JP2003322393A - 空気調和装置及びその風速制御方法 - Google Patents

空気調和装置及びその風速制御方法

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JP2003322393A JP2002128987A JP2002128987A JP2003322393A JP 2003322393 A JP2003322393 A JP 2003322393A JP 2002128987 A JP2002128987 A JP 2002128987A JP 2002128987 A JP2002128987 A JP 2002128987A JP 2003322393 A JP2003322393 A JP 2003322393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房運転時における冷風感を確実に防止でき
ること。 【解決手段】 室内ユニットが冷媒熱交換器、温水熱交
換器および送風機を備えた空気調和装置において、冷媒
熱交換器および温水熱交換器を機能させる暖房運転時
に、制御装置は、送風機による風速制御を、風速領域に
応じて、弱風(L)までの風速領域では温水熱交換器を
流れる温水温度A、B、Cを基準に送風機の風速を制御
し、弱風(L)から強風(H)までの風速領域では冷媒
熱交換器を流れる冷媒温度D、Eを基準に送風機の風速
を制御するよう構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内ユニットに冷
媒熱交換器、温水熱交換器及び送風機を備えた空気調和
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内ユニットが室内冷媒熱交換器、室内
温水熱交換器および送風機を備え、室内温水熱交換器の
みを機能させて暖房運転を実施するようにした空気調和
装置が知られている。このような空気調和装置では、暖
房運転時における送風機による風速制御は、風速ゼロか
ら強風までの全ての風速領域において、室内温水熱交換
器内を流れる温水温度を基準にして実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、暖房運転時
に、室内温水熱交換器および室内冷媒熱交換器を共に機
能させる空気調和装置にあっては、室内温水熱交換器の
みを機能させて暖房運転を実施させる上述の空気調和装
置に比べ、室内温水熱交換器が小型に構成されており、
この室内温水熱交換器のみでは発生する熱量が少ない。
【0004】このため、このような空気調和装置におい
て、暖房運転時に、室内温水熱交換器を流れる温水温度
のみを基準にして送風機による風速制御を実施すると、
冷風感を生じさせる恐れがある。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、暖房運転時における冷風感を確実に
防止できる空気調和装置及びその風速制御方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、室内ユニットが冷媒熱交換器、温水熱交換器及び送
風機を備えた空気調和装置において、上記冷媒熱交換器
及び上記温水熱交換器を機能させる暖房運転時に、制御
装置は、上記送風機による風速制御を、風速領域に応じ
て、上記温水熱交換器を流れる温水温度と上記冷媒熱交
換器を流れる冷媒温度とのいずれかを基準に実施するよ
う構成されたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記制御装置は、弱風までの風速領域
では温水熱交換器を流れる温水温度を基準に送風機の風
速を制御し、弱風から強風までの風速領域では冷媒熱交
換器を流れる冷媒温度を基準に上記送風機の風速を制御
するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記制御装置は、冷媒熱交換
器を流れる冷媒温度を基準とした風速制御を、温水熱交
換器を流れる温水温度が一定温度C以上で、且つ上記冷
媒熱交換器を流れる冷媒温度が一定温度D以上である場
合に実施するよう構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、室内ユニットが
冷媒熱交換器、温水熱交換器及び送風機を備えた空気調
和装置において、上記温水熱交換器を機能させる暖房運
転時に、制御装置は、上記送風機による風速制御を、上
記温水熱交換器を流れる温水温度を基準とし、風速領域
の弱風を上限として実施するよう構成されたことを特徴
とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、室内ユニットが
冷媒熱交換器、温水熱交換器及び送風機を備えた空気調
和装置の風速制御方法において、上記冷媒熱交換器及び
上記温水熱交換器を機能させる暖房運転時に、上記送風
機による風速制御を、風速領域に応じて、上記温水熱交
換器を流れる温水温度と上記冷媒熱交換器を流れる冷媒
温度とのいずれかを基準に実施することを特徴とするも
のである。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、上記風速領域における弱風までの風速
領域では、温水熱交換器を流れる温水温度を基準に送風
機の風速を制御し、弱風から強風までの風速領域では、
冷媒熱交換器を流れる冷媒温度を基準に上記送風機の風
速を制御することを特徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の発明において、上記冷媒熱交換器を流れる冷
媒温度を基準とした風速制御を、温水熱交換器を流れる
温水温度が一定温度C以上で、且つ上記冷媒熱交換器を
流れる冷媒温度が一定温度D以上である場合に実施する
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、室内ユニットが
冷媒熱交換器、温水熱交換器及び送風機を備えた空気調
和装置の風速制御方法において、上記温水熱交換器を機
能させる暖房運転時に、上記送風機による風速制御を、
上記温水熱交換器を流れる温水温度を基準とし、風速領
域の弱風を上限として実施することを特徴とするもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明に係る空気調和装置の一実
施の形態を示す回路図である。
【0016】この図1に示すように、空気調和装置10
は室外ユニット11、室内ユニット12及び給湯ユニッ
ト13を有してなり、室外ユニット11の室外冷媒配管
14と室内ユニット12の室内冷媒配管15とが、連結
配管16及び17を介して連結されている。上記室外ユ
ニット11は室外に配置され、室外冷媒配管14に圧縮
機18が配設され、この室外冷媒配管14における圧縮
機18の吸込側にアキュムレータ19が接続され、吐出
側に四方弁20が接続されている。この四方弁20は冷
房またはドライ運転時に実線で示すように切り替えら
れ、暖房運転時に点線で示すように切り替えられる。図
示しない制御装置は、同じく図示しないリモートコント
ローラ等により冷房またはドライ運転が選択して指令さ
れた場合には、室外ユニット11の圧縮機18を起動さ
せる。これにより、圧縮機18から吐出された冷媒は、
実線の矢印で示すように、四方弁20を経て、室外熱交
換器21に流入し、ここから流出した冷媒は、電動膨張
弁22を経た後、連結配管17を介して、室内ユニット
12に流入する。そして、室内冷媒熱交換器23、連結
配管16、四方弁20の順に流れ、アキュムレータ19
を経て圧縮機18に戻される。これにより、室内冷媒熱
交換器23が蒸発器として機能し、この室内冷媒熱交換
器23により、室内ユニット12内へ導かれた室内空気
が冷却されて室内を冷房し、またはドライする。また、
リモートコントローラ等により暖房運転が選択して指令
された場合には、圧縮機18から吐出された冷媒は、点
線の矢印で示すように、四方弁20を経て、連結配管1
6を通って室内ユニット12に流入する。そして、この
冷媒は室内冷媒熱交換器23、連結配管17、電動膨張
弁22の順に流れ、室外熱交換器21に流入し、ここか
ら流出した冷媒は、四方弁20を経た後、アキュムレー
タ19を経て圧縮機18に戻される。これにより、室内
冷媒熱交換器23が凝縮器として機能し、この室内冷媒
熱交換器23により、室内ユニット12内へ導かれた室
内空気が加熱されて室内を暖房する。
【0017】本実施形態では、室内ユニット12が、室
内冷媒熱交換器23のほかに室内温水熱交換器24を備
えて構成される。
【0018】これらの室内冷媒熱交換器23及び室内温
水熱交換器24により室内熱交換器25が構成される。
また、室内ユニット12内では、室内熱交換器25近傍
に、この室内熱交換器25へ室内空気を送風する送風機
(クロスフローファン)26が配置されている(図2参
照)。このクロスフローファン26により室内熱交換器
25に送風された空気は、この室内熱交換器25によっ
て熱交換されて室内へ吹き出される。
【0019】前記給湯ユニット13は熱源機27を有
し、この熱源機27は、熱源機給水配管28から供給さ
れた給水を加熱して温水を作る。この温水は、図示しな
い蛇口から外部へ放出可能とされるとともに、室内ユニ
ット12の室内温水熱交換器24と熱源機27との間で
循環可能とされる。
【0020】つまり、熱源機27と室内温水熱交換器2
4は、熱源機27から室内温水熱交換器24へ温水を送
る温水往き配管29と、室内温水熱交換器24から熱源
機27へ温水を戻す温水戻り配管30とによって接続さ
れる。
【0021】そして、温水往き配管29に、この温水往
き配管29内を流れる温水の流量を調整する流量可変弁
31が配設されている。熱源機27から室内温水熱交換
器24へ温水が供給されることによって、この室内温水
熱交換器24を通過する室内空気が熱交換により加熱さ
れる。
【0022】図示しないリモートコントローラ等により
暖房運転が選択して指令された場合には、上述したよう
に、圧縮機18からの冷媒を、室内冷媒熱交換器23に
導いて、この室内冷媒熱交換器23で凝縮させて室内を
暖房するとともに、温水往き配管29に接続された流量
可変弁31を開弁操作させて、熱源機27からの温水を
室内温水熱交換器24との間で循環させる。これらの室
内冷媒熱交換器23及び室内温水熱交換器24により、
クロスフローファン26によって室内ユニット12内に
導かれた室内空気が熱交換されて加熱され、室内を暖房
する。
【0023】ここで、制御装置は、上述の冷房運転また
は暖房運転において、室内ユニット12に設置された室
温センサ(不図示)により検出された室内温度が、リモ
ートコントローラ等により設定された設定温度とほぼ一
致するように、上記冷房運転または暖房運転を制御す
る。
【0024】図2に示すように、室内ユニット12は部
屋の壁等に取り付けられる。この室内ユニット12は、
主に背面側をリアケーシング35が覆い、主に前面側を
フロントケーシング36が覆う。これらのリアケーシン
グ35とフロントケーシング36とがケーシングを構成
し、このケーシングに囲まれた空間内に室内冷媒熱交換
器23、室内温水熱交換器24及びクロスフローファン
26が収納される。フロントケーシング36には空気吸
込口37A、37B及び37Cが形成されるとともに、
このフロントケーシング36は、リアケーシング35に
対し着脱または開閉可能に構成される。また、リアケー
シング35とフロントケーシング36との間に空気吹出
口38が形成される。
【0025】室内冷媒熱交換器23は、互いに連結され
た第1冷媒熱交換器23A、第2冷媒熱交換器23B及
び第3冷媒熱交換器23Cからなる。このうち、第1冷
媒熱交換器23A及び第2冷媒熱交換器23Bが、ケー
シングの内部に形成された前面側空間39Aに配置さ
れ、第3冷媒熱交換器23Cが、ケーシング内部に形成
された上面側空間39B内に配置される。
【0026】また、室内温水熱交換器24は、互いに連
結された第1温水熱交換器24A及び第2温水熱交換器
24Bからなり、共に、ケーシング内部に形成された上
面側空間39B内に配置される。このうち第1温水熱交
換器24Aは、第2冷媒熱交換器23Bの上部に隣接し
て設置され、第1温水熱交換器24Aとの間に隙間が形
成されている。また、第2温水熱交換器24Bは、第3
冷媒熱交換器23Cの下部に隣接して配置される。
【0027】これらの室内冷媒熱交換器23及び室内温
水熱交換器24の内側にクロスフローファン26が配置
される。また、第1冷媒熱交換器23A、第2冷媒熱交
換器23B及び第1温水熱交換器24Aのドレンは前面
ドレンパン41で受け、第3冷媒熱交換器23C及び第
2温水熱交換器24Bのドレンは背面ドレンパン43で
受けられる。この背面ドレンパン43は、下り勾配を有
した排水路(不図示)を介して前面ドレンパン41に連
通される。
【0028】図1に示すように、室内冷媒熱交換器23
に冷媒温度センサ44が設置され、この冷媒温度センサ
44によって、室内冷媒熱交換器23内を流れる冷媒の
温度が検出される。また、室内温水熱交換器24に温水
温度センサ45が設置され、この温水温度センサ45に
よって、室内温水熱交換器24内を流れる冷媒の温度が
検出される。これらの冷媒温度センサ44、温水温度セ
ンサ45によりそれぞれ検出された冷媒温度、温水温度
は、図示しない前記制御装置へ送信される。
【0029】そして、この制御装置は、室内冷媒熱交換
器23及び室内温水熱交換器24を共に機能させる暖房
運転時(ハイブリッド暖房運転時)に、クロスフローフ
ァン26(図2)によって室内へ送風する風速を、その風
速領域に応じて、室内温水熱交換器24内を流れる温水
温度と、室内冷媒熱交換器23内を流れる冷媒温度との
いずれかを基準に制御する。
【0030】つまり、制御装置は、図3に示すように、
風速ゼロから最弱風(LL)を経て弱風(L)までの風
速領域における風速制御を、温水温度センサ45により
検出される室内温水熱交換器24内を流れる温水温度を
基準にして制御する。更に、この制御装置は、弱風
(L)から強風(H)までの風速領域における風速制御
を、冷媒温度センサ44により検出される室内冷媒熱交
換器23内を流れる冷媒温度を基準にして制御する。
【0031】この冷媒温度を基準にした風速制御への切
換は、室内温水熱交換器24内を流れる温水温度が一定
温度C℃以上であり、かつ室内冷媒熱交換器23内を流
れる冷媒温度が一定温度D℃以上であるときに実行され
る。その理由は、室内温水熱交換器24内を流れる温水
温度がC℃未満であり、室内冷媒熱交換器23内を流れ
る冷媒温度がD℃未満である場合に弱風(L)を超える
風速に設定すると、これら室内冷媒熱交換器23及び室
内温水熱交換器24の熱量が不足して、冷風感を生じさ
せる恐れがあるからである。
【0032】なお、風速ゼロから弱風(L)までの風速
領域で、室内温水熱交換器24内を流れる温水温度を基
準に風速制御が実行されるのは、暖房運転時には熱源機
27(図1)により加熱される温水の方が、室外熱交換器
21により熱を取り込まれる冷媒よりも早期に温度が上
昇するためである。
【0033】次に、上述の風速制御を、図3及び図4を
用いて更に詳説する。
【0034】制御装置は、暖房運転を開始したか否かを
判断し(S1)、暖房運転初期にはクロスフローファン
26による風速をゼロとする(S2)。
【0035】次に、制御装置は、室内温水熱交換器24
内を流れる温水温度が一定温度A℃以上であるか否かを
判断し(S3)、この一定温度A℃以上となっていると
きに、クロスフローファン26による風速を最弱風(L
L)に設定する(S4)。
【0036】制御装置は、次に、室内温水熱交換器24
内を流れる温水温度が一定温度B(B>A)℃以上であ
るか否かを判断し(S5)、この一定温度B℃以上とな
っているときに、クロスフローファン26による風速を
最弱風(LL)から弱風(L)に至る前まで、室内温水
熱交換器24内を流れる温水温度を基準として漸次上昇
させる(S6)。
【0037】制御装置は、次に、室内温水熱交換器24
内を流れる温水温度が前記一定温度温度C(C>B)℃
以上であるか否かを判断し(S7)、一定温度C℃以上
の時に、クロスフローファン26による風速を弱風
(L)に設定する(S8)。
【0038】更に、制御装置は、室内冷媒熱交換器23
内を流れる冷媒温度が前記一定温度D℃以上であるか否
かを判断する(S9)。
【0039】制御装置は、室内温水熱交換器24内を流
れる温水温度が一定温度C℃以上であり、かつ室内冷媒
熱交換器23内を流れる冷媒温度が一定温度D℃以上で
あるときに、クロスフローファン26による風速を弱風
(L)から強風(H)に至る前まで、室内冷媒熱交換器
23内を流れる冷媒温度を基準に漸次上昇させる(S1
0)。
【0040】制御装置は、室内冷媒熱交換器23内を流
れる冷媒温度が一定温度E℃に至ったか否かを判断し
(S11)、この一定温度E℃以上に至ったときに、ク
ロスフローファン26による風速を強風(H)に設定す
る(S12)。
【0041】以上のように構成されたことから、上記実
施の形態によれば、次の効果を奏する。
【0042】室内温水熱交換器24の他、室内冷媒熱交
換器23をも機能させることによって暖房運転を実施さ
せる本実施の形態の空気調和装置10では、室内温水熱
交換器24のみを機能させることによって暖房運転を実
施させるものに比べ、室内温水熱交換器24が発生する
熱量が少ない。このため、弱風(L)を超えた風速領域
における風速制御を、室内温水熱交換器24内を流れる
温水温度が一定温度C℃以上であり、且つ室内冷媒熱交
換器23内を流れる冷媒温度が一定温度D℃以上となっ
たときに実施することによって、暖房運転時における冷
風感を確実に防止できる。
【0043】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0044】例えば、1台の室外ユニット11に複数台
の室内ユニット12が接続されている場合、制御装置
は、外気温度が所定温度以上のときに、1または複数台
の室内ユニット12における暖房運転を、当該室内ユニ
ット12の室内温水熱交換器24のみを機能させること
により実施し、他の室内ユニット12においては、室内
冷媒熱交換器23を蒸発器として機能させて冷房運転を
実施可能とする。
【0045】この場合の上記暖房運転において、制御装
置は、クロスフローファン26による風速制御を、室内
温水熱交換器24内を流れる温水温度を基準とし、風速
領域の弱風(L)を上限として実施する。つまり、制御
装置は、図4に示すステップS1〜S8までを実行す
る。これにより、室内温水熱交換器24の熱量を超える
風速の発生が制限されるので、暖房運転時における冷風
感を確実に防止できる。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至4に記載の発明に係る空気
調和装置によれば、暖房運転時における冷風感を確実に
防止できる。
【0047】請求項5乃至8に記載の発明に係る空気調
和装置の風速制御方法によれば、暖房運転時における冷
風感を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示
す回路図である。
【図2】図1の空気調和装置における室内ユニットを示
す断面図である。
【図3】図2のクロスフローファンによる風速制御を示
すグラフである。
【図4】制御装置が実施するクロスフローファンによる
風速制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 空気調和装置 12 室内ユニット 23 室内冷媒熱交換器 24 室内温水熱交換器 25 室内熱交換器 26 クロスフローファン(送風機) 44 冷媒温度センサ 45 温水温度センサ C、D 一定温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳶 幸生 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BE03 BF01 BF04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットが冷媒熱交換器、温水熱交
    換器及び送風機を備えた空気調和装置において、 上記冷媒熱交換器及び上記温水熱交換器を機能させる暖
    房運転時に、制御装置は、上記送風機による風速制御
    を、風速領域に応じて、上記温水熱交換器を流れる温水
    温度と上記冷媒熱交換器を流れる冷媒温度とのいずれか
    を基準に実施するよう構成されたことを特徴とする空気
    調和装置。
  2. 【請求項2】 上記制御装置は、弱風までの風速領域で
    は温水熱交換器を流れる温水温度を基準に送風機の風速
    を制御し、弱風から強風までの風速領域では冷媒熱交換
    器を流れる冷媒温度を基準に上記送風機の風速を制御す
    るよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の空
    気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記制御装置は、冷媒熱交換器を流れる
    冷媒温度を基準とした風速制御を、温水熱交換器を流れ
    る温水温度が一定温度C以上で、且つ上記冷媒熱交換器
    を流れる冷媒温度が一定温度D以上である場合に実施す
    るよう構成されたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 室内ユニットが冷媒熱交換器、温水熱交
    換器及び送風機を備えた空気調和装置において、 上記温水熱交換器を機能させる暖房運転時に、制御装置
    は、上記送風機による風速制御を、上記温水熱交換器を
    流れる温水温度を基準とし、風速領域の弱風を上限とし
    て実施するよう構成されたことを特徴とする空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 室内ユニットが冷媒熱交換器、温水熱交
    換器及び送風機を備えた空気調和装置の風速制御方法に
    おいて、 上記冷媒熱交換器及び上記温水熱交換器を機能させる暖
    房運転時に、上記送風機による風速制御を、風速領域に
    応じて、上記温水熱交換器を流れる温水温度と上記冷媒
    熱交換器を流れる冷媒温度とのいずれかを基準に実施す
    ることを特徴とする空気調和装置の風速制御方法。
  6. 【請求項6】 上記風速領域における弱風までの風速領
    域では、温水熱交換器を流れる温水温度を基準に送風機
    の風速を制御し、弱風から強風までの風速領域では、冷
    媒熱交換器を流れる冷媒温度を基準に上記送風機の風速
    を制御することを特徴とする請求項5に記載の空気調和
    装置の風速制御方法。
  7. 【請求項7】 上記冷媒熱交換器を流れる冷媒温度を基
    準とした風速制御を、温水熱交換器を流れる温水温度が
    一定温度C以上で、且つ上記冷媒熱交換器を流れる冷媒
    温度が一定温度D以上である場合に実施することを特徴
    とする請求項5または6に記載の空気調和装置の風速制
    御方法。
  8. 【請求項8】 室内ユニットが冷媒熱交換器、温水熱交
    換器及び送風機を備えた空気調和装置の風速制御方法に
    おいて、 上記温水熱交換器を機能させる暖房運転時に、上記送風
    機による風速制御を、上記温水熱交換器を流れる温水温
    度を基準とし、風速領域の弱風を上限として実施するこ
    とを特徴とする空気調和装置の風速制御方法。
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