JP2003319442A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2003319442A
JP2003319442A JP2002123353A JP2002123353A JP2003319442A JP 2003319442 A JP2003319442 A JP 2003319442A JP 2002123353 A JP2002123353 A JP 2002123353A JP 2002123353 A JP2002123353 A JP 2002123353A JP 2003319442 A JP2003319442 A JP 2003319442A
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の位置登録方式が混在するネットワーク環
境下における通信システムであって、移動端末がそのこ
とを意識せずに位置登録やパケット受信を行うことがで
きるもの、移動端末が利用するアプリケーションの種類
等に応じ自動的に適切な位置登録方式を選択・使用する
ものを提供する。 【解決手段】複数の位置登録方式が混在したシステムに
おいて、エッジノードあるいは上位の通信ノードが、移
動端末からの位置登録信号を必要に応じては変換を行っ
て、接続されたネットワークに合わせた位置登録を行
う。あるいは、移動端末が利用するアプリケーションの
種類等の移動端末の使用形態および状況に対応して、移
動端末あるいはエッジノード等で自動的に適切な位置登
録方式を選択・使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばネットワー
クがそれぞれにマイクロモビリティー、マクロモビリテ
ィーいずれかをサポートしている、あるいはあるネット
ワークがマイクロモビリティー、マクロモビリティーの
両方をサポートしている等の複数の位置登録方式が混在
した移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】個々の移動通信システムでは、無線アク
セス方式(例えば、PHSシステム、PDCシステム、
W-CDMAシステム) 毎にそれぞれ特有の位置登録方式が採
用されている。異なる通信制御方式(無線通信方式)の
ネットワークは、それぞれに特色を持っている。例えば
セルラー電話は、高速移動中でも通信が可能で、サービ
ス地域が広いといったメリットを有しているが、利用料
金が高いというデメリットもある。一方、PHSは、利
用料金が安く、データの高速伝送が可能でマルチメディ
ア通信に向いているというメリットがあるが、車中等で
の高速移動中は利用できないなどのデメリットもある。
【0003】移動端末は、通常はある通信制御方式に対
応しており、適合する通信制御方式の基地局の在圏エリ
ア内で利用可能である。この移動端末は、当然ながら他
の位置登録方式のエッジノード(基地局)のサービスエ
リア内であってもこの位置登録方式のネットワークを利
用することはできない。一般に、特定の位置登録方式に
適合した移動端末は、当該位置登録方式のネットワーク
内でのみ利用可能である。
【0004】複数の通信制御方式が利用可能な状況下で
移動端末を活用するために、移動端末をそれぞれの通信
制御方式に適応させると好適であり、単一の移動端末で
複数のネットワークで利用可能な移動端末も、実用に供
されている。このような移動端末では、ユーザは、在圏
ゾーンや使用目的に応じて、利用する通信制御方式・ネ
ットワークを選択・指定して使い分けている。実際に移
動端末を使用するためには、現在位置をネットワーク側
に知らせる位置登録をしなければならない。
【0005】異なる移動通信方式に基づく移動通信網そ
れぞれを介しての通信において、移動端末装置からの位
置登録要求処理に関する技術が、例えば特開平11−3
41545号公報に開示されている。この技術によれ
ば、GSM網およびPHS網は、移動端末装置から位置
登録要求を受けた場合に、この移動端末装置の自網にお
ける位置登録処理をするとともに、他方の通信網に当該
移動端末装置の位置登録を要求し、要求された網では当
該移動端末装置に関する所定の位置登録処理を行う。こ
れにより、移動端末装置における位置登録要求の実行頻
度を抑えて省電力化を図っている。
【0006】また、異なる移動通信方式に基づく移動通
信網が混在するシステムにおいて、混在ゾーンにおける
異なる無線通信方式を切替選択できる移動端末により、
位置登録、発呼、着呼、基地局識別その他の通信を制御
するための制御情報を、異なる無線通信方式のゾーンが
互いに補完しあうことにより共用する技術が、特開平8
−265835号公報に開示されている。同技術によれ
ば、呼損率を低下させることができるなど、異なる無線
通信方式が混在する無線ゾーンを効率よく運用すること
ができ、また、位置情報のためのデータベースに必要な
位置情報量を低減させることができる。
【0007】移動端末装置を使用するユーザが、回線制
御装置に接続されているネットワーク情報を知らなくて
も、利用可能なネットワークのうち最適なものを自動的
に選択して接続を行うようにすると便利である。例え
ば、特開平10−327463号公報(携帯用情報移動
端末装置)は、複数の通信機能を併せ持つ多モードの通
信移動端末装置において所望の通信機能へ切換えるため
にボタン操作が必要で使用者に煩わしさを与える難点を
解決する技術を開示している。同公報は上述の問題点を
解決するために、例えばセルラー電話とPHSなどの複
数の無線通信手段を有し、料金および/または前記無線
通信手段を利用して送受信する内容に基づいて優先度を
決定し、この優先度により前記複数の無線通信手段のい
ずれかを利用可能にするようにした携帯用情報移動端末
装置その他を開示している。
【0008】セルラーに代表される移動通信システムに
おける主サービスは、電話としての利用であるが、加え
て、データ通信によるショートメッセージの利用も普及
している。ショートメッセージに関する技術は、特開2
001−16632号公報等に開示がある。また、現在
では、移動端末単体で企業内LANやインターネットと
いったIPネットワークへの接続が可能になっている。
このように、単一の移動通信システム(ネットワーク)
においても、複数の通信制御方式が混在して利用可能に
なっている。
【0009】移動通信システムにおいて移動する移動端
末までデータを運ぶための方式に大きく分けると2種類
考えられる。これに合わせて、移動端末がデータを運ぶ
先をネットワーク側に知らせる位置登録方式が2種類あ
る。すなわち、狭いエリアにおいて移動する移動端末に
適した位置登録方式(マイクロモビリティー)および広
いエリアにおいて移動する移動端末に適した位置登録方
式(マクロモビリティー)である。
【0010】マイクロモビリティーは、送受信するデー
タの到達遅延が少ないという利点を持つが、逆に広いエ
リアでマイクロモビリティーを活用するとネットワーク
への負荷が大きいという欠点を持つ。一方、マクロモビ
リティーは、データ通信を行う上でネットワークへの負
荷を小さくする利点を有しているが、逆に狭いエリアに
おいてマクロモビリティーを活用するとデータ遅延時間
が大きくなる欠点がある。
【0011】位置登録方式にはそれらの機能や性能にそ
れぞれ独自の特徴がある。例えば、パケット通信を例に
とると、高速パケット通信が可能だが、スケールしない
位置登録方式の例としてセルラーIP(Cellular IP )
が挙げられる。セルラーIPの場合、位置登録信号を発
するたびにルーティングテーブルを書き換える。このた
め移動端末の頻繁な移動に対応できる利点があるがスケ
ールしない欠点も持つ。
【0012】また、高速なパケット通信が難しいがスケ
ールするの例としてモバイルIP(Mobile IP )があ
る。Mobile IP の場合、パケットをカプセル化し、ま
た、経由するノードのアドレスをヘッダーに追加するこ
とで移動先の移動端末にパケットを届けることができ
る。このためスケーラブルである利点があるが、移動端
末が頻繁に移動する場合は対応が難しい。
【0013】この、Mobile IP に関する先行技術とし
て、特開平11−355281号公報、特開平11−8
8433号公報、特開2000−224233号公報、
特開2001−274834号公報を挙げることができ
る。また、特開2001−197558号公報、特開2
001−224070号公報等もMobile IP に関する技
術を扱っている。Mobile IP 自体については良く知られ
ており、ここでは説明を省略する。
【0014】ところで、複数の位置登録方式が利用可能
な状況下で、もしも複数の位置登録方式の一つのみに対
応した単一の移動端末で上述の相互に利用可能な複数の
ネットワークを活用できるならば非常に好ましく実現が
望まれる。この場合にも、ユーザが、複数の位置登録方
式を意識することなく使用目的に応じて、最適な位置登
録方式が選択されるのが好ましい。本発明はこのような
技術を新たに提案することを第1の目的としている。
【0015】また、従来の移動端末においては、発呼・
着呼に応じその使用目的により規定のアプリケーション
が起動され規定の位置登録方式を用いて通信が実行され
る。そして、移動端末と通信する上位ノードでは、所定
の位置登録方式に従って処理が行われるが、従来用いら
れる位置登録方式は、ネットワークの状況によっては必
ずしも最適とは言えない。例えば、電話等のリアルタイ
ム性の高い通信、大容量のデータ通信にはCellular IP
を用いることが必要と考えられるが、ショートメッセー
ジ等の遅延が許される小容量データの転送、あるいは移
動速度がゆっくりな移動端末にはネットワークに負荷が
かからないMobile IP で充分である。
【0016】従って、複数の位置登録方式が混在したネ
ットワークにおけるパケット通信においては、規定の位
置登録方式とは異なるより最適な位置登録方式を活用し
ネットワークの負荷を減ずることが好ましい。この場
合、ユーザが、複数の位置登録方式を意識することなく
使用目的に応じて、最適な位置登録方式が選択されるの
が好ましい。本発明はそのための技術を新たに提案する
ことを第2の目的としている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の位置
登録方式が混在するネットワーク環境下での上述したよ
うな実状に鑑みてなされたもので、複数の位置登録方式
が混在するネットワーク環境下において、移動端末ユー
ザがそのことを意識せずに位置登録、並びにパケット受
信を行うことができる、使い勝手を向上させた移動通信
システムを提供することを課題とする。
【0018】また、本発明では、複数の位置登録方式が
混在するネットワーク環境下において、移動端末が利用
するアプリケーションの種類等の移動端末の使用形態お
よび状況に対応してユーザが意識せず自動的に適切な位
置登録方式を選択・使用するようにしてネットワークの
負荷を減ずることができる移動通信システムを提供する
ことを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】課題解決のため、請求項
1の発明では、少なくとも第1の位置登録方式に対応す
る移動端末Aと、この移動端末Aと無線で回線接続され
る前記第1の位置登録方式および第2の位置登録方式に
対応した複数のエッジノードCと、前記エッジノードC
に接続され前記第1の位置登録方式に対応したネットワ
ークAと、他の前記エッジノードCに接続され前記第2
の位置登録方式に対応したネットワークBとを含み移動
通信システムを構成し、前記ネットワークBに接続され
たエッジノードCが、前記移動端末Aからの位置登録信
号受信に対応して前記第2の位置登録方式に変換して当
該移動端末Aの位置登録を行うようにする。
【0020】請求項2の発明では、少なくとも第1の位
置登録方式に対応する移動端末Aと、この移動端末Aと
無線で回線接続される複数のエッジノードAと、前記エ
ッジノードAに接続され前記第1の位置登録方式に対応
したネットワークAと、前記移動端末Aと無線で回線接
続される前記第1の位置登録方式および第2の位置登録
方式に対応した複数のエッジノードCと、このエッジノ
ードCに接続され前記第1の位置登録方式および第2の
位置登録方式に対応する通信ノードCと、この通信ノー
ドCに接続され前記第2の位置登録方式に対応したネッ
トワークBとを含み移動通信システムを構成し、前記ネ
ットワークBに接続された前記通信ノードCが、前記移
動端末Aからの位置登録信号受信に対応して前記第2の
位置登録方式に変換して当該移動端末Aの位置登録を行
うようにする。
【0021】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2記載の移動通信システムで、前記第1の位置登録方
式はW-CDMAシステムの位置登録方式とし、前記第2の位
置登録方式はモバイルIPとする。上記各発明によれ
ば、エッジノードあるいは上位の通信ノードが、移動端
末からの位置登録信号を必要に応じては変換を行って、
接続されたネットワークに合わせた位置登録を行うの
で、移動端末ユーザは、位置登録方式が混在するネット
ワーク環境下においてもそのことを意識せずにエリアを
移動して位置登録、並びにパケット受信を行うことがで
き、使い勝手を向上させた移動通システムが実現でき
る。
【0022】請求項4の発明では、第1の位置登録方式
および第2の位置登録方式に対応する移動端末Cと、こ
の移動端末Cと無線で回線接続される前記第1の位置登
録方式および第2の位置登録方式に対応した複数のエッ
ジノードNと、前記エッジノードNに接続され前記第1
の位置登録方式および第2の位置登録方式に対応したネ
ットワークMと含み移動通信システムを構成し、前記エ
ッジノードNが、前記移動端末Cの送出する第1の位置
登録方式または第2の位置登録方式に基づく位置登録信
号を受信して、所定の条件に応じて第1の位置登録方式
または第2の位置登録方式のいずれかに基づき当該移動
端末Cの位置登録を行うようにする。
【0023】請求項5の発明では、第1の位置登録方式
および第2の位置登録方式に対応する移動端末Cと、こ
の移動端末Cと無線で回線接続される前記第1の位置登
録方式および第2の位置登録方式に対応した複数のエッ
ジノードNと、前記エッジノードNに接続され前記第1
の位置登録方式および第2の位置登録方式に対応した通
信ノードNと、この通信ノードNに接続され前記第1の
位置登録方式および第2の位置登録方式に対応したネッ
トワークMと含み移動通信システムを構成し、前記通信
ノードNが、前記移動端末Cの送出する第1の位置登録
方式または第2の位置登録方式に基づく位置登録信号を
受信して、所定の条件に応じて第1の位置登録方式また
は第2の位置登録方式のいずれかに基づき当該移動端末
Cの位置登録を行うようにする。
【0024】請求項6の発明では、第1の位置登録方式
および第2の位置登録方式に対応する移動端末Mと、こ
の移動端末Mと無線で回線接続される前記第1の位置登
録方式および第2の位置登録方式に対応した複数のエッ
ジノードMと、前記エッジノードMに接続され前記第1
の位置登録方式および第2の位置登録方式に対応したネ
ットワークMと含み移動通信システムを構成し、前記移
動端末Mが、所定の条件に応じて第1の位置登録方式ま
たは第2の位置登録方式のいずれかに基づく位置登録信
号を送信するようにする。
【0025】請求項7の発明では、請求項4〜6のいず
れか1項に記載の移動通信システムにおいて、前記所定
の条件を移動端末の使用するアプリケーションの種類と
する。請求項8の発明は、請求項7に記載の移動通信シ
ステムで、移動端末が使用するアプリケーションの種類
が位置登録信号にピギーバックされる。
【0026】請求項9の発明では、請求項4〜6のいず
れか1項に記載の移動通信システムにおいて、前記所定
の条件を移動端末の予め定められた優先度とする。請求
項10の発明では、請求項4〜6のいずれか1項に記載
の移動通信システムにおいて、前記所定の条件を移動端
末の使用可能な移動速度の程度とする。
【0027】また、請求項11の発明では、請求項4〜
10のいずれか1項に記載の移動通信システムにおい
て、前記第1の位置登録方式をセルラIPとし、前記第
2の位置登録方式をモバイルIPとする。請求項12の
発明では、請求項7または請求項8に記載の移動通信シ
ステムにおいて、前記移動端末のアプリケーションの種
類が小容量のパケット通信の場合には位置登録方式にモ
バイルIPを選択し、高速パケット通信の場合には位置
登録方式にセルラIPを選択する。
【0028】請求項4〜12の発明によれば、移動端末
が利用するアプリケーションの種類等の移動端末の使用
形態および状況に対応して、移動端末あるいはエッジノ
ード等で自動的に適切な位置登録方式を選択・使用する
ようにしているため、ユーザが意識することなしにネッ
トワークの負荷を減ずることが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】前述したように、無線アクセス方
式(例えば、PHS システム、PDC システム、W-CDMAシス
テム)にはそれぞれ特有の位置登録方式がある。本発明
では、ネットワークのエッジノードが、これらの位置登
録方式間の変換を行うゲートウェイ的な役割を行う。ま
た、本発明ではエッジノードが無線アクセス方式特有の
位置登録方式からインターネット特有の位置登録方式(
例えば、Mobile IP)間の変換を行うゲートウェイ的な役
割を行う。
【0030】また、本発明では、移動端末が使うアプリ
ケーション、例えばショートメッセージ(データ通信
量:少)か、高速データ通信(データ通信量:大)か等
に応じてエッジノードが位置登録方式を選択し必要に応
じて位置登録方式を変換するようになっている。当然な
がら、この場合、網側では移動端末が利用する位置登録
方式の内、少なくとも2つはサポートしているものとす
る。或いは、移動端末自体がアプリケーションに応じて
位置登録方式を自動的に選択し、必要ならば位置登録方
式を変換するように構成する。
【0031】〔第1実施例〕以下、実施例を順に挙げ図
面を用いて本願各発明を詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施例の移動通信システムの主要関連部を示す
構成図である。この実施例は、例えばモバイルIP(Mob
ile IP) とW-CDMA間の変換等の位置登録方式の変換を行
うものである。本実施例では、移動端末が位置登録方式
の異なるネットワークを利用しているエリアに入った時
にも位置登録方式が異なっていることを意識しないで済
む。
【0032】図1によれば、実施例システムは、移動端
末A:110 、移動端末B:120 、ネットワークA:201
、ネットワークA:201 に接続されたエッジノード
M:310、ネットワークB:202 、ネットワークB:202
に接続されたエッジノードM:320 を含み構成されて
いる。なお、本明細書では移動端末、エッジノード、ネ
ットワークについては種類の異なるものは、例えば移動
端末A、移動端末B、…等、異なるアルファベット文字
を付けて種類を明示することとする。ネットワークには
他にもエッジノードが多数接続されるが図示を省略して
ある。システムによっては、各エッジノードが図示しな
い適宜の制御ノードを介してネットワークに接続された
構成をとる。
【0033】ここでは、移動端末A:110 は第1の位置
登録方式401 のみに対応しており、移動端末B:120 は
第2の位置登録方式402 のみに対応しており、また、ネ
ットワークA:201 は第1の位置登録方式401 のみに対
応しており、ネットワークB:202 が第2の位置登録方
式402 のみに対応しているものとする。また、エッジノ
ードM:320 は、第2の位置登録方式402 に適合してい
るが同時に移動端末A:110 との間で第1の位置登録方
式401 に基づく信号を送受信可能に構成されているもの
とする。
【0034】上記エッジノードM:310,320 は、図2の
概略ブロック図に示すように無線インターフェース部30
1 、ネットワークインターフェース部302 、制御部303
、位置登録方式判定部304 、位置登録方式選択部305
、位置登録方式変更部306 から構成されている。無線
インターフェース部301 は無線を終端している。ネット
ワークインターフェース部302 はネットワーク201、202
とのインターフェースを提供する。位置登録方式判定
部304 は無線インターフェース部301 、ネットワークイ
ンターフェース部302 を通ってきた信号の内、位置登録
信号を認識し、その位置登録に関する方式を認識する機
能部である。位置登録方式選択部305 はネットワーク20
2 でサポートしている位置登録方式に一致した、或いは
適切な位置登録方式を選択する機能部である。位置登録
方式変更部306 は位置登録方式選択部305 で決定した位
置登録方式が外部から届いた信号の位置登録方式と違う
時に変更を行う機能を持つ。制御部303 はエッジノード
320 内の各機能を統括する。
【0035】次に、上記実施例の動作について図3のエ
ッジノードMでの位置登録処理を示すフローチャートを
参照して説明する。ネットワークA:201 のエッジノー
ドM:310 の在圏内にある移動端末A:110 は、位置登
録信号をネットワークA:201 に向けて発する。ここで
はこの信号は第1の位置登録方式401 に対応したものと
する。
【0036】エッジノードM:310 は、この位置登録信
号を受信する(S301 )。そして、位置登録信号の方式
を検出し(S302 )、検出された方式が当該エッジノー
ドM:310 で容認している位置登録信号方式(ネットワ
ークA:201 の位置登録方式401 )と同じか否かを判定
する(S303 )。この例では当該位置登録信号はネット
ワークA:201 の位置登録方式401 と同じ方式なので
(S303:YES )、エッジノードM:310 は位置登録方式
401 に基づいて位置登録処理を行う。すなわち、ネット
ワークインターフェース部302 からネットワークA:20
1 に位置登録信号を送信する(S305 )。位置登録信号
は、例えばW-CDMAシステムであれば移動通信システムの
加入者を管理するためのデータベースである図示しない
HLR(Home Location Register:ホーム位置レジス
タ)に送られ位置登録情報が管理される。以降は、移動
端末A:110 は、自由に所望の相手先移動端末と位置登
録方式401 に対応したパケット送信が可能となる。ま
た、この移動端末に対する通信は、ネットワークA:20
1 からエッジノード310 を介して着信する。
【0037】なお、エッジノードM:310 では、ネット
ワークA:201 の位置登録方式401以外の位置登録信号
を受信した場合には(判定過程S303:NO)、当該位置登
録信号をネットワーク100 の位置登録方式200 と同じ方
式に変換して(S304 )送信する(S305 )。
【0038】この後、同じ移動端末A:110 が位置登録
方式の適合しないネットワークB:202 (位置登録方式
402 )のエッジノードM:320 の配下ゾーンに移動した
とする。この場合も、図3に示すように移動端末A:11
0が発した位置登録信号がエッジノードM:320 により
受信される(S301 )。エッジノードM:320 では、こ
の信号は位置登録方式401 に基づいた信号であることを
検出し(S302 )、検出された方式がネットワークB:
202 の位置登録方式402 と同じか否かを判定する(S30
3 )。
【0039】この場合には、当該位置登録信号はネット
ワークB:202 の位置登録方式402とは異なる方式なの
で(S303:NO)、エッジノードM:320 は当該信号をネ
ットワークB:202 の位置登録方式402 に適した信号に
変換し(S304 )、ネットワークインターフェース部30
2 からネットワークB:202 に位置登録信号を送信する
(S305 )。登録情報は、例えばW-CDMAシステムであれ
ば図示しない前記HLRに送られ更新・管理される。こ
うして、エッジノードM:320 は位置登録方式402 に基
づいて移動端末A:110 の位置登録の処理を行う。以降
は、移動端末A:110 は、自由に所望の相手先移動端末
とパケット通信が可能となる。
【0040】上記説明では、第1の位置登録方式401 の
みに対応した移動端末A:110 の場合を説明したが、第
2の位置登録方式402 のみに対応した移動端末Bに関し
てもこれまで説明したのと同等の作用・効果が得られ、
第1の位置登録方式401 のみに対応したネットワークA
の在圏内に移動した場合を含めどのネットワークがどん
な位置登録方式を用いているか意識せずにパケットの送
受信を行うことができる。
【0041】移動端末は2つの位置登録方式401,402 に
対応しているものでも良く、このような移動端末の場合
にも移動して位置登録方式が異なるエリアに入ったこと
を移動端末が瞬時に知る必要がないという利点がある。
【0042】なお、実施例のシステムには、ネットワー
クA:201 に位置登録方式401 にのみ対応したエッジノ
ードを、またネットワークB:202 には位置登録方式40
2 にのみ対応したエッジノードが接続されて混在しても
良いが図では省略している。
【0043】上述の如く、第1実施例では、移動端末を
異なる位置登録方式のネットワークを介して利用でき、
ネットワーク資源が活用できる。一連の位置登録過程に
おいて、移動端末の利用ユーザは、どのネットワークが
どんな位置登録方式を用いているか意識せずにパケット
の送受信を行うことができて使い勝手が向上しユーザの
利便性が増す。なお、この発明は、モバイルIPとW-CD
MA間のみでなく特定の位置登録方式に依らず適用ができ
る。
【0044】この他、上述第1実施例では、各エッジノ
ードが位置登録方式の変換を必要に応じて行っている
が、この発明ではエッジノードに変換機能を持たせず各
エッジノードに接続された上位の通信ノードにてエッジ
ノードから転送された位置登録信号に対して上述したと
同様な処理を行うようにして、異なる位置登録方式間の
変換を行うように構成することができ、同様の効果を得
ることができる。
【0045】〔第2実施例〕次に、第2の実施例につい
て図面を用いて説明する。図4は、本発明の第2実施例
の移動通信システムの主要関連部を示す構成図である。
図4によれば、実施例システムは、移動端末C:130 、
単一のネットワークM:202、およびエッジノードN:3
30 から構成されている。
【0046】上記ネットワークM:203 は、第1の位置
登録方式403 および第2の位置登録方式404 の双方に対
応している。ここで、第1の位置登録方式403 は、スケ
ーラブルであるが、高速移動、または高速データ通信を
する移動端末へのパケット送信に適さない方式であると
する。例えばモバイルIPのようにヘッダーを付与して
移動端末が現在いる所までデータを運ぶデータ送信方式
に依存した位置登録方式がこれに相当する。一方、第2
の位置登録方式404 は、スケーラブルではないが高速移
動、または高速データ通信をする移動端末へのパケット
送信に適する方式であるとする。例えばセルラIPのよ
うに途中のノードが持つデータの運び先を示すテーブル
(routing table) の書き換えを行い移動端末が現在いる
所までデータを送信する方式に依存した位置登録方式が
これに相当する。
【0047】本実施例のエッジノードN:330 は、移動
端末C:130 が使用するアプリケーションの種類を基準
として、位置登録方式403 または404 のどちらかで処理
すべきかを判断・選択する機能を有していて、選択した
位置登録方式に基づいて所定の図示しない上位ノードと
通信を行う。
【0048】上記エッジノードN:330 の概略ブロック
図を図5に示す。エッジノードN:330 は、先の図2の
エッジノードと類似した構成を有しており、無線インタ
ーフェース部301A、ネットワークインターフェース部30
2A、制御部303A、位置登録方式判定部304A、位置登録方
式選択部305A、位置登録方式変更部306Aから構成されて
いる。無線インターフェース部301Aは無線を終端してい
る。ネットワークインターフェース部302Aはネットワー
クM:203 とのインターフェースを提供する。位置登録
方式判定部304Aは無線インターフェース部301A、ネット
ワークインターフェース部302Aを通ってきた信号の内、
位置登録信号を認識し、その位置登録に関する方式を認
識する機能部である。
【0049】位置登録方式選択部305Aはネットワーク
M:203 でサポートしている位置登録方式の中から、移
動端末C:130 の使用アプリケーションに応じて適切な
位置登録方式を選択する機能部である。位置登録方式変
更部306Aは位置登録方式選択部305Aで決定した位置登録
方式が外部から届いた信号の位置登録方式と違う時に変
更を行う機能を持つ。制御部303AはエッジノードN:33
0 内の各機能を統括する。
【0050】本実施例における移動端末C:130 は、通
常の構成で良く位置登録方式403 または404 のどちらか
を実装していれば良いが、位置登録方式403 および404
の両方を実装していても良い。
【0051】次に、第2実施例の動作を図6のフローチ
ャート(エッジノードN:330 における位置登録処理を
表す)を参照して説明する。エッジノードN:330 が、
移動端末が使用するアプリケーションの種類を知る方法
は主として位置登録信号にピギーバックされていること
による。先ず、エッジノードN:330 の通信エリア内に
在圏する移動端末C:130 は、ネットワークM:203 に
対して位置登録信号を発する。この時、移動端末C:13
0 ではアプリケーションで使うデータを位置登録信号に
付随して(ピギーバックして)エッジノードN:330 に
送る。この信号は移動端末に依存した位置登録方式に対
応したものとする。
【0052】位置登録信号を受け取ったエッジノード
N:330 では、この位置登録信号を受信し(S601 )、
位置登録方式判定部304Aで位置登録信号の方式を検出す
る(S602 )。続いて、位置登録方式選択部305Aにて、
位置登録信号にアプリケーションのデータが付随してい
るか否かを判定し(S603)、この場合は付随している
(S603:YES)ので位置登録信号に付随しているアプリケ
ーションのデータよりアプリケーションの種類を認識す
る(S607)。そして、移動端末C:130 が利用するアプ
リケーションの種類に応じて(判断の基準として)、当
該アプリケーションに適した位置登録方式を選択する
(S608 )。
【0053】実施例では、位置登録方式403 または404
のどちらかで処理すべきかを判断・選択する。すなわ
ち、移動端末C:130 が利用するアプリケーションに応
じて小容量のパケット通信なら位置登録方式403 、高速
パケット通信をするなら位置登録方式404 といったよう
に位置登録方式を選択する。
【0054】そして、受信位置登録信号が選択した位置
登録方式信号と同じかを判定し(S609)、同じ場合には
(S609:YES)そのままネットワークインターフェース部
302Aから位置登録信号を送信する(S611)。しかし、位
置登録信号が選択した位置登録方式と異なる場合には
(S609:NO )、選択した位置登録方式の信号に変換して
(S610 )、ネットワークインターフェース部302Aから
ネットワークM:203 に位置登録信号を送信する(S61
1 )。
【0055】登録情報は、例えばW-CDMAシステムであれ
ば移動通信システムの加入者を管理するためのデータベ
ースである図示しないHLRに送られ管理される。以降
は、移動端末C:130 は、自由に所望の相手先移動端末
とパケット通信が可能となる。また、この移動端末C:
130 に対する通信は、ネットワークM:203 からエッジ
ノードN:330 を介して着信する。
【0056】なお、実施例のエッジノードN:330 で
は、移動端末C:130 が使用するアプリケーションの種
類をエッジノードN:330 が知る方法について、上述し
た以外にも、位置登録信号を送る前にあらかじめネゴシ
エーションしておく場合にも対応している。この場合、
位置登録信号を送る前に移動端末とエッジノードの間で
利用するアプリケーションに関する情報をあらかじめ共
有する。
【0057】この場合の処理は、位置登録信号を受け取
ったエッジノードN:330 では、この位置登録信号を受
信し(S601 )、位置登録方式判定部304Aで位置登録信
号の方式を検出する(S602 )。位置登録信号にはアプ
リケーションのデータは付随していないが(S603:NO
)、エッジノードN:330 は、移動端末C:130 が利
用するアプリケーションを事前に知っており(S604:YE
S)、以降は処理過程(S608)からの処理を行う。すな
わち、既述したと同様に移動端末C:130 が利用するア
プリケーションの種類に応じて(判断の基準として)、
当該アプリケーションに適した位置登録方式を選択し
(S608)、位置登録信号を(選択した位置登録方式と異
なる場合には変換して(S609,S610 ))、ネットワーク
インターフェース部302AからネットワークM:203 に位
置登録信号を送信する(S611)。
【0058】なお、エッジノードN:330 側でアプリケ
ーションについて知ることができない移動端末に対して
は、前述処理過程S604の判定において“NO”となるの
で、受信した信号は容認している位置登録方式信号と同
じか否かを判定し(S605)、判定結果が“YES ”であれ
ばそのまま位置登録信号をネットワークに送信するが
(S611)、判定結果が“NO ”であれば、容認している
位置登録方式信号に変換(S606)した後にネットワーク
に送信する(S611)。
【0059】なお、以上の説明ではエッジノードは、ア
プリケーションを知る二つの方法を備えたものとした
が、対応移動端末は制限されるものの、一方の方法にの
み対応させたエッジノードを用いることができる
【0060】以上説明したように、第2実施例では、移
動端末の利用するアプリケーションに合わせて位置登録
方式が自動的に好適なものに決定される。従って、高速
パケット通信を利用しない移動端末に対してはネットワ
ークに負荷のかかる高速パケット通信対応の位置登録方
式に基づくサービスをしなくて済み、これによりネット
ワークの使用効率が向上する。
【0061】ところで、上述の説明では、使用する位置
登録方式を移動端末の使用するアプリケーションに応じ
て決定しているが、決定のための基準はこれに限らな
い。例えば、移動端末の移動速度を基準として位置登録
方式を決定する構成が考えられる。
【0062】移動端末の移動速度により位置登録方式を
変更する場合には、対応した構成のエッジノードを用い
て、例えば、移動速度が遅い移動端末にはヘッダーを付
与して移動端末が現在いる所までデータを運ぶデータ転
送方式に依存した位置登録方式を選択し、移動速度が速
い移動端末には途中のノードが持つデータの運び先を示
すテーブル(routing table) の書き換えを行いデータを
運ぶデータ転送方式に依存した位置登録方式を選択する
ようにする。
【0063】また、位置登録方式によって網側への負荷
に違いが出る。そこで、移動端末の優先度を基準として
使用するようにしても良い。この場合には、移動端末に
応じた優先度を設け、対応した構成のエッジノードを用
いて、優先度の高い移動端末の位置登録方式には網側に
負担がかかる方式を優先的に選択し、優先度の低い移動
端末の位置登録方式は網側に負担がかからない方式を強
制的に割り当てる。移動端末の優先度は、例えばユーザ
ーが払う通信料金の高さ等によって予め決めておく。
【0064】〔第3実施例〕前述第2実施例では、エッ
ジノードが移動端末の使用するアプリケーションに応じ
て位置登録方式を決定しているが、使用するアプリケー
ションにより移動端末自身が適切な位置登録方式を決定
するようにしても良い。図7は、本発明の第3実施例の
移動通信システムの主要関連部を示す構成図である。図
7によれば、この実施例システムは、移動端末M:140
、単一のネットワークM:203 、およびエッジノード
M:310 から構成されている。
【0065】第3実施例のエッジノードM:310 は、先
に第1実施例で説明したものと同等構成を持つ。またネ
ットワークM:203 は、第2実施例で説明したものと同
様に、第1の位置登録方式403 および第2の位置登録方
式404 の双方に対応している。エッジノードM:310 お
よびネットワークM:203 の説明は繰り返さない。
【0066】第3実施例における移動端末M:140 は、
図8の概略ブロック図に示すように、無線インターフェ
ース部101 、制御部102 、位置登録信号生成部103 、位
置登録方式選択部104 、アプリケーション部105 を含み
構成されている。前記無線インターフェース部101 は無
線を終端している。前記位置登録方式選択部104 はネッ
トワークでサポートしている位置登録方式の中で使用す
るアプリケーションに適する位置登録方式を選択する。
前記位置登録信号生成部103 は、位置登録方式選択部10
4 で決定した位置登録方式に準拠した位置登録信号を生
成する。
【0067】前記アプリケーション部105 は、移動端末
が利用するパケット通信アプリケーション(ショートメ
ッセージ、高速データ通信等のパケット通信)の決定を
行う。なお、高速データ通信(高速パケット通信)を利
用するアプリケーションには例えばビデオストリーミン
グが、小容量のパケット通信を利用するアプリケーショ
ンにはインスタントメッセージがある。
【0068】前記位置登録方式選択部104 は、移動端末
が使用するアプリケーションが例えばショートメッセー
ジの時には第1の位置登録方式403 (例えばモバイルI
P)を選択する。また、アプリケーションが高速データ
通信の時は、第2の位置登録方式404 (例えばセルラI
P)を選択する。前記制御部102 は、上記各部を制御し
移動端末の各機能を統括している。
【0069】上述の如く構成された、第3実施例では、
移動端末M:140 において自身の利用するアプリケーシ
ョンに合わせて位置登録方式が自動的に決定される。従
って、高速パケット通信を利用しないアプリケーション
の使用に対してはネットワークに負荷のかからない位置
登録方式で済み、これによりネットワークの使用効率が
向上する。
【0070】
【発明の効果】本発明の移動通信システムによれば、移
動端末のユーザはどのネットワークがどんな位置登録方
式を用いているか意識せずに済み使い勝手が向上する。
【0071】移動端末の利用するアプリケーションに合
わせて位置登録方式を決定したものでは、上述効果に加
えて、高速パケット通信を利用しない移動端末に対して
もネットワークに負荷のかかる高速パケット通信対応の
位置登録方式に基づくサービスをしなくて済み、これに
よりネットワークの使用効率が向上する効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の移動通信システムの主要関
連部を示す構成図である
【図2】第1実施例の移動通信システムにおけるエッジ
ノードの構成を示す概略ブロック図である。
【図3】第1実施例の移動通信システムでのエッジノー
ドにおける位置登録処理を表す)フローチャートであ
る。
【図4】第2実施例の移動通信システムの主要関連部を
示す構成図である
【図5】第2実施例の移動通信システムにおけるエッジ
ノードの構成を示す概略ブロック図である。
【図6】第2実施例の移動通信システムでのエッジノー
ドにおける位置登録処理を表す)フローチャートであ
る。
【図7】第3実施例の移動通信システムの主要関連部を
示す構成図である
【図8】第3実施例の移動通信システムにおける移動端
末の構成を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
101 …無線インターフェース部 102 …(移動端末)制御部 103 …位置登録信号生成部 104 …位置登録信号方式選択部 105 …アプリケーション部 110 …移動端末A 120 …移動端末B 130 …移動端末C 140 …移動端末M 201 …ネットワークA 202 …ネットワークB 203 …ネットワークM 301,301A…無線インターフェース部 302,302A…ネットワークインターフェース部 303,303A…(エッジノード)制御部 304,304A…位置登録方式判定部 305,305A…位置登録方式選択部 306,306A…位置登録方式変換部 310,320 …エッジノードM 330 …エッジノードN

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の位置登録方式に対応す
    る移動端末Aと、この移動端末Aと無線で回線接続され
    る前記第1の位置登録方式および第2の位置登録方式に
    対応した複数のエッジノードCと、前記エッジノードC
    に接続され前記第1の位置登録方式に対応したネットワ
    ークAと、他の前記エッジノードCに接続され前記第2
    の位置登録方式に対応したネットワークBとを含み構成
    され、 前記ネットワークBに接続されたエッジノードCが、前
    記移動端末Aからの位置登録信号受信に対応して前記第
    2の位置登録方式に変換して当該移動端末Aの位置登録
    を行うことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも第1の位置登録方式に対応す
    る移動端末Aと、この移動端末Aと無線で回線接続され
    る複数のエッジノードAと、前記エッジノードAに接続
    され前記第1の位置登録方式に対応したネットワークA
    と、前記移動端末Aと無線で回線接続される前記第1の
    位置登録方式および第2の位置登録方式に対応した複数
    のエッジノードCと、このエッジノードCに接続され前
    記第1の位置登録方式および第2の位置登録方式に対応
    する通信ノードCと、この通信ノードCに接続され前記
    第2の位置登録方式に対応したネットワークBとを含み
    構成され、 前記ネットワークBに接続された前記通信ノードCが、
    前記移動端末Aからの位置登録信号受信に対応して前記
    第2の位置登録方式に変換して当該移動端末Aの位置登
    録を行うことを特徴とする移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の位置登録方式はW-CDMAシステ
    ムの位置登録方式であり、前記第2の位置登録方式はモ
    バイルIPである請求項1または請求項2記載の移動通
    信システム。
  4. 【請求項4】 第1の位置登録方式および第2の位置登
    録方式に対応する移動端末Cと、この移動端末Cと無線
    で回線接続される前記第1の位置登録方式および第2の
    位置登録方式に対応した複数のエッジノードNと、前記
    エッジノードNに接続され前記第1の位置登録方式およ
    び第2の位置登録方式に対応したネットワークMと含み
    構成され、 前記エッジノードNが、前記移動端末Cの送出する第1
    の位置登録方式または第2の位置登録方式に基づく位置
    登録信号を受信して、所定の条件に応じて第1の位置登
    録方式または第2の位置登録方式のいづれかに基づき当
    該移動端末Cの位置登録を行うことを特徴とする移動通
    信システム。
  5. 【請求項5】 第1の位置登録方式および第2の位置登
    録方式に対応する移動端末Cと、この移動端末Cと無線
    で回線接続される前記第1の位置登録方式および第2の
    位置登録方式に対応した複数のエッジノードNと、前記
    エッジノードNに接続され前記第1の位置登録方式およ
    び第2の位置登録方式に対応した通信ノードNと、この
    通信ノードNに接続され前記第1の位置登録方式および
    第2の位置登録方式に対応したネットワークMと含み構
    成され、 前記通信ノードNが、前記移動端末Cの送出する第1の
    位置登録方式または第2の位置登録方式に基づく位置登
    録信号を受信して、所定の条件に応じて第1の位置登録
    方式または第2の位置登録方式のいずれかに基づき当該
    移動端末Cの位置登録を行うことを特徴とする移動通信
    システム。
  6. 【請求項6】 第1の位置登録方式および第2の位置登
    録方式に対応する移動端末Mと、この移動端末Mと無線
    で回線接続される前記第1の位置登録方式および第2の
    位置登録方式に対応した複数のエッジノードMと、前記
    エッジノードMに接続され前記第1の位置登録方式およ
    び第2の位置登録方式に対応したネットワークMと含み
    構成され、 前記移動端末Mが、所定の条件に応じて第1の位置登録
    方式または第2の位置登録方式のいずれかに基づく位置
    登録信号を送信することを特徴とする移動通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記所定の条件を、移動端末の使用する
    アプリケーションの種類とする請求項4〜6のいずれか
    1項に記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】 移動端末が使用するアプリケーションの
    種類が位置登録信号にピギーバックされていることを特
    徴とする請求項7に記載の移動通信システム。
  9. 【請求項9】 前記所定の条件を、移動端末の予め定め
    られた優先度とする請求項4〜6のいずれか1項に記載
    の移動通信システム。
  10. 【請求項10】 前記所定の条件を、移動端末の使用可
    能な移動速度の程度とする請求項4〜6のいずれか1項
    に記載の移動通信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の位置登録方式はセルラIP
    であり、前記第2の位置登録方式はモバイルIPであ
    る、請求項4〜10のいずれか1項に記載の移動通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記移動端末のアプリケーションの
    種類が、小容量のパケット通信の場合には位置登録方式
    にモバイルIPを選択し、高速パケット通信の場合には
    位置登録方式にセルラIPを選択することを特徴とする
    請求項7または請求項8に記載の移動通信システム。
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