JP2003325794A - 遊技機、遊技機用入賞装置、遊技機用プログラム、記録媒体 - Google Patents
遊技機、遊技機用入賞装置、遊技機用プログラム、記録媒体Info
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Abstract
詰まりを解消することを可能とする遊技機、及び遊技機
用入賞装置、遊技機用プログラム、記録媒体を提供する
ことを課題とする。また、本発明は、遊技者の利益を極
力確保することができる遊技機、及び遊技機用入賞装
置、遊技機用プログラム、記録媒体を提供することを課
題とする。 【解決手段】 本発明における遊技機は、停滞判別セン
サ46a、4bが遊技球の停滞を判別すると、始動入賞
口26bの可動翼片32を可動させるために順次行われ
る普通図柄の抽選の時間的間隔を短縮する処理を行うこ
とを特徴とする。
Description
盤上に打ち出して遊技を行う遊技機、及び遊技盤上に設
けられ打ち出された遊技用媒体が入ることで入賞となる
遊技機用入賞装置に関する。
行う遊技機としてパチンコ機を代表に挙げることができ
る。このパチンコ機には、遊技球を打ち出す遊技盤がパ
チンコ機前面に設けられている。
進行状況に応じて変化する図柄を表示する図柄表示装置
と、打ち出された遊技球の落下方向を変化させる為の釘
や風車等の役物といわれる障害物と、打ち出した遊技球
が入ることにより、賞球(遊技球)が払い出されたり、
図柄を変化させる契機となる入賞装置とが設けられてい
る。
ば、遊技球が入ったことを受けて所定個数の賞球(遊技
球)を払い出す一般入賞口(通称、入賞チャッカー)
や、遊技球が入ったことを受けて図柄表示装置に表示さ
れる図柄を変化させる始動入賞口(通称、スタートチャ
ッカー)や、始動入賞口の状態を変化させる通過口(通
称、通過ゲート)、大当たりを契機として開放される大
入賞装置(通称、アタッカー)等を挙げることができ
る。
動入賞口や一般入賞口には、図16に示すようなチュー
リップ式役物(通称、電動チューリップ)126がよく
用いられる。
106に突設された筐体131と、この筐体131の開
口129を左右方向から覆い、開口129を開閉するよ
うに可動する可動翼片132を有している。この可動翼
片132は、遊技球が通過口や一般入賞口を通過したこ
とを受けて可動し開口129を開放する方向(図16中
M方向)へ可動する。
ューリップ式役物126の開口129を開放していると
き、可動翼片132は、遊技球Qが開口129に向かう
ようガイドする通路の役割を担った状態を成している。
そのため、遊技盤106上に打ち出された遊技球Qは、
可動翼片132を伝い開口129へ入りやすくなる。
ップ式役物126の上方に、遊技球Qをこのチューリッ
プ式役物126へ案内する為の通過口149が設けられ
ている場合、通常なら遊技球Qは可動翼片を伝い開口へ
入るが、遊技球Qが可動翼片132上に位置したときに
丁度可動翼片132が開口129を閉鎖する方向(図1
6中N方向)へ可動すると、可動翼片132と通過口1
49との間に遊技球Qが詰まってしまう状態となること
がある。尚、遊技球をチューリップ式役物126へ案内
する役割を通過口ではなく釘の配列で行う場合も同様の
現象が起こり得る。
129へガイドする通路となる部分が遊技球Qにより塞
がれてしまう為、遊技球Qが開口129に入り難い状
態、即ち、入賞し難い状態となってしまう。
った場合、遊技者は、遊技を中断しホール(店)の店員
を呼び、詰まった遊技球を取り除いてもらわなければな
らない。
きに遊技球が詰まってしまうと、遊技者は遊技球の詰ま
りを店員に取り除いてもらう為に遊技台から離れなくて
はならず、大当たりの演出を充分に楽しむことができ
ず、煩わしい思いをすることが少なくなかった。
に設けられ、遊技の進行状況に応じて変化する図柄表示
装置を注視している場合が多く、遊技球が詰まっている
ことに気が付かない場合が多い。そのため、遊技者は、
本来なら入賞装置に入るべき遊技球(入賞球)の獲得を
充分に行うことができず入賞の機会を逃してしまう虞が
あった。
なされたものであり、遊技盤上に詰まった遊技用媒体の
詰まりを解消することを可能とする遊技機、及び遊技機
用入賞装置、遊技機用プログラム、記録媒体を提供する
ことを課題とする。
することができる遊技機、及び遊技機用入賞装置、遊技
機用プログラム、記録媒体を提供することを課題とす
る。
決する為に以下の手段を採用した。
盤上に遊技用媒体を打ち出す遊技機であって、遊技盤上
で遊技用媒体が停滞しているとみなし得る場合を判別す
る停滞判別手段と、停滞判別手段により停滞していると
みなし得る場合と判別されたことを受けて遊技用媒体の
停滞状態を解消させる方向へ可動する可動手段とを備え
ることを特徴とする。
ことにより物体を判別する接触センサや、接触しなくと
も所定の範囲内に物体が位置することから物体を判別す
る近接センサ等とすると好ましい。
が停滞しているとみなされると、遊技者は、詰まった遊
技用媒体を取り除く為に遊技を一旦中断することなく、
遊技を継続的に行うことができる。
技用媒体の停滞時間を判別の停滞条件としており、遊技
用媒体が所定時間以上停滞していることを受けて遊技用
媒体が詰まっていると判断する。
り、遊技者が遊技に集中していて遊技用媒体が詰まって
いることに気が付かない場合であっても、遊技用媒体の
停滞、即ち遊技盤上に遊技用媒体が詰まっていることを
迅速に発見することができる。
すことを契機とし遊技の進行状況を変化させるための抽
選を行う抽選手段と、停滞判別手段による遊技用媒体が
停滞しているとみなす判定を受け、この判定以降に行わ
れる抽選手段による当選確率を当該判定以前よりも高確
率に変更する確率変更手段とを有し、可動手段は、抽選
手段による抽選結果が当選であるときに可動することを
特徴とする。尚、この抽選手段による抽選は、特別図柄
に関する抽選や、普通図柄による抽選とすることができ
る。
契機とし抽選の当選確率を高くすることにより、遊技用
媒体が詰まり入賞しづらくなるといった不利益を最小限
にとどめることができる。
契機とし遊技の進行状況を変化させるための抽選手段
と、停滞判別手段により遊技用媒体が停滞しているとみ
なす判定がなされると、抽選手段によって以降に順次行
われる抽選の時間的間隔を短縮する抽選間隔短縮手段と
を備えることを特徴とする。
短縮することにより、より多くの抽選を行うことができ
るため、当選までの時間も短縮されると考えられる。こ
のことにより、遊技者の利益を極力確保することができ
る。
により落下方向を変化させる障害物を有し、停滞判別手
段は障害物のうち遊技用媒体が入ることにより入賞とな
る入賞装置付近に配設された障害物と入賞装置との間に
遊技用媒体が停滞したことを判別することを特徴とす
る。
体の落下方向を変化させたり、遊技の進行状況に応じて
可動する等、遊技に面白みを与えるメリットがある反
面、複雑な形状や配列をしている為、遊技用媒体が詰ま
りやすいというデメリットもある。
が詰まりやすい箇所の状態を停滞判別手段により監視す
ることができる為、遊技用媒体が詰まり易いというデメ
リットを極力克服することができる。
遊技用媒体が通過することにより遊技機が有する装置の
作動契機となる通過口を有し、停滞判別手段は、通過口
と障害物のうち通過口付近に配設された障害物との間に
遊技用媒体が停滞したことを判別することを特徴とす
る。
を遊技機内部に取り込むことなくコ字状の枠部材の内部
を通過させる通称通過ゲートと呼ばれる部品を挙げるこ
とができる。
と同様に、遊技用媒体が詰まり易い為、停滞判別手段を
設けることにより、詰まった遊技用媒体を迅速に判別す
ることができる。
障害物の一種である釘が密集して設けられている箇所
や、釘が複雑に配設されている箇所等にも遊技用媒体は
詰まりやすくなる為、そのような場所に停滞判別手段を
設けてもよい。
入賞装置の開口端に設けられ、遊技の進行状況に応じて
入賞装置の開口を開閉自在にする可動翼片を有している
ことを特徴とする。
称、電動チューリップ)と呼ばれ、この役物に遊技用媒
体が流入することを契機とし、図柄表示装置に表示され
る図柄が変動される等の処理が行われる、始動入賞口と
して用いられることが多い。
片が可動する範囲では、上述した入賞装置や通過口や障
害物付近よりも遊技用媒体が詰まりやすい状態となって
いる。
この始動入賞口付近に設けることにより、遊技用媒体が
詰まっている状態を早急に検知し、遊技用媒体の詰まり
を解消することができる。
入賞装置近傍、及び/又は入賞装置、通過口近傍、及び
/又は通過口、障害物近傍、及び/又は前記障害物に設
けられていることを特徴とする。
に停滞判別手段を設けることにより、遊技用媒体が詰ま
るという不具合にいち早く対応することができる。
に遊技用媒体を打ち出し遊技を行う遊技機に設けられ、
前記遊技用媒体が入ることにより入賞となる遊技機用入
賞装置でもある。
領域上に配設され、遊技盤上に打ち出した遊技用媒体の
落下方向を変化させる障害物のうち入賞装置付近に配設
された障害物と入賞装置との間に遊技用媒体が停滞して
いるとみなし得る場合を判別する停滞判別手段と、停滞
判別手段により判別処理が実行されたことを契機とし、
遊技用媒体の停滞状態を解消させる方向へ可動する可動
手段とを備えることを特徴とする。
上に遊技用媒体が停滞しているとみなし得る場合を停滞
判別手段に判別させるステップと、停滞判別手段により
停滞しているとみなし得る場合と判別されたことを受け
て遊技用媒体の停滞状態を解消させる方向へ可動手段を
可動させるステップとをコンピュータに実行させる遊技
機用プログラムでもある。
領域である遊技盤上に遊技用媒体が停滞しているとみな
し得る場合を停滞判別手段に判別させるステップと、停
滞判別手段により停滞しているとみなし得る場合と判別
されたことを受けて遊技用媒体の停滞状態を解消させる
方向へ可動手段を可動させるステップとを実行させる遊
技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体でもある。尚、この記録媒体としては、記録
磁気媒体やMO(Magnet Optical)やC
D−ROM(Compact Disc Read−O
nly Memory)等を例示できる。
の説明を行う。尚、本実施形態における遊技機は、遊技
用媒体として遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機とし
て説明する。初めに、本実施形態における遊技機の概略
を図面に基づき説明する。
技機1は、縦長な方形状の枠組みにて構成され遊技機1
の設置場所に強固に固定される外枠3と、その外枠3に
一側を保持され、且つその外枠3に対して開閉自在に設
けられた表枠4と、その表枠4の前面上部に開閉自在に
設けられた窓枠5とを備え、その表枠4には遊技機1を
構成する主要構成部品のほぼ全てが集約されて設けられ
ている。
は、盤面が遊技領域とされる遊技盤6と、この遊技盤
6、及びこの遊技盤6の裏面側に設けられ遊技盤6の遊
技領域に遊技球を打ち出す発射装置7と、発射装置7を
操作するための操作ハンドル8と、遊技機1に供給すべ
き遊技球、及び入賞した際に遊技機1から払い出される
賞球を貯留する受皿2と、必要に応じて所定個数の遊技
球を排出する遊技球払出ユニット(図示せず)と、各種
装置の制御を行う制御基板(図示せず)とが挙げられ
る。
表枠4に対して開閉自在な窓枠5が設けられている。こ
の窓枠5は、遊技盤6の遊技領域全体をその枠内にほぼ
覗き見ることができる透視窓9を備えている。
ED10、装飾ランプ11a、11b、スピーカ12
a、12b等が設けられている。この装飾LED10や
装飾ランプ11a、11bは、遊技の進行状況に応じて
点滅する。尚、スピーカ12a、12bは、遊技の進行
状況に応じて各種効果音を発する。
示により種々の図柄及び情報を遊技の進行状況に合わせ
て可変表示する図柄表示装置17が設置されている。こ
の図柄表示装置17にて表示される図柄は、液晶表示に
よるものに限らず、回転ドラムの表面に図柄が描かれた
もの、回転球体の表面に図柄が描かれたもの、ドットマ
トリックスランプ表示器、CRT、EL表示器等図柄を
変動表示させることが可能となる機器であれば何れのも
のであっても良い。
技盤6の下方には、遊技球を貯留する受皿2が設けられ
ている。尚、本実施形態における受皿2は、従来の上皿
と下皿とが一体となった受皿であるが、勿論、上皿と下
皿とが別々に設けられた受皿であってもよい。
観構成である。次に、遊技盤6上の構成を図面に基づき
詳細に説明する。
技盤6は、表枠4に一体的に形成される収納枠20に収
納固定されるべくほぼ正方形状の合板により形成されて
いる。
には、ほぼ円形状に植立され、発射装置7により打ち出
された遊技球の行き先を誘導する誘導レール13と、誘
導レール13によって囲まれた遊技領域の略中央に設け
られた図柄表示装置17とが設けられている。
盤6上に打ち出された遊技球を入賞へと導く入賞誘導口
21と、入賞誘導口21近傍で光演出を行う照明部22
a、22bとが設けられている。
6上に打ち出された遊技球の落下方向を変化させる釘2
3や風車24a、24b、24c、24d、24e、2
4fなどの障害物14と、遊技球が入ることにより入賞
となる各種入賞装置15と、遊技機1の最下方に設けら
れ入賞装置15に入らなかった遊技球が収容されるアウ
ト口16とが設けられている。尚、本実施形態の釘23
は、説明の便宜を図る為、図2中においては省略して描
かれている。
c、24d、24e、24fなどの障害物14は、遊技
盤6上に打ち出された遊技球の落下方向を変化させ遊技
に面白みを持たせる機能と、各種入賞装置15内、又は
各種入賞装置15外へ遊技球を誘導する機能とを兼ね備
えている。尚、これらの釘23や風車24a、24b、
24c、24d、24e、24fは遊技機の台毎に異な
る位置に配設されている。
5には、遊技球が入ることにより、払出装置66から所
定個数の賞球(遊技球)が払い出される一般入賞口25
a、25bと、遊技球が入ることにより乱数抽選の契機
をなしたり、図柄表示装置17に表示される図柄を変化
させる契機をなす始動入賞口26(スタートチャッカ
ー)と、大当たり時に開口を開放し多数の遊技球を獲得
する大入賞装置27(アタッカー)とがある。
a、25bへ遊技球をガイドする通過ゲート(通過口)
49a、49b、と始動入賞口26へ遊技球をガイドす
る通過ゲート49cが設けられている。
5a、25bは、遊技盤6に穿設され遊技機1裏面側へ
と挿通している穴部(図示せず)と、遊技盤6前面から
突設され、穴部を覆う函状の被覆部28a、28bとか
ら構成されている。尚、本実施形態における一般入賞口
25a、25bは、図柄表示装置17を中心として左右
対称に一つずつ設けられている。
7の下方に設けられており、この始動入賞口26の下方
には、大入賞装置27が設けられている。尚、始動入賞
口26についての詳細な説明は後述する。
開口部29と、この開口部29を開閉する開閉部材30
とを有している。そして、大入賞装置27は大当たり時
のみ、上述した始動入賞口26と同様に、図示しない遊
技盤6裏面に設けられたソレノイドの作用により開閉部
材30を遊技機1前面に対する方向へ開閉部材30を倒
して開口部29を開放する。
り、大当たり時には大量の遊技球を獲得することができ
る。
詳細な構成である。次に、上述した遊技機1を制御する
各種制御装置について図面に基づき説明する。尚、各種
制御装置の配置は、遊技機の機種によって異なるためそ
れらの配置は図示しない。
基板)60について説明する。主制御装置60は、図1
に示す遊技機1を統括して制御する主となる装置であ
り、基本処理装置であるCPU(Central Pr
ocessing Unit、中央処理装置)60a
と、CPU60aの処理事項を一時記憶するRAM(R
andom Access Memory)60bと、
主制御装置60で行う各種プログラムを記憶するROM
(Read Only Memory)60cとを備え
ている。このROM60c内には、遊技を進行する為の
抽選(乱数抽選)を行うプログラム等が格納されてい
る。
す、一般入賞口25a、25b、始動入賞口26、大入
賞装置27に遊技球が入ったことを検知する、小入賞球
検知センサ46、始動入賞球検知センサ47、大入賞球
検知センサ48からの検知結果が送信される。
装置(サブ基板)(図柄副制御装置61、音声副制御装
置63、ランプ副制御装置62及び払出副制御装置6
4、発射制御装置65等)と連結している。そして、主
制御装置60は、大当たり判定プログラムで引き当てた
大当たりの有無や、賞球の有無等を示す8ビットのデー
タを、各副制御装置へ2バイト伝送方式で送信する。
御装置61全体の制御を行うCPU61aと、図柄副制
御装置61にて実行される各種プログラムを格納するR
OM61cと、CPU61aでの処理事項を一時記憶す
るRAM61bとを備えている。
置60の指示に基づき、図1に示すランプ11a、11
bによる演出処理を行う副制御装置であり、遊技機1前
面に設けられた飾りLED10やランプ11a、11b
の発光制御を行う。このランプ副制御装置62には、飾
りLED10やランプ11a、11bや遊技盤6上に設
けられた各種ランプ装置等の発光制御を行うためのプロ
グラムを実行処理するCPU62aと、CPU62aの
処理事項を一時記憶するRAM62bと、演出情報や飾
りLED10やランプ11a、11bの発光制御を行う
ためのプログラム等を記憶するROM62c等が設けら
れている。
置60の指示に基づき音声による演出処理を行う副制御
装置であり、図1に示す遊技機1前面に設けられ遊技の
進行状況に応じた様々な音声を出力するスピーカ12
a、12bの出力制御を行う。この音声副制御装置63
にも、スピーカ12a、12bの出力制御を行うための
プログラムを実行処理するCPU63aと、CPU63
aの処理事項を一時記憶するRAM63bと、音声によ
る演出情報等を記憶するROM63c等が設けられてい
る。
置60の指示に基づき賞球振り分け装置(図示せず)を
含む払出機構を制御し遊技球の払出処理を行う副制御装
置であり、図1に示す遊技機1裏面側に設けられた払出
装置66(図3参照)の出力制御を行う。
66の制御を行うCPU64aと、CPU64aの処理
事項を一時記憶するRAM64bと、払出処理情報等を
記憶するROM64c等が設けられている。
示す操作ハンドル8の操作により遊技球を遊技盤6上に
発射させる発射装置7の制御を行う副制御装置である。
尚、この発射制御装置65にも、図示しないが、発射装
置7の制御を行う為のプログラムを記憶するCPUと、
CPUの処理事項を一時的に記憶するRAMと、制御情
報等を記憶するROM等を設けるような構成としても良
い。
御する制御装置の概要である。そして、上述した本実施
形態における遊技機1には、図4に示すように遊技盤6
上に詰まった遊技球を判別する停滞判別センサ(停滞判
別手段)46a、46bと、停滞判別センサ46a、4
6bにより停滞しているとみなし得る場合と判別された
ことを受けて遊技球の停滞状態を解消させる方向へ可動
する可動手段とが設けられている。そこで次に、本実施
形態における停滞判別センサ46a、46bが設けられ
ている始動入賞口26及びその付近の説明を行う。
動入賞口26は、上述した図2に示す一般入賞口25
a、25bと同様に図1に示す遊技機1裏面側へと続く
穴部67と、この穴部67を覆うように遊技盤6から突
出するように設けられた函部31と、函部31内部に設
けられ函部31(始動入賞口26)に遊技球が入った事
を検知する始動入賞球検知センサ47と、函部31の開
口縁に設けられ、函部31の開口を開閉させる可動翼片
(可動手段)32と、これらの部材を取り付けるベース
板部70とが設けられている。
有する第一可動翼片33と第二可動翼片34とからな
り、この第一可動翼片33と第二可動翼片34とは互い
に対向し配設されている。
3は、扇形に形成され、互いに対向する第一扇形板35
と、第二扇形板36と、第一扇形板35、及び第二扇形
板36の円弧に沿って両扇形板を連結する湾曲側面39
と、第一扇形板35、及び第二扇形板36の半径方向に
沿って両扇形板を連結する第一面板部41と、第二面板
部42とから構成されている。
され、互いに対向する第三扇形板37と、第四扇形板3
8と、第三扇形板37、及び第四扇形板38の円弧に沿
って両扇形板を連結する湾曲側面部40と、第三扇形板
37、及び第四扇形板38の半径に沿って両扇形板を連
結する第三面板部43と、第四面板部44とから構成さ
れている。
33と第二可動翼片34とは、第一可動翼片33の第一
面板部41と第二可動翼片34の第三面板部43とが対
向するように函部31の開口縁とベース板部70との間
に固定されたピン72により回動自在に取り付けられて
いる。
二可動翼片34はベース板部70裏面に設けられた駆動
機構71によりピン72を中心として回動する。
の説明をする。尚、駆動機構71は第一可動翼片33、
及び第二可動翼片34に対応して設けられているが双方
とも同様の構成であるため説明の便宜を図り第一可動翼
片33側の構成のみを説明する。
イドにより駆動する。そのため、本実施形態における駆
動機構71は、バネ状の励磁コイル73とこの励磁コイ
ル73に挿通され励磁コイル73に電流が流れることに
より可動する可動鉄心74とがベース板部70の裏面に
設けられている。そして、第一可動翼片33のベース板
部70側の面、即ち第二扇板36の面と可動鉄心74と
の間に可動鉄心74の動きを第一可動翼片33へ伝達す
るための伝達部75とが設けられている。
と、図6に示すように可動鉄心74がバネ状の励磁コイ
ル73を圧縮する方向(図6中A方向)へと移動する。
達部75も可動鉄心74の可動に伴い移動する。当然、
伝達部75は第一可動翼片33に取り付けられている
為、第一可動翼片33も可動鉄心74の可動方向(図6
中A方向)に移動しようとする。
り函部31の開口縁とベース板部70との間に固定され
ているため、可動鉄心74の移動方向(図6中A方向)
には移動できない。
片33に固定されているため、伝達部75が可動鉄心7
4の移動方向(図6中A方向)に移動する力が伝達部7
5と第一可動翼片33との固定箇所により、第二扇形板
36の平面方向に分散される。この力によって第一可動
翼片33はピン72を中心に回動する。
の構造とその駆動工程の説明である。
板部70には、遊技球の詰まりを判別する停滞判別セン
サ46a、46bが設けられている。尚、本実施形態に
おける停滞判別センサは、遊技盤6上で、遊技球が比較
的詰まりやすい始動入賞口26付近における遊技球の詰
まりを判別する為に始動入賞口26付近に設けてある。
は、図4に示すように、第一可動翼片33の第一面板部
41と通過ゲート49cとの間に設けられた停滞判別セ
ンサ46aと、第三面板部43と通過ゲート49cとの
間に設けられた停滞判別センサ46bとが設けられてい
る。尚、本実施形態における停滞判別センサ46a、4
6bには電界の変化により物体の判別を行う近接センサ
を用いることとする。
6bには、遊技盤6上での遊技球の停滞を一切許さない
制御方法と、遊技に差し障らない程度の遊技盤6上にお
ける遊技球の停滞なら認める制御方法との二つの制御方
法がある。
一切認めない制御は、停滞時間が0秒に限りなく近い場
合も停滞と判断する。また、後者である遊技に差し障ら
ない程度の遊技球の停滞であれば認める制御は、遊技に
差し障る程度の時間以上遊技球が停滞している場合を停
滞と判断する。尚、ここでの遊技に差し障る程度の時間
は任意に設定することができる。
サ46a、46bが遊技球の詰まりを判別するには、遊
技球が停滞判別センサ46a、46bの前に500ms
(1ms=1000分の1秒)間停滞(停止)している
ことを判断基準とする。
a、46bの前を500ms以下の時間で通過した場合
は、遊技球が詰まっていると判定されることはない。つ
まり、遊技球は完全に停止せずとも500ms以下の時
間で停滞判別センサ46a、46bの前を通過すれば停
滞しているとはみなされない。
動翼片33の第一面板部41と通過ゲート49cとの
間、及び第二可動翼片34の第三面板部43と通過ゲー
ト49cとの間の遊技盤6上に停滞判別センサ46a、
46b、46c、46d、46e、46fを三つずつ設
けてもよい。
判別センサを設けることにより、例え一つの停滞判別セ
ンサが誤作動や故障しても、その他の二つの停滞判別セ
ンサにて遊技球の停滞を判別することができる為、遊技
球の停滞判別精度を向上させることができる。
は、第一可動翼片33と第二可動翼片34とが開口を開
放している状態のときに判別を行う基準となる停滞時間
を300msとし、開口の一部を閉鎖している状態のと
きに判別を行う基準となる遊技球の停滞時間を500m
sとするような可動翼片の状態に応じた設定とすること
もできる。
サ46a、46bにより検出された検知信号は、主制御
装置60へ伝達される。すると主制御装置60のCPU
60aは、遊技球の詰まりを解消するための処理を行う
よう指令を出す。
解消するための処理とは、始動入賞口26bの可動翼片
32を可動させるために順次行われる普通図柄の抽選の
時間的間隔を短縮する処理である。この普通図柄の抽選
は、上述した停滞判別センサ46a、46bが遊技球の
停滞を検知したことを受け、主制御装置60内にて行わ
れる(抽選手段)。
る普通図柄の抽選の時間的間隔を短縮する処理も行われ
る(抽選間隔短縮手段)。
詰まりを解消するための工程を図8、及び図9に示すフ
ローチャートに基づき説明する。
は、遊技機1の起動時から定期的(例えば3ms毎)に
実行されているシステムタイマ割込処理の一環として行
われる。
の電源を投入するとシステムタイマ割込処理が起動す
る。そして、システムタイマ割込処理が起動すると、図
3に示す主制御装置60のCPU60aは、各種データ
を所定のレジスタへ記憶させる退避処理を行う(S0
1)。ついで、CPU60aはRAM60c領域の初期
設定を行う(S02)と共に、特別図柄大当たり判定用
の乱数などの更新を行う(S03)。尚、ステップ02
におけるRAM60cの領域初期設定では、出力ポート
用バッファ領域等の初期化も行う。
ート読み込みを行う(S04)。このポート読み込みに
おいて、CPU60aは、図6に示す始動入賞口26へ
入った遊技球を検知する始動入賞球検知センサ47(図
3参照)や図2に示す大入賞装置27へ入った遊技球を
検知する大入賞球検知センサ48(図3参照)等の読み
込み及びエッジ検出を行う。
は、ここで遊技盤6上に詰まった遊技球を検出する停滞
判別センサ46a、46bによる停滞判別処理を行う
(S05)。尚、この判別処理については、図10のフ
ローチャートに基づき後述する。
補給球切れエラーや受皿満タンエラー等の異常監視を行
った後、特別図柄制御(特別図柄管理処理)を行う(S
06)。この特別図柄制御(特別図柄管理処理)におい
て、主制御装置60のCPU60aは特別図柄の変動開
始から停止までの管理及び図柄表示装置17へのコマン
ド送信の準備を行う。
ことを契機として行われる変動の当たり判定、変動時間
等の演出の内容決定も行われる。
当たりの判定も行い、小当たりの場合は一般入賞口25
における判定時間のチェック等の管理を行う。
普通図柄制御を行う(S07)。この普通図柄制御にお
いて、CPU60aは予め定められた図柄表示装置17
に表示される小当たり用の普通図柄の変動開始から停止
までの管理及び図柄表示装置17へのコマンド送信準備
を行う。尚、この普通図柄制御の詳細については後述す
る。
図1に示す遊技機1前面に設けられた各種ランプ類(装
飾LED10、装飾ランプ11a、11b)の制御を行
う(S08)。この制御は、特別図柄が表示されたとき
の遊技状態に対応した制御であり、例えば、特別図柄の
遊技状態を遊技者に知らせるよう各種ランプ類を明滅さ
せるような制御等がある。
U60aは、払出装置66に対してコマンドの送信を行
い賞球払出制御を行う(S09)。
更新した賞球カウンタ領域の値を参照し、各スイッチに
対応した賞球個数のコマンドの送信準備、賞球払出個数
確認用のRAM領域の更新、及び賞球カウンタ領域の更
新等の管理処理が行われる(S10)。
図示しないホールコンピュータへの出力用信号及び遊技
機試験用信号の設定を行い、外部情報出力を行う(S1
1)。尚、ここで設定する信号は特別図柄大当たり信号
等である。
aは、各制御処理により得たコマンドを図柄副制御装置
61、ランプ副制御装置62、音声副制御装置63へ送
信を行う。
特別図柄制御、普通図柄制御及び外部情報出力で設定信
号の出力ポートへの出力を行う(S12)。
は、各種データを記憶したレジスタの復帰処理を行い
(S13)、割込許可を行い(S14)システムタイマ
割込処理以前の処理へと戻る。
期的に実行されているシステムタイマ割込処理の制御工
程である。
滞判別センサ46a、46bによる停滞判別処理を、図
10に示すフローチャートを参照し説明する。
処理は、遊技球の停滞、即ち、遊技球が詰まっているか
否かを停滞判別センサ46a、46bにりより判断させ
る(S100)。
遊技球の詰まりを判別しなかった場合、主制御装置60
のCPU60aは、停滞フラグをOFFのままにする
(S101)。この処理は、停滞判別センサ46a、4
6bが遊技球の詰まりを判別するまで繰り返し行われ
る。
球の詰まりを判別しない状態とは、図11に示すよう
に、第一可動翼片33と第二可動翼片34とが函部31
の開口29の一部を閉鎖している状態、或いは図12に
示すように、第一可動翼片33と第二可動翼片34とに
より開口29が正常に開放され、遊技球Qを開口29へ
導いている状態である。
6a、又は46bの少なくとも何れか一方が遊技球の詰
まりを判別すると、上述した停滞フラグがONとなる。
そこで、停滞フラグが確実にONとなったか否かを判断
する(S102)。
詰まりを判別したとき、即ち、第一可動翼片33と通過
ゲート49cとの間に遊技球Qが挟まってしまった状態
を図13に示す。この状態は、遊技の進行状況に伴い函
部31の開口29を開放しようと第一可動翼片33と第
二可動翼片34とが相反する方向へ回動した後、再び開
口29を狭める為に第一可動翼片33と第二可動翼片3
4とが互いに向き合う方向に回動したタイミングと、遊
技球Qが第一可動翼片33上に落下するタイミングとが
一致し、第一可動翼片33の第一面板部41と通過ゲー
ト49cの端部との間に挟まってしまった状態である。
を経過すると停滞判別センサ46aは、遊技球が詰まっ
ているという結果を検出する。
となっていない場合、主制御装置60のCPU60a
は、停滞判別センサ46aからの検知結果を受け、遊技
球の停滞を解消するための普通図柄の抽選時間を短縮す
るためのコマンドの生成を行う(S103)。
抽選等に関する普通図柄制御処理が行われる(S10
4)。これらの処理が行われた後に停滞フラグをONに
する(S105)。
ONとなっている場合は、停滞フラグがONかOFFか
を判断する処理を繰り返す。
bにより遊技球が詰まっていることが検知されると、こ
の検知結果を受けて図8に示すフローチャート中のステ
ップ07で行われた普通図柄制御処理が実行される。そ
こで次に、普通図柄制御処理の制御工程について図14
に示すフローチャートに基づき説明する。
ト49a、49b内部に設けられたゲートスイッチ(図
示せず)が遊技球の通過を感知したか否かを判断する等
の制御処理が行われる(S200)。
や入賞時間等の時間を管理するタイマを更新する処理を
行う(S201)。尚、タイマ更新処理については後述
する。
新処理が行われると、普通図柄入賞の結果、即ち当たり
かはずれかを記憶し、その結果を所定箇所に送信する作
動記憶報知コマンド送信処理を行う処理が行われる(S
202)。
受けて、前述したソレノイドに電流を流し始動入賞口2
6に設けられた可動翼片32を可動させる等の開放関連
処理が行われる(S203)。
る。次に、上述した普通図柄制御処理の普通図柄関連タ
イマ更新処理の制御について、図15に示すフローチャ
ートに基づき説明する。
が実行されると、図3に示す主制御装置60内に設定さ
れた普通図柄の抽選に伴う変動に関する普通図柄動作タ
イマを更新する処理が行われる(S300)。
新される抽選時間の例として、例えば、通常時における
普通図柄抽選一回にかかる時間が20秒であるならば、
5秒にするといった設定例を挙げることができる。
換えるタイミングか否かを判断する(S301)。ここ
で、普通図柄動作タイマの動作を切り換えるタイミング
でないと判断された場合、ステップ300へと戻り適当
な時期がくるまで判断処理を繰り返し行う。
マを切り換えるタイミングであると判断された場合、普
通図柄の抽選に伴う変動時間を変更する処理を行う。
ることにより、一回にかかる普通図柄の抽選時間が短縮
されるため、抽選の進行が早くなり、当選確率は変わら
ずとも、通常より早く当選状態が到来するようになる。
を開放しようと可動翼片32が可動する為、図13に示
すように、第一可動翼片33と通過ゲート49cとの間
に詰まった遊技球Qは、第一可動翼片33の可動により
始動入賞口26の開口部29へと移動することができ
る。
ことにより普通図柄の変動時間を短縮させ、始動入賞口
26を開閉させる可動翼片32の可動時期を自動的に早
める構成であるため、遊技球が詰まっても遊技者は特別
な作業をせずとも、遊技機が自動的に球詰まりを解消し
てくれる。
店員を呼び、詰まった遊技球を取り除いてもらうといっ
た煩わしい作業を行わなくてもよい。これによって、遊
技者は遊技に集中することができる。
間を短縮させ当選までにかかる時間短縮するという構成
であるとして説明したが、その他にも、遊技球が詰まっ
たことを受け、普通図柄の当選確率を高くするという構
成としても良い。
a、46bが遊技球の停滞を検知したことを受けて始動
入賞口26の可動翼片32を強制的に可動させ、図13
に示すような第一可動翼片33と通過ゲート49cとの
間に停滞した遊技球Qの停滞を解消する構成とすること
もできる。
は、遊技球が詰まったことで入賞しづらくなるという不
利益を被る虞を回避することができる。
技盤上に詰まった遊技用媒体の詰まりを解消することを
可能とする遊技機、及び遊技機用入賞装置、遊技機用プ
ログラム、記録媒体を提供することが可能となる。
力確保することができる遊技機、及び遊技機用入賞装
置、遊技機用プログラム、記録媒体を提供することがで
きる。
ある。
ある。
る。
示す図である。
フローチャートである。
フローチャートである。
フローチャートである。
開口を閉鎖している状態を示す図である。
常に入る状態を示す図である。
が停滞した状態を示す図である。
フローチャートである。
を示すフローチャートである。
Claims (15)
- 【請求項1】遊技領域である遊技盤上に遊技用媒体を打
ち出す遊技機において、 前記遊技盤上で前記遊技用媒体が停滞しているとみなし
得る場合を判別する停滞判別手段と、 前記停滞判別手段により停滞しているとみなし得る場合
と判別されたことを受けて前記遊技用媒体の停滞状態を
解消させる方向へ可動する可動手段と、を備えることを
特徴とする遊技機。 - 【請求項2】所定の遊技条件を満たすことを契機とし遊
技の進行状況を変化させるための抽選を行う抽選手段
と、 前記停滞判別手段による遊技用媒体が停滞しているとみ
なす判定を受け、この判定以降に行われる前記抽選手段
による当選確率を当該判定以前よりも高確率に変更する
確率変更手段と、を有し、 前記可動手段は、前記抽選手段による抽選結果が当選で
あるときに可動することを特徴とする請求項1に記載の
遊技機。 - 【請求項3】所定の遊技条件を満たすことを契機とし遊
技の進行状況を変化させるための抽選手段と、 前記停滞判別手段により遊技用媒体が停滞しているとみ
なす判定がなされると、前記抽選手段によって以降に順
次行われる抽選の時間的間隔を短縮する抽選間隔短縮手
段と、を有し、 前記可動手段は、前記抽選手段による抽選結果が当選で
あるときに可動することを特徴とする請求項1に記載の
遊技機。 - 【請求項4】前記遊技用媒体が衝突することにより落下
方向を変化させる障害物を有し、前記停滞判別手段は、
前記障害物のうち前記遊技用媒体が入ることにより入賞
となる入賞装置付近に配設された障害物と前記入賞装置
との間に前記遊技用媒体が停滞しているとみなし得るこ
とを判別することを特徴とする請求項1〜3の何れかに
記載の遊技機。 - 【請求項5】前記遊技盤上に設けられ、前記遊技用媒体
が通過することにより前記遊技機が有する装置の作動契
機となる通過口を有し、 前記停滞判別手段は、前記障害物のうち前記通過口付近
に配設された障害物と前記通過口との間に前記遊技用媒
体が停滞しているとみなし得る場合を判別することを特
徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。 - 【請求項6】前記入賞装置は、当該入賞装置の開口端に
設けられ、遊技の進行状況に応じて前記入賞装置の開口
を開閉自在にする可動翼片を有していることを特徴とす
る請求項4に記載の遊技機。 - 【請求項7】前記停滞判別手段は、前記入賞装置近傍、
及び/又は前記入賞装置に設けられていることを特徴と
する請求項4に記載の遊技機。 - 【請求項8】前記停滞判別手段は、前記通過口近傍、及
び/又は前記通過口に設けられていることを特徴とする
請求項5に記載の遊技機。 - 【請求項9】前記停滞判別手段は、前記障害物近傍、及
び/又は前記障害物に設けられていることを特徴とする
請求項4又は5に記載の遊技機。 - 【請求項10】前記停滞判別手段は、遊技用媒体が停滞
したとみなすための所定の停滞条件を満たしたことを判
別する接触センサであることを特徴とする請求項1〜9
の何れかに記載の遊技機。 - 【請求項11】前記停滞判別手段は、前記遊技用媒体が
停滞したと見なすための所定の停滞条件を満たしたこと
を判別する近接センサであることを特徴とする請求項1
〜9の何れかに記載の遊技機。 - 【請求項12】前記停滞条件は、遊技用媒体が所定時間
以上停滞していることとする請求項10又は11に記載
の遊技機。 - 【請求項13】遊技領域である遊技盤上に遊技用媒体を
打ち出し遊技を行う遊技機に設けられ、前記遊技用媒体
が入ることにより入賞となる遊技機用入賞装置であっ
て、 前記遊技領域上に配設され、前記遊技盤上に打ち出した
遊技用媒体の落下方向を変化させる障害物のうち前記入
賞装置付近に配設された障害物と前記入賞装置との間に
前記遊技用媒体が停滞しているとみなし得る場合を判別
する停滞判別手段と、 前記停滞判別手段により判別処理が実行されたことを契
機とし、前記遊技用媒体の停滞状態を解消させる方向へ
可動する可動手段と、を備えることを特徴とする遊技機
用入賞装置。 - 【請求項14】遊技領域である遊技盤上に遊技用媒体が
停滞しているとみなし得る場合を停滞判別手段に判別さ
せるステップと、 前記停滞判別手段により停滞しているとみなし得る場合
と判別されたことを受けて前記遊技用媒体の停滞状態を
解消させる方向へ可動手段を可動させるステップと、を
コンピュータに実行させる遊技機用プログラム。 - 【請求項15】コンピュータに、 遊技領域である遊技盤上に遊技用媒体が停滞していると
みなし得る場合を停滞判別手段に判別させるステップ
と、 前記停滞判別手段により停滞しているとみなし得る場合
と判別されたことを受けて前記遊技用媒体の停滞状態を
解消させる方向へ可動手段を可動させるステップと、を
実行させる遊技機用プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。
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