JP2003323557A - コンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツ配信システム

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JP2003323557A
JP2003323557A JP2002155504A JP2002155504A JP2003323557A JP 2003323557 A JP2003323557 A JP 2003323557A JP 2002155504 A JP2002155504 A JP 2002155504A JP 2002155504 A JP2002155504 A JP 2002155504A JP 2003323557 A JP2003323557 A JP 2003323557A
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JP2002155504A
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Yoshiyuki Hoshikawa
義之 星川
Misao Kishimoto
操 岸本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側のコンテンツ取得可否環境を
意識すること無く、クライアントの都合に応じた配信サ
ービスを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介してコンテンツをクラ
イアントに配信するコンテンツ配信装置であって、予め
クライアントから指示されたコンテンツ配信条件に基づ
いて、クライアント側にコンテンツを取得するための動
作を起こさせるためのスケジュールを生成し、スケジュ
ールをクライアントに送るコンテンツ取得スケジュール
生成配信部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してコンテンツを配信する技術に関し、特に、スケジュ
ールに従ってデジタルコンテンツを配信する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介してデジタルコンテン
ツを配信するための技術としては、例えば、特開200
1−145085号公報に記載された技術がある。この
技術では、ユーザがデジタルコンテンツを所望する場
合、所定のダウンロード情報を取得した後、ダウンロー
ド要求を送信する。デジタルコンテンツ配信装置は、こ
のダウンロード要求を受け取り、所望のデジタルコンテ
ンツを検索し、送出する。デジタルコンテンツ受信装置
は、このデジタルコンテンツを受信し、記憶する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記文献に記載されて
いる技術は、ユーザがデジタルコンテンツの取得を望む
際に、所定の操作を行うことによりデジタルコンテンツ
配信装置から送られるデジタルコンテンツを、デジタル
コンテンツ受信装置によりダウンロードする技術であ
る。
【0004】しかしながら、上記技術は、ユーザ側のコ
ンテンツ取得可否環境を意識すること無く、クライアン
トの都合に応じた配信サービスに関するものではない。
例えば提供される情報の種類や情報の提供日時になど関
するユーザの意志を反映したデジタルコンテンツをユー
ザが望む時点で取得することはできない。すなわち、予
め決められている所定のスケジュール等に基づいて、ユ
ーザが、デジタルコンテンツ配信装置からデジタルコン
テンツを取得する点に関しては述べられていない。
【0005】本発明の目的は、ユーザ側のコンテンツ取
得可否環境を意識すること無く、ユーザの都合に応じた
配信サービスを提供することである。また、ユーザ側の
コンテンツ取得状態に応じたきめ細かな課金体系を形成
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、ネットワークを介してコンテンツをクライアントに
配信するコンテンツ配信装置であって、予め前記クライ
アントから指示されたコンテンツ配信条件に基づいてコ
ンテンツを取得するための動作を、前記クライアントに
起こさせるためのスケジュールを生成し、該スケジュー
ルを前記クライアントに送るコンテンツ取得スケジュー
ル生成配信部を有するコンテンツ配信装置が提供され
る。
【0007】上記コンテンツ配信装置によれば、クライ
アント側の要求に基づいたコンテンツ配信を行うための
スケジュールをクライアント側に送ることができる。
【0008】さらに、前記コンテンツ配信装置は、前記
クライアントが取得したコンテンツに関する情報を前記
クライアントから得るためのコンテンツ取得済み情報受
信部を有し、前記クライアントがコンテンツを取得した
時のコンテンツの価値を算出し、算出されたコンテンツ
の価値に基づいて前記クライアントに課金する課金部を
有するのが好ましい。
【0009】上記コンテンツ配信装置によれば、コンテ
ンツ取得時のコンテンツの価値に基づいて、クライアン
トに課金することができる。
【0010】本発明の他の観点によれば、ネットワーク
を介してコンテンツ配信装置からデジタルコンテンツを
受信するコンテンツ受信装置であって、コンテンツ配信
条件を前記コンテンツ配信装置に送るコンテンツ配信条
件送信部と、前記コンテンツ配信条件に基づいて前記コ
ンテンツ配信装置からコンテンツを取得するための動作
を行うためのスケジュールを受け、該スケジュールに基
づいて前記コンテンツ配信装置からコンテンツを受ける
コンテンツ取得部とを有するコンテンツ受信装置が提供
される。
【0011】上記コンテンツ受信装置によれば、クライ
アント側からのコンテンツ配信条件に基づいて作成され
たコンテンツ配信スケジュールを受けて、クライアント
側からコンテンツの取得のための動作を行うことによ
り、実際にコンテンツを取得することができる。
【0012】本発明のさらに別の観点によれば、ネット
ワークを介してクライアントにデジタルコンテンツを配
信するコンテンツ配信システムであって、配信するデジ
タルコンテンツをクライアント側から取得するためのス
ケジュールを含む配信データ取得プログラムを生成する
手段と、生成した配信データ取得プログラムをクライア
ントに送信する手段とを備えたことを特徴とするコンテ
ンツ配信システムが提供される。
【0013】これにより、クライアントは、その配信デ
ータ取得プログラムを起動し、前記スケジュールにした
がって配信要求を発行する。コンテンツ配信システム
は、その配信要求に応じて、クライアントに配信するデ
ータを契約情報に基づいて編集しクライアントに配信す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本明細書において、スケジュール
とは、コンテンツの送受信に関する日時のみでなく、例
えば図14、図15に示す具体的なコンテンツ内容など
を含む広い概念として定義したものである。以下、本発
明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0015】図1は、本発明の実施の形態によるコンテ
ンツ配信システムのシステム構成図である。図1に示す
ように、コンテンツ配信システムは、配信サーバ101
と、複数のコンテンツ提供者装置102と、複数の配信
クライアント103とを含み、これらがネットワーク1
04を介して関連付けされている。
【0016】図1に示すコンテンツ配信システムにおい
て、まず配信クライアント103は、配信サーバ101
に接続し、例えば、図14に示す画面において、配信を
受けたいコンテンツ内容などについての申込を行う。図
14においては、A新聞、B新聞、C新聞などの幾つか
の新聞社からの新聞記事をカテゴリ別に指定して配信す
るように指定できる。また、配信する日時も指定でき
る。
【0017】図15に契約申し込みカテゴリ詳細画面を
示す。図15に示すように、クライアントは、契約申し
込みカテゴリ詳細画面において、例えば契約カテゴリ
と、契約詳細カテゴリを選択することができる。図15
に示す例では、契約カテゴリとして政治、経済、社会の
ジャンルが選択され、契約詳細カテゴリとしては、政治
のトップニュースと国内ニュース、経済のトップニュー
ス、社会のトップニュースが選択されている。
【0018】図14及び図15のような契約情報に基づ
いて、配信クライアント103が配信サーバに対して、
配信データ取得PPを生成させることができる。
【0019】配信サーバ101は、配信クライアント1
03からの申込があった場合、その内容をチェックし、
クライアント103の契約内容に従って配信データ取得
PPを生成し、配信クライアント103に配信する。配
信データ取得PP(プログラム−プロダクト)は、クラ
イアントで常時動作するプログラムであり、現在日時を
チェックして、指定された配信日時になったとき、指定
された記事(配信データ)の配信要求を配信サーバ10
1に向けて発行し当該記事を取得するプログラムであ
る。配信クライアント103は、配信された配信データ
取得PPを所定のデータベース(DB)に格納してお
き、配信クライアント103がオンされているときには
常時動作するように設定しておく。
【0020】配信サーバ101は、配信クライアント1
03の配信データ取得PPからの配信要求に対して、そ
の配信要求を出した配信クライアント103が正当な契
約者であるかどうかを判別し、正当な契約者である場合
は、そのクライアントに配信すべき配信データを収集す
る。この収集は、各コンテンツ提供者装置102(すな
わち、A新聞、B新聞、C新聞などのコンテンツ提供サ
ーバ)から記事を収集する処理である。配信サーバ10
1は、収集した記事を編集し、当該配信クライアント1
03に配信する。また、配信サーバ101は、所定のD
Bに配信履歴を保存する。
【0021】図2は、配信サーバ101の構成図であ
る。配信サーバ101は、契約設定部201と、契約認
識部202と、配信データ取得PP生成・配信部203
と、配信データ編集部204と、アクセス認識部205
と、課金部206と、契約クライアントDB(データベ
ース)207とを備える。配信サーバ101内の各部2
01〜206は、例えば所定のソフトウェアにより実現
される。
【0022】契約設定部201は、配信クライアント1
03からの申し込みにより契約情報を設定する。契約設
定部201の処理手順は、図4で後述する。契約者認識
部202は、配信クライアント103からの配信要求に
対して、該配信クライアント103が契約者であるかど
うかを判別する。契約者認識部202の処理手順は、図
5で後述する。配信データ取得PP生成・配信部203
は、配信クライアント103の契約内容に従い、その配
信サービスを提供するためのプログラムである配信デー
タ取得PPを生成し、それを配信クライアント103に
配信する。配信データ取得PP生成・配信部203の処
理手順は、図6で後述する。また、配信データ取得PP
の処理手順は、図10で後述する。配信データ編集部2
04は、配信クライアント103に配信するデータを、
当該配信クライアント103の契約情報に基づき、編集
する。配信データ編集部204の処理手順は、図7で後
述する。アクセス認識部205は、配信クライアント1
03からの配信要求により配信を行った際にその配信履
歴を保存する。アクセス認識部205の処理手順は、図
8で後述する。
【0023】課金部206は、クライアントからの配信
要求により配信要求により配信を行った際に、デジタル
コンテンツ配信時のコンテンツの価値を保存するもので
あり、このフローを図9に示す。
【0024】契約クライアントDB(契約情報DBとも
呼ぶ)207は、配信クライアント103の契約情報を
保存するDBである。契約情報DB207のテーブル構
成については、図11で後述する。
【0025】図3は、配信クライアント103の構成図
である。配信クライアント103は、契約申請部301
と、配信データ取得PP取得部302と、配信データ取
得PP起動・配信データ取得部303と、配信データ取
得PP格納DB304とを備える。配信クライアント1
03内の各部301〜303は、例えば、所定のソフト
ウェアにより実現されている。
【0026】契約申請部301は、配信サービスの申し
込み内容を契約先である配信サーバ101に申請する。
配信データ取得PP取得部302は、契約内容に従って
生成された配信データ取得PPを配信サーバ101から
取得し、配信データ取得PP格納DB304に保存す
る。配信データ取得PP起動・配信データ取得部303
は、配信データ取得PP格納DB304に保存されてい
る配信データ取得PPを常時動作するように起動する。
また、配信データ取得PP起動・配信データ取得部30
3は、配信データ取得PPにより取得(ダウンロード)
した配信データを任意の媒体(HDD,CFカードな
ど)に保存する。配信データ取得PPの処理手順につい
ては、図9で後述する。配信データ取得PP格納DB3
04は、配信データを取得するプログラムである配信デ
ータ取得PPを格納するDBである。配信データ取得P
P格納DB304のテーブル構成については、図13で
後述する。
【0027】以下、図面を用いて各部の処理を詳細に説
明する。図4は、契約設定部201の処理の手順を示す
フローチャートである。契約設定部201は、配信クラ
イアント103の契約申請部301からの配信契約の申
込に応じて処理が開始される。最初に、図14に示すよ
うな契約申し込み画面の画面を表示する(ステップ40
1)。
【0028】図14を参照して、契約申し込み画面につ
いて説明する。契約申し込み画面では、契約コンテンツ
と契約日時を指定することができる。契約コンテンツと
しては、契約新聞社、契約カテゴリ、及びCM契約に関
して指定することができる。契約新聞社は、当該クライ
アントが配信を受けたいコンテンツの提供新聞社名であ
る。契約カテゴリは、当該クライアントが配信を受けた
いコンテンツのカテゴリ名である。CM契約は、配信デ
ータに広告を入れるか入れないかを示す。各指定は、画
面上で当該項目にチェックを入れることで指定できる。
図の例では、A新聞の政治、経済、及び社会のカテゴリ
の記事を配信することが指定されている。契約日時とし
て、当該クライアントが配信を受けたい配信日と配信時
間を指定する。図の例では、平日の7:00に配信を受
けることが指定されている。配信クライアント103
は、図14の画面で契約コンテンツと契約日時を指定す
る。決定ボタン1403をオンすることにより、指定内
容が配信サーバ101の契約設定部201に送信され配
信の申込がなされる。
【0029】尚、図14の表示画面は一例であり、少な
くとも配信を受けたいコンテンツと日時を指定できる画
面であれば良い。また、図15に示す画面を追加しても
良い。
【0030】図4に戻って、配信サーバ101は、配信
クライアント103から配信の申込があるか無いかを判
別する(ステップ402)。申込があれば、その申込内
容の詳細を順にチェックする(ステップ403)。チェ
ックする内容は、例えば、配信を希望する政治、経済な
どのカテゴリ、広告の有無、コンテンツ提供元の新聞
社、配信日、並びに配信時間などである。最後にクライ
アント毎の契約情報を契約クライアントDB206に出
力し(ステップ404)、契約設定を終了する。
【0031】図5は、契約者認識部202の処理の手順
を示すフローチャートである。この処理は、配信クライ
アント103の配信データ取得PPからの配信要求を受
け取った時点で開始される。
【0032】最初に配信クライアント103からの配信
要求に対して、要求を出したクライアントが正当な契約
者であるかどうかを判別する(ステップ501)。正当
な契約者でなかった場合は、エラーを返して(ステップ
503)、処理を終了する。正当な契約者であった場
合、契約クライアントDB207から契約情報を取り出
す(ステップ502)。次に、配信クライアント103
からの配信要求がその契約情報にしたがってなされてい
るか否か(準じているかどうか)を判別する(ステップ
504)。これは、要求されている内容が、図14の画
面で指定された契約内容に合致しているかどうかをチェ
ックするものである。契約情報に準じている場合は、配
信データ編集部204の処理へ移行し(ステップ50
5)、処理終了する。ステップ504で配信要求がその
契約情報に準じていない場合は、エラーを返して(ステ
ップ506)、処理を終了する。
【0033】図6は、配信データ取得PP生成・配信部
203の処理の手順を示すフローチャートである。この
処理は、図4で説明した契約設定部201により配信契
約が正常に終了した配信クライアント103に対して実
行される。
【0034】始めに、配信クライアント103の契約内
容に従って、配信データ取得PPを生成する(ステップ
601)。これは、契約内容で指定された契約コンテン
ツ及び契約日時を配信データ取得PPに組み込んで、指
定された日時に指定された新聞社及びカテゴリの記事を
取得するような配信データ取得PPとする処理である。
次に、生成した配信データ取得PPを、当該配信クライ
アント103に配信する(ステップ602)。正常に配
信されたかどうかを判定し(ステップ603)、正常に
配信されたら処理を終了する。
【0035】図7は、配信データ編集部204の処理の
手順を示すフローチャートである。この処理は、図5の
ステップ505で起動される。
【0036】最初に、当該クライアントの契約情報を契
約クライアントDB207から取り出し、契約情報をチ
ェックする(ステップ701)。次に、その契約情報に
基づいて配信データを収集する(ステップ702)。例
えば、図12の指定内容であれば、A新聞の政治、経
済、及び社会のカテゴリの記事を収集する。収集した配
信データを編集する(ステップ703)。この編集は、
収集した記事を並べたり、指定に応じて広告を挿入した
りする整理作業を含む処理である。編集した配信データ
を当該配信クライアント103に配信する(ステップ7
04)。
【0037】図8は、アクセス認識部205の処理の手
順を示すフローチャートである。この処理は、図7の配
信が終了した後に実行される。配信クライアント103
に配信が行われた際、契約クライアントDB207に、
その配信クライアント103の配信履歴を保存する(ス
テップ801)。
【0038】図9は、課金部206の処理を示すフロー
チャート図である。まず、コンテンツの発生時刻データ
を収集する(ステップ901)。次に、配信時刻に基づ
き配信時刻データを収集する(ステップ902)。配信
時刻データ(実際にコンテンツを配信した時刻)t2と
コンテンツの発生時刻データ(コンテンツに関するイベ
ントが実際に発生した時刻)t1とに基づき、コンテン
ツの新しさを判断基準とするコンテンツの価値をV=a
/(t2−t1)の式に基づいて算出し(ステップ90
3)、コンテンツの価値を契約クライアントDB207
に配信履歴を保存する(ステップ904)。但し、aは
係数である。
【0039】上記の式に従えば、例えば、コンテンツの
価値Vの高さは、実際のコンテンツ発生時刻t1が7:
00だった場合、7:00に近い時刻に例えばt2=
7:15に実際に配信されれば、新しい情報として価値
Vが高くなる。t2=19:00に配信されれば、価値
は低くなる。
【0040】例えば、情報の配信元の違いによっても価
値に差が生じることがある。例えば、A通信社の速報記
事(情報)は、信頼性が高いが、B通信社の速報記事
(情報)は、信頼性に欠ける場合が多いと、上記式にお
ける係数aは、A通信社の方が大きくなる(従ってVも
高くなる)。
【0041】またC通信社の情報は、信頼性はA通信社
と同等に高いが、A通信社の情報より遅く配信される
と、t2−t1が大きくなるため、A通信社のコンテン
ツの価値の方が高くなる。
【0042】但し、(t2−t1)の値が非常に大きい
場合でも、絶版本や希少本などと同様に、骨董的な価値
(入手困難性)がある場合も係数aが非常に高くなるた
め、価値Vが高くなる場合がある。トップニュースやス
クープなども価値が高くなる。また、更に誰もが興味を
有するジャンルのように、コンテンツのジャンルによっ
ても、価値が変動するのは言うまでもない。
【0043】図10は、配信データ取得PP起動・配信
データ取得部303により配信クライアント103にお
いて常時動作するように起動された配信データ取得PP
の処理の手順を示すフローチャート図である。
【0044】まず、現在日時をチェックし、契約した配
信日かつ配信時刻になったかどうかを判別する(ステッ
プ1001)。その配信日時になった場合、契約内容に
応じて配信要求を出す(ステップ1002)。配信要求
に対してデータが配信されたら当該配信データを取得す
る(ステップ1003)。
【0045】図11は、契約クライアントDB207の
テーブル構成を示す図である。このテーブルは、契約者
ID1101と、契約者名1102と、契約新聞110
3と、契約カテゴリ識別子1104と、広告ビット11
05と、配信日識別子1106と、配信時間1107
と、配信カウンタ1108の各フィールドからなる。
【0046】契約者ID1101は、契約者毎に一意の
任意のID(識別子)である。契約者名1102は、契
約者の氏名である。契約新聞1103は、契約者が選ん
だ新聞社の情報である。例えば、行1109の契約者の
場合は、A新聞を選択している。行1111の契約者の
ように、複数の契約新聞を選択する事も可能とする。
【0047】契約カテゴリ識別子1104は、図14に
示す契約カテゴリの選択情報に対応しており、選択され
たカテゴリに対応するビットに1が立ち、選択無しの場
合は当該ビットに0が立つ。これらの各カテゴリに対応
するビットを順に並べたものである。例えば、行110
9の契約者の場合、契約カテゴリ識別子1104が「1
1001」であるが、これは政治と経済と社会とを選ん
だ事を示している。
【0048】広告ビット1105は、配信データに広告
を入れるか否かのビットを示しており、行1109のよ
うに1の場合は広告を入れる事を示し、行1110のよ
うに0の場合は広告を入れないことを意味する。
【0049】配信日識別子1106は、一週間のうち、
どの日時にコンテンツを配信するかの契約情報に対応し
ており、行1109の場合は平日のみで、行1110の
場合は毎日、行1111の場合は土日のみということを
示している。配信時間1107は、契約した配信時間に
対応しており、行1109の場合は7時以降、行111
0の場合は9時半以降、行1111の場合は21時以降
という事を示している。
【0050】配信カウンタ1108は、一定期間内にそ
のクライアントが配信データを受けた回数を格納する領
域である。例えば、行1109の場合、現在15回配信
を受けた事を示している。有料配信の場合、この配信カ
ウンタ1108の値に基づいて課金することができる。
さらに細かく配信データの配信状況を記憶するように
し、どの契約新聞のどのカテゴリの記事をどれ程の量だ
け配信したかに応じて課金するようにしても良い。
【0051】図12は,契約クライアントDB207の
契約情報の契約カテゴリ詳細テーブルである。契約者I
D1201と契約カテゴリ識別子1202と契約詳細カ
テゴリ識別子1203からなる。ここで、契約者ID1
201は、図11の契約者IDである。契約カテゴリ識
別子1202は、図11の契約カテゴリ識別子である。
【0052】契約カテゴリ詳細識別子1203は、図1
1の契約カテゴリ識別子1104の下位のカテゴリを示
す。図15に示した契約詳細カテゴリの選択情報に対応
しており,選択されていた場合にビット1が立ち,選択
無しの場合はビット0が立つ。これらを順に並べたもの
である。例えば,列1204の場合,「101」は,政
治関係のトップニュースと政治関係の国内ニュースを選
んだことを意味している。
【0053】図13は、配信データ取得PP格納DB3
04のテーブル構成を示す図である。配信データ取得P
P格納DB304には、配信データ取得PPを格納す
る。配信データ取得PPは、プログラムの本体部分であ
る配信データ取得PP(狭義)1301と、制御データ
1302とからなる。配信データ取得PP1301は、
図10で説明した処理を行うプログラム本体である。
【0054】制御データ1302は、契約IDや契約日
時等である。配信データ取得PP1301は、制御デー
タ1302の契約日時を参照し、図10で説明したよう
に、現在日時が契約日時に至ったときに配信要求を発行
する。制御データ1302に含まれる契約IDは、配信
サーバ101に契約者である旨を認識させるIDであ
る。
【0055】以上、本実施の形態によるコンテンツ配信
システムによれば、クライアントの契約に対応し配信サ
ーバ101が作成したスケジュールにしたがってクライ
アントの所望するデジタルコンテンツをクライアント側
からの起動で取得することができる。これによって、ク
ライアント側のコンテンツ取得可否環境を意識すること
無く、クライアントの都合に応じた配信サービスを提供
することができる。また、クライアント側のコンテンツ
取得状況やコンテンツの価値などに基づいて、よりきめ
細かな課金体系を形成することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、クライアント側のコン
テンツ取得可否環境を意識すること無く、クライアント
の都合に応じた配信サービスを提供することができる。
また、クライアント側のコンテンツ取得状況や価値など
に基づいて、きめ細かな課金体系を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるコンテンツ配信シス
テムの構成図である。
【図2】図1の配信サーバの構成を示す図である。
【図3】図1の配信クライアントの構成を示す図であ
る。
【図4】図2の契約設定部における処理の流れを示すフ
ローチャート図である。
【図5】図2の契約者認識部における処理の流れを示す
フローチャート図である。
【図6】図2の配信データ取得PP生成・配信部におけ
る処理の流れを示すフローチャート図である。
【図7】図2の配信データ編集部における処理の流れを
示すフローチャート図である。
【図8】図2のアクセス認識部における処理の流れを示
すフローチャート図である。
【図9】図2の課金部における処理の流れを示すフロー
チャート図である。
【図10】図3の配信データ取得PPの処理の流れを示
すフローチャート図である。
【図11】契約クライアントデータベース(DB)中の
契約情報テーブルの構成例を示す図である。
【図12】契約クライアントデータベース(DB)中の
テーブルの構成例を示す図である。
【図13】配信データ取得PP格納データベース(D
B)中のテーブルの構成例を示す図である。
【図14】契約申し込み画面の表示例を示す図である。
【図15】契約申し込みカテゴリ詳細画面の表示例を示
す図である。
【符号の説明】
101…配信サーバ、102…配信コンテンツ提供者、
103…配信クライアント、104…ネットワーク、2
01…契約設定部、202…契約認識部、203…配信
データ取得PP生成・配信部、204…配信データ編集
部、205…アクセス認識部、206…課金部、207
…契約クライアントDB、301…契約申請部、302
…配信データ取得PP取得部、303…配信データ取得
PP起動・配信データ取得部、304…配信データ取得
PP格納DB。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してコンテンツをクラ
    イアントに配信するコンテンツ配信装置であって、 予め前記クライアントから指示されたコンテンツ配信条
    件に基づいて、コンテンツを取得するための動作を前記
    クライアントに起こさせるためのスケジュールを生成
    し、該スケジュールを前記クライアントに送るコンテン
    ツ取得スケジュール生成配信部を有するコンテンツ配信
    装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記クライアントが取得したコ
    ンテンツに関する情報を前記クライアントから得るため
    のコンテンツ取得済み情報受信部を有する請求項1に記
    載のコンテンツ配信装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記クライアントがコンテンツ
    を取得した時のコンテンツの価値を算出し、算出された
    コンテンツの価値に基づいて前記クライアントに課金す
    る課金部を有する請求項2に記載のコンテンツ配信装
    置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してコンテンツ配信装
    置からデジタルコンテンツを受信するコンテンツ受信装
    置であって、 コンテンツ配信条件を前記コンテンツ配信装置に送るコ
    ンテンツ配信条件送信部と、 前記コンテンツ配信条件に基づいて前記コンテンツ配信
    装置からコンテンツを取得するための動作を行うための
    スケジュールを受け、該スケジュールに基づいて前記コ
    ンテンツ配信装置からコンテンツを受けるコンテンツ取
    得部とを有するコンテンツ受信装置。
  5. 【請求項5】 さらに、取得済みのコンテンツに関する
    情報を前記コンテンツ配信装置に送る取得済みコンテン
    ツ情報送信部を有する請求項4に記載のコンテンツ受信
    装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してクライアントにデ
    ジタルコンテンツを配信するコンテンツ配信システムで
    あって、 配信するデジタルコンテンツをクライアント側から取得
    するためのスケジュールを含む配信データ取得プログラ
    ムを生成する手段と、 生成した配信データ取得プログラムをクライアントに送
    信する手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信
    システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してクライアントにデ
    ジタルコンテンツを配信するコンテンツ配信システムで
    あって、 クライアントの申込にしたがって、デジタルコンテンツ
    を取得するスケジュールを含む契約情報を設定する手段
    と、 前記契約情報に基づいて、前記スケジュールを含む配信
    データ取得プログラムを生成する手段と、 生成した配信データ取得プログラムをクライアントに送
    信する手段と、 クライアントが前記配信データ取得プログラムにより前
    記スケジュールに従って配信要求を発行したとき、前記
    クライアントに配信するデータを前記契約情報に基づい
    て編集する手段と、 編集した配信データを前記クライアントに配信する手段
    とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のコンテンツ配信システ
    ムにおいて、 前記配信要求を発行したクライアントが正当な契約者で
    あるかどうかを判別する手段をさらに備え、正当な契約
    者であると判別されたクライアントに対して前記配信デ
    ータを配信することを特徴とするコンテンツ配信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項6から8までのいずれか1項に記
    載のコンテンツ配信システムで配信される配信データを
    受信するコンテンツ受信システムであって、 前記コンテンツ配信システムから送信される配信データ
    取得プログラムを受信し、記憶する手段と、 前記配信データ取得プログラムを起動し、その配信デー
    タ取得プログラムに含まれるスケジュールにしたがって
    配信要求を前記コンテンツ配信システムに発行する手段
    と、 該配信要求に応じて配信されたデジタルコンテンツを受
    信して記憶する手段とを備えたことを特徴とするコンテ
    ンツ受信システム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してデジタルコンテ
    ンツを受信するコンテンツ受信システムであって、 デジタルコンテンツの取得条件を送信する手段と、 配信するデジタルコンテンツを取得するためのスケジュ
    ールを含む配信データ取得プログラムを取得する手段
    と、 該配信データ取得プログラムにより前記デジタルコンテ
    ンツを取得する手段とを備えたことを特徴とするコンテ
    ンツ受信システム。
  11. 【請求項11】 さらに、前記クライアントから前記デ
    ジタルコンテンツの取得情報を得て、前記デジタルコン
    テンツ取得時のコンテンツの価値を反映させて前記クラ
    イアントに課金する課金サーバを有する請求項6から8
    までのいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072843A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Osaka Gas Co Ltd 予測情報の課金システム
JP2014530402A (ja) * 2011-09-12 2014-11-17 マイクロソフト コーポレーション タイムリーイベントデータ分配用マーケットプレイス
US9830603B2 (en) 2015-03-20 2017-11-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Digital identity and authorization for machines with replaceable parts

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