JP2003326241A - バイオマスのガス化装置 - Google Patents

バイオマスのガス化装置

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JP2003326241A
JP2003326241A JP2002138064A JP2002138064A JP2003326241A JP 2003326241 A JP2003326241 A JP 2003326241A JP 2002138064 A JP2002138064 A JP 2002138064A JP 2002138064 A JP2002138064 A JP 2002138064A JP 2003326241 A JP2003326241 A JP 2003326241A
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biomass
gasification furnace
gasification
gasifier
gasifying agent
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JP2002138064A
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English (en)
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Keiji Takeno
計二 武野
Shinji Matsumoto
慎治 松本
Hideaki Ota
英明 太田
Tsugio Yamamoto
次男 山本
Yoshinori Kobayashi
由則 小林
Yajuro Seike
彌十郎 清家
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/145Feedstock the feedstock being materials of biological origin

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  • Solid-Fuel Combustion (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトなガス化炉であっても生成ガス中
の水素ガス濃度を高めることができるバイオマスのガス
化装置を提供する。 【解決手段】 バイオマス1を供給するホッパ11,ス
クリュフィーダ11aと、酸素3および水蒸気2を含有
するガス化剤を供給する供給ノズル13等と、バイオマ
ス1とガス化剤とを内部で反応させてバイオマス1をガ
ス化させるガス化炉12と、ガス化炉12に連結されて
ガス化炉12からの生成ガス4を冷却する冷却塔16と
を備えたバイオマス1のガス化装置10において、供給
ノズル13からのガス化剤によりスクリュフィーダ11
aからのバイオマス1をガス化炉12内で上下方向に循
環させるようにガス化炉12に対してスクリュフィーダ
11aおよび供給ノズル13を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイオマスのガス
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環境保全等の観点から、現在、石油や石
炭等の化石燃料に代えてメタノールを燃料に用いること
が検討されている。特に、草木等のバイオマスを原料に
用いてメタノールを製造するようにすれば、メタノール
の使用によって生成する二酸化炭素を消費して成長する
植物からメタノールを製造することができるので、循環
型のエネルギサイクルを確立することができると共に、
有機物系の廃棄物の発生量を著しく減少させることがで
きる。
【0003】このようなバイオマスを原料に用いてメタ
ノールを製造するには、図4に示すように、乾燥して粉
砕したバイオマス1と水蒸気2および酸素(または空
気)3を含有するガス化剤とをガス化装置のガス化炉1
12内に送給してバイオマス1を部分燃焼または水蒸気
ガス化させることにより生成ガス(主に一酸化炭素と水
素ガスとの混合ガス)4を生じさせ、この生成ガス4を
冷却塔で冷却した後、メタノール合成塔に送給して当該
ガス4中の一酸化炭素と水素ガスとを反応させてメタノ
ールを生成させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなバイオ
マス1からメタノールを製造するに際しては、ガス化炉
112内でバイオマス1を効率よく部分燃焼させて生成
ガス4中の水素ガス濃度をできるだけ高くすることが強
く望まれている。そのため、ガス化炉112の長さを十
分に長くしてガス化炉112中でのバイオマス1の滞留
時間を長くすることが考えられるが、ガス化炉112の
設置スペースが広大なものとなってしまう。
【0005】このようなことから、本発明は、コンパク
トなガス化炉であっても生成ガス中の水素ガス濃度を高
めることができるバイオマスのガス化装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、第一番目の発明によるバイオマスのガス化装置
は、バイオマスを供給するバイオマス供給手段と、酸素
および水蒸気を含有するガス化剤を供給するガス化剤供
給手段と、前記バイオマスと前記ガス化剤とを内部で反
応させて当該バイオマスをガス化させるガス化炉とを備
えたバイオマスのガス化装置において、前記ガス化剤供
給手段からの前記ガス化剤により前記バイオマス供給手
段からの前記バイオマスを前記ガス化炉内で上下方向に
循環させるように当該ガス化炉に対して当該バイオマス
供給手段および当該ガス化剤供給手段が連結されている
ことを特徴とする。
【0007】第二番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目の発明において、前記ガス化剤供給手
段が前記ガス化炉の下部側に連結され、前記バイオマス
供給手段が前記ガス化炉と前記ガス化剤供給手段との間
または前記ガス化炉に接続していることを特徴とする。
【0008】第三番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記
ガス化炉の下方側の水平方向の断面積が下方側ほど小さ
くなるように少なくとも一部の壁面が傾斜配向している
ことを特徴とする。
【0009】第四番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉の上方側にデアーチを設けたことを特
徴とする。
【0010】第五番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉の下部側に火格子を設けたことを特徴
とする。
【0011】第六番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉の下部側に流動材を敷設したことを特
徴とする。
【0012】第七番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉に連結されて当該ガス化炉からの生成
ガスを冷却する冷却塔と、前記ガス化炉と前記冷却塔と
の間に配設されたサイクロンセパレータとを備えること
を特徴とする。
【0013】第八番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第七番目の発明において、前記冷却塔と前記サ
イクロンセパレータとの間にタール分解塔を設けたこと
を特徴とする。
【0014】第九番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第八番目の発明において、酸素および水蒸気の
うちの少なくとも一方を含む補助ガスを前記タール分解
塔に供給する補助ガス供給手段を設けたことを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によるバイオマスのガス化
装置の実施の形態を以下に説明するが、本発明はこれら
の実施の形態に限定されるものではない。
【0016】[第一番目の実施の形態]本発明によるバ
イオマスのガス化装置の第一番目の実施の形態を図1を
用いて説明する。図1は、バイオマスのガス化装置の概
略構成図である。
【0017】図1に示すように、乾燥粉砕された草木等
のバイオマス(CH2 O)1(数mm程度)を貯蔵する
ホッパ11の下部には、当該バイオマス1を送り出すス
クリュフィーダ11aの受入側が連絡している。スクリ
ュフィーダ11aの送出側は、下方側に高温燃焼部12
aを有すると共に上方側にガス化反応部12bを有する
ガス化炉12の当該高温燃焼部12aに連結している。
【0018】ガス化炉12の上記高温燃焼部12aは、
水平方向の断面積が下方側ほど小さくなるように、前記
スクリュフィーダ11aの連結する壁面と対向する壁面
12aaが傾斜配向すると共に、内部を900〜120
0℃の温度に保持することができるようになっている。
【0019】前記ガス化炉12のガス化反応部12b
は、前記高温燃焼部12aのスクリュフィーダ11aの
連結する壁面側の内壁面に切り返し用のデアーチ12b
aを有している。さらに、当該ガス化反応部12bは、
内部を900℃程度の温度に保持することができるよう
になっている。
【0020】前記ガス化炉12の前記高温燃焼部12a
の下部には、比較的大きな粗粒子(数mm以上)5を回
収する回収チャンバ12cが連絡部12dを介して連結
されている。連絡部12dの途中には、供給ノズル13
が連結されている。この供給ノズル13は、水蒸気2を
供給する図示しない水蒸気供給源および酸素(または空
気)3を供給する図示しない酸素供給源にバルブ等を介
して連結している。
【0021】前記ガス化炉12のガス化反応部12bの
上部(下流側)には、サイクロンセパレータ14の受入
口(上流側)が連結している。サイクロンセパレータ1
4の粒子6の送出口には、回収チャンバ14aが連結し
ている。サイクロンセパレータ14の生成ガス4の送出
口には、タール分解塔15の上端側(上流側)が連結し
ており、当該タール分解塔15は、内部を800〜90
0℃の温度に保持することができるようになっている。
このタール分解塔15には、当該タール分解塔15内に
水蒸気2および酸素(または空気)3のうちの少なくと
も一方を含む補助ガスを噴射する図示しない補助ガス供
給手段が設けられている。
【0022】前記タール分解塔15の下端側(下流側)
には、生成ガス4を冷却(200〜300℃)する熱交
換器16aを内部に備えた冷却塔16の上端側(上流
側)が連結している。冷却塔16の下部には、回収チャ
ンバ16bが連結している。冷却塔16の下方側(下流
側)には、生成ガス4を送出する送出管17が連結して
いる。
【0023】なお、本実施の形態では、ホッパ11、ス
クリュフィーダ11a等によりバイオマス供給手段を構
成し、供給ノズル13、前記水蒸気供給源、前記酸素供
給源等によりガス化剤供給手段を構成している。
【0024】このようなバイオマスのガス化装置10を
使用するバイオマスのガス化方法を次に説明する。
【0025】前記水蒸気供給源および前記酸素供給源を
作動して供給ノズル13から前記連絡部12d内に水蒸
気2および酸素3を含有するガス化剤を供給し(流速:
約5〜20m/s程度)、当該ガス化剤をガス化炉12
の高温燃焼部12a内に供給して(流速:約1〜6m/
s程度)、乾燥粉砕されたバイオマス1をホッパ11内
からスクリュフィーダ11aを介してガス化炉12の高
温燃焼部12a内に供給すると、バイオマス(CH
2 O)1は、ガス化炉12の高温燃焼部12a内で下記
の化学式(1),(2)に示すような反応を主に生じた
後、ガス化反応部12b内に送給されて(流速:0.2
〜1m/s程度)、下記の化学式(3)に示すような反
応を主に生じて生成ガス(CO,H2 )4となる。
【0026】 CH2 O+O2 →CO2 +H2 O(1) CH2 O →CO +H2 (2) CO+H2 O←→CO2 +H2 (3)
【0027】ここで、ガス化炉12内において、前記水
蒸気供給源および前記酸素供給源からのガス化剤が供給
ノズル13および前記連絡部12dを介して高温燃焼部
12aの下部から上方へ向けて噴き上がるようにして供
給されるため(流速:約1〜6m/s程度)、バイオマ
ス1が高温燃焼部12a内を上下方向に循環するように
移動する。このため、バイオマス1を高温空間(900
〜1200℃)中でまんべんなく分散させることができ
るので、バイオマス1を効率よくガス化させてタール
(Cn m )の発生を抑制することができ、生成ガス4
中の水素ガス濃度を高めることができる。
【0028】また、ガス化炉12の下部側の高温燃焼部
12aの前記壁面12aaが前述したように傾斜配向し
ているので、バイオマス1の上下方向への循環移動が効
率よく行われる。
【0029】さらに、バイオマス1がガス化炉12の上
部側のガス化反応部12b内にまで噴き上がったとして
も、デアーチ12baが噴き上りを切り返すので、ガス
化を十分に行われていないバイオマス1を高温燃焼部1
2a内に戻すことができ、ガス化を十分に行われていな
いバイオマス1のガス化炉12の下流側への送出(ショ
ートパス)を防止することができる。
【0030】なお、ガス化炉12内に供給された粗粒子
5は、前記ガス化剤により噴き上がらずに前記連絡部1
2d内を落下して回収チャンバ12c内に回収される。
【0031】このようにしてガス化炉12内で発生した
生成ガス4は、ガス化反応部12bの上部からサイクロ
ンセパレータ14内に送給され(流速:約15〜60m
/s程度)、含有する粒子6が回収チャンバ14a内に
回収除去される。この回収された粒子6は、ホッパ11
内またはガス化炉12の高温燃焼部12a内に再び供給
されてガス化に使用される。
【0032】サイクロンセパレータ14からの生成ガス
4は、タール分解塔15に送給され(流速:0.5〜2
m/s程度)、前記補助ガス供給手段から前記補助ガス
を供給されることにより、ガス化がさらに推進されて、
含有するタール成分が分解された後、冷却塔16に送給
されて熱交換器16aで冷却される。
【0033】このとき、生成ガス4中には、タール成分
がほとんど含まれていないので、冷却塔16の熱交換器
16aへのタール成分の付着を大幅に抑制することがで
きると共に、さらに後流側の機器のタールに起因する障
害を大幅に抑制することができる。
【0034】冷却された生成ガス4は、送出管17から
送出されてメタノールの原料等として利用される。一
方、前記サイクロンセパレータ14でも回収しきれなか
った微粒子7は、回収チャンバ16bに回収される。な
お、この回収された微粒子7は、前記粒子6と同様に、
ホッパ11内またはガス化炉12の高温燃焼部12a内
に再び供給されてガス化に使用することも可能である。
【0035】したがって、本実施の形態のバイオマスの
ガス化装置10によれば、コンパクトなガス化炉14で
あっても、バイオマス1を効率よくガス化させて、ター
ルの発生を抑制することができると共に生成ガス4中の
水素ガス濃度を高めることができる。
【0036】また、ガス化炉12の下方側の高温燃焼部
12aの前記壁面12aaを前述したように傾斜配向さ
せているので、バイオマス1の上下方向への循環移動を
効率よく行うことができる。
【0037】また、ガス化炉12の上方側のガス化反応
部12bにデアーチ12baを設けたので、バイオマス
1がガス化反応部12bにまで噴き上がったとしても、
ガス化を十分に行われていないバイオマス1を高温燃焼
部12a内に戻すことができ、ガス化を十分に行われて
いないバイオマス1のガス化炉12の下流側への送出
(ショートパス)を防止することができる。
【0038】また、サイクロンセパレータ14により、
ガス化炉12からの生成ガス4中に混在する粒子6を取
り除くことができるので、生成ガス4中の粒子6に付着
しているタール成分を除去することができ、冷却塔16
の熱交換器16aへのタール成分の付着を抑制すること
ができると共に、さらに後流側の機器のタールに起因す
る障害を大幅に抑制することができる。
【0039】また、タール分解塔15により、粒子6の
除去された生成ガス4のガス化を推進して、生成ガス4
中に混在するタール成分のガス化を推進して当該タール
成分を分解することができるので、冷却塔16の熱交換
器16aへのタール成分の付着をさらに抑制することが
できると共に、生成ガス4中の水素ガス濃度をさらに高
めることができる。
【0040】なお、本発明で用いられるバイオマス1と
しては、エネルギ源または工業原料として利用できる生
物資源(例えば、農業生産物やこの副産物、木材、植物
等)が挙げられ、具体的には、例えば、スイートソルガ
ム、ネピアグラス、スピルリナ等が挙げられる。また、
糠、木屑、間伐材等のような農林系廃棄物も挙げられ
る。因みに、煩雑さを避けるためにバイオマス1の組成
をCH2 Oとして説明したが、バイオマス1の組成は、
一般的に(Cx 2 y n (但し、xは1.1〜1.
2、yは0.8〜0.9)として表されている。
【0041】また、本実施の形態では、下方側の高温燃
焼部12aの水平方向の断面積が下方側ほど小さくなる
ように前記ガス化炉12の当該高温燃焼部12aの壁面
12aaを傾斜配向させたが、当該高温燃焼部12aの
水平方向の断面積が上下両側共に等しくなるように上記
壁面を垂直配向させておくことも可能である。しかしな
がら、本実施の形態の場合のように、下方側の高温燃焼
部12aの水平方向の断面積が下方側ほど小さくなるよ
うに前記ガス化炉12の当該高温燃焼部12aの壁面1
2aaを傾斜配向させると、バイオマス1の上下方向へ
の循環移動を効率よく行うことができ、特に、前記壁面
12aaの外面側と水平方向とのなす角度θが60〜8
0°であると、より効率よく行うことができるので、好
ましい結果を得ることができる。
【0042】[第二番目の実施の形態]本発明によるバ
イオマスのガス化装置の第二番目の実施の形態を図2を
用いて説明する。図2は、ガス化装置の要部の抽出拡大
図である。なお、前述した第一番目の実施の形態の場合
と同様な部分については、その説明を省略する。
【0043】図2に示すように、本実施の形態によるガ
ス化装置20は、ガス化炉22の前記連絡部12dの途
中に高温加熱(900〜1200℃)可能な可動式の火
格子22eを有している。上記連絡部12dの途中に
は、先端を上記火格子22eの上方へ位置させると共に
上方へ向けた供給ノズル23が連結されている。連絡部
12dの下部には、先端を上記火格子22eの下方へ位
置させると共に上方へ向けた供給ノズル28が連結され
ている。
【0044】前記供給ノズル23,28には、水蒸気2
を供給する水蒸気供給源29aおよび酸素(または空
気)3を供給する酸素供給源29bがバルブ29c〜2
9fを介して各々連結している。
【0045】つまり、本実施の形態によるガス化装置2
0は、前述した第一番目の実施の形態のガス化装置10
のガス化炉12の回収チャンバ12cに代えて火格子2
2eを設け、火格子22eの上方および下方に供給ノズ
ル23,28をそれぞれ設けると共に、水蒸気供給源2
9aおよび酸素供給源29bからの水蒸気2および酸素
3をバルブ29c〜29fを介して流量比を調整しなが
ら分岐させて送給できるようにしたのである。
【0046】このような本実施の形態のガス化装置20
においては、前述した第一番目の実施の形態のガス化装
置10の場合と同様に、バイオマス1をホッパ11内か
らスクリュフィーダ11aを介してガス化炉12の高温
燃焼部12a内に供給すると共に、水蒸気供給源29a
および酸素供給源29bからの水蒸気2および酸素3の
流量比を前記バルブ29c〜29fで調整しながら前記
供給ノズル23,28からガス化剤としてそれぞれ供給
して、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、
バイオマス(CH2 O)1は、ガス化炉12の高温燃焼
部12a内で反応して生成ガス(CO,H2 )4とな
る。
【0047】このとき、前記ホッパ11内からガス化炉
12内に供給されたバイオマス1の粗粒子5は、前記ガ
ス化剤により噴き上がらずに前記連絡部12d内を通過
して火格子22e上に落下して受け止められることによ
り、高温加熱(900〜1200℃)されてガス化され
る。
【0048】したがって、本実施の形態によれば、前述
した第一番目の実施の形態の場合と同様な効果を得るこ
とができるのはもちろんのこと、粗粒子5もガス化させ
ることができるので、バイオマス1をさらに有効利用す
ることができる。
【0049】なお、粗粒子5のガス化により火格子22
e上に残った粒子6は、火格子22eの下方の供給ノズ
ル28から供給する前記ガス化剤の酸素3の供給量を増
やして完全燃焼させることにより、高温燃焼部12aの
熱源として利用することも可能である。
【0050】すなわち、通常は、前記ホッパ11からス
クリュフィーダ11aを介してガス化炉12内に供給さ
れるバイオマス1の完全燃焼に要する酸素量に対して、
前記供給ノズル23,28から供給する酸素3の量を
0.2〜0.9の範囲にすることにより(具体的な値は
諸条件に基づいて設定される。)、当該バイオマス1を
ガス化させるが、完全燃焼に要する酸素量に対して1.
0〜1.2倍の量の酸素3を前記供給ノズル28から供
給すれば、火格子22e上に落下した粗粒子5を完全燃
焼させて高温燃焼部12aの熱源として利用することが
できるのである。
【0051】[第三番目の実施の形態]本発明によるバ
イオマスのガス化装置の第三番目の実施の形態を図3を
用いて説明する。図3は、ガス化装置の要部の抽出拡大
図である。なお、前述した第一,二番目の実施の形態と
同様な部分については、その説明を省略する。
【0052】図3に示すように、本実施の形態によるガ
ス化装置30は、ガス化炉32の前記連絡部12dの途
中に目皿32eを有している。目皿32e上には、粒状
の流動材32fが敷設されている。
【0053】このような本実施の形態のガス化装置30
においては、火格子22eの下方の供給ノズル28から
の前記ガス化剤により流動材32fが流動する。このと
き、ガス化炉12内に供給された粗粒子5は、前記ガス
化剤により噴き上がらずに前記連絡部12d内に落下す
ると、流動材32fと共に流動しながら高温加熱(90
0〜1200℃)されてガス化される。
【0054】つまり、前述した第二番目の実施の形態に
よるガス化装置20では、粗粒子5を火格子22eで受
け止めた状態で加熱してガス化させるようにしたが、本
実施の形態によるガス化装置30では、粗粒子5を流動
材32fにより流動させながら加熱してガス化させるよ
うにしたのである。
【0055】したがって、本実施の形態によれば、前述
した第一,二番目の実施の形態の場合と同様な効果を得
ることができるのはもちろんのこと、前述した第二番目
の実施の形態の場合よりも、粗粒子5のガス化効率をさ
らに高めることができる。
【0056】[他の実施の形態]なお、前述した第一〜
三番目の実施の形態では、バイオマス1を前記高温燃焼
部12a内にホッパ11からスクリュフィーダ11aに
より直接押し込んで供給するようにしたが、他の実施の
形態として、例えば、上記スクリュフィーダ11aの送
出口を前記供給ノズル13,23の基端寄りに接続し、
当該スクリュフィーダ11aから押出供給されたバイオ
マス1を前記ガス化剤と共に高温燃焼部12a内に供給
する(気流搬送)するようにすることも可能である。
【0057】また、前述した第一〜三番目の実施の形態
では、前記スクリュフィーダ11aの連結する壁面と対
向する高温燃焼部12aの壁面12aaのみを傾斜配向
させたが、高温燃焼部12aの水平方向の断面積が下方
側ほど小さくなるように当該高温燃焼部12aのすべて
の壁面を傾斜配向させることも可能である。
【0058】また、前述した第一〜三番目の実施の形態
では、タール分解塔15に補助ガス供給手段を設けた
が、各種条件等によっては上記噴射供給を省略すること
も可能である。
【0059】
【発明の効果】第一番目の発明によるバイオマスのガス
化装置は、バイオマスを供給するバイオマス供給手段
と、酸素および水蒸気を含有するガス化剤を供給するガ
ス化剤供給手段と、前記バイオマスと前記ガス化剤とを
内部で反応させて当該バイオマスをガス化させるガス化
炉とを備えたバイオマスのガス化装置において、前記ガ
ス化剤供給手段からの前記ガス化剤により前記バイオマ
ス供給手段からの前記バイオマスを前記ガス化炉内で上
下方向に循環させるように当該ガス化炉に対して当該バ
イオマス供給手段および当該ガス化剤供給手段が連結さ
れていることから、コンパクトなガス化炉であっても、
バイオマスを効率よくガス化させて、タールの発生を抑
制することができると共に生成ガス中の水素ガス濃度を
高めることができる。
【0060】第二番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目の発明において、前記ガス化剤供給手
段が前記ガス化炉の下部側に連結され、前記バイオマス
供給手段が前記ガス化炉と前記ガス化剤供給手段との間
または前記ガス化炉に接続しているので、バイオマスを
ガス化炉内で上下方向に循環させることが簡単に実施で
きる。
【0061】第三番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記
ガス化炉の下方側の水平方向の断面積が下方側ほど小さ
くなるように少なくとも一部の壁面が傾斜配向している
ので、バイオマスをガス化炉内で上下方向に循環させる
ことが効率よく実施できる。
【0062】第四番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉の上方側にデアーチを設けたので、ガ
ス化を十分に行われていないバイオマスのガス化炉の下
流側への送出(ショートパス)を防止することができ
る。
【0063】第五番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉の下部側に火格子を設けたので、ガス
化剤により噴き上がらなかったバイオマスの比較的大き
な粗粒子も高温加熱してガス化することができ、バイオ
マスを有効利用することができる。
【0064】第六番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第四番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉の下部側に流動材を敷設したので、ガ
ス化剤により噴き上がらなかったバイオマスの比較的大
きな粗粒子のガス化効率をさらに高めることができる。
【0065】第七番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおい
て、前記ガス化炉に連結されて当該ガス化炉からの生成
ガスを冷却する冷却塔と、前記ガス化炉と前記冷却塔と
の間に配設されたサイクロンセパレータとを備えること
から、ガス化炉からの生成ガス中に混在する粒子を取り
除くことができるので、生成ガス中の粒子に付着してい
るタール成分を除去することができ、冷却塔へのタール
成分の付着を抑制することができると共に、さらに後流
側の機器のタールに起因する障害を大幅に抑制すること
ができる。
【0066】第八番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第七番目の発明において、前記冷却塔と前記サ
イクロンセパレータとの間にタール分解塔を設けたこと
から、粒子の除去された生成ガスのガス化を推進して、
生成ガス中に混在するタール成分のガス化を推進して当
該タール成分を分解することができるので、冷却塔への
タール成分の付着をさらに抑制することができると共
に、生成ガス中の水素ガス濃度をさらに高めることがで
きる。
【0067】第九番目の発明によるバイオマスのガス化
装置は、第八番目の発明において、前記タール分解塔に
酸素および水蒸気のうちの少なくとも一方を供給する補
助ガス供給手段を設けたので、生成ガスのガス化をさら
に推進して、生成ガス中に残留するタール分をさらに確
実に分解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバイオマスのガス化装置の第一番
目の実施の形態の概略構成図である。
【図2】本発明によるバイオマスのガス化装置の第二番
目の実施の形態の要部の抽出拡大図である。
【図3】本発明によるバイオマスのガス化装置の第三番
目の実施の形態の要部の抽出拡大図である。
【図4】従来のバイオマスのガス化炉の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 バイオマス 2 水蒸気 3 酸素(または空気) 4 生成ガス 5 粗粒子 6 粒子 7 微粒子 10 ガス化装置 11 ホッパ 11a スクリュフィーダ 12 ガス化炉 12a 高温燃焼部 12aa 壁面 12b ガス化反応部 12ba デアーチ 12c 回収チャンバ 12d 連絡部 13 供給ノズル 14 サイクロンセパレータ 14a 回収チャンバ 15 タール分解塔 16 冷却塔 16a 熱交換器 16b 回収チャンバ 17 送出管 20 ガス化装置 22 ガス化炉 22e 火格子 23,28 供給ノズル 29a 水蒸気供給源 29b 酸素供給源 29c〜29f バルブ 30 ガス化装置 32 ガス化炉 32e 目皿 32f 流動材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 英明 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 山本 次男 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 小林 由則 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 清家 彌十郎 長崎県長崎市深堀町五丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3K046 AA17 AC06 BA01 CA02 CA07 3K061 AA11 AB02 AC17 BA05 FA03 FA10 FA26 4D004 AA02 AA12 BA03 CA12 CA27 CA32 CB04 CB31 CB42 CC01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイオマスを供給するバイオマス供給手
    段と、 酸素および水蒸気を含有するガス化剤を供給するガス化
    剤供給手段と、 前記バイオマスと前記ガス化剤とを内部で反応させて当
    該バイオマスをガス化させるガス化炉とを備えたバイオ
    マスのガス化装置において、 前記ガス化剤供給手段からの前記ガス化剤により前記バ
    イオマス供給手段からの前記バイオマスを前記ガス化炉
    内で上下方向に循環させるように当該ガス化炉に対して
    当該バイオマス供給手段および当該ガス化剤供給手段が
    連結されていることを特徴とするバイオマスのガス化装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ガス化剤供給手段が前記ガス化炉の下部側に連結さ
    れ、 前記バイオマス供給手段が前記ガス化炉と前記ガス化剤
    供給手段との間または前記ガス化炉に接続していること
    を特徴とするバイオマスのガス化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記ガス化炉の下方側の水平方向の断面積が下方側ほど
    小さくなるように少なくとも一部の壁面が傾斜配向して
    いることを特徴とするバイオマスのガス化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、 前記ガス化炉の上方側にデアーチを設けたことを特徴と
    するバイオマスのガス化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
    て、 前記ガス化炉の下部側に火格子を設けたことを特徴とす
    るバイオマスのガス化装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
    て、 前記ガス化炉の下部側に流動材を敷設したことを特徴と
    するバイオマスのガス化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、 前記ガス化炉に連結されて当該ガス化炉からの生成ガス
    を冷却する冷却塔と、 前記ガス化炉と前記冷却塔との間に配設されたサイクロ
    ンセパレータとを備えることを特徴とするバイオマスの
    ガス化装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記冷却塔と前記サイクロンセパレータとの間にタール
    分解塔を設けたことを特徴とするバイオマスのガス化装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 酸素および水蒸気のうちの少なくとも一方を含む補助ガ
    スを前記タール分解塔に供給する補助ガス供給手段を設
    けたことを特徴とするバイオマスのガス化装置。
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