JP2003323380A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

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JP2003323380A
JP2003323380A JP2003041382A JP2003041382A JP2003323380A JP 2003323380 A JP2003323380 A JP 2003323380A JP 2003041382 A JP2003041382 A JP 2003041382A JP 2003041382 A JP2003041382 A JP 2003041382A JP 2003323380 A JP2003323380 A JP 2003323380A
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Masashige Mizuyama
正重 水山
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浩美 和田
Takuya Kobayashi
卓也 小林
Atsunobu Kato
淳展 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールシステムを利用して、特定のユー
ザ間でリアルタイムに情報を交換することができる情報
処理装置であって、情報交換中に特定のユーザ以外から
のメールを表示することができる情報処理装置を提供す
ること。 【解決手段】 情報処理装置1は、メールを送信するメ
ール送信部101と、メールを受信するメール受信部1
02と、メールを表示する表示部104と、特定メール
表示モードと通常メール表示モードとの切り替えを制御
する制御部105とを備える。制御部105は、特定メ
ール表示モードから通常メール表示モードに切り替えら
れた後、特定メール表示モードに戻る際、切り替えた時
点の表示内容を表示部104に再現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムを利用して、電子メールを送受信して表示する情報処
理装置に関し、より特定的には、特定のユーザ間で情報
交換を効率的に行うための情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話を利用して電子メールを
送受信するためのサービスが急速に広まってきている。
各個人が携帯している携帯電話端末間で電子メールを送
受信することにより、ユーザは、いつでも、どこにいて
も、文字情報を交換することができる。
【0003】また、複数のユーザに対して同時に同じ内
容の電子メールを送信する同報メールと呼ばれるサービ
スや、単に文字情報だけでなく画像情報も送受信するこ
とができるサービスなども提供されている。このよう
に、現在、携帯電話を用いた電子メールサービスは、電
話機やパーソナルコンピュータによって提供されるサー
ビスに匹敵する程、重要な役割を果たしつつある。
【0004】さらに、最近の携帯電話は、いわゆるチャ
ットのようにリアルタイムに会話をする感覚で情報を交
換するために、特定のユーザとの間で送受信した電子メ
ールのみを、送受信した順番に従って画面表示する機能
(チャットメール機能)も提供する。これにより、ユー
ザは、受信した全ての電子メールの中から特定のユーザ
からの電子メールを選択して、順に表示するような煩雑
な操作をしなくても、複数のユーザ間で、チャットのよ
うな感覚でコミュニケーションを図ることが可能とな
る。
【0005】
【特許文献1】特開2001−22657号公報
【特許文献2】米国特許第5,987,503号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
課題として、以下のような点が挙げられる。携帯電話を
利用して、チャットのようにリアルタイムに会話をする
感覚で文字情報を交換するためには、予め登録されてい
るユーザとの間で送受信した電子メールのみを、送受信
した順番に従って、画面表示する必要がある。
【0007】しかし、従来の携帯電話において、チャッ
トメール画面で表示できる電子メールは、予め登録され
ているユーザとの間で送受信した電子メールのみであっ
た。このため、従来の携帯電話は、チャットメール画面
の表示中に、他のユーザからメールを受信しても、チャ
ットメール画面を終了しない限り、当該受信メールを表
示することができなかった。すなわち、従来の携帯電話
は、チャットメール画面の表示中に、新規に受信したメ
ールや、チャットメール開始前に受信していたメールの
内容を表示することはできなかった。
【0008】また、チャットメール画面の表示中に、チ
ャットに参加していない他のユーザを、新たにチャット
に参加させることもできなかった。
【0009】それゆえ、本発明の目的は、電子メールシ
ステムを利用して、チャットのようにリアルタイムに会
話をする感覚で文字情報を交換するための情報処理装置
であって、チャット中に特定ユーザ以外からのメールを
表示したり、チャット中にチャットに参加していないユ
ーザを新たに参加させたりすることができる情報処理装
置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、ネットワークを介して、他の通信端末との間で
電子メールを送受信し、送受信した電子メールを表示す
るための情報処理装置であって、予め指定されてる特定
ユーザとの間で送受信した電子メールに含まれるメッセ
ージが送受信順に並ぶように表示する特定メール表示手
段と、送受信された電子メールに含まれるメッセージを
表示する通常メール表示手段と、特定メール表示手段に
よる表示と通常メール表示手段による表示との相互の切
り替えを制御する表示モード制御手段とを備え、表示モ
ード制御手段は、特定メール表示手段による表示から通
常メール表示手段による表示に切り替えた後で、特定メ
ール表示手段による表示に戻る際、少なくとも、特定メ
ール表示手段による表示から通常メール表示手段による
表示に切り替えた時点の表示内容を、特定メール表示手
段に再現させることを特徴とする。
【0011】上記第1の発明によれば、情報処理装置
は、特定メールの表示と通常メールの表示とを相互に切
り替えることができるので、ユーザは、特定メールの表
示中に通常メールを確認することが可能となる。その
上、情報処理装置は、特定メール表示手段による表示に
戻る際、少なくとも、切り替えた時点における表示内容
を再現することができるので、ユーザは、特定メールの
表示中に、通常の電子メールを確認したとしても、再
度、他のユーザとのコミュニケーションを円滑にとるた
めのメール交換をすることが可能となる。
【0012】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した電子
メールの送受信履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、表
示モード制御手段は、特定メール表示手段による表示か
ら通常メール表示手段による表示に切り替える際、履歴
記憶手段に格納されている最新の送受信履歴を記憶し、
特定メール表示手段による表示に戻る際、記憶した当該
最新の送受信履歴に基づいて、特定メール表示手段によ
る表示から通常メール表示手段による表示に切り替えた
時点の表示内容を、特定メール表示手段に再現させるこ
とを特徴とする。
【0013】上記第2の発明によれば、情報処理装置
は、送受信履歴に基づいて、切り替えた時点の表示内容
を再現することができるので、表示内容の再現のために
使用する記憶領域をなるべく少なくすることが可能とな
る。
【0014】第3の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、表示モード制御手段は、特定メール表示手段
による表示に戻る際、それまでの間、特定ユーザとの間
で送受信された電子メールに含まれるメッセージを、送
受信順に並ぶように特定メール表示手段に表示させるこ
とを特徴とする。
【0015】上記第3の発明によれば、情報処理装置
は、切り替えていた間に進行したメッセージを表示する
ことができるので、ユーザは、切り替えていた間に受信
したメッセージを認識することができ、他のユーザと円
滑にコミュニケーションを図ることが可能となる。
【0016】第4の発明は、第3の発明に従属する発明
であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した電子
メールの送受信履歴を記憶する履歴記憶手段を備え、表
示モード制御手段は、特定メール表示手段による表示に
戻る際、履歴記憶手段に格納されているその時点までの
送受信履歴に基づいて、それまでの間、特定ユーザとの
間で送受信された電子メールに含まれるメッセージを、
送受信順に並ぶように特定メール表示手段に表示させる
ことを特徴とする。
【0017】上記第4の発明によれば、情報処理装置
は、送受信履歴に基づいて、切り替えている間に受信し
た電子メールを表示することができるので、使用する記
憶領域をなるべく少なくすることが可能となる。
【0018】第5の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、さらに、特定メール表示手段による表示中
に、他のユーザ宛に送信すべき電子メールを作成するメ
ール作成手段を備える。
【0019】上記第5の発明によれば、情報処理装置
は、特定メールの表示中に他のユーザ宛の電子メールを
作成することができるので、ユーザは、会話(チャッ
ト)をするような感覚で、他のユーザとメッセージを交
換することが可能となる。
【0020】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、メール作成手段は、予め登録されている定型
文に従って、電子メールを作成することを特徴とする。
【0021】上記第6の発明によれば、情報処理装置
は、定型文を利用して電子メールを作成することができ
るので、ユーザは、受信したメールに対して迅速に返答
することが可能となる。
【0022】第7の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、メール作成手段は、宛先が全ての特定ユーザ
であるとして、電子メールを作成することを特徴とす
る。
【0023】上記第7の発明によれば、情報処理装置
は、全ての特定ユーザを宛先とするので、ユーザは、宛
先を指定する手間が省けることとなる。
【0024】第8の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、メール作成手段は、特定ユーザ以外のユーザ
宛の電子メールを作成する際、それまでに特定メール表
示手段によって表示されたメッセージの内容を含めた電
子メールを作成することを特徴とする。
【0025】上記第8の発明によれば、過去にやりとり
されたメッセージが含まれている他のユーザ宛の電子メ
ールが作成されることとなるので、当該電子メールを受
け取った他のユーザは、当該電子メールをチャットに参
加するか否かの判断に利用することができる。
【0026】第9の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、さらに、特定メール表示手段による表示に使
用した電子メールをまとめて破棄するメール整理手段を
備える。
【0027】上記第9の発明によれば、チャットに利用
した電子メールがまとめて破棄されるので、情報処理装
置の記憶領域を有効活用することが可能となる。
【0028】第10の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、メール整理手段は、特定メール表示手段に
よる表示が終了した際、自動的に、特定メール表示手段
による表示に使用した電子メールをまとめて破棄するこ
とを特徴とする。
【0029】上記第10の発明によれば、チャットの終
了と同時に、自動的に、チャットに利用した電子メール
が破棄されることとなる。
【0030】第11の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、さらに、特定メール表示手段による表示中
に、特定ユーザを登録および/または削除するためのユ
ーザ登録手段を備える。
【0031】上記第11の発明によれば、チャット中で
あっても、情報処理装置は、特定ユーザの追加あるいは
削除をすることが可能となる。したがって、情報処理装
置は、新たに追加された特定ユーザからの電子メール
を、一連のチャットの流れを妨げることなく、送受信順
に表示することができる。また、情報処理装置は、削除
された特定ユーザからの電子メールを、削除後、チャッ
トのメッセージとして表示しないこととなる。ゆえに、
情報処理装置は、チャットによるコミュニケーションを
ユーザに対して円滑に提供することが可能となる。
【0032】第12の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、特定メール表示手段は、表示中に、特定ユ
ーザからの電子メールが受信された場合、当該電子メー
ルのメッセージを送受信順に従うように、追加表示する
ことを特徴とする。
【0033】上記第12の発明によれば、特定メール表
示手段による表示中に、メッセージが次から次へと追加
表示されていくこととなるので、ユーザは、専用サーバ
を利用してチャットをしているかのような感覚でメッセ
ージを交換することが可能となる。
【0034】第13の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、特定メール表示手段は、表示中に、特定ユ
ーザ以外のユーザからの電子メールが受信された場合、
その旨を画面に表示することを特徴とする。
【0035】上記第13の発明によれば、情報処理装置
は、ピクト表示などによって、特定ユーザ以外のユーザ
からの電子メール受信を伝えることとなるので、ユーザ
は、当該電子メールの受信を知ることができ、切り替え
るタイミングを自らの判断で選択することが可能とな
る。
【0036】第14の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、表示モード制御手段は、特定ユーザからの
電子メールが受信された場合、自動的に、特定メール表
示手段による表示に切り替えることを特徴とする。
【0037】上記第14の発明によれば、自動的に、表
示が切り替えられることとなるので、ユーザによる手動
での切り替えの手間が省けることとなる。
【0038】第15の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した電
子メールの送受信履歴を、グループ別に記憶する履歴記
憶手段を備え、特定メール表示手段は、ユーザからの指
示に応じて、履歴記憶手段を参照し、指示されたグルー
プに属する電子メールに含まれるメッセージを送受信順
に並ぶように再現して表示することを特徴とする。
【0039】上記第15の発明によれば、情報処理装置
は、グループ別に電子メールの送受信履歴を記憶し、グ
ループ単位でメッセージを表示することとなるので、ユ
ーザは、共通の話題を持つユーザ同士で、簡単にチャッ
トすることが可能となる。
【0040】第16の発明は、通信装置によって送受信
される電子メールを表示するための方法であって、通信
装置は、表示モードとして、予め指定されてる特定ユー
ザとの間で送受信した電子メールに含まれるメッセージ
が送受信順に並ぶように表示する特定メール表示モード
と、送受信された電子メールに含まれるメッセージを表
示する通常メール表示モードとを有しており、特定メー
ル表示モードによる表示から通常メール表示モードによ
る表示に通信装置が切り替えるステップと、当該切り替
えの後、特定メール表示モードによる表示に通信装置が
戻るステップとを備え、特定メール表示モードによる表
示に戻るステップでは、少なくとも、特定メール表示モ
ードによる表示から通常メール表示モードによる表示に
切り替えた時点の表示内容が、通信装置によって再現さ
れて表示されることを特徴とする。
【0041】第17の発明は、第16の発明に従属する
発明であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した
電子メールの送受信履歴を通信装置が記憶するステップ
を備え、特定メール表示モードによる表示から通常メー
ル表示モードによる表示に切り替えるステップでは、最
新の送受信履歴が通信装置によって記憶され、特定メー
ル表示モードによる表示に戻るステップでは、通信装置
によって記憶される最新の送受信履歴に基づいて、特定
メール表示モードによる表示から通常メール表示モード
による表示に切り替えた時点の表示内容が、通信装置に
よって再現されて表示されることを特徴とする。
【0042】第18の発明は、第16の発明に従属する
発明であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した
電子メールの送受信履歴を通信装置が記憶するステップ
を備え、特定メール表示モードによる表示に戻るステッ
プでは、現時点までの送受信履歴に基づいて、それまで
の間、特定ユーザとの間で送受信された電子メールに含
まれるメッセージが、送受信順に並ぶように、通信装置
によって表示されることを特徴とする。
【0043】第19の発明は、第16の発明に従属する
発明であって、さらに、特定メール表示モードによる表
示が終了した場合、特定メール表示モードによる表示に
使用した電子メールを通信装置が破棄するステップを備
える。
【0044】第20の発明は、ネットワークを介して送
受信される電子メールを、コンピュータ装置に表示させ
るためのプログラムであって、コンピュータ装置は、表
示モードとして、予め指定されてる特定ユーザとの間で
送受信した電子メールに含まれるメッセージが送受信順
に並ぶように表示する特定メール表示モードと、送受信
された電子メールに含まれるメッセージを表示する通常
メール表示モードとを有しており、コンピュータ装置に
対して、表示モードを、特定メール表示モードから通常
メール表示モードに切り替えさせるステップと、当該切
り替えの後、コンピュータ装置に対して、表示モードを
特定メール表示モードに戻させるステップとを備え、特
定メール表示モードに戻させるステップでは、少なくと
も、特定メール表示モードによる表示から通常メール表
示モードによる表示に切り替えた時点の表示内容を、コ
ンピュータ装置に再現させて表示させることを特徴とす
る。
【0045】第21の発明は、第20の発明に従属する
発明であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した
電子メールの送受信履歴をコンピュータ装置に記憶させ
るステップを備え、表示モードを切り替えさせるステッ
プでは、最新の送受信履歴をコンピュータ装置に記憶さ
せ、特定メール表示モードに戻させるステップでは、コ
ンピュータ装置によって記憶される最新の送受信履歴に
基づいて、特定メール表示モードによる表示から通常メ
ール表示モードによる表示に切り替えた時点の表示内容
を、コンピュータ装置に再現させて表示させることを特
徴とする。
【0046】第22の発明は、第20の発明に従属する
発明であって、さらに、特定ユーザとの間で送受信した
電子メールの送受信履歴をコンピュータ装置に記憶させ
るステップを備え、特定メール表示モードに戻させるス
テップでは、現時点までの送受信履歴に基づいて、それ
までの間、特定ユーザとの間で送受信された電子メール
に含まれるメッセージが、送受信順に並ぶように、コン
ピュータ装置に表示させることを特徴とする。
【0047】第23の発明は、第20の発明に従属する
発明であって、さらに、特定メール表示モードによる表
示が終了した場合、特定メール表示モードによる表示に
使用した電子メールをコンピュータ端末に破棄させるス
テップを備える。
【0048】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る情報処理装置1を用いたシステムの一例の全体構成を
示す図である。図1において、当該システムは、電子メ
ールシステムに接続されている4台の情報処理装置1を
備える。当該システムは、専用のチャットサーバ等のイ
ンフラを必要としない。電子メールシステムは、インタ
ーネットや携帯電話用無線基地局、電話回線網等で構成
される公衆網である。各情報処理装置間では、インター
ネットを介して送受信される電子メールや、同一の携帯
電話会社に属する情報処理装置間でのみ使用される電子
メール等、従来から用いられている電子メールを使用す
るものとする。すなわち、本発明の実施形態において使
用される電子メール自体は、本実施形態のために特別な
構成を取っているものではない。以下、電子メールを単
にメールと呼ぶことにする。なお、図1において、それ
ぞれの情報処理装置1を区別するために、A〜Dの記号
を用いる。また、図1では、4台の情報処理装置1を示
しているが、3台以下であってもよいし、5台以上であ
ってもよい。まず、図1を参照しながら、本発明の一実
施形態に係る情報処理装置1の機能の概要について説明
する。
【0049】情報処理装置1は、メールの作成、表示お
よび送受信が可能な携帯電話等の通信端末である。情報
処理装置1は、送受信したメールを送受信順に(時系列
的に)表示することによって、複数の情報処理装置間で
チャットを行っているような画面表示を実現する。
【0050】以下、送受信順に表示すべきメールの送信
元のユーザを特定ユーザという。メールを送受信順に表
示する表示モードのことを、特定メール表示モードとい
う。特定メール表示モードでメールを送受信すること
を、チャットメールをするという。
【0051】通常、チャットといった場合、通信端末が
インターネット上に存在する専用サーバに文字情報を送
信して、当該専用サーバが集まった文字情報を送信され
てきた順番に従って表示し、複数のユーザ間で会話(お
しゃべり)をしているかのような表示内容を実現するシ
ステムのことをいう。ところが、本実施形態においてチ
ャットといった場合、情報処理装置1のみによって実現
されるコミュニケーションのことをいう。本実施形態に
おけるチャットという言葉は、専用サーバを用いないと
いう点において、一般的に用いられる意味でのチャット
とは異なる意味となる。
【0052】情報処理装置1は、特定ユーザとして指定
されていないユーザ(以下、通常ユーザという)からの
メールも受信することができる。チャットメールの最中
に、通常ユーザからのメールを受信した場合、情報処理
装置1は、ピクト表示等によってその旨を通知し、ユー
ザの指示に応じて、画面表示を切り替え、当該メールの
内容を表示することができる。
【0053】情報処理装置1は、特定メール表示モード
において、特定ユーザとチャットメールをしている最中
でも、チャットメールをする対象のユーザを追加および
/または削除することができる。
【0054】情報処理装置1は、特定メール表示モード
で表示した送受信メールを一括で破棄することができ
る。したがって、情報処理装置1は、チャットメールで
使用したメールのみを簡単に破棄でき、メールを保存す
るための記憶領域の浪費を軽減することができる。
【0055】図2は、情報処理装置1における表示画面
の一例を示す図である。以下、図1および図2を参照し
ながら、チャットメールの概略について説明する。な
お、図2に示す表示画面は、一例である。画面の表示フ
ォーマット等は、これに限られるものではない。したが
って、表示行数や表示色は任意にカスタマイズされても
よいし、受信メールの送信元ユーザに応じて自動的に表
示フォーマットが切り替えられるようにしてもよい。
【0056】表示画面301は、メール本文「チャット
しよ!」の作成画面である。情報処理装置Aは、チャッ
トメールをする対象の特定ユーザとして、情報処理装置
Bを登録済みであるとする。この場合、情報処理装置A
は、送信先メールアドレス等をユーザに入力させること
なく、メール本文のみを入力させるだけで、情報処理装
置Bにメールを送信する。
【0057】なお、情報処理装置1は、予め登録されて
いる文章を呼び出すことで、ユーザによるメール本文の
入力を省略させてメールを送信できる。この文章のこと
を定型文と呼ぶ。また、情報処理装置1は、登録されて
いる定型文の入力やメールの送信を、特定の操作ボタン
に割り当てることで、文字入力を行わずにメールを送信
することもできる。これにより、メールの返信が困難な
場合であっても、ユーザは、簡単にメッセージを通知す
ることが可能となる。なお、定型文は、初期段階で情報
処理装置1に登録されていてもよいし、ユーザが後発的
に登録してもよいし、以前にチャットメールとして送信
した文章が自動的に登録されてもよい。なお、特定ユー
ザは、予め登録しておいてもよいし、メール送信時に指
定することで登録してもよい。
【0058】情報処理装置Aからのメールを受信した情
報処理装置Bは、受信したメール「チャットしよ!」を
画面表示し、例えば「いいよ」の返信メールを作成し
て、情報処理装置A宛に送信する。
【0059】表示画面302は、情報処理装置Bからの
返信を受け取った情報処理装置Aが、次の送信メール本
文を作成している画面である。表示画面302には、送
受信したメールが送受信順に表示されていると共に、送
信予定のメール「Cはどうかな」が画面下部に表示され
ている。
【0060】表示画面303は、情報処理装置Cからの
返信メール「じゃあ私も」を受信した際の情報処理装置
Aにおける画面である。情報処理装置Aは、チャットメ
ールの途中(「Cはどうかな」の送信時)に、チャット
メールをする対象のユーザとして、新たに情報処理装置
Cを追加したものとする。これにより、以後、情報処理
装置Aと情報処理装置Bと情報処理装置Cとの三者間で
チャットメールが実施される。
【0061】表示画面304は、チャットメールの最中
に、通常ユーザ(ここでは、情報処理装置Dとする)か
らのメールを受信した際の情報処理装置Aにおける画面
である。通常ユーザからのメールを受信した情報処理装
置Aは、ピクト表示304aにより、メールを受信した
ことをユーザに通知するのみで、受信メールの内容をす
ぐには表示しない。
【0062】ピクト表示の後、ユーザが受信メールの表
示を指示した場合、情報処理装置Aは、表示モードを特
定メール表示モードから通常メール表示モードに切り替
え、画面を表示画面304から表示画面305に変化さ
せ、通常ユーザからのメールの内容を表示する。ここ
で、通常メール表示モードとは、特定メール表示モード
以外の表示モードのことをいう。たとえば、通常メール
表示モードとは、ユーザの要求に応じて今まで受信した
メールのインデックスを全て表示すると共に、その中か
ら選択された一つのメールの全文を表示するためのモー
ドである。通常、携帯電話等では、メールを表示するた
めの画面と、機能選択のためのメニューが表示される画
面とは異なる画面であるが、本実施形態では、この二つ
の画面を特に区別する必要がないので、情報処理装置1
におけるメニュー画面も、通常メール表示モードにおけ
る表示であるとして説明を進める。すなわち、特定メー
ル表示モード以外の表示モードのことを、通常メール表
示モードということにする。
【0063】情報処理装置Aは、ユーザの要求に応じ
て、通常メール表示モードから特定メール表示モードに
切り替えることによって、表示画面305を表示画面3
04に戻し、切替前におけるチャットメールの内容を再
現する。
【0064】図2に示したように、情報処理装置1は、
指定されている特定ユーザとの間でメールを送受信する
際、画面表示を特定メール表示モードにすることで、特
定ユーザとの間で送受信したメールを時系列的に表示
し、さらに、作成中のメールを画面表示する。また、通
常メールを受信したときのユーザは、メールを返信する
際、任意に通常メール表示モードでの画面表示に設定す
ることができる。これにより、お互いの情報処理装置に
おいて、お互いの送受信メールのみを画面表示すること
が可能となるので、チャットのようにリアルタイムなコ
ミュニケーションを実現することができる。
【0065】以下、情報処理装置1の構成および動作に
ついて詳しく説明する。図3は、情報処理装置1の機能
的構成を示すブロック図である。図3において、情報処
理装置1は、メール送信部101と、メール受信部10
2と、メール作成部103と、表示部104と、制御部
105と、特定ユーザ登録処理部106と、履歴記憶部
107と、メール整理部108と、メール記憶部10
9、切替位置記憶部110と、定型文記憶部111とを
備える。
【0066】メール送信部101は、制御部105から
通知された送信対象のメールを送信し、送信結果(送信
完了)を制御部105に通知する。
【0067】メール受信部102は、自端末宛に送信さ
れたメールを受信し、受信したメールを制御部105に
通知する。
【0068】メール作成部103は、メール作成用の画
面を表示部104に表示させるよう制御部105に通知
し、送信先のメールアドレスの設定や送信文書の入力制
御等を行い、送信メールを作成する。
【0069】表示部104は、制御部105からの指示
に応じて、メールの作成画面や受信したメール、メニュ
ー画面等を表示する。上述のように、表示部104によ
る表示画面のモードは、特定メール表示モードと通常メ
ール表示モードとに分類される。表示部104は、制御
部105から指示された表示モードに適した画面で、メ
ールを表示する。特定メール表示モードでの送受信メー
ルの表示が指示された場合、表示部104は、送受信し
たメールの本文のみを、送受信順に順次画面表示してい
く。特定メール表示モードにおける画面表示の一例は、
図2における表示画面301〜304である。通常メー
ル表示モードでの送受信メールの表示が指示された場
合、表示部104は、たとえば、指定された一つの送受
信メールのみを画面表示する。通常メール表示モードに
おける受信メールの画面表示の一例は、図2における表
示画面305である。
【0070】表示部104は、制御部105からメール
作成画面の表示指示を受けた際、現在の表示モードに適
合するメール作成用の画面を表示する。特定メール表示
モードにおけるメール作成用の画面の一例は、図2の表
示画面301,302である。
【0071】特定ユーザ登録処理部106は、特定メー
ル表示モードでメールを表示すべき対象となるユーザ
(特定ユーザ)を登録する記録部であると共に、必要に
応じて、登録内容の追加、変更および削除を行うための
処理部である。特定ユーザ登録処理部106に登録され
ている特定ユーザは、チャットグループ単位で管理され
ている。チャットグループとは、ユーザが同時にチャッ
トメールをしたい仲間の集合のことである。たとえば、
チャットグループは、所属先や趣味、連絡先等、ユーザ
の指定に応じてグループ分けされる。図4は、特定ユー
ザ登録処理部106に登録されている特定ユーザの一例
を示す図である。図4に示すように、特定ユーザ登録処
理部106には、チャットグループ毎に、当該グループ
に属するユーザに関する情報(メールアドレス等)が登
録されている。また、特定ユーザ登録処理部106は、
特定メール表示モードでメールを送受信している最中
に、特定ユーザを追加および削除することができる。な
お、特定ユーザは、予め登録されていてもよいし、メー
ル送信時に指定されることで登録されてもよい。
【0072】制御部105は、特定ユーザからのメール
を送受信順に並ぶように表示部104に表示させる特定
メール表示制御機能と、送受信されたメールの内、任意
の一つのメールに含まれるメッセージを表示部104に
表示させる通常メール表示制御機能と、現在の表示モー
ドを保持し、特定メール表示モードと通常メール表示モ
ードとの切り替えを制御する表示モード制御機能とを備
える処理装置である。
【0073】制御部105は、受信メールの送信元ユー
ザが特定ユーザであるか否かを判断し、判断結果に応じ
て表示モードを決定し、必要に応じて表示モードを切り
替え、表示部104に、表示モードに適した表示をさせ
る。制御部105は、表示モードを特定メール表示モー
ドから通常メール表示モードに切り替えた時点での、表
示内容に関する情報を切替位置記憶部110に格納す
る。
【0074】制御部105は、表示モードを特定メール
表示モードから通常メール表示モードに切り替えた後、
再び特定メール表示モードに戻る場合、切り替えた時点
での表示内容を再現するか、あるいは、戻るまでの間、
特定ユーザとの間で送受信されたメールに含まれるメッ
セージも送受信順に並ぶように表示することによって切
り替えた時点での表示内容を再現する。なお、特定メー
ル表示モードに戻るまでの間に受信されたメールが存在
しない場合、制御部105は、結果的には、切り替えた
時点での表示内容を再現することとなる。
【0075】制御部105は、ユーザからの入力指示に
基づき、特定メール表示モードの開始や終了を制御す
る。制御部105は、メール受信部102やメール作成
部103から通知されてくる送受信メールのメール記憶
部109への格納を制御する。
【0076】制御部105は、送受信したメールが特定
ユーザからのメールまたは特定ユーザへのメールである
とき、当該メールをメール記憶部109に格納すると共
に、チャット履歴記憶部107に送受信に関する履歴
(以下、チャット履歴という)を格納する。
【0077】制御部105は、送受信メールが特定ユー
ザからのメールまたは特定ユーザへのメールでない場
合、当該メールをメール記憶部109に格納するのみ
で、その送受信履歴を設定しない。
【0078】制御部105は、ユーザから、チャットメ
ールの終了指示があった場合、チャットメールを終了す
る旨をメール整理部108に通知し、チャットメール中
に使用したメールおよび対応するチャット履歴をメール
記憶部109および履歴記憶部107から削除させる。
【0079】メール記憶部109は、制御部105から
の制御に基づいて、送受信したメールを記憶する。
【0080】履歴記憶部107は、チャット履歴を記憶
する。図5は、チャット履歴の一例を示す図である。図
5に示すように、チャット履歴は、チャットグループ毎
に、当該グループに属するメールのメール記憶部109
での格納位置を送受信順に登録している。チャット履歴
は、チャットメールの内容をチャットメール終了後に確
認したり、他のユーザにチャットメール内容を伝達した
りするときに利用される。なお、一つのグループ内での
チャット履歴の構成の仕方としては、チャット開始から
終了までの1回分のチャット内容を一つのチャット履歴
としてもよいし、複数回の内容を連続させて一つのチャ
ット履歴としてもよいし、1回分のチャット内容から必
要な部分のみを切り出して一つのチャット履歴としても
よい。グループの設定およびグループ内でのチャット履
歴の構成は、制御部105によって行われる。
【0081】メール整理部108は、特定メール表示モ
ードで表示されたメールおよび対応するチャット履歴
を、チャットグループ単位で一括破棄する。一括破棄の
タイミングは、チャットメール終了時か、あるいは、ユ
ーザからの指示による時である。なお、メール整理部1
08は、チャットメール終了時に自動破棄する際、ユー
ザに確認を求め、ユーザの了承を得られた場合のみ自動
破棄してもよい。
【0082】切替位置記憶部110は、制御部105か
らの指示に応じて、メール記憶部109に格納したメー
ルの格納位置をグループ単位で記憶する。この格納位置
は、特定メール表示モードから通常メール表示モードへ
の切り替えが行われた後、再び通常メール表示モードに
戻る際に使用されるので、以後、切替位置と呼ぶことに
する。
【0083】図6は、切替位置記憶部110に格納され
ている情報の一例を示す図である。図6に示すように、
切替位置記憶部110には、チャットグループ毎に切替
位置が格納されている。たとえば、チャットグループ
“クラスメイト”の切替位置は、“3456”であるこ
とが分かる。すなわち、チャットグループ“クラスメイ
ト”のチャットは、格納位置が“3456”のメールを
受信した段階で、通常メール表示モードに切り替えられ
ていることが分かる。また、チャットグループ“クラブ
仲間”の切替位置は、“5432”であることが分か
る。ここで、チャットグループ“クラブ仲間”につい
て、図5の例を参照すると、格納位置が“5432”の
メール以降にも、情報処理装置1は、格納位置が“65
43”および“7654”のメールを受信していること
が分かる。
【0084】定型文記憶部111は、特定メール表示モ
ードにおいて、メールを作成する際に使用する定型文を
記憶する。定型文には、予め登録されている定型文、お
よび制御部105から登録指示のあった定型文がある。
制御部105から登録される定型文は、過去に受信した
メールに含まれるメッセージであってもよいし、ユーザ
が入力した文章であってもよい。
【0085】次に、情報処理装置1の動作について詳し
く説明する。図7は、通常メール表示モードでメールを
作成する際の情報処理装置1の動作を示すフローチャー
トである。以下、図7を参照しながら、通常メール表示
モードでメールを作成する際の情報処理装置1の動作に
ついて説明する。なお、下記の説明から分かるように、
通常メール表示モードでは、特定ユーザに対するメール
も作成することができる。なお、先述しているように、
本実施形態で用いられるメールは、特別なものではな
く、従来から用いられているメールであることを再度確
認しておく。
【0086】まず、メール作成部103がユーザからの
メール作成要求を受け取った場合、制御部105は、現
在の表示モードである通常メール表示モードにおけるメ
ール作成用の画面を表示部104に表示させる(ステッ
プS101)。
【0087】次に、メール作成部103は、ユーザの入
力に基づいて、メール本文を作成し、送信相手(送信先
メールアドレス等)を設定して、送信メールを作成する
(ステップS102)。
【0088】次に、メール作成部103は、ユーザから
送信指示があるか否かを判断する(ステップS10
3)。送信指示がない場合、メール作成部103は、ユ
ーザから送信中止の指示があるか否かを判断する(ステ
ップS111)。送信中止の指示がない場合、メール作
成部103は、ステップS102の動作に戻り、メール
の作成を続行する。一方、送信中止の指示がある場合、
メール作成部103は、メールの作成および送信を中止
し、処理を終了する。なお、メール作成部103は、送
信中止時に、作成途中のメール本文を、作成途中メール
として、情報処理装置1内のメモリ(図示せず)に格納
しておき、後から再利用してもよい。
【0089】一方、ステップS103の動作において、
送信要求があると判断された場合、制御部105は、特
定ユーザ登録処理部106を参照して、メール作成部1
03によって作成されたメールの送信先が特定ユーザで
あるか否かを判断する(ステップS104)。
【0090】送信先ユーザが特定ユーザでない場合、制
御部105は、送信対象のメールをメール記憶部109
に格納し(ステップS109)、当該メールをメール送
信部101に通知して、メールを送信させ(ステップS
110)、処理を終了する。
【0091】一方、送信先ユーザが特定ユーザである場
合、制御部105は、送信対象のメールをメール記憶部
109に格納すると共に、履歴記憶部107における送
信先の特定ユーザが所属するチャットグループのチャッ
ト履歴に、当該送信対象のメールの格納位置を追加し
て、チャット履歴を更新する(ステップS105)。次
に、制御部105は、現在の表示モードを通常メール表
示モードから特定メール表示モードに切り替える(ステ
ップS106)。
【0092】次に、制御部105は、送信対象のメール
をメール送信部101に通知して、当該メールを送信さ
せる(ステップS107)。その後、制御部105は、
表示部104に対して、特定メール表示モードで画面表
示するよう指示し、表示部104に先ほど送信したメー
ルを送受信順に表示させ(ステップS108)、処理を
終了する。具体的には、ステップS108の動作におい
て、制御部105は、送信先ユーザが属するチャットグ
ループで、初めてメールが送信された場合、送信したメ
ールに含まれるメッセージが先頭になるように表示部1
04に表示させ、一方、初めてでない場合、当該グルー
プに属する今までに送受信したメールに含まれるメッセ
ージを送受信順に並ぶように表示すると共に、送信した
メールに含まれるメッセージが最新の位置にくるように
表示する。
【0093】なお、ステップS106の動作では、自動
的に特定メール表示モードへ画面表示を切り替えること
としたが、ユーザの指示に応じて切り替えることとして
もよい。
【0094】図8は、特定メール表示モードでメールを
作成する際の情報処理装置1の動作を示すフローチャー
トである。情報処理装置1は、特定ユーザにメールを送
信した場合における自動切り替え時(図7のステップS
106)の他、ユーザが特定メール表示モード(チャッ
トメール)の開始を指定することによっても、特定メー
ル表示モードとなる。以下、図8を参照しながら、特定
メール表示モードでメールを作成する際の情報処理装置
1の動作について説明する。
【0095】まず、制御部105は、メール作成部10
3がメールの作成を開始した場合、表示部104に対し
て、特定メール表示モードでのメール作成画面を表示さ
せる(ステップS201)。次に、メール作成部103
は、ユーザの入力に基づいて、メール本文を作成し、送
信先ユーザ(送信先メールアドレス)を設定して、送信
対象のメールを作成する(ステップS202)。メール
作成処理(ステップS202)については、図9を用い
て後述する。
【0096】次に、メール作成部103は、ユーザから
メール送信の指示があるか否かを判断する(ステップS
203)。送信指示がない場合、メール作成部103
は、ユーザから送信中止の指示があるか否かを判断する
(ステップS211)。送信中止の指示がない場合、メ
ール作成部103は、ステップS202の動作に戻り、
メール作成を続行する。一方、送信中止の指示がある場
合、メール作成部103は、メールの作成および送信を
中止し、処理を終了する。なお、メール作成部103
は、送信中止時に、作成途中のメール本文を、作成途中
メールとしてメモリ(図示せず)に格納し、後から再利
用してもよい。
【0097】一方、ステップS203の動作において、
送信指示があると判断された場合、制御部105は、メ
ール作成部103において作成されたメールを参照し
て、送信先ユーザが指定されているか否かを判断する
(ステップS204)。
【0098】送信先ユーザが指定されていない場合、制
御部105は、特定ユーザ登録処理部106を参照し
て、特定ユーザが登録されているか否かを判断する(ス
テップS205)。特定ユーザが登録されていない場
合、制御部105は、メール作成部103に対して、ス
テップS202の動作に戻るよう指示し、メールの作成
を継続させ、送信先ユーザを指定させる。一方、特定ユ
ーザが登録されている場合、制御部105は、登録され
ている特定ユーザを送信先ユーザとして(ステップS2
06)、ステップS208の動作に進む。なお、複数の
チャットグループが登録されている場合、制御部105
は、ユーザに選択させたチャットグループに属する特定
ユーザを送信先ユーザとするか、あるいは、現在チャッ
トメール中のチャットグループを認識して、当該チャッ
トグループに属する特定ユーザを送信先ユーザとする。
【0099】一方、ステップS204の動作において、
送信先ユーザが指定されていると判断した場合、制御部
105は、指定されている送信先ユーザを、特定ユーザ
として、特定ユーザ登録処理部106に追加登録し(ス
テップS207)、ステップS208の動作に進む。こ
こで、既に特定ユーザとして登録済みの場合、制御部1
05は、追加登録しないこととする。また、制御部10
5は、追加登録すべきユーザの属するチャットグループ
が不明の場合、現在チャットメール中のチャットグルー
プを当該ユーザのチャットグループとして登録する。な
お、制御部105は、ユーザの選択によってチャットグ
ループを指定させるようにしてもよい。
【0100】ステップS208において、制御部105
は、送信対象のメールをメール記憶部109に格納する
と共に、履歴記憶部107における送信先の特定ユーザ
が所属するチャットグループのチャット履歴に当該送信
対象のメールの格納位置を追加して、チャット履歴を更
新する。
【0101】次に、制御部105は、メール送信部10
1にメールを通知して、送信させる(ステップS20
9)。その後、制御部105は、送信したメールに含ま
れるメッセージが送受信順に従って並ぶように、表示部
104に表示させ(ステップS210)、処理を終了す
る。
【0102】図9は、上記ステップS202におけるメ
ール作成処理を実行中のメール作成部103の動作の詳
細を示したフローチャートである。以下、図9を参照し
ながら、メール作成処理について詳述する。
【0103】まず、メール作成部103は、ユーザに送
信先の指定を要求する(ステップS301)。次に、メ
ール作成部103は、送信先を設定する(ステップS3
02)。具体的には、メール作成部103は、指定があ
る場合、当該送信先をそのまま送信先とし、チャットグ
ループで指定された場合、当該チャットグループに属す
るユーザ全てを送信先とし、指定がない場合、送信先を
設定せずに次の動作に進む。
【0104】次に、メール作成部103は、ユーザから
定型文を用いる旨の指示があるか否かを判断する(ステ
ップS303)。
【0105】定型文を用いる旨の指示がある場合、メー
ル作成部103は、指定された定型文でメール文を作成
し(ステップS304)、ステップS306の動作に進
む。一方、定型文を用いる旨の指示がない場合、メール
作成部103は、ユーザが入力する文字でメール文を作
成し(ステップS305)、ステップS306の動作に
進む。
【0106】ステップS306において、メール作成部
103は、現在表示中のチャットグループで送受信され
たメッセージを一緒に送信するか否かを判断する(ステ
ップS306)。この判断は、ユーザからの指示に基づ
いて行われてもよいし、設定内容に基づいて行われても
よい。
【0107】送信しない場合、メール作成部103は、
そのまま処理を終了する。一方、送信する場合、メール
作成部103は、現在表示中のメッセージの内、送信し
たいメッセージの範囲をユーザに指定させる(ステップ
S307)。指定される範囲は、送受信されたメールに
含まれるメッセージの全部かまたは一部である。なお、
メール作成部103は、自動的に全てを指定してもよ
い。
【0108】次に、メール作成部103は、指定された
範囲のメッセージを送信予定のメール文に付加すること
によって、最終的なメール文を作成し(ステップS30
8)、処理を終了する。付加する位置は、送信予定のメ
ール文の先頭であっても、末尾であってもよい。メール
作成部103は、付加するメール文を、チャット履歴か
ら再現してもよいし、表示用のバッファメモリ(図示せ
ず)から作成してもよい。
【0109】図10は、メールを受信したときの情報処
理装置1の動作を示すフローチャートである。以下、図
10を参照しながら、メールを受信したときの情報処理
装置1の動作について説明する。まず、メール受信部1
02は、メールを受信した場合、制御部105に対し
て、メールを受信した旨を割り込み通知する(ステップ
S401)。
【0110】この割り込み通知に対し、制御部105
は、特定ユーザ登録処理部106を参照して、受信した
メールの送信元が特定ユーザであるか否かを判断する
(ステップS402)。
【0111】受信したメールの送信元ユーザが特定ユー
ザである場合、制御部105は、受信したメールをメー
ル記憶部109に格納すると共に、履歴記憶部107の
チャット履歴を更新する(ステップS403)。具体的
には、制御部105は、受信したメールの送信元ユーザ
が属するチャットグループを判断して、当該チャットグ
ループについてのチャット履歴の最後尾に、受信したメ
ールの格納位置を追加する。
【0112】次に、制御部105は、特定ユーザ用のメ
ール着信音をスピーカ(図示せず)に出力させ、バイブ
レーション装置(図示せず)を振動させることによっ
て、ユーザに対して特定メールの受信を通知する(ステ
ップS404)。なお、ユーザが、マナーモードや音量
OFFを指定することにより、メール着信音の鳴動を禁
止するなどの設定が可能である。
【0113】次に、制御部105は、現在の表示モード
が特定メール表示モードであるか否かを判断する(ステ
ップS405)。特定メール表示モードである場合、制
御部105は、受信した特定メールの送信元のユーザが
属するチャットグループが、現在表示中のチャットグル
ープと同一であるか否か判断する(ステップS41
0)。同一である場合、制御部105は、受信メールが
送受信順に並ぶように表示部104に表示させ(ステッ
プS409)、処理を終了する。一方、同一でない場
合、制御部105は、処理を終了する。
【0114】一方、ステップS405において、特定メ
ール表示モードでないと判断した場合、制御部105
は、現在、メールを表示中であるか否かを判断する(ス
テップS406)。
【0115】メールを表示中であると判断した場合、制
御部105は、特定ユーザからのメールを受信した旨を
ピクト表示によってユーザに通知し(ステップS40
7)、処理を終了する。
【0116】一方、ステップS406において、現在、
メールを表示中でないと判断した場合、制御部105
は、表示モードを特定メール表示モードに切り替え(ス
テップS408)、受信したメールを送受信順に並ぶよ
うに表示部104に表示させ(ステップS409)、処
理を終了する。なお、ここでの表示画面の一例は、図2
の表示画面303に示している。情報処理装置Cからメ
ール「じゃあ私も」を受信した情報処理装置Aは、送受
信順に4つのメッセージを画面表示する。これら4つの
メールを送受信した履歴が、チャット履歴記憶部107
に格納されていることとなる。
【0117】ステップS402からの動作説明に戻る。
一方、ステップS402において、受信した電子メール
の送信元ユーザが特定ユーザでないと判断した場合、制
御部105は、受信したメールをメール記憶部109に
格納し(ステップS411)、通常メール用の着信音を
鳴動し(ステップS412)、ピクト表示によりメール
の受信をユーザに通知する(ステップS413)。な
お、ユーザが、マナーモードや音量OFFを指定するこ
とにより、メール着信音の鳴動を禁止するなど、設定が
可能である。
【0118】次に、制御部105は、受信したメールの
内容を表示する旨の指示がユーザによってなされるか否
かを判断する(ステップS414)。内容表示指示がな
されない場合、制御部105は、処理を終了する。一
方、内容の表示指示がなされた場合、制御部105は、
現在の表示モードが、特定メール表示モードであるか否
かを判断する(ステップS415)。
【0119】現在の表示モードが特定メール表示モード
である場合、制御部105は、現在進行中のチャットメ
ールにおいて、最も最近表示された送信メールまたは受
信メールの格納位置を、進行中のチャットグループの切
替位置として、切替位置記憶部110に格納する(ステ
ップS416)。次に、制御部105は、表示モードを
通常メール表示モードに切り替え(ステップS41
7)、ステップS418の動作に進む。
【0120】一方、現在の表示モードが特定メール表示
モードでない場合、制御部105は、ステップS418
の動作に進む。
【0121】ステップS418の動作において、制御部
105は、内容表示指示のあったメールを表示部104
に画面表示させる。なお、ここでの表示画面の一例は、
図2の表示画面305に示している。情報処理装置A
は、情報処理装置Dからのメールを受信し、表示モード
を切り替え、当該受信メールを、通常メール表示モード
で画面表示する。
【0122】次に、制御部105は、返信処理をして
(ステップS419)、処理を終了する。
【0123】図11は、ステップS419における返信
処理の詳細を示したフローチャートである。以下、図1
1を参照しながら、返信処理について説明する。
【0124】まず、制御部105は、ユーザからの返信
指示があるか否かを判断する(ステップS420)。返
信指示がない場合、制御部105は、処理を終了する。
一方、返信指示がある場合、制御部105は、特定ユー
ザへ返信する旨の指示があるか否かを判断する(ステッ
プS421)。特定ユーザへ返信する旨の指示がある場
合、制御部105は、表示モードを特定メール表示モー
ドに切り替え(ステップS422)、返信先のユーザが
属するチャットグループをユーザに指定させ(ステップ
S423)、特定メール表示モードによるメール作成画
面を表示部104に表示させて、メール作成部103に
メールを作成させ(ステップS424)、処理を終了す
る。ここで、メール作成画面を表示させる際、制御部1
05は、受信したメールを時系列的に表示させてもよい
し、表示させなくてもよい。また、制御部105は、特
定ユーザに返信する旨の指示があったとしても、自動的
に特定メール表示モードへ切り替えずに、ユーザからの
指示に応じて、特定メール表示モードへ切り替えること
としてもよい。
【0125】一方、ステップS421において、特定メ
ールとして返信する旨の指示がなかった場合、制御部1
05は、通常メール表示モードによるメール作成画面を
表示部104に表示させて、メール作成部103にメー
ルを作成させ(ステップS425)、処理を終了する。
【0126】図12は、ユーザからメールの表示指示が
あった場合における情報処理装置1の動作を示すフロー
チャートである。以下、図12を参照しながら、ユーザ
からメールの表示指示があった場合の情報処理装置1の
動作について説明する。
【0127】まず、制御部105は、ユーザからのメー
ルの表示指示を受け付ける(ステップS501)。次
に、制御部105は、現在の表示モードを判断する(ス
テップS502)。
【0128】現在の表示モードが特定メール表示モード
である場合、制御部105は、表示モードを通常メール
表示モードへ切り替える(ステップS503)。次に、
制御部105は、表示指示があった受信メールの内容を
表示部104に表示させ(ステップS504)、処理を
終了する。
【0129】一方、現在の表示モードが通常メール表示
モードである場合、制御部105は、ユーザから、チャ
ットを再現する旨の指示があるのか、それとも、単にメ
ールの内容を表示する旨の指示があるのかを判断する
(ステップS505)。ユーザからの指示がチャットを
再現する旨の指示である場合、制御部105は、チャッ
ト履歴記憶部107に格納されているチャット履歴を参
照して、メール記憶部109に格納されているメールか
ら、表示対象とするメールを全て取得して、チャットメ
ールの内容を再現して表示し(ステップS506)、処
理を終了する。一方、ユーザからの指示がメールの内容
を表示する旨の指示である場合、制御部105は、指示
されたメール(送信元が特定ユーザであるか、送信先が
特定ユーザであるか、送信元が通常ユーザであるか、ま
たは送信先が通常ユーザであるかは問わない)を、メー
ル記憶部109から読み出し、内容を表示部104に表
示させ(ステップS507)、処理を終了する。
【0130】図13は、ステップS506におけるチャ
ット再現表示処理を実行したときの制御部105の動作
の詳細を示すフローチャートである。以下、図13を参
照しながら、特定メール再現表示処理における制御部1
05の動作について説明する。
【0131】まず、制御部105は、ユーザに、表示対
象とするチャットグループを指定させる(ステップS6
01)。次に、制御部105は、ユーザからの指示に基
づいて、最新のメールまでを表示対象とするか否かを判
断する(ステップS602)。なお、この判断は、予め
設定されている内容に基づいて行われてもよい。
【0132】最新のメールまでを表示対象とする場合、
制御部105は、履歴記憶部107を参照して、表示対
象としているチャットグループの最新のメールまでのそ
れぞれの格納位置を取得し(ステップS603)、ステ
ップS606の処理に進む。
【0133】一方、最新のメールまでを表示対象としな
い場合、制御部105は、切替位置記憶部110を参照
して、表示対象としているチャットグループの切替位置
を読み出す(ステップS604)。次に、制御部105
は、履歴記憶部107を参照して、表示対象としている
チャットグループについて、読み出した切替位置までの
メールの格納位置をそれぞれ取得し(ステップS60
5)、ステップS606の処理に進む。
【0134】ステップS606において、制御部105
は、ステップS603またはS605で取得した格納位
置に対応するメールを、メール記憶部109から読み出
す。次に、制御部105は、読み出したメールに含まれ
るメッセージを送受信順に並べて、チャットメールを再
現した表示用のデータを作成する(ステップS60
7)。
【0135】その後、制御部105は、表示モードを特
定メール表示モードに切り替え(ステップS608)、
先ほど作成した表示用のデータに基づいて、チャットメ
ールを再現して表示し(ステップS609)、処理を終
了する。制御部105は、チャットメールを再現した場
合、ユーザからの指示に応じて、メールの一部または全
部をコピーし、定型文記憶部111に格納してもよい。
【0136】図14は、メール整理部108の動作を示
すフローチャートである。以下、図14を参照しなが
ら、メール整理部108の動作について説明する。
【0137】まず、メール整理部108は、制御部10
5からチャットメールの終了通知があるか否かを判断す
る(ステップS701)。終了通知がない場合、メール
整理部108は、処理を終了する。
【0138】一方、終了通知がある場合、メール整理部
108は、終了通知のあったチャットグループを認識す
る(ステップS702)。次に、履歴記憶部107を参
照して、認識したチャットグループに属するメールの格
納位置を認識し、当該格納位置に格納されているメール
をメール記憶部109から消去する(ステップS70
3)。次に、メール整理部108は、当該チャットグル
ープについてのチャット履歴に登録されているメール格
納位置をクリアして(ステップS704)、処理を終了
する。
【0139】このように、本実施形態によれば、情報処
理装置1は、指定された特定ユーザとの間で、メールを
送受信する際、画面表示を特定メール表示モードでの表
示に設定し、特定ユーザとの間で送受信したメール及び
作成中のメールを、送受信順に並ぶように画面表示する
こととなるので、チャットのようにリアルタイムなコミ
ュニケーションを実現することが可能となる。
【0140】また、送受信されるメールは、一般的に用
いられている通常の電子メールであるので、専用のチャ
ットサーバー等のインフラを必要とせずに、メッセージ
を交換して、チャットを実現することが可能となる。
【0141】さらに、情報処理装置1は、チャットメー
ルをする対象のユーザをグループ分けし、グループ単位
でチャットメールをすることが可能となる。
【0142】また、情報処理装置1は、特定メール表示
モードでメールを交換している最中に、特定ユーザ以外
のユーザからのメールを受信した場合、画面表示を切り
替えてメールの内容を確認することができる。
【0143】さらに、情報処理装置1は、切り替えた
後、再び特定メール表示モードに戻る場合、少なくとも
切り替えた時点の表示内容を再現することができるの
で、ユーザはチャットでのコミュニケーションを取りや
すくなる。
【0144】また、チャットメールの再現に際して、情
報処理装置1は、特定メールの送受信履歴を用いること
となるので、チャットメールの内容を全てメモリしてお
く場合と比べ、メモリの使用量を低減することが可能と
なる。
【0145】また、情報処理装置1は、チャットメール
の最中に、特定ユーザを登録および/または削除するこ
とができるので、チャットでコミュニケーションを取る
際に便利である。
【0146】さらに、情報処理装置1は、特定メール表
示モードでの画面表示で表示を行ったメールの履歴を保
存することにより、チャットメールの内容をチャットメ
ール終了後に確認することや、他のユーザにチャットメ
ール内容を簡単に伝達することなどが可能となる。
【0147】さらに、情報処理装置1は、特定メール表
示モードで表示を行った送受信メール全てをまとめて破
棄することにより、限られたメール保存領域を浪費せず
有効に利用することができる。
【0148】また、情報処理装置1は、特定メール表示
モードにおいて、送信先メールアドレスなどを入力する
ことなく、メール本文のみの入力により、メールを送信
することが可能である。
【0149】なお、特定メール表示モードから通常メー
ル表示モードへの切り替えや、通常メール表示モードか
ら特定メール表示モードへの切り替えは、本実施形態で
説明したタイミング以外の任意のタイミングで行われる
としてもよい。
【0150】なお、本実施形態において、情報処理装置
1は、特定ユーザからメールを受信した場合、強制的に
特定メール表示モードに切り替えて、表示することとし
たが、強制的に切り替えずに、特定メール表示モード中
に特定ユーザから受信したメールのみをチャットのよう
に表示して、それ以外の場合は、通常のメールとして扱
って、ユーザからの指示に応じて、特定メール表示モー
ドでの表示となるようにしてもよい。この場合、たとえ
ば、情報処理装置1は、通常メール表示モードに設定さ
れている間に、特定ユーザからのメールを受信した場
合、通常メール表示モードでは表示するが、メール受信
後に特定メール表示モードに切り替えたとしても当該メ
ールを表示しないとしてもよい。また、情報処理装置1
は、通常メール表示モードに設定されている間に、特定
ユーザからのメールを受信した場合、メール受信後に特
定メール表示モードに切り替えたら、特定メール表示モ
ードで表示するとしてもよい。
【0151】なお、本実施形態では、チャットメール終
了時に使用したメールを一括破棄することとしたが、チ
ャットメール終了後の任意のタイミングでユーザからの
指示に従い、一括破棄してもよいし、一部だけ破棄して
もよい。
【0152】なお、メール記憶部109へメールを格納
する際、制御部105は、特定メール表示モードでの表
示対象ユーザからの受信メールのみ分離して、別領域に
格納してもよいし、各メール毎に表示モードの判別がで
きる情報を付加して格納してもよい。
【0153】また、メール記憶部109の記憶領域が不
足したときのために、制御部105は、削除するメール
の優先順位を別々に設定するなどして保護機能を分離す
るようにしてもよい。たとえば、特定メールの削除順位
を上位にし、通常メールの削除順位を下位にするように
すればよい。
【0154】なお、特定メール表示モードへの切り替え
は、ユーザによって任意のタイミングで行われてもよい
し、特定のユーザや特定のアドレスに対して、電子メー
ルを返信したり送信したりするタイミングで自動的に行
われてもよい。
【0155】なお、制御部105は、着呼や中断キーの
押下などにより画面表示が切り替わった場合でも、任意
に表示モードを切り替えて、メール送受信を再開しても
よい。
【0156】なお、特定ユーザ登録処理部106は、ユ
ーザからの指示に応じて、チャットメール中に、特定ユ
ーザを追加したり、逆にチャットグループから削除した
りしてもよい。
【0157】なお、上記で説明したような動作をコンピ
ュータ装置に実行させるプログラムを、コンピュータ装
置にインストールすることによって、本実施形態のよう
な情報処理装置を実現してもよい。コンピュータ装置と
しては、プログラムがインストール可能な携帯電話や携
帯情報端末等を用いればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置1を用
いたシステムの一例の全体構成を示す図である。
【図2】情報処理装置1における表示画面の一例を示す
図である。
【図3】情報処理装置1の機能的構成を示すブロック図
である。
【図4】特定ユーザ登録処理部106に登録されている
特定ユーザの一例を示す図である。
【図5】チャット履歴の一例を示す図である。
【図6】切替位置記憶部110に格納されている情報の
一例を示す図である。
【図7】通常メール表示モードでメールを作成する際の
情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。
【図8】特定メール表示モードでメールを作成する際の
情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。
【図9】ステップS202におけるメール作成処理を実
行中のメール作成部103の動作の詳細を示したフロー
チャートである。
【図10】メールを受信したときの情報処理装置1の動
作を示すフローチャートである。
【図11】ステップS419における返信処理の詳細を
示したフローチャートである。
【図12】ユーザからメールの表示指示があった場合に
おける情報処理装置1の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】ステップS506におけるチャット再現表示
処理を実行したときの制御部105の動作の詳細を示し
たフローチャートである。
【図14】メール整理部108の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…情報処理装置 101…メール送信部 102…メール受信部 103…メール作成部 104…表示部 105…制御部 106…特定ユーザ登録処理部 107…履歴記憶部 108…メール整理部 109…メール記憶部 110…切替位置記憶部 111…定型文記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水山 正重 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和田 浩美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 卓也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 淳展 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 パナソニックモバイルコミュニケーシ ョンズ株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、他の通信端末と
    の間で電子メールを送受信し、送受信した電子メールを
    表示するための情報処理装置であって、 予め指定されてる特定ユーザとの間で送受信した電子メ
    ールに含まれるメッセージが送受信順に並ぶように表示
    する特定メール表示手段と、 送受信された電子メールに含まれるメッセージを表示す
    る通常メール表示手段と、 前記特定メール表示手段による表示と前記通常メール表
    示手段による表示との相互の切り替えを制御する表示モ
    ード制御手段とを備え、 前記表示モード制御手段は、前記特定メール表示手段に
    よる表示から前記通常メール表示手段による表示に切り
    替えた後で、前記特定メール表示手段による表示に戻る
    際、少なくとも、前記特定メール表示手段による表示か
    ら前記通常メール表示手段による表示に切り替えた時点
    の表示内容を、前記特定メール表示手段に再現させるこ
    とを特徴とする、情報処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受信
    した電子メールの送受信履歴を記憶する履歴記憶手段を
    備え、 前記表示モード制御手段は、前記特定メール表示手段に
    よる表示から前記通常メール表示手段による表示に切り
    替える際、前記履歴記憶手段に格納されている最新の送
    受信履歴を記憶し、前記特定メール表示手段による表示
    に戻る際、記憶した当該最新の送受信履歴に基づいて、
    前記特定メール表示手段による表示から前記通常メール
    表示手段による表示に切り替えた時点の表示内容を、前
    記特定メール表示手段に再現させることを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示モード制御手段は、前記特定メ
    ール表示手段による表示に戻る際、それまでの間、前記
    特定ユーザとの間で送受信された電子メールに含まれる
    メッセージを、送受信順に並ぶように前記特定メール表
    示手段に表示させることを特徴とする、請求項1に記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受信
    した電子メールの送受信履歴を記憶する履歴記憶手段を
    備え、 前記表示モード制御手段は、前記特定メール表示手段に
    よる表示に戻る際、前記履歴記憶手段に格納されている
    その時点までの送受信履歴に基づいて、それまでの間、
    前記特定ユーザとの間で送受信された電子メールに含ま
    れるメッセージを、送受信順に並ぶように前記特定メー
    ル表示手段に表示させることを特徴とする、請求項3に
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記特定メール表示手段による
    表示中に、他のユーザ宛に送信すべき電子メールを作成
    するメール作成手段を備える、請求項1に記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記メール作成手段は、予め登録されて
    いる定型文に従って、電子メールを作成することを特徴
    とする、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記メール作成手段は、宛先が全ての前
    記特定ユーザであるとして、電子メールを作成すること
    を特徴とする、請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記メール作成手段は、前記特定ユーザ
    以外のユーザ宛の電子メールを作成する際、それまでに
    前記特定メール表示手段によって表示されたメッセージ
    の内容を含めた電子メールを作成することを特徴とす
    る、請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記特定メール表示手段による
    表示に使用した電子メールをまとめて破棄するメール整
    理手段を備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記メール整理手段は、前記特定メー
    ル表示手段による表示が終了した際、自動的に、前記特
    定メール表示手段による表示に使用した電子メールをま
    とめて破棄することを特徴とする、請求項9に記載の情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記特定メール表示手段によ
    る表示中に、前記特定ユーザを登録および/または削除
    するためのユーザ登録手段を備える、請求項1に記載の
    情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記特定メール表示手段は、表示中
    に、前記特定ユーザからの電子メールが受信された場
    合、当該電子メールのメッセージを送受信順に従うよう
    に、追加表示することを特徴とする、請求項1に記載の
    情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記特定メール表示手段は、表示中
    に、前記特定ユーザ以外のユーザからの電子メールが受
    信された場合、その旨を画面に表示することを特徴とす
    る、請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記表示モード制御手段は、前記特定
    ユーザからの電子メールが受信された場合、自動的に、
    特定メール表示手段による表示に切り替えることを特徴
    とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受
    信した電子メールの送受信履歴を、グループ別に記憶す
    る履歴記憶手段を備え、 前記特定メール表示手段は、ユーザからの指示に応じ
    て、前記履歴記憶手段を参照し、指示されたグループに
    属する電子メールに含まれるメッセージを送受信順に並
    ぶように再現して表示することを特徴とする、請求項1
    に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 通信装置によって送受信される電子メ
    ールを表示するための方法であって、 前記通信装置は、表示モードとして、 予め指定されてる特定ユーザとの間で送受信した電子メ
    ールに含まれるメッセージが送受信順に並ぶように表示
    する特定メール表示モードと、 送受信された電子メールに含まれるメッセージを表示す
    る通常メール表示モードとを有しており、 前記特定メール表示モードによる表示から前記通常メー
    ル表示モードによる表示に前記通信装置が切り替えるス
    テップと、 当該切り替えの後、前記特定メール表示モードによる表
    示に前記通信装置が戻るステップとを備え、 前記特定メール表示モードによる表示に戻るステップで
    は、少なくとも、前記特定メール表示モードによる表示
    から前記通常メール表示モードによる表示に切り替えた
    時点の表示内容が、前記通信装置によって再現されて表
    示されることを特徴とする、情報処理方法。
  17. 【請求項17】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受
    信した電子メールの送受信履歴を前記通信装置が記憶す
    るステップを備え、 前記特定メール表示モードによる表示から前記通常メー
    ル表示モードによる表示に切り替えるステップでは、最
    新の送受信履歴が前記通信装置によって記憶され、 前記特定メール表示モードによる表示に戻るステップで
    は、前記通信装置によって記憶される前記最新の送受信
    履歴に基づいて、前記特定メール表示モードによる表示
    から前記通常メール表示モードによる表示に切り替えた
    時点の表示内容が、前記通信装置によって再現されて表
    示されることを特徴とする、請求項16に記載の情報処
    理方法。
  18. 【請求項18】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受
    信した電子メールの送受信履歴を前記通信装置が記憶す
    るステップを備え、 前記特定メール表示モードによる表示に戻るステップで
    は、現時点までの送受信履歴に基づいて、それまでの
    間、前記特定ユーザとの間で送受信された電子メールに
    含まれるメッセージが、送受信順に並ぶように、前記通
    信装置によって表示されることを特徴とする、請求項1
    6に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 さらに、前記特定メール表示モードに
    よる表示が終了した場合、前記特定メール表示モードに
    よる表示に使用した電子メールを前記通信装置が破棄す
    るステップを備える、請求項16に記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】 ネットワークを介して送受信される電
    子メールを、コンピュータ装置に表示させるためのプロ
    グラムであって、 前記コンピュータ装置は、表示モードとして、 予め指定されてる特定ユーザとの間で送受信した電子メ
    ールに含まれるメッセージが送受信順に並ぶように表示
    する特定メール表示モードと、 送受信された電子メールに含まれるメッセージを表示す
    る通常メール表示モードとを有しており、 前記コンピュータ装置に対して、前記表示モードを、前
    記特定メール表示モードから前記通常メール表示モード
    に切り替えさせるステップと、 当該切り替えの後、前記コンピュータ装置に対して、前
    記表示モードを前記特定メール表示モードに戻させるス
    テップとを備え、 前記特定メール表示モードに戻させるステップでは、少
    なくとも、前記特定メール表示モードによる表示から前
    記通常メール表示モードによる表示に切り替えた時点の
    表示内容を、前記コンピュータ装置に再現させて表示さ
    せることを特徴とする、情報処理プログラム。
  21. 【請求項21】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受
    信した電子メールの送受信履歴を前記コンピュータ装置
    に記憶させるステップを備え、 前記表示モードを切り替えさせるステップでは、最新の
    送受信履歴を前記コンピュータ装置に記憶させ、 前記特定メール表示モードに戻させるステップでは、前
    記コンピュータ装置によって記憶される前記最新の送受
    信履歴に基づいて、前記特定メール表示モードによる表
    示から前記通常メール表示モードによる表示に切り替え
    た時点の表示内容を、前記コンピュータ装置に再現させ
    て表示させることを特徴とする、請求項20に記載の情
    報処理プログラム。
  22. 【請求項22】 さらに、前記特定ユーザとの間で送受
    信した電子メールの送受信履歴を前記コンピュータ装置
    に記憶させるステップを備え、 前記特定メール表示モードに戻させるステップでは、現
    時点までの送受信履歴に基づいて、それまでの間、前記
    特定ユーザとの間で送受信された電子メールに含まれる
    メッセージが、送受信順に並ぶように、前記コンピュー
    タ装置に表示させることを特徴とする、請求項20に記
    載の情報処理プログラム。
  23. 【請求項23】 さらに、前記特定メール表示モードに
    よる表示が終了した場合、前記特定メール表示モードに
    よる表示に使用した電子メールを前記コンピュータ端末
    に破棄させるステップを備える、請求項20に記載の情
    報処理プログラム。
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