JP2003323531A - 申請データ処理装置 - Google Patents

申請データ処理装置

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JP2003323531A
JP2003323531A JP2002151177A JP2002151177A JP2003323531A JP 2003323531 A JP2003323531 A JP 2003323531A JP 2002151177 A JP2002151177 A JP 2002151177A JP 2002151177 A JP2002151177 A JP 2002151177A JP 2003323531 A JP2003323531 A JP 2003323531A
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JP2002151177A
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Kenichi Shirota
健一 城田
Ryoko Hanabusa
涼子 花房
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、申請案件の種別及び所属毎
の複数種のワークフロー定義体の登録等が必要なく、作
業負担を軽減することができる申請データ処理装置を提
供する点にある。 【解決手段】 クライアント端末から申請データを受信
すると申請データをデータベースに記憶すると共に属性
データを既処理者属性データとしてデータベースに記憶
する手段と、次処理者のクライアント端末から受信した
処理完了データをデータベースに記憶すると共に属性デ
ータを既処理者の既処理者属性データとしてデータベー
スに記憶する手段と、既処理者よりも上位の処理権限地
位を有する処理者を次処理者として設定する手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ処理
により、決裁処理を行なう決裁処理者等の決裁処理等を
受けるための申請案件毎に入力された申請データに対し
てデータ処理を行うための申請データ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ処理により各種申請
案件に対する承認又は否認等の決裁を行なう電子決裁シ
ステムが利用されている。かかる電子決裁システムを用
いることで、決裁を求める申請案件の申請処理者は申請
書面や伝票を紙で作成する必要がなく、さらにその申請
書面や伝票を人手によって回覧する必要がないので、ぺ
ーパレス化及び回覧の省力化、更には、決裁作業の高効
率化が図れる。
【0003】かかる電子決裁システムは、申請処理者側
のコンピュータ端末である申請処理者端末、及び、申請
処理者の所属部署における管理または監督責任者(上
司、組織長等)やその申請案件に係る担当決裁部署の担
当者等の決裁処理者側のコンピュータ端末である決裁処
理者端末と、社内等に配設された社内LANやイントラ
ネット、或いは、インターネット等の通信ネットワーク
を介して相互にデータ送受信可能に接続したサーバコン
ピュータにより一般的に構成される。かかるクライアン
ト・サーバ型の構成により、申請処理者はどこからでも
当該ネットワークを介して電子決裁システムにアクセス
して申請が可能で、決裁処理者も当該ネットワークを介
して未決裁の申請案件を知ることができ、どこからでも
当該ネットワークを介して電子決裁システムにアクセス
して決裁処理が可能となり、迅速且つ効率的な申請・決
裁処理が行えることになる。
【0004】このような申請案件の決裁処理において
は、申請処理者の職位や所属が異なると、その申請処理
者が申請した申請案件を決裁すべき決裁処理者が異なる
場合がある。そこで、従来の電子決裁システムでは、申
請処理者の種別及び所属毎に、その申請処理者が申請し
た申請案件を決裁すべき単数又は複数の決裁処理者を、
決裁権限地位順に順序付けた処理経路(以下、ワークフ
ローと呼ぶ。)を各別に登録し、このように登録された
複数のワークフロー定義体の中から、申請案件に対応す
るワークフロー定義体を選定して、その選定したワーク
フロー定義体に沿って申請案件の決裁処理を行なうよう
に構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように電
子決裁システムに登録されたワークフロー定義体の種類
は、企業の規模等にもよるが、例えば数十種類に及ぶこ
とがある。そして、このような多くのワークフロー定義
体の登録や、決裁処理者の異動や企業における職位構成
の変更等により発生するワークフロー定義体の更新や、
登録又は更新されたワークフロー定義体のデバッグ等に
甚大な労力が必要となることがある。
【0006】さらに、従来の電子決裁システムにワーク
フロー定義体を登録するにあたり、そのワークフロー定
義体が複数の決裁処理者が直列に順序付けられているも
のである場合には、夫々の決裁処理者に対して実行され
る決裁依頼通知処理や決裁判断記憶処理等を決裁処理者
の数分登録する必要があるため、その登録は一層の労力
を要するものとなる。
【0007】従って、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、上記のような電子決裁
システムにおいて、申請案件に対して適切なワークフロ
ーに沿って決裁処理が可能であると共に、申請処理者の
種別及び所属毎の複数種のワークフロー定義体の登録等
が必要なく、且つ、決裁処理者の異動や企業における職
位構成の変更等により発生する更新作業の負担を軽減す
ることができる申請データ処理装置を提供する点にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る申請データ処理装置の第一特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、複数の
クライアント端末と所定の通信ネットワークを介してデ
ータ通信可能に、且つ、処理者の予め設定された処理権
限順位における処理権限地位を認識可能な属性データ
を、前記処理者を識別可能に記憶した属性データベース
にアクセス可能に構成され、申請案件の申請を行なう第
1処理者側の第1クライアント端末から前記申請案件毎
の申請データを受信すると、前記申請データを申請案件
データベースに前記申請案件を識別可能に記憶すると共
に、前記第1処理者の前記属性データを、既処理者の既
処理者属性データとして前記申請案件データベースに前
記申請案件を識別可能に記憶する申請案件登録手段と、
前記申請案件の処理を行なう第2処理者側の第2クライ
アント端末から、前記第2処理者が次処理者として設定
された前記申請案件の処理完了データを受信すると、前
記処理完了データを申請案件データベースに前記申請案
件を識別可能に記憶すると共に、前記第2処理者の前記
属性データを、既処理者の既処理者属性データとして前
記申請案件データベースに前記申請案件を識別可能に記
憶する申請案件更新手段と、前記申請案件データベース
に前記既処理者属性データが記憶される毎に、前記属性
データベースにアクセスして、前記処理権限順位におい
て前記既処理者よりも上位の前記処理権限地位を有する
処理者の内の前記処理権限地位が最下位の処理者を検索
し、前記検索した前記処理者を前記申請案件に対する次
処理者として設定する次処理者設定手段とを備えた点に
ある。尚、本願において、処理権限順位とは、複数の処
理者に対して処理される申請案件における処理順位を示
し、処理者の処理権限地位とは、処理者の処理権限順位
における処理者の地位を示し、決裁権限順位において既
処理者よりも上位の処理者とは、申請案件に対して既処
理者の後に処理を行なうべき処理者を示す。
【0009】即ち、本発明に係る申請データ処理装置の
上記第一の特徴構成によれば、例えば、申請処理者等の
第1処理者が第1クライアント端末から通信ネットワー
クを介して申請データ処理装置に申請案件の入力要求を
伴ってアクセスすると、第1クライアント端末の表示画
面上において申請案件毎の申請データを入力可能な入力
画面を表示可能な表示用データが第1クライアント端末
に送信され、第1クライアント端末においてその表示用
データが画面表示処理され申請データの入力画面が表示
されると、その入力画面からの第1処理者の入力操作に
より生成された申請データが申請データ処理装置に送信
され、申請案件登録手段によって、申請案件データベー
スに、その受信した申請データと共に、第1処理者の属
性データが既処理者属性データとして申請案件を識別可
能に記憶される。
【0010】一方、後述の次処理者設定手段により申請
案件の次処理者として設定された決裁処理者等の第2処
理者が、例えば、第2クライアント端末から通信ネット
ワークを介して申請データ処理装置に前記申請案件の閲
覧要求を伴ってアクセスすると、その第2クライアント
端末の表示画面上において、その第2処理者が処理すべ
き前記申請案件の申請データを表示可能で、且つ、その
申請案件に対する承認判断データ等の処理完了データを
入力可能な表示用データが第2クライアント端末に送信
され、第2クライアント端末においてその表示用データ
が画面表示処理され処理完了データの入力画面が表示さ
れると、その入力画面からの第2処理者の入力操作によ
り生成された処理完了データが申請データ処理装置に送
信され、申請案件更新手段によって、申請案件データベ
ースに、その受信した処理完了データと共に、第2処理
者の属性データが既処理者属性データとして申請案件を
識別可能に記憶される。
【0011】そして、次処理者設定手段は、前述のよう
に申請案件データベースに既処理者属性データが追加又
は更新記憶される毎に、既処理者属性データから既処理
者の処理権限順位における既処理者の処理権限地位を認
識すると共に、属性データベースにアクセスして、例え
ば、既処理者の処理権限地位よりも1つ上位の処理権限
地位を有する処理者を検索し、該当する処理者が存在し
た場合には、その処理者を申請案件の次処理者として設
定し、もし、該当する処理者が存在しなかった場合に
は、検索する処理権限地位を1つづつ上位に上げなが
ら、該当する処理者が存在するまで繰り返し検索するな
どして、既処理者の処理権限地位に対して上位の処理者
の内の処理権限地位が最下位の処理者を検索する。
【0012】以上により、申請処理者等の第1処理者が
第1クライアント端末から申請データ処理装置にアクセ
スして申請案件データベースに登録された申請案件は、
処理権限順位において、第1処理者の処理権限地位より
も上位の処理権限地位を有する単数又は複数の決裁処理
者等の第2処理者に、前記処理者権限順位の下位から順
に処理されることになる。従って、特に、申請案件毎
に、申請処理者等の第1処理者がその申請案件の処理者
及びその順序を各別に指定したり、その申請案件に対応
するワークフロー定義体を登録しておく必要がなく、申
請案件に対して順次記憶される既処理者属性データに基
づいて適宜次処理者を設定して、申請案件に対して適切
なワークフローに沿って処理が可能である申請データ処
理装置を実現することができる。また、このような申請
データ処理装置においては、第2処理者等の異動や企業
における職位構成の変更等に伴う更新作業は、その処理
者の属性データの更新、又は、標準的な処理権限順位の
構成の更新等だけでよいので、更新作業の負担を軽減す
ることができる。
【0013】同第二特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項2に記載した如く、上記第一の申請データ処理装
置の特徴構成に加えて、前記次処理者設定手段で設定し
た次処理者側の前記第2クライアント端末に対して、前
記申請案件の処理依頼を行なう処理依頼手段を備えた点
にある。
【0014】即ち、上記第二の特徴構成によれば、処理
依頼手段は、次処理者設定手段で設定した申請案件の次
処理者側の第2クライアント端末に、処理すべき申請案
件が存在することを通知するための電子メールを送信し
たり、申請データ処理装置にアクセスした次処理者側の
第2クライアント端末の表示画面上に、処理すべき申請
案件が存在することを通知するため表示画面を表示する
などして、次処理者に対して申請案件の処理依頼をする
ので、次処理者は、処理すべき申請案件が発生したとき
に、迅速に、その旨を知って処理を行なうことができ
る。
【0015】同第三特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項3に記載した如く、上記第一乃至第二の特徴構成
の何れか一つの申請データ処理装置の特徴構成に加え
て、前記属性データが前記処理者の分類を認識可能に構
成され、前記次処理者設定手段が、前記次処理者の分類
が前記既処理者属性データから認識した前記既処理者の
分類と同じになるように、前記次処理者を設定するよう
に構成されている点にある。
【0016】即ち、上記第三の特徴構成によれば、属性
データベースに記憶されている属性データを、処理者の
処理権限地位と共に、その処理者が属する部署や組織等
の分類も認識可能なものに構成すると共に、次処理者決
定手段により、既処理者属性データを用いて、既処理者
よりも処理権限地位が上位で、且つ、既処理者と同分類
の次処理者を設定することで、部署や組織等の分類が複
数あり、夫々の分類において処理権限順位の夫々に属す
る処理者が各別に設定されている場合においても、申請
案件に対して順次記憶される既処理者属性データに基づ
いて、既処理者と同分類の適当な次処理者を適宜設定し
て、申請案件に対して適切なワークフローに沿って処理
が可能である申請データ処理装置を実現することができ
る。なお、上記分類とは、申請案件に対する処理経路の
種別毎の分類であり、申請案件の処理経路が複数の部署
や組織に渡って処理される場合には、その部署や組織の
種別を分類とし、申請案件が複数の取引先に渡って処理
される場合には、その取引先の種別を分類とすることが
できる。
【0017】同第四特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項4に記載した如く、上記第一乃至第三の特徴構成
の何れか一つの申請データ処理装置の特徴構成に加え
て、前記申請案件毎に、所定処理権限地位を有する処理
者による処理の要否を判定する判定手段を備え、前記次
処理者設定手段が、前記判定手段の判定結果に従って前
記次処理者を設定するように構成されている点にある。
【0018】即ち、上記第四の特徴構成によれば、上記
次処理者設定手段において、既処理者よりも処理権限地
位が上位の処理者の内、上記判定手段で処理が不要と判
定された所定処理権限地位以外であり、且つ、処理権限
地位が最下位である処理権限地位を有する処理者を、次
処理者として設定することができる。よって、申請案件
毎に所定処理権限地位を有する処理者による処理の要否
が異なる場合でも、その所定処理権限地位を有する処理
者に対しては、その処理者による処理が必要である申請
案件のみを処理させ、その所定処理権限地位を有する処
理者による処理が不要である申請案件については、その
処理者を次処理者として設定せずに、その処理者以外の
ものに処理させることができる。
【0019】同第五特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項5に記載した如く、上記第四の特徴構成の申請デ
ータ処理装置の特徴構成に加えて、前記所定処理権限地
位が、特定処理権限地位以上の前記処理権限地位である
点にある。
【0020】即ち、上記第五の特徴構成によれば、例え
ば、マネージャー等の特定職位以上の処理者による処理
の要否が申請案件毎に異なるというように、上記特定処
理権限地位以上の処理権限地位を有する処理者による処
理の要否が申請案件毎に異なる場合でも、その特定処理
権限地位以上の処理権限地位を有する処理者に対して
は、その処理者による処理が必要である申請案件のみを
処理させ、その特定処理権限地位以上の処理権限地位を
有する処理者による処理が不要である申請案件について
は、その処理者を次処理者として設定せずに、特定処理
権限地位よりも下位の処理権限地位を有する処理者に処
理させることができる。
【0021】同第六特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項6に記載した如く、上記第四乃至第五の特徴構成
の何れか一つの申請データ処理装置の特徴構成に加え
て、前記所定処理権限地位が、特定分類に属する前記処
理権限地位である点にある。
【0022】即ち、上記第六の特徴構成によれば、例え
ば、決済業務を行なう処理者の処理の要否が申請案件毎
に異なるというように、決済業務を行う特定部署や特定
組織等の特定分類に属する処理権限地位を有する処理者
による処理の要否が申請案件毎に異なる場合でも、その
特定分類に属する処理権限地位を有する処理者に対して
は、その処理者による処理が必要である申請案件のみを
処理させ、その特定分類に属する処理権限地位を有する
処理者による処理が不要である申請案件については、そ
の処理者を次処理者として設定せずに、その処理者以外
のものに処理させることができる。
【0023】この目的を達成するための本発明に係る申
請データ処理用のコンピュータプログラムの特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項7に記載した如く、上
記第一乃至第六の特徴構成の何れか一つの申請データ処
理装置が備える前記各手段を、コンピュータ上で実現す
るためのプログラムを備えてなる点にある。
【0024】即ち、本発明に係る申請データ処理用のコ
ンピュータプログラムの特徴構成によれば、その申請デ
ータ処理用のコンピュータプログラムを所定のコンピュ
ータにインストールすることで、上記第一乃至第六の特
徴構成の申請データ処理装置を当該コンピュータ上で実
現することができる。
【0025】この目的を達成するための本発明に係るコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項8に記載した如く、上記第一乃
至第六の特徴構成の何れか一つの請データ処理装置が備
える前記各手段を、コンピュータ上で実現するためのプ
ログラムを記録した点にある。
【0026】即ち、本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体の特徴構成によれば、上記第一乃至第六
の特徴構成の申請データ処理装置を当該コンピュータ上
で実現することができるプログラムが所定のコンピュー
タが読み取り可能な状態で記録されているので、当該コ
ンピュータにそのプログラムをインストール可能であ
り、上記第一乃至第六の特徴構成の申請データ処理装置
を当該コンピュータ上で実現することができる。また、
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体が直
接当該コンピュータからアクセス可能である場合は、そ
のまま上記第一乃至第六の特徴構成の申請データ処理装
置を当該コンピュータ上で実現することができるプログ
ラムが実行可能であり、同様に上記第一乃至第六の特徴
構成の申請データ処理装置を当該コンピュータ上で実現
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係る申請データ処理装置
(以下、「本発明装置」という。)の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。
【0028】図1に示すように、本発明装置1は、複数
のクライアント端末10と所定の通信ネットワーク13
を介してデータ通信可能、且つ、人事データベース15
(属性データベースの一例)にアクセス可能に構成さ
れ、申請案件登録手段2、申請案件更新手段3、次処理
者設定手段4、申請入力用データ送信手段5、決裁処理
用データ送信手段6、処理依頼手段7、判定手段8、デ
ータ記憶手段9、及び、その他の入出力装置や周辺装置
を備えて構成される。
【0029】クライアント端末10は通常のパーソナル
コンピュータであり、本体と表示画面とキーボードやマ
ウス等の入力装置を備えて実現される。更に、クライア
ント端末10は、インターネット上の各種WEBサイト
にアクセス可能なように、ブラウザ等のソフトウェアを
具備して、XML(Extensible Marku
p Language)、XSL(Extensibl
e Stylesheet Language)、又は
HTML(Hyper Text Markup La
nguage)形式等のデータの送受信を行い、各種W
EBサイトのページ画面をクライアント端末10の表示
画面上に表示できるように構成されている。通信ネット
ワーク13は、例えば、公知の有線或いは無線データ通
信手段によって構成されたイントラネットや社内LAN
(ローカルエリアネットワーク)、或いは、インターネ
ット等により実現される。
【0030】データ記憶手段9は、本発明装置1を構成
するコンピュータシステムが備える1または2以上の不
揮発性記憶装置に、申請案件毎の申請データ等を格納す
る申請案件データベース9aが割り付けられて構成され
る。
【0031】人事データベース15は、人事部側等に設
けられたコンピュータシステムが備える1または2以上
の不揮発性記憶装置に割り付けられ、社員の人事情報等
を記憶したものであり、夫々の社員について、例えば、
各組織におけるキャップ、チーフ、マネージャー、組織
長等の予め設定された複数の決裁権限地位(処理権限地
位の一例)や、その組織長が承認した申請案件について
チェック又は決済業務を行なう業務担当者、及びその上
司である業務責任者等の予め設定された複数の処理権限
地位等を、処理を行なう順に順序付けた処理権限順位に
おいて、その社員が該当する処理権限地位を示す処理権
限コードと、その社員が属する一番狭い単位の組織(分
類の一例)を示す組織コードとを認識可能な属性データ
を、処理者の処理者IDと共に処理者を識別可能に格納
したものである。そして、本発明装置1は、当該人事デ
ータベース15にアクセスして、属性データを処理者別
に読み出して、処理権限コードや組織コードをキーワー
ドに、処理者を検索することができる。
【0032】また、本発明装置1の各手段2〜8は、本
発明装置1を構成するコンピュータシステムのハードウ
ェア資源を利用しながらソフトウェア処理によって実現
される。
【0033】具体的には、本発明装置1は、前記コンピ
ュータシステムのコンピュータ上で、コンピュータシス
テムのハードウェア資源を利用しながら本発明に係る申
請データ処理用のコンピュータプログラムを実行するこ
とにより、申請案件登録手段2、申請案件更新手段3、
次処理者設定手段4、申請入力用データ送信手段5、決
裁処理用データ送信手段6、処理依頼手段7、及び、判
定手段8を実現する。また、本発明に係る前記プログラ
ムは、CD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体やインターネット等のデータ伝送媒体を介して、
本発明装置1をハードウェア的に構成するコンピュータ
がアクセス可能な記録装置内にインストールされて実用
に供される。
【0034】更に、本発明装置1は、通信ネットワーク
13を介して、申請案件の申請(申請データの入力)、
申請案件一覧及び個別案件の閲覧、申請案件の決裁処理
等の各種処理用画面をWEB形式で提供するWEBサイ
トを管理するWEBサーバとしての機能を有し、クライ
アント端末10からのアクセスに対して、そのアクセス
に対応した画面をクライアント端末10の表示画面上に
表示可能な表示用データをXML形式等でクライアント
端末10に送信するように構成されている。クライアン
ト端末10側では、ブラウザソフトウェアがXML形式
等の表示用データを処理して、表示画面上に対応する画
面を表示する。これにより、本発明装置1は、クライア
ント端末10の表示画面上に種々の画面を表示させるこ
とができ、また、クライアント端末10から、その表示
画面上で入力されたデータをXML形式等で受信するこ
とができる。
【0035】このように本発明装置1とクライアント端
末10間でXML形式等のデータを送受信することで、
クライアント端末10に汎用のソフトウェアを具備する
だけで、本発明装置1から所定の画面情報をクライアン
ト端末10の表示画面上に表示させることができ、逆
に、クライアント端末10から、その表示画面上で入力
されたデータを容易に受信することができる。尚、以下
の説明において、本発明装置1とクライアント端末10
間のデータの送受信は、特に断らない限り、XML形式
等のデータをHTTP(Hyper Text Tra
nsfer Protocol)等のインターネット上
のデータ交換用のプロトコルで送受信することにより実
行される。
【0036】申請入力用データ送信手段5は、クライア
ント端末10の内の申請処理者(第1処理者の一例)が
使用する第1クライアント端末11から、通信ネットワ
ーク13を介して申請案件の入力要求を受信すると、第
1クライアント端末11の表示画面上において申請案件
毎の申請データを申請処理者の入力操作によって入力可
能な入力画面を表示する申請画面表示用データを第1ク
ライアント端末11に送信可能に構成される。
【0037】尚、本発明装置1の処理対象である申請案
件は、会社などの組織内において、従業員等から申請さ
れる申請案件(例えば、物品購入のための申請や出張旅
費請求の申請等)について必要な入力項目に対応する申
請データを備えて構成される。また、例えば、申請案件
の種別が出張旅費申請の場合には、このような申請デー
タとして、出張先、出張目的、利用交通機関、旅費等の
合計金額、領収書枚数等を挙げることができる。
【0038】申請案件登録手段2は、第1クライアント
端末11から申請データを受信すると、データ記憶手段
9の申請案件データベース9aに、申請案件を識別可能
に申請データを記憶すると共に、人事データベース15
から読み出した当該申請処理者の属性データを、申請処
理者属性データ(既処理者属性データの一例)として申
請案件データベース9aに申請案件を識別可能に記憶す
る。このように、申請案件を識別可能に記憶すること
で、申請データ及びその申請処理者属性データを申請案
件別に読み出すことができる。
【0039】決裁処理用データ送信手段6は、クライア
ント端末10の内の決裁処理者(第2処理者の一例)が
使用する第2クライアント端末12から、通信ネットワ
ーク13を介して、申請案件の申請データの閲覧要求を
受信すると、第2クライアント端末12の表示画面上
に、後述の次処理者設定手段4により当該決裁処理者が
次処理者として設定されている申請案件の申請データ
と、その申請案件に対して承認して次の処理に進めるた
めの承認判断データ(処理完了データの一例)や、その
申請案件に対して否認して申請処理者に差し戻すための
否認判断データ等を入力可能な表示画面を表示可能な閲
覧画面表示用データを第2クライアント端末12に送信
する。
【0040】申請案件更新手段3は、第2クライアント
端末12から、申請案件に対して承認する旨の承認判断
データを受信すると、データ記憶手段9の申請案件デー
タベース9aに、申請案件を識別可能にその承認判断デ
ータを記憶すると共に、人事データベース15から読み
出した当該承認した決裁処理者の属性データを、承認者
属性データ(既処理者属性データの一例)として、申請
案件データベース9aに申請案件を識別可能に記憶す
る。このように、承認判断データ及び承認者属性データ
を申請案件を識別可能に記憶したものは、図9に示すよ
うな履歴データとして申請案件データベース9aに格納
されており、その夫々のデータを申請案件毎に読み出し
て、たとえば、申請案件の閲覧要求を伴って本発明装置
1にアクセスした次処理者としての決裁処理者のクライ
アント端末12の表示画面上に、既に承認した決裁処理
者の氏名を表示させることができる。
【0041】次処理者設定手段4は、申請案件登録手段
2により申請案件毎の申請処理者属性データが申請案件
データベース9aに記憶された後と、申請案件更新手段
3により申請案件毎の承認者属性データが申請案件デー
タベース9aに記憶される毎に、申請案件案件データベ
ース9aに最新に記憶された既処理者の申請処理者属性
データ又は承認者属性データから、その既処理者の組織
コード及び処理権限コードを認識する。そして、次処理
者設定手段4は、人事データベース15にアクセスし
て、既処理者の組織コードと同分類の組織コードを有
し、且つ、既処理者の処理権限コードから認識される最
終の既処理者の処理権限地位よりも1つ上位の処理権限
地位を示す処理権限コードを有する社員を、人事情報デ
ータベース15から検索し、該当する社員が存在した場
合には、その社員を当該申請案件の次処理者として設定
し、該当する社員が存在しなかった場合には、処理権限
地位を1つづつ上位に上げながら、該当する社員が存在
するまで繰り返し検索を行ない、検索した社員を、その
申請案件に対する次処理者として設定する。
【0042】処理依頼手段7は、次処理者設定手段4で
申請案件に対する次処理者として設定された決裁処理者
側の第2クライアント端末12に、その申請案件の決裁
処理を依頼するように構成されている。詳しくは、ある
申請案件に対して、次処理者設定手段4で次処理者を設
定した後に、処理依頼手段7は、その決裁処理者が決裁
処理すべき申請案件が発生した旨を通知するための電子
メールを、決裁処理者の電子メールアカウントに送信さ
れる。また、処理依頼手段7は、処理者のクライアント
端末10に処理すべき申請案件が発生した旨を通知する
ための表示画面を表示させるように構成することもでき
る。
【0043】判定手段8は、申請案件登録手段2により
申請案件が登録された後に、その申請案件の内容(例え
ば、合計金額や領収書枚数等)等に基づいて、予め設定
されている所定処理権限地位を有する処理者による決裁
処理の要否を判定するように構成されている。そして、
このように判定手段8により所定処理権限地位を有する
処理者による決裁処理が不要であると判定した場合に
は、次処理者設定手段4は、既処理者よりも処理権限地
位が上位の処理者の内、上記判定手段8で処理が不要と
判定された所定処理権限地位以外であり、且つ、処理権
限地位が最下位である処理権限地位を示す処理権限コー
ドを有する社員を人事データベース9から検索し、検索
した社員を申請案件の次処理者として設定することがで
きる。よって、所定処理権限地位を有する処理者に対し
ては、その処理者の処理が必要である申請案件のみを処
理させ、その所定処理権限地位を有する処理者による処
理が不要である申請案件については、その処理者を次処
理者として設定せずに、その処理者以外のものに処理さ
せることができる。
【0044】また、上記所定処理権限地位は、マネージ
ャー等の特定処理権限地位以上の処理権限地位とするこ
とができる。即ち、上記申請案件中の合計金額が比較的
低く、マネージャー等以上の処理権限地位を有する処理
者による決裁処理が必要でない申請案件に対しては、そ
のマネージャー以上の特定処理権限地位を有する処理者
を次処理者として設定せずに、その特定処理権限地位よ
りも下位の処理権限地位を有する処理者に処理させるこ
とができる。
【0045】また、上記所定処理権限地位は、申請者が
属する組織や、領収書の保管やそれに基づく決済業務等
の後処理を行なう組織等の特定分類に属する処理権限地
位とすることができる。即ち、例えば、領収書枚数が0
であり、その領収書に関する業務を行う必要がない申請
案件に対しては、その決済業務を行う特定組織に属する
処理権限地位を有する処理者を次処理者として設定せず
に、その処理者以外のものに処理させることができる。
また、申請者が所属する組織内における決裁を行なう必
要がない申請案件に対しては、その申請者が属する特定
組織に属する処理権限地位を有する処理者を次処理者と
して設定せずに、その処理者以外のものに処理させるこ
とができる。
【0046】以上のように、本発明装置1を構成するこ
とで、申請処理者により入力された申請案件の申請デー
タは、その申請処理者の所属の上司、及び、業務担当者
及び業務責任者等に、処理権限順位に沿って処理される
ことになる。
【0047】また、本発明装置1において、申請案件
が、例えば申請処理者が属する組織と、後に申請案件の
チェック又は決済処理等の後処理を行なう組織との、複
数の組織に渡って処理される場合には、申請処理者が属
する組織において最も上位の処理権限地位を有する決裁
処理者の承認された申請案件に対して、次処理者設定手
段4が、次処理者を検索するための組織コードを次の処
理を行なう組織を示す組織コードに変えて、次処理者を
検索するように構成しても構わない。
【0048】ところで、上記説明において、申請処理者
が使用するクライアント端末10を第1クライアント端
末11、決裁処理者が使用するクライアント端末10を
第2クライアント端末12として区別したが、説明の便
宜上の区別であって、機能として特段の差が両者に有る
わけではない。また、各申請処理者や各決裁処理者は、
同じクライアント端末10を使用しても、また、夫々個
別のクライアント端末10を使用しても構わない。
【0049】次に、本発明装置1を用いた申請案件の処
理の流れを、図2〜図9を用いて模式的に説明する。
【0050】図2〜図4は、申請処理者によって登録さ
れた申請案件の決裁処理の流れを示しており、申請案件
が、所属の上司、業務担当者、業務責任者の決裁処理者
による決裁を受ける場合を示している。また、図5〜図
7は、上記決裁処理の流れにおける各処理において、ク
ライアント端末10と申請データ処理装置1との処理及
びそれらの間のデータ送受信の流れを示している。尚、
実線の矢印は処理の順序を示している。また、図8は、
本発明装置1によりクライアント端末1の表示画面に表
示されるメニュー選択画面の状態を示し、図9は、本発
明装置の申請案件データベース9aに格納される履歴デ
ータの状態を示している。
【0051】本発明装置1によって実行される決裁処理
フローは、図2に示す処理フローを主処理フローとし
て、その主処理フローの一部を図3及び図4に示す副処
理フローで構築した複層構造を有する。また、図2に示
す主処理フローにおいて、本発明装置1は、アクセスし
たクライアント端末10に対する後述のアクセス処理
(#100)、及び、申請入力用データ送信手段5を用
いて、申請処理者側の第1クライアント端末11に対す
る後述の申請案件入力処理(#200)を実行した後
に、申請案件登録手段2による申請案件登録(#30
0)を実行し、次に、後述の申請処理者が属する組織内
における組織内決裁処理(#400)、及び、後述の業
務部門における申請案件のチェック又は決済処理等のた
めの業務部門処理(#500)を実行して、各決裁処理
者に対してその申請案件の承認又は否認の決裁処理を依
頼して、全決裁処理者が承認した場合には、後述の完了
処理(#600)を実行し、何れかの決裁処理者が否認
した場合には、後述の中止処理(#700)等を実行す
る。
【0052】次に、前述の副処理フロー及び各処理の詳
細について説明する。図2に示すアクセス処理(#10
0)においては、図5に示すように、第1クライアント
端末11または第2クライアント端末12のクライアン
ト端末10から申請処理者或いは決裁処理者が、本発明
装置1の申請案件処理用のWEBサイトにアクセスする
と(#101)、先ず、申請処理者或いは決裁処理者の
本人確認を行うための識別コードと暗証コードを入力す
るための入力画面を各クライアント端末10の表示画面
上に表示可能な入力画面表示用データが各クライアント
端末10に送信される(#102)。
【0053】各クライアント端末10が当該入力画面表
示用データを画面表示処理して表示画面上に識別コード
と暗証コードを入力するための入力画面が表示される
と、アクセスした申請処理者或いは決裁処理者が夫々自
身の識別コードと暗証コードを入力し、入力された識別
コードと暗証コードが本発明装置1に送信される(#1
03)。そして、クライアント端末10から識別コード
と暗証コードを受信した本発明装置1は、人事データベ
ースを検索してアクセスした者の本人確認が行われる
(#104)。本人確認が終了すると、メニュー選択画
面を各クライアント端末10の表示画面上に表示可能な
メニュー選択画面表示用データが各クライアント端末1
0に送信される(#105)。
【0054】各クライアント端末10が当該メニュー選
択画面表示用データを画面表示処理して、表示画面上
に、図8に示すようなメニュー選択画面が表示されると
(#106)、アクセスした申請処理者或いは決裁処理
者が夫々自身の目的とするメニューを選択することがで
き、申請処理者が新規申請案件を登録する場合は、申請
したい種別の案件をマウス等を用いた入力操作により選
択する。
【0055】また、申請処理者本人が自ら登録した申請
案件の申請データを閲覧したい場合は、先ず申請案件一
覧を選択する。決裁処理者が申請案件の決裁処理を行う
場合は、或いは、申請処理者が差し戻された申請案件に
対して再申請を行う場合は、先ず未決裁・差し戻し案件
一覧を選択する。図8の例示では、未決裁・差し戻し案
件一覧の選択表示の右横にある括弧内に案件数が表示さ
れるため、処理すべき案件が有ること、及び、その案件
数をメニュー選択画面上で確認できる。何れかのメニュ
ーが選択されると選択入力が本発明装置1に送信され
る。
【0056】なお、その選択が申請案件一覧、または、
未決裁・差し戻し案件一覧の場合は、本人確認時に入力
された識別コードからアクセスした者を識別し、そのア
クセスした本人に係る申請案件一覧、未決裁・差し戻し
案件一覧を作成し、当該一覧を各クライアント端末1
1,12の表示画面上に表示するとともに、その表示画
面上から個別案件を選択可能な表示用データを作成して
各クライアント端末11,12に送信する。
【0057】各クライアント端末11,12が当該表示
用データを画面表示処理して表示画面上に申請案件一覧
または未決裁・差し戻し案件一覧が表示されると、アク
セスした申請処理者或いは決裁処理者は、その一覧表示
から閲覧したい個別案件を選択することができ、その選
択入力は、閲覧要求或いは再入力要求として本発明装置
1に送信される。
【0058】図2に示す申請案件入力処理(#200)
においては、図6に示すように、申請処理者が第1クラ
イアント端末11にメニュー選択画面が表示された(#
201)後に、新規申請案件の登録を選択すると、その
選択入力が申請案件の入力要求として第1クライアント
端末11から本発明装置1に送信する(#202)。
【0059】本発明装置1は、第1クライアント端末1
1から申請案件の入力要求である選択入力を受信する
(#203)と、申請入力用データ送信手段5によって
第1クライアント端末11に申請画面表示用データを送
信し(#204)、第1クライアント端末11の表示画
面上には申請データの入力項目の初期画面が空白となっ
ている申請画面が表示される(#205)。ここで、初
期画面に、空白以外の申請案件種別毎に適したデフォル
ト値を表示するようにしても構わない。申請処理者は、
空白の入力項目に申請データを入力すると、その入力さ
れた申請データが本発明装置1に送信され(#20
6)、本発明装置1はその申請データを受信する(#2
07)。
【0060】次に、図2に示す組織内決裁処理(#40
0)においては、図3に示す副処理フローに沿って、前
述の申請処理者により登録された申請案件の組織内にお
ける決裁処理が行われる。
【0061】図3の組織内決裁処理フローにおいては、
組織内決裁処理が開始される(#401)と、先ず、新
規属性の設定(#402)が行われる。新規属性の設定
(#402)においては、申請案件毎に、その申請案件
の申請処理者名及び処理者IDと共に、その申請処理者
の処理権限コード及び組織コード等の申請処理者属性デ
ータを属性データテーブルとしてセットする。
【0062】次に、初期属性の設定(#402)の次
に、申請確認通知(#403)が行われる。申請確認通
知(#403)においては、申請案件の申請処理者にこ
れから決裁が行なわれる旨を通知するための電子メール
を、申請処理者の電子メールアカウントに送信する。
【0063】また、次の代理入力通知要否判定(#40
4)においては、これから決裁処理される申請案件に対
して、申請処理者以外の代理処理者による入力が行なわ
れているかを判定し、代理入力が行なわれている場合に
は、申請確認通知(#405)において、申請案件の代
理処理者にこれから決裁が行なわれる旨を通知するため
の電子メールを、代理処理者の電子メールアカウントに
送信する。
【0064】そして、代理入力通知要否判定(#40
4)において代理処理者の入力が無いと判定した後に、
又は、申請確認通知(#405)において代理処理者側
へ通知用の電子メールを送信した後に、その申請案件の
次処理者を選択する次処理者選択(#406)を行な
う。
【0065】次処理者選択(#406)においては、次
処理者設定手段4が前述のように申請案件に対して最後
に申請処理又は承認処理した承認者の既処理者属性デー
タとしての承認者属性データを、図9に示すような履歴
データから抽出し、さらに、その承認者属性データから
その承認者の組織コードと、処理権限コードから認識で
きる既処理者の役職(キャップ、チーフ、マネージャ
ー、組織長の何れか)を認識する。そして、申請者又は
承認者の既処理者の組織コードと同分類の組織コードを
有し、且つ、既処理者の役職に対して直上位の社員、即
ち決裁権限地位が既処理者よりも上位の社員の中の最下
位のものを、人事情報データベース15から検索して、
検索した社員をその申請案件に対する次処理者として設
定する。尚、本発明装置1を、最終に処理した最終既処
理者の最終既処理者属性データを各別に記憶し、夫々の
処理者による処理が完了する毎にその最終既処理者属性
データを更新するように構成して、次決裁者選択(#4
06)において、その最終既処理者属性データを用いて
次決裁者を選択しても構わない。
【0066】そして、このようにして設定された次処理
者の役職にキャップである場合には、キャップ決裁依頼
通知(#410)において、処理依頼手段7により、そ
の次処理者に申請案件の決裁処理が依頼され、申請案件
がそのキャップにより承認された場合には、申請案件更
新手段3により、そのキャップの属性データを、承認者
属性データとして図9に示す履歴データに格納して(#
411)、再度次処理者選択(#406)に戻り、チー
フ又はそれよりも上位の上司の次処理者が選択される。
【0067】尚、チーフ決裁依頼通知(#420)及び
履歴データ格納(#421)、マネージャー決裁依頼通
知(#430)及び履歴データ格納(#431)、組織
長決裁依頼通知(#440)及び履歴データ格納(#4
41)も、上記のキャップ決裁依頼通知(#410)及
び履歴データ格納(#411)と同様に行われる。以上
のように、本発明装置1を構成することで、申請処理者
により入力された申請案件は、その申請処理者の所属の
上司に、処理権限順位に沿って処理されることになる。
【0068】また、夫々の決裁依頼通知及び第2クライ
アント端末12における決裁処理について説明する。図
7に示すように、電子メールにより決裁処理の依頼を受
けた次処理者が第2クライアント端末12にメニュー選
択画面が表示された(#801)後に、閲覧要求を選択
すると、その選択入力が申請案件の閲覧要求として第2
クライアント端末12から本発明装置1に送信する(#
802)。
【0069】すると、決裁処理用データ送信手段6は、
次処理者からの閲覧要求を受信する(#803)と、第
2クライアント端末12の表示画面上に、申請案件デー
タベース9aに記憶されているその次処理者が処理する
申請案件と共に、その申請案件に対して承認又は否認の
判断データを入力するための入力部を有する閲覧画面を
表示させる(#805)。そして、決裁処理者は、表示
画面上に表示された申請案件の申請データに対して、承
認又は否認の判断データを入力する(#806)と、第
2クライアント端末12から本発明装置1に承認判断デ
ータ又は否認判断データが送信される。そして、本発明
装置1は、承認判断データを受信した(#807)場合
には、申請案件更新手段3により、その申請案件がその
次処理者により承認されたと判断し、否認判断データを
受信した(#808)場合には、その申請案件がその次
処理者により否認されたと判断する。
【0070】また、図3に示すように、次処理者に対し
て決裁処理依頼通知(#410,#420,#430,
#440)を行なった後に、その次処理者が異動等の理
由で存在しなかった場合には、振替処理者選択(#46
0)が行われ、その次処理者の代わりに処理を依頼する
処理者を振替処理者として設定し、その振替処理者に対
して次決裁処理の依頼を行なう。
【0071】また、各決裁依頼通知(#410,#42
0,#430,#440)を行なって、申請案件が次処
理者により否認された場合には、その否認された旨を履
歴データに入力する(#412,#422,#432,
#442)。
【0072】さらに、チーフ、マネージャー、組織長に
より否認された申請案件は、決裁済者選択(#470)
において、前の処理者が存在するかを判定し、存在した
場合にはその処理者に申請案件が差戻されるべく、その
旨を電子メールによりその処理者に通知する(#47
1)。
【0073】また、キャップにより否認された申請案
件、及び決裁済者選択(#470)において前の処理者
が存在しなかった申請案件は、申請処理者に差戻され
(#480)、申請処理者により再申請が行われた場合
には、履歴データにその旨を格納し(#481)、再度
初期属性の設定(#402)以降の処理が行なわれる。
【0074】一方、申請案件が申請処理者に差戻され
(#480)、申請処理者によりその申請案件の中止の
判断がされた場合には、その旨を履歴データに格納し
(#482)、組織内決裁処理を終了し(#483)、
図2に示す所定の中止処理(#700)が行われる。
【0075】また、組織長決裁依頼通知(#440)を
行なって申請案件が組織長により承認されたとき、また
は、次処理者選択(#406)において申請案件の次処
理者が存在しないと判断されたときには、この組織内決
裁処理を終了し(#450)、図2に示すように、業務
部門処理(#500)が行われる。
【0076】次に、図2に示す業務部門処理(#50
0)においては、図4に示す副処理フローに沿って、前
述の申請処理者により登録された申請案件のチェック又
は決済業務を行なう業務担当者及び業務責任者による処
理が行われる。
【0077】図4の業務部門処理フローにおいて、業務
部門処理が開始される(#501)と、先ず、上記次処
理者選択と同様の業務担当者選択(#502)が行われ
る。即ち、業務担当者選択(#502)においては、次
処理者設定手段4により、前述の組織内決裁処理におけ
る次処理者選択(#406)と同様に、申請案件に対し
て最後に処理した既処理者属性データを図9の履歴デー
タから抽出して、既処理者の役職に対して処理権限順位
における処理権限地位が上位の業務担当者又は業務責任
者を、人事情報データベース15から検索して、検索し
た社員をその申請案件に対する次処理者として設定す
る。また、業務担当者選択(#502)において選択さ
れる業務担当者及び業務責任者は、申請案件の種別、例
えば、組織コード等から認識可能な組織種別等毎に担当
が分類されているので、申請案件の種別に基づいてその
分類が選択される。
【0078】そして、先ず、業務担当者処理依頼通知
(#510)が行われて、処理依頼手段7により、その
業務担当者に申請案件の処理を依頼し、申請案件がその
業務担当者により承認された場合には、申請案件更新手
段3により、その業務担当者の属性データを、既処理者
属性データとして図9に示す履歴データに格納して(#
511)、再度業務担当者選択(#502)に戻り、業
務責任者が次処理者として選択される。
【0079】そして、業務責任者処理依頼通知(#52
0)が行われて、処理依頼手段7により、その業務責任
者に申請案件の処理が依頼され、申請案件がその業務責
任者により承認された場合には、申請案件更新手段3に
より、その業務責任者の属性データを、既処理者属性デ
ータとして図9に示す履歴データに格納して(#52
1)、後述の申請処理者通知要否確認(#530)が行
われる。
【0080】また、業務責任者処理依頼通知(#52
0)を行なって申請案件が業務責任者により承認された
とき、または、業務担当者選択(#502)において申
請案件の次処理者が存在しないと判断されたときには、
この申請処理者通知要否確認(#530)を行なう。こ
の申請者通知要否確認(#530)においては、夫々の
処理において申請案件の申請データの訂正が行なわれて
いないと判断したときには、申請処理者等に対して電子
メールを送信して業務担当者における受付が行われた旨
を通知し(#531)、申請案件の申請データの訂正が
行なわれていると判断したときには、申請処理者等に対
して電子メールによりその旨を通知し(#532)、上
記通知が行なわれた後、または、申請案件の種別によっ
てそれらの通知が必要ないと判断したときに、業務部門
処理を終了する(#533)。
【0081】一方、業務責任者依頼通知(#520)が
行われて、処理依頼手段7により、その業務担当者に申
請案件の処理が依頼され、申請案件がその業務担当者に
より否認された場合には、その旨を、図9に示す履歴デ
ータに格納して(#522)、処理依頼手段7により電
子メールを業務担当者に送信して業務担当者に対して再
度処理の依頼を行なう(#540)。
【0082】また、業務担当者により否認された申請案
件は、その旨を履歴データに格納し(#512)、その
後に、履歴データからその申請案件の承認を行なった処
理済者を認識して(#550)、所定の電子メールを処
理済者の第2クライアント端末12に送信して、申請案
件が否認された旨を通知する(#551)。そして、申
請案件が申請処理者に差戻され(#560)、申請処理
者により再申請が行われた場合には、履歴データにその
旨を格納し(#561)、業務部門処理を終了し(#5
62)、図2に示すように、組織内決裁処理(#40
0)を再度行なう。
【0083】一方、申請処理者によりその申請案件の中
止の判断がされた場合には、その旨を履歴データに格納
し(#563)、業務部門処理を終了し(#564)、
図2に示す所定の中止処理(#700)が行われる。
【0084】以上のように、本発明装置1を構成するこ
とで、申請処理者により入力された申請案件の申請デー
タは、その申請案件の種別に対して適宜選択される適宜
業務担当者及び業務責任者に処理権限順位に沿って処理
されることになる。
【0085】尚、申請案件の内容によって、マネージャ
ー等の特定決裁権限地位以上の決裁権限地位を有する処
理者の決裁が必要でない場合や、業務部門等の特定分類
の処理権限地位を有する処理者の決裁が必要でないと判
断される場合に、組織内決裁処理フローにおける次処理
者選択(#406)や、業務部門処理フローにおける業
務担当者選択(#502)において、判定手段8によ
り、申請案件の内容の内の旅費の合計金額や領収書枚数
等に基づいて、上記マネージャー等の特定決裁権限地位
以上の決裁権限地位や、業務部門等の特定分類の処理権
限地位等の所定処理権限地位を有する処理者による決裁
処理の要否を判定し、その判定結果に基づいて次処理者
を設定することができ、その具体例について以下に説明
する。
【0086】下記の表1に示すように、処理対象の申請
案件が、キャップの役職を有する申請処理者による旅費
申請に関する申請案件〜である場合には、旅費の合
計金額と、タクシー料金等の領収書の枚数等が、その申
請案件の申請データとして登録される。
【0087】そして、本発明装置1は、上記領収書枚数
が0の申請案件に対しては、申請案件毎に申請案件デー
タベース9aに格納される後述の判定項目1の欄に0を
入力し、上記領収書枚数が1以上の場合には、上記判定
項目1の欄に1を入力する。さらに、本発明装置1は、
上記合計金額が所定の金額(例えば50,000円)未
満の場合には、申請案件毎に申請案件データベース9a
に格納される後述の判定項目2の欄に0を入力し、上記
合計金額が所定の金額以上の場合には、上記判定項目1
の欄に1を入力する。
【0088】
【表1】
【0089】そして、組織内決裁処理フローにおける次
処理者選択(#406)において、下記の表2に示すよ
うに、上記判定項目2が1である申請案件,につい
ては、判定手段8は、その申請案件,が、マネージ
ャー以上の決裁処理権限地位を有する処理者による決裁
処理が必要であると判定して、マネージャー及び組織長
の決裁権限地位を有する処理者により決裁処理された後
に、組織内決裁処理終了(#450)する。一方、上記
判定項目2が0である申請案件,については、判定
手段8は、その申請案件,が、マネージャー以上の
決裁処理権限地位を有する処理者による決裁処理が不要
であると判定して、チーフの決裁権限地位を有する処理
者により決裁処理された後に、組織内決裁処理終了(#
450)する。
【0090】また、業務部門処理フローにおける業務担
当者選択(#502)においては、同じく下記の表2に
示すように、上記判定項目1が1である申請案件,
については、判定手段8は、その申請案件,が、業
務部門における所定処理権限地位を有する処理者による
処理が必要であると判定して、業務担当者及び業務責任
者の処理権限地位を有する処理者により決裁処理された
後に、業務部門処理終了(#533)する。一方、上記
判定項目1が0である申請案件,については、判定
手段8は、その申請案件,が、業務部門における所
定処理権限地位を有する処理者による処理が不要である
と判定して、業務担当者及び業務責任者を次処理者とし
て設定せずに、業務部門処理終了(#533)する。
【0091】
【表2】
【0092】尚、上記組織内決裁処理において、出張申
請、出張報告、旅費申請、異動申請等の申請案件の種別
等によって、例えば、組織長等の決裁権限地位を有する
処理者の決裁が不要である場合等のように、申請案件の
種別毎に、その申請案件を処理すべき決裁権限地位が異
なる場合には、その申請案件の種別毎に処理すべき決裁
権限地位を設定しておき、それに基づいて次処理者を設
定しても構わない。また、上記チーフが不在の組織内に
おいては、上記判定項目2を常に1として、マネージャ
ー以上の処理権限地位を有する処理者による決裁処理を
常に行うようにしても構わない。
【0093】また、組織内決裁処理フローにおける次処
理者選択(#406)において、判定手段8により業務
部門以外の例えば申請処理者が属する組織等の特定分類
の処理権限地位等の所定処理権限地位を有する処理者に
よる決裁処理の要否を判定し、その組織内における所定
処理権限地位を有する処理者による処理が不要であると
判定した場合に、組織内の処理者を次処理者として設定
せずに、組織内決裁処理終了(#450)しても構わな
い。
【0094】また、判定手段8により上記処理権限順位
における特定処理権限地位範囲内(特定分類の一例)の
所定処理権限地位を有する処理者による決裁処理の要否
を判定し、その特定処理権限地位範囲内の所定処理権限
地位を有する処理者による処理が不要であると判定した
場合に、組織内の処理者を次処理者として設定しないよ
うに構成することもできる。例えば、申請処理者が属す
る組織、決済業務を行なう業務部門、社員の人事情報の
登録や変更等の処理を行なう人事部門等の3つ以上の組
織に渡って処理権限順位が設定されている場合に、その
中間組織である業務部門における処理の要否を判定し、
必要に応じて、中間組織に属する処理権限地位を有する
処理者を次処理者として設定することもできる。また、
1つの組織等内において、チーフ以上マネージャ以下等
の特定処理権限地位範囲内の処理の要否を判定し、必要
に応じて、その処理権限地位範囲内の処理権限地位を有
する処理者を次処理者として設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置及びクライアント端末との通信状態
を示す概略構成図
【図2】申請処理者によって登録された申請案件の主処
理フロー示す図
【図3】申請処理者によって登録された申請案件の副処
理フロー示す図
【図4】申請処理者によって登録された申請案件の副処
理フロー示す図
【図5】アクセス処理フローを示す図
【図6】申請案件入力処理フローを示す図
【図7】申請案件決裁処理フローを示す図
【図8】メニュー選択画面の状態を示す図
【図9】履歴データの状態を示す図
【符号の説明】
1:本発明装置(申請データ処理装置) 2:申請案件登録手段 3:申請案件更新手段 4:次処理者設定手段 5:申請入力用データ送信手段 6:決裁処理用データ送信手段 7:処理依頼手段 8:判定手段 9:データ記憶手段 9a:申請案件データベース 10:クライアント端末 11:第1クライアント端末 12:第2クライアント端末 15:人事データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント端末と所定の通信ネ
    ットワークを介してデータ通信可能に、且つ、処理者の
    予め設定された処理権限順位における処理権限地位を認
    識可能な属性データを、前記処理者を識別可能に記憶し
    た属性データベースにアクセス可能に構成され、 申請案件の申請を行なう第1処理者側の第1クライアン
    ト端末から前記申請案件毎の申請データを受信すると、
    前記申請データを申請案件データベースに前記申請案件
    を識別可能に記憶すると共に、前記第1処理者の前記属
    性データを、既処理者の既処理者属性データとして前記
    申請案件データベースに前記申請案件を識別可能に記憶
    する申請案件登録手段と、 前記申請案件の処理を行なう第2処理者側の第2クライ
    アント端末から、前記第2処理者が次処理者として設定
    された前記申請案件の処理完了データを受信すると、前
    記処理完了データを申請案件データベースに前記申請案
    件を識別可能に記憶すると共に、前記第2処理者の前記
    属性データを、既処理者の既処理者属性データとして前
    記申請案件データベースに前記申請案件を識別可能に記
    憶する申請案件更新手段と、 前記申請案件データベースに前記既処理者属性データが
    記憶される毎に、前記属性データベースにアクセスし
    て、前記処理権限順位において前記既処理者よりも上位
    の前記処理権限地位を有する処理者の内の前記処理権限
    地位が最下位の処理者を検索し、前記検索した前記処理
    者を前記申請案件に対する次処理者として設定する次処
    理者設定手段とを備えた申請データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記次処理者設定手段で設定した次処理
    者側の前記第2クライアント端末に対して、前記申請案
    件の処理依頼を行なう処理依頼手段を備えた請求項1に
    記載の申請データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記属性データが前記処理者の分類を認
    識可能に構成され、 前記次処理者設定手段が、前記次処理者の分類が前記既
    処理者属性データから認識した前記既処理者の分類と同
    じになるように、前記次処理者を設定するように構成さ
    れている請求項1又は2に記載の申請データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記申請案件毎に、所定処理権限地位を
    有する処理者による処理の要否を判定する判定手段を備
    え、 前記次処理者設定手段が、前記判定手段の判定結果に従
    って前記次処理者を設定するように構成されている請求
    項1から3の何れか1項に記載の申請データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定処理権限地位が、特定処理権限
    地位以上の前記処理権限地位である請求項4に記載の申
    請データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定処理権限地位が、特定分類に属
    する前記処理権限地位である請求項4又は5に記載の申
    請データ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れか1項に記載の申
    請データ処理装置が備える前記各手段を、コンピュータ
    上で実現するためのプログラムを備えてなる申請データ
    処理用のコンピュータプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項1から6の何れか1項に記載の申
    請データ処理装置が備える前記各手段を、コンピュータ
    上で実現するためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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