JP2003325386A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2003325386A
JP2003325386A JP2002143668A JP2002143668A JP2003325386A JP 2003325386 A JP2003325386 A JP 2003325386A JP 2002143668 A JP2002143668 A JP 2002143668A JP 2002143668 A JP2002143668 A JP 2002143668A JP 2003325386 A JP2003325386 A JP 2003325386A
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suction port
hose body
electric blower
port
suction
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JP2002143668A
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English (en)
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Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手の良い電気掃除機を提供する。 【解決手段】 箒で掃き集めた塵埃を吸い込ませる吸込
口11を床面4に設ける。吸込口11を開口させて、掃除機
本体1の電動送風機2を駆動させる。吸込口11の接続口
15にホース体21の嵌合筒部22を嵌合させる。電動送風機
2による空気の吸い込みにより、ホース体11にて吸込口
11の周囲の塵埃を吸込口11へと直接吸い込ませることが
できる。吸込口11の周囲の塵埃を箒にて掃き集める必要
がなくなる。使用者の使い勝手をより向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機の吸込
にて空気とともに吸い込んだ塵埃を集塵する電気掃除機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としてのセン
トラルクリーナは、電力の供給で駆動して空気を送風さ
せる電動送風機を備えている。そして、この電動送風機
は、この電動送風機の吸込にて空気とともに吸い込んだ
塵埃を集塵する掃除機本体の内部に収容されている。ま
た、この掃除機本体、被掃除面としての床面に設けられ
ており、この床面に沿って上方に向けて開口している。
【0003】さらに、この吸込口には、蓋体が着脱可能
に取り付けられており、この蓋体は、吸込口に取り付け
られた際に、この吸込口を床面に対して面一にさせる。
そして、この吸込口から蓋体を取り外した後、掃除機本
体の電動送風機を駆動させて、この吸込口へと塵埃を吸
い込ませる。
【0004】また、この種の電気掃除機としては、部屋
の壁面の内側に掃除機本体が設置されており、この部屋
の壁面には、掃除機本体内に収容された電動送風機の吸
込側に連通された差込口が開口されている。この差込口
は、先端部に延長管を介して床ブラシが連通接続された
ホース体の基端部が着脱されるホース接続用である。
【0005】そして、このホース体の基端部を差込口に
差し込んだ後、ホース体の先端部に設けられた手許操作
部を操作して、電動送風機を駆動させることにより、こ
のホース体の先端部に延長管を介して連通接続された床
ブラシの吸込口から空気とともに塵埃が吸い込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、床面
に吸込口を設けた電気掃除機では、この吸込口にホース
体の基端部を着脱可能に連通接続させることができな
い。
【0007】また、壁面に差込口を設けた電気掃除機で
は、この差込口にホース体の基端部を連通接続させなけ
れば、電動送風機を駆動させることができないので、使
い勝手が容易ではないという問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、使い勝手が向上する電気掃除機を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動送風機の
吸込にて空気とともに吸い込んだ塵埃を集塵する集塵部
と、電動送風機の吸込側に連通されて、この電動送風機
の吸込にて空気とともに塵埃を吸い込み、被掃除面に設
けられ、ホース体の基端部が着脱可能に接続される吸込
口とを具備したものである。そして、吸込口にホース体
の基端部を接続させて、電動送風機にて空気とともに塵
埃を吸い込ませることにより、この吸込口の周囲の塵埃
をこの吸込口へとホース体にて直接吸い込ませることが
できるから、この吸込口へと周囲の塵埃を集める作業が
不要となり、使い勝手が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の第1
の実施の形態の構成を図1ないし図3を参照して説明す
る。
【0011】図1ないし図3において、1は掃除機本体
で、この掃除機本体1は、いわゆるセントラルクリーナ
である。そして、この掃除機本体1は、図示しない建物
の内壁面の内部などに設置されており、この掃除機本体
1の内部には、電力の供給で回転駆動して空気を吸い込
む電動送風機2が収容されている。
【0012】また、この掃除機本体1内における電動送
風機2の吸込側には、この電動送風機2の回転駆動によ
る吸込にて空気とともに吸い込んだ塵埃を集塵する図示
しない集塵部が設けられている。ここで、この電動送風
機2は、図2に示すように、商用交流電源3に対して並
列に接続されており、この商用交流電源3からの交流電
源の供給により回転駆動する。
【0013】さらに、この電動送送風機2の吸込側に
は、図示しない細長円筒状の連結管の軸方向における一
端部である基端部が連通接続されている。また、この連
結管の軸方向における他端部である先端部には、図1お
よび図3に示すように、建物の部屋の被掃除面としての
床面4の面方向に沿って設けられた吸込口11の基端部に
連通接続されている。
【0014】そして、この吸込口11は、電動送風機2の
吸込にて空気とともに塵埃を吸い込み、床面4の法線方
向に向けて開口している。また、この吸込口11は、径方
向断面が略矩形状であり、開口縁から基端側に向けて徐
々に幅を狭くしたテーパ状に形成されている。さらに、
この吸込口11の開口内縁には、この吸込口11の周方向に
沿った段状の蓋受段部12が形成されている。そして、こ
の蓋受段部12には、吸込口11を開閉可能とする矩形平板
状の蓋体13が着脱可能に嵌合される。
【0015】また、この蓋受段部12の周縁には、この蓋
受段部12からの蓋体13の取り外しによりオンし、この蓋
受段部12への蓋体13の取り付けでオフする駆動スイッチ
14が取り付けられている。この駆動スイッチ14は、図3
に示すように、商用交流電源3と電動送風機2との間に
取り付けられており、この電動送風機2の回転駆動をオ
ンオフさせる。
【0016】さらに、吸込口11の基端部には、連結管の
先端部に連通接続された円筒状の吸気口としての接続口
15が開口されている。この接続口15は、吸込口11へと吐
き込まれた塵埃を空気とともに吸い込む。また、この接
続口15の開口外縁には、この接続口15の周方向に沿った
平坦な当接面部16が設けられている。この当接面部16
は、床面4に沿った面方向を有しており、略円環平板状
に形成されている。
【0017】そして、この接続口15には、可撓性を有す
る付属品としての細長円筒状のホース体21の軸方向にお
ける一端部である基端部が着脱可能に連通接続される。
そして、このホース体21の基端部には、吸込口11の接続
口15の内部へと嵌合されるホース差込部としての円筒状
の嵌合筒部22が設けられている。この嵌合筒部22の基端
部には、この嵌合筒部22の外径寸法より径大な外径寸法
を有する円筒状の当接筒部23が同心状に取り付けられて
いる。この当接筒部23は、嵌合筒部22を吸込口11の接続
口15に嵌合させた際に、この吸込口11の当接面部16に対
して当接する。
【0018】さらに、この当接筒部23の軸方向における
一端面である下端面には、この取付筒部の下端面の略全
面を覆う外周パッキンとしての円環平板状のシールパッ
キン24が取り付けられている。このシールパッキン24
は、ホース体21の嵌合筒部22を吸込口11の接続口15に嵌
合させた際に、この吸込口11の当接面部16に当接して、
この当接面部16とホース体21の当接筒部23の下端面との
間の気密性を確保させる。
【0019】また、このホース体21の軸方向における他
端部である先端部には、このホース体21を操作する際の
操作部となる手許操作部25の基端部が設けられている。
そして、この手許操作部25の上側外側面には、この手許
操作部25にて操作する際に使用者が把持する細長円柱状
の把持部としてのハンドル部26が、この手許操作部25の
基端側に向けて分岐した状態で設けられている。
【0020】さらに、この手許操作部25の内部には、ホ
ース体21の先端部に連通接続された図示しない吸気風路
が設けられている。そして、この手許操作部25の先端部
には、細長筒状の延長管27の基端部が着脱可能に接続さ
れている。この延長管27は、手許操作部25の吸気風路の
吸込側に連通接続されている。さらに、この延長管27の
先端部には、細長筒状の延長管28の基端部が着脱可能に
連通接続されている。
【0021】また、この延長管28の先端部には、吸込口
11の周囲の床面4上の塵埃をこの吸込口11へと吸い込ま
せる吸込口体としての床ブラシ31の基端部が着脱可能に
連通接続されている。そして、この床ブラシ31の下端面
には、この床ブラシ31の幅方向に沿った長手方向を有す
る細長矩形状の吸気口32が開口されている。この吸気口
32は、電動送風機2を回転駆動させつつ、この吸気口32
の幅方向である前後方向に向けて床ブラシ31を床面4に
沿って移動させることにより、この床面4上の塵埃を空
気とともに吸い込む。
【0022】次に、上記第1の実施の形態の掃除動作を
説明する。
【0023】まず、吸込口11の周囲に位置する床面4
を、ホース体21を用いて掃除する場合には、吸込口11か
ら蓋体13を取り外してこの吸込口11を開口させる。
【0024】このとき、この吸込口11の蓋受段部12に設
けた駆動スイッチ14に対する蓋体13の周縁による押圧が
解除される。このため、この駆動スイッチ14がオンし、
商用交流電源3から電動送風機2へと交流電源が供給さ
れてこの電動送風機2が回転駆動される。
【0025】すると、この電動送風機2の回転駆動によ
り吸込口11から空気が連通管を介して電動送風機2へと
吸い込まれていく。
【0026】この状態で、手許操作部25の先端部に延長
管27,28および床ブラシ31のそれぞれが連通接続された
ホース体21の嵌合筒部22を、吸込口11の接続口15に嵌合
させるとともに、このホース体21の当接筒部23の下端面
に取り付けたシールパッキン24を吸込口11の当接面部16
に当接させる。
【0027】このとき、この床ブラシ31の吸気口32から
空気が吸い込まれ、この吸気口32から吸い込まれた空気
は延長管27,28、手許操作部25およびホース体21を順次
介して吸込口11の接続口15へと吸い込まれていく。
【0028】そして、手許操作部25のハンドル部26を把
持して、床ブラシ31の吸気口32を床面4に対向させた状
態で、この床ブラシ31を床面4に沿って前後に移動させ
るなどすることにより、この床面4上の塵埃が空気とと
もに床ブラシ31の吸気口32へと吸い込まれていく。
【0029】この後、この床面4の掃除が終了した場合
には、吸込口11の接続口15へのホース体21の嵌合筒部22
による嵌合を解除させる。
【0030】そして、このホース体21の嵌合筒部22を吸
込口11から取り外した後、この吸込口11の蓋受段部12に
蓋体13の周縁を嵌合させて、この吸込口11を閉塞する。
【0031】このとき、この蓋体13による吸込口11の蓋
受段部12への嵌合により、この蓋体13の周縁にて駆動ス
イッチ14が押圧されて、この駆動スイッチ14がオフとな
り、商用交流電源3から電動送風機2への交流電源の供
給が停止されて、この電動送風機2の回転駆動が停止さ
れる。
【0032】一方、吸込口11の周囲の床面4上の塵埃
を、図示しない箒などにてこの吸込口11の周縁へと掃き
寄せるなどして掻き集めた場合には、この吸込口11から
蓋体13を取り外して駆動スイッチ14をオンさせて、電動
送風機2を回転駆動させる。
【0033】この後、この吸込口11の周縁へと掃き寄せ
た塵埃をこの吸込口11へと掃き込んでこの吸込口11へと
吸い込ませた後、この吸込口11に蓋体13を取り付けて駆
動スイッチ14をオフさせて電動送風機2の回転駆動を停
止させる。
【0034】上述したように、上記第1の実施の形態に
よれば、床面4に沿った吸込口11から蓋体13を取り外す
ことにより、駆動スイッチ14がオンして電動送風機2が
回転駆動され、この吸込口11から空気が吸い込まれる。
このため、床面3上の塵埃を箒などにて吸込口11へと掃
き寄せて吸い込ませるだけで、箒などにて掃き寄せた床
面4上の塵埃を掃除機本体1の集塵部へと集塵できる。
したがって、掃き寄せた塵埃を塵取りなどに集めて、他
の場所などに設置されたごみ箱などに捨てるなどといっ
た作業を不要にできる。
【0035】また、床面4に沿った吸込口11の接続口15
にホース体21の嵌合筒部22を嵌合できるので、この吸込
口11から蓋体13を取り外して電動送風機2を駆動させた
状態で、手許操作部25の先端部に延長管27,28および床
ブラシ31のそれぞれが接続されたホース体21の嵌合筒部
22を、吸込口11の接続口15に嵌合させることにより、こ
の接続口15にホース体21および延長管27,28を介して床
ブラシ31が連通されて、この床ブラシ31の吸気口32から
空気とともに塵埃を吸い込ませることができる。
【0036】このため、このホース体21の手許操作部25
のハンドル部26を把持して、床ブラシ31の吸気口32を床
面4に対向させて、この床面4に沿って移動させること
により、この吸込口11の周囲に位置する床面4上の塵埃
を床ブラシ31の吸気口32へと吸い込ませることができ、
この吸気口32へと吸込まれた塵埃を、延長管27,28およ
び手許操作部25およびホース体21を介して吸込口11へと
直接吸い込ませることができる。よって、この吸込口11
の周囲に位置する床面4上の塵埃を、箒などにてこの吸
込口11へと掃き寄せて吸い込ませる必要がなくなるの
で、この吸込口11の周囲に位置する床面4の掃除をより
容易にできる。
【0037】したがって、床面4に沿った吸込口11に床
面4上の塵埃を箒などにて掃き集めて吸い込ませるとい
う掃除だけでなく、この吸込口11にホース体21を接続さ
せて、このホース体21に延長管27,28を介して接続され
た床ブラシ31の吸気口32から、床面4上の塵埃を直接吸
い込ませるという掃除をも可能となるから、床面4の汚
れ具合あるいは掃除する面積などに応じて掃除方法を選
択することが可能となるので、使用者の使い勝手をより
向上できる。
【0038】さらに、吸込口11からの蓋体13の取り外し
によりオンして電動送風機2を回転駆動させ、また、こ
の吸込口11への蓋体13の取り付けによりオフして電動送
風機2の回転駆動を停止させる駆動スイッチ14を、吸込
口11の蓋受段部12に設けたので、この吸込口11から塵埃
を吸い込ませる際に必要となる電動送風機2の回転駆動
の操作手段を別途設ける必要がなくなるので、この吸込
口11から塵埃を吸い込ませる際の掃除動作をより簡略化
できる。
【0039】また、ホース体21の当接筒部23の下端面に
シールパッキン24を取り付け、このホース体21の嵌合筒
部22を吸込口11の接続口15に嵌合させる際に、このシー
ルパッキン24を吸込口11の当接面部16に当接させること
により、この吸込口11の当接面部16とホース体21の当接
筒部23との間の気密性を確保できるから、この吸込口11
の接続口15にホース体21の嵌合筒部22を気密に連通接続
させる作業をより容易にできる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態の構成を
図4および図5を参照して説明する。
【0041】この図4および図5に示す電気掃除機は、
基本的には図1ないし図4に示す電気掃除機と同様であ
るが、吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合筒部22を
嵌合させることにより、このホース体21による吸込口11
への接続を検知して読み取り、この吸込口11へのホース
体21による着脱に応じて商用交流電源3から電動送風機
2へと供給される入力電力を大きくさせ、この電動送風
機2の設定入力を大きくさせる。
【0042】すなわち、この電気掃除機は、延長管27,2
8を介して床ブラシ31が接続されたホース体21を吸込口1
1に連通させて、この吸込口11までの風路抵抗をホース
体21、延長管27,28および床ブラシ31のそれぞれにて大
きくした際に、電動送風機2による吸込力を大きくさせ
て、床ブラシ31の吸気口32からの吸込力を確保する。
【0043】そして、吸込口11の当接面部16には、読取
手段としての接続端子である凹状の複数、例えば3端子
の端子ピン41a,41b,41cが埋設された状態で取り付けら
れている。これら端子ピン41a,41b,41cは、ホース体21
の嵌合筒部22を吸込口11の接続口15に嵌合させた際に、
このホース体21の当接筒部22の下端面におけるシールパ
ッキン24より外周縁から突出した読取手段としての接続
端子である凸状の複数、例えば3端子の端子ピン42a,42
b,42cに電気的に接続される。
【0044】さらに、図5に示すように、電動送風機2
と駆動スイッチ14との間には、ダイオードD1が直列に接
続されている。このダイオードD1は、商用交流電源3か
らの交流電源のうちの半周期、すなわち半波のみを電動
送風機2へと供給させる整流手段である。また、このダ
イオードD1と駆動スイッチ14との間、およびこのダイオ
ードD1と電動送風機2と間のそれぞれには、端子ピン41
a,41bがそれぞれ設けられている。さらに、この電動送
風機2と商用交流電源3との間にもまた端子ピン41cが
設けられている。
【0045】そして、端子ピン41a,41bの間には、商用
交流電源3からの交流電源のうちの全周期を電動送風機
2へと供給させる制御手段としての整流手段であるダイ
オードD2が一対の接続端子としての端子ピン42a,42bを
介してダイオードD1に対して逆並列に接続されている。
このダイオードD2は、吸込口11の接続口15へのホース体
21の嵌合筒部22の嵌合接続により、電動送風機2の出力
を可変させる。
【0046】また、このダイオードD2は、ホース体21の
嵌合筒部22を吸込口11の接続口15に嵌合させる際に、こ
のホース体21の当接筒部23の下端面に取り付けた端子ピ
ン42a,42b,42cのそれぞれを、吸込口11の当接面部16に
取り付けた端子ピン41a,41b,41cのそれぞれに嵌合させ
て接続させることにより、商用交流電源3からの交流電
源の全周期、すなわち全波を電動送風機2へと供給させ
て、この電動送風機2の入力電力を大きくさせ、この電
動送風機2による吸込口11からの空気の吸込力を大きく
させる。さらに、このダイオードD2と端子ピン41aとの
間には、接続端子としての凹状の端子ピン43aが設けら
れている。
【0047】一方、床ブラシ31の吸気口32の内部には、
図示しない回転清掃体としての回転ブラシが回転可能に
取り付けられている。この回転ブラシは、床ブラシ31の
内部に収容された電動機としてのモータ44により回転駆
動される。そして、このモータ44は、接続端子としての
一対の端子ピン45a,45bの間に接続されている。
【0048】さらに、これら端子ピン45a,45bとモータ4
4との間には、このモータ44が駆動することにより点灯
する発光手段としての発光ダイオードLED1と抵抗R1とダ
イオードD3との直列回路が並列に接続されている。この
ダイオードD3のアノードと端子ピン45aとの間には、床
面検出スイッチ46がモータ44に対して直列に接続されて
いる。なお、このダイオードD3は、発光ダイオードLED1
の保護用である。
【0049】ここで、この床面検出スイッチ46側に位置
する端子ピン45aは、ホース体21の端子ピン43aに接続さ
れる。また、モータを介して端子ピン45aと対向した側
に位置する端子ピン45bは、ホース体21の先端部に設け
られた端子ピン43bに接続される。なお、この端子ピン4
3bは、ホース体21の基端部に設けられた端子ピン42cに
接続されており、この端子ピン42cは、ホース体21の嵌
合筒部22による吸込口11の接続口15への嵌合により、こ
の吸込口11の当接面部16に取り付けられた端子ピン41c
に接続される。
【0050】したがって、この図4および図5に示す電
気掃除機は、吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合筒
部22を嵌合させることにより、このホース体21の手許操
作部25に延長管27,28を介して連通接続された床ブラシ3
1の吸気口32から空気を吸い込むので、この床ブラシ31
の吸気口32を床面4に対向させて移動させることによ
り、この床面4上の塵埃を床ブラシ31の吸気口32を介し
て吸込口11へと直接吸い込ませることができるから、図
1ないし図3に示す電気掃除機と同様の作用効果を奏す
ることができる。
【0051】また、吸込口11の接続口15にホース体21の
嵌合筒部22を嵌合させていない状態では、商用交流電源
3から電動送風機2へと供給される交流電源をダイオー
ドD1により半周期に亘ってのみ半波脈流が供給させる。
さらに、この吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合筒
部22を嵌合させる際に、このホース体21の端子ピン42a,
42b,42cのそれぞれを吸込口11の接続ピン41a,41b,41cに
嵌合させて接続させた状態では、ダイオードD1に対して
並列にダイオードD2が反転されて接続されるので、商用
交流電源3から電動送風機2へと供給される交流電源
が、このダイオードD2によって全周期に亘って全波交流
が供給される。
【0052】このため、この吸込口11の接続口15にホー
ス体21の嵌合筒部22を嵌合させるとともに、このホース
体21の端子ピン42a,42b,42cのそれぞれを吸込口11の接
続ピン41a,41b,41cに接続させることにより、この吸込
口11へのホース体21の着脱に応じて、商用交流電源3か
ら供給される電動送風機2の入力電力を大きくできる。
【0053】よって、手許操作部25に延長管27,28を介
して床ブラシ31が接続されたホース体21を吸込口11に接
続させて、この吸込口11への吸気風路を延長させて風路
抵抗を大きくさせた場合であっても、この床ブラシ31の
吸気口32からの吸込力を簡単な構成で確実かつ容易に確
保できるので、使用者の使い勝手をより向上できる。
【0054】なお、上記第2の実施の形態では、ホース
体21の嵌合筒部22を吸込口11の接続口15に嵌合させた際
に、電動送風機2の吸込力を大きくさせたが、この吸込
口11にホース体21を接続させた際に、電動送風機2への
入力を必要に応じて適宜可変させる構成であれば、例え
ば、拡開した吸込口11にホース体21を接続させた際に、
この吸込口11がホース体21により間接的に縮径されて、
このホース体21に延長管27,28を介して接続された床ブ
ラシ31の吸気口32からの吸込力が必要以上に大きくなっ
てしまう場合には、吸込口11にホース体21を接続させた
際に、電動送風機2の吸込力を小さくしてもよい。
【0055】また、吸込口11にホース体21を接続させた
際に電動送風機2による吸込力を大きくさせた場合に
は、この吸込口11からホース体21を引き抜いた際に、こ
の吸込口11に対するホース体21の取り外しを感知して、
電動送風機2の吸込力を初期状態まで小さくすることも
できる。さらに、この吸込口11にホース体21を接続させ
た際に電動送風機2による吸込力を小さくさせた場合に
は、この吸込口11からホース体21を引き抜いた際に、こ
の吸込口11に対するホース体21の取り外しを感知して、
電動送風機2の吸込力を初期状態まで大きくすることも
できる。
【0056】次に、本発明の第3の実施の形態の構成を
図6および図7を参照して説明する。
【0057】この図6および図7に示す電気掃除機は、
基本的には図4および図5に示す電気掃除機と同様であ
るが、ホース体21の嵌合筒部22を吸込口11の接続口15に
嵌合させた状態で、ホース体21の手許操作部25に設けた
設定スイッチ51にて電動送風機2による吸込力を操作さ
せる。
【0058】そして、この設定スイッチ51は、図6に示
すように、ホース体21の手許操作部25におけるハンドル
部26の基端部の上側に取り付けられている。また、この
設定スイッチ51は、図7に示すように、ダイオードD2の
アノードと端子ピン42bとの間に接続されている。すな
わち、この設定スイッチ51は、ホース体21の嵌合筒部22
を吸込口11の接続口15に嵌合させる際に、この吸込口11
の端子ピン41a,41b,41cにホース体21の端子ピン42a,42
b,42cを接続させることにより、商用交流電源3から電
動送風機2へと供給される入力電力の操作を可能とさせ
る。
【0059】したがって、この図6および図7に示す電
気掃除機は、吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合筒
部22を嵌合させるとともに、このホース体21の端子ピン
42a,42b,42cのそれぞれを吸込口11の接続ピン41a,41b,4
1cに嵌合させて接続させることにより、商用交流電源3
から供給される電動送風機2の入力電力を設定スイッチ
51の操作で大きくできるから、図4および図5に示す電
気掃除機と同様の作用効果を奏することができる。
【0060】また、吸込口11の接続口15にホース体21の
嵌合筒部22を嵌合させて、このホース体21の端子ピン42
a,42b,42cのそれぞれを吸込口11の接続ピン41a,41b,41c
に接続させた状態で、設定スイッチ51を操作することに
より、商用交流電源3から電動送風機2へと供給される
入力電力を必要に応じて可変できるので、床面の種類や
ホース体の手許操作部に接続させる鶴口などの付属品の
種類に対応させるなどして、使用者の希望に応じて電動
送風機2による吸込口11からの吸込力を可変でき、使用
者の使い勝手をより向上できる。
【0061】次に、本発明の第4の実施の形態の構成を
図8ないし図10を参照して説明する。
【0062】この図8ないし図10に示す電気掃除機
は、基本的には図6および図7に示す電気掃除機と同様
であるが、ホース体21の嵌合筒部22を吸込口11の接続口
15に嵌合させることにより、商用交流電源3から電動送
風機2へと供給される入力電力を停止させ、この電動送
風機2の入力電力をホース体21の手許操作部25の設定ス
イッチ51で可変させながら、この電動送風機2を駆動さ
せる。また、この手許操作部25は、ホース体21の嵌合筒
部22を吸込口11の接続口15に嵌合させて差し込むことに
より、電動送風機2の出力の可変が可能となる。
【0063】そして、駆動スイッチ14は、図8および図
9に示すように、吸込口11の接続口15の内周面に取り付
けられている。さらに、この駆動スイッチ14は、押圧に
よりオフし、押圧の解除でオンする。また、蓋体13の下
端面には、吸込口11の接続口15に嵌合されてこの接続口
15を気密に閉塞する栓体としてのキャップ体61が、接続
手段としての屈曲可能な連結体62により連結されてい
る。
【0064】このキャップ体61は、ホース体21の嵌合筒
部22の外径寸法に等しい外径寸法を有する円柱状の閉塞
筒部63を備えている。また、この閉塞筒部64の基端部に
は、ホース体21の当接筒部23の外径寸法に等しい外径寸
法を有する平坦な円柱状の閉塞蓋部64が一体的に同心状
に取り付けられている。さらに、この閉塞蓋部63の下端
面には、円環状のシールパッキン65が取り付けられてい
る。
【0065】また、吸込口11の傾斜したテーパ状の内側
面には、接続端子としてのコネクタ66が埋設された状態
で取り付けられている。そして、このコネクタ66は、ホ
ース体21の基端部から導出されたコネクタ67に対して着
脱可能に接続される。
【0066】次に、図10に示す回路構成について説明
する。
【0067】まず、商用交流電源3にトライアックTR1
を介して電動送風機2が直列に接続されている。また、
商用交流電源3には、この商用交流電源3からの交流を
全波に亘って直流とする整流ダイオードブリッジ71の交
流端子間が接続されている。そして、この整流ダイオー
ドブリッジ71の直流出力端子は、例えば5Vの定電圧を
出力させる三端子レギュレータ72の入力端子に抵抗R2を
介して接続されている。また、この三端子レギュレータ
72の共通端子は、整流ダイオードブリッジ71の直流入力
端子に接続されている。
【0068】一方、この三端子レギュレータ72の出力端
子は、マイクロコンピュータ73に接続されている。な
お、このマイクロコンピュータ73は、電動送風機2の出
力を可変させる制御手段である。そして、この三端子レ
ギュレータ72は、マイクロコンピュータ73を駆動させる
ために定電圧電源として機能し、例えば5Vの定電圧を
印加する。また、このマイクロコンピュータ73のポート
には、それぞれ接地されたコンデンサC1および抵抗
R3の並列回路が接続されているとともに、吸込口11のコ
ネクタ66に設けられた接続端子としての一対の端子ピン
74a,74bの一方の端子ピン74aが接続されている。なお、
このコネクタ66の他方の端子74bは、抵抗R4を介して接
地されている。さらに、マイクロコンピュータ73は、駆
動スイッチ14を介して接地されている。
【0069】また、このマイクロコンピュータ73には、
抵抗R5を介して発光ダイオードLED2が直列に接続されて
いるとともに、抵抗R6を介して発光ダイオードLED3が直
列に接続されている。
【0070】ここで、トライアックTR1のゲートには、
抵抗R7とフォトトライアックPT1とによる直列回路が並
列に接続されている。このフォトトライアックPT1は、
発光ダイオードLED2とフォトカップリングされている。
【0071】さらに、トライアックTR1と商用交流電源
3との間には、トライアックTR2を介して端子ピン41aが
接続されている。この端子ピン41aは、ホース体21の端
子ピン42a,43aを介して床ブラシ31の端子ピン45aに接続
されている。また、トライアックTR2のゲートには、抵
抗R8およびフォトトライアックPT2とによる直列回路が
並列に接続されている。そして、このフォトトライアッ
クPT2は、発光ダイオードLED3とフォトカップリングさ
れている。
【0072】一方、電動送風機2と整流ダイオードブリ
ッジ71の交流端子との間の交流回路には、端子ピン41c
が接続されている。そして、この端子ピン41cは、ホー
ス体21の端子ピン42c,43bを介して床ブラシ31の端子ピ
ン45bに接続されている。
【0073】さらに、吸込口11のコネクタ66に設けられ
た一対の端子ピン74a,74bのそれぞれは、ホース体21の
基端部から導出されたコネクタ67の端子ピン75a,75bに
それぞれが接続される。そして、これら端子ピン75a,75
bの間には、抵抗R9が接続されている。さらに、これら
端子ピン75a,75bの間には、抵抗R9に対して並列に、抵
抗R10と停止用スイッチ76との直列回路、抵抗R11と弱設
定用スイッチ77との直列回路、抵抗R12と中設定用スイ
ッチ78との直列回路、および抵抗R13と強設定用スイッ
チ79との直列回路のそれぞれが接続されている。
【0074】なお、これら抵抗R9,R10,R11,R12,R13のそ
れぞれは互いに異なる抵抗値に設定されている。また、
これら停止用スイッチ76、弱設定用スイッチ77、中設定
用スイッチ78および強設定用スイッチ79により、ホース
体21の手許操作部25の各種の設定スイッチ51が構成され
る。
【0075】したがって、この図8ないし図10に示す
電気掃除機は、吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合
筒部22を嵌合させて、このホース体21の端子ピン42a,42
cのそれぞれを吸込口11の接続ピン41a,41cのそれぞれに
嵌合させて接続させるとともに、このホース体21の基端
部から導出されたコネクタ67の端子ピン75a,75bのそれ
ぞれを吸込口11のコネクタ66の端子ピン74a,74bのそれ
ぞれに接続させることにより、商用交流電源3から供給
される電動送風機2の入力電力を、手許操作部25の設定
スイッチ51の操作で可変できるので、図6および図7に
示す電気掃除機と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0076】さらに、吸込口11の接続口15から蓋体13の
キャップ体61の閉塞筒部63を取り外すことにより、駆動
スイッチ14がオンして電動送風機2が駆動されるが、こ
の状態で、この吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合
筒部22を嵌合させることにより、この嵌合筒部22が駆動
スイッチ14を押圧して、この駆動スイッチ14をオフさせ
て電動送風機2の駆動を停止させるので、ホース体21を
吸込口11に接続させた後におけるこのホース体21の手許
操作部25の操作をより容易にできる。
【0077】すなわち、ホース体21を吸込口11に接続さ
せることにより、電動送風機2が一旦停止し、そして、
ホース体21の手許操作部25のハンドル部26を把持しつ
つ、この手許操作部25のいずれかの設定スイッチ51、具
体的には、弱設定用スイッチ77、中設定用スイッチ78お
よび強設定用スイッチ79のいずれかをオンさせることに
より、電動送風機2による吸込力を調整しつつ、この電
動送風機2の駆動をオンオフできるので、使用者の使い
勝手をより向上できる。
【0078】なお、上記第4の実施の形態では、蓋体13
の下端面に連結体62を介してキャップ体61を連結させた
が、このキャップ体61の大きさを調整して蓋体13の下端
面に直接設けてもよい。
【0079】次に、本発明の第5の実施の形態を図11
ないし図14を参照して説明する。
【0080】この図11ないし図14に示す電気掃除機
は、基本的には図8ないし図10に示す電気掃除機と同
様であるが、図示しない建物の部屋81の内壁面82の下端
縁である床面4上に配管した断面略円弧面筒状の延長筒
部83に複数、例えば3個の吸込口11を設けたものであ
る。
【0081】そして、掃除機本体1は、図14に示すよ
うに、部屋81の内壁面82の内部に設置されており、この
掃除機本体1の内部には、電動送風機2が収容されてい
る。また、この掃除機本体1内における電動送風機2の
吸込側には、この電動送風機2による吸込にて空気とと
もに吸い込んだ塵埃を集塵する集塵部80が設けられてい
る。
【0082】一方、この掃除機本体1が内壁面82の内側
に設置された部屋81は、例えば顧客の髪を散髪などする
美容院などである。さらに、この部屋81の内壁面82に
は、複数、例えば3枚のミラー84が、この内壁面82の水
平方向に沿って等間隔に離間されて設置されている。ま
た、これら各ミラー84に対向した床面4上には、散髪な
どされる顧客が着席する椅子85がそれぞれ設置されてい
る。
【0083】さらに、延長筒部83は、部屋81の内壁面82
と床面4との間の内角部において、これら内壁面82およ
び床面4のそれぞれに沿って設置されている。そして、
この延長筒部83の内部には、細長円筒状の連通管86がこ
の延長筒部83の軸方向に沿って配管されている。この連
通管86は、軸方向における先端部が閉塞されており、ま
た、この連通管86の軸方向における基端部には、掃除機
本体1の集塵部80の吸込側に基端部が連通接続された可
撓性を有する細長円筒状の連結管87の先端部が連通接続
されている。
【0084】そして、延長筒部83の各椅子85に対向した
それぞれの位置には、床面4に沿って開口した幅細矩形
状の吸込口11が複数、例えば3個開口されている。これ
ら各吸込口11のそれぞれは、延長筒部83の軸方向に沿っ
た幅方向を有している。また、これら各吸込口11の上端
縁には、これら各吸込口11を開閉可能にさせ、幅方向が
円弧状に湾曲した平板状の蓋体13の幅方向における上端
縁が回動可能に取り付けられている。
【0085】これら蓋体13の外側面には、これら蓋体13
にて吸込口11を閉塞した状態で、これら蓋体13の外側面
から上方に向けて突出し、さらに先端部が各蓋体13の幅
方向における下端縁側に向けて円弧状に湾曲した細長棒
状の開口案内棒88がそれぞれ取り付けられている。これ
ら開口案内棒88は、使用者による蓋体13の開閉操作を容
易にさせて、この蓋体13による吸込口11の開閉を容易に
させる。また、これら開口案内棒88は、各蓋体13の幅方
向における中心部に取り付けられている。
【0086】一方、図13に示すように、各吸込口11の
内部には、これら各吸込口11の高さ方向における下端縁
に沿って上下方向に沿って凹弧状に開口した掃寄口89が
設けられている。この掃寄口89は、床面4上の塵埃を図
示しない箒などにて掃き寄せるための案内口である。ま
た、この掃寄口89は、床面4に沿って開口しており、上
側が開口している。さらに、この掃寄口89の内側面であ
る掃寄面90には、基端部が連通管86に気密に連結された
細長矩形筒状の接続口15が開口されている。
【0087】この接続口15は、床面4に沿って開口して
おり、掃寄口89の掃寄面90の幅方向における中心部に設
けられている。また、この接続口15の上側開口内縁に
は、この接続口15の軸方向に沿った断面凹状の接続凹部
91が設けられている。この接続凹部91の内部にはコネク
タ66が取り付けられている。ここで、これら接続口15お
よび接続凹部91のそれぞれは、蓋体13にて掃寄口89を閉
塞させた際に、この蓋体13の内側面に取り付けた内蓋で
ある平板状の当接蓋部92にて気密に閉塞される。そし
て、この当接蓋部92の表面には、この当接蓋部91で吸込
口11の接続口15および接続凹部91のそれぞれを閉塞させ
た際に、これら接続口15および接続凹部91に対する気密
性を確保させる平板状の弾性部材94が取り付けられてい
る。
【0088】一方、図11に示すように、ホース体21の
軸方向における基端部には、延長筒部83のそれぞれの吸
込口11の接続口15に着脱可能に嵌合接続される嵌合筒部
22が設けられている。この嵌合筒部22は、径方向断面が
接続口15の径方向断面に合致した細長矩形筒状に形成さ
れている。また、この嵌合筒部22の幅方向における一側
面である上側面には、この嵌合筒部22を接続口15に嵌合
させた際に、この接続口15の接続凹部91に嵌合される断
面凸状の接続凸部93が設けられている。
【0089】そして、この接続凸部93の内部には、コネ
クタ67が取り付けられている。このコネクタ67の一対の
端子ピン75a,75bのそれぞれは、ホース体21の嵌合筒部2
2を吸込口11の接続口15に嵌合させて、この吸込口11の
接続凹部91にホース体21の接続凸部93を嵌合させること
により、この吸込口11の接続凹部91内のクランプ66の端
子ピン74a,74bのそれぞれに接続される。
【0090】さらに、図13に示すように、掃寄口89の
掃寄面90における接続凹部91より上方には、押圧するこ
とによりオフし、この押圧を解除させることによりオン
する駆動スイッチ14が取り付けられている。この駆動ス
イッチ14は、蓋体13を回動させて吸込口11を開口させた
際に、この蓋体13の当接蓋部92による押圧が解除されて
オンされる。また、この駆動スイッチ14は、蓋体13を回
動させて吸込口11を閉塞させた際に、この蓋体13の当接
蓋部92にて押圧されてオフされる。さらに、この駆動ス
イッチ14は、吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合筒
部22を嵌合させることにより、このホース体21の接続凸
部93にて押圧されて、オフされる。
【0091】したがって、この図11ないし図14に示
す電気掃除機は、蓋体13を回動させて延長筒部83の吸込
口11を開口させると、この蓋体13の当接蓋部92による駆
動スイッチ14の押圧が解除されて、この駆動スイッチ14
がオンして電動送風機2が駆動される。この状態で、こ
の吸込口11の接続口15にホース体21の嵌合筒部22を嵌合
させる際に、このホース体21の接続凸部93を吸込口11の
接続凹部91に嵌合させて、このホース体21のコネクタ67
の一対の端子ピン75a,75bのそれぞれを吸込口11の接続
凹部91のコネクタ66の一対の端子ピン74a,74bのそれぞ
れに接続させることにより、このホース体21の接続凸部
93が吸込口11の駆動スイッチ14を押圧して、この駆動ス
イッチ14をオフさせる。
【0092】よって、ホース体21の嵌合筒部22を吸込口
11の接続口15に差し込んで接続させることにより、電動
送風機2の駆動を一旦停止させた状態で、ホース体21の
手許操作部25の各設定スイッチ51にて電動送風機2によ
る吸込力を調整しつつ、この電動送風機2の駆動をオン
オフできるから、図8ないし図10に示す電気掃除機と
同様の作用効果を奏することができる。
【0093】また、部屋81の内壁面82と床面4との間の
内角部に延長筒部83を配管させて、この延長筒部83に吸
込口11を設けたので、この延長筒部83内の連通管86や連
結管87などを床面4より下方に配管させる必要がなくな
るので、この吸込口11を部屋81の床面4に設ける際に必
要な施工工程を容易にできる。
【0094】なお、上記第5の実施の形態では、連通管
86が内部に連通された延長筒部83の周面に複数の吸込口
11を設けたが、この連通管86を分岐させるなどして配管
させて、この連通管7の間に延長筒部83を取り付けて吸
込口11を設けてもよい。
【0095】また、部屋81の内壁面82の内部に掃除機本
体1を設置させたが、キャニスタ型の電気掃除機の本体
吸込口に連結管87の基端を連通接続させることもでき
る。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、吸込口へのホース体の
基端部の接続で、周囲の塵埃をホース体にて直接吸込口
に吸い込ませることができるから、吸込口へと塵埃を集
める作業が不要となり、使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の第1の実施の形態の一部
を示す説明図である。
【図2】同上電気掃除機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図3】同上電気掃除機の吸込口を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電気掃除機の一部
を示す説明図である。
【図5】同上電気掃除機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電気掃除機の一部
を示す説明図である。
【図7】同上電気掃除機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態の電気掃除機の一部
を示す説明図である。
【図9】同上電気掃除機の吸込口を閉じた状態を示す断
面図である。
【図10】同上電気掃除機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図11】本発明の第5の実施の形態の電気掃除機の一
部を示す説明図である。
【図12】同上電気掃除機の吸込口を閉じた状態を示す
斜視図である。
【図13】同上電気掃除機の吸込口を開いた状態を示す
斜視図である。
【図14】同上電気掃除機の設置状態を示す説明斜視図
である。
【符号の説明】
2 電動送風機 4 被掃除面としての床面 11 吸込口 21 ホース体 25 操作部としての手許操作部 80 集塵部 D2 制御手段としてのダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機と、 この電動送風機の吸込にて空気とともに吸い込んだ塵埃
    を集塵する集塵部と、 前記電動送風機の吸込側に連通されて、この電動送風機
    の吸込にて空気とともに塵埃を吸い込み、被掃除面に設
    けられ、ホース体の基端部が着脱可能に接続される吸込
    口とを具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. 【請求項2】 吸込口へのホース体の基端部の接続で、
    電動送風機の出力を可変させる制御手段を具備したこと
    を特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 ホース体は、このホース体の基端部を吸
    込口に差し込むことにより、電動送風機の出力の可変が
    可能となる操作部を備えたことを特徴とした請求項1ま
    たは2記載の電気掃除機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT520780A1 (de) * 2017-12-18 2019-07-15 Erwin Schwoeller Ansteckmodul für Zentralstaubsaugeranlagen, Zentralstaubsaugeranlage und Verfahren zum Absaugen von Raumluft

Cited By (2)

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