JP2003324911A - コイルセグメントの環状配列装置およびコイルセグメントの環状配列方法 - Google Patents

コイルセグメントの環状配列装置およびコイルセグメントの環状配列方法

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JP2003324911A
JP2003324911A JP2002128536A JP2002128536A JP2003324911A JP 2003324911 A JP2003324911 A JP 2003324911A JP 2002128536 A JP2002128536 A JP 2002128536A JP 2002128536 A JP2002128536 A JP 2002128536A JP 2003324911 A JP2003324911 A JP 2003324911A
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Masayoshi Haga
正宜 芳賀
Shigetaka Nagamatsu
茂隆 永松
Yoshinori Yamada
良則 山田
Yasuhiko Ishimaru
泰彦 石丸
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コアのスロットへの、コイルセグメントの挿入
を容易にする。 【解決手段】本発明のコイルセグメントの環状配列装置
は、略U字状に素線を成形してなり一対の脚部とこの脚
部同士を連結する連結部とを有する複数のコイルセグメ
ント(S)を、向きを揃えて順に案内する案内手段(1
0)と、この案内手段から供給された各コイルセグメン
トの少なくとも一方の脚部(S1、S2)を保持する保
持手段(Ci、Co)と、この保持手段を介してコイル
セグメントを順に搬送する搬送手段(20)と、この搬
送手段により搬送されるコイルセグメントを保持手段を
介して所定ピッチの重畳した環状に配列させる環状配列
手段(30)とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機用のコアの
スロットへ挿入されるコイルセグメントを、効率的に環
状配列させるコイルセグメントの環状配列装置およびそ
の環状配列方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータや発電機等の電動機は、その構造
上、ロータまたはステータの少なくとも一方にコイルを
必要とする。このコイルは、エナメル等で被覆された銅
線を巻回して形成される場合もあるが、大きな電流が流
れる高出力の電動機の場合、略U字状の導体(コイルセ
グメント)をコアの各スロットに挿入し、端部を位相毎
に結線して形成されることが多い。コイルセグメント
(以下、適宜「セグメント」という。)でコイルを形成
する場合、先ずは、コアに配設した環状の複数のスロッ
トへ、多数のセグメントを挿入する必要が生じる。試作
レベルなら、ロボット等によってハンドリングさせて、
セグメント一本一本をスロットに挿入することも可能で
ある。しかし、電動機の量産を考えると、多数のセグメ
ントをコアのスロットへ素早く挿入して、電動機の生産
性を向上させることが必要となる。特に、ハイブリット
車(HV)や電気自動車(EV)等の低コスト化を図る
上で、セグメント全体を素早くスロットに挿入して、電
動機の生産性を向上させることは重要である。
【0003】このようなスロットへのセグメントの挿入
方法やそれに関連した技術は、これまでに多くの提案が
なされている。対象とする電動機の種類やコイルセグメ
ントの形状は異なるものの、例えば、特許320139
7号公報、特許2901870号公報、特開2000−
134876号公報、特開2001−218430号公
報、特開平8−298756号公報、特開2001−2
51819号公報、特開平9−103052号公報、特
開2000−350423号公報等にその開示がなされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情を踏まえて為されたものであるが、上記従来の方法
とは全く異なる装置または方法によって、コイルセグメ
ントのスロットへの効率的な挿入を可能とするコイルセ
グメントの環状配列装置または環状配列方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者はこの課題を解
決すべく鋭意研究し、試行錯誤を重ねた結果、適切な保
持手段を用いてコイルセグメントを搬送し、所定ピッチ
で環状に配列させることを思いつき、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明のコイルセグメントの環状
配列装置は、略U字状に素線を成形してなり一対の脚部
と該脚部同士を連結する連結部とを有する複数のコイル
セグメントを、向きを揃えて順に案内する案内手段と、
該案内手段から供給された各コイルセグメントの少なく
とも一方の脚部を保持する保持手段と、該保持手段を介
して該コイルセグメントを順に搬送する搬送手段と、該
搬送手段により搬送されるコイルセグメントを該保持手
段を介して所定ピッチの重畳した環状に配列させる環状
配列手段とからなることを特徴とする。本発明の環状配
列装置によれば、先ず、ガイド等の案内手段から同じ向
きで供給されたコイルセグメントの脚部が個々に保持手
段によって保持される。この状態で、各セグメントは搬
送手段によって搬送される。搬送されてきた各セグメン
トは保持手段によって保持されたまま、環状配列手段に
よって所定ピッチの重畳した環状に配列される。このよ
うに、本発明の環状配列装置では、成形されたセグメン
トの供給から、その環状配列までを一連の工程によって
行うことができる。そして、多数のセグメントは、環状
配列された状態で一度にコアへ挿入できる。ステータや
ロータの生産性、さらには、そのステータやロータを使
用した電動機の生産性の向上を図ることができる。
【0006】ところで、上記保持手段は、例えば、コマ
や保持ベルトである。先ず、保持手段がコマの場合につ
いて説明する。このコマの形状は、例えば、凹状をして
おり、その窪み部でコイルセグメントの脚部を保持する
ものである。ここでいう凹状とは、窪み部分が必ずしも
有底である必要はなく、貫通孔でも良い。有底の場合
は、セグメントの脚端部が窪みで保持されることとな
る。各コマは分離独立していても、連なっていても良
い。また、コマは、セグメントのコマに対する姿勢変動
を許容するように、セグメントの脚部を保持していても
良い。逆に、セグメントのコマに対する姿勢変動を規制
するように、セグメントの脚部を保持していても良い。
このときは、コマとセグメントとが一体となっって姿勢
を変化させることになる。
【0007】このコマを介したセグメントの搬送は、例
えば、コマの各々に係合するフィンを外周側に配設した
フィン付きベルトを回動させてコマを順に移動させるベ
ルト搬送手段で行うことができる。また、そのベルト搬
送手段に替えて、外周側にコマの各々が係合する螺旋溝
を外周側に設けたスクリューを回転させてコマを順に移
動させるスクリュー搬送手段で行うこともできる。
【0008】また、コマは、セグメントの一方の脚部の
みならず、両脚部にそれぞれ設けられていても良い。す
なわち、コマが、前記コイルセグメントの一方の脚部を
保持する第1コマと該コイルセグメントの他方の脚部を
保持する第2コマとからなっても良い。このとき、セグ
メントをより積極的に搬送するために、例えば、第1コ
マが係合する第1螺旋溝を外周側に設けた第1スクリュ
ーを回転させて第1コマを順に移動させる第1スクリュ
ー搬送手段と第2コマが係合する第2螺旋溝を外周側に
設けた第2スクリューを回転させて第2コマを順に移動
させる第2スクリュー搬送手段とで、前記スクリュー搬
送手段を構成しても良い。さらに、この搬送中にセグメ
ントの姿勢を所望通りに確実に変化させるには、例え
ば、前記第1螺旋溝を等ピッチ螺旋溝として、第2螺旋
溝を不等ピッチ螺旋溝とすると良い。このとき、第1ス
クリューと第2スクリューとの回転軸を、セグメントの
搬送目標位置に向けることが必要となる。
【0009】各コマは、基台等により支持されているこ
とが必要となるが、この他に、コマの姿勢を誘導したり
搬送路を形成するレーンが設けられていると好ましい。
このようなレーンが環状に設けられていると、その環状
レーンに沿ってコマが環状に配列される。それに伴っ
た、セグメントも環状に配列されることになる。そして
その環状レーン内で各コマが密に配列すれば、そのコマ
の幅(長さ)によって決る所定ピッチで各セグメントも
環状に配列することとなる。ここで、セグメントの両脚
部がコマで保持されており、両コマとも環状レーンに沿
って誘導されるときは、自ずと、各セグメントは所定の
重畳状態を形成する。もっともこれに限らず、セグメン
トの一方の脚部がコマに保持されているだけでも、セグ
メントの他方の脚部を環状レーンに沿ってガイドバー等
でガイドすれば、コマとセグメントとの形状により決る
所定の重畳状態が形成される。この環状レーンは環状配
列手段の一例である。
【0010】次に、保持手段が保持ベルトからなる場合
について説明する。これは、具体的には、セグメントの
少なくとも一方の脚部を挿入して保持できる挿入孔を所
定ピッチで設けた帯状にしたものである。この保持ベル
トは、例えば、上記コマを帯状に連ねたものと考えるこ
ともできる。保持ベルトの挿入孔も、コマの凹部と同
様、有底でも貫通孔でも良い。有底の場合は、セグメン
トの脚端部が保持される。貫通孔の場合は、セグメント
の脚部が挿通しても良い。また、各セグメントの一方の
脚部に限らず、両脚部を保持ベルトで保持するようにし
ても良い。すなわち、コイルセグメントの一方の脚部を
挿入できる第1挿入孔を所定ピッチで設けた第1保持ベ
ルトと、コイルセグメントの他方の脚部を挿入できる第
2挿入孔を所定ピッチで設けた第2保持ベルトとで、上
記保持ベルトを構成しても良い。
【0011】保持手段として保持ベルトを使用した場
合、例えば、その保持ベルトを円筒状の巻回面を有する
ボビンに巻回する巻回手段により、環状配列手段が構成
される。セグメントの一方の脚部のみを保持ベルトで保
持しているときは、他方の脚部をその保持ベルトに沿わ
せるようにすることで、所定ピッチで重畳した環状にセ
グメントを配列させることができる。セグメントの両脚
部をそれぞれ前記第1保持ベルトと前記第2保持ベルト
とで保持している場合は、両保持ベルトを上記ボビン等
に重ねて巻回すれば、より確実に、所定ピッチで重畳し
た環状にセグメントを配列させることができる。なお、
セグメントの環状配列は、一層または二層に限らず、そ
れ以上の多層でも良い。多層とする場合は、上記の環状
配列を繰返し行ったり、巻回数を増やせば良い。但し、
積層数が増える毎に、コマの幅や保持ベルトの挿入孔の
ピッチを変更することは必要である。この場合、ピッチ
の異なる別々のベルトを用意しても良いし、一つの保持
ベルトで各層に相当する部分毎にピッチを変更しても良
い。
【0012】その他、セグメントの形状は、前述した以
外には特に限定されないが、次のような形状にすると、
セグメントをより密にコア内で積層させることができ
る。すなわち、前記コイルセグメントの一方の脚部と他
方の脚部とを、挿入されるコアの異なるスロット内で、
径方向の配設位置が異なるように成形して、食違いコイ
ルセグメントとしても良い。セグメントの一方の脚部の
みを保持する場合は、その一方が内周側でも外周側でも
良い。また、環状配列されたセグメントを挿入するコア
は、ステータコアでもロータコアでも良い。
【0013】(セグメントの環状配列方法)本発明は、
環状配列装置のみならず、環状配列方法としても把握で
きる。すなわち、本発明は、略U字状に素線を成形して
なり一対の脚部と該脚部同士を連結する連結部とを有す
る複数のコイルセグメントを、向きを揃えて順に供給す
る供給工程と、該供給工程で供給された各コイルセグメ
ントの少なくとも一方の脚部を保持手段に保持させる保
持工程と、該保持手段を介して該コイルセグメントを順
に搬送する搬送工程と、該搬送工程で搬送されるコイル
セグメントを該保持手段を介して所定ピッチの重畳した
環状に配列させる環状配列工程とからなることを特徴と
するコイルセグメントの環状配列方法としても把握でき
る。なお、環状配列装置について説明した内容は、この
環状配列方法にも適宜該当する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、実施形態を挙げ、本発明を
より詳しく説明する。 (第1実施形態)本発明に係る第1実施形態であるコイ
ルセグメントの環状配列装置1の全体概要図を図1に示
す。なお、この環状配列装置1を用いて環状に配列され
た多数のセグメントSは、例えば、ステータコアのスロ
ット(図示せず)へ一度に挿入される。そして、各セグ
メントSの端子部(後述の脚端部S1a、S2a)が溶
接、接合されて、3相または6相のステータコイルが形
成される。そして、引出端子を各相毎に溶接してステー
タが完成する。このようなステータは、例えば、ハイブ
リット車の駆動モータに使用される。
【0015】ところで、環状配列装置1は、案内手段1
0と、搬送手段20と、環状配列手段30とから主にな
る。案内手段10は、成形機から搬送されてきたセグメ
ントSを次工程に案内するガイドバー11からなる。こ
のガイドバー11は進行方向下方に緩やかに傾斜してお
り、セグメントSが自然落下するようになっている。従
って、ガイドバー11は、セグメントSを次工程に供給
するシュータとしての役割も果している。このガイドバ
ー11によるセグメントSの供給は、図1の工程域Iで
なされる(供給工程)。
【0016】ちなみに、このガイドバー11に懸架され
るセグメントSは、図2にその概観を示すように、矩形
断面の銅線材を略U字状に成形したものである。つま
り、平行直線状の脚部S1、S2と両脚部を連結する連
結部S3とからなる。脚部S1、S2は、捻られた連結
部S3によって、配設されるスロット内の層が食違うよ
うに成形されている。また、セグメントSは全体的にエ
ナメル被覆されているが、脚部S1、S2の脚端部S1
a、S2aは、前述の溶接による結線のためにエナメル
被覆はなされていない。ここで、脚部S1は前述のスロ
ットの内層(例えば、第1層)に挿入され、脚部S2は
その外層(例えば、第2層)に挿入される。このように
本実施形態でいう「内」とは、セグメントSが挿入され
るスロットの内周側またはセグメントSを環状に配列し
たときの内周側を意味し、「外」とは、それらの外周側
を意味する(以下、同様)。
【0017】ガイドバー11に連結部S3が懸架された
状態で供給されたセグメントSは、工程域Iに続く工程
域IIで一つ一つが分離されて、脚端部S1aと脚端部S
2aとが内コマCiと外コマCoとにそれぞれ保持され
る(保持工程)。セグメントSが分離される様子を図3
に示す。また、内コマCiおよび外コマCo(両方併せ
て「コマC」という。)は同形状であり、その全体形状
を図4に示す。図4から解るように、コマCは、中央部
に両側面が切り欠かれた有底状の窪みC1を有する凹状
をしている。窪みC1に、脚端部S1a、S2aが挿入
される。コマCの両側面C2、C3は、後述する環状レ
ーン31の曲面に沿った円弧面からなるが、脚端部S1
a、S2aが挿入される内コマCiおよび外コマCoの
向きは同じ向きに揃えられている。本実施形態の場合、
セグメントSはコマCで規制されており、セグメントS
はコマCに対して自由に姿勢変化できない。そのため、
コマCと共にセグメントSは姿勢変化する。
【0018】搬送手段20は、内レーン21と、外レー
ン22と、内レーン21に沿って設けられた不等ピッチ
スクリュー23と、外レーン22に沿って設けられた等
ピッチスクリュー24とからなる。内レーン21はセグ
メントSの脚部S1を保持した内コマCiが誘導される
通路であり、外レーン22は脚部S2を保持した外コマ
Coが誘導される通路である。工程域IIIにおける内レ
ーン21および外レーン22は、徐々に近接するように
配設されている。そして、工程域IVで両レーン21、2
2は近接した平行な直線状となる。両レーン21、22
の通路幅は、工程域IIIの当初ではコマCの幅wにほぼ
等しく、工程域IVに近づくにつれて狭くなり、工程域IV
ではコマCの厚さtにほぼ等しくなる。
【0019】工程域IIIにおける内レーン21および外
レーン22でのコマCの搬送は、不等ピッチスクリュー
23と等ピッチスクリュー24とによってそれぞれ行わ
れる。不等ピッチスクリュー23は、内コマCiが係合
する不等ピッチの螺旋溝を外周面に有するものである。
この不等ピッチスクリュー23が回転することにより、
内コマCiは工程域IIIからIVへと搬送されていく。等
ピッチスクリュー24は、外コマCoが係合する等ピッ
チの螺旋溝を外周面に有するものである。この等ピッチ
スクリュー24が回転することにより、外コマCoは工
程域IIIからIVへと搬送されていく。
【0020】ここで、不等ピッチスクリュー23の螺旋
溝のピッチは、工程域IIIの当初部分で、等ピッチスク
リュー24のピッチよりも大きく、工程域IVに近づく
程、等ピッチスクリュー24のピッチに近くなってい
る。その結果、少なくとも工程域IIIの当初域で、内コ
マCiによって保持された脚部S1は、外コマCoによ
って保持された脚部S2よりも早く進む。そのため、セ
グメントSは、図1に示すように、内側の脚部S1を前
方に、外側の脚部S2を後方にした姿勢を自ずととるよ
うになる。
【0021】そして、等ピッチスクリュー24と不等ピ
ッチスクリュー23の各ピッチを調整することにより、
工程域IVでは、あるセグメントSの脚部S1と他のセグ
メントSの脚部S2とが所定数のコマCを跨いだ位置で
重なる重畳状態となる(図1のA部)。各セグメントS
は、このような重畳状態を維持して次の工程域Vへ搬送
される。なお、工程域IVでは、内レーン21にある内コ
マCiおよび外レーン22にある外コマCoを特別に駆
動する必要はない。何故なら、不等ピッチスクリュー2
3と等ピッチスクリュー24とによって、各コマCが密
着した状態で押出されてくるからである。そして、各コ
マCが密着状態を維持している故に、各セグメントS間
で上記のような所定ピッチを保った重畳状態が維持され
ることにもなる。勿論、工程域IVでも、コマCを積極的
に搬送しても良い。例えば、図5に示すように、コマC
の大きさに応じた間隔のフィン26aを全周に設けたフ
ィン付きベルト26で内コマCiや外コマCoを駆動し
ても良い。いずれにしても、工程域IIIおよびIVで、セ
グメントSの搬送工程がなされている。
【0022】環状配列手段は、直線状の内レーン21お
よび外レーン22にそれぞれ接続される環状の内レーン
31および外レーン32とからなる。この環状の内レー
ン31および外レーン32に、所定数の各内コマCiお
よび外コマCoが前述のフィン付きベルト26等によっ
て押出搬送されてくる。このときのコマCの様子を図6
に示す。すると、内コマCiおよび外コマCoによって
形成された環形状に応じて所定数のセグメントSが環状
に配列される。このとき、工程域IVにおけるセグメント
S間の配置関係が維持されているため、それに続く工程
域Vでも、あるセグメントSの内側の脚部S1上に他の
対応するセグメントSの外側の脚部S2が、所定ピッチ
で全て重畳している。こうして、脚部S1と脚部S2と
の間で重畳関係の修正を行うこともなく、工程域Vで全
てのセグメントSが所望の環状に配列される(環状配列
工程)。
【0023】(第2実施形態)本発明に係る第2実施形
態であるコイルセグメントの環状配列装置2の要部概略
図を図7に示す。この環状配列装置2は、環状配列装置
1のコマCを保持ベルトB1(保持手段)に替え、環状
レーン31、32をボビンN(巻回手段)に替えたもの
である。保持ベルトB1(第1保持ベルト)は、可撓性
の帯状をしており、幅方向に延び、所定ピッチで多数連
なった有底の挿入孔B1a(第1挿入孔)を有する。こ
の挿入孔B1aに、脚部S1が一本づつ挿入され、セグ
メントSは回動可能に保持されている(保持工程)。セ
グメントSの一方の脚部S2は、ガイド(図示せず)に
より保持ベルトB1の外周面に当接した状態で搬送され
る(搬送工程)。こうして各セグメントSは、保持ベル
トB1の挿入孔B1aのピッチとセグメントSの形状と
で定る重畳状態となっている。
【0024】このように各セグメントSを重畳させた状
態で、保持ベルトB1は、円筒状の巻回面N1を有する
ボビンNにより巻回される。そして、第1実施形態の場
合と同様に、全てのセグメントSが所望の環状に配列さ
れる(環状配列工程)。図7では、第1層目の保持ベル
トB1によって、セグメントSが環状配列される場合を
示したが、図8に示すように、第2層目、第3層目、第
4層目等をなす保持ベルトBでセグメントSを多層に環
状配列しても良い。ここで、保持ベルトB1を順にボビ
ンNに積層し、セグメントSを多層に環状配列させる場
合、外層側の保持ベルトB1程、挿入孔B1aのピッチ
は、半径増加分を考慮して大きくなるので、その点を考
慮して各層の保持ベルトB1の形状(寸法)を決定す
る。もっとも、ピッチを調整すれば、各層毎の保持ベル
トB1の厚みを変更する必要はない。こうして、多層に
環状配列されたセグメントSを一度でコアのスロットへ
挿入できるようになると、ステータ等を効率に生産でき
る。
【0025】もちろん、セグメントSを一層環状配列さ
せる毎に、それをコアのスロットへ挿入することも考え
られる。この場合、各層で使用する保持ベルトB1は、
ボビンNの外径が変更されない限り、挿入孔B1aのピ
ッチのみならず、その半径方向位置も調整される必要が
ある。つまり、セグメントSが挿入されるスロット内の
半径変化に対応して、例えば、保持ベルトB1の厚み等
を調整しておく必要がある。具体的には、先ず、第1層
目の保持ベルトB1に対して、第2層目の保持ベルトB
1のピッチおよび厚みを僅かに大きくする。また、図8
に示したように、各層毎に使用する保持ベルトB1を別
個に用意する必要はなく、図9に示すように、それらを
一体としても良い。図9に示した保持ベルトB1は、ボ
ビンNに巻回される第1層、第2層、第3層等に相当す
る部分毎に、挿入孔B1aのピッチを適宜調整したもの
である。これにより、保持ベルトB1の取替えを行うこ
となく、一度の巻回でセグメントSを多層に環状配列さ
せることができ、一層効率的である。
【0026】これまでは、セグメントSの脚部S1のみ
を保持ベルトB1の挿入孔B1aに挿入する場合につい
て説明したが、図10に示すようように、脚部S2をも
保持ベルトB2(第2保持ベルト)の挿入孔B2a(第
2挿入孔)に挿入するようにしても良い。セグメントS
の両脚部S1、S2を保持ベルトB1、B2で保持する
ことにより、セグメントSの保持および重畳状態がより
安定したものとなる。また、2つの保持ベルトB1、B
2を使用することで、図10(a)からも分るように、
保持ベルトB1、B2へ各セグメントSを保持させる保
持工程を、より安定的にかつ容易に行うことができる。
また、その状態から、図10(b)に示すような搬送工
程への移行もスムーズである。
【0027】なお、保持ベルトB1、B2は、ゴム、樹
脂、紙、金属等で製作できる。また、保持ベルトB1、
B2は、一体的なものでなくとも、コマを連結しベルト
状にしたようなものでも良い。いずれにしても、本実施
形態の環状配列装置1、2によれば、多数のセグメント
Sが環状に配列された環状セグメント層が容易に効率的
に形成される。この環状セグメント層を、通常の同時挿
入機と呼ばれる装置で把持し、コマCや保持ベルトBか
らセグメントSを同時に抜き取り、ステータコアのスロ
ットに一度に挿入する。そして、セグメントSの脚端部
S1a、S2aを曲げ、その曲げた部分を溶接し、その
溶接部を絶縁処理して、相コイルを形成する。最後に、
各相ごとに引出端子を取付けると、ステータが完成す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、コイルセグメントを、
ステータコアやロータコアのスロットへ環状に挿入する
工程を、容易かつ効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である環状配列装置を示
す全体概略図である。
【図2】その実施形態で用いたコイルセグメントの全体
斜視図である。
【図3】そのコイルセグメントの脚部をコマに保持させ
る保持工程を示す図である。
【図4】そのコマのの全体斜視図である。
【図5】そのコマに保持されたコイルセグメントを、フ
ィン付きベルトで搬送する様子を示す図である。
【図6】そのコマが環状レーンで環状に配列される様子
を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態である環状配列装置を示
す要部概略図である。
【図8】その実施形態で用いられる各層毎の保持ベルト
の示す図である。
【図9】それらを一本化した保持ベルトを示す図であ
る。
【図10】コイルセグメントの両脚部を2本の保持ベル
トで保持する様子を示す図である。
【符号の説明】
1、2 環状配列装置 11 ガイドバー 21 内レーン 22 外レーン 23 不等ピッチスクリュー 24 等ピッチスクリュー 31、32 環状レーン C コマ S コイルセグメント S1、S2 脚部 B1、B2 保持ベルト N ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 良則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石丸 泰彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5H603 AA09 BB01 BB05 BB09 CA01 CA05 CB02 CB03 CB18 CB26 CC03 CC17 CD01 CD05 CD06 CD11 CD12 CD22 CD31 CD33 CE02 CE05 EE01 5H615 AA01 BB01 BB05 BB07 BB14 PP01 PP12 PP13 PP14 QQ03 QQ06 QQ07 QQ12 QQ25 QQ27 SS04 SS09 SS10 SS16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略U字状に素線を成形してなり一対の脚部
    と該脚部同士を連結する連結部とを有する複数のコイル
    セグメントを、向きを揃えて順に案内する案内手段と、 該案内手段から供給された各コイルセグメントの少なく
    とも一方の脚部を保持する保持手段と、 該保持手段を介して該コイルセグメントを順に搬送する
    搬送手段と、 該搬送手段により搬送されるコイルセグメントを該保持
    手段を介して所定ピッチの重畳した環状に配列させる環
    状配列手段とからなることを特徴とするコイルセグメン
    トの環状配列装置。
  2. 【請求項2】前記保持手段は、前記コイルセグメントの
    脚部を保持する凹状のコマからなる請求項1記載のコイ
    ルセグメントの環状配列装置。
  3. 【請求項3】前記搬送手段は、前記コマの各々に係合す
    るフィンを外周側に配設したフィン付きベルトを回動さ
    せて該コマを順に移動させるベルト搬送手段である請求
    項2記載のコイルセグメントの環状配列装置。
  4. 【請求項4】前記搬送手段は、外周側に前記コマの各々
    が係合する螺旋溝を外周側に設けたスクリューを回転さ
    せて該コマを順に移動させるスクリュー搬送手段である
    請求項2記載のコイルセグメントの環状配列装置。
  5. 【請求項5】前記コマは、前記コイルセグメントの一方
    の脚部を保持する第1コマと該コイルセグメントの他方
    の脚部を保持する第2コマとからなり、 前記スクリュー搬送手段は、該第1コマが係合する第1
    螺旋溝を外周側に設けた第1スクリューを回転させて該
    第1コマを順に移動させる第1スクリュー搬送手段と該
    第2コマが係合する第2螺旋溝を外周側に設けた第2ス
    クリューを回転させて該第2コマを順に移動させる第2
    スクリュー搬送手段とからなる請求項4に記載のコイル
    セグメントの環状配列装置。
  6. 【請求項6】前記第1螺旋溝は等ピッチ螺旋溝であり、 前記第2螺旋溝は不等ピッチ螺旋溝である請求項5に記
    載のコイルセグメントの環状配列装置。
  7. 【請求項7】前記環状配列手段は、前記コマを環状に配
    列させる環状レーンからなる請求項2に記載のコイルセ
    グメントの環状配列装置。
  8. 【請求項8】前記保持手段は、前記コイルセグメントの
    少なくとも一方の脚部を挿入して保持できる挿入孔を所
    定ピッチで設けた帯状の保持ベルトからなる請求項1記
    載のコイルセグメントの環状配列装置。
  9. 【請求項9】前記保持ベルトは、前記コイルセグメント
    の一方の脚部を挿入できる第1挿入孔を所定ピッチで設
    けた第1保持ベルトと、前記コイルセグメントの他方の
    脚部を挿入できる第2挿入孔を所定ピッチで設けた第2
    保持ベルトとからなる請求項8記載のコイルセグメント
    の環状配列装置。
  10. 【請求項10】前記環状配列手段は、前記保持ベルトを
    円筒状の巻回面を有するボビンに巻回する巻回手段から
    なる請求項8記載のコイルセグメントの環状配列装置。
  11. 【請求項11】前記コイルセグメントの一方の脚部と他
    方の脚部とは、挿入されるコアの異なるスロット内で、
    径方向の配設位置が異なるように成形された食違いコイ
    ルセグメントである請求項1記載のコイルセグメントの
    環状配列装置。
  12. 【請求項12】略U字状に素線を成形してなり一対の脚
    部と該脚部同士を連結する連結部とを有する複数のコイ
    ルセグメントを、向きを揃えて順に供給する供給工程
    と、 該供給工程で供給された各コイルセグメントの少なくと
    も一方の脚部を保持手段に保持させる保持工程と、 該保持手段を介して該コイルセグメントを順に搬送する
    搬送工程と、 該搬送工程で搬送されるコイルセグメントを該保持手段
    を介して所定ピッチの重畳した環状に配列させる環状配
    列工程とからなることを特徴とするコイルセグメントの
    環状配列方法。
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