JP2003319126A - ファクシミリ装置及びその制御方法 - Google Patents
ファクシミリ装置及びその制御方法Info
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- JP2003319126A JP2003319126A JP2002122599A JP2002122599A JP2003319126A JP 2003319126 A JP2003319126 A JP 2003319126A JP 2002122599 A JP2002122599 A JP 2002122599A JP 2002122599 A JP2002122599 A JP 2002122599A JP 2003319126 A JP2003319126 A JP 2003319126A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリ通信がIPネットワークを経由
するようにされている場合であっても、強制的に電話網
を経由するように制御され、信号の遅延によるファクシ
ミリ通信のエラー終了を回避することができるファクシ
ミリ装置及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 IPネットワーク経由の通信回線112
を介して相手端末と通信するファクシミリ装置100に
おいて、所定の発呼要因が発生した際、該発呼に係る通
信がIPネットワーク経由であるか否かを検出する。そ
の結果、IPネットワーク経由の通信経路を用いること
が検出された場合、通信回線キャリアを指定する識別番
号の削除、IPネットワークを経由しない通信回線キャ
リアを指定する識別番号の付加を行う。
するようにされている場合であっても、強制的に電話網
を経由するように制御され、信号の遅延によるファクシ
ミリ通信のエラー終了を回避することができるファクシ
ミリ装置及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 IPネットワーク経由の通信回線112
を介して相手端末と通信するファクシミリ装置100に
おいて、所定の発呼要因が発生した際、該発呼に係る通
信がIPネットワーク経由であるか否かを検出する。そ
の結果、IPネットワーク経由の通信経路を用いること
が検出された場合、通信回線キャリアを指定する識別番
号の削除、IPネットワークを経由しない通信回線キャ
リアを指定する識別番号の付加を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIP(Internet Pro
tocol)ネットワークを介して相手端末と通信するファ
クシミリ装置及びその制御方法に関する。
tocol)ネットワークを介して相手端末と通信するファ
クシミリ装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信回線キャリア(通信回線業
者:以下では特に必要な場合を除き単に「キャリア」と
称す。)間の価格競争が激化し、より安価な通信を実現
するためにIPネットワークを通信経路として利用する
キャリアが現在増加しつつある。
者:以下では特に必要な場合を除き単に「キャリア」と
称す。)間の価格競争が激化し、より安価な通信を実現
するためにIPネットワークを通信経路として利用する
キャリアが現在増加しつつある。
【0003】一般に、通話やファクシミリ通信等の音声
通信にIPネットワークを通信経路として利用する場
合、IPネットワーク上では音声信号はディジタル化さ
れ、TCP/IPのパケットとして送受信される。この
時、IPネットワークを用いることによって距離に関す
る課金が行われない。従って、IPネットワークを用い
た市外通話や国際通話といった長距離通話サービスにお
いては、非常に安価な通信が可能となる。
通信にIPネットワークを通信経路として利用する場
合、IPネットワーク上では音声信号はディジタル化さ
れ、TCP/IPのパケットとして送受信される。この
時、IPネットワークを用いることによって距離に関す
る課金が行われない。従って、IPネットワークを用い
た市外通話や国際通話といった長距離通話サービスにお
いては、非常に安価な通信が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなIPネットワークを利用した通信は、信号の伝
達時間の保証のないIPネットワークを経由することに
より、原理的に信号の遅延が発生することを回避するこ
とができない。従って、このような通信経路を利用して
ファクシミリ通信を行う場合、いくつかの問題が起きる
ことが予想される。例えば、ファクシミリの通信速度、
通信ポイント間の距離、IPネットワークの経路又は混
み具合によって、この信号の遅延が大きくなり、信号間
タイマでのエラーや画像データの欠落といった問題が発
生する可能性がある。
たようなIPネットワークを利用した通信は、信号の伝
達時間の保証のないIPネットワークを経由することに
より、原理的に信号の遅延が発生することを回避するこ
とができない。従って、このような通信経路を利用して
ファクシミリ通信を行う場合、いくつかの問題が起きる
ことが予想される。例えば、ファクシミリの通信速度、
通信ポイント間の距離、IPネットワークの経路又は混
み具合によって、この信号の遅延が大きくなり、信号間
タイマでのエラーや画像データの欠落といった問題が発
生する可能性がある。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、ファクシミリ通信がIPネットワーク
を経由するようにされている場合であっても、強制的に
電話網を経由するように制御され、信号の遅延によるフ
ァクシミリ通信のエラー終了を回避することができるフ
ァクシミリ装置及びその制御方法を提供することを目的
とする。
れたものであり、ファクシミリ通信がIPネットワーク
を経由するようにされている場合であっても、強制的に
電話網を経由するように制御され、信号の遅延によるフ
ァクシミリ通信のエラー終了を回避することができるフ
ァクシミリ装置及びその制御方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、IPネットワーク又は電話網を経由する
通信経路を介して相手端末とファクシミリ通信するファ
クシミリ装置であって、前記相手端末に対する発呼情報
を検知する検知手段と、検知された発呼情報に基づい
て、前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由す
る通信であるか否かを判定する判定手段と、前記ファク
シミリ通信がIPネットワークを経由する通信であると
判定された場合、該ファクシミリ通信に対して所定の電
話網を経由する通信経路を設定する設定手段とを備える
ことを特徴とする。
に、本発明は、IPネットワーク又は電話網を経由する
通信経路を介して相手端末とファクシミリ通信するファ
クシミリ装置であって、前記相手端末に対する発呼情報
を検知する検知手段と、検知された発呼情報に基づい
て、前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由す
る通信であるか否かを判定する判定手段と、前記ファク
シミリ通信がIPネットワークを経由する通信であると
判定された場合、該ファクシミリ通信に対して所定の電
話網を経由する通信経路を設定する設定手段とを備える
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明に係るファクシミリ装置は、
所定のIPネットワークを常時経由する通信経路を指定
する指定手段をさらに備え、前記判定手段は、前記指定
の有無によって、前記ファクシミリ通信がIPネットワ
ークを常時経由する通信であるか否かを判定することを
特徴とする。
所定のIPネットワークを常時経由する通信経路を指定
する指定手段をさらに備え、前記判定手段は、前記指定
の有無によって、前記ファクシミリ通信がIPネットワ
ークを常時経由する通信であるか否かを判定することを
特徴とする。
【0008】さらに、本発明に係るファクシミリ装置
は、前記発呼情報が、所定の通信回線キャリアを指定す
る識別番号を含む情報であって、前記判定手段が、前記
発呼情報に含まれるIPネットワークを経由する通信経
路を提供する前記通信回線キャリアを指定する識別番号
の有無によって、前記ファクシミリ通信がIPネットワ
ークを経由する通信であるか否かを判定することを特徴
とする。
は、前記発呼情報が、所定の通信回線キャリアを指定す
る識別番号を含む情報であって、前記判定手段が、前記
発呼情報に含まれるIPネットワークを経由する通信経
路を提供する前記通信回線キャリアを指定する識別番号
の有無によって、前記ファクシミリ通信がIPネットワ
ークを経由する通信であるか否かを判定することを特徴
とする。
【0009】さらにまた、本発明に係るファクシミリ装
置は、前記設定手段は、前記ファクシミリ通信がIPネ
ットワークを経由する通信であると判定された場合、前
記発呼情報から前記通信回線キャリアを指定する識別番
号を削除する削除手段を備えることを特徴とする。
置は、前記設定手段は、前記ファクシミリ通信がIPネ
ットワークを経由する通信であると判定された場合、前
記発呼情報から前記通信回線キャリアを指定する識別番
号を削除する削除手段を備えることを特徴とする。
【0010】さらにまた、本発明に係るファクシミリ装
置は、前記設定手段は、前記ファクシミリ通信がIPネ
ットワークを経由する通信であると判定され、前記発呼
情報から前記通信回線キャリアを指定する識別番号が削
除された後、IPネットワークを経由しない通信経路を
提供する所定の通信回線キャリアを指定する識別番号を
前記発呼情報に付加する付加手段をさらに備えることを
特徴とする。
置は、前記設定手段は、前記ファクシミリ通信がIPネ
ットワークを経由する通信であると判定され、前記発呼
情報から前記通信回線キャリアを指定する識別番号が削
除された後、IPネットワークを経由しない通信経路を
提供する所定の通信回線キャリアを指定する識別番号を
前記発呼情報に付加する付加手段をさらに備えることを
特徴とする。
【0011】さらにまた、本発明に係るファクシミリ装
置は、IPネットワークを経由しない通信経路を提供す
る通信回線キャリアを指定する識別番号を入力する入力
手段をさらに備えることを特徴とする。
置は、IPネットワークを経由しない通信経路を提供す
る通信回線キャリアを指定する識別番号を入力する入力
手段をさらに備えることを特徴とする。
【0012】さらにまた、本発明に係るファクシミリ装
置は、前記IPネットワークを経由しない通信経路が、
公衆電話網であることを特徴とする。
置は、前記IPネットワークを経由しない通信経路が、
公衆電話網であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態によるファクシミリ装置及びその制御方法に
ついて説明する。
一実施形態によるファクシミリ装置及びその制御方法に
ついて説明する。
【0014】<第1実施形態>図1は、本発明の第1の
実施形態によるファクシミリ装置のハードウェア構成を
示す図である。図1において、符号112はファクシミ
リ装置100に接続する通信回線を示しており、この通
信回線112を介してファクシミリ装置100は相手端
末との通信を行う。また、ファクシミリ装置100及び
相手端末は、この通信回線112及び交換機を介して発
信者番号を通知し合う。
実施形態によるファクシミリ装置のハードウェア構成を
示す図である。図1において、符号112はファクシミ
リ装置100に接続する通信回線を示しており、この通
信回線112を介してファクシミリ装置100は相手端
末との通信を行う。また、ファクシミリ装置100及び
相手端末は、この通信回線112及び交換機を介して発
信者番号を通知し合う。
【0015】尚、本実施形態のファクシミリ装置100
は、IPネットワークを介して相手端末と音声通信を行
うものとする。このようなIPネットワークを介した音
声通信サービスの形態には、発呼に用いる識別番号とし
て直接相手端末のIPアドレスを指定するもの、或い
は、識別番号として相手端末の電話番号に特定の電話番
号プリフィックスを付加した番号を用いて発呼すること
により特定のキャリア経由で相手端末に接続するもの等
の種々の形態が考えられる。
は、IPネットワークを介して相手端末と音声通信を行
うものとする。このようなIPネットワークを介した音
声通信サービスの形態には、発呼に用いる識別番号とし
て直接相手端末のIPアドレスを指定するもの、或い
は、識別番号として相手端末の電話番号に特定の電話番
号プリフィックスを付加した番号を用いて発呼すること
により特定のキャリア経由で相手端末に接続するもの等
の種々の形態が考えられる。
【0016】そこで、本実施形態では、説明を簡単にす
るために、上述した2種類の音声通信サービスの形態の
うち、後者(識別番号として相手端末の電話番号に特定
の電話番号プリフィックスを付加した番号を用いて発呼
することにより特定のキャリア経由で相手端末に接続す
るもの)の方式で発呼を行うものとする。
るために、上述した2種類の音声通信サービスの形態の
うち、後者(識別番号として相手端末の電話番号に特定
の電話番号プリフィックスを付加した番号を用いて発呼
することにより特定のキャリア経由で相手端末に接続す
るもの)の方式で発呼を行うものとする。
【0017】図1に示すように、本実施形態によるファ
クシミリ装置100は、NCU102、RAM103、
ROM104、制御部105、操作部106、表示部1
07、モデム108、スピーカ109、プリンタ部11
0、読取部111がバス113を介して互いに接続され
ている。
クシミリ装置100は、NCU102、RAM103、
ROM104、制御部105、操作部106、表示部1
07、モデム108、スピーカ109、プリンタ部11
0、読取部111がバス113を介して互いに接続され
ている。
【0018】NCU102は、直接相手端末の電話番号
に発呼する、或いは、上述したように相手端末の電話番
号に特定の電話番号プリフィックスを付加して発呼し特
定キャリア経由で相手端末に接続する回路網制御装置
(Network Control Unit)である。このNCU102を
介して、ファクシミリ装置100は通信回線112に接
続される。尚、NCU102は、通信回線112側とフ
ァクシミリ装置100内部との電気的絶縁、制御部10
5の指示による回線の捕捉、解放、ダイヤルパルス、ト
ーンの送出、回線の監視等の公知の機能を有するものと
する。
に発呼する、或いは、上述したように相手端末の電話番
号に特定の電話番号プリフィックスを付加して発呼し特
定キャリア経由で相手端末に接続する回路網制御装置
(Network Control Unit)である。このNCU102を
介して、ファクシミリ装置100は通信回線112に接
続される。尚、NCU102は、通信回線112側とフ
ァクシミリ装置100内部との電気的絶縁、制御部10
5の指示による回線の捕捉、解放、ダイヤルパルス、ト
ーンの送出、回線の監視等の公知の機能を有するものと
する。
【0019】また、RAM103は、発呼電話番号、I
Pネットワークを利用する特定キャリアを指定する番号
(上述した電話番号プリフィックス)、画像データ及び
制御データ等を記憶する記憶部である。
Pネットワークを利用する特定キャリアを指定する番号
(上述した電話番号プリフィックス)、画像データ及び
制御データ等を記憶する記憶部である。
【0020】さらに、ROM104には、制御部105
の制御プログラム、各種設定の初期値が記憶されてい
る。尚、本実施形態では、IPネットワークを利用する
ための特定キャリアを指定する番号はRAM103に記
憶されている。尚、別の実施形態として、IPネットワ
ークを利用するための特定キャリアを指定する番号は、
予めROM104に記憶させているような構成であって
もよい。
の制御プログラム、各種設定の初期値が記憶されてい
る。尚、本実施形態では、IPネットワークを利用する
ための特定キャリアを指定する番号はRAM103に記
憶されている。尚、別の実施形態として、IPネットワ
ークを利用するための特定キャリアを指定する番号は、
予めROM104に記憶させているような構成であって
もよい。
【0021】さらにまた、制御部105は、マイクロプ
ロセッサなどから構成され、ROM104に記述された
制御プログラムに従って、図1に示すファクシミリ装置
100の各機能ブロックを制御する。
ロセッサなどから構成され、ROM104に記述された
制御プログラムに従って、図1に示すファクシミリ装置
100の各機能ブロックを制御する。
【0022】さらにまた、操作部106は、キーボード
やポインティングデバイス等から成り、後述する表示部
107とともにユーザインタフェースを構成する操作部
である。操作部106は、ファクシミリ送受信、発呼/
着呼等に関するオペレータの操作を受け付け、制御部1
05にオペレータの操作を通知する。
やポインティングデバイス等から成り、後述する表示部
107とともにユーザインタフェースを構成する操作部
である。操作部106は、ファクシミリ送受信、発呼/
着呼等に関するオペレータの操作を受け付け、制御部1
05にオペレータの操作を通知する。
【0023】さらにまた、表示部107は、発呼時のダ
イヤル及び装置の状態等のオペレータに伝達すべき情報
を表示する。また、モデム108は、送信の場合は送信
信号を変調し、受信の場合は通信回線112からの受信
信号を復調する。また、交換機との間の発信者番号通
知、トーナル信号、DTMF信号等の検出・合成も行
う。
イヤル及び装置の状態等のオペレータに伝達すべき情報
を表示する。また、モデム108は、送信の場合は送信
信号を変調し、受信の場合は通信回線112からの受信
信号を復調する。また、交換機との間の発信者番号通
知、トーナル信号、DTMF信号等の検出・合成も行
う。
【0024】さらにまた、スピーカ109は、通信回線
112上の音声信号の監視、オペレータの呼び出し、操
作音やエラー音を鳴らすため等に用いられる。そして、
これらの音声をスピーカ109から出力するために、不
図示の音声合成回路や増幅器などが用いられるものとす
る。
112上の音声信号の監視、オペレータの呼び出し、操
作音やエラー音を鳴らすため等に用いられる。そして、
これらの音声をスピーカ109から出力するために、不
図示の音声合成回路や増幅器などが用いられるものとす
る。
【0025】さらにまた、プリンタ部110は、レーザ
ビームプリンタやインクジェットプリンタ等の記録機構
から構成され、受信画像、各種レポート等を出力するた
めに用いられる。
ビームプリンタやインクジェットプリンタ等の記録機構
から構成され、受信画像、各種レポート等を出力するた
めに用いられる。
【0026】さらにまた、読取部111は、原稿搬送部
及び光電変換素子等から構成される原稿の読取部であ
る。読取部111により読み取られた原稿画像は、RA
M103に蓄積される。
及び光電変換素子等から構成される原稿の読取部であ
る。読取部111により読み取られた原稿画像は、RA
M103に蓄積される。
【0027】次に、上述した構成のファクシミリ装置1
00における通信制御動作について説明する。
00における通信制御動作について説明する。
【0028】図2は、本発明の第1の実施形態によるフ
ァクシミリ装置100の発呼制御動作を説明するための
フローチャートである。尚、図2のフローチャートで示
される発呼制御手順は、制御部105のプログラムとし
てROM104に格納されている。
ァクシミリ装置100の発呼制御動作を説明するための
フローチャートである。尚、図2のフローチャートで示
される発呼制御手順は、制御部105のプログラムとし
てROM104に格納されている。
【0029】まず、待機状態において、ファクシミリ装
置100は、ユーザ操作(例えば、テンキーやワンタッ
チキー等による電話番号の入力等)により、或いは所定
の自動的な動作(例えば、タイマ計時に基づく時刻指定
発呼等)により発生する発呼要因の監視を行って発呼要
因が検出されたか否かを判定する(ステップS20
1)。その結果、発呼要因が検出されない場合(発呼要
因なし)、引き続き発呼要因の監視を行う。一方、発呼
要因が検出された場合(発呼要因あり)、ステップS2
03へ進む。尚、発呼要因が発生した場合は当然ながら
制御部105は相手端末の電話番号の情報を取得する。
置100は、ユーザ操作(例えば、テンキーやワンタッ
チキー等による電話番号の入力等)により、或いは所定
の自動的な動作(例えば、タイマ計時に基づく時刻指定
発呼等)により発生する発呼要因の監視を行って発呼要
因が検出されたか否かを判定する(ステップS20
1)。その結果、発呼要因が検出されない場合(発呼要
因なし)、引き続き発呼要因の監視を行う。一方、発呼
要因が検出された場合(発呼要因あり)、ステップS2
03へ進む。尚、発呼要因が発生した場合は当然ながら
制御部105は相手端末の電話番号の情報を取得する。
【0030】ステップS203では、ファクシミリ装置
100が接続されている通信回線112が、常時IPネ
ットワーク経由の通信経路を用いるものであるか否かが
判定される。本実施形態においては、予めユーザが、フ
ァクシミリ装置100の操作部106を操作して常時I
Pネットワークを経由させるのか否かをRAM103に
登録しておくものとする。そして、判定時には、この登
録内容を参照して常時IPネットワークを経由するのか
否かが判定されるものとする。
100が接続されている通信回線112が、常時IPネ
ットワーク経由の通信経路を用いるものであるか否かが
判定される。本実施形態においては、予めユーザが、フ
ァクシミリ装置100の操作部106を操作して常時I
Pネットワークを経由させるのか否かをRAM103に
登録しておくものとする。そして、判定時には、この登
録内容を参照して常時IPネットワークを経由するのか
否かが判定されるものとする。
【0031】その結果、ファクシミリ通信が常時IPネ
ットワーク経由の通信経路を用いるモードになっている
と判定された場合(YES)、ステップS205へ進
み、それ以外の場合(NO)はステップS204へ進
む。ステップS204では、フラグIP_flag1を
OFFにして、ステップS206へ進む。また、ステッ
プS205では、フラグIP_flag1をONにして
ステップS206へ進む。
ットワーク経由の通信経路を用いるモードになっている
と判定された場合(YES)、ステップS205へ進
み、それ以外の場合(NO)はステップS204へ進
む。ステップS204では、フラグIP_flag1を
OFFにして、ステップS206へ進む。また、ステッ
プS205では、フラグIP_flag1をONにして
ステップS206へ進む。
【0032】すなわち、本発明に係るファクシミリ装置
100では、所定のIPネットワークを常時経由する通
信経路を指定しておき、この指定の有無によって、ファ
クシミリ通信がIPネットワークを常時経由する通信で
あるか否かを判定することを特徴とする。
100では、所定のIPネットワークを常時経由する通
信経路を指定しておき、この指定の有無によって、ファ
クシミリ通信がIPネットワークを常時経由する通信で
あるか否かを判定することを特徴とする。
【0033】ステップS206では、ファクシミリ装置
100が発呼しようとしている相手端末の電話番号の情
報の中にキャリアを指定する識別番号が含まれているか
否かが判定される。この判定は、予めキャリアを指定す
る識別番号をROM104に登録しておき、選択された
キャリアがこれに一致するか否かを比較することによっ
て判定するものとする。
100が発呼しようとしている相手端末の電話番号の情
報の中にキャリアを指定する識別番号が含まれているか
否かが判定される。この判定は、予めキャリアを指定す
る識別番号をROM104に登録しておき、選択された
キャリアがこれに一致するか否かを比較することによっ
て判定するものとする。
【0034】例えば、キャリアを指定する電話番号プリ
フィックスをROM104に登録し、これとステップS
201において得られた相手端末の電話番号の情報の先
頭部分等を比較することによって行うことができる。こ
れは、ユーザが特定のキャリアを指定してファクシミリ
通信を行う場合、通常、相手先の電話番号の先頭部分等
にキャリアを指定する識別番号を付加することに基づ
く。尚、キャリアを指定する識別番号は、操作部106
によるユーザの登録操作によりRAM103に登録し、
この情報を用いてステップS206の判定を行う構成で
あってもよい。
フィックスをROM104に登録し、これとステップS
201において得られた相手端末の電話番号の情報の先
頭部分等を比較することによって行うことができる。こ
れは、ユーザが特定のキャリアを指定してファクシミリ
通信を行う場合、通常、相手先の電話番号の先頭部分等
にキャリアを指定する識別番号を付加することに基づ
く。尚、キャリアを指定する識別番号は、操作部106
によるユーザの登録操作によりRAM103に登録し、
この情報を用いてステップS206の判定を行う構成で
あってもよい。
【0035】ステップS206において、発呼しようと
している相手端末の電話番号の情報の中にキャリアを指
定する識別番号があると判定された場合(YES)、ス
テップS208へ進み、それ以外の場合(NO)はステ
ップS207へ進む。ステップS207では、フラグC
arr_flagをOFFにしてステップS209へ進
む。また、ステップS208では、フラグCarr_f
lagをONにしてステップS209へ進む。
している相手端末の電話番号の情報の中にキャリアを指
定する識別番号があると判定された場合(YES)、ス
テップS208へ進み、それ以外の場合(NO)はステ
ップS207へ進む。ステップS207では、フラグC
arr_flagをOFFにしてステップS209へ進
む。また、ステップS208では、フラグCarr_f
lagをONにしてステップS209へ進む。
【0036】ステップS209では、ステップS206
で検出したキャリアを指定する識別番号が、IPネット
ワークを経由するキャリアを指定しているものか否かが
判定される。この判定は、予めキャリア識別番号をRO
M104に登録しておく際に、そのキャリアがIPネッ
トワークを経由するキャリアか否かの情報も併せて登録
しておき、検出されたキャリアがIPネットワークを経
由するか否かをこの情報を参照することによって判定す
るものとする。尚、上述したIPネットワークを経由す
るキャリア情報は、操作部106によるユーザの登録操
作によりRAM103に登録し、この情報を用いてステ
ップS209の判定を行う構成であってもよい。
で検出したキャリアを指定する識別番号が、IPネット
ワークを経由するキャリアを指定しているものか否かが
判定される。この判定は、予めキャリア識別番号をRO
M104に登録しておく際に、そのキャリアがIPネッ
トワークを経由するキャリアか否かの情報も併せて登録
しておき、検出されたキャリアがIPネットワークを経
由するか否かをこの情報を参照することによって判定す
るものとする。尚、上述したIPネットワークを経由す
るキャリア情報は、操作部106によるユーザの登録操
作によりRAM103に登録し、この情報を用いてステ
ップS209の判定を行う構成であってもよい。
【0037】ステップS209における判定の結果、検
出したキャリアを指定する識別番号がIPネットワーク
を経由するキャリアを指定していると判定された場合
(YES)、ステップS211へ進み、それ以外の場合
(NO)はステップS210へ進む。ステップS210
では、フラグIP_flag2をOFFにしてステップ
S212へ進む。一方、ステップS211では、フラグ
IP_flag2をONにしてステップS212へ進
む。
出したキャリアを指定する識別番号がIPネットワーク
を経由するキャリアを指定していると判定された場合
(YES)、ステップS211へ進み、それ以外の場合
(NO)はステップS210へ進む。ステップS210
では、フラグIP_flag2をOFFにしてステップ
S212へ進む。一方、ステップS211では、フラグ
IP_flag2をONにしてステップS212へ進
む。
【0038】すなわち、本発明に係るファクシミリ装置
100では、発呼情報が、所定の通信回線キャリアを指
定する識別番号を含む情報であって、発呼情報に含まれ
るIPネットワークを経由する通信経路を提供する通信
回線キャリアを指定する識別番号の有無によって、ファ
クシミリ通信がIPネットワークを経由する通信である
か否かを判定することを特徴とする。
100では、発呼情報が、所定の通信回線キャリアを指
定する識別番号を含む情報であって、発呼情報に含まれ
るIPネットワークを経由する通信経路を提供する通信
回線キャリアを指定する識別番号の有無によって、ファ
クシミリ通信がIPネットワークを経由する通信である
か否かを判定することを特徴とする。
【0039】ここで、ステップS206では、ステップ
S201で得られた相手端末の電話番号情報を用いてN
CU102を制御し相手端末に発呼したが、ステップS
212では、この発呼がファクシミリ通信であるか否か
を判定する。その結果、ファクシミリ通信であると判定
された場合(YES)、ステップS213へ進む。一
方、ファクシミリ通信でないと判定された場合(N
O)、ステップS220へ進む。
S201で得られた相手端末の電話番号情報を用いてN
CU102を制御し相手端末に発呼したが、ステップS
212では、この発呼がファクシミリ通信であるか否か
を判定する。その結果、ファクシミリ通信であると判定
された場合(YES)、ステップS213へ進む。一
方、ファクシミリ通信でないと判定された場合(N
O)、ステップS220へ進む。
【0040】ステップS213では、IP_flag1
の状態がONであるか否かが判定される。その結果、I
P_flag1の状態がONの場合(YES)、ステッ
プS216へ進む。一方、IP_flag1の状態がO
FFの場合(NO)、ステップS214へ進む。
の状態がONであるか否かが判定される。その結果、I
P_flag1の状態がONの場合(YES)、ステッ
プS216へ進む。一方、IP_flag1の状態がO
FFの場合(NO)、ステップS214へ進む。
【0041】ステップS214では、IP_flag2
の状態がONであるか否かが判定される。その結果、I
P_flag2の状態がONの場合(YES)、ステッ
プS215へ進む。一方、IP_flag2の状態がO
FFの場合(NO)、ステップS220へ進む。そし
て、ステップS215では、ステップ206で検出した
キャリアを、指定する識別番号を発呼しようとしている
相手端末の電話番号から削除してステップS220へ進
む。
の状態がONであるか否かが判定される。その結果、I
P_flag2の状態がONの場合(YES)、ステッ
プS215へ進む。一方、IP_flag2の状態がO
FFの場合(NO)、ステップS220へ進む。そし
て、ステップS215では、ステップ206で検出した
キャリアを、指定する識別番号を発呼しようとしている
相手端末の電話番号から削除してステップS220へ進
む。
【0042】ステップ216では、IP_flag2の
状態がONであるか否かが判定される。その結果、IP
_flag2の状態がONの場合(YES)、ステップ
S217へ進む。一方、IP_flag2の状態がOF
Fの場合(NO)、ステップS218へ進む。そして、
ステップS217では、ステップ206で検出したキャ
リアを、指定する識別番号を発呼しようとしている相手
端末の電話番号から削除してステップS219へ進む。
状態がONであるか否かが判定される。その結果、IP
_flag2の状態がONの場合(YES)、ステップ
S217へ進む。一方、IP_flag2の状態がOF
Fの場合(NO)、ステップS218へ進む。そして、
ステップS217では、ステップ206で検出したキャ
リアを、指定する識別番号を発呼しようとしている相手
端末の電話番号から削除してステップS219へ進む。
【0043】すなわち、本発明に係るファクシミリ装置
100は、ファクシミリ通信がIPネットワークを経由
する通信であると判定された場合、発呼情報から通信回
線キャリアを指定する識別番号を削除することを特徴と
する。
100は、ファクシミリ通信がIPネットワークを経由
する通信であると判定された場合、発呼情報から通信回
線キャリアを指定する識別番号を削除することを特徴と
する。
【0044】ステップS218では、Carr_fla
gの状態がOFFであるか否かを判定する。その結果、
Carr_flagの状態がONの場合(NO)、ステ
ップS220へ進む。一方、Carr_flagの状態
がOFFの場合(YES)、ステップS219へ進む。
gの状態がOFFであるか否かを判定する。その結果、
Carr_flagの状態がONの場合(NO)、ステ
ップS220へ進む。一方、Carr_flagの状態
がOFFの場合(YES)、ステップS219へ進む。
【0045】ステップS219では、IPネットワーク
を経由しないキャリアを指定する識別番号を、発呼しよ
うとしている相手端末の電話番号に付加し、ステップS
220へ進む。ここで、IPネットワークを経由しない
キャリアを指定する識別番号は、予めROM104に登
録しておいたものを参照するものとする。例えば、キャ
リアを指定する電話番号プリフィックスをROM104
に登録しておき、これをステップS201で得られた相
手端末の電話番号の情報の先頭部分等に付加することに
よって行うことができる。
を経由しないキャリアを指定する識別番号を、発呼しよ
うとしている相手端末の電話番号に付加し、ステップS
220へ進む。ここで、IPネットワークを経由しない
キャリアを指定する識別番号は、予めROM104に登
録しておいたものを参照するものとする。例えば、キャ
リアを指定する電話番号プリフィックスをROM104
に登録しておき、これをステップS201で得られた相
手端末の電話番号の情報の先頭部分等に付加することに
よって行うことができる。
【0046】すなわち、本発明に係るファクシミリ装置
100では、ファクシミリ通信がIPネットワークを経
由する通信であると判定され、発呼情報から通信回線キ
ャリアを指定する識別番号が削除された後、IPネット
ワークを経由しない通信経路を提供する所定の通信回線
キャリアを指定する識別番号を発呼情報に付加すること
を特徴とする。
100では、ファクシミリ通信がIPネットワークを経
由する通信であると判定され、発呼情報から通信回線キ
ャリアを指定する識別番号が削除された後、IPネット
ワークを経由しない通信経路を提供する所定の通信回線
キャリアを指定する識別番号を発呼情報に付加すること
を特徴とする。
【0047】尚、IPネットワークを経由しないキャリ
アを指定する識別番号は、操作部106によるユーザの
登録操作によりRAM103に登録し、この情報を用い
てステップS219の処理を行う構成であってもよい。
すなわち、本発明に係るファクシミリ装置100では、
IPネットワークを経由しない通信経路を提供する通信
回線キャリアを指定する識別番号が入力されることを特
徴とする。また、本発明に係るファクシミリ装置100
では、IPネットワークを経由しない通信経路が、公衆
電話網であることを特徴とする。
アを指定する識別番号は、操作部106によるユーザの
登録操作によりRAM103に登録し、この情報を用い
てステップS219の処理を行う構成であってもよい。
すなわち、本発明に係るファクシミリ装置100では、
IPネットワークを経由しない通信経路を提供する通信
回線キャリアを指定する識別番号が入力されることを特
徴とする。また、本発明に係るファクシミリ装置100
では、IPネットワークを経由しない通信経路が、公衆
電話網であることを特徴とする。
【0048】また、ステップS220では、相手端末の
電話番号(上述した処理過程においてキャリアの識別番
号が付加・削除された場合は、その付加・削除された電
話番号)へ発呼し、相手端末に対して通話或いはファク
シミリ通信を行う。
電話番号(上述した処理過程においてキャリアの識別番
号が付加・削除された場合は、その付加・削除された電
話番号)へ発呼し、相手端末に対して通話或いはファク
シミリ通信を行う。
【0049】すなわち、本発明は、IPネットワーク又
は電話網を経由する通信経路を介して相手端末とファク
シミリ通信するファクシミリ装置であって、相手端末に
対する発呼情報を検知し、検知された発呼情報に基づい
て、ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であるか否かを判定し、ファクシミリ通信がIPネッ
トワークを経由する通信であると判定された場合、当該
ファクシミリ通信に対して所定の電話網を経由する通信
経路を設定することを特徴とする。
は電話網を経由する通信経路を介して相手端末とファク
シミリ通信するファクシミリ装置であって、相手端末に
対する発呼情報を検知し、検知された発呼情報に基づい
て、ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であるか否かを判定し、ファクシミリ通信がIPネッ
トワークを経由する通信であると判定された場合、当該
ファクシミリ通信に対して所定の電話網を経由する通信
経路を設定することを特徴とする。
【0050】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、IPネットワーク経由のファクシミリ通信を行うこ
とが検出された場合、IPネットワーク経由のキャリア
を指定する識別番号の削除、さらにIPネットワークを
経由しないキャリアの識別番号の付加を適切に行うこと
により、当該ファクシミリ通信をIPネットワーク経由
しないようにすることで、ファクシミリ通信がIPネッ
トワークを利用することによって生じる遅延によるエラ
ー終了を確実に回避することができる。
ば、IPネットワーク経由のファクシミリ通信を行うこ
とが検出された場合、IPネットワーク経由のキャリア
を指定する識別番号の削除、さらにIPネットワークを
経由しないキャリアの識別番号の付加を適切に行うこと
により、当該ファクシミリ通信をIPネットワーク経由
しないようにすることで、ファクシミリ通信がIPネッ
トワークを利用することによって生じる遅延によるエラ
ー終了を確実に回避することができる。
【0051】<第2実施形態>第1の実施形態では、特
定の相手端末と接続する経路が静的に決定される構成を
前提としたが、第2の実施形態では、いわゆるLCR
(Least CostRouting)制御により通
信経路が決定される構成における実施形態を示す。尚、
第2の実施形態におけるファクシミリ装置の構成は、第
1の実施形態と同様とし、図1に示される。
定の相手端末と接続する経路が静的に決定される構成を
前提としたが、第2の実施形態では、いわゆるLCR
(Least CostRouting)制御により通
信経路が決定される構成における実施形態を示す。尚、
第2の実施形態におけるファクシミリ装置の構成は、第
1の実施形態と同様とし、図1に示される。
【0052】図3は、本発明の第2の実施形態によるフ
ァクシミリ装置100の発呼制御動作を説明するための
フローチャートである。尚、図3に示す発呼制御動作に
関するプログラムも、制御部105のプログラムとして
ROM104に格納される。また、図3では、図2と同
一の処理ステップには同一のステップ番号を付してあ
り、以下ではこれらに関する詳細な説明は省略するもの
とする。
ァクシミリ装置100の発呼制御動作を説明するための
フローチャートである。尚、図3に示す発呼制御動作に
関するプログラムも、制御部105のプログラムとして
ROM104に格納される。また、図3では、図2と同
一の処理ステップには同一のステップ番号を付してあ
り、以下ではこれらに関する詳細な説明は省略するもの
とする。
【0053】図3に示すフローチャートにおいて、図2
に示されるフローチャートと異なる処理ステップは、ス
テップS201とS203の間にステップS202が挿
入されている点である。このステップS202における
キャリア選択は、ハードウェアあるいは制御部105の
ソフトウェアにより構成される不図示の公知のLCR制
御部により、最も安価な通信経路のキャリアを選択する
ものである。このLCR制御部は、複数の通信回線キャ
リアの通信料金データを記憶し、入力された電話番号中
の市外局番部分や国番号の部分から発呼毎に料金の安い
キャリアを選択するようにプリフィックスを加えて、実
際に発呼に用いる識別番号を発生させることによって実
現される。
に示されるフローチャートと異なる処理ステップは、ス
テップS201とS203の間にステップS202が挿
入されている点である。このステップS202における
キャリア選択は、ハードウェアあるいは制御部105の
ソフトウェアにより構成される不図示の公知のLCR制
御部により、最も安価な通信経路のキャリアを選択する
ものである。このLCR制御部は、複数の通信回線キャ
リアの通信料金データを記憶し、入力された電話番号中
の市外局番部分や国番号の部分から発呼毎に料金の安い
キャリアを選択するようにプリフィックスを加えて、実
際に発呼に用いる識別番号を発生させることによって実
現される。
【0054】本実施形態では、ステップS202におい
て、必要に応じてキャリアを指定するプリフィックスを
加えた後の相手端末への電話番号に対して、ステップS
203以降の処理を第1実施形態と全く同様の発呼制御
を行うことによって実行する。
て、必要に応じてキャリアを指定するプリフィックスを
加えた後の相手端末への電話番号に対して、ステップS
203以降の処理を第1実施形態と全く同様の発呼制御
を行うことによって実行する。
【0055】このようにして、本実施形態によれば、L
CR制御を行う場合においても、IPネットワーク経由
のファクシミリ通信を行うことが検出された場合、IP
ネットワーク経由のキャリアを指定する識別番号の削
除、さらにIPネットワークを経由しないキャリアの識
別番号の付加を適切に行うことにより、当該のファクシ
ミリ通信をIPネットワーク経由しないようにすること
で、ファクシミリ通信がIPネットワークを利用するこ
とによって生じる遅延によるエラー終了を回避すること
ができる。
CR制御を行う場合においても、IPネットワーク経由
のファクシミリ通信を行うことが検出された場合、IP
ネットワーク経由のキャリアを指定する識別番号の削
除、さらにIPネットワークを経由しないキャリアの識
別番号の付加を適切に行うことにより、当該のファクシ
ミリ通信をIPネットワーク経由しないようにすること
で、ファクシミリ通信がIPネットワークを利用するこ
とによって生じる遅延によるエラー終了を回避すること
ができる。
【0056】また、上述した実施形態では、IPネット
ワーク経由の通信経路が通信回線キャリアのサービスに
よって提供されることを前提としたが、ITU−T勧告
T.38におけるように、ファクシミリゲートウェイを
用いる方式においても、同様の技術を実施することがで
きる。ITU−T勧告T.38のファクシミリ通信で
は、IPネットワークの両端にファクシミリゲートウェ
イ(エミッティングおよびレシービングゲートウェイ)
を置き、発呼側ファクシミリ装置は、エミッティングゲ
ートウェイの電話番号を発呼する。
ワーク経由の通信経路が通信回線キャリアのサービスに
よって提供されることを前提としたが、ITU−T勧告
T.38におけるように、ファクシミリゲートウェイを
用いる方式においても、同様の技術を実施することがで
きる。ITU−T勧告T.38のファクシミリ通信で
は、IPネットワークの両端にファクシミリゲートウェ
イ(エミッティングおよびレシービングゲートウェイ)
を置き、発呼側ファクシミリ装置は、エミッティングゲ
ートウェイの電話番号を発呼する。
【0057】従って、図2及び図3のステップS209
の判定を「発呼に係る電話番号が所定のエミッティング
ゲートウェイの電話番号に一致するか?」という判定に
置き換えることによって、ITU−T勧告T.38のフ
ァクシミリ通信をサポートすることができる。これによ
って、ITU−T勧告T.38のファクシミリ通信にお
いても、上記ファクシミリ通信と同様の効果を得ること
ができる。
の判定を「発呼に係る電話番号が所定のエミッティング
ゲートウェイの電話番号に一致するか?」という判定に
置き換えることによって、ITU−T勧告T.38のフ
ァクシミリ通信をサポートすることができる。これによ
って、ITU−T勧告T.38のファクシミリ通信にお
いても、上記ファクシミリ通信と同様の効果を得ること
ができる。
【0058】以上では、ファクシミリ専用機の構成を示
したが、本発明はファクシミリ専用機のみならず、他の
形態のファクシミリ装置に実施できるのはいうまでもな
い。例えば、本発明は、パーソナルコンピュータのよう
な汎用の端末にFAXモデムなどを外付け/内蔵し、ソ
フトウェア制御によりファクシミリ通信を行う構成にお
いても実施することができる。
したが、本発明はファクシミリ専用機のみならず、他の
形態のファクシミリ装置に実施できるのはいうまでもな
い。例えば、本発明は、パーソナルコンピュータのよう
な汎用の端末にFAXモデムなどを外付け/内蔵し、ソ
フトウェア制御によりファクシミリ通信を行う構成にお
いても実施することができる。
【0059】すなわち、本発明の制御プログラムは、前
述のROM104のみならず、他の記録媒体(または記
憶媒体)に記録され、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することによっても、達成されることは
言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出された
プログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記録した記録
媒体は本発明を構成することになる。
述のROM104のみならず、他の記録媒体(または記
憶媒体)に記録され、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することによっても、達成されることは
言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出された
プログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記録した記録
媒体は本発明を構成することになる。
【0060】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】本発明を上記記録媒体に適用する場合、そ
の記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
の記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0063】また、本発明は、画像形成装置にFAX通
信インタフェースやネットワークインタフェースを装着
した、いわゆるディジタル複合機を用いても実施するこ
とができる。
信インタフェースやネットワークインタフェースを装着
した、いわゆるディジタル複合機を用いても実施するこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、IPネットワークを利用可能な回線に接続さ
れたファクシミリ装置において、適切な発呼制御を行う
ことができ、ファクシミリ通信のエラー終了を回避する
ことができる。
によれば、IPネットワークを利用可能な回線に接続さ
れたファクシミリ装置において、適切な発呼制御を行う
ことができ、ファクシミリ通信のエラー終了を回避する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態によるファクシミリ装
置のハードウェア構成を示す図である。
置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるファクシミリ装
置100の発呼制御動作を説明するためのフローチャー
トである。
置100の発呼制御動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本発明の第2の実施形態によるファクシミリ装
置100の発呼制御動作を説明するためのフローチャー
トである。
置100の発呼制御動作を説明するためのフローチャー
トである。
100 ファクシミリ装置
102 NCU
103 RAM
104 ROM
105 制御部
106 操作部
107 表示部
108 モデム
109 スピーカ
110 プリンタ部
111 読取部
112 通信回線
113 バス
フロントページの続き
Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AA30 AB38 AC40
AF02 AF03
5C075 AB08 AB90 BA03
5K036 AA15 BB11 DD25 DD48 EE14
HH08
5K101 KK01 KK02 MM07 NN02 NN14
NN21 PP03 QQ09 QQ11 QQ20
RR12 SS07
Claims (16)
- 【請求項1】 IPネットワーク又は電話網を経由する
通信経路を介して相手端末とファクシミリ通信するファ
クシミリ装置であって、 前記相手端末に対する発呼情報を検知する検知手段と、 検知された発呼情報に基づいて、前記ファクシミリ通信
がIPネットワークを経由する通信であるか否かを判定
する判定手段と、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定された場合、該ファクシミリ通信に対し
て所定の電話網を経由する通信経路を設定する設定手段
とを備えることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 所定のIPネットワークを常時経由する
通信経路を指定する指定手段をさらに備え、 前記判定手段は、前記指定の有無によって、前記ファク
シミリ通信がIPネットワークを常時経由する通信であ
るか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記発呼情報が、所定の通信回線キャリ
アを指定する識別番号を含む情報であって、 前記判定手段が、前記発呼情報に含まれるIPネットワ
ークを経由する通信経路を提供する前記通信回線キャリ
アを指定する識別番号の有無によって、前記ファクシミ
リ通信がIPネットワークを経由する通信であるか否か
を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記設定手段は、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定された場合、前記発呼情報から前記通信
回線キャリアを指定する識別番号を削除する削除手段を
備えることを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装
置。 - 【請求項5】 前記設定手段は、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定され、前記発呼情報から前記通信回線キ
ャリアを指定する識別番号が削除された後、IPネット
ワークを経由しない通信経路を提供する所定の通信回線
キャリアを指定する識別番号を前記発呼情報に付加する
付加手段をさらに備えることを特徴とする請求項4記載
のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 IPネットワークを経由しない通信経路
を提供する通信回線キャリアを指定する識別番号を入力
する入力手段をさらに備えることを特徴とする請求項5
記載のファクシミリ装置。 - 【請求項7】 前記IPネットワークを経由しない通信
経路が、公衆電話網であることを特徴とする請求項6記
載のファクシミリ装置。 - 【請求項8】 IPネットワーク又は電話網を経由する
通信経路を介して相手端末とファクシミリ通信するファ
クシミリ装置の制御方法であって、 前記相手端末に対する発呼情報を検知する検知工程と、 検知された発呼情報に基づいて、前記ファクシミリ通信
がIPネットワークを経由する通信であるか否かを判定
する判定工程と、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定された場合、該ファクシミリ通信に対し
て所定の電話網を経由する通信経路を設定する設定工程
とを有することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
法。 - 【請求項9】 前記ファクシミリ装置が、所定のIPネ
ットワークを常時経由する通信経路を指定する指定手段
をさらに備え、 前記判定工程は、前記指定の有無によって、前記ファク
シミリ通信がIPネットワークを常時経由する通信であ
るか否かを判定することを特徴とする請求項8記載のフ
ァクシミリ装置の制御方法。 - 【請求項10】 前記発呼情報が、所定の通信回線キャ
リアを指定する識別番号を含む情報であって、 前記判定工程が、前記発呼情報に含まれるIPネットワ
ークを経由する通信経路を提供する前記通信回線キャリ
アを指定する識別番号の有無によって、前記ファクシミ
リ通信がIPネットワークを経由する通信であるか否か
を判定することを特徴とする請求項8又は9に記載のフ
ァクシミリ装置の制御方法。 - 【請求項11】 前記設定工程は、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定された場合、前記発呼情報から前記通信
回線キャリアを指定する識別番号を削除する削除工程を
有することを特徴とする請求項10記載のファクシミリ
装置の制御方法。 - 【請求項12】 前記設定工程は、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定され、前記発呼情報から前記通信回線キ
ャリアを指定する識別番号が削除された後、IPネット
ワークを経由しない通信経路を提供する所定の通信回線
キャリアを指定する識別番号を前記発呼情報に付加する
付加工程をさらに有することを特徴とする請求項11記
載のファクシミリ装置の制御方法。 - 【請求項13】 IPネットワークを経由しない通信経
路を提供する通信回線キャリアを指定する識別番号が入
力されることを特徴とする請求項12記載のファクシミ
リ装置の制御方法。 - 【請求項14】 前記IPネットワークを経由しない通
信経路が、公衆電話網であることを特徴とする請求項1
3記載のファクシミリ装置の制御方法。 - 【請求項15】 コンピュータに、IPネットワーク又
は電話網を経由する通信経路を介して相手端末とファク
シミリ通信するファクシミリ装置を制御させるためのコ
ンピュータプログラムであって、 前記相手端末に対する発呼情報を検知する検知工程と、 検知された発呼情報に基づいて、前記ファクシミリ通信
がIPネットワークを経由する通信であるか否かを判定
する判定工程と、 前記ファクシミリ通信がIPネットワークを経由する通
信であると判定された場合、該ファクシミリ通信に対し
て所定の電話網を経由する通信経路を設定する設定工程
とを実行することを特徴とするコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項16】 請求項15記載のコンピュータプログ
ラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取可能
な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122599A JP2003319126A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | ファクシミリ装置及びその制御方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002122599A JP2003319126A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | ファクシミリ装置及びその制御方法 |
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JP (1) | JP2003319126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015201757A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002122599A patent/JP2003319126A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015201757A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム |
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