JP2013507092A - 高速ハンドオフ移行のためのモビリティ・アクセス・ゲートウェイ間トンネリングのためのシステムおよびプロトコル - Google Patents

高速ハンドオフ移行のためのモビリティ・アクセス・ゲートウェイ間トンネリングのためのシステムおよびプロトコル Download PDF

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Abstract

高速ハンドオフのためにMAG間トンネリング・プロトコルを使用して、通信システム上のモビリティ・アクセス・ゲートウェイ間でモバイル・ノードの接続を移行するためのシステムおよび方法。プロトコルは、プロトコル・スタック上のIP層または別の層において予め構成されたまたは動的なプロトコルを使用することができる。高方向トンネリング機構において、プロトコルおよびシステムは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構をサポートする。

Description

関連出願データ
本出願は、2009年10月6日出願の仮特許出願第61/248,943号、および2009年10月14日出願の仮特許出願第61/251,390号に関連する。米国特許法119(e)条に基づいてこうした前の出願についての優先権を主張し、また、仮特許出願は参照により本実用特許出願に組み込まれる。
高速ハンドオフのためにモビリティ・アクセス・ゲートウェイ(MAG)間トンネリング・プロトコルを使用して、通信システム上のMAG間でモバイル・ノードの接続を移行するためのシステムおよび方法。
IPベースのモバイル・システムは、少なくとも1つのモバイル・ノードと無線通信ネットワークとの間の通信を提供する。「モバイル・ノード」という用語は、モバイル通信ユニット(例えば、後でより詳しく述べるように、移動端末、「スマート・フォン」、無線接続を有するラップトップPCなどのノーマディック・デバイス)を含む。他の要素の中で、無線通信システムは、ホーム・ネットワークおよび外部ネットワークを含む。モバイル・ノードは、これらのネットワークを介してインターネットへの接続のそのポイントを変えることはできるが、IPアドレス指定のために単一のホーム・ネットワークに常に関連付けられる。ホーム・ネットワークは、ホーム・エージェントを含み、外部ネットワークは、外部エージェントを含み、これらは両方ともそのネットワークに入り、そこから出る情報パケットのルーティングを制御する。
モバイル・ノード、ホーム・エージェント、および外部エージェントは、任意の特定のネットワーク構成または通信システムで使用される用語に応じて異なる名前で呼ばれ得る。例えば、「モバイル・ノード」は、例えばインターネット・アクセス、電子メール、メッセージング・サービスなど様々な特徴および機能を有する様々な型およびモデルの移動端末(「携帯電話」)によって体験され得るように、無線ネットワークへのケーブル型(例えば電話線(「ツイスト・ペア」)、イーサネット・ケーブル、光ケーブルなど)の接続、およびセルラー式ネットワークに対する直接の無線接続を有するPCを含む。モバイル・ノードは、時として、特定のシステム・プロバイダによって採用される用語に応じて、ユーザ機器、モバイル・ユニット、移動端末、モバイル・デバイス、または類似の名前で呼ばれる。一般的に、モバイル・ノードと通信するためのネットワークに位置し得る、モバイルまたは固定であり得る対応ノードもある。
また、ホーム・エージェントは、ローカル・モビリティ・アンカー、ホーム・モビリティ・マネージャ、ホーム・ロケーション・レジスタと呼ばれることがあり、外部エージェントは、モバイル・アクセス・ゲートウェイ、サービング・モビリティ・マネージャ(Serving Mobility Manager)、在圏ロケーション・レジスタ(Visited Location Register)、および在圏サービング・エンティティ(Visiting Serving Entity)と呼ばれることがある。モバイル・ノード、ホーム・エージェント、および外部エージェントという用語は、限定的に定義されるものではなく、ホームまたは外部ネットワークに位置する他の移動通信ユニットまたは監視ルーティング・デバイスを含み得る。外部ネットワークは、サービング・ネットワークとも呼ばれ得る。
モバイル・ノードの登録
外部エージェントおよびホーム・エージェントは、そのエージェントと関連したローカル・ネットワーク上のすべてのノードに、エージェント広告を定期的にブロードキャストする。エージェント広告は、モバイルIPプロトコル(RFC2002)または他の任意のタイプの通信プロトコルに基づいて発行され得るネットワーク上のエージェントからのメッセージである。この広告は、モバイル・ノードに対してモビリティ・エージェント(例えばホーム・エージェント、外部エージェントなど)を一意に識別するために必要な情報を含むものとする。モバイル・ノードは、エージェント広告を検査し、モバイル・ノードがホーム・ネットワークまたは外部ネットワークに接続されているかどうかを決定する。
モバイル・ノードは常に、IPアドレス指定のためにそのホーム・ネットワークおよびサブネットワークに関連付けられ、ホームおよび外部ネットワークに位置するルータによって情報をルーティングさせる。モバイル・ノードがそのホーム・ネットワークに位置する場合、情報パケットは、標準のアドレス指定およびルーティング方式に従ってモバイル・ノードにルーティングされる。しかし、モバイル・ノードは、外部ネットワークに在圏している場合、エージェント広告から適切な情報を取得し、外部エージェントを介してそのホーム・エージェントに登録要求メッセージ(時としてバインディング更新要求(binding update request)と呼ばれる)を送信する。登録要求メッセージは、モバイル・ノードの気付アドレスを含む。登録応答メッセージ(バインディング更新肯定応答メッセージとも呼ばれる)は、登録プロセスが正常に終了したことを確認するために、ホーム・エージェントによってモバイル・ノードに送信され得る。
モバイル・ノードは、「気付アドレス」をホーム・エージェントに登録することによって、外部ネットワーク上のその位置に関してホーム・エージェントに通知し続ける。登録された気付アドレスは、モバイル・ノードが位置する外部ネットワークを識別し、ホーム・エージェントは、モバイル・ノードへのその後の転送のために、この登録された気付アドレスを使用して、外部ネットワークに情報パケットを転送する。ホーム・エージェントは、モバイル・ノードが外部ネットワークに位置する間にモバイル・ノードにアドレス指定された情報パケットを受信する場合、適用可能な気付アドレスを使用して外部ネットワーク上のモバイル・ノードの現在位置に情報パケットを送信する。すなわち、気付アドレスを含むこの情報パケットは次いで、気付アドレスに従って外部ネットワーク上のルータによって、外部ネットワーク上のモバイル・ノードに転送され、ルーティングされる。
モバイル・ノードがある外部ネットワークから別の外部ネットワークに移動するとき、時として、ホーム・エージェントまたはローカル・モビリティ・アンカーへのアドレス指定の気付の登録に関する問題に遭遇する。さらに、異なる通信アクセス・タイプ802.11d、802.11g、HRPD、WiFi、WiMax、CDMA、GSM、UMTS、またはLTEを含み得る単一または複数の外部ネットワークにおいて複数のインターフェースがサポートされ得る。モバイル・ノードが単一または複数のネットワーク上の異なるアクセス・タイプに結合されるようになると、問題に遭遇し得る。最後に、リソース取り消し要求を拒否するモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(または外部エージェント)による決定、およびどのネットワーク・リソースを維持し、呼び出し、または予め定められた期間の間一時的に保持すべきかという決定と関連した問題を含む、ローカル・モビリティ・アンカーおよびモビリティ・エージェント・ゲートウェイによるネットワーク上でのリソースの使用の最適化に関する「ハンドオフ」手順に関する問題が生じる。
特に、高速「ハンドオフ」ルーチンの後にモバイル・ノードにサービス提供している新しいまたは次のMAGと、高速「ハンドオフ」ルーチンの前にモバイル・ノードにサービス提供していた前または直前のMAGとの間のシグナリング・プロトコルが必要である。特にVoIPなど時間に影響を受けやすい用途で、遅延、パケット損失、または割込み無く、アクティブなモバイル・ノードがパケット・データを送受信し続けるために次のMAGに移行することができるように、高速「ハンドオフ」ルーチンを行うことができるようにする必要がある。
したがって、本発明の主な目的は、モバイル・ノードのアドレス指定サポートを提供することであり、この場合、新しいシグナリング・プロトコルを使用した新しい外部ネットワーク(nMAG)への「高速ハンドオーバ」が存在する。さらに、本発明の主な目的は、モバイル・ノードの転送に先立ち、遅延、割込み、およびパケットの損失を回避するために、高速「ハンドオフ」ルーチンの後にモバイル・ノードにサービス提供している新しいまたは次のMAGと、高速「ハンドオフ」ルーチンの前にモバイル・ノードにサービス提供していた前または直前のMAGとの間に、十分なコンテキスト、通信のタイプ、および他の情報を提供することである。
本発明は、高速ハンドオフのためにMAG間トンネリング・プロトコルを使用して、通信システム上のモビリティ・アクセス・ゲートウェイ間でモバイル・ノードの接続を移行するためのシステムおよび方法を提供することによって、これらの目的を達成し、これらの課題を解決する。プロトコルは、プロトコル・スタック上のIP層または別の層において予め構成されたまたは動的なプロトコルを使用することができる。
双方向トンネリング機構において、プロトコルおよびシステムは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構をサポートする。このソリューションは、モバイル・ノードとホーム・ネットワークまたはLMAとの間のアップリンクおよびダウンリンクの通信転送を含む双方向トラフィックをサポートする。
一方向トンネリング機構において、プロトコルおよびシステムは、高速ハンドオフの間のトンネル交渉およびセットアップの論理を一時的な転送状態の作成により単純化する一方向トンネリング機構をサポートし、すべてのアップリンク・トラフィックを、nMAGを介してモバイル・ノードからホーム・ネットワークに送信することができるが、ホーム・ネットワークからのダウンリンク・トラフィックは、pMAGに送信され、nMAGに転送され、次いでモバイル・ノードに送信される。代替として、プロトコルおよびシステムは、IP層によって影響を受けず、基地局間で確立され得るレイヤ2の一方向ダウンリンク・トンネルをサポートすることもできる。
本発明は、新しいプロトコルの適用、または従来の登録の適用から変更されたメッセージを使用して実施することができる。
本発明の目的および特徴は、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲を添付の図面と併せ読めばより容易に理解できるようになる。図中、類似の数字は類似の要素を表す。
双方向トンネリング機構を使用する、本発明で使用されるモバイルIPベース通信システムを示す図である。 予め構成された双方向トンネリング機構を示すメッセージ・フローである。 高度な予め構成された双方向トンネリング機構を示すメッセージ・フローである。 動的な双方向トンネリング機構を示すメッセージ・フローである。 一方向トンネリング機構を使用する、本発明で使用されるモバイルIPベース通信システムを示す図である。 一方向トンネリング機構を示すメッセージ・フローである。 レイヤ2の一方向トンネリング機構を示すメッセージ・フローである。
本発明の目的および特徴は、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲を添付の図面と併せ読めばより容易に理解できるようになる。図中、類似の数字は類似の要素を表す。
図1には、それぞれモバイル・モード125、ホーム・ネットワーク110、並びに外部ネットワーク130および150を含むIPベースのモバイル・システムの全体的なアーキテクチャが示される。図1に示されるように、ホーム・ネットワーク110は、ホーム・エージェントまたはローカル・モビリティ・アンカー(LMA/HA)113を有する。ローカル・モビリティ・アンカー(LMA/HA)113は、通信リンク170を介して対向ノード175に、通信リンク112によって第2の外部ネットワーク150上の次のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(nMAG)155に、および通信リンク115によって第1の外部ネットワーク130上の前のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(pMAG)135に結合される。pMAGは、ホーム・ネットワークに位置していてもよい。
システムに対するモバイル・ノード接続のハンドオフの前に、第1の外部ネットワーク130上の前のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(pMAG)135は、アンテナ/送信機137に結合された基地局トランシーバ139から成る無線アクセス・システムおよび無線通信リンク127を介してモバイル・ノード125に結合される。前のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(pMAG)135は、接続143を介してpMAG135に結合され、無線通信リンク181を介してモバイル・ノード125に結合されるインターフェース142によってサポートされるWiMaxまたはWiFiなどの第2の通信アクセス・タイプを使用してモバイル・ノード125に結合することもできる。
システムに対するモバイル・ノード接続のハンドオフの後、第2の外部ネットワーク150上の次のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(nMAG)155は、アンテナ/送信機192に結合された基地局トランシーバ190から成る無線アクセス・システムおよび無線通信リンク180を介してモバイル・ノード125に結合される。次のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(nMAG)155は、接続145を介してnMAG155に結合され、無線通信リンク157を介してモバイル・ノード125に結合されるインターフェース141によってサポートされるWiMaxまたはWiFiなどの第2の通信アクセス・タイプを使用してモバイル・ノード125に結合することもできる。
モバイル・ノード125は、それぞれ無線通信リンク127、157、180、および181を介して外部ネットワーク150および130に電子的に結合して示されている。しかし、モバイル・ノード125は、外部ネットワークに結合される任意のトランシーバまたはアクセス・ネットワークと通信することができる。すなわち、通信リンク127および157は、無線送信式のリンクであるが、これらのリンクは、ネットワーク上の2つ以上のノード、またはネットワークまたは管理ドメイン上のユーザの間の任意の接続から成り得る。
ローカル・モビリティ・アンカー、ホーム・エージェント、および外部エージェントという用語は、モバイルIPプロトコル(RFC2002)において定義されたようなものでもよいが、これらのエージェントは、単一のプロトコルまたはシステムに制限されない。事実、ホーム・エージェントという用語は、本出願で使用される場合、ホーム・モビリティ・マネージャ、ホーム・ロケーション・レジスタ、ホーム・サービング・エンティティ、またはモバイル・ノード125についてのモビリティ関連の機能を管理する責任を有するホーム・ネットワーク110における他の任意のエージェントを指し得る。同様に、モビリティ・エージェント・ゲートウェイという用語は、本出願で使用される場合、外部エージェント、サービング・モビリティ・マネージャ、在圏ロケーション・レジスタ、在圏サービング・エンティティ、サービング・ゲートウェイ、またはモバイル・ノード125についてのモビリティ関連の機能を管理する責任を有する外部ネットワークにおける他の任意のエージェントを指し得る。
図1に示されるモバイルIP通信システムにおいて、モバイル・ノード125は、永続的なIPアドレスによって識別される。モバイル・ノード125は、そのホーム・ネットワーク110に結合されるが、ホーム・ネットワーク110上の他の任意の固定ノードのような情報パケットを受信する。可動であるとき、モバイル・ノード125はそれ自体、例えばネットワーク130または150などの外部ネットワーク上に位置していてもよい。外部ネットワーク130または150に位置すると、ホーム・ネットワーク110は、外部ネットワーク130または150への通信を「トンネリング」することによって、モバイル・ノード125にデータ通信を送信する。
モバイル・ノード125は、ローカル・モビリティ・アンカー113に気付アドレスを登録することによって、ローカル・モビリティ・アンカー113にその現在の位置または外部ネットワークの関連を通知し続ける。基本的に、気付アドレスは、モバイル・ノード125が現在位置する外部ネットワークを表す。ローカル・モビリティ・アンカー113がモバイル・ノード125にアドレス指定された情報パケットを受信し、モバイル・ノード125が外部ネットワーク130に位置している場合、ローカル・モビリティ・アンカー113は、モバイル・ノード125へのその後の送信のために、外部ネットワーク130への情報パケットを「トンネル」する。ローカル・モビリティ・アンカー113がモバイル・ノード125にアドレス指定された情報パケットを受信し、モバイル・ノード125が外部ネットワーク150に位置している場合、ローカル・モビリティ・アンカー113は、モバイル・ノード125へのその後の送信のために、外部ネットワーク130への情報パケットを「トンネル」する。情報パケットがローカル・モビリティ・アンカー113によって外部エージェント135に転送された後、外部エージェント135または155は、(モバイル・ノードの外部ネットワーク接続に応じて)モバイル・ノード125の情報パケットを受信する。これらは、「ダウンリンク」通信と呼ばれる。
外部エージェント135は、外部ネットワーク130に接続される間にモバイル・ノード125によって生成される送出情報パケットのためのデフォルトのルータとして働く。モバイル・ノード125は、外部エージェント135または155(モバイル・ノードの外部ネットワーク接続に応じて)に送出の送信を送り、外部エージェントは、例えば対向ノード175など他のノード上への送信のために、ローカル・モビリティ・アンカー113上に通信を送る。これらは、「アップリンク」通信と呼ばれている。
LMA/HA113は、より大きいサービス・ネットワーク、例えば3GPP2ネットワークに結合され得る。外部エージェント135または155(モバイル・ノードの外部ネットワーク接続に応じて)は、ローカル・モビリティ・アンカー113にモバイル・ノード125の現在の気付アドレスを通知することに関与する。さらに、モバイル・ノード125は、ローカル・モビリティ・アンカー113にその現在の位置を通知することに関与することもでき、関連の外部ネットワークへの接続も要求する。モバイル・ノード125が外部ネットワークまたはまったく異なる外部ネットワーク上の異なるアクセス・タイプへの接続に移行(ハンドオーバ)するとき、モバイル・ノード125は、エージェント広告から外部ネットワークおよび/または外部エージェントのアドレスに関して適切な情報を取得する。
接続195は、pMAG135とnMAG155との間のIP層におけるMAG間トンネル接続であり、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構。このソリューションは、モバイル・ノードとホーム・ネットワークまたはLMAとの間のアップリンクおよびダウンリンクの通信転送を含む双方向トラフィックをサポートする。
接続195、すなわちpMAG135とnMAG155との間のIP層におけるMAG間トンネル接続は、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構となるところである。高速ハンドオフ・プロトコルでEUTRAN eHRPD構成要素の間のトンネルを作り、確立するために、以下に述べる同じ高速ハンドオフ・プロトコルを使用することができることに留意されたい。
図2には、図1に示される構成要素を参照して、予め構成されたMAG間双方向トンネル・プロトコルまたはメッセージ・フローが示されている。図2で定義されるプロトコルでは、オペレータは、pMAG135とnMAG155との間に単一の予め構成された双方向IP層トンネルを定義することができる。例えば、オペレータは、Generic Routing Encapsulation(GRE)キーによるGREカプセル化/トンネリングをpMAG135とnMAG155との間のIP層トンネリング機構として定義することができる。
MAG間トンネルは、特定の順序で、または別のモビリティ・オプションを介して交換され得るGREキーに基づいて予め構成される。図2に示されるように、ステップ210は、GREキーのリアクティブ・モード交換を示し、この場合、nMAG155がpMAG135にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、pMAG135がハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをnMAG155に送り返し、それによってpMAG135とnMAG155との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。あるいは、ステップ220に示されるGREキーのアクティブ・モード交換で、pMAG135は、nMAG155にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、nMAG155は、ハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをpMAG135に送り返し、それによってpMAG135とnMAG155との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。この交換は、各モビリティ・セッションの初めに行われてもよく、GREキーは、pMAG135とLMA113との間で使用される同じGREキーとすることができ、またはGREキーは、pMAG135とnMAG155との間のMAG間トンネルに固有とすることができる。GREキー以外のキーまたはトンネリングを使用することはできるが、双方向トラフィックをサポートすることが必要である。
図2のプロトコルについて、ダウンリンク通信は、ステップ230でLMA113からpMAG135に転送され、pMAG135は、ステップ229でMAG間トンネル195を介してダウンリンク通信をnMAG155に転送する。次いでnMAG155は、ステップ232でダウンリンク通信をモバイル・ノード125に転送する。アップリンク通信では、モバイル・ノード125は、ステップ235で通信をnMAG155に転送し、nMAG155は、ステップ240でMAG間トンネル195を介して通信パケットをpMAG135に転送する。pMAG135による受信の後、pMAG135は続いて、ステップ245で通信パケットをLMA113に転送する。このプロトコルは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構をサポートする。
このソリューションは、ハンドオフ期間中、モバイル・ノードとホーム・ネットワークまたはLMA113との間のアップリンクおよびダウンリンクの通信転送を含む双方向トラフィックをサポートする。ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG155との接続に完全に移動した後、nMAG155は、250でプロキシ・バインディング更新PBUメッセージをLMA113に送信し、LMA113は、nMAG155とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG155とのモバイル・ノード125の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。高速ハンドオフ・プロトコルでEUTRAN eHRPD構成要素の間のトンネルを作り、確立するために、この同じ高速ハンドオフ・プロトコルを使用することができることに留意されたい。
図3には、図1に示される構成要素を参照して、高度な予め構成されたMAG間双方向トンネル・プロトコルまたはメッセージ・フローが示されている。図3で定義されるプロトコルでは、オペレータは、pMAG135とnMAG155との間に単一の予め構成された双方向IP層トンネルを定義することができる。例えば、オペレータは、Generic Routing Encapsulation(GRE)キーによるGREカプセル化/トンネリングをpMAG135とnMAG155との間のIP層トンネリング機構として定義することができる。マッピング機能がpMAG135に使用されるので、GRE以外のキーがMAG間トンネルのために使用され得る。
MAG間トンネルは、特定の順序で、または別のモビリティ・オプションを介して交換され得るGREキーに基づいて予め構成される。pMAG135は、モバイル・ノード・モビリティ・セッション・ダウンリンクおよびアップリンク・トラフィックを、pMAG135からLMA113への接続上のトンネリング機構からpMAG135からnMAG155への接続にマッピングするマッピング機能を有していなければならない。例えば、高速ハンドオフ移行期に使用されている適切なnMAGについての曖昧さまたは混乱がないように、pMAGは、UDPカプセル化からGREカプセル化へのダウンリンク・トラフィックのマッピングをサポートすることができなければならない。IPv4が使用される場合、トンネルIPアドレスのGRE端部にプライベート・アドレスが使用され得る。あるいは、MAG間GREトンネルの端部は、パブリックIPv4アドレスまたはpMAG135とnMAG155との間にネットワーク・アドレス変換(NAT)が存在するTLVを含むIPv6−in−IPv4ユーザ・データ・プロトコル(UDP)を使用することができる。
図3に示されるように、ステップ310は、GREキーのリアクティブ・モード交換を示し、この場合、nMAG155がpMAG135にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、pMAG135がハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをnMAG155に送り返し、それによってpMAG135とnMAG155との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。あるいは、ステップ320に示されるGREキーのアクティブ・モード交換で、pMAG135は、nMAG155にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、nMAG155は、ハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをpMAG135に送り返し、それによってpMAG135とnMAG155との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。
この交換は、各モビリティ・セッションの初めに行われてもよく、GREキーは、pMAG135とLMA113との間で使用される同じGREキーとすることができ、またはGREキーは、pMAG135とnMAG155との間のMAG間トンネルに固有とすることができる。GREキー以外のキーまたはトンネリングを使用することはできるが、双方向トラフィックをサポートすることが必要である。pMAG135は、ダウンリンク・トラフィックの接続をUDPカプセル化からGREカプセル化にマッピングするため、モバイル・ノード125への適切なnMAG155についての曖昧さまたは混乱はない。
図3のプロトコルについて、ダウンリンク通信は、ステップ330でLMA113からpMAG135に転送され、pMAG135は、マッピング機能を使用して、ステップ329でMAG間トンネル195を介してダウンリンク通信をnMAG155に転送する。次いでnMAG155は、ステップ332でダウンリンク通信をモバイル・ノード125に転送する。アップリンク通信では、モバイル・ノード125は、ステップ335で通信をnMAG155に転送し、nMAG155は、ステップ340でMAG間トンネル195を介して通信パケットをpMAG135に転送する。pMAG135による受信の後、pMAG135は続いて、ステップ345でアップリンク通信パケットをLMA113に転送する。
このプロトコルは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構をサポートする。このソリューションは、ハンドオフ期間中、モバイル・ノードとホーム・ネットワークまたはLMA113との間のアップリンクおよびダウンリンクの通信転送を含む双方向トラフィックをサポートする。ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG155との接続に完全に移動した後、nMAG155は、350でプロキシ・バインディング更新PBUメッセージをLMA113に送信し、LMA113は、nMAG155とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG155とのモバイル・ノード125の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。高速ハンドオフ・プロトコルでEUTRAN eHRPD構成要素の間のトンネルを作り、確立するために、この同じ高速ハンドオフ・プロトコルを使用することができることに留意されたい。
図4には、図1に示される構成要素を参照して、動的なMAG間双方向トンネル・プロトコルまたはメッセージ・フローが示されている。図4で定義されるプロトコルでは、新しいトンネリング・タイプ・モビリティ・オプションは、高速ハンドオフ・シグナリング・メッセージで使用されるべきpMAG135とLMA113との間の現在のモビリティ・セッションごとのトンネリング機構に関する情報を運ぶために、通信システムにおいて定義される。トンネリング機構は、高速ハンドオーバ・シグナリング・メッセージを使用して交渉され、nMAG155に伝えられるものとして、pMAG135とLMA113との間のモビリティ・セッションごとに定義される。交渉されたトンネリング・タイプは、高速ハンドオフ・シグナリングを使用してpMAG135からnMAG155に伝えられ、トンネルを作るために使用されるハンドオフ・モードおよびリアクティブまたはアクティブ・モードに応じて決まり得る。
交渉されたトンネリング・タイプは、pMAG135とnMAG155との間の双方向IP層トンネルを作るために使用され、pMAG135とnMAG155との間のIP層トンネリング機構としてのGeneric Routing Encapsulation(GRE)キーによるGREカプセル化/トンネリングがサポートされ得る。
MAG間トンネル・オプションは、pMAG135とLMA113との間に送信されて、高速ハンドオフ・シグナリング・メッセージで使用される。最終的なトンネリング・タイプは、pMAG135とnMAG155との間の通信において定義される。FMIPv6シグナリング・メッセージが使用される場合、以下のように、トンネリング・タイプ・オプションが含まれる。(1)pMAG135は、リアクティブ・モードでnMAG155に送信されるHACKメッセージにトンネリング・タイプ・オプションを含める、または(2)pMAGは、アクティブ・モードで、ハンドオーバ・インターフェースHIメッセージでトンネリング・タイプ・オプションを伝える、または(3)pMAGは、モビリティ・セッション・コンテキスト転送情報の一部として、トンネリング・タイプ・オプションを伝える。
図4に示されるように、ステップ410は、動的双方向トンネルのリアクティブ・モード交渉を示し、nMAG155がpMAG135にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、pMAG135がハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをnMAG155に送り返し、それによってpMAG135とnMAG155との間で必要なキー情報が交換され、MAG間トンネルが確立される。nMAG155は、高速ハンドオーバ・プロトコルを開始する場合(リアクティブ・モード)、GREキーを含まなければならず、GREカプセル化が必要とされない、または異なるトンネリング機構が使用される場合、pMAG135は、GREキー・オプションを含むこと無く(リアクティブ・モード)、ハンドオフ・インターフェースHIメッセージを承認しなければならない。pMAG135は、GREキー・オプションが含まれている状態で、ハンドオフ・インターフェースHIメッセージを承認することによって、GREキーによるGREカプセル化を余儀なくさせることができる。
あるいは、ステップ420に示されるGREキーのアクティブ・モード交換で、pMAG135は、nMAG155にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、nMAG155は、ハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをpMAG135に送り返し、それによってpMAG135とnMAG155との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。アクティブ・モードにおいて、pMAG135は、トンネリング・タイプ・オプションをハンドオフ・インターフェースHIメッセージに含み、またそのトンネリングに必要なすべてのものを含む。例えば、pMAGは、トンネリング・タイプ・オプションまたはモビリティ・セッション・コンテキストの一部としてUDPタイプ・トンネリングのユーザ・データ・プロトコル(UDP)ポート番号を含み得る。pMAG135は、GREキーによるGREカプセル化を余儀なくさせるために含まれるダウンリンクGREキーを有するGREキー・オプションを含んでいてもよく、GREキー・オプションは、ネットワーク・アクセス変換の構成要素がnMAG155とpMAG135との間にないことを、nMAG155が高速ハンドオフ・シグナリングを介して動的に発見した状況において使用され得る。その場合、nMAGは、アップリンクGREキーを有するGREキー・オプションを良好なHACKメッセージに含める。また、TLVトンネリング・タイプを有するIPv6−in−IPv4UDPの場合、MAG間トンネルを介して使用されるこのタイプのトンネリングとGREキーを交換するためにも、GREキー・オプションが使用され得る。
動的なトンネルの作成は、モビリティ・セッションごとに行われ、必要なキーおよびコンテキスト情報がpMAG135とLMA113との間で交換され、キーおよびトンネルは、pMAG135とnMAG155との間のMAG間トンネルに固有である。GREキー以外のキーまたはトンネリングを使用することはできるが、双方向トラフィックをサポートすることが必要である。
図4のプロトコルについて、ダウンリンク通信は、ステップ430でLMA113からpMAG135に転送され、pMAG135は、マッピング機能を使用して、ステップ429でMAG間トンネル195を介してダウンリンク通信をnMAG155に転送する。次いでnMAG155は、ステップ432でダウンリンク通信をモバイル・ノード125に転送する。アップリンク通信では、モバイル・ノード125は、ステップ435で通信をnMAG155に転送し、nMAG155は、ステップ440でMAG間トンネル195を介して通信パケットをpMAG135に転送する。pMAG135による受信の後、pMAG135は続いて、ステップ445でアップリンク通信パケットをLMA113に転送する。
このプロトコルは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間双方向トンネリング機構をサポートする。このソリューションは、ハンドオフ期間中、モバイル・ノードとホーム・ネットワークまたはLMA113との間のアップリンクおよびダウンリンクの通信転送を含む双方向トラフィックをサポートする。ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG155との接続に完全に移動した後、nMAG155は、450でプロキシ・バインディング更新PBUメッセージをLMA113に送信し、LMA113は、nMAG155とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG155とのモバイル・ノード125の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。高速ハンドオフ・プロトコルでEUTRAN eHRPD構成要素の間のトンネルを作り、確立するために、同じ高速ハンドオフ・プロトコルを使用することができることに留意されたい。
図5に、それぞれモバイル・モード525、ホーム・ネットワーク510、並びに外部ネットワーク530および550を含むIPベースのモバイル・システムの全体のアーキテクチャが示される。図5に示されるように、ホーム・ネットワーク510は、ホーム・エージェントまたはローカル・モビリティ・アンカー(LMA/HA)513を有する。ローカル・モビリティ・アンカー(LMA/HA)513は、通信リンク570を介して対向ノード575に、通信リンク512によって第2の外部ネットワーク550上の次のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(nMAG)555に、および通信リンク515によって第1の外部ネットワーク530上の前のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(pMAG)535に結合される。
システムに対するモバイル・ノード接続のハンドオフの前に、第1の外部ネットワーク530上の前のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(pMAG)535は、アンテナ/送信機537に結合された基地局トランシーバ539から成る無線アクセス・システムおよび無線通信リンク527を介してモバイル・ノード525に結合される。前のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(pMAG)535は、接続543を介してpMAG535に結合され、無線通信リンク581を介してモバイル・ノード525に結合されるインターフェース542によってサポートされるWiMaxまたはWiFiなどの第2の通信アクセス・タイプを使用してモバイル・ノード525に結合することもできる。
システムに対するモバイル・ノード接続のハンドオフの後、第2の外部ネットワーク550上の次のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(nMAG)555は、アンテナ/送信機592に結合された基地局トランシーバ590から成る無線アクセス・システムおよび無線通信リンク580を介してモバイル・ノード525に結合される。次のモビリティ・エージェント・ゲートウェイ(nMAG)555は、接続545を介してnMAG155に結合され、無線通信リンク557を介してモバイル・ノード525に結合されるインターフェース541によってサポートされるWiMaxまたはWiFiなどの第2の通信アクセス・タイプを使用してモバイル・ノード525に結合することもできる。
モバイル・ノード525は、それぞれ無線通信リンク527、557、580、および581を介して外部ネットワーク550および530に電子的に結合して示される。しかし、モバイル・ノード525は、外部ネットワークに結合される任意のトランシーバまたはアクセス・ネットワークと通信することができる。すなわち、通信リンク527および557は、無線送信式のリンクであるが、これらのリンクは、ネットワーク上の2つ以上のノード、またはネットワークまたは管理ドメイン上のユーザの間の任意の接続から成り得る。
ローカル・モビリティ・アンカー、ホーム・エージェント、および外部エージェントという用語は、モバイルIPプロトコル(RFC2002)において定義されたようなものでもよいが、これらのエージェントは、単一のプロトコルまたはシステムに制限されない。事実、ホーム・エージェントという用語は、本出願で使用される場合、ホーム・モビリティ・マネージャ、ホーム・ロケーション・レジスタ、ホーム・サービング・エンティティ、またはモバイル・ノード525についてのモビリティ関連の機能を管理する責任を有するホーム・ネットワーク510における他の任意のエージェントを指し得る。同様に、モビリティ・エージェント・ゲートウェイという用語は、本出願で使用される場合、外部エージェント、サービング・モビリティ・マネージャ、在圏ロケーション・レジスタ、在圏サービング・エンティティ、サービング・ゲートウェイ、またはモバイル・ノード525についてのモビリティ関連の機能を管理する責任を有する外部ネットワークにおける他の任意のエージェントを指し得る。
図1に示されるモバイルIP通信システムにおいて、モバイル・ノード525は、永続的なIPアドレスによって識別される。モバイル・ノード525は、そのホーム・ネットワーク510に結合されるが、ホーム・ネットワーク510上の他の任意の固定ノードのような情報パケットを受信する。可動であるとき、モバイル・ノード525はそれ自体、例えばネットワーク530または550などの外部ネットワーク上に位置していてもよい。外部ネットワーク530または550に位置すると、ホーム・ネットワーク510は、外部ネットワーク530または550への通信を「トンネリング」することによって、モバイル・ノード525にデータ通信を送信する。
モバイル・ノード525は、ローカル・モビリティ・アンカー513に気付アドレスを登録することによって、ローカル・モビリティ・アンカー513にその現在の位置または外部ネットワークの関連を通知し続ける。基本的に、気付アドレスは、モバイル・ノード525が現在位置する外部ネットワークを表す。ローカル・モビリティ・アンカー513がモバイル・ノード525にアドレス指定された情報パケットを受信し、モバイル・ノード525が外部ネットワーク530に位置している場合、ローカル・モビリティ・アンカー513は、モバイル・ノード525へのその後の送信のために、外部ネットワーク530への情報パケットを「トンネル」する。ローカル・モビリティ・アンカー513がモバイル・ノード525にアドレス指定された情報パケットを受信し、モバイル・ノード525が外部ネットワーク550に位置している場合、ローカル・モビリティ・アンカー513は、モバイル・ノード525へのその後の送信のために、外部ネットワーク550への情報パケットを「トンネル」する。情報パケットがローカル・モビリティ・アンカー513によって外部エージェント535に転送された後、外部エージェント535または555は、(モバイル・ノードの外部ネットワーク接続に応じて)モバイル・ノード525の情報パケットを受信する。pMAG535が、高速ハンドオーバ移行の間にも、入って来る情報パケットのためのデフォルトのルータとしても役立つ場合。モバイル・ノード525に対するこれらの通信は、「ダウンリンク」通信と呼ばれている。
外部エージェントpMAG535は、外部ネットワーク530に接続される間、および高速ハンドオフ移行の間に、モバイル・ノード525によって生成される送出情報パケットのためのデフォルトのルータとして働く。モバイル・ノード525は、外部エージェント535または555(モバイル・ノードの外部ネットワーク接続に応じて)に送出の送信を送り、外部エージェントは、例えば対向ノード575など他のノード上への送信のために、ローカル・モビリティ・アンカー513上に通信を送る。モバイル・ノード525からのこれらの通信は、「アップリンク」通信と呼ばれている。
LMA/HA513は、より大きいサービス・ネットワーク、例えば3GPP2ネットワークに結合され得る。外部エージェント535または555(モバイル・ノードの外部ネットワーク接続に応じて)は、ローカル・モビリティ・アンカー513にモバイル・ノード525の現在の気付アドレスを通知することに関与する。さらに、モバイル・ノード525は、ローカル・モビリティ・アンカー513にその現在の位置を通知することに関与することもでき、関連の外部ネットワークへの接続も要求する。モバイル・ノード525が外部ネットワークまたはまったく異なる外部ネットワーク上の異なるアクセス・タイプへの接続に移行(ハンドオーバ)するとき、モバイル・ノード525は、エージェント広告から外部ネットワークおよび/または外部エージェントのアドレスに関して適切な情報を取得する。
接続595は、pMAG535とnMAG555との間のIP層のMAG間トンネル接続であり、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間一方向トンネリング機構。このソリューションは、モバイル・ノードとホーム・ネットワークまたはLMAとの間のモバイル・ノードへのアップリンクまたはダウンリンクの通信転送(ただし両方ではない)を含む一方向トラフィックをサポートする。接続595、すなわちpMAG535とnMAG555との間のIP層のMAG間トンネル接続は、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間一方向トンネリング機構となるところである。高速ハンドオフ・プロトコルでEUTRAN eHRPD構成要素の間のトンネルを作り、確立するために、以下に述べる同じ高速ハンドオフ・プロトコルを使用することができることに留意されたい。
図6には、図5に示される構成要素を参照して、動的なMAG間双方向トンネル・プロトコルまたはメッセージ・フローが示されている。図6で定義されるプロトコルでは、高速ハンドオフ・シグナリング・メッセージで使用される現在のモビリティ・セッションごとの一方向トンネリング機構に関する情報を運ぶために、新しいトンネリング・タイプがpMAG535とnMAG555との間に確立される。このトンネリング機構は、高速ハンドオフ・プロトコル中、モバイル・ノードからLMA513にアップリンク・トラフィックを直接転送するために、nMAG555がnMAG555の一時的な転送状態を作り出すことができるようにPMIPv6が強化された状態で使用される。ダウンリンク・トラフィックは、pMAG535を介してルーティングされて送信され、pMAG535は、トラフィックをnMAG555に、次いで一方向のダウンリンク・トラフィックとしてモバイル・ノード525にルーティングする。
高速ハンドオーバ・シグナリング・メッセージを使用した、交渉され、nMAG555に伝えられるpMAG535とLMA513との間のトンネル。交渉されたトンネリング・タイプは、高速ハンドオフ・シグナリングを使用してpMAG535からnMAG555に伝えられ、トンネルを作るために使用されるハンドオフ・モードおよびリアクティブまたはアクティブ・モードに応じて決まり得る。nMAG555は、LMA513のためのモバイル・ノード525モビリティ・セッションをアンカーし、pMAG535を介して送信されるとき、モバイル・ノード525へのダウンリンクのバインディング状態を維持しながら、LMAがnMAG555からアップリンク・トラフィックを受け入れることができる状態を作るために、高速ハンドオーバ手順の間、LMA513にプロキシ・バインディング更新(PBU)メッセージを送信する。
交渉されたトンネリング・タイプは、ダウンリンク・トラフィックのためのpMAG535とnMAG555との間の一方向IP層トンネルを作るために使用される。pMAG535とnMAG555との間のIP層トンネリング機構としてのGeneric Routing Encapsulation(GRE)キーによるGREカプセル化/トンネリングがサポートされ得る。nMAG555からのPBUがモバイル・ノード525からのアップリンク・トラフィックに使用され、nMAG555は、LMA513へのPBUメッセージの一部として、モバイル・ノードID、LMA IPアドレス、および他の情報を必要とする。PBUは、この情報が利用可能となるまで、nMAG555によって送信することはできないが、この情報は、pMAG535からHACKメッセージで送信され得る。nMAG555は、この情報を受信するとすぐ、PBUを送信し、LMA513からプロキシ・バインディング肯定応答メッセージPBAを受信することができ、PBUをLMA513に送信するとすぐ、nMAG555はLMA513にアップリンク通信を送信し始めることができる。
MAG間トンネル・オプションは、pMAG535とLMA513との間に送信されて、高速ハンドオフ・シグナリング・メッセージで使用される。最終的なトンネリング・タイプは、pMAG535とnMAG555との間の通信において定義される。以下のように、トンネリング・タイプ・オプションが含まれる。(1)pMAG535は、リアクティブ・モードでnMAG555に送信されるHACKメッセージにトンネリング・タイプ・オプションおよびトンネル・タイプ固有のパラメータを含める。nMAG555は、例えばダウンリンクGREキーなどトンネル固有のパラメータによって、モバイル・ノードを示すMAG間インターフェース上のルーティング・テーブル項目を作成する。
nMAG555は、MAG間トンネルを介してトンネル伝送されたパケットを受け入れ、カプセルから取り出し始め、適切なアクセス・ネットワーク・ノード(nAN)に接続されたモバイル・ノードにこれらのパケットを転送する。ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG155との接続に完全に移動した後、nMAG555は、プロキシ・バインディング更新PBUをLMA513に送信し、LMA513は、nMAG155とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG555とのモバイル・ノード525の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。あるいは、一時的な状態が期限切れになった後、nMAG555は一時的な寿命を延長するために更新メッセージを送信することができ、これは、nMAG555が一方向IP層トンネルを削除するようpMAG535に伝えることができるので、静的な構成可能な寿命期間を作るより効率的であり得る。
ハンドオフ手順を終了するために、pMAG535は、寿命がゼロのLMA513に登録解除メッセージを送信することができ、またはLMAは、送信BRIメッセージをpMAG535に送信することができる。LMA513は、モバイル・ノード525が移動したことを示すために、pMAG535からBRIメッセージを受信する場合、そのキャッシュ・エントリ・テーブルを更新する。これらのメッセージは、モバイル・ノードが移動したことをpMAG535に知らせ、バインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルが回避され得る一時的な状態は、nMAG555がPBUをLMA513に送信することができることであり、これは、LMA513がそのバインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルを更新して、モバイル・ノード525についてのnMAG555からのアップリンク通信トラフィックの受容を可能にすることができる。これらのプロトコルは、上記の図2および図3に記載されている予め構成されたIPトンネル作成および維持と共に使用することもできる。
図6に示されるように、ステップ610は、動的な双方向トンネルのリアクティブ・モード交渉を示し、この場合、nMAG555がpMAG535にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、pMAG535がハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをnMAG555に送り返し、それによってpMAG535とnMAG555との間で必要なキー情報が交換され、MAG間トンネルが確立される。nMAG155は、高速ハンドオーバ・プロトコルを開始する場合(リアクティブ・モード)、GREキーを含まなければならず、GREカプセル化が必要とされない、または異なるトンネリング機構が使用される場合、pMAG535は、GREキー・オプションを含むこと無く(リアクティブ・モード)、ハンドオフ・インターフェースHIメッセージを承認しなければならない。pMAG535は、GREキー・オプションが含まれている状態で、ハンドオフ・インターフェースHIメッセージを承認することによって、GREキーによるGREカプセル化を余儀なくさせることができる。
あるいは、ステップ620に示されるGREキーのアクティブ・モード交換で、pMAG535は、nMAG555にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、nMAG555は、ハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをpMAG535に送り返し、それによってpMAG535とnMAG555との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。アクティブ・モードにおいて、pMAG535は、トンネリング・タイプ・オプションをハンドオフ・インターフェースHIメッセージに含み、またそのトンネリング・タイプに必要なすべてのものを含む。例えば、pMAGは、トンネリング・タイプ・オプションまたはモビリティ・セッション・コンテキストの一部としてUDPタイプ・トンネリングのユーザ・データ・プロトコル(UDP)ポート番号を含み得る。pMAG135は、GREキーによるGREカプセル化を余儀なくさせるために含まれるダウンリンクGREキーを有するGREキー・オプションを含んでいてもよく、GREキー・オプションは、ネットワーク・アクセス変換の構成要素がnMAG555とpMAG535との間にないことを、nMAG555が高速ハンドオフ・シグナリングを介して動的に発見した状況において使用され得る。その場合、nMAGは、アップリンクGREキーを有するGREキー・オプションを良好なHACKメッセージに含める。
ステップ610または620のいずれかが行われた後、nMAG555は、LMA513にPBUメッセージを送信し、LMA513からPBAメッセージを受信し、これはすなわちステップ625に示されるPBU/PBA交換である。アップリンク・トラフィックをnMAG555からLMA513に直接送信することができるように、このPBUメッセージングによってLMA513はそのエントリ・テーブルを更新することができる。
ダウンリンク・トラフィックについては、動的なトンネルの作成は、モビリティ・セッションごとに行われ、必要なキーおよびコンテキスト情報がpMAG535とLMA513との間で交換され、キーおよびトンネルは、pMAG535とnMAG555との間のMAG間トンネルに固有である。GREキー以外のキーまたはトンネリングは、一方向ダウンリンク・トラフィックをサポートするために使用することができる。
図6のプロトコルについて、ダウンリンク通信は、ステップ630でLMA513からpMAG535に転送され、pMAG535は、ステップ635でMAG間トンネル595を介してダウンリンク通信をnMAG555に転送する。次いでnMAG555は、ステップ640でダウンリンク通信をモバイル・ノード525に転送する。アップリンク通信では、モバイル・ノード525は、ステップ645で通信をnMAG555に転送し、nMAG555は、ステップ647でアップリンク通信パケットをLMA513に転送する。
このプロトコルは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のMAGへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間一方向トンネリング機構をサポートする。このソリューションは、LMA513とモバイル・ノード525との間のダウンリンクの通信転送を含む一方向トラフィックをサポートし、ハンドオフ期間中、nMAG555がアップリンク通信トラフィックをホーム・ネットワークまたはLMA113に直接送信する。
ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG555との接続に完全に移動した後、nMAG555は、ステップ650でプロキシ・バインディング更新PBUをLMA513に送信し、LMA513は、nMAG555とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG555とのモバイル・ノード525の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。あるいは、一時的な状態が期限切れになった後、ステップ650で、nMAG555は一時的な寿命を延長するために更新メッセージを送信することができ、これは、nMAG555が一方向IP層トンネルを削除するようpMAG535に伝えることができるので、静的な構成可能な寿命期間を作ることより効率的であり得る。
ハンドオフ手順を終了するために、pMAG535は、ステップ655で寿命がゼロのLMA513に登録解除メッセージを送信することができ、またはLMAは、ステップ655でBRIメッセージをpMAG535に送信することができる。LMA513は、モバイル・ノード525が移動したことを示すために、pMAG535からBRIメッセージを受信する場合、そのキャッシュ・エントリ・テーブルを更新する。これらのメッセージは、モバイル・ノードが移動したことをpMAG535に知らせ、バインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルが回避され得る一時的な状態は、nMAG555がPBUをLMA513に送信することができることであり、これは、LMA513がそのバインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルを更新して、モバイル・ノード525についてのnMAG555からのアップリンク通信トラフィックの受容を可能にすることができる。
図6には、図5に示される構成要素を参照して、動的なMAG間双方向トンネル・プロトコルまたはメッセージ・フローが示されている。図6で定義されるプロトコルでは、高速ハンドオフ・シグナリング・メッセージで使用される現在のモビリティ・セッションごとの一方向トンネリング機構に関する情報を運ぶために、新しいトンネリング・タイプがpMAG535とnMAG555との間に確立される。このトンネリング機構は、高速ハンドオフ・プロトコル中、モバイル・ノードからLMA513にアップリンク・トラフィックを直接転送するために、nMAG555がnMAG555の一時的な転送状態を作り出すことができるようにPMIPv6が強化された状態で使用される。ダウンリンク・トラフィックは、pMAG535を介してルーティングされて送信され、pMAG535は、トラフィックをnMAG555に、次いで一方向のダウンリンク・トラフィックとしてモバイル・ノード525にルーティングする。
高速ハンドオーバ・シグナリング・メッセージを使用した、交渉され、nMAG555に伝えられるpMAG535とLMA513との間のトンネル。交渉されたトンネリング・タイプは、高速ハンドオフ・シグナリングを使用してpMAG535からnMAG555に伝えられ、トンネルを作るために使用されるハンドオフ・モードおよびリアクティブまたはアクティブ・モードに応じて決まり得る。nMAG555は、LMA513のためのモバイル・ノード525モビリティ・セッションをアンカーし、pMAG535を介して送信されるとき、モバイル・ノード525へのダウンリンクのバインディング状態を維持しながら、LMAがnMAG555からアップリンク・トラフィックを受け入れることができる状態を作るために、高速ハンドオーバ手順の間、LMA513にプロキシ・バインディング更新(PBU)メッセージを送信する。
交渉されたトンネリング・タイプは、ダウンリンク・トラフィックのためのpMAG535とnMAG555との間の一方向IP層トンネルを作るために使用される。pMAG535とnMAG555との間のIP層トンネリング機構としてのGeneric Routing Encapsulation(GRE)キーによるGREカプセル化/トンネリングがサポートされ得る。nMAG555からのPBUがモバイル・ノード525からのアップリンク・トラフィックに使用され、nMAG555は、LMA513へのPBUメッセージの一部として、モバイル・ノードID、LMA IPアドレス、および他の情報を必要とする。PBUは、この情報が利用可能となるまで、nMAG555によって送信することはできないが、この情報は、pMAG535からHACKメッセージで送信され得る。nMAG555は、この情報を受信するとすぐ、PBUを送信し、LMA513からプロキシ・バインディング肯定応答メッセージPBAを受信することができ、PBUをLMA513に送信するとすぐ、nMAG555はLMA513にアップリンク通信を送信し始めることができる。
MAG間トンネル・オプションは、pMAG535とLMA513との間に送信されて、高速ハンドオフ・シグナリング・メッセージで使用される。最終的なトンネリング・タイプは、pMAG535とnMAG555との間の通信において定義される。以下のように、トンネリング・タイプ・オプションが含まれる。(1)pMAG535は、リアクティブ・モードでnMAG555に送信されるHACKメッセージにトンネリング・タイプ・オプションおよびトンネル・タイプ固有のパラメータを含める。nMAG555は、例えばダウンリンクGREキーなどトンネル固有のパラメータによって、モバイル・ノードを示すMAG間インターフェース上のルーティング・テーブル項目を作成する。
nMAG555は、MAG間トンネルを介してトンネル伝送されたパケットを受け入れ、カプセルから取り出し始め、適切なアクセス・ネットワーク・ノード(nAN)に接続されたモバイル・ノードに、これらのパケットを転送する。ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG555との接続に完全に移動した後、nMAG555は、プロキシ・バインディング更新PBUをLMA513に送信し、LMA13は、nMAG155とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG555とのモバイル・ノード525の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。あるいは、一時的な状態が期限切れになった後、nMAG555は一時的な寿命を延長するために更新メッセージを送信することができ、これは、nMAG555が一方向IP層トンネルを削除するようpMAG535に伝えることができるので、静的な構成可能な寿命期間を作るより効率的であり得る。
ハンドオフ手順を終了するために、pMAG535は、寿命がゼロのLMA513に登録解除メッセージを送信することができ、またはLMAは、送信BRIメッセージをpMAG535に送信することができる。LMA513は、モバイル・ノード525が移動したことを示すために、pMAG535からBRIメッセージを受信する場合、そのキャッシュ・エントリ・テーブルを更新する。これらのメッセージは、モバイル・ノードが移動したことをpMAG535に知らせ、バインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルが回避され得る一時的な状態は、nMAG555がPBUをLMA513に送信することができることであり、これは、LMA13がそのバインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルを更新して、モバイル・ノード525についてのnMAG555からのアップリンク通信トラフィックの受容を可能にすることができる。これらのプロトコルは、上記の図2および図3に記載されている予め構成されたIPトンネル作成および維持と共に使用することもできる。
図7に示されるように、ステップ710は、動的なトンネルのリアクティブ・モード交渉を示し、アクセス・ノードnAN541または590/592がpAN542または539/537にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、pAN542または539/537は、ハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをnAN541または590/592に送り返し、それによってnAN541または590/592とpAN542または539/537との間で必要なキー情報が交換され、aAN(アクセス・ノード)間トンネルが確立される。pAN542または539/537は、高速ハンドオーバ・プロトコルを開始する場合(リアクティブ・モード)、GREキーを含まなければならず、GREカプセル化が必要とされない、または異なるトンネリング機構が使用される場合、pAN542または539/537は、GREキー・オプションを含むこと無く(リアクティブ・モード)、ハンドオフ・インターフェースHIメッセージを承認しなければならない。pAN542または539/537は、GREキー・オプションが含まれている状態で、ハンドオフ・インターフェースHIメッセージを承認することによって、GREキーによるGREカプセル化を余儀なくさせることができる。
あるいは、ステップ720に示されるGREキーのアクティブ・モード交換で、pAN542または539/537は、nAN541または590/592にハンドオーバ・インターフェースHIメッセージを送信し、nAN541または590/592は、ハンドオーバ肯定応答HACKメッセージをpAN542または539/537に送り返し、それによってpAN542または539/537とnAN541または590/592との間で必要なGREキーが交換され、MAG間トンネルが確立される。アクティブ・モードにおいて、pAN542または539/537は、トンネリング・タイプ・オプションをハンドオフ・インターフェースHIメッセージに含み、またそのトンネリング・タイプに必要なすべてのものを含む。例えば、pAN542または539/537は、トンネリング・タイプ・オプションまたはモビリティ・セッション・コンテキストの一部としてUDPタイプ・トンネリングのユーザ・データ・プロトコル(UDP)ポート番号を含み得る。pAN542または539/537は、GREキーによるGREカプセル化を余儀なくさせるために含まれるダウンリンクGREキーを有するGREキー・オプションを含んでいてもよく、GREキー・オプションは、ネットワーク・アクセス変換の構成要素がnAN541または590/592とpAN542または539/537との間にないことを、555が高速ハンドオフ・シグナリングを介して動的に発見した状況において使用され得る。その場合、nMAG555は、アップリンクGREキーを有するGREキー・オプションを良好なHACKメッセージに含める。
ステップ710または720が行われた後、nMAG555は、それぞれステップ715または725でモバイル・ノード・ハンドオフについてnAN541によって通知される。nMAG555は、LMA513にPBUメッセージを送信し、LMA513からPBAメッセージを受信し、これはすなわちステップ730に示されるPBU/PBA交換である。アップリンク・トラフィックをnMAG555からLMA513に直接送信することができるように、このPBUメッセージングによってLMA513はそのエントリ・テーブルを更新することができる。
ダウンリンク・トラフィックについては、動的なトンネルの作成は、モビリティ・セッションごとに行われ、必要なキーおよびコンテキスト情報がpAN542または539/537とLMA513との間で交換され、キーおよびトンネルは、pMAG542または539/537とnAN541または590/592との間のMAG間トンネルに固有である。GREキー以外のキーまたはトンネリングは、一方向ダウンリンク・トラフィックをサポートするために使用することができる。
図7のプロトコルについて、ダウンリンク通信は、ステップ735でLMA513からpAN542または539/537に転送され、pAN542または539/537は、ステップ740でMAG間トンネル595を介してダウンリンク通信をnAN541または590/592に転送する。次いでnAN541または590/592は、ステップ745でダウンリンク通信をモバイル・ノード525に転送する。アップリンク通信では、モバイル・ノード525は、ステップ750で通信をnMAG555に転送し、nMAG555は、ステップ755でアップリンク通信パケットをLMA113に転送する。
このプロトコルは、遅延を回避するための高速ハンドオフに先立つ次のANへのモバイル・ノードについてのモビリティ・セッション・コンテキスト情報の転送、および曖昧さ無しに新しいサービング・ゲートウェイと前のサービング・ゲートウェイとの間のモビリティ・セッション・トラフィックの転送を可能にするためのサービング・ゲートウェイ間一方向トンネリング機構をサポートする。このソリューションは、LMA513とモバイル・ノード525との間のダウンリンクの通信転送を含む一方向トラフィックをサポートし、ハンドオフ期間中、nMAG555がアップリンク通信トラフィックをホーム・ネットワーク、またはLMA113に直接送信する。
ハンドオフ手順が終了し、モバイル・ノードがnMAG555との接続に完全に移動した後、nMAG555は、ステップ760でプロキシ・バインディング更新PBUをLMA513に送信し、LMA513は、nMAG555およびnAN541または590/592とのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれの通信の将来の方向および受信について、nMAG555およびnAN541または590/592とのモバイル・ノード525の新しい接続を示すために、その接続エントリ・テーブルを更新する。あるいは、一時的な状態が期限切れになった後、ステップ760で、nMAG555は一時的な寿命を延長するために更新メッセージをLMA513に送信することができ、これは、nMAG555が一方向IP層トンネルを削除するようpMAG535に伝えることができるので、静的な構成可能な寿命期間を作ることより効率的であり得る。
ハンドオフ手順を終了するために、pMAG535は、ステップ765で寿命がゼロのLMA513に登録解除メッセージを送信することができ、またはLMAは、ステップ765でBRIメッセージをpMAG535に送信することができる。LMA513は、モバイル・ノード525が移動したことを示すために、pMAG535からBRIメッセージを受信する場合、そのキャッシュ・エントリ・テーブルを更新する。これらのメッセージは、モバイル・ノードが移動したことをpMAG535に知らせ、バインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルが回避され得る一時的な状態は、nMAG555がPBUをLMA513に送信することができることであり、これは、LMA513がそのバインディング・キャッシュ・エントリ・テーブルを更新して、モバイル・ノード525についてのnMAG555からのアップリンク通信トラフィックの受容を可能にすることができる。
本発明の好ましい実施形態が示され、説明されているが、本発明の趣旨および教示を逸脱しない範囲で、当業者によってその修正を加えることができる。本明細書に記載されている実施形態は、例示にすぎず、限定のためのものではない。本明細書に開示される本発明の多くの変形および変更は可能であり、本発明の範囲内である。

Claims (20)

  1. モバイル・ノードの接続が第1の外部ネットワークから第2の外部ネットワークに移行しているハンドオフ移行期間中、モバイル・ノードとの通信をサポートするための方法であって、
    前記第1の外部ネットワーク上の第1のモバイル・ゲートウェイを提供するステップであって、前記第1の外部ネットワークが前記モバイル・ノードへの接続をサポートし、ホーム・ネットワーク上のホーム・エージェントと前記モバイル・ノードとの間の通信をサポートする、ステップと、
    前記第1のモバイル・ゲートウェイと第2のモバイル・ゲートウェイとの間のセッション・コンテキストおよびキー情報の交換に基づいて、接続の移行の間、前記第1のモバイル・ゲートウェイと第2のモバイル・ゲートウェイとの間のトンネルを作るステップであって、前記第2のモバイル・ゲートウェイが前記第2の外部ネットワークに位置しており、前記ホーム・ネットワークとの前記モバイル・ノードの接続が前記第2の外部ネットワークに移行されている、ステップと、
    前記ハンドオフ移行期間中、前記トンネルを介してアップリンク通信パケットを前記モバイル・ノードから前記第1のモバイル・ゲートウェイ、および前記第2のモバイル・ゲートウェイに送信するステップであって、前記第1のモバイル・ゲートウェイがその後前記アップリンク通信パケットを前記ホーム・エージェントに転送する、ステップと、
    前記ハンドオフ移行期間中、前記ホーム・エージェントから前記第1のモバイル・ゲートウェイにダウンリンク通信パケットを送信するステップであって、前記第1のモバイル・ゲートウェイが、前記モバイル・ノードへのその後の転送のために、前記トンネルを介して前記ダウンリンク通信を前記第2のモバイル・ゲートウェイに転送する、ステップと、
    前記ホーム・ネットワーク上の前記ホーム・エージェントにハンドオフ終了メッセージを送信し、前記第1のモバイル・ゲートウェイとの前記モバイル・ノードの関連をキャンセルし、前記第2の外部ネットワーク上の前記第2のモバイル・ゲートウェイとの前記モバイル・ノードの関連を確立するステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1の外部ネットワークが、無線アクセス・ネットワークを介して前記モバイル・ノードに結合されている請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の外部ネットワークが、パケットベースのアクセス・ネットワークを介して前記モバイル・ノードに結合されている請求項1に記載の方法。
  4. 前記トンネルが、各モバイル・ノード通信セッションの開始によって確立される予め構成されたトンネルおよびメッセージ・コンテキスト情報に基づいて確立される請求項1に記載の方法。
  5. 前記トンネルが、前記第1の外部ネットワークと前記第2の外部ネットワークとの間の情報交換に基づいて動的に確立される請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオフ終了メッセージが、前記ホーム・エージェントに送信されるプロキシ・バインディング更新メッセージである請求項1に記載の方法。
  7. 前記ハンドオフ終了メッセージが、前記第2の外部ネットワークとの新しい接続を非移行にするように一時的な寿命が調整されなければならないことを示す請求項1に記載の方法。
  8. モバイル・ノードの接続が第1の外部ネットワークから第2の外部ネットワークに移行しているハンドオフ移行期間中、モバイル・ノードとの通信をサポートするための方法であって、
    前記第1の外部ネットワーク上の第1のモバイル・ゲートウェイを提供するステップであって、前記第1の外部ネットワークが無線アクセス・ネットワークを介した前記モバイル・ノードへの接続をサポートし、ホーム・ネットワーク上のホーム・エージェントと前記モバイル・ノードとの間の通信をサポートする、ステップと、
    前記第1のモバイル・ゲートウェイと第2のモバイル・ゲートウェイとの間のセッション・コンテキストおよびキー情報の交換に基づいて、接続の移行の間、前記第1のモバイル・ゲートウェイと第2のモバイル・ゲートウェイとの間のトンネルを作るステップであって、前記第2のモバイル・ゲートウェイが前記第2の外部ネットワークに位置しており、前記ホーム・ネットワークとの前記モバイル・ノードの接続が前記第2の外部ネットワークに移行されており、前記第2の外部ネットワークが無線アクセス・ネットワークを介して前記モバイル・ノードへの通信をサポートする、ステップと、
    前記ハンドオフ移行期間中、前記トンネルを介してアップリンク通信パケットを前記モバイル・ノードから前記第1のモバイル・ゲートウェイ、および前記第2のモバイル・ゲートウェイに送信するステップであって、前記第1のモバイル・ゲートウェイがその後前記アップリンク通信パケットを前記ホーム・エージェントに転送する、ステップと、
    前記ハンドオフ移行期間中、前記ホーム・エージェントから前記第1のモバイル・ゲートウェイにダウンリンク通信パケットを送信するステップであって、前記第1のモバイル・ゲートウェイが前記モバイル・ノードへのその後の転送のために、前記トンネルを介して前記ダウンリンク通信を前記第2のモバイル・ゲートウェイに転送する、ステップと、
    前記ホーム・ネットワーク上の前記ホーム・エージェントにハンドオフ終了メッセージを送信し、前記第1のモバイル・ゲートウェイとの前記モバイル・ノードの関連をキャンセルし、前記第2の外部ネットワーク上の前記第2のモバイル・ゲートウェイとの前記モバイル・ノードの関連を確立するステップと
    を含む方法。
  9. 前記トンネルが、各モバイル・ノード通信セッションの開始によって確立される予め構成されたトンネルおよびメッセージ・コンテキスト情報に基づいて確立される請求項8に記載の方法。
  10. 前記トンネルが、前記第1の外部ネットワークと前記第2の外部ネットワークとの間の情報交換に基づいて動的に確立される請求項8に記載の方法。
  11. 前記ハンドオフ終了メッセージが、前記ホーム・エージェントに送信されるプロキシ・バインディング更新メッセージである請求項8に記載の方法。
  12. 前記ハンドオフ終了メッセージが、前記第2の外部ネットワークとの新しい接続を非移行にするように一時的な寿命が調整されなければならないことを示す請求項8に記載の方法。
  13. モバイル・ノードの接続が第1の外部ネットワークから第2の外部ネットワークに移行しているハンドオフ移行期間中、モバイル・ノードとの通信をサポートする通信システムであって、
    前記第1の外部ネットワーク上の第1のモバイル・ゲートウェイであって、前記第1の外部ネットワークが前記モバイル・ノードへの接続をサポートし、ホーム・ネットワーク上のホーム・エージェントと前記モバイル・ノードとの間の通信をサポートする、ステップと、
    前記第1のモバイル・ゲートウェイと第2のモバイル・ゲートウェイとの間のトンネルであって、前記トンネルが、前記第1のモバイル・ゲートウェイと第2のモバイル・ゲートウェイとの間のセッション・コンテキストおよびキー情報の交換に基づいて、接続の移行の間に作成され維持され、前記第2のモバイル・ゲートウェイが前記第2の外部ネットワークに位置しており、前記ホーム・ネットワークとの前記モバイル・ノードの接続が前記第2の外部ネットワークに移行されている、ステップと、
    前記トンネルを介して前記モバイル・ノードから前記第1のモバイル・ゲートウェイ、および前記第2のモバイル・ゲートウェイでアップリンク通信パケットを受信することによって、前記第1のモバイル・ゲートウェイが、前記ハンドオフ移行期間中、アップリンク通信パケット転送をサポートするステップあって、前記第1のモバイル・ゲートウェイがその後アップリンク通信パケットを前記ホーム・エージェントに転送する、ステップと、
    前記ホーム・エージェントから前記第1のモバイル・ゲートウェイでダウンリンク通信パケットを受信することによって、前記第1のモバイル・ゲートウェイが、前記ハンドオフ移行期間中、ダウンリンク通信パケット転送をサポートするステップであって、前記第1のモバイル・ゲートウェイが、前記モバイル・ノードへのその後の転送のために、前記トンネルを介して前記ダウンリンク通信を前記第2のモバイル・ゲートウェイに転送する、ステップと、
    前記ホーム・エージェントが、前記ホーム・ネットワーク上の前記ホーム・エージェントで受信されたハンドオフ終了メッセージを処理するとき、前記ハンドオフ・プロトコルの移行を終了するステップであって、前記終了メッセージが、前記第1のモバイル・ゲートウェイとの前記モバイル・ノードの関連をキャンセルし、前記第2の外部ネットワーク上の前記第2のモバイル・ゲートウェイとの前記モバイル・ノードの関連を確立する、ステップと
    を含む通信システム。
  14. 前記第1の外部ネットワークが、無線アクセス・ネットワークを介して前記モバイル・ノードに結合されている請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の外部ネットワークが、無線アクセス・ネットワークを介して前記モバイル・ノードに結合されている請求項13に記載の方法。
  16. 前記トンネルが、各モバイル・ノード通信セッションの開始によって確立される予め構成されたトンネルおよびメッセージ・コンテキスト情報に基づいて確立される請求項13に記載の方法。
  17. 前記トンネルが、前記第1の外部ネットワークと前記第2の外部ネットワークとの間の情報交換に基づいて動的に確立される請求項13に記載の方法。
  18. 前記ハンドオフ終了メッセージが、前記ホーム・エージェントに送信されるプロキシ・バインディング更新メッセージである請求項13に記載の方法。
  19. 前記ハンドオフ終了メッセージが、前記第2の外部ネットワークとの新しい接続を非移行にするように一時的な寿命が調整されなければならないことを示す請求項13に記載の方法。
  20. 前記第2の外部ネットワークが、前記第1の外部ネットワークとのトンネルを使用すること無く、前記ホーム・エージェントにアップリンク通信を直接送信するために、前記ホーム・エージェントに登録することができる請求項13に記載の方法。
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