JP2005341620A - ネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることなく、高い品質の画像を再現可能にファクシミリ信号を送信することが可能なネットワーク装置を提供する。
【解決手段】 IP電話アダプタ1の処理部11は、FAX装置7がオフフックである旨を検出すると、識別部16から入力されるDTMF信号の識別結果が示す電話番号が、FAX装置の電話番号として処理部11に予め登録された電話番号と一致するか否かを判定することでFAX装置7の通信対象がFAX装置であるか否かを判定し、FAX装置であると判定した場合にのみ、変換部15の変換周期を第1周期よりも短い第2周期に設定すると共に、変換部15から入力されるデータを第1データ量よりも小さい第2データ量毎にIPパケットに格納し、インターネット2へ送信する(S10,S15,S25)。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置に関する。
近年、電話機とIPネットワークとに接続され、IPネットワークを介した、電話機と該電話機の通話対象との通話を確立するIP電話アダプタが広く普及してきている。
このIP電話アダプタは、一般的に、電話機から入力されるアナログ形式の音声信号を一定の周期毎にデジタル形式の音声データに変換し、この音声データを一定のデータ量毎にIPパケットに格納して、電話機の通話対象へ送信するように構成されている(例えば、非特許文献1を参照)。
尚、IP電話アダプタは、通話の遅延時間を短くするために、IPネットワーク上でパケットが欠落しても、欠落したパケットの再送信を行わないように設定されている。
「日経NETWORK2003年7月号」,株式会社日経BP,2003年6月22日発行No.39,p.96〜p.97
ところで、上述した従来のIP電話アダプタにファクシミリ装置を接続して、IPネットワークを介したファクシミリ信号の送信を行った場合、IPネットワーク上でパケットが欠落すると、欠落したパケットに格納されていたファクシミリ信号が示す画像をファクシミリ信号の受信側で再現できず、ファクシミリ信号の受信側で再現した画像の品質がその分低くなってしまうことが考えられる。
ここで、これを解決するために、パケット1つ分あたりに格納するデータ量を従来よりも小さくするようにIP電話アダプタを設定することで、パケットが欠落しても、多くのデータが欠落してしまうことを防止でき、ひいては、ファクシミリ信号の受信側で再現した画像の品質が大きく低下してしまうことを防止できることが考えられる。
しかしながら、このように設定したIP電話アダプタでは、同一のデータ量に対して送信すべきパケットの数が従来よりも多くなってしまうため、ファクシミリ信号の送信が完了するまでに要する時間よりも多くの時間を要することが多い電話機の通話に用いた場合には、IPネットワーク上のトラフィックを長時間過大にしてしまうことが考えられる。
そこで、本発明は、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることなく、高い品質の画像を再現可能にファクシミリ信号を送信することが可能なネットワーク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置であって、端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を一定の周期毎にデジタル形式のデータに変換する変換手段と、該データを予め指定された第1のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを通信対象へ送信する第1の送信手段と、データを第1のデータ量よりも小さい第2のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを通信対象へ送信する第2の送信手段と、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、第1の送信手段を作動させ、ファクシミリ装置であると判定した場合には、第2の送信手段を作動させる切替手段とを備えることを特徴とする。
このネットワーク装置では、変換手段が、端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を一定の周期毎にデジタル形式のデータに変換し、切替手段が、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、第1の送信手段を作動させ、第1の送信手段が、データを第1のデータ量毎にパケットに格納し、通信対象へ送信する一方、ファクシミリ装置であると判定した場合には、第2の送信手段を作動させ、第2の送信手段が、データを第1のデータ量よりも小さい第2のデータ量毎にパケットに格納し、通信対象へ送信する。
つまり、このネットワーク装置では、端末装置の通信対象がファクシミリ装置でなく電話機からなる場合には、パケットに格納するデータ量を小さくすることがなく、より多くのパケットを送信することがないため、端末装置も電話機からなり、入力信号が音声信号からなれば、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることがない。
そして、端末装置の通信対象がファクシミリ装置からなる場合には、パケットに格納するデータ量を小さくするため、端末装置もファクシミリ装置からなり、入力信号がファクシミリ信号からなれば、パケットが欠落しても、欠落するデータ量を少なく抑えることができる。
従って、本発明によれば、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることなく、高い品質の画像を再現可能にファクシミリ信号を送信できる。
また、請求項2記載の発明は、端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置であって、端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を予め設定された第1の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第1の変換手段と、入力信号を予め設定された、第1の周期よりも短い第2の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第2の変換手段と、データを一定のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを通信対象へ送信する送信手段と、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、第1の変換手段を作動させ、ファクシミリ装置であると判定した場合には、第2の変換手段を作動させる切替手段とを備えることを特徴とする。
このネットワーク装置では、切替手段が、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、第1の変換手段を作動させ、第1の変換手段が、端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を第1の周期毎にデジタル形式のデータに変換する一方、ファクシミリ装置であると判定した場合には、第2の変換手段を作動させ、第2の変換手段が、入力信号を第1の周期よりも短い第2の周期毎にデジタル形式のデータに変換する。そして、送信手段が、データを一定のデータ量毎にパケットに格納し、通信対象へ送信する。
つまり、このネットワーク装置では、端末装置の通信対象がファクシミリ装置でなく電話機からなる場合には、入力信号をデータに変換する周期を短くすることがなく、データの総量が大きくなることがない。これにより、より多くのパケットを送信することがないため、端末装置も電話機からなり、入力信号が音声信号からなれば、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることがない。
そして、端末装置の通信対象がファクシミリ装置からなる場合には、入力信号をデータに変換する周期を短くして、データの総量を大きくするため、端末装置もファクシミリ装置からなり、入力信号がファクシミリ信号からなれば、パケットが欠落しても、データの総量に対して欠落したデータ量の比率を小さくできる。
従って、本発明によれば、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることなく、高い品質の画像を再現可能にファクシミリ信号を送信できる。
また、請求項3記載の発明は、端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置であって、端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を予め設定された第1の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第1の変換手段と、入力信号を予め設定された、第1の周期よりも短い第2の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第2の変換手段と、データを予め指定された第1のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを通信対象へ送信する第1の送信手段と、データを第1のデータ量よりも小さい第2のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを通信対象へ送信する第2の送信手段と、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、第1の変換手段と第1の送信手段とを作動させ、ファクシミリ装置であると判定した場合には、第2の変換手段と第2の送信手段とを作動させる切替手段とを備えることを特徴とする。
このネットワーク装置では、切替手段が、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、第1の変換手段と第1の送信手段とを作動させ、第1の変換手段が、端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を第1の周期毎にデジタル形式のデータに変換し、第1の送信手段が、データを第1のデータ量毎にパケットに格納し、通信対象へ送信する一方、ファクシミリ装置であると判定した場合には、第2の変換手段と第2の送信手段とを作動させ、第2の変換手段が、入力信号を第1の周期よりも短い第2の周期毎にデジタル形式のデータに変換し、第2の送信手段が、データを第1のデータ量よりも小さい第2のデータ量毎にパケットに格納し、通信対象へ送信する。
つまり、このネットワーク装置では、端末装置の通信対象がファクシミリ装置でなく電話機からなる場合には、入力信号をデータに変換する周期を短くすることがなく、データの総量が大きくなることがない上、パケットに格納するデータ量を小さくすることもない。これにより、より多くのパケットを送信することがないため、端末装置も電話機からなり、入力信号が音声信号からなれば、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることがない。
そして、端末装置の通信対象がファクシミリ装置からなる場合には、入力信号をデータに変換する周期を短くして、データの総量を大きくする上、パケットに格納するデータ量を小さくするため、端末装置もファクシミリ装置からなり、入力信号がファクシミリ信号からなれば、パケットが欠落しても、データの総量に対して欠落したデータ量の比率を小さくできる上、欠落するデータ量自体を少なく抑えることができる。
従って、本発明によれば、通話時におけるネットワーク上のトラフィックを過大にすることなく、高い品質の画像を再現可能にファクシミリ信号を送信できる。
ところで、切替手段は、通信対象がファクシミリ装置であるか否かをどのように判定してもよく、例えば、請求項4記載のように、端末装置から入力される通信対象の宛先を示す宛先情報が、ファクシミリ装置の宛先として予め登録された登録情報と一致する場合に、通信対象がファクシミリ装置であると判定するように設定されてもよい。
このように切替手段が設定されていれば、ファクシミリ装置の宛先を予め登録しておくだけで、端末装置から入力される宛先情報に基づいて、通信対象がファクシミリ装置であるか否かを切替手段に判定させることができる。尚、宛先情報としては、例えば、電話番号やネットワーク上のアドレスなどが該当する。
また、切替手段は、例えば、請求項5記載のように、通信対象がファクシミリ装置である旨を示す指定信号を端末装置から入力された場合に、通信対象がファクシミリ装置であると判定するように設定されてもよい。
このように切替手段が設定されていれば、通信対象がファクシミリ装置である場合に、端末装置からネットワーク装置に指定信号を入力するだけで、通信対象がファクシミリ装置であると切替手段に判定させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図1は、本発明を適用したIP電話アダプタ1の機能ブロック図である。
図1に示すように、IP電話アダプタ1は、IPパケットの生成やIPパケットからのデータの抽出、IPパケットのルーティング(経路制御)などの各種処理を統括して行う処理部11と、外部のインターネット2に接続され、処理部11からインターネット2へと送出されるIPパケットをMACフレームに格納し、所定の周波数帯域からなる上りの伝送信号に重畳してインターネット2へ送信する一方、インターネット2から所定の周波数帯域からなる下りの伝送信号を受信し、受信した伝送信号からMACフレームを抽出すると共に、抽出したMACフレームからIPパケットを抽出して、処理部11へ送出するモデム部12と、処理部11から出力される表示指令に応じた表示を行う表示部13とを備える。
また、IP電話アダプタ1は、パーソナルコンピュータ(PC)3やスキャナ4、プリンタ5などの複数の装置が接続された外部のローカルエリアネットワーク(LAN)6に接続され、処理部11からLAN6へと送出されるIPパケットをMACフレームに格納してLAN6へ送出する一方、LAN6から受け取ったMACフレームからIPパケットを抽出して、処理部11へ送出するインターフェイス(I/F)部14と、外部のファクシミリ(FAX)装置7に接続され、FAX装置7から入力されるアナログ形式の入力信号をデジタル形式のデータに変換して処理部11へ出力する一方、処理部11から出力されるデジタル形式のデータをアナログ形式の出力信号に変換してFAX装置7へ出力する変換部15と、FAX装置7から入力されるDTMF(Dual Tone Multi-Frequency)信号に基づき、FAX装置7におけるダイヤル操作の内容を識別し、その識別結果を処理部11へ出力する識別部16とを備える。
即ち、IP電話アダプタ1は、インターネット2を介して、FAX装置7とFAX装置7の通信対象との通信を確立するだけでなく、モデムやルータとしても機能するIP電話アダプタとして構成されている。
尚、IP電話アダプタ1における上述の各機能ブロックはそれぞれ、CPUやROM、RAMなどの各種素子で構成された電子回路(つまり、ハードウェア)もしくはCPUによる処理(つまり、ソフトウェア)によって実現されている。
また、変換部15は、入力信号をデータに変換する周期(変換周期)として、インターネット2を介した通話を効率良く行うための第1周期(例えば125マイクロ秒間隔)と、第1周期よりも短い第2周期(例えば62.5マイクロ秒間隔)とが予め設定されており、これら変換周期のうち、処理部11からの指令に応じた変換周期を選択するように構成されている。
また、FAX装置7は、電話機能とFAX機能とを備えた複合機として構成されており、音声信号及びFAX信号を入力信号としてIP電話アダプタ1へ入力する。
以下、処理部11が実行する各種処理について詳述する。但し、本実施形態の処理部11は、本発明に係る処理以外については、周知のIP電話アダプタと同様の処理を実行するため、以下では、本発明に係る処理についてのみ詳述する。
まず、図2は、処理部11が実行する送信処理の流れを示すフローチャートである。尚、処理部11は、IP電話アダプタ1の電源がONされ、当該処理部11が起動したのち、他の処理と並行して本処理を実行する。
図2に示すように、本処理では、まず、FAX装置7がオフフックである旨を検出するまで待機したのち(S10)、オフフックである旨を検出すると(S10:Yes)、識別部16から入力されるDTMF信号の識別結果が示す電話番号が、FAX装置の電話番号として処理部11に予め登録された電話番号と一致するか否かを判定することでFAX装置7の通信対象がFAX装置であるか否かを判定する(S15)。
ここで、通信対象がFAX装置でないと判定した場合には(S15:No)、通信対象が電話機であると判定して、後述の音声信号送信処理を実行したのち(S20)、上述のS10へ再度移行する。
一方、通信対象がFAX装置であると判定した場合には(S15:Yes)、後述のFAX信号送信処理を実行したのち(S25)、上述のS10へ再度移行する。
ここで、図3は、上述の音声信号送信処理(S20)の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、本処理では、まず、変換部15における変換周期を第1周期に設定したのち(S100)、変換部15から入力されるデータを、インターネット2を介した通話を効率良く行うために予め指定された第1データ量(例えば20ミリ秒分)毎にIPパケットに格納する(S105)。尚、処理部11は、インターネット2を介した、FAX装置7とFAX装置7の通信対象との通信の開始及び通信の終了を制御するSIPサーバからFAX装置7の通信対象のアドレスを取得し、IPパケットの送信先アドレスとして設定する。
そして、このIPパケットをモデム部12へ送出して(S110)、インターネット2へ送出させたのち、FAX装置7もしくはFAX装置7の通話対象がオンフックである旨を検出したか否かを判定する(S115)。
ここで、オンフックである旨を検出していない場合には(S115:No)、上述のS105へ再度移行する一方、オンフックである旨を検出した場合には(S115:Yes)、本処理を終了する。
続いて、図4は、上述のFAX信号送信処理(S25)の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、本処理では、まず、変換部15における変換周期を第2周期に設定したのち(S200)、変換部15から入力されるデータを第1データ量よりも小さい予め指定された第2データ量(例えば10ミリ秒分)毎にIPパケットに格納する(S205)。尚、処理部11は、インターネット2を介して、FAX装置7とFAX装置7の通信対象との通信の開始及び通信の終了を制御するSIPサーバからFAX装置7の通信対象のアドレスを取得し、IPパケットの送信先アドレスとして設定する。
そして、このIPパケットをモデム部12へ送出して(S210)、インターネット2へ送出させたのち、FAX装置7がオンフックである旨を検出したか否かを判定する(S215)。
ここで、オンフックである旨を検出していない場合には(S215:No)、上述のS205へ再度移行する一方、オンフックである旨を検出した場合には(S215:Yes)、本処理を終了する。
次に、図5は、処理部11が実行する受信処理の流れを示すフローチャートである。尚、処理部11は、IP電話アダプタ1の電源がONされ、当該処理部11が起動したのち、他の処理と並行して本処理を実行する。
図5に示すように、本処理では、まず、モデム部12からIPパケットを受信するまで待機したのち(S300)、IPパケットを受信すると(S300:Yes)、受信したIPパケットに含まれている送信元アドレスが、FAX装置のアドレスとして処理部11に予め登録されたアドレスと一致するか否かを判定することで、IPパケットの送信元がFAX装置であるか否かを判定する(S305)。
ここで、送信元がFAX装置でないと判定した場合には(S305:No)、予め設定された第1ルーティング処理を実行したのち(S310)、上述のS300へ再度移行する。尚、この第1ルーティング処理では、IPパケットに含まれている送信先アドレスがPC3のアドレス(LAN6上のローカルアドレス)と一致するか否かを判定し、PC3のアドレスと一致すると判定した場合には、IPパケットをI/F部14へ送出する。一方、PC3のアドレスと不一致であると判定した場合には、IPパケットからデータを抽出し、変換部15へ出力する。つまり、IPパケットがPC3宛でない場合には、IPパケットに格納されているデータは音声データであると判定し、音声データを変換部15へ出力する。
一方、S305にて、IPパケットの送信元がFAX装置であると判定した場合には(S305:Yes)、IPパケットに含まれている送信先アドレスがPC3のアドレスと一致するか否かを判定する(S315)。
ここで、送信先アドレスがPC3のアドレスと不一致な場合には(S315:No)、予め設定された第2ルーティング処理を実行したのち(S320)、上述のS300へ再度移行する。尚、この第2ルーティング処理では、IPパケットからデータ(つまり、FAXデータ)を抽出し、変換部15へ出力する。
一方、S315にて、送信先アドレスがPC3のアドレスと一致している場合には(S315:Yes)、IPパケットからデータを抽出して、予め指定されたフォーマットの画像データに変換する(S325)。
そして、この画像データを当該処理部11に記憶したのち(S330)、FAX信号を受信した旨を表示させる指令を表示部13へ出力し(S335)、上述のS300へ再度移行する。
次に、図6は、処理部11が実行する画像データ送信処理の流れを示すフローチャートである。尚、処理部11は、PC3から画像データの送信を要求された際に本処理を実行する。
図6に示すように、本処理では、まず、当該処理部11に記憶した画像データを読み出し(S400)、読み出した画像データをPC3宛のIPパケットに格納する(S405)。そして、このIPパケットをI/F部14へ送出して(S410)、LAN6へ送出させたのち、FAX信号を受信した旨の表示を消去させる指令を表示部13へ出力し(S415)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態のIP電話アダプタ1では、FAX装置7の通信対象がFAX装置であるか否かを判定し、FAX装置でない場合には、FAX装置7からの音声信号をデータに変換する周期を短くすることがなく、データの総量が大きくなることがない上、IPパケットに格納するデータ量を小さくすることもない。
これにより、より多くのIPパケットを送信することがないため、通話時におけるインターネット2上のトラフィックを過大にすることがない。
そして、FAX装置7の通信対象がFAX装置からなる場合には、FAX信号をデータに変換する周期を短くして、データの総量を大きくする上、IPパケットに格納するデータ量を小さくするため、IPパケットが欠落しても、データの総量に対して欠落したデータ量の比率を小さくできる上、欠落するデータ量自体を少なく抑えることができる。
従って、本実施形態のIP電話アダプタ1によれば、通話時におけるインターネット2上のトラフィックを過大にすることなく、高い品質の画像を再現可能にFAX信号を送信できる。
また、本実施形態のIP電話アダプタ1では、FAX装置7から入力される電話番号が、FAX装置の電話番号として予め登録された電話番号と一致する場合に、FAX装置7の通信対象がFAX装置であると判定するため、FAX装置の電話番号を予め登録しておくだけで、FAX装置7から入力される電話番号に基づいて、通信対象がFAX装置であるか否かを判定できる。
尚、本実施形態では、変換部15が本発明における第1の変換手段及び第2の変換手段に相当し、処理部11が実行する音声信号送信処理のS105,S110が本発明における第1の送信手段に相当し、処理部11が実行するFAX信号送信処理のS205,S210が本発明における第2の送信手段に相当し、処理部11が実行する送信処理のS15が本発明における切替手段に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、処理部11は、送信処理のS15にて、電話番号に基づき、FAX装置7の通信対象がFAX装置であるか否かを判定したが、FAX装置7から通信対象がFAX装置である旨の指定信号が入力されたか否かを判定することで、通信対象がFAX装置であるか否かを判定するように設定されていてもよい。この場合、FAX装置7から指定信号を入力するだけで、通信対象がFAX装置であると処理部11に判定させることができる。
また、上記実施形態では、変換部15は、変換周期として、第1周期と第2周期とが設定され、処理部11は、音声信号送信処理のS100及びFAX信号送信処理のS200で、変換周期を設定していたが、変換部15には1つの変換周期のみを設定し、音声信号送信処理のS100及びFAX信号送信処理のS200を削除してもよい。この場合の変換部15が本発明における変換手段に相当する。
また、上記実施形態では、処理部11は、音声信号送信処理のS105及びFAX信号送信処理のS205にて、互いに異なるデータ量毎にデータをIPパケットに格納していたが、同一のデータ量毎にデータをIPパケットに格納するように設定されていてもよい。この場合の音声信号送信処理のS105,S110及びFAX信号送信処理のS205,S210が本発明における送信手段に相当する。
また、上記実施形態では、本発明をIP電話アダプタに適用したが、ルータや、ラップトップ型のパーソナルコンピュータのスロットに挿入するネットワークカード、無線ネットワーク装置などの他のネットワーク装置に適用しても勿論よい。
本発明を適用したIP電話アダプタ1の機能ブロック図である。 処理部11が実行する送信処理の流れを示すフローチャートである。 処理部11が実行する音声信号送信処理の流れを示すフローチャートである。 処理部11が実行するFAX信号送信処理の流れを示すフローチャートである。 処理部11が実行する受信処理の流れを示すフローチャートである。 処理部11が実行する画像データ送信処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…IP電話アダプタ、2…インターネット、3…PC、4…スキャナ、5…プリンタ、6…LAN、7…FAX装置、11…処理部、12…モデム部、13…表示部、14…I/F部、15…変換部、16…識別部。

Claims (5)

  1. 端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、前記端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置であって、
    前記端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を一定の周期毎にデジタル形式のデータに変換する変換手段と、
    該データを予め指定された第1のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを前記通信対象へ送信する第1の送信手段と、
    前記データを前記第1のデータ量よりも小さい第2のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを前記通信対象へ送信する第2の送信手段と、
    前記通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、前記第1の送信手段を作動させ、ファクシミリ装置であると判定した場合には、前記第2の送信手段を作動させる切替手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  2. 端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、前記端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置であって、
    前記端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を予め設定された第1の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第1の変換手段と、
    前記入力信号を予め設定された、前記第1の周期よりも短い第2の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第2の変換手段と、
    前記データを一定のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを前記通信対象へ送信する送信手段と、
    前記通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、前記第1の変換手段を作動させ、ファクシミリ装置であると判定した場合には、前記第2の変換手段を作動させる切替手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  3. 端末装置とネットワークとに接続され、該ネットワークを介した、前記端末装置と該端末装置の通信対象との通信を確立するネットワーク装置であって、
    前記端末装置から入力されるアナログ形式の入力信号を予め設定された第1の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第1の変換手段と、
    前記入力信号を予め設定された、前記第1の周期よりも短い第2の周期毎にデジタル形式のデータに変換する第2の変換手段と、
    前記データを予め指定された第1のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを前記通信対象へ送信する第1の送信手段と、
    前記データを前記第1のデータ量よりも小さい第2のデータ量毎にパケットに格納し、該パケットを前記通信対象へ送信する第2の送信手段と、
    前記通信対象がファクシミリ装置であるか否かを判定し、ファクシミリ装置でないと判定した場合には、前記第1の変換手段と前記第1の送信手段とを作動させ、ファクシミリ装置であると判定した場合には、前記第2の変換手段と前記第2の送信手段とを作動させる切替手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  4. 前記切替手段は、
    前記端末装置から入力される前記通信対象の宛先を示す宛先情報が、ファクシミリ装置の宛先として予め登録された登録情報と一致する場合に、前記通信対象がファクシミリ装置であると判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のネットワーク装置。
  5. 前記切替手段は、
    前記通信対象がファクシミリ装置である旨を示す指定信号を前記端末装置から入力された場合に、前記通信対象がファクシミリ装置であると判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のネットワーク装置。
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