JP2003320893A - 車輌運搬車 - Google Patents
車輌運搬車Info
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- JP2003320893A JP2003320893A JP2002133574A JP2002133574A JP2003320893A JP 2003320893 A JP2003320893 A JP 2003320893A JP 2002133574 A JP2002133574 A JP 2002133574A JP 2002133574 A JP2002133574 A JP 2002133574A JP 2003320893 A JP2003320893 A JP 2003320893A
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Abstract
なり、故障原因が少なく、また、メンテナンスも容易に
行うことができる車輌運搬車を提供する。 【解決手段】車体1上にリフトフレーム2がリフト機構
を介して傾動自在に搭載され、車輌を搭載可能なスライ
ドフレーム3がリフトフレーム2にスライド機構を介し
て前後方向にスライド自在に搭載された車輌運搬車にお
いて、前記スライドフレーム3は、その先端部がリンク
機構を介してリフトフレーム2に屈折自在に設けられ、
リフトフレーム2とスライドフレーム3とに個別に前後
方向に配置された2本の伸縮シリンダの伸長動作によ
り、傾動したリフトフレーム2の後端部と地上との間に
スライドフレーム3をリフトフレーム2に対して屈折し
た状態で配置可能に構成されている。
Description
上との間で積卸して運搬する車輌運搬車に関するもので
ある。
開平4−55132号公報記載のように、車体上にリフ
トフレームがサブフレームを介して傾動自在に設けられ
るとともに、該リフトフレームにボデーがボデースライ
ド手段によりリフトフレームの前後全体に亘ってスライ
ド可能に構成されたものが提供されている。
もに、ボデーをリフトフレームに対して後方にスライド
させることで、ボデーを地上へ略水平な状態に卸し、こ
の状態でボデーと地上との間で車輌の積卸しを行うよう
にしている。
来の車輌運搬車では、ボデーをリフトフレームに対して
前後にスライドさせるための、リフトフレームの構造
や、スライド機構及びリフト機構の構造が複雑になって
おり、このため作動不良などの故障が発生する可能性が
高く、また、メンテナンスも大変であるという問題があ
った。
輌運搬車は、車体上にリフトフレームがリフト機構を介
して傾動自在に搭載され、車輌を搭載可能なスライドフ
レームが上記リフトフレームにスライド機構を介して前
後方向にスライド自在に搭載された車輌運搬車におい
て、前記スライドフレームは、その先端部がリンク機構
を介してリフトフレームに屈折自在に設けられ、リフト
フレームとスライドフレームとに個別に前後方向に配置
された2本の伸縮シリンダの伸長動作により、傾動した
リフトフレームの後端部と地上との間にスライドフレー
ムを当該リフトフレームに対して屈折した状態で配置可
能に構成されたものである。
スライド機構は、リフトフレーム及びスライドフレーム
にそれぞれ前後方向に配置された左右一対のガイドレー
ルと、これらガイドレールに沿って転動自在なリフトフ
レーム側の左右一対のスライドローラと、スライドフレ
ーム側の左右一対のスライドローラとで構成される一
方、前記リンク機構は、リフトフレーム側の左右一対の
スライドローラを支持する左右一対のリフト側リンク
と、スライドフレーム側の左右一対のスライドローラを
支持し、上記リフト側リンクと屈折自在に連結された左
右一対のスライド側リンクとで構成され、左右一対のリ
フト側リンク同士及びスライド側リンク同士は、リフト
フレーム及びスライドフレームが車体上に配置された走
行可能な状態において、リフトフレーム及びスライドフ
レームの前後方向略中央部でそれぞれ連結部材を介して
連結され、リフトフレーム側の連結部材にリフトフレー
ム側の前記伸縮シリンダの伸縮ロッド端が、スライドフ
レーム側の連結部材にスライドフレーム側の前記伸縮シ
リンダの伸縮ロッド端が、これら2本の伸縮シリンダが
略一直線上に配置された状態でそれぞれ連結されたもの
である。
を参照して説明する。
を示している。
て、この車体1上にリフトフレーム2と、スライドフレ
ーム3とが搭載されている。
体1上に載置されたサブフレーム11にヒンジ21を介
して回動自在に支持され、サブフレーム11との間に連
結された図2に示すリフト機構4によりヒンジ21を中
心にして図8及び図9に示すように傾動自在に設けられ
ている。上述した図8及び図9に示す傾動時においては
リフトフレーム2の後端が地上に接地して当該リフトフ
レーム2及びスライドフレーム3を安定的に支持するよ
うにしている。
4aがリフトフレーム2に回動自在に連結されるととも
に、後端部4bがサブフレーム11に回動自在に連結さ
れたリフトアーム41と、リフトアーム41の途中部と
サブフレーム11にそれぞれ回動自在に連結されたリフ
トシリンダ42とを備えている。このリフト機構4は、
リフトフレーム2に設けられた後述する左右一対のガイ
ドレール23の各内側に同じく左右一対が近接して配置
されており、左右のリフトシリンダ42を同調して伸縮
作動させることで、サブフレーム11に対してリフトフ
レーム2を安定的に傾動させるようにしている。
とリフトフレーム2との連結は、次のような構造になさ
れている。
方にガイドローラ43が水平軸を以て回転自在に支持さ
れており、該ガイドローラ43がリフトフレーム2に開
口を内向きにして設けられたガイドレール23(図4参
照)内に転動自在に配置されている。
bを中心にして後方に回動させていくと、これに従って
先端部4aのガイドローラ43がガイドレール23に沿
って後方側に移動しながら、図2に一点鎖線で示すよう
にリフトフレーム2がヒンジ21を中心にして傾動して
いくことになる。なお、リフトフレーム2を傾動状態か
ら水平状態に戻す際には、ガイドローラ43が上述とは
逆にガイドレール23に沿って前方側に移動して元の状
態に戻ることになる。
車輌が搭載可能に構成されており、リフトフレーム2上
に図3乃至図5に示すスライド機構5により前後方向に
スライド自在に設けられている。
ーラ31が設けられており、ローラ31が地上に接地し
て転動することで、地上においてのリフトフレーム2に
対するスライドフレーム3のスライド動作が円滑に行え
るようにしている。
うに、リフトフレーム2とスライドフレーム3とに前後
方向にそれぞれ設けられたガイドレール23、32と、
該ガイドレール23、32を転動自在なスライドローラ
51、52と、リフトフレーム2とスライドフレーム3
に設けられた伸縮シリンダとしての2本のスライドシリ
ンダ53、54とで構成されている。
ぞ形鋼からなり、前述したようにリフトフレーム2に前
後方向に左右一対がその開口部を互いに内側にして所定
の間隔を隔てて配設され、桁としても兼用されている。
イドレール23と同様にみぞ形鋼からなり、その開口部
を互いに内側にして左右一対が上記ガイドレール23上
に対応して配置されるように所定の間隔を隔てて配設さ
れ、桁としても兼用されている。
3内を転動自在にそれぞれ配置された左右前後、計4個
のローラ51a、51b(図では一方側のみ)で構成さ
れている。これらローラ51a、51bはそれぞれ一方
側の前後同士がリフト側リンク55により転動自在にそ
れぞれ支持されており、後側左右のローラ51b同士が
連結部材56により連結されている。なお、ガイドレー
ル23には、このスライドローラ51の他、前述したガ
イドローラ43も配置されている。
2内をそれぞれ転動自在に配置された左右前後、計4個
のローラ52a、52b(図では一方側のみ)で構成さ
れている。これらローラ52a、52bはそれぞれ一方
側の前後同士がスライド側リンク57により転動自在に
それぞれ支持されており、前側左右のローラ52a同士
が連結部材58により連結されている。
ク57とは、前記各スライドローラ51、52による各
ガイドレール23、32での円滑な移動を許容するとと
もに、リフトフレーム2に対してスライドフレーム3の
先端部を屈折可能にするためのリンク機構を構成してい
る。
ドレール23に沿って配置され、前記ローラ51a、5
1bを支持する支持部55aと、支持部55aの後部か
ら上方へ延設された延設部55bとで形成されており、
支持部55aの後部がリフトフレーム2側の連結部材5
6の両端に連結されるとともに、延設部55bがスライ
ドフレーム3側の連結部材58の両端に支持されたロー
ラ52aの支持軸52cに回動自在に支持されている。
連結部材58の両端部に連結され、連結部材58の両端
部とともにローラ52aの支持軸52cの基端部を支持
している。
側リンク57とが連結されたことで、リフト側リンク5
5とスライド側リンク57とが支持軸52cを中心にし
て、屈折可能であり、これによりリフトフレーム2に対
してスライドフレーム3の先端部を屈折可能にしてい
る。
は、リフトフレーム2に対して屈折した際にリフトフレ
ーム2と干渉しないように切欠3aが形成されている。
にリフトフレーム2の幅方向略中央部に前後方向に配設
されており、基端部53aがリフトフレーム2の前端部
に連結されるとともに、伸縮ロッド端53bが前記連結
部材56の幅方向略中央部に連結されている。
ム3の略中央部に前後方向に配設されており、基端部が
スライドフレーム3の後端部に連結されるとともに、伸
縮ロッド端54aが前記連結部材58の略中央部に連結
されている。
4は、伸縮ロッド端53b、54a側が互いに向きあっ
て前後に略一直線上に配置されており、これら伸縮ロッ
ド端53b、54a同士が連結部材56、58、リンク
機構5を介して連結されている。
ム3の後端部に開閉自在に設けられた歩み板であり、こ
の歩み板33を通じて地上とスライドフレーム3との間
での車輌の乗降を円滑に行うようにしている。
動作について説明する。
が車体1上に配置された図1に示す走行可能な状態にお
いて、まずスライドシリンダ54を伸長作動させる。こ
れによりスライドフレーム3が図7に示すようにリフト
フレーム2に対して約半分程後方にスライドし、当該ス
ライドフレーム3の先端部がリフトフレーム2の前後方
向略中央に配置される。
レーム2を傾動させると、スライドフレーム3の先端部
がリフトフレーム2に対してその位置を保持したまま
で、リンク機構5の作用により当該スライドフレーム3
の先端部を中心にして屈折し、図8に示すようにリフト
フレーム2の後端が地上に接地するとともに、スライド
フレーム3の後端部のローラ31が地上に接地する。
作動させると、このスライドシリンダ53の伸長動作に
伴いリンク機構5を通じて連結されたスライドフレーム
3の先端部がリフトフレーム2上に沿って後方にスライ
ドする。そして、図9に示すようにスライドフレーム3
の先端部がリフトフレーム2の後端に達することによっ
て、このスライドフレーム3と地上との間で車輌の乗降
を行う乗降位置に配置される。
ドフレーム3のスライドは、リンク機構5に設けられた
各スライドローラ51、52が各ガイドレール23、3
2を転動することで、円滑に行うことができる。また、
スライドフレーム3の後端が地上に接地した状態ではロ
ーラ31により地上におけるスライドフレーム3の後端
の移動を円滑に行うことができる。
置において、車輌をスライドフレーム3上に歩み板33
を通じてウインチ等により乗り込ませた後、上述した動
作と逆の動作でリフトフレーム2及びスライドフレーム
3を作動させることで、車輌を車体1上に積込むことが
でき、目的地に輸送することができる。
す場合には、前述と同様にしてスライドフレームを地上
の乗降位置に配置させることで行う。
ば、簡単な構成のスライド機構やリンク機構などによっ
て車輌の積卸しができ、構成が簡単な分だけ故障原因が
少なく、また、メンテナンスも容易に行うことができ
る。
によれば、2本の伸縮シリンダの伸長動作により、傾動
したリフトフレームの後端部と地上との間にスライドフ
レームを当該リフトフレームに対して屈折した状態で配
置可能に構成したことで、スライド機構やリンク機構な
どの構成が簡単になり、故障原因が少なく、また、メン
テナンスも容易に行うことができる。これにより車輌コ
ストの低減を図ることができるとともに、維持コストの
低減を図ることもでき、利用者にとって利用し易い車輌
運搬車を提供することができる。
運搬車にも簡単な改良により適用することができる。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体上にリフトフレームがリフト機構を
介して傾動自在に搭載され、車輌を搭載可能なスライド
フレームが上記リフトフレームにスライド機構を介して
前後方向にスライド自在に搭載された車輌運搬車におい
て、 前記スライドフレームは、その先端部がリンク機構を介
してリフトフレームに屈折自在に設けられ、リフトフレ
ームとスライドフレームとに個別に前後方向に配置され
た2本の伸縮シリンダの伸長動作により、傾動したリフ
トフレームの後端部と地上との間にスライドフレームを
当該リフトフレームに対して屈折した状態で配置可能に
構成されたことを特徴とする車輌運搬車。 - 【請求項2】 前記スライド機構は、リフトフレーム及
びスライドフレームにそれぞれ前後方向に配置された左
右一対のガイドレールと、これらガイドレールに沿って
転動自在なリフトフレーム側の左右一対のスライドロー
ラと、スライドフレーム側の左右一対のスライドローラ
とで構成される一方、前記リンク機構は、リフトフレー
ム側の左右一対のスライドローラを支持する左右一対の
リフト側リンクと、スライドフレーム側の左右一対のス
ライドローラを支持し、上記リフト側リンクと屈折自在
に連結された左右一対のスライド側リンクとで構成さ
れ、 左右一対のリフト側リンク同士及びスライド側リンク同
士は、リフトフレーム及びスライドフレームが車体上に
配置された走行可能な状態において、リフトフレーム及
びスライドフレームの前後方向略中央部でそれぞれ連結
部材を介して連結され、リフトフレーム側の連結部材に
リフトフレーム側の前記伸縮シリンダの伸縮ロッド端
が、スライドフレーム側の連結部材にスライドフレーム
側の前記伸縮シリンダの伸縮ロッド端が、これら2本の
伸縮シリンダが略一直線上に配置された状態でそれぞれ
連結されたことを特徴とする請求項1記載の車輌運搬
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002133574A JP4213908B2 (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | 車輌運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002133574A JP4213908B2 (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | 車輌運搬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003320893A true JP2003320893A (ja) | 2003-11-11 |
JP4213908B2 JP4213908B2 (ja) | 2009-01-28 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP4213908B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102107618A (zh) * | 2011-01-30 | 2011-06-29 | 三一重型装备有限公司 | 一种工程车辆及其料斗装置 |
CN107585182A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-01-16 | 浙江益能建材科技有限公司 | 多孔砖搬运车 |
-
2002
- 2002-05-09 JP JP2002133574A patent/JP4213908B2/ja not_active Expired - Fee Related
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