JP2003324109A - 薄膜トランジスタパネルの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタパネルの製造方法

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JP2003324109A JP2002127833A JP2002127833A JP2003324109A JP 2003324109 A JP2003324109 A JP 2003324109A JP 2002127833 A JP2002127833 A JP 2002127833A JP 2002127833 A JP2002127833 A JP 2002127833A JP 2003324109 A JP2003324109 A JP 2003324109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブマトリクス型液晶表示装置におい
て、アモルファスシリコン薄膜をCWレーザのスキャン
照射により結晶化させてなるポリシリコン薄膜により形
成された、チャネル長方向が互いに直交する2種類の薄
膜トランジスタの特性のバラツキを小さくする。 【解決手段】 走査ライン駆動回路部11の薄膜トラン
ジスタ13のチャネル長方向L1とデータライン駆動回
路部12の薄膜トランジスタ14のチャネル長方向L2
とは互いに直交する方向となっている。この場合、ガラ
ス基板4上に成膜されたアモルファスシリコン薄膜を結
晶化させてポリシリコン薄膜とするためのCWレーザの
スキャン方向は、ガラス基板4の一端面4aaに対して
ほぼ45°傾斜する方向とする。すると、薄膜トランジ
スタ13、14の各チャネル長方向L1、L2がCWレ
ーザのスキャン方向に対してそれぞれほぼ45°ずつ傾
斜する方向となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は薄膜トランジスタ
パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、薄膜トランジスタをスイッチン
グ素子として用いたアクティブマトリクス型の液晶表示
装置は、一般的に、方形状の基板上に、基板の所定の一
端面と平行するように配置された複数の走査線と、走査
線と直交する方向に配置された複数のデータ線と、走査
線とデータ線との各交点近傍に配置された複数の薄膜ト
ランジスタおよび各薄膜トランジスタに接続された複数
の画素電極とが設けられた、構造の薄膜トランジスタパ
ネルを備えている。この場合、薄膜トランジスタのチャ
ネル長方向は、基板の所定の一端面と平行な方向または
垂直な方向となっている。
【0003】ところで、上記構造の薄膜トランジスタパ
ネルの製造方法には、方形状の基板上にアモルファスシ
リコン薄膜を成膜し、このアモルファスシリコン薄膜を
CWレーザのスキャン照射により結晶化させてポリシリ
コン薄膜とし、このポリシリコン薄膜を素子分離して複
数の薄膜トランジスタを形成する方法がある。
【0004】この場合、CWレーザのスキャン方向を方
形状の基板の一端面に対して平行な方向とし、基板をそ
れを載置するステージと共にCWレーザのスキャン方向
に対して直交する方向に間歇的に移動させ、これにより
基板上に成膜されたアモルファスシリコン薄膜の全面に
CWレーザを照射している。
【0005】このとき、アモルファスシリコン薄膜の結
晶化はCWレーザのスキャン方向に沿って進み、シリコ
ンの結晶方位のそろった比較的大きな粒径のポリシリコ
ン薄膜が形成される。また、CWレーザのスキャン方向
に対して直交する方向について見ると、ポリシリコン薄
膜には多数の結晶粒界が存在する。
【0006】一方、薄膜トランジスタの移動度は、チャ
ネル長方向がCWレーザのスキャン方向と平行する方向
であると高くなり、CWレーザのスキャン方向と直交す
る方向であると低くなる。そこで、従来では、画素電極
に接続された薄膜トランジスタのチャネル長方向はCW
レーザのスキャン方向としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、薄膜トラン
ジスタパネルにおいて、基板上にチャネル長方向が互い
に直交する2種類の薄膜トランジスタを形成する場合に
は、一方の薄膜トランジスタのチャネル長方向をCWレ
ーザのスキャン方向とすると、他方の薄膜トランジスタ
のチャネル長方向がCWレーザのスキャン方向と直交す
る方向となり、2種類の薄膜トランジスタの特性のバラ
ツキが大きくなってしまう。そこで、この発明は、チャ
ネル長方向が互いに直交する2種類の薄膜トランジスタ
の特性のバラツキを小さくすることができる薄膜トラン
ジスタパネルの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板上に成膜されたアモルファスシリコン薄膜をC
Wレーザのスキャン照射により結晶化させてポリシリコ
ン薄膜とし、このポリシリコン薄膜を素子分離して2種
類の薄膜トランジスタをその各チャネル長方向が前記C
Wレーザのスキャン方向に対して一方向および他方向に
それぞれ30°〜60°傾斜するように形成することを
特徴とするものである。請求項2に記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記CWレーザのスキャン方
向は前記基板の所定の一端面に対して30°〜60°傾
斜する方向であることを特徴とするものである。請求項
3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記
基板は薄膜トランジスタパネル複数個分に対応する大き
さであり、該基板をその所定の一端面に対して平行な線
および垂直な線に沿って切断して複数個の薄膜トランジ
スタパネルを得ることを特徴とするものである。請求項
4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記
CWレーザのスキャン照射は前記基板上からオーバーし
ないように制御することを特徴とするものである。請求
項5に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前
記基板を載置するためのステージは前記CWレーザが照
射されても影響を受けない材料によって形成され、前記
CWレーザのスキャン照射はそのスキャン照射距離が一
定となるように制御することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、前記CWレーザのスキャン方向は前記基板の所定の
一端面に対して平行な方向であることを特徴とするもの
である。請求項7に記載の発明は、請求項6記載の発明
において、前記基板は薄膜トランジスタパネル複数個分
に対応する大きさであり、該基板をその所定の一端面に
対して平行な線および垂直な線に沿って切断して複数個
の薄膜トランジスタパネルを得ることを特徴とするもの
である。請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の発
明において、前記基板は薄膜トランジスタパネル複数個
分に対応する大きさであり、該基板をその所定の一端面
に対して一方向および他方向にそれぞれほぼ45°ずつ
傾斜する2種類の線に沿って切断して複数個の薄膜トラ
ンジスタパネルを得ることを特徴とするものである。こ
の発明によれば、2種類の薄膜トランジスタをその各チ
ャネル長方向がCWレーザのスキャン方向に対して一方
向および他方向にそれぞれ30°〜60°傾斜するよう
に形成しているので、チャネル長方向が互いに直交する
2種類の薄膜トランジスタの各チャネル長方向がCWレ
ーザのスキャン方向に対してそれぞれ30°〜60°傾
斜する方向となり、したがってチャネル長方向が互いに
直交する2種類の薄膜トランジスタの特性のバラツキを
小さくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態と
しての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネ
ルを備えた液晶表示装置の等価回路的平面図およびその
所定の2箇所の拡大透過平面図を示したものである。こ
の液晶表示装置は、方形状の薄膜トランジスタパネル1
とその上に配置された方形状の対向パネル2とがほぼ方
形枠状のシール材3を介して貼り合わされ、シール材3
の内側における両パネル1、2間に液晶(図示せず)が
封入された構造となっている
【0010】薄膜トランジスタパネル1のベースとなる
方形状のガラス基板4上においてシール材3の内側に
は、マトリクス状に配置された複数の画素電極5と、こ
れらの画素電極5にそれぞれ接続された複数の薄膜トラ
ンジスタ6と、図1の行方向に配置され、薄膜トランジ
スタ6に走査信号を供給する複数の走査ライン7と、図
1の列方向に配置され、薄膜トランジス7タにデータ信
号を供給する複数のデータライン8とが設けられてい
る。
【0011】薄膜トランジスタパネル1のベースとなる
方形状のガラス基板4の相隣接する所定の2辺は対向パ
ネル2から突出されている。このうちの一方の突出部4
a上の一点鎖線で囲まれた短冊形状の領域は、走査ライ
ン7に走査信号を供給するための走査ライン駆動回路が
一体的に形成された走査ライン駆動回路部11となって
いる。他方の突出部4b上の一点鎖線で囲まれた短冊形
状の領域は、データライン8にデータ信号を供給するた
めのデータライン駆動回路が一体的に形成されたデータ
ライン駆動回路部12となっている。
【0012】走査ライン駆動回路部11のシフトレジス
タの一部を構成する薄膜トランジスタ13は、その構造
については後で説明するが、そのチャネル長方向L1が
ガラス基板4の突出部4aの突出端面4aaと平行する
方向となるように配置されている。データライン駆動回
路部12のシフトレジスタの一部を構成する薄膜トラン
ジスタ14は、その構造については後で説明するが、そ
のチャネル長方向L2が薄膜トランジスタ13のチャネ
ル長方向L1と直交する方向となるように配置されてい
る。なお、画素電極5に接続された薄膜トランジスタ6
のチャネル長方向はL1方向とL2方向のいずれの方向
であってもよい。
【0013】3種類の薄膜トランジスタ6、14、15
の基本的な構造は同じであり、一例として、図2に示す
ような構造となっている。すなわち、ガラス基板4の上
面には酸化シリコンからなる下地絶縁膜21が設けられ
ている。下地絶縁膜21の上面の所定の箇所にはポリシ
リコン薄膜22が設けられている。ポリシリコン薄膜2
2の中央部は真性ポリシリコンからなるチャネル領域2
2aとされ、その両側はn型ポリシリコンからなるソー
ス領域22bおよびドレイン領域22cとされている。
【0014】ポリシリコン薄膜22を含む下地絶縁膜2
1の上面には酸化シリコンからなるゲート絶縁膜23が
設けられている。ポリシリコン薄膜22のチャネル領域
22a上におけるゲート絶縁膜23の上面にはタングス
テンやアルミニウム等からなるゲート電極24が設けら
れている。ゲート電極24を含むゲート絶縁膜23の上
面には酸化シリコンからなる層間絶縁膜25が設けられ
ている。
【0015】層間絶縁膜25の上面の所定の2箇所には
タングステンやアルミニウム等からなるソース電極26
およびドレイン電極27が設けられている。ソース電極
26およびドレイン電極27は、層間絶縁膜25および
ゲート絶縁膜23の各所定の箇所に形成されたコンタク
トホール28、29を介してポリシリコン薄膜22のソ
ース領域22bおよびドレイン領域22cに接続されて
いる。
【0016】次に、上記構造の薄膜トランジスタパネル
1の薄膜トランジスタ6、14、15の部分の製造方法
について説明する。まず、図3に示すように、一点鎖線
で示す線に沿って切断すると、図1に示すガラス基板4
を複数個得ることができる大きさの方形状のガラス基板
31を用意する。この場合、図3において一点鎖線で示
す線は、ガラス基板31の一端面31aに対して平行な
線と垂直な線とからなっている。
【0017】次に、図4(A)に示すように、ガラス基
板31の上面にプラズマCVD法により酸化シリコンか
らなる下地絶縁膜21および水素含有の真性なアモルフ
ァスシリコン薄膜32を連続して成膜する。この場合、
下地絶縁膜2の膜厚は1000〜3000Å程度であ
り、アモルファスシリコン薄膜32の膜厚は500〜1
500Å程度である。
【0018】次に、後の工程でCWレーザの照射により
高エネルギーを与えたとき水素が突沸して欠陥が生じる
のを避けるために、窒素雰囲気の大気圧中において温度
450℃程度で2時間以上の熱処理を行うことにより、
アモルファスシリコン薄膜32中の水素濃度を低減す
る。次に、図4(B)に示すように、CWレーザを照射
すると、真性なアモルファスシリコン薄膜32が結晶化
されて真性なポリシリコン薄膜33が形成される。
【0019】ここで、CWレーザの照射について説明す
る。まず、図5に示すように、Y方向に間歇的に移動可
能なステージ34上にガラス基板31をその一端面31
aがX方向に対してほぼ45°傾斜するように載置す
る。次に、Nd:YVO4レーザやArイオンレーザ等
のCWレーザ35を矢印で示すようにX方向にスキャン
照射するとともに、1回のスキャン照射の終了後にステ
ージ34をその上に載置されたガラス基板31と共にY
方向に所定の距離ずつ間歇的に移動させ、これによりガ
ラス基板31上に成膜されたアモルファスシリコン薄膜
32の全面にCWレーザ35を照射する。
【0020】すると、アモルファスシリコン薄膜32の
結晶化がCWレーザ35のスキャン方向(X方向)に沿
って進み、シリコンの結晶方位のそろった比較的大きな
粒径のポリシリコン薄膜33が形成される。また、CW
レーザ35のスキャン方向(X方向)に対して直交する
方向(Y方向)について見ると、ポリシリコン薄膜33
には多数の結晶粒界(図示せず)が存在する。
【0021】この場合、ガラス基板31はステージ34
上にその一端面31aがX方向(CWレーザ35のスキ
ャン方向)に対してほぼ45°傾斜するように載置され
ているので、アモルファスシリコン薄膜32の結晶化方
向はガラス基板31の一端面31aに対してほぼ45°
傾斜する方向(X方向)となり、この傾斜方向に対して
直交する方向(Y方向)に多数の結晶粒界が存在するこ
とになる。ここで、一例として、Nd:YVO4レーザ
の場合には、パワー10W程度とし、スキャン速度を5
0cm/s程度とする。
【0022】次に、図4(C)に示すように、フォトリ
ソグラフィ法により、ポリシリコン薄膜33を素子分離
する。次に、図4(D)に示すように、素子分離された
ポリシリコン薄膜33を含む下地絶縁膜21の上面にプ
ラズマCVD法により酸化シリコンからなるゲート絶縁
膜23を膜厚500〜2000Å程度に成膜する。
【0023】次に、ポリシリコン薄膜22の中央部上に
おけるゲート絶縁膜23の上面にタングステンやアルミ
ニウム等からなるゲート電極24をパターン形成する。
次に、ゲート電極24をマスクとしてn型イオンを注入
し、図2に示すように、ゲート電極24によって覆われ
ていないポリシリコン薄膜22をn型イオンが注入され
たソース領域22bおよびドレイン領域22cとする。
【0024】次に、ゲート電極24を含むゲート絶縁膜
23の上面にプラズマCVD法により酸化シリコンから
なる層間絶縁膜25を膜厚1000〜10000Å程度
に成膜する。次に、層間絶縁膜25の所定の2箇所にコ
ンタクトホール28、29を形成する。次に、層間絶縁
膜25の上面の所定の2箇所にタングステンやアルミニ
ウム等からなるソース電極26およびドレイン電極27
をパターン形成する。この場合、ソース電極26および
ドレイン電極27はコンタクトホール28、29を介し
てポリシリコン薄膜22のソース領域22bおよびドレ
イン領域22cに接続される。
【0025】かくして、薄膜トランジスタ6、14、1
5が形成される。ただし、この場合、図1に示すよう
に、走査ライン駆動回路部11のシフトレジスタの一部
を構成する薄膜トランジスタ13のチャネル長方向L1
はガラス基板4の突出部4aの突出端面と平行な方向と
なるようにする。データライン駆動回路部12のシフト
レジスタの一部を構成する薄膜トランジスタ14のチャ
ネル長方向L2は薄膜トランジスタ13のチャネル長方
向L1と直交する方向となるようにする。画素電極5に
接続された薄膜トランジスタ6のチャネル長方向はL1
方向とL2方向のいずれの方向としてもよい。
【0026】一方、図5に示すように、CWレーザ35
のスキャン方向はガラス基板31の一端面31aに対し
てほぼ45°傾斜する方向である。この結果、2種類の
薄膜トランジスタ13、14はその各チャネル長方向L
1、L2がCWレーザ35のスキャン方向に対して一方
向および他方向にそれぞれほぼ45°ずつ傾斜する方向
となるように配置されることになる。したがって、チャ
ネル長方向L1、L2が互いに直交する2種類の薄膜ト
ランジスタ13、14の各チャネル長方向L1、L2が
CWレーザ35のスキャン方向に対してそれぞれほぼ4
5°ずつ傾斜する方向となり、チャネル長方向L1、L
2が互いに直交する2種類の薄膜トランジスタ13、1
4の特性のバラツキを小さくすることができる。
【0027】ところで、図5に示すように、CWレーザ
35のスキャン方向はガラス基板31の一端面31aに
対してほぼ45°傾斜する方向であるので、同図に示す
矢印の長さが異なるように、ガラス基板31上のアモル
ファスシリコン薄膜32に対するCWレーザ35のスキ
ャン照射距離が異なる。これは、ステージ34の材料が
ステンレスである場合、CWレーザ35のスキャン照射
がガラス基板31上からオーバーしないようにするため
である。すなわち、CWレーザ35がガラス基板31上
からオーバーしてステンレス製のステージ34に照射さ
れると、ステンレス成分が蒸発してガラス基板31上の
アモルファスシリコン薄膜32が汚染されるので、これ
を防止するためである。しかし、このようにすると、C
Wレーザ35のスキャン照射の制御が複雑となる。
【0028】一方、ステージ34の材料がCWレーザ3
5が照射されても影響を受けない材料、例えば石英やガ
ラス等である場合には、ガラス基板31上のアモルファ
スシリコン薄膜32に対するCWレーザ35のスキャン
照射距離が異ならせる必要はなく、スキャン照射距離を
一定としてもよい。このようにすれば、CWレーザ35
のスキャン照射の制御が容易となる。
【0029】なお、図5では、ガラス基板31をステー
ジ34上にその一端部31aがステージ34の左上に位
置するように載置した場合について説明したが、これに
限らず、図6に示すように、ガラス基板31をステージ
34上にその一端部31aがステージ34の左下に位置
するように載置するようにしてもよい。
【0030】次に、図7はこの発明の第2実施形態とし
ての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネル
を備えた液晶表示装置の等価回路的平面図およびその所
定の2箇所の拡大透過平面図を示したものである。この
液晶表示装置では、走査ライン駆動回路部11のシフト
レジスタの一部を構成する薄膜トランジスタ13は、そ
のチャネル長方向L1がガラス基板4の突出部4aの突
出端面4aaに対して所定の方向にほぼ45°傾斜する
方向となるように配置されている。データライン駆動回
路部12のシフトレジスタの一部を構成する薄膜トラン
ジスタ14は、そのチャネル長方向L2が薄膜トランジ
スタ13のチャネル長方向L1と直交する方向となるよ
うに配置されている。
【0031】次に、この場合のCWレーザの照射につい
て説明する。まず、図8に示すように、Y方向に間歇的
に移動可能なステージ34上にガラス基板31をその一
端面31aがY方向と平行するように載置する。次に、
CWレーザ35をX方向にスキャン照射するとともに、
1回のスキャン照射の終了後にステージ34をその上に
載置されたガラス基板31と共にY方向に所定の距離ず
つ間歇的に移動させ、これによりガラス基板31上に成
膜されたアモルファスシリコン薄膜32の全面にCWレ
ーザ35を照射する。
【0032】すると、アモルファスシリコン薄膜32の
結晶化がCWレーザ35のスキャン方向(X方向)に沿
って進み、シリコンの結晶方位のそろった比較的大きな
粒径のポリシリコン薄膜33が形成される。また、CW
レーザ35のスキャン方向(X方向)に対して直交する
方向(Y方向)について見ると、ポリシリコン薄膜33
には多数の結晶粒界(図示せず)が存在する。
【0033】この場合、ガラス基板31はステージ34
上にその一端部31aがX方向(CWレーザ35のスキ
ャン方向)に対してほぼ45°傾斜するように載置され
ているので、アモルファスシリコン薄膜32の結晶化方
向はガラス基板31の一端面31aに対してほぼ45°
傾斜する方向(X方向)となり、この傾斜方向に対して
直交する方向(Y方向)に多数の結晶粒界が存在するこ
とになる。
【0034】そして、上述の場合とほぼ同様の工程を経
て薄膜トランジスタ13、14を形成し、次いで図8に
示すガラス基板31を図3に示す場合と同様の一点鎖線
に沿って切断し、図7に示す薄膜トランジスタパネル1
を複数個得る。ただし、この場合、図7に示すように、
走査ライン駆動回路部11のシフトレジスタの一部を構
成する薄膜トランジスタ13のチャネル長方向L1はガ
ラス基板4の突出部4aの突出端面4aaに対して所定
の方向にほぼ45°傾斜する方向となるようにする。デ
ータライン駆動回路部12のシフトレジスタの一部を構
成する薄膜トランジスタ14のチャネル長方向L2は薄
膜トランジスタ13のチャネル長方向L1と直交する方
向となるようにする。
【0035】一方、図8に示すように、CWレーザ35
のスキャン方向はガラス基板31の一端面31aに対し
て直交する方向である。この結果、2種類の薄膜トラン
ジスタ13、14はその各チャネル長方向L1、L2が
CWレーザ35のスキャン方向に対して一方向および他
方向にそれぞれほぼ45°ずつ傾斜する方向となるよう
に配置されることになる。したがって、チャネル長方向
L1、L2が互いに直交する2種類の薄膜トランジスタ
13、14の各チャネル長方向L1、L2がCWレーザ
35のスキャン方向に対してそれぞれほぼ45°ずつ傾
斜する方向となり、チャネル長方向L1、L2が互いに
直交する2種類の薄膜トランジスタ13、14の特性の
バラツキを小さくすることができる。
【0036】ところで、この第2実施形態の場合、図8
に示すように、CWレーザ35のスキャン方向はガラス
基板31の一端面31aに対して直交する方向であるの
で、ガラス基板31上のアモルファスシリコン薄膜32
に対するCWレーザ35のスキャン照射距離を一定とす
ればよく、CWレーザ35のスキャン照射の制御が容易
となる。しかし、この第2実施形態の場合、図7に示す
ように、薄膜トランジスタ13、14のチャネル長方向
L1、L2がガラス基板4の端面に対してそれぞれほぼ
45°ずつ傾斜する方向となるので、そのパターン設計
が煩雑となってしまう。
【0037】そこで、図8に示すように、CWレーザ3
5のスキャン方向をガラス基板31の一端面31aに対
して直交する方向とし、図9において一点鎖線で示すよ
うに、ガラス基板31をその一端面31aに対して一方
向および他方向にそれぞれほぼ45°ずつ傾斜する2種
類の線に沿って切断すると、例えば図1に示すような構
造の薄膜トランジスタパネル1を複数個得ることができ
る。そして、この場合には、薄膜トランジスタ13、1
4のチャネル長方向L1、L2がガラス基板4の端面に
対してそれぞれ平行する方向となるので、そのパターン
設計が容易となる。
【0038】なお、上記各実施形態では、2種類の薄膜
トランジスタのチャネル長方向がCWレーザのスキャン
方向に対して一方向および他方向にそれぞれほぼ45°
ずつ傾斜するものであるが、少なくとも一方の薄膜トラ
ンジスタのチャネル長方向がCWレーザのスキャン方向
に対して垂直でなければ効果が得られるものであり、実
際のデバイスとして2種類の薄膜トランジスタのチャネ
ル長方向がCWレーザのスキャン方向に対して一方向お
よび他方向にそれぞれ30゜〜60゜の範囲に傾斜する
ようにしてもよい。また、例えば図5に示すように、C
Wレーザ35のスキャン方向を左側から右側に向かう一
方向のみとした場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば図9に示すように、千鳥状の2方向としても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、2種類の薄膜トランジスタをその各チャネル長方向
がCWレーザのスキャン方向に対して一方向および他方
向にそれぞれ30°〜60°傾斜するように形成してい
るので、チャネル長方向が互いに直交する2種類の薄膜
トランジスタの各チャネル長方向がCWレーザのスキャ
ン方向に対してそれぞれ30°〜60°傾斜する方向と
なり、したがってチャネル長方向が互いに直交する2種
類の薄膜トランジスタの特性のバラツキを小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態としての製造方法によ
り製造された薄膜トランジスタパネルを備えた液晶表示
装置の等価回路的平面図およびその所定の2箇所の拡大
透過平面図。
【図2】図1に示す薄膜トランジスタの構造を説明する
ために示す断面図。
【図3】図1に示す薄膜トランジスタパネルの製造に際
し、当初用意したガラス基板を示す平面図。
【図4】(A)〜(D)はそれぞれ図1に示す薄膜トラ
ンジスタパネルの各製造工程を示す断面図。
【図5】図4(B)に示すCWレーザの照射を説明する
ために示す平面図。
【図6】ガラス基板のステージ上への載置の他の例を説
明するために示す平面図。
【図7】この発明の第2実施形態としての製造方法によ
り製造された薄膜トランジスタパネルを備えた液晶表示
装置の等価回路的平面図およびその所定の2箇所の拡大
透過平面図。
【図8】上記第2実施形態におけるCWレーザの照射を
説明するために示す平面図。
【図9】この発明の第3実施形態としての製造方法にお
いてガラス基板の切断を説明するために示す平面図。
【図10】CWレーザの照射方法の他の例を説明するた
めに示す平面図。
【符号の説明】
1 薄膜トランジスタパネル 2 対向パネル 3 シール材 4 ガラス基板 5 画素電極 6 薄膜トランジスタ 7 走査ライン 8 データライン 11 走査ライン駆動回路部 12 データライン駆動回路部 13、14 薄膜トランジスタ 31 ガラス基板 32 アモルファスシリコン薄膜 33 ポリシリコン薄膜 34 ステージ 35 CWレーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA25 JA33 JA38 JA46 JB13 JB23 JB32 JB38 JB51 JB63 JB69 KA04 MA07 MA12 MA28 MA35 MA37 5F052 AA02 BA01 BB01 BB07 DA02 DB03 EA15 JA01 5F110 AA30 BB02 CC02 DD02 DD03 DD13 EE03 EE04 FF02 FF30 GG02 GG13 GG25 GG35 GG45 GG60 HJ13 HL03 HL04 NN02 NN04 NN23 NN35 NN72 PP03 PP05 PP35 QQ09 QQ11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に成膜されたアモルファスシリコ
    ン薄膜をCWレーザのスキャン照射により結晶化させて
    ポリシリコン薄膜とし、このポリシリコン薄膜を素子分
    離して2種類の薄膜トランジスタをその各チャネル長方
    向が前記CWレーザのスキャン方向に対して一方向およ
    び他方向にそれぞれ30゜〜60゜傾斜するように形成
    することを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記C
    Wレーザのスキャン方向は前記基板の所定の一端面に対
    して30゜〜60゜傾斜する方向であることを特徴とす
    る薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発明において、前記基
    板は薄膜トランジスタパネル複数個分に対応する大きさ
    であり、該基板をその所定の一端面に対して平行な線お
    よび垂直な線に沿って切断して複数個の薄膜トランジス
    タパネルを得ることを特徴とする薄膜トランジスタパネ
    ルの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、前記C
    Wレーザのスキャン照射は前記基板上からオーバーしな
    いように制御することを特徴とする薄膜トランジスタパ
    ネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の発明において、前記基
    板を載置するためのステージは前記CWレーザが照射さ
    れても影響を受けない材料によって形成され、前記CW
    レーザのスキャン照射はそのスキャン照射距離が一定と
    なるように制御することを特徴とする薄膜トランジスタ
    パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の発明において、前記C
    Wレーザのスキャン方向は前記基板の所定の一端面に対
    して平行な方向であることを特徴とする薄膜トランジス
    タパネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、前記基
    板は薄膜トランジスタパネル複数個分に対応する大きさ
    であり、該基板をその所定の一端面に対して平行な線お
    よび垂直な線に沿って切断して複数個の薄膜トランジス
    タパネルを得ることを特徴とする薄膜トランジスタパネ
    ルの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の発明において、前記基
    板は薄膜トランジスタパネル複数個分に対応する大きさ
    であり、該基板をその所定の一端面に対して一方向およ
    び他方向にそれぞれほぼ45°ずつ傾斜する2種類の線
    に沿って切断して複数個の薄膜トランジスタパネルを得
    ることを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007025620A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Samsung Sdi Co Ltd 有機電界発光表示装置

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