JP2003320189A - ミシン用帯状材送り装置 - Google Patents

ミシン用帯状材送り装置

Info

Publication number
JP2003320189A
JP2003320189A JP2002126921A JP2002126921A JP2003320189A JP 2003320189 A JP2003320189 A JP 2003320189A JP 2002126921 A JP2002126921 A JP 2002126921A JP 2002126921 A JP2002126921 A JP 2002126921A JP 2003320189 A JP2003320189 A JP 2003320189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
belt
sewing machine
tension
shaped material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002126921A
Other languages
English (en)
Inventor
Gakuchu Ro
學忠 呂
Choko Sho
朝興 蕭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002126921A priority Critical patent/JP2003320189A/ja
Publication of JP2003320189A publication Critical patent/JP2003320189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段の張力設定を行い、任意の帯状材に精密
な送り張力を提供するミシン用帯状材送り装置を提供す
る。 【解決手段】 ミシン用帯状材送り装置30は、帯状材
42を震い開ける帯震い機構を備える。さらに支え架組
31、帯送り機構および帯状材張力制御構造を備え、支
え架組31は作業台板34に設けられている。帯送り機
構は支え架組31に設けられ、基板35と、帯送り輪3
7と、帯送り輪37に設けられたモーターと、基板35
に枢設された回転アームと、回転アームに設けられた帯
圧輪39とを含む。帯圧輪39は帯送り輪37に圧着し
て帯状材42を挟み圧し、帯状材42に第一挟み圧部を
形成し、かつ帯状材42は布圧脚43と布送り歯の間の
挟み圧により第二挟み圧部を形成し、帯状材42の帯段
に張力段を形成させる。帯状材張力制御構造は帯送り輪
37の向き換えを制御し、帯状材42の張力段の張力の
大きさを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種のミシン用帯状
材送り装置に関し、特に精密に帯状材の張力を制御する
ことができる送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミシンでは、例えば帯状材を着物
に縫製する前には、必ず精確に帯状材の張力を制御した
後で、帯状材を必要に応じて着物の上に縫製する。典形
的な例として、エラスティック帯を下着ズボンに縫製す
る時には、同じ一枚の下着ズボンの異なる部所で必要な
弾力も異なるのである。このように、帯状材の張力の制
御は非常に重要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
技術では、帯状材を着物に縫製する前に、必ず帯状材の
張力を精確に制御した後に、着物に帯状材を縫いつけ
る。しかし、同じ一枚の下着ズボンや、着物の異なる部
所での必要な弾力は各々異なり、また帯状材の厚さまた
は重さが異なると、張力の制御は異なる。特に薄くて軽
い帯状材はさらに制御が難しく、緩過ぎあるいはきつ過
ぎになり易い。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、下記の目的を達成する。 1.必要に応じて多段の張力の設定を行い、任意の帯状
材に対し、特に軽くて薄いエラスティック帯に最も精密
な送り張力を提供して、既製品着物製造業の各種の要求
を満足させるミシン用帯状材送り装置を提供する。
【0005】2.モーターを帯状材張力制御構造の帯送
り輪の中空の内孔の中に入れ込んで、全セットの帯状材
張力制御構造の占める取り付けの空間を小さくさせるミ
シン用帯状材送り装置を提供する。 3.メーン制御ケースを作業台板の下側に取り付けて、
空間を多く占めないミシン用帯状材送り装置を提供す
る。
【0006】4.張力段数表示器を布圧脚の傍らに取り
付け、あるいはミシン針の前側の車体の機殻の前の近辺
に取り付けて、顕示する張力段数を使用者が容易に目視
で見ることができ、操作をさらに楽にするミシン用帯状
材送り装置を提供する。 5.必要に応じて作業台板の後側または右側に取り付け
て、上側、下側、後側または側縁等の異なる方向から便
利に帯を送り、取り付け上ではさらに異なる需要を満足
させることができるミシン用帯状材送り装置を提供す
る。
【0007】6.その張力敏感度設定値はゼロおよびゼ
ロに近い数値を含み、もしも機械を止める必要があっ
て、その他の作業を行う時は、帯状材を随意に止めるこ
とができ、また帯状材が帯送り機構に巻き戻し、または
巻き過ぎされることを避けることができ、操作者は随意
に操作をすることができるミシン用帯状材送り装置を提
供する。
【0008】7.さらに帯送りアラーム機構を含み、帯
状材が乱線あるいは引きずり過ぎのために継続して前に
向かって前進することができない時には、帯送りアラー
ム機構が動作してアラームの動作を発生し、使用者に暫
時作業停止を示して、乱線の部所の排除をさせるミシン
用帯状材送り装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のミシン用帯状材
送り装置は、帯震い機構を備える。該帯震い機構は、帯
状材に対して震動動作を発生させることができ、これに
よって堆積した帯状材を震い開ける。その特徴として
は、上記のミシン用帯状材送り装置は、さらに支え架
組、帯送り機構および帯状材張力制御構造を備える。該
支え架組は、ミシンが取り付けられた作業台板に設けら
れている。該作業台板には、使用者に近寄った前側と、
前側と対峙した後側と、使用者の左側と、使用者の右側
とがある。帯送り機構は該支え架組に設けられており、
支え架組に取り付けられた基板と、基板に設けられた帯
送り輪と、帯送り輪の中空の内孔に設けられたモーター
と、基板に枢設された回転アームと、回転アームに設け
られた帯圧輪とを含む。その帯圧輪は、帯送り輪の輪面
に圧着して、帯送り輪と帯圧輪の間を経由した帯状材を
挟み圧し、帯状材に対して第一挟み圧部を形成し、かつ
帯状材はミシンの布圧脚と布送り歯の間の挟み圧により
第二挟み圧部を形成し、帯状材の第一挟み圧部と第二挟
み圧部の所の前後に挟み圧された帯段に張力段を形成さ
せる。上記の帯状材張力制御構造は、帯送り輪の向き換
えを制御して、帯状材の張力段の張力の大きさを制御す
る。
【0010】上記のミシン用帯状材送り装置の該帯状材
張力制御構造は張力感知ロール、張力感知機構および張
力制御回路を含む。該張力感知ロールは基板に枢設され
る。張力感知ロールは第一挟み圧部と第二挟み圧部の間
に設けられており、帯状材を巻き通して、帯状材の張力
段の張力を張力感知ロールに加える。上記の張力感知機
構は基板にあって、張力感知ロールと枢設して張力感知
ロールの圧力を受入れ、電子信号に変えると同時に帯状
材張力実測値と定義する。該張力制御回路は、帯状材の
帯状材張力設定値と張力感知機構に生じた帯状材張力実
測値とに基づいて、モーターの回転方向を決定し、帯状
材の張力を制御する。
【0011】上記のミシン用帯状材送り装置の該張力感
知機構は、応変エレメントと応変感知要素を含む。該応
変エレメントは、張力感知ロールと枢設して張力感知ロ
ールの圧力を感測し、対応した応変量を生じる。該応変
感知要素は応変エレメント上に設けられており、張力感
知ロールの圧力を受け入れて、電子信号に転換する。
【0012】上記のミシン用帯状材送り装置の該張力制
御回路は、張力感応拡大回路とメーン制御器回路を含
む。該張力感応拡大回路は、張力感知機構と連結して、
張力感知機構の電子信号を拡大させる。該メーン制御器
回路は、モーターの正回転及び逆回転、帯状材張力メー
ン設定値、ならびに帯状材張力敏感度設定値等のデータ
を保存し、応変感知要素が感知した帯状材張力実測値に
基づいて、事前に保存したデータと比較した後に制御信
号をモーター駆動器のメーン制御回路に出力し、モータ
ーを経て回路を駆動してモーターを制御し、正回転、逆
回転または停止等の動作を行って、帯状材の張力を制御
する。
【0013】上記のミシン用帯状材送り装置の該張力敏
感度設定値は、ゼロおよびゼロに近い値を含み、帯状材
張力制御構造の帯状材張力のゼロ敏感度に対する制御を
最高に達成させ、帯状材を引き放した後に、帯状材を随
意に停止させる。上記のミシン用帯状材送り装置の該支
え架組はコ字形挟み、支え柱、第一コネクタ、吊りアー
ム、吊り棒および帯ガイド棒を含む。該コ字形挟みは作
業台板の任意の一側に挟み付けられている。該支え柱の
一端は、コ字形挟みに連設され、作業台板の板面に垂直
である。該第一コネクタの一端は、支え柱の別の一端に
設けられている。該吊りアームの一端は、第一コネクタ
と連結している。該吊り棒の一端は、帯送り機構の基板
に連結している。該帯ガイド棒は吊り棒の別の一端に枢
設される。本発明ではコ字形挟みを作業台板の後側に挟
み止めて、帯状材を作業台板の後側からミシンの上側に
上げ、またミシンの布圧脚の前側から着物の上側に送
り、上側の帯送りの方式で帯を送る。あるいは、コ字形
挟みを作業台板の左側に挟み止めて、帯状材を作業台板
の左側の底部から作業台板の前側へ回し通し、布圧脚の
前側から着物の上側に送り、下側の帯送りの方式で帯を
送る。あるいは、コ字形挟みを作業台板の前側に挟み止
め、帯状材を作業台板の前側から直接に作業台板の上側
に横に跨らせて、布圧脚の前側に向けて着物の上側に送
り、前側の帯送りの方式で帯を送る。あるいは、コ字形
挟みを作業台板の後側に挟み止め、帯状材を作業台板の
後側から直接に作業台板の上側に横に跨らせて、布圧脚
をくぐった後に、また布圧脚の前側から着物の上側に送
り、後側の帯送りの方式で帯を送る。
【0014】上記のミシン用帯状材送り装置は、さらに
帯送りアラーム機構を備える。該帯送りアラーム機構は
ベース台、スイッチ、タッチエレメント、敏感度調整エ
レメント、スプリング、調整ボルトおよびL形タッチ棒
を含む。該ベース台にはスライド槽がある。該スイッチ
はベース台に設けられている。該タッチエレメントは、
ベース台に枢設され、スイッチと隣接し、タッチエレメ
ントの枢転動作はスイッチをタッチしてスイッチに動作
をさせる。該敏感度調整エレメントは、調整できるよう
にベース台のスライド槽に滑り設けられており、敏感度
調整エレメントとタッチエレメントの間の距離を調整す
る。該スプリングは、敏感度調整エレメントとタッチエ
レメントの間にあって、その弾力でタッチエレメント
を、スイッチに対してタッチしない状態に保持する。該
調整ボルトは、その中の一端がベース台に設けられてお
り、敏感度調整エレメントと螺接し、これによって敏感
度調整エレメントとタッチエレメントの間の距離を調整
する。該L形タッチ棒は、その一端がタッチエレメント
に連結し、これによって敏感度調整エレメントを調整し
て、ベース台のスライド槽に沿って移動させ、敏感度調
整エレメントとタッチエレメントの間の距離を調整し
て、L形タッチ棒の敏感度を調整する。帯状材の乱線部
所が帯震い機構によって十分に震い緩めていない時に
は、その乱線部所は阻止され、あるいは引きずりが過ぎ
て、乱線の部所が継続して前進することができず、ある
いは前進が容易でないので、帯状材がきつくしめられ
て、L形タッチ棒に圧タッチすると、L形タッチ棒は間
接的にスイッチをタッチして、アラームの動作を生じ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
例を説明する。図1〜図25に示すように、本発明の一
実施例によるミシン用帯状材送り装置30は下記のもの
を含む。帯震い機構107を備え、該帯震い機構107
は帯震い輪108とモーター109を含み、帯震い輪1
08には非円形の輪殻137があって、モーター109
は帯震い輪108と連結して、帯震い輪108を駆動し
て回転し、震動動作を生じ、そして帯状材42に対して
帯震い作用を発生して、容器(図には示していない)の
中に堆放した帯状材42を震い開ける。
【0016】本実施例の特徴として、上記のミシン用帯
状材送り装置はまたさらに支え架組31、帯送り機構3
2および帯状材張力制御構造33を含む。図2および図
7〜図11に示すように、支え架組31はミシンを取り
付けた作業台板34上に取り付ける。該作業台板の34
には、前側34a、後側34b、左側34cおよび右側
34dがある。その前側34aは使用者に近寄ってい
る。後側34bは前側34aと対峙している。左側34
cは前側34aと後側34bの中の一端と連接して、使
用者の左側にある。右側34dは前側34aと後側34
bの別の一端と連接して、使用者の右側にある。
【0017】図2〜図4および図7〜図11に示すよう
に、帯送り機構32は支え架組31に取り付けられてお
り、基板35、モーター36、帯送り輪37、回転アー
ム38および帯圧輪39を含む。該基板35は支え架組
31に取り付けられている。モーター36は基板35に
固定されている。帯送り輪37には中空の内孔40があ
って、モーター36をその中に止め設けている。上記の
回転アーム38には回転軸41があり、該回転軸41で
基板35に枢設する。該帯圧輪39は回転アーム38に
設けられており、帯送り輪37の輪面に押しつけられ
て、帯送り輪37と帯圧輪39の間を経由した帯状材4
2を挟み圧し、帯状材42に対して第一挟み圧部を形成
し、かつ帯状材42はミシンの布圧脚43と布送り歯の
間の挟み圧により第二挟み圧部を形成し、帯状材42の
第一挟み圧部と第二挟み圧部を前後に挟み圧した帯段に
張力段42’を形成させる。上記の帯状材張力制御機構
33は、帯送り輪37の回転方向を制御して、帯状材4
2の張力段の張力の大きさを制御する。
【0018】図3に示すように、帯送り機構32はさら
にロード48、操作棒49、カム50およびスプリング
51を含む。ロード48は回転アーム38の回転軸41
に設けられている。操作棒49には回転軸52があり、
回転軸52によって基板35に枢設されている。カム5
0は操作棒49の回転軸52にあって、カム50はロー
ド48と接触している。スプリング51はロード48と
基板35の間に作用して、ロード48を揺り動かし、回
転アーム38を駆動して回転させ、帯圧輪39と帯送り
輪37を接触させ、ならびにカム50の回転によってロ
ード48を駆動して揺り動し、回転アーム38の回転軸
41と回転アーム38とを駆動して回転させ帯圧輪39
と帯送り輪37を分開させる。
【0019】図3に示すように、帯送り機構32はさら
にスイッチ53を含む。該スイッチ53は基板35に設
けられており、回転アーム38の傍らにあり、回転アー
ム38の回転によって帯圧輪39と帯送り輪37を分開
させた時に、回転アーム38の駆動を受けて動作し、モ
ーター36の電源を切断する。
【0020】図3および図4に示すように、帯送り機構
32はさらに帯状材巻き付け防止板54を含む。該帯状
材巻き付け防止板54は帯送り輪37の輪面上の傍らに
あって、帯送り輪37の輪面上にはり付いた帯状材を帯
送り輪37の輪面から削り離す。
【0021】図1〜図4、図17および図18に示すよ
うに、帯状材張力制御構造33は、張力感知ロール5
5、張力感知機構56および張力制御回路57を含む。
該張力感知ロール55は基板35に枢設されており、張
力感知ロール55は第一挟み圧部と第二挟み圧部の間に
あって、帯状材を巻き通し、帯状材の張力段の張力を張
力感知ロール55に加える。該張力感知機構56は基板
35にあって、張力感知ロール55と枢接し、張力感知
ロール55の圧力を受けて、電子信号に変え、帯状材張
力実測値と定義する。該張力制御回路57は、帯状材の
張力設定値と張力感知機構56に生じた帯状材の張力実
測値とに基づいて、モーターの回転方向を決め、帯状材
の張力を制御する。
【0022】図3〜図6に示すように、張力感知ロール
55はさらに二つの帯制限リング組立部品61を取り付
けて、帯状材を該二つの帯制限リング組立部品61の間
に経由させ、帯状材の幅に基づいて、二つの帯制限リン
グ組立部品61の間隔を調整し、帯状材の張力感知ロー
ル55上での軸方向位置に基づいて、二つの帯制限リン
グ組立部品61の張力感知ロール55の外縁の軸方向の
位置を調整する。各帯制限リング組立部品61は各々限
止リング62と弾性しめリング63を含む。該限止リン
グ62にはリング孔64、切目65およびしめ槽66が
ある。リング孔64は張力感知ロール55の外縁に差し
はめる。該切目65は該限止リング62を切断して、限
止リング62のリング孔64を拡大あるいは小さくさせ
る。しめ槽66は限止リング62の外縁に成形されてい
る。上記の弾性しめリング63は限止リング62の外縁
のしめ槽66の中にはめ込まれ、限止リング62のリン
グ孔64を縮小させ、限止リング62を張力感知ロール
55の外縁にしめ挟み、これによって限止リング62が
張力感知ロール55の外縁にある軸方向の位置を調整
し、限止リング62を張力感知ロール55の外縁上の選
定した軸方向の位置に定位させる。
【0023】図3に示すように、張力感知機構56は応
変エレメント58と応変感知要素59を含む。上記の応
変エレメント58は張力感知ロール55と枢接し、張力
感知ロール55の圧力を感測して対応する応変量を発生
する。上記の応変感知要素59は応変エレメント58に
設けられており、張力感知ロール55の圧力を受け入れ
て、電子信号に変える。
【0024】図17および図18に示すように、上記の
張力制御回路57は、張力感応拡大回路67およびメー
ン制御器回路60を含む。該張力感応拡大回路67は、
張力感知機構56と連結して張力感知機構56の電子信
号を拡大させる。上記のメーン制御器回路60はモータ
ーの正回転および逆回転、帯状材張力メーン設定値、な
らびに帯状材張力敏感度設定値等のデータを保存し、応
変感知要素が感知した帯状材の張力実測値に基づいて、
事前に保存したデータと比較した後に、制御信号をモー
ター駆動器メーン制御回路68に出力し、モーター駆動
回路69を経てモーターを制御し、正回転、逆回転また
は停止等の動作を行って、帯状材42の張力を制御す
る。
【0025】張力敏感度の設定値はゼロおよびゼロに近
い値を含み、これで帯状材の張力制御構造を帯状材42
の張力の敏感度の制御に対して最高に達するようにさ
せ、帯状材42の引き放しをした後に、帯状材を随意に
停止させる。図2および図7〜図11に示すように、支
え架組31はコ字形挟み44、支え柱45、第一コネク
タ46および吊りアーム47を含む。その中のコ字形挟
み44は作業台板34の後側に挟み止める。支え柱45
の中の一端はコ字形挟み44に連設され、作業台板34
の板面に垂直である。第一コネクタ46の一端は支え柱
45の別の一端に止め設ける。吊りアーム47の中の一
端は第一コネクタ46に連接する。
【0026】図2、図7および図8に示すように、本実
施例のミシン用帯状材送り装置30はまたさらに吊り棒
70および帯ガイド棒71を含む。その中の吊り棒70
の一端は棒送り機構32の基板35に連結している。該
帯ガイド棒71は吊り棒70の別の一端に枢設されてい
る。その中のコ字形挟み44は作業台板34の後側34
bに挟み止められている。支え柱45の底端はコ字形挟
み44の上側に縦設されている。第一コネクタ46は支
え柱45の頂端に設けられており、吊りアーム47のそ
の中の一端は第一コネクタ46に連接している。帯送り
機構32は吊りアーム47の別の一端に連接し、ミシン
72の上側にあって、かつ帯送り機構32の基板35は
吊りアーム47の別の一端に縦設されている。吊り棒7
0はミシン72の前側にあり、帯状材42は先に帯送り
機構32の帯送り輪37および帯圧輪39を巻き経た後
に、またミシン72の前側に吊り延びた吊り棒70を巻
き経て送られ、ミシン72の上側から帯を送り、帯状材
42を着物の上側に送って縫製の作業を進めることがで
きる。
【0027】図9に示すように、本実施例のミシン用帯
状材送り装置30はまたさらに帯ガイドロール73を含
み、該帯ガイドロール73は、固定ベース74によって
作業台板34の前側34aに枢設され、帯状材を作業台
板の下側からミシンの布圧脚に巻き向ける。
【0028】図9に示すように、コ字形挟み44はまた
作業台板34の後側34bに挟み止める。支え柱45の
頂端はコ字形挟み44の下側に連接し、支え柱45の底
端は下に向けて吊り下がる。第一コネクタ46は、支え
柱45に設けられ、コ字形挟み44の下側にある。吊り
アーム47のその中の一端は第一コネクタ46に連接す
る。帯送り機構32は吊りアーム47の別の一端に連接
し、作業台板34の下側にあって、なおかつ帯送り機構
32の基板35は、吊りアーム47の別の一端に縦設さ
れている。吊り棒70は作業台板34の下側にあって、
帯状材42は先に帯送り機構32の帯送り輪37および
帯圧輪39を巻き経た後に、また作業台板34の下側に
吊り延びた吊り棒70を巻き経て、作業台板34の前側
34aに枢設された帯ガイドロール73を巻き経て、最
後にミシン72の布圧脚43に送り向けられ、これによ
って作業台板34の下側から帯を送り、帯状材42を着
物の下側に送って縫製の作業を進めることができる。
【0029】図10および図11に示すように、本実施
例の支え架組31もコ字形挟み44、支え柱45、第二
コネクタ76を含むことができる。該コ字形挟み44は
二本のボルト92によって、各々ボルト92の上端の円
盤75に枢設して作業台板34の任意の一側に挟み止め
る。支え柱45はコ字形挟み44の上側に縦設する。第
二コネクタ76の一端は支え柱45の頂端にあって、別
の一端は基板35の側縁に設ける。
【0030】図3、図4、図10および図11に示すよ
うに、本実施例のミシン用帯状材送り装置30は、また
さらに帯ガイド架77、二つのスプリング輪78、延伸
棒79、帯ガイド輪80および向き変え架81を含む。
その中の帯ガイド架77は基板35の柱棒82に差し込
まれている。上記の二つのスプリング輪78は柱棒82
にはめ込まれて柱棒82と封閉された枠部を構成し、帯
状材42は枠部を差し通す。上記の延伸棒79の一端は
第二コネクタ76に連接している。該帯ガイド輪80は
水平に延伸棒79の別の一端に転設されている。向き変
え架81は傾斜して延伸棒79に設けられており、軸方
向に互いに平行でない帯ガイド輪80と帯ガイド架77
の間にある。
【0031】図10に示すように、本実施例のコ字形挟
み44はまた、作業台板34の前側34a、右側34b
あるいは左側34cに挟み止めることもできる。支え柱
45はコ字形挟み44の上側に縦設されている。帯送り
機構32の基板35は水平に第二コネクタ76の別の一
端に連接して、作業台板34の側縁にある。帯ガイド輪
80は水平に延伸棒79の別の一端に転設されている。
帯状材42は先に帯ガイド輪80を巻き経た後に、向き
変え器81を差し通って向きを変えた後、先に縦立した
帯ガイド77を巻き経て直立状態に向きを変え、また帯
送り機構32の帯送り輪37および帯圧輪39を巻き経
て、最後に帯状材42は直立にミシン72に取り付けら
れている布圧脚43の近くの布ガイド器83に送り向
き、これにより作業台板34の側縁から帯を送り、帯状
材42を着物の側縁に包み縫い込むことができる。
【0032】図11に示すように、本実施例のコ字形挟
み44はまた作業台板34の後側34bに挟みとめるこ
ともできる。支え柱45はコ字形挟み44の上側に縦設
し、帯送り機構32の基板35は水平に第二コネクタ7
6の別の一端に連接して、作業台板34の側縁にある。
帯ガイド輪80は、水平に延伸棒79の別の一端に転設
されている。帯状材42は、先に帯ガイド輪80を巻き
経て、向き変え架81を差し通して向きを変えた後にま
た縦立の帯ガイド架77を巻き経て、直立状態に変え、
また帯送り機構32の帯送り輪37および帯圧輪39を
巻き経て、最後に帯状材42は、直立にミシン72に取
り付けられている布圧脚43の近くの布ガイド器83に
向けて送られ、これにより作業台板34の後側34bか
ら帯を送り、帯状材42を着物の側縁に包み縫うことが
できる。若しも、布ガイド器83の前側に妨害物(例え
ば側縁を取るナイフ)を取り付けた時には、必ず後側か
ら帯を入れる方式に取り付ける必要がある。
【0033】図2および図7〜図11に示すように、本
実施例では、ミシン72に取り付けた作業台板34の下
側にメーン制御箱86をコ字形の吊り架88で固定する
ことにより、空間を多く占めない。そして面板87を作
業台板34の上側に取り付けると、操作者が面板87の
表示した数値を読み取るのがさらに便利になる。
【0034】図2に示すように、張力段数表示器84
は、吊り棒70の末端に取り付けができ、操作者の読み
取りに便利であり、トリガー段変スイッチ90に配合し
て段変の操作を行い、必要な張力段数の選択を行う。例
えばミシン72の針柱89の前側に適当なる位置があれ
ば、図7に示すように、張力段数表示器84をミシン7
2の針柱89の前側に設け、トリガー段変スイッチ90
を配合して段変の操作を行い、必要の張力段変数を選択
する。
【0035】また、図8のように張力段変表示器84と
手動段変スイッチ91を組合わせて、ミシン72の針柱
89の前側に設けることにより、操作者は便利に読み取
り、手動段変スイッチ91と配合して便利に段換の操作
を行って必要な張力段数の選択を行うことができる。
【0036】本実施例のミシン用帯状材送り装置はまた
さらに帯送りアラーム機構106を含む。該帯送りアラ
ーム機構106は帯震い機構107と帯送り機構32の
間に設けて、帯震い機構107が完全に帯状材42を震
い開くことができないのを感知した時にアラーム動作を
生じる。該帯送りアラーム機構106は、ベース台11
0、スイッチ112、タッチエレメント113、敏感度
調整エレメント114、スプリング115、調整ボルト
116、固定ネジ117およびL字形タッチ棒118等
を含む。該ベース台110にはスライド槽122があ
る。二つの併列した帯引き輪111はベース台110に
転設して帯状材42をその中に経由させる。帯震い機構
107によって震い緩くなっていない乱線部は阻止さ
れ、あるいは引きずり過ぎになり、容易に継続して前に
向って前進することができず、あるいは継続して前に向
って前進ができない。スイッチ112は、ネジ120で
ベース台110にしめつけられる。上記のタッチエレメ
ント113は枢ピン121でベース台110に枢設さ
れ、スイッチ112に隣接する。これでタッチエレメン
ト113の枢転動作は、スイッチ112をタッチしてス
イッチ112を動作させる。敏感度調整エレメント11
4は調整できるようベース台110のスライド槽122
に滑り設けられており、敏感度調整エレメント114と
タッチエレメント113の間の距離を調整する。上記の
スプリング115は敏感度調整エレメント114とタッ
チエレメント113の間に設けられており、その弾力は
タッチエレメント113を保持して、スイッチ112を
タッチしない。調整ボルト116の一端は、ベース台1
10の枢槽123に転設する。調整ボルト116は敏感
度調整エレメントに螺接して、敏感度調整エレメント1
14とタッチエレメント113の間の距離を調整する。
固定ネジ117は、ベース台110のスライド槽122
を貫通し、敏感度調整エレメント114に螺接して、敏
感度調整エレメント114をしめ止める。L字形タッチ
棒118の一端は、連接塊119によってタッチエレメ
ント113と連結し、敏感度調整エレメント114の調
整によって、ベース台110のスライド槽122に沿っ
て移動し、敏感度調整エレメント114とタッチエレメ
ント113の間の距離を調整し、スプリング115の弾
力の大きさを調整してL字形タッチ棒118の敏感度を
調整する。
【0037】帯状材42の乱線部が帯震い機構107に
よって十分に震い緩められていない時には、その乱線部
の乱線部分は阻止され、または引きずり過ぎされて、継
続して前に進むことができず、あるいは、容易に継続し
て前進することが難しくなる。但し帯状送り機構32は
やはり継続して帯状材42を巻き引いているので、これ
によって、帯状材42はきつく引かれてL字形タッチ棒
118に押さえ付けられ、L字形タッチ棒118はタッ
チエレメント113を駆動して枢転させ、そしてスイッ
チ112を作動してアラーム動作を生じて(例えば声の
アラームを出す、あるいは灯光のアラームを出す)、使
用者に注意を指示して暫く作業を停止させ、乱線の排除
を行う。
【0038】本実施例のミシン用帯状材送り装置は、さ
らにトリガー式段変スイッチ機構125を含む。該トリ
ガー式段変スイッチ機構125は、作業台板34の下側
に設け、段変スイッチ126および枢動棒127を含
む。段変スイッチ126は作業台板34の下側に設けら
れている。枢動棒127は、作業台板34の下側に枢設
され、その一端は段変スイッチ126に隣接している。
本実施例はさらに、帯緩めスイッチ機構128を含む。
該帯緩めスイッチ機構128は、スイッチ箱129、ス
イッチ130、タッチ棒131、スプリング132およ
び調整ネジ133等を含む。該スイッチ箱129は二つ
のネジ134が枢動棒127の別の一端に設けられてい
る。スイッチ130はスイッチ箱129の中に設けられ
ている。該スイッチ130が動作した時には、帯状材の
張力敏感度設定値をゼロ、あるいはゼロに近い値にする
ことができる。タッチ棒131の一端の両側には各々切
り槽135がスイッチ箱129の切り槽136に枢設さ
れている。タッチ棒131は、上記のスイッチ130と
隣接し、例えば使用者の膝部の押し圧を受けてスイッチ
130に向ってタッチし圧する。該上記のスプリング1
32は、タッチ棒131とスイッチ箱129の間に設け
られており、タッチ棒131が使用者の押し圧で、スイ
ッチ130に向ってタッチし圧した時の圧力はスプリン
グ132の弾力によって制限され、タッチ棒131の敏
感度を制限する。調整ネジ133は、スイッチ箱129
に螺設されて、スプリング132の弾力の大きさを調整
し、タッチ棒131の敏感度を調整する。タッチ棒13
1がスイッチ130をタッチして動かす敏感度は、変段
スイッチ機構125の敏感度よりも高くし、これによっ
て帯緩めスイッチ機構128を先に動作させ、そして帯
状材の張力敏感度設定値をゼロあるいはゼロに近いよう
にした後に、次に段変スイッチ機構125を動作させ
る。これで帯状材42が誤って巻かれるのを避けること
ができる。
【0039】図17〜図20に示すように、操作すると
きは、先に機械をスタートさせ、メーン制御器回路60
はスタートして初始化し、メーン制御器回路60内の記
憶体によって前の一回の終業前の設定値を読取る。次に
周辺のスイッチ信号の入力回路95のデータを読み取っ
て、データ伝送回路96を経て、面板制御器回路104
に向って押しボタンのデータを読取り、データ伝送回路
96を経て張力応変感知要素59のデータを読取る。次
に周辺スイッチ信号入力回路95の状態を判断し、対応
状態に基づいてメーン制御器回路60の記憶体の内容を
修正し、次に周辺装置信号出力回路97の動作順序を設
定する。押しボタンでデータを判断し、押しボタン値の
入力があるかを確認し、OKであったら、押しボタン値
に基づいてメーン制御器回路60の記憶体の内容を修正
し、あるいは関連の操作順序の画面に進入する。Noで
あれば、データ伝送回路96を経て、記憶体中の蛍幕の
表示値と押しボタン信号灯値および命令とを面板制御器
に送り、張力設定値の敏感度設定値および命令をモータ
ー駆動器メーン制御回路68の中に送る。
【0040】図17〜図19および図21に示すよう
に、散熱ファン制御回路98は、温度感応器を経て、過
熱であるか確認し、Yesであれば、散熱ファンを運転
させる。Noであれば、散熱ファンを停止させる。図1
7〜図19および図22に示すように、機械をスタート
したと同時に、モーター駆動器メーン制御器回路68は
初始化され、モーター駆動器メーン制御回路68から周
辺スイッチ信号入力回路95のデータを読取り、張力感
応拡大回路67のデータを読取る。データ伝送回路10
3を検査して、データの送入があるかを確認し、Yes
であれば、データ伝送回路103を経由して、張力設定
値、敏感度設定値および命令を接収し、モーター駆動器
メーン制御回路68の中の記憶体に保存する。Noであ
れば、命令の中を判断し、応変感知要素59のデータを
伝送する要求があるか確認する。Yesであれば、デー
タ伝送回路103を経由して、応変感知要素59のデー
タをメーン制御器回路60に伝送する。Noであれば、
命令の中に段変へのデータがあるかを判断し、Yesで
あれば、張力段変表示器回路85を経由して段変データ
を表示する。
【0041】次に、図17〜19および図23に示すよ
うに、記憶体の内容(即ちメーン制御器回路60から接
収した張力設定値および敏感度設定値)と応変感知要素
59が得た帯状材張力実測値とに基づいて比較を行い、
モーター駆動回路69を設定してモーターの動作方向を
制御する。若しも大きい時は、モーターは正回転であ
る。若しも同じである時は、モーターは停止で、若しも
小さい時は、モーターは逆回転である。次に、周辺スイ
ッチ信号入力回路95の状態によって、操作棒の位置は
開いているかを検査する。Yesであれば、モーターの
駆動回路16の動作を停止する。Noであれば、さらに
過負荷保護回路102で判断し、モーター駆動回路69
を経由してモーターの電流過大であるかを判断し、Ye
sであれば、モーター駆動回路16の動作を停める。N
oであれば、モーター駆動回路16の動作をスタートさ
せる。
【0042】図17〜19および図24に示すように、
周辺スイッチ信号入力回路95の状態からモーター位置
は変わっているかを検査する。Yesであれば、乱線防
止装置信号出力回路101を作動させる。Noであれ
ば、乱線防止装置信号出力回路101の動作を停止させ
る。
【0043】図17〜19および図25に示すように、
機械をスタートしたと同時に、面板メーン制御回路10
4は初始化され、液晶蛍幕の表示内容をクリアする。デ
ータ伝送回路105は、データが送入されているかを検
査し、Yesであれば、データ伝送回路105を経由し
て蛍幕の表示値、押しボタン信号灯値および命令を接収
し、面板メーン制御回路104の中の記憶体に保存す
る。Noであれば、押しボタンの状態を伝送する要求を
するかを判断し、Yesであれば、データ伝送回路10
5を経由して、押しボタンの状態をメーン制御器回路6
0に伝送する。Noであれば、接収した蛍幕表示値およ
び押しボタン信号灯値の内容に基づいて、蛍幕制御回路
106を経由して、液晶蛍幕の表示内容とキーボード信
号灯スケン回路85の表示信号灯状態とを設定する。キ
ーボード信号灯スケン回路85を経由して押しボタン状
態を読取る。
【0044】
【発明の効果】上述のように本発明は下記の効果および
特点がある。 1.本発明のミシン用帯状材送り装置は、精密なる送り
装置を提供することができ、必要に応じて多段の張力の
設定ができ、任意の帯状材、特に軽くて薄いエラスティ
ック帯に対して、最も適当で、最も精密なる送り張力を
提供し、既製品服製造業の各種の要求を満足させること
ができる。
【0045】2.本発明のミシン用帯状材送り装置は、
小さい帯状材の張力制御構造を提供することができ、特
にモーターを帯状材張力制御構造の帯送り輪の中空の内
孔の中に入れ込んで、全セットの帯状材張力制御構造の
占める取り付けの空間を小さくすることができる。
【0046】3.本発明のミシン用帯状材送り装置は、
メーン制御箱をミシンが取り付けられた作業台の下側に
取り付け、空間を多く占めない。 4.本発明のミシン用帯状材送り装置は張力段数表示器
を布圧脚の傍、針に近い前側の機械本体の機殻前、ある
いは表示器の傍に取り付け、操作者は楽に張力段数を目
視で見ることができ、操作を楽にしている。
【0047】5.本発明は調整が簡単な支え架組を提供
し、送り装置の取り付けが便利で、また原有のミシンは
任意の改装をする必要がない。 6.本発明は必要に応じて作業台板の後側または右側に
取り付けができ、上側、下側、後側、側傍等の異なる方
向から帯を進入させることができるので、取り付けによ
り、異なる使用者の異なる需要をさらに満足させること
ができる。
【0048】7.本発明の張力敏感度設定値はゼロおよ
びゼロに近い数値を含んでいるので、帯状材張力制御構
造は対帯状材張力の敏感度の制御が最高に達しているた
めに、随意、随時に帯状材の送りを止めることができ、
非常に便利である。 8.本発明はさらに帯送りのアラーム機構を含むので、
乱線を発生した時や、帯震い動作が不充分の際に、使用
者に注意を出して、作業を暫時止めさせ、乱線の排除を
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
の組立部品を分解した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
の帯送り機構を分解した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
の帯送り機構を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
の帯制限リング組立部品を示す正面図である。
【図6】図5の6−6切断線の断面図である。
【図7】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
の段変表示器および段変スイッチを布圧脚のヘッドの近
くに取付けた状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
の段変表示器および段変スイッチを布圧脚のヘッドの近
くに取付けた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装置
において、作業台板の底面から布材を送る状態を示す斜
視図である。
【図10】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置において、作業台板の右側から布材を送る状態を示す
斜視図である。
【図11】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置において、作業台板の後側から布材を送る状態を示す
斜視図である。
【図12】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置の帯送りアラーム機構を分解した状態を示す斜視図で
ある。
【図13】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置の帯送りアラーム機構を示す斜視図である。
【図14】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置の帯送りアラーム機構をミシンに取り付けた実際の使
用時の状態を示す斜視図である。
【図15】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置のトリガー式帯緩めスイッチ機構を分解した状態を示
す斜視図である。
【図16】本発明の実施例によるミシン用帯状材送り装
置のトリガー式帯緩めスイッチ機構およびトリガー式段
変スイッチの組立取り付け時の状態を示す斜視図であ
る。
【図17】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中のメーン制御器回路のブロック
図である。
【図18】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中のモーター駆動器回路のブロッ
ク図である。
【図19】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中の面板制御回路のブロック図で
ある。
【図20】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中のメーン制御器のフローチャー
トである。
【図21】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の散熱ファン制御回路のフローチャートである。
【図22】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中のモーター駆動器のフローチャ
ート(一)である。
【図23】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中のモーター駆動器のフローチャ
ート(二)である。
【図24】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中のモーター駆動器のフローチャ
ート(三)である。
【図25】本発明の実施例によるミシン機械用帯状材送
り装置の張力制御回路中の面板制御器のフローチャート
である。
【符号の説明】
30 ミシン用帯状材送り装置 31 支え架組 32 帯送り機構 33 帯状材張力制御構造 34 作業台板 34a 前側 34b 後側 34c 左側 34d 右側 35 基板 36 モーター 37 帯送り輪 38 回転アラーム 39 帯圧輪 40 内孔 41 回転軸 42 帯状材 43 布圧脚 44 コ字形挟み 45 支え柱 46 第一コネクタ 47 吊りアーム 48 ロード 49 操作棒 50 カム 51 スプリング 52 回転軸 53 スイッチ 54 帯状材巻き防止板 55 張力感知ロール 56 張力感知機構 57 張力制御回路 58 応変エレメント 59 応変感知要素 60 メーン制御器回路 61 帯制限リング組立部品 62 限止リング 63 弾性しめリング 64 リング孔 65 切り目 66 しめ槽 67 張力感応拡大回路 68 モーター駆動器メーン制御回路 69 モーター駆動回路 70 吊り棒 71 吊り棒 72 ミシン 73 帯ガイドロール 74 固定ベース 75 円盤 76 第2コネクタ 77 帯ガイド架 78 スプリング 79 延伸棒 80 帯ガイド輪 81 向き変え架 82 柱棒 83 布ガイド器 84 張力段数表示器 85 張力段数表示回路 86 メーン制御箱 87 面板 88 コ字形吊り架 89 針柱 90 トリガー段変スイッチ 91 手動段変スイッチ 92 ボルト 93 キーボード信号 94 電源回路 95 周辺スイッチ信号入力回路 96 データ伝送回路 97 周辺装置信号出力回路 98 散熱ファン制御回路 99 電源穏圧回路 100 参考電圧回路 101 乱線防止装置信号出力回路 102 過負荷保護回路 103 データ伝送回路 104 面板メーン制御器回路 105 データ伝送回路 106 帯送りアラーム機構 107 帯震い機構 108 帯震い輪 109 モーター 110 ベース台 111 帯引き輪 112 スイッチ 113 タッチエレメント 114 敏感度調整エレメント 115 スプリング 116 調整ボルト 117 固定ネジ 118 L字形タッチ棒 120 ネジ 121 枢ピン 122 スライド槽 123 枢槽 124 欄阻柵目 125 段変スイッチ 126 段変スイッチ 127 枢動棒 128 帯緩めスイッチ機構 129 スイッチ箱 130 スイッチ 131 タッチ棒 132 スプリング 133 ネジ 134 ネジ 135 切り槽 136 切り槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA01 AA07 AA22 BA13 BB04 CA03 CB26 CC05 CE04 CE09 CE23 CE27 EA01 EB02 EB11 EB13 ED06 ED09 EH01 EH17 GD13 GE03 GE12 GE14 GG10 JA03 JA17 JA26 JA34 LA32 LA45 LA84 LA85 MA15 NA31 NA41 NA70 NA71 NA72 NA80 NB13 NB18 NC03 QA06 QA07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン用帯状材送り装置であって、 帯震い機構を備え、その帯震い機構は非円形の輪殻があ
    る帯震い輪と、帯震い輪を連結したモーターとを有し、
    帯震い輪を駆動して回転し、震動動作を生じ、帯状材に
    対して帯震い作用を発生して、堆積した帯状材を震い開
    け、 ミシンが取り付られた作業台板上に取り付けられる支え
    架組を備え、 作業台板の前側は使用者に近寄り、後側は前側と対峙
    し、左側は前側および後側の一端と連接して使用者の左
    側にあり、右側は前側および後側の別の一端と連接して
    使用者の右側にあり、 支え架組に取り付けられ、基板、モーター、帯送り輪、
    回転アームおよび帯圧輪を有する帯送り機構を備え、 前記基板は、支え架組に取り付けられ、 前記モーターは、基板に固定されて基板と垂直であり、 前記帯送り輪は中空の内孔を有し、モーターをその内孔
    の中に止め設け、 前記回転アームには回転軸があり、その回転軸を基板に
    枢設して基板と垂直にし、 前記帯圧輪は回転アームに設けられ、帯送り輪の輪面に
    押しつけられ、帯送り輪と帯圧輪との間を経由した帯状
    材を挟み圧し、帯状材に対して第一挟み圧部を形成し、
    帯状材はミシンの布圧脚と布送り歯との間の挟み圧によ
    り第二挟み圧部を形成し、帯状材の第一挟み圧部および
    第二挟み圧部を前後に挟み圧した帯段に張力段を形成さ
    せ、 帯送り輪の回転方向を制御して帯状材の張力段の張力の
    大きさを制御する帯状材張力制御構造を備えることを特
    徴とするミシン用帯状材送り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 帯送り機構は、ロード、操作棒、カムおよびスプリング
    を有し、 前記ロードは、前記回転アームの回転軸に止め設けら
    れ、 前記操作棒は、回転軸を有し、その回転軸によって基板
    に枢設され、 前記カムは、操作棒の回転軸に設けられ、前記ロードと
    接触し、 前記スプリングはロードと基板との間に作用して、ロー
    ドを揺り動かし、回転アームを駆動して回転させ、帯圧
    輪と帯送り輪とを接触させ、ならびにカムの回転によっ
    てロードを駆動して揺り動かし、回転アームの回転軸と
    回転アームとを駆動して回転させ帯圧輪と帯送り輪とを
    分開させることを特徴とするミシン用帯状材送り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 帯送り機構は、スイッチを有し、 前記スイッチは、基板に設けられ、回転アームの傍らに
    あり、回転アームの回転によって帯圧輪と帯送り輪とを
    分開させた時に、回転アームの駆動を受けて動作しモー
    ターの電源を切断することを特徴とするミシン用帯状材
    送り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 帯送り機構は、帯状材巻き付け防止板を有し、 前記帯状材巻き付け防止板は、帯送り輪の輪面の傍らに
    あり、帯送り輪の輪面上にはりついた帯状材を帯送り輪
    の輪面から削り離すことを特徴とするミシン用帯状材送
    り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 帯状材張力制御構造は、張力感知ロール、張力感知機構
    および張力制御回路を有し、 前記張力感知ロールは、基板に枢設され、第一挟み圧部
    と第二挟み圧部との間に設けられ、帯状材を巻き通し、
    帯状材の張力段の張力を張力感知ロールに加え、 前記張力感知機構は、基板に設けられ、張力感知ロール
    と枢接し、張力感知ロールの圧力を受けて電子信号に変
    え、帯状材張力実測値と定義し、 前記張力制御回路は、帯状材の帯状材張力設定値と張力
    感知機構に生じた帯状材張力実測値とに基づいてモータ
    ーの回転方向を決め、帯状材の張力を制御することを特
    徴とするミシン用帯状材送り装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 張力感知機構は、応変エレメントおよび応変感知要素を
    有し、 前記応変エレメントは、張力感知ロールと枢接し、張力
    感知ロールの圧力を測定して対応する応変量を生じ、 前記応変感知要素は、応変エレメント上にあり、張力感
    知ロールの圧力を受けて電子信号に変えることを特徴と
    するミシン用帯状材送り装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 張力制御回路は、張力感応拡大回路およびメーン制御器
    回路を有し、 前記張力感応拡大回路は、張力感知機構と連結して張力
    感知機構の電子信号を拡大し、 前記メーン制御器回路は、モーターの正回転および逆回
    転と、帯状材張力メーン設定値と、帯状材張力敏感度設
    定値とが含まれるデータを保存し、応変感知要素が感知
    した帯状材張力実測値に基づいて、事前に保存したデー
    タと比較した後に制御信号をモーター駆動器のメーン制
    御回路に出力し、モーターを経て回路を駆動し、モータ
    ーの正回転、逆回転または停止の動作を制御し、帯状材
    の張力を制御することを特徴とするミシン用帯状材送り
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 張力敏感度の設定値は、ゼロおよびゼロに近い値を含
    み、帯状材張力制御構造の帯状材張力のゼロ敏感度の制
    御に対して最高に達着させ、帯状材を引き放した後に帯
    状材を随意にストップさせることを特徴とするミシン用
    帯状材送り装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のミシン用帯状材送り装置
    であって、 支え架組は、コ字形挟み、支え柱、第一コネクタおよび
    吊りアームを有し、 前記コ字形挟みは、作業台板の任意の一辺に挟み止めら
    れ、 前記支え柱は、一端がコ字形挟みに連設され、作業台板
    の板面に垂直であり、 前記第一コネクタは、一端が支え柱の別の一端に設けら
    れ、 前記吊りアームは、一端が第一コネクタに止められてい
    ることを特徴とするミシン用帯状材送り装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のミシン用帯状材送り装
    置であって、 吊り棒および帯ガイド棒を備え、 前記吊り棒は、一端が帯送り機構の基板に止められ、 前記帯ガイド棒は、吊り棒の別の一端に枢設されている
    ことを特徴とするミシン用帯状材送り装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のミシン用帯状材送り
    装置であって、 コ字形挟みは、作業台板の後側に挟み止められ、 支え柱の底端はコ字形挟みの上側に縦設され、 第一コネクタは、支え柱の頂端に設けられ、 吊りアームの一端は第一コネクタに止められ、 帯送り機構は、吊りアームの別の一端にあって、ミシン
    の上側にあり、 帯送り機構の基板は吊りアームの別の一端に縦設され、 吊り棒は、ミシンの前側にあり、 帯状材は、先に帯送り機構の帯送り輪および帯圧輪を巻
    き経た後に、ミシンの前側の吊り棒を巻き通って吊り延
    ばされ、 ミシンの上側から帯を送り、帯状材を着物の上側に送っ
    て縫製の作業を進めることを特徴とするミシン用帯状材
    送り装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のミシン用帯状材送り
    装置であって、 帯ガイドロールを備え、その帯ガイドロールは作業台板
    の前側に枢設され、帯状材を作業台板の下側からミシン
    の布圧脚へ巻き向かせることを特徴とするミシン用帯状
    材送り装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のミシン用帯状材送り
    装置であって、 コ字形挟みは、作業台板の後側に挟み止められ、 支え柱の頂端はコ字形挟みの下側に連接し、 支え柱の底端は下に向かって吊り下がり、 第一コネクタは、支え柱に設けられてコ字形挟みの下側
    にあり、 吊りアームの一端は第一コネクタに連接し、 帯送り機構は吊りアームの別の一端に連接して、作業台
    板の下側にあり、 帯送り機構の基板は吊りアームの別の一端に縦設され、 吊り棒は作業台板の下側の所にあり、 帯状材は、先に帯送り機構の帯送り輪および帯圧輪を巻
    き通った後に、作業台板の下側の吊り棒を巻き通って吊
    り延ばされ、作業台板の前側に枢設された帯ガイドロー
    ルを巻き経て、最後にミシンの布圧脚に向けて送られ、 作業台板の下側から帯を送り、帯状材を着物の下側に送
    って縫製の作業を進めることを特徴とするミシン用帯状
    材送り装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のミシン用帯状材送り装
    置であって、 支え架組は、コ字形挟み、支え柱および第二コネクタを
    有し、 前記コ字形挟みは、作業台板の任意の一辺に挟み止めら
    れ、 前記支え柱は、コ字形挟みの上側に縦設され、 前記第二コネクタは、一端が支え柱の頂端に設けられ、
    別の一端が基板の側縁に設けられていることを特徴とす
    るミシン用帯状材送り装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のミシン用帯状材送り
    装置であって、 帯ガイド架、二つのリングスプリング、延伸棒、帯ガイ
    ド輪および向き換え架を備え、 前記帯ガイド架は、基板の柱棒に差し込まれ、 前記二つのリングスプリングは、柱棒にはめ込まれ、柱
    棒と封閉の枠部を形成し、帯状材を枠部に差し通し、 前記延伸棒は、一端が第二コネクタに固接し、 前記帯ガイド輪は、水平に延伸棒の別の一端に設けら
    れ、 前記向き換え架は、傾斜して延伸棒に設けられ、軸方向
    に互いに平行でない帯ガイド輪と帯ガイド架との間にあ
    ることを特徴とするミシン用帯状材送り装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のミシン用帯状材送り
    装置であって、 コ字形挟みは、作業台板の前側、右側または左側に挟み
    止められ、 支え柱はコ字形挟みの上側に縦設され、 帯送り機構の基板は水平に第二コネクタの別の一端に連
    接し、作業台板の側縁部にあり、 帯ガイド輪は、水平に延伸棒の別の一端に設けられ、 帯状材は、先に帯ガイド輪を巻き経て、向き換え架を差
    し込んで向きを変えた後に、縦立した帯ガイド架を巻き
    経て直立状態に変え、その後帯送り機構の帯送り輪およ
    び帯圧輪を巻き経て、最後に帯状材は直立にミシンの布
    圧脚の近くにある布ガイド器に向けて送られ、 作業台板の側縁から帯を送り、帯状材を着物の側縁に包
    み縫うことを特徴とするミシン用帯状材送り装置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載のミシン用帯状材送り
    装置であって、 コ字形挟みは、作業台板の後側に挟み止められ、 支え柱は、コ字形挟みの上側に縦設され、 帯送り機構の基板は水平に第二コネクタの別の一端にあ
    って、作業台板の側縁部にあり、 帯ガイド輪は、水平に延伸棒の別の一端に設けられ、 帯状材は、先に帯ガイド輪を巻き経て、向き換え架を差
    し込んで向きを変えた後に、縦立した帯ガイド架を巻き
    経て直立状態に変え、その後帯送り機構の帯送り輪およ
    び帯圧輪を巻き経て、最後に帯状材は直立にミシンの布
    圧脚の近くにある布ガイド器に向けて送られ、 作業台板の後側から帯を送り、帯状材を着物の側縁に包
    み縫うことを特徴とするミシン用帯状材送り装置。
  18. 【請求項18】 請求項1記載のミシン用帯状材送り装
    置であって、 帯送りアラーム機構を備え、 前記帯送りアラーム機構は、帯震い機構と帯送り機構と
    の間に設けられ、ベース台、スイッチ、タッチエレメン
    ト、敏感度調整エレメント、スプリング、調整ボルト及
    びL形タッチ棒を有し、 前記ベース台にはスライド槽があり、 前記スイッチは、ベース台に設けられ、 前記タッチエレメントは、ベース台に枢設され、スイッ
    チと隣接し、タッチエレメントの枢転動作はスイッチを
    タッチしてスイッチに動作をさせ、 前記敏感度調整エレメントは、調整ができるようにベー
    ス台のスライド槽に滑り設けられ、敏感度調整エレメン
    トとタッチエレメントとの間の距離を調整し、 前記スプリングは、敏感度調整エレメントとタッチエレ
    メントとの間にあり、その弾力でタッチエレメントをス
    イッチに対してタッチしない状態に保持し、 前記調整ボルトは、一端がベース台に設けられ、敏感度
    調整エレメントと螺接することで、敏感度調整エレメン
    トとタッチエレメントとの間の距離を調整し、 前記L形タッチ棒は、一端がタッチエレメントに連結す
    ることで、敏感度調整エレメントを調整して、ベース台
    のスライド槽に沿って移動させ、敏感度調整エレメント
    とタッチエレメントとの間の距離を調整し、L形タッチ
    棒の敏感度を調整し、 帯状材の乱線部の阻止または引きずりすぎにより、継続
    して前に向かって前進することができず、または容易に
    継続して前進することができない場合、帯送り機構が継
    続して帯状材を巻き引くことで、帯状材はきつく引っ張
    られてL形タッチ棒にタッチして圧し、L形タッチ棒は
    タッチエレメントを駆動して枢転し、タッチスイッチは
    アラーム動作を生じることを特徴とするミシン用帯状材
    送り装置。
JP2002126921A 2002-04-26 2002-04-26 ミシン用帯状材送り装置 Pending JP2003320189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126921A JP2003320189A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 ミシン用帯状材送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126921A JP2003320189A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 ミシン用帯状材送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003320189A true JP2003320189A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29541194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002126921A Pending JP2003320189A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 ミシン用帯状材送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003320189A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049907A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha ミシン
CN108708090A (zh) * 2018-08-14 2018-10-26 常州智谷机电科技有限公司 饰条送带装置
CN110193945A (zh) * 2016-11-04 2019-09-03 陶雅丽 用于橡筋加工设备
CN110565282A (zh) * 2019-09-30 2019-12-13 宁波舒普机电股份有限公司 一种罗纹圆领自动缝纫机
CN114960047A (zh) * 2022-04-02 2022-08-30 朗进科技(浙江)有限公司 一种橡筋机双工位缝纫排列结构

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005049907A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha ミシン
US7370592B2 (en) 2003-11-19 2008-05-13 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha Sewing machine
CN110193945A (zh) * 2016-11-04 2019-09-03 陶雅丽 用于橡筋加工设备
CN110193945B (zh) * 2016-11-04 2021-03-12 陶雅丽 用于橡筋加工设备
CN108708090A (zh) * 2018-08-14 2018-10-26 常州智谷机电科技有限公司 饰条送带装置
CN110565282A (zh) * 2019-09-30 2019-12-13 宁波舒普机电股份有限公司 一种罗纹圆领自动缝纫机
CN110565282B (zh) * 2019-09-30 2024-05-28 舒普智能技术股份有限公司 一种罗纹圆领自动缝纫机
CN114960047A (zh) * 2022-04-02 2022-08-30 朗进科技(浙江)有限公司 一种橡筋机双工位缝纫排列结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6031380B2 (ja) 二本針ミシン
JP2003320189A (ja) ミシン用帯状材送り装置
JP2006102396A (ja) ミシン
US7313897B2 (en) Garment bagging apparatus
JP3393553B2 (ja) 製袋包装機
JPH06166951A (ja) 検反機
EP3146861B1 (en) Bonding device
KR100435037B1 (ko) 재봉 기구의 벨트 재료 공급장치
WO2017110328A1 (ja) ミシン
JPH0956945A (ja) 伸縮テープ用フィーダー
WO2010055579A1 (ja) 巻き寿司製造方法及び巻き寿司製造装置
JP3430246B2 (ja) 伸縮テープ用フィーダー
KR20050031055A (ko) 재봉틀 실조임 장치
JP3729407B2 (ja) 縫製装置及び縫製装置の針棒位置変更制御プログラム
JP5149541B2 (ja) 布位置調整装置
JPH0220278B2 (ja)
CN210012399U (zh) 一种条形材料整平送料机
JP2000005473A (ja) 伸縮テープ用フィーダー
JP3582126B2 (ja) ミシンの糸調子装置
JP4722331B2 (ja) ミシンのスタッカ装置
CN218008328U (zh) 一种高效型衬衫加工用领角翻领工装
JP2903624B2 (ja) ミシンの布押え装置
US20140116310A1 (en) Sewing machine and non-transitory computer-readable medium
JP2011026870A (ja) ワイヤ弛み検知装置
JPS6352913B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050818