8値化回路54は、入力される補正済
み画像信号Din1を閾値生成部58あるいは閾値生成部
59からの閾値データと比較し、図7の内容に従って8
値化信号Doutに変換して出力するようになっている。
例えば、補正済み画像信号Din1が「135」で端部領
域の信号であれば閾値生成部58が選択され、さらに、
閾値テーブルA58aが選択されたときには、「10
0」と「140」の間になり、8値化信号Doutは
「3」になる。また、閾値テーブルB58bが選択され
たときには「134」と「172」の間になり、8値化
信号Doutは「4」となる。また、補正済み画像信号Di
n1が「135」で端部以外の領域の信号であれば閾値生
成部59が選択され、「134」と「172」の間にな
り、8値化信号Doutは「4」となる。
【0031】前記8値化回路54からの8値化信号Dou
tを前記印字データバッファ42、前記端部領域用の2
56階調換算信号生成部60の256階調テーブルA6
0a、256階調テーブルB60b及び通常領域用の2
56階調換算信号生成部61にそれぞれ供給している。
前記端部領域用の256階調換算信号生成部60は、8
値化信号Doutを256階調テーブルA60a及び25
6階調テーブルB60bにより図8の内容に従って25
6階調換算信号に変換して出力し、また、前記通常領域
用の256階調換算信号生成部61により図8の内容に
従って256階調換算信号に変換して出力するようにな
っている。
【0032】例えば、8値化信号Doutが「5」で端部
領域の信号であれば256階調換算信号生成部60が選
択され、さらに、256階調テーブルA60aが選択さ
れたときには、「200」の256階調換算信号に変換
される。また、256階調テーブルB60bが選択され
たときには「191」の256階調換算信号に変換され
る。また、8値化信号Doutが「5」で端部以外の領域
の信号であれば256階調換算信号生成部61が選択さ
れ、「182」の256階調換算信号に変換される。
【0033】256階調換算信号生成部60あるいは6
1で換算された256階調換算信号は前記8値化誤差算
出部55に供給される。前記8値化誤差算出部55は、
補正済み画像信号Din1と256階調換算信号との差を
算出し、その結果を8値化誤差として拡散誤差算出部6
2に供給している。前記拡散誤差算出部62は、8値化
誤差と拡散係数記憶部63からの拡散係数を乗算し、結
果を拡散誤差E(i)として前記累積誤差記憶部53に供
給している。前記累積誤差記憶部53は、拡散誤差E
(i)を所定の位置に加算して記憶するようにしている。
【0034】このような構成において、例えば、注目画
素となる入力画像信号Din0が「130」で、注目画素
累積誤差Esが「2」であったとすると、補正済み画像
信号Din1は「132」になる。この入力画像信号Din0
が端部以外の領域の信号であれば、閾値セレクタ56は
通常領域用の閾値生成部59を選択し、換算信号セレク
タ57は通常領域用の256階調換算信号生成部61を
選択する。
【0035】閾値生成部59が選択されると、8値化回
路54は補正済み画像信号Din1を図7の内容から
「4」に変換する。こうして、8値化回路54から8値
化信号Dout「4」が出力され、印字データバッファ4
2に格納される。
【0036】また、通常領域用の256階調換算信号生
成部61が選択されているので、8値化信号Dout
「4」は256階調換算信号生成部61によって図8の
内容から256階調換算信号「146」に変換されて8
値化誤差算出部55に供給される。8値化誤差算出部5
5は、補正済み画像信号Din1の「132」から256
階調換算信号の「146」を減算して8値化誤差「−1
4」を出力する。この8値化誤差「−14」は拡散誤差
算出部62に供給され、この拡散誤差算出部62にて8
値化誤差に拡散係数が乗算され、その結果が拡散誤差E
(i)として累積誤差記憶部53に累積記憶される。
【0037】また、注目画素となる入力画像信号Din0
が端部領域で、かつ、使用する記録紙15の種類によっ
て閾値テーブルA58a及び256階調テーブルA60
aが選択されているとすると、8値化回路54は補正済
み画像信号Din1「132」を図7の内容から「3」に
変換する。こうして、8値化回路54から8値化信号D
out「3」が出力され、印字データバッファ42に格納
される。
【0038】また、256階調テーブルA60aが選択
されているので、8値化信号Dout「3」は256階調
換算信号生成部60によって図8の内容から256階調
換算信号「120」に変換されて8値化誤差算出部55
に供給される。8値化誤差算出部55は、補正済み画像
信号Din1の「132」から256階調換算信号の「1
20」を減算して8値化誤差「12」を出力する。この
8値化誤差「12」は拡散誤差算出部62に供給され、
この拡散誤差算出部62にて8値化誤差に拡散係数が乗
算され、その結果が拡散誤差E(i)として累積誤差記憶
部53に累積記憶される。
【0039】256階調換算信号生成部60,61から
の256階調換算信号は、インク滴が記録紙15に着弾
して形成する8階調のドットに対応する256階調相当
値であり、ここでは通常領域の256階調換算信号生成
部61においては8階調と256階調との関係が直線的
に変化するように設定してある。この設定は、実際のイ
ンクと記録紙とに応じて行えばよい。
【0040】また、例えば、端部以外の領域である通常
領域に対して端部領域の濃度が10%程度高くなるとす
ると、端部領域では8階調値に対する256階調換算値
が10%程度高くなるように設定すればよい。この設定
も、実際の濃度特性から値を決めればよい。例えば、8
値化信号において「4」のときには、通常領域では25
6階調換算値は「146」であるが、端部領域では「1
60」あるいは「153」となる。また、閾値生成部5
8,59の閾値データは256階調換算信号生成部6
0,61に設定した256階調換算信号値の中間の値に
設定すればよい。すなわち、8値化信号において「3」
のときには通常領域では256階調換算値は「10
9」、「4」のときには、通常領域では256階調換算
値は「146」であり、通常領域の閾値生成部59にお
いて「109」と「146」の中間値「128」を8値
化信号「4」の閾値に設定している。
【0041】このように、3個のヘッドモジュール23
1,232,233を使用して1個のインクジェット記
録ヘッドユニット23を形成する場合に、各ヘッドモジ
ュールの端部領域の濃度が端部以外の領域に対して高く
なる場合に、誤差拡散法を使用した疑似中間調処理にお
いて、8階調値に対する256階調換算値を設定する2
56階調換算信号生成部の設定値及び閾値生成部の閾値
を、端部領域の濃度を低下させるように疑似中間調処理
して256階調信号を8値化信号に変換するようにして
いる。従って、この8値化信号に基づいて記録紙15に
記録した結果は端部領域の濃度が低下するように補正さ
れたものとなり、各ヘッドモジュール231〜233の
端部のインク吐出口からのインク吐出体積の変動による
濃度むらを視覚的に低減できる。これにより記録紙15
に記録した画像の品質を向上することができる。
【0042】また、使用する記録紙15の種類により、
端部領域で使用する閾値生成部58の閾値テーブル及び
256階調換算信号生成部60の256階調テーブルを
切替えているので、記録紙の種類に適した濃度むらの補
正ができ、記録紙に記録する画像の品質をより向上する
ことができる。
【0043】(第2の実施の形態)なお、前述した第1
の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細
な説明は省略する。この実施の形態における全体の構成
は第1の実施の形態と同一であり、異なる部分は疑似中
間調処理部の構成である。
【0044】この実施の形態における疑似中間調処理部
は図10に示す構成になっている。すなわち、画素位置
判定部521は、入力画像信号Din0が端部のP個の画
素からなる端部領域の信号か、その近傍のQ個の画素か
らなる端部近傍領域の信号か、それ以外のS−2P−2
Q個の画素からなる通常領域の信号かを判定し、その判
定結果を閾値セレクタ561及び換算信号セレクタ57
1に供給している。
【0045】図13はヘッドモジュール231,23
2,233と端部領域、端部近傍領域、端部及び端部近
傍以外の通常領域の関係を示す図で、各ヘッドモジュー
ル231〜233にはそれぞれ端部にあるP個のインク
吐出口23aが端部領域(図中斜線部分)を形成し、そ
の近傍のQ個のインク吐出口23aが端部近傍領域(図
中点模様部分)を形成し、それ以外で通常領域を形成し
ている。各ヘッドモジュールのインク吐出口23aの総
数をSとすると、通常領域は両端部のP個と両近傍部の
Q個を除くS−2P−2Q個となる。
【0046】前記閾値セレクタ561は、画素位置判定
部521からの判定結果により、入力画像信号Din0が
端部領域の画素のときには端部領域用の閾値生成部58
を選択し、また、端部近傍領域の画素のときには端部近
傍領域用の閾値生成部70を選択し、それ以外の領域の
画素のときには通常領域用の閾値生成部59を選択する
ようになっている。
【0047】前記換算信号セレクタ57は、画素位置判
定部521からの判定結果により、入力画像信号Din0
が端部領域の画素のときには端部領域用の256階調換
算信号生成部60を選択し、また、端部近傍領域の画素
のときには端部近傍領域用の256階調換算信号生成部
71を選択し、それ以外の領域の画素のときには通常領
域用の256階調換算信号生成部61を選択するように
なっている。
【0048】前記端部近傍領域用の閾値生成部70は、
閾値テーブルA70a、閾値テーブルB70b、閾値テ
ーブル70c、閾値テーブルA70aと閾値テーブルB
70bを選択するセレクタ70d、及びこのセレクタ7
0dと前記閾値テーブルC70cを選択するセレクタ7
0eを設け、前記セレクタ70dは、記録媒体選択信号
により、使用する記録紙の種類に応じて閾値テーブルA
70aか閾値テーブルB70bのいずれかを選択し、選
択した閾値テーブルから閾値データを出力するようにし
ている。また、前記セレクタ70eは、ライン位置信号
により、入力画像信号Din0が印字される記録紙15の
移動方向の位置、すなわち、何ライン目かによってセレ
クタ70dか閾値テーブルC70cのいずれかを選択
し、選択した閾値テーブルから閾値データを出力するよ
うになっている。なお、セレクタ70dを選択したとき
には閾値テーブルA70aあるいは閾値テーブルB70
bの閾値データが出力されることになる。
【0049】前記端部領域用の閾値生成部58、端部近
傍領域用の閾値生成部70、通常領域用の閾値生成部5
9からの閾値データは前記閾値セレクタ561を介して
前記8値化回路54に供給する。前記通常領域用の閾値
生成部59の閾値データ、前記端部領域用の閾値生成部
58の閾値テーブルA58a、閾値テーブルB58bの
閾値データ、及び前記端部近傍領域用の閾値生成部70
の閾値テーブルA70a、閾値テーブルB70b、閾値
テーブルC70cの閾値データは、図11に示すように
なっている。
【0050】前記端部近傍領域用の256階調換算信号
生成部71は、256階調テーブルA71a、256階
調テーブルB71b、256階調テーブルC71c、2
56階調テーブルA71aと256階調テーブルB71
bを選択するセレクタ71d、及びこのセレクタ71d
と前記閾値テーブルC71cを選択するセレクタ71e
を設け、セレクタ71dは、記録媒体選択信号により、
使用する記録紙の種類に応じて256階調テーブルA7
1aか256階調テーブルB71bのいずれかを選択
し、選択した階調テーブルから256階調換算信号を出
力するようにしている。また、前記セレクタ71eは、
ライン位置信号により、入力画像信号Din0が印字され
る記録紙15の移動方向の位置、すなわち、何ライン目
かによってセレクタ71dか256階調テーブルC71
cのいずれかを選択し、選択した256階調テーブルか
ら256階調換算信号を出力するようになっている。な
お、セレクタ71dを選択したときには256階調テー
ブルA71aあるいは256階調テーブルB71bの2
56階調換算信号が出力されることになる。
【0051】前記端部領域用の256階調換算信号生成
部60、端部近傍領域用の256階調換算信号生成部7
1、通常領域用の256階調換算信号生成部61からの
256階調換算信号は前記換算信号セレクタ571を介
して前記拡散誤差算出部55に供給するようになってい
る。前記通常領域用の256階調換算信号生成部61の
256階調換算信号、前記端部領域用の256階調換算
信号生成部60の256階調テーブルA60a、256
階調テーブルB60bの256階調換算信号、及び前記
端部近傍領域用の256階調換算信号生成部71の25
6階調テーブルA71a、256階調テーブルB71
b、256階調テーブルC71cの256階調換算信号
は、図12に示すようになっている。
【0052】8値化回路54は、入力される補正済み画
像信号Din1を閾値生成部58、59あるいは70から
の閾値データと比較し、図11の内容に従って8値化信
号Doutに変換して出力するようになっている。例え
ば、補正済み画像信号Din1が「135」で端部領域の
信号であれば閾値生成部58が選択され、さらに、記録
紙の種類により閾値テーブルA58aが選択されたとき
には、「100」と「140」の間になり、8値化信号
Doutは「3」になる。また、記録紙の種類により閾値
テーブルB58bが選択されたときには「134」と
「172」の間になり、8値化信号Doutは「4」とな
る。
【0053】また、補正済み画像信号Din1が「13
5」で端部近傍領域の信号であれば閾値生成部70が選
択され、さらに、記録紙の種類とライン位置により閾値
テーブル70aが選択されたときには「134」と「1
72」の間になり、8値化信号Doutは「4」となる。
また、記録紙の種類とライン位置により閾値テーブル7
0bが選択されたときには「131」と「168」の間
になり、8値化信号Doutは「4」となる。また、記録
紙の種類により閾値テーブル70cが選択されたときに
は「128」と「164」の間になり、8値化信号Dou
tは「4」となる。
【0054】8値化回路54からの8値化信号Doutを
印字データバッファ42、端部領域用の256階調換算
信号生成部60の256階調テーブルA60a、256
階調テーブルB60b、通常領域用の256階調換算信
号生成部61、及び端部近傍領域用の256階調換算信
号生成部71の256階調テーブルA71a、256階
調テーブルB71b、256階調テーブルA71cにそ
れぞれ供給している。端部領域用の256階調換算信号
生成部60は、8値化信号Doutを256階調テーブル
A60a及び256階調テーブルB60bにより図12
の内容に従って256階調換算信号に変換して出力し、
また、通常領域用の256階調換算信号生成部61によ
り図12の内容に従って256階調換算信号に変換して
出力するようになっている。また、端部近傍領域用の2
56階調換算信号生成部71は、8値化信号Doutを2
56階調テーブルA71a、256階調テーブルB71
b及び256階調テーブルA71cにより図12の内容
に従って256階調換算信号に変換して出力するように
なっている。
【0055】例えば、8値化信号Doutが「5」で端部
領域の信号であれば256階調換算信号生成部60が選
択され、さらに、256階調テーブルA60aが選択さ
れたときには、「200」の256階調換算信号に変換
される。また、256階調テーブルB60bが選択され
たときには「191」の256階調換算信号に変換され
る。また、8値化信号Doutが「5」で端部近傍領域の
信号であれば256階調換算信号生成部71が選択さ
れ、さらに、256階調テーブルA71aが選択された
ときには、「191」の256階調換算信号に変換さ
れ、256階調テーブルA71bが選択されたときに
は、「187」の256階調換算信号に変換され、25
6階調テーブルA71cが選択されたときには、「18
2」の256階調換算信号に変換される。また、8値化
信号Doutが「5」で端部や端部近傍以外の通常領域の
信号であれば256階調換算信号生成部61が選択さ
れ、「182」の256階調換算信号に変換される。な
お、256階調テーブルA71cの256階調換算信号
は記録紙15の搬送方向のライン位置によって定期的に
あるいはランダムに出力される。
【0056】256階調換算信号生成部60、61ある
いは71で換算された256階調換算信号は前記8値化
誤差算出部55に供給される。前記8値化誤差算出部5
5は、補正済み画像信号Din1と256階調換算信号と
の差を算出し、その結果を8値化誤差として拡散誤差算
出部62に供給している。前記拡散誤差算出部62は、
8値化誤差と拡散係数記憶部63からの拡散係数を乗算
し、結果を拡散誤差E(i)として前記累積誤差記憶部5
3に供給している。前記累積誤差記憶部53は、拡散誤
差E(i)を所定の位置に加算して記憶するようにしてい
る。
【0057】このような構成において、例えば、注目画
素となる入力画像信号Din0が「130」で、注目画素
累積誤差Esが「2」であったとすると、補正済み画像
信号Din1は「132」になる。この入力画像信号Din0
が端部や端部近傍以外の領域の信号であれば、閾値セレ
クタ561は通常領域用の閾値生成部59を選択し、換
算信号セレクタ571は通常領域用の256階調換算信
号生成部61を選択する。
【0058】閾値生成部59が選択されると、8値化回
路54は補正済み画像信号Din1を図11の内容から
「4」に変換する。こうして、8値化回路54から8値
化信号Dout「4」が出力され、印字データバッファ4
2に格納される。
【0059】また、通常領域用の256階調換算信号生
成部61が選択されているので、8値化信号Dout
「4」は256階調換算信号生成部61によって図12
の内容から256階調換算信号「146」に変換されて
8値化誤差算出部55に供給される。8値化誤差算出部
55は、補正済み画像信号Din1の「132」から25
6階調換算信号の「146」を減算して8値化誤差「−
14」を出力する。この8値化誤差「−14」は拡散誤
差算出部62に供給され、この拡散誤差算出部62にて
8値化誤差に拡散係数が乗算され、その結果が拡散誤差
E(i)として累積誤差記憶部53に累積記憶される。
【0060】また、注目画素となる入力画像信号Din0
が端部領域で、かつ、使用する記録紙15の種類によっ
て閾値テーブルA58a及び256階調テーブルA60
aが選択されているとすると、8値化回路54は補正済
み画像信号Din1「132」を図11の内容から「3」
に変換する。こうして、8値化回路54から8値化信号
Dout「3」が出力され、印字データバッファ42に格
納される。
【0061】また、256階調テーブルA60aが選択
されているので、8値化信号Dout「3」は256階調
換算信号生成部60によって図12の内容から256階
調換算信号「120」に変換されて8値化誤差算出部5
5に供給される。8値化誤差算出部55は、補正済み画
像信号Din1の「132」から256階調換算信号の
「120」を減算して8値化誤差「12」を出力する。
この8値化誤差「12」は拡散誤差算出部62に供給さ
れ、この拡散誤差算出部62にて8値化誤差に拡散係数
が乗算され、その結果が拡散誤差E(i)として累積誤差
記憶部53に累積記憶される。
【0062】また、注目画素となる入力画像信号Din0
が端部近傍領域で、かつ、使用する記録紙15の種類に
よって閾値テーブルA70a及び256階調テーブルA
71aが選択されているとすると、8値化回路54は補
正済み画像信号Din1「132」を図11の内容から
「3」に変換する。こうして、8値化回路54から8値
化信号Dout「3」が出力され、印字データバッファ4
2に格納される。
【0063】また、256階調テーブルA71aが選択
されているので、8値化信号Dout「3」は256階調
換算信号生成部71によって図12の内容から256階
調換算信号「115」に変換されて8値化誤差算出部5
5に供給される。8値化誤差算出部55は、補正済み画
像信号Din1の「132」から256階調換算信号の
「115」を減算して8値化誤差「17」を出力する。
この8値化誤差「17」は拡散誤差算出部62に供給さ
れ、この拡散誤差算出部62にて8値化誤差に拡散係数
が乗算され、その結果が拡散誤差E(i)として累積誤差
記憶部53に累積記憶される。
【0064】このように、3個のヘッドモジュール23
1,232,233を使用して1個のインクジェット記
録ヘッドユニット23を形成する場合に、各ヘッドモジ
ュールの端部領域の濃度が端部以外の領域に対して高く
なる場合に、誤差拡散法を使用した疑似中間調処理にお
いて、8階調値に対する256階調換算値を設定する2
56階調換算信号生成部の設定値及び閾値生成部の閾値
を、端部領域の濃度を低下させ、また、端部近傍領域の
濃度を若干低下させるように疑似中間調処理して256
階調信号を8値化信号に変換するようにしている。
【0065】従って、この8値化信号に基づいて記録紙
15に記録した結果は端部領域及び端部近傍領域の濃度
が低下するように補正されたものとなり、各ヘッドモジ
ュール231〜233の端部のインク吐出口からのイン
ク吐出体積の変動による濃度むらを視覚的に低減でき
る。特に、端部近傍領域に対して、端部領域と通常領域
の中間の値を適当な割合で配置することにより、通常領
域と端部領域との境界を直線状にならないようにするこ
とができ、濃度むらを視覚的により低減できる。これに
より記録紙15に記録した画像の品質をさらに向上する
ことができる。
【0066】また、記録紙15の搬送方向のライン位置
に応じて、端部近傍領域の閾値生成部70及び256階
調換算信号生成部71の使用する閾値テーブル及び25
6階調テーブルを一定周期あるいはランダムに切替えて
いるので、記録紙15の搬送方向における濃度補正の度
合いを不規則にすることができ、この点においても濃度
むらを視覚的により低減できる。
【0067】また、使用する記録紙15の種類により、
端部領域で使用する閾値生成部58の閾値テーブル及び
256階調換算信号生成部60の256階調テーブルを
切替えるとともに、端部近傍領域で使用する閾値生成部
70の閾値テーブル及び256階調換算信号生成部71
の256階調テーブルを切替えているので、記録紙の種
類に適した濃度むらの補正ができ、記録紙に記録する画
像の品質をより向上することができる。
【0068】(第3の実施の形態)なお、前述した第1
の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細
な説明は省略する。この実施の形態における全体の構成
は第1の実施の形態と同一であり、異なる部分は疑似中
間調処理部の構成である。
【0069】この実施の形態における疑似中間調処理部
は図14に示す構成になっている。すなわち、拡散係数
記憶部63に代えて、拡散係数記憶部631と拡散係数
セレクト信号生成部632を設けている。前記拡散係数
記憶部631には、図15に示すように3種類の拡散係
数、すなわち、(a)に示す拡散係数K1、(b)に示す拡散
係数K2及び(c)に示す拡散係数K3が格納されている。
拡散係数K1は図6と同様の通常の拡散係数であり、拡
散係数K2は右側に誤差を拡散しない配置にした拡散係
数であり、拡散係数K3は左側に誤差を拡散しない配置
にした拡散係数である。なお、xは注目画素である。
【0070】前記拡散係数セレクト信号生成部632
は、入力画像信号Din0が各ヘッドモジュール231〜
233における端部の(P−1)個の画素か、その内側
の1個の画素か、さらにその内側の1個の画素か、さら
に最も内側の(S−2P−2)個の画素かを判定し、前
記拡散係数記憶部631から拡散係数K1を取り出す
か、拡散係数K2を取り出すか、拡散係数K3を取り出す
かを決めるセレクト信号を拡散係数記憶部631に出力
するようになっている。
【0071】すなわち、図16に示すように各ヘッドモ
ジュール231〜233においては、図中左端から右端
のインク吐出口に対して、左端の(P−1)個は拡散例
数K1を使用し、次の1個は拡散係数K2を使用し、次の
1個は拡散係数K3を使用し、次の(S−2P−2)個
は拡散係数K1を使用し、次の1個は拡散係数K2を使用
し、次の1個は拡散係数K3を使用し、右端の(P−
1)個は拡散例数K1を使用するようにしている。
【0072】このような構成においては、基本的には前
述した第1の実施の形態と同様の動作を行う。そして、
入力画像信号Din0が、例えば、ヘッドモジュール23
1のS個のインク吐出口における、左端の(P−1)個
の画素であれば拡散係数記憶部631から拡散係数K1
が取り出されて拡散誤差算出部62に供給され、また、
その右側の1個であれば拡散係数記憶部631から拡散
係数K2が取り出されて拡散誤差算出部62に供給さ
れ、8値化誤差算出部55からの8値化誤差と乗算され
る。
【0073】また、入力画像信号Din0が、その1個の
画素の右側の1個であれば拡散係数記憶部631から拡
散係数K2が取り出されて拡散誤差算出部62に供給さ
れ、さらに、その画素の右側の(S−2P−2)個であ
れば拡散係数記憶部631から拡散係数K1が取り出さ
れて拡散誤差算出部62に供給され、8値化誤差算出部
55からの8値化誤差と乗算される。
【0074】さらに、(S−2P−2)個の画素の右側
の1個であれば拡散係数記憶部631から拡散係数K2
が取り出されて拡散誤差算出部62に供給され、その1
個の画素の右側の1個であれば拡散係数記憶部631か
ら拡散係数K3が取り出されて拡散誤差算出部62に供
給され、さらに、その右側の(P−1)個であれば拡散
係数記憶部631から拡散係数K1が取り出されて拡散
誤差算出部62に供給され、8値化誤差算出部55から
の8値化誤差と乗算される。
【0075】そして、このような制御が、他のヘッドモ
ジュール232,233に対しても同様に行われる。こ
のように、各ヘッドモジュール231〜233における
端部領域を形成するP個のインク吐出口とその内側の通
常領域との境界において、この境界の左側の1画素につ
いては右側に誤差を拡散しない配置にした拡散係数K2
を使用して拡散誤差を算出し、この境界の右側の1画素
については左側に誤差を拡散しない配置にした拡散係数
K3を使用して拡散誤差を算出することになる。
【0076】これにより、端部領域と通常領域との間で
誤差が拡散されないことになり、端部領域で発生した誤
差は段部領域で処理され、通常領域で発生した誤差は通
常領域で処理されることになる。このようにして端部領
域での濃度補正は通常領域に影響を与えることはなく、
また、通常領域での処理を端部領域に影響を与えること
はなく、端部領域での濃度補正が確実にできる。
【0077】なお、この実施の形態においても、前述し
た第1の実施の形態と同様に、各ヘッドモジュール23
1〜233の端部のインク吐出口からのインク吐出体積
の変動による濃度むらを視覚的に低減して記録紙15に
記録した画像の品質を向上でき、また、記録紙の種類に
適した濃度むらの補正ができるのは勿論である。
【0078】なお、前述した各実施の形態は、256階
調の画像信号を8値化信号に変換する場合を例として述
べたがこれに限定するものではなく、4値化信号や16
値化信号に変換するものなどであってもよく、要は、2
56階調より小さい任意の階調値に変換するものに適用
できる。
【0079】また、前述した各実施の形態は、記録紙の
種類に対応して端部領域及び端部近傍領域で使用する閾
値テーブル及び256階調テーブルを2種類用意し、使
用する記録紙の種類によってテーブルを切替えるように
したがこれに限定するものではなく、記録紙の種類に対
応して端部領域及び端部近傍領域で使用する閾値テーブ
ル及び256階調テーブルを3種類以上用意してもよ
い。
【0080】また、前述した各実施の形態は、本発明を
モノクロのインクジェット記録装置に適用したものにつ
いて述べたがこれに限定するものではなく、カラーのイ
ンクジェット記録装置にも適用できるものである。ま
た、前述した各実施の形態は、マルチドロップ方式で階
調印字するインクジェット記録装置に適用したものにつ
いて述べたがこれに限定するものではなく、1回で吐出
するインク吐出体積を可変して階調印字するインクジェ
ット記録装置にも適用できるものである。
【0081】また、前述した各実施の形態は、3個のヘ
ッドモジュールを並べて配置して1つのインクジェット
記録ヘッドユニットを構成したものについて述べたがこ
れに限定するものではなく、2個のヘッドモジュールを
並べて配置して1つのインクジェット記録ヘッドユニッ
トを構成したものでも、また、4個以上のヘッドモジュ
ールを並べて配置して1つのインクジェット記録ヘッド
ユニットを構成したものであってもよい。
【0082】また、この実施の形態においてはインクジ
ェット記録ヘッドユニットを記録紙の搬送方向に対して
直交するように配置した場合について述べたがこれに限
定するものではなく、インクジェット記録ヘッドユニッ
トを記録紙の搬送方向に対して斜めに配置してもよく、
要は、インクジェット記録ヘッドユニットを記録紙の搬
送方向に対して交叉するように配置すればよい。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
ヘッドモジュールの端部のインク吐出口からのインク吐
出体積の変動による濃度むらを視覚的に低減でき、これ
により記録画像の品質を向上できるインクジェット記録
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインクジェッ
ト記録装置の機構部の構成を示す図。
【図2】同実施の形態におけるインクジェット記録ヘッ
ドユニットの外観を示す斜視図。
【図3】同実施の形態のインクジェット記録ヘッドユニ
ットにおける各ヘッドモジュールのインク吐出口の位置
関係を示す図。
【図4】同実施の形態におけるインクジェット記録ヘッ
ドユニットの配置と記録紙の搬送方向との関係を示す
図。
【図5】同実施の形態における要部構成を示すブロック
図。
【図6】同実施の形態における疑似中間調処理部の構成
を示すブロック図。
【図7】同実施の形態における疑似中間調処理部が使用
する閾値生成部のテーブル構成例を示す図。
【図8】同実施の形態における疑似中間調処理部が使用
する256階調換算信号生成部のテーブル構成例を示す
図。
【図9】同実施の形態における各ヘッドモジュールの並
びと端部領域、端部以外の通常領域との関係を示す図。
【図10】本発明の第2の実施の形態における疑似中間
調処理部の構成を示すブロック図。
【図11】同実施の形態における疑似中間調処理部が使
用する閾値生成部のテーブル構成例を示す図。
【図12】同実施の形態における疑似中間調処理部が使
用する256階調換算信号生成部のテーブル構成例を示
す図。
【図13】同実施の形態における各ヘッドモジュールの
並びと端部領域、端部近傍領域、端部及び端部近傍以外
の通常領域との関係を示す図。
【図14】本発明の第3の実施の形態における疑似中間
調処理部の構成を示すブロック図。
【図15】同実施の形態における疑似中間調処理部が使
用する拡散係数記憶部に格納された拡散係数を示す図。
【図16】同実施の形態における各ヘッドモジュールの
並びと各拡散係数の使用領域との関係を示す図。
【図17】ヘッドモジュールの構成例を示す断面図。
【図18】従来の誤差拡散法を使用する疑似中間調処理
部の構成を示すブロック図。
【図19】従来における課題を説明するための図。
【符号の説明】
23…インクジェット記録ヘッドユニット 231〜233…ヘッドモジュール 41…疑似中間調処理部 52…画素位置判定部 56…閾値セレクタ 57…換算信号セレクタ 58…端部領域用の閾値生成部 59…通常領域用の閾値生成部 60…端部領域用の256階調換算信号生成部 61…通常領域用の256階調換算信号生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 恵 静岡県三島市南町6番78号 東芝テック株 式会社三島事業所内 (72)発明者 永田 優子 静岡県三島市南町6番78号 東芝テック株 式会社三島事業所内 Fターム(参考) 2C056 EA06 EA08 EC25 EC75 EC76 ED01 ED03 2C057 AF25 AM28 CA01 CA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のインク吐出口を並べて設けたヘッ
    ドモジュールを複数個、それぞれのインク吐出口の並び
    が略平行になるように一体的に配置して形成したヘッド
    ユニットを備え、このヘッドユニットに対して、その各
    インク吐出口の並びの方向と交叉する方向に記録媒体を
    相対移動させつつ画像信号に基づいて前記ヘッドユニッ
    トを駆動し、各インク吐出口から前記記録媒体に選択的
    にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置
    において、 M階調の画像信号をN(但し、M>N)階調の画像信号
    に変換するときに、差として求められる誤差データを未
    変換の周囲画素へ拡散して疑似中間調処理を行う誤差拡
    散法を使用し、この誤差拡散法によってM階調の画像信
    号をN階調の画像信号に変換する疑似中間調処理部を備
    え、 前記疑似中間調処理部は、前記各ヘッドモジュールの端
    部領域と端部以外の領域に対応してそれぞれN値化のた
    めの閾値を生成するN値化閾値生成部と誤差算出のため
    にM階調換算信号値を生成するM階調換算信号値生成部
    とを設け、また、変換する画像信号が端部領域か端部以
    外の領域かを判定する領域判定部を設け、 前記領域判定部が端部領域を判定したときには、変換す
    る画像信号を端部領域用のN値化閾値生成部とM階調換
    算信号値生成部を使用して誤差拡散処理を行い、前記領
    域判定部が端部以外の領域を判定したときには、変換す
    る画像信号を端部以外の領域用のN値化閾値生成部とM
    階調換算信号値生成部を使用して誤差拡散処理を行うこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 多数のインク吐出口を並べて設けたヘッ
    ドモジュールを複数個、それぞれのインク吐出口の並び
    が略平行になるように一体的に配置して形成したヘッド
    ユニットを備え、このヘッドユニットに対して、その各
    インク吐出口の並びの方向と交叉する方向に記録媒体を
    相対移動させつつ画像信号に基づいて前記ヘッドユニッ
    トを駆動し、各インク吐出口から前記記録媒体に選択的
    にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置
    において、 M階調の画像信号をN(但し、M>N)階調の画像信号
    に変換するときに、差として求められる誤差データを未
    変換の周囲画素へ拡散して疑似中間調処理を行う誤差拡
    散法を使用し、この誤差拡散法によってM階調の画像信
    号をN階調の画像信号に変換する疑似中間調処理部を備
    え、 前記疑似中間調処理部は、前記各ヘッドモジュールの端
    部領域、端部の近傍領域及びそれらの領域以外の領域に
    対応してそれぞれN値化のための閾値を生成するN値化
    閾値生成部と誤差算出のためにM階調換算信号値を生成
    するM階調換算信号値生成部とを設け、また、変換する
    画像信号が端部領域か端部の近傍領域かそれともそれら
    の領域以外の領域かを判定する領域判定部を設け、 前記領域判定部が端部領域を判定したときには、変換す
    る画像信号を端部領域用のN値化閾値生成部とM階調換
    算信号値生成部を使用して誤差拡散処理を行い、前記領
    域判定部が端部の近傍領域を判定したときには、変換す
    る画像信号を端部近傍領域用のN値化閾値生成部とM階
    調換算信号値生成部を使用して誤差拡散処理を行い、前
    記領域判定部が端部及び端部近傍の領域以外の領域を判
    定したときには、変換する画像信号を端部及び端部近傍
    の領域以外の領域用のN値化閾値生成部とM階調換算信
    号値生成部を使用して誤差拡散処理を行うことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 疑似中間調処理部は、端部の近傍領域に
    対応してN値化閾値生成部とM階調換算信号値生成部と
    の組を複数組設け、領域判定部が端部の近傍領域を判定
    したときには、変換する画像信号が記録される記録媒体
    の移動方向の位置により使用する端部近傍領域用のN値
    化閾値生成部とM階調換算信号値生成部の組を切替える
    ことを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 疑似中間調処理部は、誤差拡散法におけ
    る拡散誤差算出時に使用する拡散係数を複数個用意し、
    変換する画像信号が記録されるライン方向の位置により
    使用する拡散係数を切替えることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1つ記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 疑似中間調処理部は、さらに、N値化閾
    値生成部とM階調換算信号値生成部との組を、記録媒体
    の種類に応じて複数組設け、使用する記録媒体によって
    使用するN値化閾値生成部とM階調換算信号値生成部の
    組を切替えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1つ記載のインクジェット記録装置。インクジェット
    記録装置。
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