JP2003325898A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003325898A
JP2003325898A JP2002138606A JP2002138606A JP2003325898A JP 2003325898 A JP2003325898 A JP 2003325898A JP 2002138606 A JP2002138606 A JP 2002138606A JP 2002138606 A JP2002138606 A JP 2002138606A JP 2003325898 A JP2003325898 A JP 2003325898A
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ball tank
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JP2002138606A
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Naohiro Suzuki
直広 鈴木
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機本体を開くことなく、裏面の遊技球の
状態を、遊技機本体の前面側から視認し得るようにした
パチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 球タンク15及び/又は球通路16の前
面部に配設された内部透視可能な透視性部材24と、該
透視性部材24に対応する位置で遊技機本体3の前面側
に臨む孔部27とによって視認手段を構成し、球タンク
15及び/又は球通路16の内部の少なくとも一部を、
遊技機本体3の前面側から視認できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機本体裏面の
遊技球の状態を、遊技機本体の前面側から視認し得るよ
うにしたパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技球が転動流下する遊技領域が区画形
成された遊技盤を具備する遊技機本体の、その前面側
に、遊技盤を覆う透明板を具備する扉枠を備えるととも
に、裏面側に、島設備の補給樋から供給される遊技球を
受け入れる球タンクと、該球タンク内の遊技球を流下さ
せる球通路とを備えたパチンコ遊技機が知られている。
【0003】前記球タンクは、遊技盤の裏面に対設され
た機構板の上部位置に固定されており、球通路は、該球
タンク内の遊技球を整列させ乍ら下方に流下させて球払
出装置に導き、さらに該球払出装置から上受け皿の球出
口へ導くように設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、何らかの不
具合により、島設備の補給樋から球タンクへ遊技球が供
給されない状態や、球タンク或いは球通路内で球詰まり
が発生すると、賞球として払い出されるべき遊技球や、
CR機において球借り操作に基づいて貸し出される遊技
球が上受け皿の球出口から排出されなくなり、発射する
遊技球がなくなるため、遊技に支障を来すこととなる。
【0005】上記のような異常事態が発生すると、遊技
者は自力で正常な状態に戻そうとして遊技機を叩く場合
があるが、このような行為は他の遊技者に迷惑となる
上、遊技機の故障,破損につながり好ましくない。それ
でも回復しない場合には遊技店の係員を呼んで復旧作業
を任せていた。
【0006】ここで、従来のパチンコ遊技機にあって
は、裏面側の状態を、前面側から視認することができな
い構造となっているため、島設備の補給樋から球タンク
へ遊技球が供給されない状態や、球タンク或いは球通路
内で球詰まりが発生していても、実際には、上受け皿へ
遊技球が排出されない状態にならない限り、遊技者には
その異常事態の発生が分からない。また、その異常事態
の原因が、補給樋からの供給異常なのか、球タンク或い
は球通路内での球詰まりなのかは、遊技店の係員が遊技
機本体を開いて裏面側を見るまで分からないという問題
点があった。
【0007】本発明は、遊技機本体を開くことなく、裏
面の遊技球の状態を、遊技機本体の前面側から視認し得
る構成を備えたパチンコ遊技機を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技球が転動
流下する遊技領域が区画形成された遊技盤を具備する遊
技機本体の、その前面側に、遊技盤を覆う透明板を具備
する扉枠を備えるとともに、裏面側に、遊技球が供給さ
れる球タンクと、該球タンク内の遊技球を流下させる球
通路とを備えたパチンコ遊技機において、前記球タンク
及び/又は球通路の内部の少なくとも一部を、遊技機本
体の前面側から視認可能とする視認手段を備えているこ
とを特徴とするパチンコ遊技機である(請求項1)。
【0009】かかる構成にあって、視認手段によって、
球タンク内や球通路内の遊技球の状態を、遊技機本体の
前面側から視認することができる。これにより、補給樋
からの供給異常や、球タンク或いは球通路内での球詰ま
りの発生を、遊技者が容易に発見することができ、上受
け皿への球排出がない状態となる前に係員を呼んで復旧
することができる。また、上受け皿への球排出がない状
態となった場合には、その原因が、補給樋からの供給異
常なのか、球タンク或いは球通路内での球詰まりなのか
を、遊技機本体の前面側からの視認によって即座に知得
できるため、復旧作業を迅速に行うことができる。
【0010】前記視認手段としては、球タンク及び/又
は球通路の前面部に配設された内部透視可能な透視性部
材と、該透視性部材に対応する位置で遊技機本体の前面
側に臨む孔部とによって構成したものが提案される(請
求項2)。ここで、透視性部材は、球タンクや球通路の
前壁部全体或いは前壁部の一部を構成するものとした
り、前壁のない球タンクや球通路の前面側に配設するも
のであってもよい。また、孔部は、開口や切り欠きによ
って構成され得る。
【0011】かかる構成にあって、遊技機本体の前面側
に臨む孔部から、透視性部材を介して球タンクや球通路
の内部が視認できるため、球タンク内或いは球通路内の
遊技球の有無によって、補給樋からの供給異常や、球タ
ンク或いは球通路内での球詰まりの発生を、遊技機本体
の前面側から容易に発見することができる。
【0012】また、視認手段としては、球タンク及び/
又は球通路の前面部に配設された内部透視可能な透視性
部材と、該透視性部材に対応する位置で遊技盤に形成さ
れた孔部と、該孔部と前後で一致する位置で扉枠に形成
された透視窓とによって構成したものが提案される(請
求項3)。かかる構成は、遊技盤に形成された孔部が扉
枠によって視認不能に遮蔽される場合に適用され、扉枠
に形成した透視窓から球タンク内或いは球通路内の遊技
球の有無を視認することが可能となる。
【0013】さらに、球タンク及び/又は球通路の透視
性部材を、遊技盤の盤面と略面一となるようにして孔部
に配設するようにしてもよい(請求項4)。これによ
り、球タンクや球通路の前壁部全体或いは前壁部の一部
を透視性部材で構成した場合に、該前壁部を遊技盤の盤
面と略面一となる位置まで突出させることができるた
め、遊技機本体の前面側に透視性部材が近づくこととな
って、内部の視認性を高めることができる。また、前壁
部を前方に突出させた分だけ球タンクの前後幅が広くな
り該球タンクの容量を大きくすることができる。
【0014】また、透視性部材を、透明材料で形成する
構成が提案される(請求項5)。この透明材料として
は、透明な合成樹脂が好適に用いられ得る。このように
透視性部材を透明材料で形成することにより、球タンク
や球通路の内部を明瞭に視認することができる。また、
透明材料として透明な合成樹脂を用いることにより、複
雑な形状の成形加工が可能であるため、球タンクや球通
路の前面部のみでなく、球タンクや球通路の全体を一体
成形することもできる。尚、透明材料は、無色透明なも
の以外に、裏面側が透視可能な程度に着色されたもので
あってもよい。
【0015】また、透視性部材を、パンチングメタル,
網板等の多孔性材料で形成するようにしてもよい(請求
項6)。この場合にも、球タンクや球通路の内部を視認
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一実施例を、
図1〜図6に従って説明する。パチンコ遊技機1は、図
1,図2に示すように、島設備に固定される長方形状の
外枠2と、該外枠2の前面開口部分を覆う遊技機本体3
とからなる。
【0017】遊技機本体3は、略正方形状の開口部5が
中央上部に形成された前枠6を備え、この前枠6の一側
縁がヒンジ部材4,4を介して外枠2に開閉可能に枢着
されている。この遊技機本体3には、遊技球が転動流下
する遊技領域7が略円形のレールにより区画形成された
遊技盤8が前枠6の開口部5に嵌合された状態で取り付
けられており、さらに遊技機本体3の前面側には、遊技
盤8を覆う内外一対の透明板9,9を具備する扉枠10
が、遊技盤8の前方に位置させて前枠6の開口部5に開
閉可能に取り付けられている。また、遊技機本体3の前
面側には、扉枠10の下部に位置させて上受け皿11’
を具備する上皿パネル11と、該上皿パネル11の下部
に位置させて下受け皿12’を具備する下皿パネル12
と、この下皿パネル12の右側に突出する発射ハンドル
13を有する発射装置(図示省略)とが備えられてい
る。尚、前記扉枠10と上皿パネル11は夫々その一側
縁がヒンジ部材(図示せず)を介して前枠6の前面側部
に枢結されており、メンテナンス時等において片開き状
に夫々開閉し得るようになっている。
【0018】一方、遊技機本体3の裏面側には、図5に
示すように、遊技盤8の背面に当接させるようにして機
構板14が対設されている。該機構板14はその一側縁
が前枠6の裏面側部にヒンジ部材(図示せず)を介して
開閉可能に枢結されている。該機構板14には、図3に
示すように、その上部に球タンク15が取り付けられて
おり、図示しない島設備の補給樋から可撓パイプを介し
て供給される遊技球を該球タンク15内に受け入れ得る
ようになっている。また、機構板14には、球タンク1
5内の遊技球を流下させる球通路16が取り付けられて
いる。該球通路16は、球タンク15の底壁に開口され
た球出口17(図4参照)から排出される遊技球を一列
状に整列させて球払出装置18に導く上部通路19a
と、球払出装置18から払い出される遊技球をさらに下
方に導く下部通路19bとによって構成されている。該
下部通路19bは途中で二股状に分岐され、その一方は
遊技球を上受け皿11’への球出口20に導く払出し流
路21となっており、他方は該払出し流路21から溢れ
た遊技球を下受け皿12’への球出口22に導く払出し
流路23となっている。
【0019】ここで、正常な状態にあっては、島設備の
補給樋から順次供給される遊技球によって球タンク15
内が満たされており、該球タンク15から球払出装置1
8に至る球通路16の上部通路19a内にも遊技球が常
時滞留している。一方、球払出装置18から遊技球を下
方に導く球通路16の下部通路19b内は、払い出され
た遊技球が即座に球出口20または球出口22から流出
するため、遊技球が滞留することはない。
【0020】次に本発明の要部について説明する。前記
球タンク15の前面部には、図4に示すように、内部透
視可能な透視性部材24が配設されている。該透視性部
材24は、透明ガラス,透明な合成樹脂等の透明材料で
形成されており、図示した例では球タンク15の前壁部
全体が透視性部材24で構成されている。また、球タン
ク15の前部は、機構板14に形成された切り欠き25
内に嵌装されて遊技盤8の裏面に近接するように設けら
れている。また、球タンク15は、左右側部に夫々連成
されたブラケット26,26を機構板14に螺子止めす
ることにより固定されている。
【0021】一方、図5,図6に示すように、遊技盤8
には、前記球タンク15の透視性部材24に対応する位
置に横長の開口からなる孔部27が形成されている。こ
こで、該孔部27は、図1に示すように、遊技機本体3
の前面側に臨むように設けられており、扉枠10の透明
板9,9を介して該孔部27が目視し得るようになって
いる。そして、該孔部27と、前記透視性部材24とに
よって、球タンク15の内部を遊技機本体3の前面側か
ら視認可能とする視認手段が構成されている。
【0022】かかる構成にあって、上述したように、正
常な状態にあっては、島設備の補給樋から遊技球が球タ
ンク15に供給されるので、図6に示すように、孔部2
7から球タンク15内の遊技球を視認することができ
る。また、補給樋から遊技球が供給されない供給異常が
発生すると、球払出装置18による遊技球の払出しに伴
って球タンク15内の遊技球が次第に減っていき、遂に
は図1に示すように、孔部27から球タンク15内の遊
技球が視認できない状態となる。これにより、補給樋か
らの供給異常の発生を、遊技者が容易に発見することが
でき、上受け皿11’への球排出がない状態となる前に
係員を呼んで復旧することができる。
【0023】尚、上記第一実施例では、透視性部材24
によって球タンク15の前壁部全体を構成した例を示し
たが、これに代えて、球タンク15の前壁部の一部を透
視性部材24によって構成するようにしてもよい。ま
た、透視性部材24は、図7に示すように、前壁のない
球タンク15の前面側に配設するようにしてもよい。こ
の場合には、機構板14を透明な合成樹脂で形成して透
視性部材とし、前壁のない球タンク15がブラケット2
6,26によって機構板14に取り付けられることとな
る。さらに、機構板14を透明な合成樹脂で形成し、か
つ球タンク15の前壁部全体またはその一部を透視性部
材24によって構成することもでき、この場合には、上
述した実施例のように、球タンク15の前部を嵌装する
切り欠き25を、必ずしも機構板14に形成する必要は
ない。
【0024】図8は、第二実施例を示し、この実施例
は、第一実施例で説明した球タンク15の内部を視認可
能とする視認手段に加えて、球通路16の内部を視認可
能とする視認手段を設けたものである。
【0025】球通路16の前壁部には上述した透視性部
材24が配設されており、遊技盤8には、図8に示すよ
うに、球通路16を構成する上部通路19aと下部通路
19b(図3参照)に夫々対応する位置に縦長の開口か
らなる孔部28a,28bが形成されている。そして、
該孔部28a,28bと、前記透視性部材24とによっ
て、球通路16の上部通路19aと下部通路19bの内
部を遊技機本体3の前面側から視認可能とする視認手段
が構成されている。
【0026】かかる構成にあって、上述したように、正
常な状態では、球タンク15から球払出装置18に至る
球通路16の上部通路19a内に遊技球が常時滞留して
おり、球払出装置18の下方に位置する球通路16の下
部通路19b内に遊技球は滞留しない。従って、孔部2
7から球タンク15内の遊技球が視認できる状態におい
て、上部通路19aに対応する位置に設けられた孔部2
8aから上部通路19a内に遊技球がない状態が視認さ
れれば、孔部28aが位置する上部通路19aの上流側
で球詰まりが発生していることが知得でき、また、下部
通路19bに対応する位置に設けられた孔部28bから
下部通路19b内に遊技球が滞留している状態が視認さ
れれば、下部通路19bの下流側で球詰まりが発生して
いることが知得できる。即ち、下部通路19bの払出し
流路21または払出し流路23(図3参照)内部での球
詰まりと、下受け皿12’の満杯状態とが知得されるこ
ととなる。これにより、球タンク15或いは球通路16
内での球詰まりの発生を、遊技機本体3の前面側から容
易に発見することができる。また、孔部28bにより、
入賞球の発生に伴って球払出装置18から払い出される
遊技球の流れが分かるため、球払出装置18の作動と同
期して所定点灯態様で点灯制御される賞球ランプ32
(図8参照)を不要とすることもできる。さらに、下受
け皿12’の満杯状態が分かるため、該下受け皿12’
の満杯状態を報知する満杯報知ランプを兼ねた賞球ラン
プ32も不要となる。
【0027】図9〜図11は、第三実施例を示し、この
実施例は、球タンク15の内部を視認可能とする視認手
段にあって、該球タンク15の前壁部を透視性部材24
で形成する一方、遊技盤8に球タンク15の前部を前方
に突出し得る切り欠きからなる孔部29を形成し、前記
球タンク15の透視性部材24を遊技盤8の盤面と略面
一となるようにして孔部29に配設したものである。そ
の他の構成は第一実施例を同じであり、同一部分に同一
符号を付して重複する説明を省略する。
【0028】かかる構成にあっては、球タンク15の前
壁部を遊技盤8の盤面と略面一となる位置まで突出させ
ることができるため、遊技機本体3の前面側に透視性部
材24が近づくこととなって、球タンク15の内部の視
認性を高めることができる。また、前壁部を前方に突出
させた分だけ球タンク15の前後幅が広くなり該球タン
ク15の容量を大きくすることができる。
【0029】尚、この第三実施例では、球タンク15の
前壁部を構成する透視性部材24を、遊技盤8の盤面と
略面一となるようにして孔部29に配設した例を示した
が、かかる構成は、第二実施例における球通路16の視
認手段にも適用することが可能である。
【0030】図12は、第四実施例を示し、この実施例
は、扉枠10の中央に内外一対の透明板9,9で遮蔽さ
れる略円形の開口部30が形成され、該開口部30によ
り遊技盤8の遊技領域7のみを視認可能とした遊技機本
体3に適用される視認手段の構成を示す。即ち、該視認
手段は、図10,図11に示すように、球タンク15の
前面部に配設された内部透視可能な透視性部材24と、
該透視性部材24に対応する位置で遊技盤8に形成され
た孔部29と、図12に示すように、該孔部29と前後
で一致する位置で扉枠10に形成された透視窓31とに
よって構成されている。
【0031】上記のように、遊技盤8に形成された孔部
29が扉枠10によって視認不能に遮蔽される場合に
は、扉枠10に孔部29と前後で一致する透視窓31を
形成することにより、該透視窓31から球タンク15内
の遊技球の有無を視認することが可能となる。
【0032】尚、扉枠10の透視窓31を、第二実施例
における遊技盤8の孔部28a,28b(図8参照)に
一致する位置にも形成することにより、球通路16を構
成する上部通路19aと下部通路19bの内部の遊技球
の有無を視認することが可能となる。
【0033】また、上記各実施例では、透視性部材24
を透明材料で形成しているが、これに代えて、該透視性
部材24をパンチングメタルや網板等の多孔性材料で形
成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述したように、球タンク及
び/又は球通路の内部の少なくとも一部を、遊技機本体
の前面側から視認可能とする視認手段を備えてなるパチ
ンコ遊技機であるので(請求項1)、視認手段によっ
て、球タンク内や球通路内の遊技球の状態を、遊技機本
体の前面側から視認することができる。これにより、補
給樋からの供給異常や、球タンク或いは球通路内での球
詰まりの発生を、遊技者が容易に発見することができ、
上受け皿への球排出がない状態となる前に係員を呼んで
復旧することができる。また、球タンク及び球通路の内
部を視認可能とする視認手段を具備させることにより、
上受け皿への球排出がない状態となった場合には、その
原因が、補給樋からの供給異常なのか、球タンク或いは
球通路内での球詰まりなのかを、遊技機本体の前面側か
らの視認によって即座に知得できるため、復旧作業を迅
速に行うことができる。
【0035】前記視認手段を、球タンク及び/又は球通
路の前面部に配設された内部透視可能な透視性部材と、
該透視性部材に対応する位置で遊技機本体の前面側に臨
む孔部とによって構成することにより(請求項2)、遊
技機本体の前面側に臨む孔部から、透視性部材を介して
球タンクや球通路の内部が視認できるため、球タンク内
或いは球通路内の遊技球の有無によって、補給樋からの
供給異常や、球タンク或いは球通路内での球詰まりの発
生を、遊技機本体の前面側から容易に発見することがで
きる。
【0036】また、前記視認手段を、球タンク及び/又
は球通路の前面部に配設された内部透視可能な透視性部
材と、該透視性部材に対応する位置で遊技盤に形成され
た孔部と、該孔部と前後で一致する位置で扉枠に形成さ
れた透視窓とによって構成したもの(請求項3)にあっ
ては、遊技盤に形成された孔部が扉枠によって視認不能
に遮蔽される場合に適用することができ、扉枠に形成し
た透視窓から球タンク内或いは球通路内の遊技球の有無
を視認することが可能となる。
【0037】さらに、球タンク及び/又は球通路の透視
性部材を、遊技盤の盤面と略面一となるようにして孔部
に配設するようにすれば(請求項4)、球タンクや球通
路の前壁部全体或いは前壁部の一部を透視性部材で構成
した場合に、該前壁部を遊技盤の盤面と略面一となる位
置まで突出させることができるため、遊技機本体の前面
側に透視性部材が近づくこととなって、内部の視認性を
高めることができる。また、前壁部を前方に突出させた
分だけ球タンクの前後幅が広くなり該球タンクの容量を
大きくすることができる。
【0038】また、透視性部材を、透明材料で形成する
ことにより(請求項5)、球タンクや球通路の内部を明
瞭に視認することができる。ここで、透明材料として透
明な合成樹脂を用いることにより、複雑な形状の成形加
工が可能であるため、球タンクや球通路の前面部のみで
なく、球タンクや球通路の全体を一体成形することもで
きる。
【0039】また、透視性部材を、パンチングメタル,
網板等の多孔性材料で形成するようにしてもよく(請求
項6)、この場合にも、球タンクや球通路の内部を視認
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例にかかるパチンコ遊技機の正面図で
ある。
【図2】同上のパチンコ遊技機の扉枠を開放した状態を
示す斜視図である。
【図3】機構板の背面図である。
【図4】機構板に取り付けられた球タンク部分の背面の
斜視図である。
【図5】遊技盤と球タンクの斜視図である。
【図6】遊技盤の正面図である。
【図7】第一実施例の変形例を示す要部の横断面図であ
る。
【図8】第二実施例にかかる遊技盤の正面図である。
【図9】第三実施例にかかるパチンコ遊技機の正面図で
ある。
【図10】同上のパチンコ遊技機が具備する遊技盤と球
タンクの斜視図である。
【図11】同上の遊技盤の正面図である。
【図12】第四実施例にかかるパチンコ遊技機の正面図
である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 3 遊技機本体 7 遊技領域 8 遊技盤 9 透明板 10 扉枠 15 球タンク 16 球通路 24 透視性部材 27 孔部 28a,28b 孔部 29 孔部 31 透視窓

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技球が転動流下する遊技領域が区画形成
    された遊技盤を具備する遊技機本体の、その前面側に、
    遊技盤を覆う透明板を具備する扉枠を備えるとともに、
    裏面側に、遊技球が供給される球タンクと、該球タンク
    内の遊技球を流下させる球通路とを備えたパチンコ遊技
    機において、 前記球タンク及び/又は球通路の内部の少なくとも一部
    を、遊技機本体の前面側から視認可能とする視認手段を
    備えていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】視認手段が、球タンク及び/又は球通路の
    前面部に配設された内部透視可能な透視性部材と、該透
    視性部材に対応する位置で遊技機本体の前面側に臨む孔
    部とによって構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載したパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】視認手段が、球タンク及び/又は球通路の
    前面部に配設された内部透視可能な透視性部材と、該透
    視性部材に対応する位置で遊技盤に形成された孔部と、
    該孔部と前後で一致する位置で扉枠に形成された透視窓
    とによって構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載したパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】球タンク及び/又は球通路の透視性部材
    を、遊技盤の盤面と略面一となるようにして孔部に配設
    したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載した
    パチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】透視性部材が、透明材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載
    したパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】透視性部材が、パンチングメタル,網板等
    の多孔性材料で形成されていることを特徴とする請求項
    2乃至請求項4の何れかに記載したパチンコ遊技機。
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