JP2003318910A - 通信管理機能設定装置、及びプログラム - Google Patents

通信管理機能設定装置、及びプログラム

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JP2003318910A JP2002118104A JP2002118104A JP2003318910A JP 2003318910 A JP2003318910 A JP 2003318910A JP 2002118104 A JP2002118104 A JP 2002118104A JP 2002118104 A JP2002118104 A JP 2002118104A JP 2003318910 A JP2003318910 A JP 2003318910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続されている全ての機器の
通信を管理するマスタが頻繁に変更されることを防ぐこ
とが出来る通信管理機能設定装置を提供する。 【解決手段】 通信管理機能設定装置は、ネットワーク
に接続するための通信手段と、前記通信手段の通信準備
の完了後に、所定時間を計時する計時手段と、前記所定
時間の間に前記ネットワーク上に通信管理を行うマスタ
がいることを確認するマスタ確認手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信管理機能設定
装置に関し、より詳しくは、ネットワークに接続されて
いる全ての機器の通信を管理するマスタを設定する通信
管理機能設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介して、オーディオデジ
タルデータ等を送受信するIEEE1394等の規格が
ある。このIEEE1394によれば、オーディオデジ
タルデータ等の転送を高速で行える上に、該ネットワー
クに接続される機器の設定も高速に行うことが出来る。
しかし、IEEE1394等の高速通信の規格は、短距
離通信向けのものであり、例えば、IEEE1394で
高速通信を行う場合、実質転送可能距離は、10m以下
であり、長距離通信を行うことが出来ない。
【0003】遠距離通信ネットワークを介して、オーデ
ィオデジタルデータ等を送受信する規格としては、例え
ば、CobraNet(登録商標)等の多チャンネル非
圧縮オーディオ信号(オーディオデジタルデータ)及び
設定情報をイーサネット(登録商標)で送受信する規格
がある。この規格では、100m〜数kmの距離で、通
信を行うことが出来る。
【0004】このような遠距離通信ネットワークを介し
たオーディオデジタルデータ等の送受信を行う装置にお
いては、同一のネットワークに接続される機器の中の1
つが、通信の順番を管理するマスタに設定され、その他
の機器はスレーブに設定される。この場合、ネットワー
クに接続されている全機器の優先度が比較され、最も優
先度の高いものが、常にマスタとなる。
【0005】マスタとなった機器は、自機を含めた全機
器の送信の順番をネットワークに送信し、他の機器(ス
レーブ)は、その順番に従い1つずつ送信を行う。1つ
の機器の送信が終了すると、次の機器への送信開始指示
が出され、次の順番を有する機器はその指示を受信し
て、送信を開始する。このようなことを繰り返すことに
より、一度に1機器ずつの送信が順次なされる。
【0006】上述の遠距離通信ネットワークを介したオ
ーディオデジタルデータ等の送受信を行う装置において
は、通常90Mbps程度の通信レートで、データが送
受信される。しかし、通信レートの大部分(70〜80
%)が、オーディオデジタルデータ等の主要データの通
信に使われ、設定情報等は、主要データよりも低い優先
度しか有していない。よって、設定情報等は、通信レー
トのわずかな部分(1%以下)程度しか使用することが
出来ず、非常に通信速度が遅いものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークに他の機
器(外部機器)が新たに接続されると、その都度、ネッ
トワークに接続されている全機器の優先度を比較して、
最高の優先度を有するものがマスタとなる。そのため、
新たな機器が接続されるたびに、マスタを獲得するため
の処理が必要である。
【0008】マスタを獲得するための処理は、低い通信
レートで行われるので、多大な時間がかかり、新たな機
器が接続されるたびにマスタが変更されることは、好ま
しくない。
【0009】本発明の目的は、ネットワークに接続され
ている全ての機器の通信を管理するマスタが頻繁に変更
されることを防ぐことが出来る通信管理機能設定装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、通信管理機能設定装置は、ネットワークに接続する
ための通信手段と、前記通信手段の通信準備の完了後
に、所定時間を計時する計時手段と、前記所定時間の間
に前記ネットワーク上に通信管理を行うマスタがいるこ
とを確認するマスタ確認手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例による通
信管理機能設定システム1のネットワーク構成を示すブ
ロック図である。通信管理機能設定システム1は、それ
ぞれが通信管理機能設定装置としての機能を有する発生
源コントローラ2とアンプコントローラ3とを遠距離通
信ネットワーク6を介して接続することにより構成され
る。
【0012】遠距離通信ネットワーク6は、例えば、C
obraNet等の多チャンネル非圧縮オーディオ信号
(オーディオデジタルデータ)及びネットワーク6に接
続された機器の設定情報等をイーサネット(登録商標)
等で送受信することの出来る通信ネットワークである。
また、遠距離通信ネットワーク6では、オーディオデジ
タルデータや動画デジタルデータ等のデータサイズの大
きい主要データは、高い通信レートで伝送され、その他
の、例えば設定情報等は、低い通信レートで伝送され
る。
【0013】音楽データ出力装置(発生源)4は、デジ
タルオーディオデータ又はMIDIでータが出力可能な
電子楽器、音源装置、オーディオ機器等の電子音楽装置
等で構成される。
【0014】コンピュータPCは、パーソナルコンピュ
ータ等で構成され、発生源コントローラ2から、後述す
るアンプ5等の設定状態を表す設定データASを含む状
態データ18を受信して、通信管理機能設定システム1
上の全機器の設定状態を表示する。ユーザは、表示され
る設定状態を参照して、その内容を変更することが出来
る。変更された設定状態は、変更データとして、発生源
コントローラ2に送信される。なお、設定データ及び変
更データについては、後に詳述する。
【0015】また、コンピュータPCは、ネットワーク
上の全ての通信管理機能設定装置(発生源コントローラ
2及びアンプコントローラ3)に接続可能であり、どの
通信管理機能設定装置に接続しても、上述の処理を実行
することが出来る。例えば、図1に点線で示すように、
アンプコントローラ3に接続したとしても、発生源コン
トローラ2に接続した場合と同様の処理を行うことが出
来る。
【0016】発生源コントローラ2は、音楽データ出力
装置(発生源)4及びコンピュータPC等と接続され
る。発生源コントローラ2は、音楽データ出力装置(発
生源)4から入力されるオーディオデジタルデータ及び
MIDIデータを受信する。また、コンピュータPCに
状態データ18を送信するとともに、コンピュータPC
から変更データを受信する。
【0017】発生源コントローラ2は、入力されたオー
ディオデジタルデータ及びMIDIデータ、受信した変
更データ、及び状態データ18、後述の獲得データ2
0、順番データ21、参加データ22、開始データ24
等をパケット化してネットワーク6に送信する。
【0018】また、発生源コントローラ2は、変更デー
タ、状態データ18、獲得データ20、順番データ2
1、参加データ22、開始データ24等のパケットをネ
ットワーク6から受信して、パケット化を解除する。な
お、オーディオデジタルデータ及びMIDIデータを受
信した場合もパケット化を解除して、外部に出力するこ
とが出来る。
【0019】アンプコントローラ3は、オーディオデジ
タルデータ及びMIDIデータ、変更データ、状態デー
タ18、獲得データ20、順番データ21、参加データ
22、開始データ24等のパケットをネットワーク6か
ら受信して、パケット化を解除する。パケット化を解除
された受信データの内、変更データは、アンプ5に送信
される。
【0020】また、受信したオーディオデジタルデータ
及びMIDIデータは、オーディオアナログデータ(ア
ナログ音声信号)に変換された後に、アンプ5に出力さ
れる。なお、受信したオーディオデジタルデータ及びM
IDIデータは、通常のアンプで再生可能な形式のデジ
タルデータに変換して、デジタルオーディオ信号として
アンプ5に出力するようにしても良い。
【0021】また、アンプコントローラ3には、複数の
アンプ5が接続可能であり、新たに接続されたアンプ5
から設定データASを取得(受信)するとともに、既に
接続されているアンプ5の設定に変更がある場合は、変
更データを取得(受信)する。
【0022】さらに、アンプコントローラ3には、変更
データ、状態データ18、後述の獲得データ20、順番
データ21、参加データ22、開始データ24等をパケ
ット化してネットワーク6に送信する。また、オーディ
オデジタルデータ及びMIDIデータが外部から入力さ
れた場合は、それらもパケット化してネットワーク6に
送信することが出来る。
【0023】アンプ5は、アンプコントローラ3から入
力されるオーディオアナログデータを再生するためのア
ンプである。アンプ5は、自機の操作子を使って設定が
変更されると、その内容を表す変更データを作成して、
アンプコントローラ3に送信する。また、新たにアンプ
コントローラ3に接続された時は、自機の設定状態を表
す設定データASをアンプコントローラ3に送信する。
【0024】図2は、本発明の実施例による通信管理機
能設定装置(発生源コントローラ2及びアンプコントロ
ーラ3)のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0025】発生源コントローラ2又はアンプコントロ
ーラ3のバス7には、ROM8、RAM9、CPU1
0、タイマ11、検出回路12、表示回路14、音源回
路16、通信インターフェイス17が接続される。
【0026】ROM8には、各種パラメータ及び制御プ
ログラム、又は本実施例を実現するためのプログラム等
を記憶することができる。また、ROM8には、後述の
機器IDが記憶されている。RAM9は、フラグ、レジ
スタ又はバッファ、各種パラメータ等を記憶するCPU
10のワーキングエリアを有する。また、ネットワーク
6から受信するオーディオデジタルデータ及びMIDI
データを一時的に記憶するとともに、状態データ18等
の各種データを保持する一時記憶領域(バッファ)を有
する。
【0027】なお、ROM8及びRAM9に加えて、通
信管理機能設定装置のバス7にフラッシュメモリや半導
体メモリ、ハードディスク等の記憶保持機能のある書き
換え可能な外部記憶装置を接続して、電源を切った後
も、状態データ18等の各種データを保持できるように
しても良い。
【0028】CPU10は、ROM4に記憶されている
制御プログラム等に従い、演算又は制御を行う。タイマ
11は、バス7に接続されており、基本クロック信号、
再生処理タイミング、割り込み処理のタイミング等をC
PU10に供給する。
【0029】操作子13は、例えば、複数のスイッチ、
文字入力用キーボード、マウス等であり、検出回路12
に接続される。操作子13は、ユーザの入力に応じた信
号を出力できるものならどのようなものでもよい。
【0030】表示回路14は、表示部15に接続され、
ネットワークに接続された各機器の設定状態等の各種情
報を表示することができる。ユーザは、この表示部15
に表示される情報を参照して、各種情報の入力及び各種
設定を行う。
【0031】音源回路16は、D/A変換器を含み、通
信インターフェイス17を介してネットワーク6から受
信するオーディオデジタルデータ及びMIDIデータを
オーディオアナログデータに変換して、再度通信インタ
ーフェイス17を介してアンプ5等に出力する。また、
音源回路16は、通信インターフェイス17を介して音
楽データ出力装置4からオーディオアナログデータを受
信した場合は、それをオーディオデジタルデータに変換
して、通信インターフェイス17を介してネットワーク
6に送信することも出来る。
【0032】通信インターフェイス17は、ネットワー
ク接続用の通信インターフェイス及びコンピュータPC
接続用の通信インターフェイス等を含む複数のインター
フェイスで構成される。
【0033】ネットワーク接続用の通信インターフェイ
スは、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインタ
ーネット、電話回線等の遠距離通信ネットワーク6に接
続可能であり、オーディオデジタルデータ、MIDIデ
ータ、状態データ18、獲得データ20、順番データ2
1、参加データ22、開始データ24等をパケット化し
て該通信ネットワーク6に送信することが出来るととも
に、それらのパケットを受信して、パケット化を解除す
ることが出来る。
【0034】コンピュータPC接続用の通信インターフ
ェイスは、コンピュータPCと接続可能であり、該接続
されたコンピュータPCに状態データ18を送信すると
ともに、コンピュータPCから変更データを受信する。
【0035】通信管理機能設定装置を発生源コントロー
ラ2として利用する場合は、上記の2つのインターフェ
イスに加えて、さらに、発生源接続用のインターフェイ
スを備えるようにする。発生源接続用のインターフェイ
スは、発生源4からのMIDIデータ及びオーディオデ
ジタルデータを入力することが出来る各種の入力端子で
ある。
【0036】また、通信管理機能設定装置をアンプコン
トローラ3として利用する場合は、上記の2つのインタ
ーフェイスに加えて、さらに、アンプ接続用のインター
フェイスを備えるようにする。アンプ接続用のインター
フェイスは、アンプ5にオーディオアナログデータ(ア
ナログ音声信号)を出力可能な出力端子と、アンプ5に
変更データを送信するとともに、アンプ5から設定デー
タAS及び変更データを受信可能な通信インターフェイ
スとを含む。
【0037】なお、通信管理機能設定装置の利用態様
(発生源コントローラ2又はアンプコントローラ3とし
ての利用)に関わらず、上述した全てのインターフェイ
スを備えるようにしても良い。そうすることにより、状
況に応じて、通信管理機能設定装置の利用態様を変更す
ることが可能である。
【0038】なお、本明細書では、上述した各種の通信
インターフェイスをまとめて、通信インターフェイス1
7と呼ぶ。
【0039】図3は、本実施例による状態データ18の
構成を示す概念図である。図3では、図1の発生源コン
トローラ2に保持されている場合の状態データ18を示
すが、アンプコントローラ3では、図3の機器Bのデー
タを自機のデータとして保持している。
【0040】状態データ18は、自機の設定状態を表す
状態データ18a及び外部機器の設定状態を表す状態デ
ータ18b1〜18bnを含んで構成される。状態デー
タ18を外部に送信する場合は、自機の設定状態を表す
状態データ18aのみを送信しても良いし、外部機器の
設定状態を表す状態データ18b1〜SDbnを併せて
送信するようにしても良い。
【0041】自機の設定状態を表す状態データ18a
(この例では、発生源コントローラ2の設定状態を表す
データ)は、各機器に固有の機器ID、後述のマスタ獲
得要求時に参照される優先度PR、及び発生源コントロ
ーラ2に接続されている発生源4の入力割当てと出力割
当て(発生源から入力する複数チャンネルのそれぞれの
データをどのアンプに出力するかを表す情報)とを含ん
で構成される。なお、優先度PRは、他の機器(外部機
器)と重ならないように手動で設定される。
【0042】外部機器の設定状態を表す状態データ18
b1〜18bn(この例では、アンプコントローラ3の
設定状態を表すデータ)は、各機器に固有の機器ID、
優先度PR、及びアンプコントローラ3に接続されてい
るアンプ5の数(n)及び各アンプ5の設定を表す設定
データAS1〜ASnを含んで構成される。また、発生
源コントローラ2に接続されている発生源4の入力割当
てと出力割当てとを含めて構成しても良い。
【0043】アンプ5の設定を表す設定データAS1〜
ASnは、各アンプに固有のアンプID(アンプID1
〜IDn)及びアンプ設定(アンプ設定1〜n)で構成
される。アンプ設定1〜nは、それぞれのアンプの現在
の設定状態を表し、例えば、スピーカ出力、ミュート設
定、ボリューム等の通常のアンプにおいてユーザが設定
可能なパラメータである。
【0044】このアンプ設定1〜nに含まれる一部のパ
ラメータに変更がなされた場合は、該変更されたパラメ
ータと設定を変更するアンプIDを合わせて変更データ
を生成する。
【0045】図4は、本実施例によるマスタ機器決定の
第1の例を表す概念図である。この例では、ネットワー
ク上に始めて接続した機器がマスタとなる場合を示す。
なお、図中左から右に時間進行を表す。また、ネットワ
ークとは、ネットワーク上を流れるデータの状況を表し
ている。
【0046】機器A(発生源コントローラ2又はアンプ
コントローラ3)が、通信ネットワーク6に接続される
と、通信準備をするための初期設定が行われる。図で
は、機器Aの通信準備が完了して送受信が可能になった
時点をタイミングCRで示す。
【0047】機器Aは、通信準備が完了すると送信処理
を停止する送信待機時間分の時間の計時を始める。送信
待機時間は、ネットワーク上で全機器が少なくとも1回
ずつデータを送信することが出来る1つのサイクルを複
数回分含む程度の長さである。本実施例では、送信待機
時間を予め2秒と定めている。すなわち、本実施例で
は、通信準備完了タイミングCRから、2秒後のパケッ
ト転送開始タイミングPTまでの間を送信待機時間とし
ている。
【0048】この送信待機時間は、後述する獲得データ
20若しくは順番データ21が、他の機器から送信され
ていないことを確認するための時間であり、これらのデ
ータ20、21が送信されていなければ、ネットワーク
上にマスタ機器が存在していないと判断することが出来
る。
【0049】機器Aは、送信待機時間が経過すると、パ
ケット転送開始タイミングPTにおいて、獲得データ2
0をネットワーク6に送信する。獲得データ20は、自
機がマスタとなることを希望するためのデータであり、
少なくとも、機器IDと優先度PRが含まれる。
【0050】機器Aから送信された獲得データ20は、
遅延時間経過後にネットワーク上に現れる。遅延時間
は、機器間のデータ通信にかかる時間であり、送信機の
送信データの蓄積時間+送信機のパケット化時間+伝送
時間+受信機のパケット解除時間が含まれる。本実施例
では、この遅延時間を20msとしている。
【0051】獲得データ20を送信した後、機器Aは、
マスタ獲得時間分の時間の計時を開始する。マスタ獲得
時間は、他の機器からの獲得データ20を受信するため
の待機時間であり、この間に他の機器からの獲得データ
20を受信しなければ、マスタ獲得時間経過後のタイミ
ングMSにて、マスタとなるための設定を行う。
【0052】なお、マスタ獲得時間は、送信待機時間と
同様に、ネットワーク上で全機器が少なくとも1回ずつ
データを送信することが出来る1つのサイクルを複数回
分含む程度の長さである。よって、本実施例では、マス
タ獲得時間も送信待機時間と同じ2秒に設定している。
【0053】ネットワーク6上に他の機器が存在しない
場合は、以上のようにして、ネットワーク6に最初に接
続された機器Aがマスタとなる。
【0054】図5は、本実施例によるマスタ機器決定の
第2の例を表す概念図である。この例では、マスタ機器
の存在しないネットワーク上に、機器A及び機器Bが同
時に接続した場合の、マスタ設定動作を示す。なお、図
中左から右に時間進行を表す。また、ネットワークと
は、ネットワーク上を流れるデータの状況を表してい
る。また、機器A及び機器Bの横線の、上側に送信デー
タ、下側に受信データを示している。
【0055】また、この例では、機器A及び機器Bが同
時にネットワーク6に接続した場合を説明しているが、
機器A(機器B)が接続した後、送信待機期間中に機器
B(機器A)が接続した場合も同様の動作を行う。以
降、本明細書では、最初にネットワーク6に接続した機
器の送信待機期間中に接続する場合を含めて「同時に接
続する」と呼ぶ。
【0056】機器A及び機器Bのいずれがマスタになる
かは獲得データ20に含まれる優先度PR(図3の状態
データ18の優先度PRに基づく)を比較することによ
り決定されるが、この例では、機器Aの優先度PRが、
機器Bの優先度PRよりも高いものとする。
【0057】機器A及び機器B(発生源コントローラ2
又はアンプコントローラ3)が、通信ネットワーク6に
接続されると、通信準備をするための初期設定が行われ
る。機器A及び機器Bの通信準備が完了して送受信が可
能になった時点をそれぞれタイミングCRa、CRbで
示す。
【0058】機器A及び機器Bは、図4に示した例と同
様に、通信準備完了後、送信待機時間分の時間の計時を
始める。図5では、この送信待機時間中に、獲得データ
20又は、順番データ21が、他の機器から送信されな
いので、ネットワーク上にマスタ機器が存在していない
と判断する。
【0059】ネットワーク上にマスタ機器がいないと判
断すると、通信準備完了タイミングCRa(CRb)か
ら2秒後のパケット転送開始タイミングPTa(PT
b)において、機器A(機器B)は、獲得データ20a
(20b)をネットワーク6に送信する。機器A(機器
B)から送信された獲得データ20a(20b)は、遅
延時間経過後にネットワーク上に現れる。
【0060】獲得データ20a(20b)を送信した
後、機器A(機器B)は、マスタ獲得時間分の時間の計
時を開始する。機器A(機器B)は、獲得データ20a
(20b)がネットワーク6上に現れた後、それを受信
して、受信した獲得データ20b(20a)と、自機の
優先度PRを比較する。
【0061】機器Aは、受信した獲得データ20bに含
まれる機器Bの優先度PRが、自機の優先度PRよりも
低いので、比較終了時のタイミングRC以降も、他の機
器からの獲得データ20を受信した場合は、マスタ獲得
時間終了タイミング(マスタ設定タイミング)MSま
で、同様の比較を継続する。
【0062】機器Bは、受信した獲得データ20aに含
まれる機器Aの優先度PRが、自機の優先度PRよりも
高いので、比較終了時のタイミングRE以降は、優先度
の比較を終了し、スレーブ設定タイミング(マスタ獲得
時間終了タイミング)SSにて、自機をスレーブとして
設定する。
【0063】以上のように、ネットワーク6に複数の機
器が同時に接続されると、それぞれが、優先度を含む獲
得データを送受信し、他の機器の優先度と比較すること
により、最も優先度の高い機器をマスタに設定する。
【0064】図6は、本実施例によるマスタ機器決定の
第3の例を表す概念図である。この例では、ネットワー
ク上に既にマスタである機器Aが接続されている場合
の、ネットワークに新たに接続された機器Bの動作を示
す。なお、図中左から右に時間進行を表す。また、ネッ
トワークとは、ネットワーク上を流れるデータの状況を
表している。
【0065】機器B(発生源コントローラ2又はアンプ
コントローラ3)が、通信ネットワーク6に接続される
と、通信準備をするための初期設定が行われる。図で
は、機器Aの通信準備が完了して送受信が可能になった
時点をタイミングCRで示す。また、機器A及び機器B
の横線の、上側に送信データ、下側に受信データを示し
ている。
【0066】機器Bは、通信準備が完了すると通信準備
完了タイミングCRから2秒間送信処理を停止する送信
待機時間の時間の計時を始める。この例では、既に、機
器Aがマスタとして機能しているので、この通信待機時
間中に、機器Aから少なくとも1回は、各機器の送信順
を表す順番データ21が、ネットワーク6に送信され
る。
【0067】機器Bは、機器Aから送信される順番デー
タ21がネットワーク6上に現れると、それを受信す
る。順番データ21の受信は、既にマスタ機器が存在す
ることを示すので、順番データ21の受信タイミングS
Eにて、通信待機を終了する。
【0068】その後、機器Bは、以降の順番データ21
に自機を含めることを要求する参加データ22をネット
ワーク6に送信する。機器Aは、ネットワーク6から参
加データ22を受信し、以降の順番データ21に機器B
を含めるように設定する。
【0069】従来の装置では、ネットワークに新たな機
器が接続されると、例えば、図5に示したような優先度
の比較をその都度行っていたが、この第3のマスタ設定
例では、既にマスタが設定されている場合は、新たな機
器が持つ優先度が現行のマスタが持つ優先度よりも高い
場合でも、新たな機器は必ず自動的にスレーブとして設
定されるようにした。
【0070】このようにすると、ネットワーク6に新た
な機器(発生源コントローラ2又はアンプコントローラ
3)が接続されても、優先度の比較を行う必要がないの
で、その他の通信を停止しなくても良い。よって、他の
通信を阻害することなく、迅速に新たな機器を接続する
ことが出来る。
【0071】図7は、本実施例による設定情報23の通
信の一例を表す概念図である。この例では、ネットワー
ク上にマスタに設定された機器A及びスレーブに設定さ
れた機器B、機器Cが接続されている。なお、図中左か
ら右に時間進行を表す。また、ネットワークとは、ネッ
トワーク上を流れるデータの状況を表している。また、
機器A、機器B、及び機器Cのそれぞれの横線の、上側
が送信データ、下側が受信データを示す。また、データ
の送信順が機器A−機器B−機器Cと決められるものと
している。。
【0072】ここで設定情報23とは、オーディオデジ
タルデータ等の優先度が高い(高通信レート伝送され
る)データ以外の、優先度の低い(低通信レートで伝送
される)データである。例えば、状態データ18、変更
データ、獲得データ20、順番データ21、及び参加デ
ータ22等が設定情報23に含まれる。なお、MIDI
データは、機器の設定又は設定状態を表すデータではな
いが、低い優先度で伝送されるので、設定情報23と同
様の処理で送受信される。
【0073】機器Aは、パケット転送開始タイミングP
T1において、送信すべきデータである設定情報23a
(その情報の前半部である設定情報23a1)の送信を
開始する。設定情報23aの送信は、、開始データ24
aの送信時刻ST1まで続けられ、送信時刻ST1にな
ると、設定情報23aの送信に割り込むようにして開始
データ24aの送信が行われる。開始データ24aの送
信が終了すると、機器Aが送信すべきデータの残りであ
る設定情報23a2の送信が開始される。機器Aは、マ
スタであるので、開始データ24aには、順番データ2
1が含まれている。。
【0074】開始データ24の送信時刻STは、後述す
るように送信すべきデータ及び開始データ24の送信に
かかる時間である送信時間TTと設定されている繰上時
間とに基づき決定する。すなわち、送信時刻STは現時
時刻(タイミングPT)+送信時間TT−繰上時間(2
0ms)により求められる。
【0075】ここで、繰上時間とは、ネットワークにお
ける遅延時間を考慮して、開始データ24の送信時刻を
繰り上げるための時間であり、本実施例では、遅延時間
と同じ20msに設定されている。遅延時間と等しい繰
上時間分だけ、パケット転送終了予定時刻より早めに開
始データ24を送信することにより、次に送信を開始す
る機器は、前に送信をしている機器のパケット転送終了
後直ちにパケット転送を開始することが出来る。このよ
うに、予めネットワーク上の遅延時間を考慮することに
より、ネットワーク上にデータが何も流れていない状態
を極力減らすことが出来る。
【0076】機器Bは、機器Aが送信した開始データ2
4aを受信したら、その受信終了時刻であるタイミング
ER1から、開始データ24bの送信を開始する。これ
は、機器Bが送信すべき設定情報23bのデータ量が小
さいため、送信時間TTよりも繰上時間が長くなってし
まうからである。このような場合には、図に示すよう
に、設定情報23bに先駆けて開始データ24bが送信
される。開始データ24bの送信が終了すると、設定情
報23bの送信が開始される。
【0077】機器Cは、機器Bが送信した開始データ2
4bを受信したら、その受信終了時刻であるタイミング
ER2から、送信すべきデータである設定情報23c
(その情報の前半部である設定情報23c1)の送信を
開始する。設定情報23cの送信は、、開始データ24
cの送信時刻ST3まで続けられる。送信時刻ST3に
なると、設定情報23cの送信に割り込むように、開始
データ24cがネットワーク6に送信される。開始デー
タ24cの送信が終了すると、機器Cが送信すべきデー
タの残りの設定情報23c2の送信が開始される。
【0078】機器Cにより送信される開始データ24c
が、機器Aに受信されるとその終了時刻であるタイミン
グER3から次開始待機時間の計時が開始される。次開
始待機時間中は、既にネットワークに接続されているス
レーブ機器の送受信は、停止される。
【0079】次開始待機時間とは、1サイクル分の送信
が終わる(開始データ24cを受信する)タイミングE
R3から、次のサイクルが始まるタイミングPT4まで
に設けられる特定長の時間であり、新たにネットワーク
6に接続された機器は、その時間内に参加データ22を
送信する。
【0080】次開始待機時間が経過すると、タイミング
PT4において、マスタである機器Aが新たな順番デー
タ21を含む開始データ24Aとパケットの転送を再開
する。
【0081】以上のように、次に送信する機器は、前に
送信する機器が送信した設定情報23n−1の受信を完
了する前に、自機が送信すべき設定情報23nの送信を
開始することが出来る。
【0082】本実施例では、ネットワーク上での遅延時
間を考慮して、次の機器に送信の開始を指示する開始デ
ータ24の送信時刻STを早めているので、受信完了前
に送信を開始したとしても、ネットワーク上に2つ以上
の機器が送信する設定情報23が一度に現れることを避
けつつ、ネットワーク上に設定情報23が何もない状態
を減らすことが出来る。
【0083】図8は、本実施例によるメイン処理を表す
フローチャートである。このメイン処理は、通信管理機
能設定装置(発生源コントローラ2又はアンプコントロ
ーラ3)がネットワーク6に接続されると開始され、ネ
ットワーク6から切断されると終了する。このメイン処
理は、前述の図4〜図6に示す機器A及び機器Bでマス
タ設定を行うための処理である。
【0084】ステップSA1では、メイン処理を開始
し、ステップSA2では、初期設定を行い、通信を開始
できる状態にする。すなわち、送信データの蓄積、送信
機のパケット化、パケット伝送、及び受信パケット解除
等の通信に関する処理を開始出来る状態にする。この
時、図10に示す受信処理を開始するが、図9に示す送
信処理は、図4から図6に示す送信待機時間の計時を開
始して、送信停止(待機)状態にする。
【0085】ステップSA3では、送信待機時間分の時
間が経過したか否かを判断する。送信待機時間分の時間
が経過した場合は、YESの矢印で示すステップSA7
に進み、経過していない場合は、NOの矢印で示すステ
ップSA4に進む。
【0086】ステップSA4では、順番データ21(図
6)をネットワーク6から受信したか否かを判断する。
順番データ21を受信しない場合は、NOの矢印で示す
ステップSA3に戻る。順番データ21を受信した場合
は、既にマスタがネットワーク6上に存在していると判
断して、YESの矢印で示すステップSA5に進む。
【0087】ステップSA5では、図7に示す次開始待
機時間が到来するのを待ち、次開始待機時間が到来した
ら、図6に示す参加データ22を送信し、ステップSA
6では、自機をスレーブに設定する。その後、図9に示
す送信処理を起動(開始)して、ステップSA13に進
む。
【0088】上記のステップSA5及びステップSA6
は、スレーブとして動作する場合の処理である。以下の
ステップSA7〜ステップSA12は、マスタとして動
作する場合の処理である。
【0089】ステップSA7では、図4及び図5に示す
獲得データ20を送信するとともに、マスタ獲得時間の
計時を開始する。ステップSA8では、ネットワーク6
に接続されている他の機器の獲得データ20を受信した
か否かを判断する。獲得データ20を受信した場合は、
YESの矢印で示すステップSA9に進み、受信しない
場合は、NOの矢印で示すステップSA11に進む。
【0090】ステップSA9では、自機の優先度PRと
受信した獲得データ20に含まれる他の機器の優先度P
Rを比較する。ステップSA10では、ステップSA9
での比較結果を参照して、自機の優先度他の機器の優先
度より高いか否かを判断する。自機の優先度が高い場合
は、YESの矢印で示すステップSA11に進む。自機
の優先度が低い場合は、スレーブ設定を行うので、NO
の矢印で示すステップSA5に進む。
【0091】ステップSA11では、図4及び図5に示
すマスタ獲得時間分の時間が経過したか否かを判断す
る。マスタ獲得時間が経過していない場合は、NOの矢
印で示すステップSA8に戻り他の機器の獲得データ2
0の受信に備える。マスタ獲得時間が経過している場合
は、YESの矢印で示すステップSA12に進み、自機
をマスタに設定する。その後、図9に示す送信処理を起
動(開始)して、ステップSA13に進む。
【0092】ステップSA13〜ステップSA15は、
マスタ設定及びスレーブ設定のいずれにおいても行われ
る共通の処理である。
【0093】ステップSA13では、自機の設定状態
(状態データ18)が変更されたか否かを判断する。自
機の設定状態には、当然、接続されているアンプ等の設
定も含まれる。変更された場合は、YESの矢印で示す
ステップSA14に進み、変更がない場合は、NOの矢
印で示すステップSA15に進む。
【0094】ステップSA14では、変更内容を表す変
更データを作成して送信待機にする。送信待機にされた
変更データは、後述の図9に示す送信処理でネットワー
クに送信される。
【0095】ステップSA15では、ネットワーク6か
ら切断されたか否かを判断する。ネットワーク6から切
断された場合は、YESの矢印で示すステップSA16
に進み、ネットワーク通信に関する全ての処理を停止し
て、メイン処理を終了する。ネットワーク6から切断さ
れていない場合は、NOの矢印で示すステップSA13
に戻り以降の処理を繰り返す。
【0096】図9は、本実施例による設定情報23及び
MIDIデータの送信処理を表すフローチャートであ
る。この処理は、設定情報及びMIDIデータの通信レ
ートに従い起動される割り込み処理である。この送信処
理は、例えば、図7に示す設定情報23(及び開始デー
タ24)の送信時に、機器A〜C(発生源コントローラ
2又はアンプコントローラ3)で行われる処理である。
【0097】ステップSB1では、送信処理を開始す
る。ステップSB2では、データ送信の開始が新たに指
示されたか否かを判断する。スレーブに設定されている
時は、自機の送信順を表す開始データ24を受信したと
きに開始が指示されたものと判断する。マスタに設定さ
れている時は、1サイクル分の送信を終了したことを表
す開始データ24c(図7)を受信して、それから図7
の次開始待機時間が経過した後に開始が指示されたもの
と判断する。送信開始の指示があった場合は、YESの
矢印で示すステップSB3に進み、指示がない場合は、
NOの矢印で示すステップSB6に進む。
【0098】ステップSB3では、送信すべきデータの
データ量から送信時間TT(図7)を算出する。送信す
べきデータとは、送信待機している全てのデータであ
り、例えば、状態データ18、変更データ、獲得データ
20、順番データ21、及び参加データ22等の設定情
報23及びMIDIデータ等である。なお、ネットワー
クに接続して最初の送信時には、自機の全ての状態デー
タ18を送信し、その後は変更分のみの変更データを送
信するなお、この送信時間TTには、開始データ24の
送信にかかる時間も含まれる。ステップSB4では、ス
テップSB3で算出した送信時間TTと繰上時間(図
7)から開始データ24の送信時刻STを決定する。送
信時刻STは現時時刻(図7のタイミングPT)+送信
時間TT−繰上時間(20ms)により求められる。ス
テップSB5では、送信すべきデータの送信を開始(許
可)する。
【0099】ステップSB6では、送信が許可されてい
るか否か、すなわち、ステップSB5で送信が開始(許
可)されたか否かを判断する。ステップSB2からこの
ステップSB6に進んだ場合は、送信は許可されていな
いので、NOの矢印で示すステップSB12に進み、今
回の割り込みタイミングによる送信処理を終了する。ス
テップSB5からこのステップSB6に進んだ場合は、
送信が許可されているので、YESの矢印で示すステッ
プSB7に進む。
【0100】ステップSB7では、ステップSB4で決
定した送信時刻STが到来したか否かを判断する。送信
時刻STが到来している場合は、YESの矢印で示すス
テップSB8に進む。図7にある機器Bのデータ送信例
のように、決定された送信時刻STがパケット転送開始
時刻PTよりも過去の時間である場合は、送信すべきデ
ータにさきがけて開始データ24(又は順番データ2
1)が送信される。送信時刻STが到来していない場合
は、NOの矢印で示すステップSB9に進む。
【0101】ステップSB8では、自機の送信すべきデ
ータ(設定情報23)の送信を一時停止して、次の順番
の機器に送信を指示する開始データ24(又は順番デー
タ21)を作成してネットワークに送信する。スレーブ
に設定されている時は、次の順番の機器に開始を指示す
るか、自機が1サイクルの最後の機器であれば1サイク
ルが終了したことを表す開始データ24cを作成する。
マスタに設定されている時は、現時点でネットワーク上
に存在している全ての機器の送信順を表す順番データ2
1と最初にデータ送信を行う機器に対する指示を含む開
始データ24aを作成する。
【0102】ステップSB9では、送信すべきデータで
ある設定情報23を順次ネットワークに送信する。ステ
ップSB10では、送信すべきデータの送信が完了した
か否かを判断する。送信が完了した場合は、YESの矢
印で示すステップSB11に進み、データの送信を停止
(禁止)する。送信が完了していない場合は、ステップ
SB12に進み、今回の割り込みタイミングによる送信
処理を終了する。そして、送信すべきデータである設定
情報23が全て送信されるまで、この図9の処理が起動
されるごとに設定情報23の一部ずつがネットワークに
送信されることになる。
【0103】図10は、本実施例による設定情報23及
びMIDIデータの受信処理を表すフローチャートであ
る。この処理は、設定情報及びMIDIデータの通信レ
ートに従い起動される割り込み処理である。この受信処
理は、例えば、図7に示す設定情報23(及び開始デー
タ24)の受信時に、機器A〜C(発生源コントローラ
2又はアンプコントローラ3)で行われる処理である。
【0104】ステップSC1では、受信処理を開始し
て、ステップSC2では、変更データ又はMIDIデー
タを受信したか否かを判断する。受信した場合は、YE
Sの矢印で示すステップSC3に進み、受信していない
場合は、NOの矢印で示すステップSC4に進む。
【0105】ステップSC3では、ステップSC2で受
信を確認したのが変更データである場合は、受信した変
更データに従い保持されている状態データ18の該等箇
所を変更する。受信した変更でータが、自機に接続され
ている発生源4、アンプ5又はコンピュータPCからの
ものである場合は、該変更データを送信待機にし、ネッ
トワークからのものであれば、対応する(その変更デー
タを反映させるべき)アンプ5又はコンピュータPCに
送信する。ステップSC2で受信を確認したのがMID
Iデータである場合は、該MIDIデータを送信待機に
する。
【0106】ステップSC4では、この通信管理機能設
定装置(発生源コントローラ2又はアンプコントローラ
3)が、前述のステップSA6でスレーブに設定されて
いるか否かを判断する。スレーブに設定されている場合
は、YESの矢印で示すステップSC5に進む。スレー
ブに設定されていない場合、すなわち前述のステップS
A12でマスタに設定された場合は、NOの矢印で示す
ステップSC11に進む。
【0107】以下のステップSC5〜ステップSC10
は、スレーブとしての処理であり、ステップSC11〜
ステップSC15は、マスタとしての処理である。
【0108】ステップSC5では、自機の順番を表す開
始データ24(図7)を受信したか否かを判断する。開
始データ24を受信した場合は、YESの矢印で示すス
テップSC6に進む。受信していない場合は、NOの矢
印で示すステップSC7に進む。
【0109】ステップSC6では、前述の図9に示す送
信処理(ステップSB2)に対して、データ送信の開始
を指示する。ステップSC7では、順番データ21(図
6)を受信したか否かを判断する。順番データ21を受
信した場合は、YESの矢印で示すステップSC8に進
み、受信していない場合は、NOの矢印で示すステップ
SC9に進む。
【0110】ステップSC8では、ステップSC7で受
信した順番データ21を一時記憶領域に記憶して、マス
タ確認時間の計時を新たに開始する。ステップSC9で
は、マスタ確認時間分の時間が経過したか否かを判断す
る。時間が経過した場合は、YESの矢印で示すステッ
プSC10に進み、経過していない場合は、NOの矢印
で示すステップSC16に進み、今回のタイミングにお
ける受信処理を終了する。
【0111】ステップSC10では、マスタ確認時間が
経過するまでの間に順番データ21を受信しなかったの
で、ネットワーク上からマスタがいなくなったと判断
し、メイン処理をステップSA7に移行しマスタ獲得の
動作を実行する。また、図9の送信処理の起動を停止す
る。この時、ネットワーク上のすべてのスレーブ機器が
マスタ獲得の動作を実施する。その後、ステップSC1
6に進み、今回のタイミングにおける受信処理を終了す
る。
【0112】ステップSC11では、1サイクル分の送
信の終了を表す開始データ(例えば、図7の開始データ
24c)を受信したか否かを判断する。受信した場合
は、YESの矢印で示すステップSC12に進み、次開
始待機時間(図7)に相当する時間の計時を開始する。
受信していない場合は、NOの矢印で示すステップSC
13に進む。
【0113】ステップSC13では、次開始待機時間分
の時間を計時している場合に、その次開始待機時間時間
が経過したか否かを判断する。次開始待機時間分の時間
が経過した場合は、YESの矢印で示すステップSC1
4に進み、経過していない場合は、NOの矢印で示すス
テップSC16に進み、今回のタイミングにおける受信
処理を終了する。
【0114】ステップSC14では、新たな順番データ
21(図6)を作成して、該作成した順番データ21を
送信待機にする。なお、次開始待機時間内に、新たに接
続された機器からの参加データ22(図6)を受信した
場合は、この時に新たにネットワークに接続した機器を
含めた順番データ21を作成する。
【0115】ステップSC15では、次開始待機時間の
計時を終了して、ステップSC16にて、今回のタイミ
ングにおける受信処理を終了する。
【0116】図11は、本実施例による主要データ(オ
ーディオデジタルデータ)の送信処理を表すフローチャ
ートである。この処理は、主要データ(オーディオデジ
タルデータ)の通信レートに従って起動される割り込み
処理である。すなわち、オーディオデータの通信を他の
データの通信よりも、極めて優先的に行うために、割り
込み周期は、前述図9の送信処理や図10の受信処理よ
りも極めて短い時間間隔に設定される。
【0117】図11(A)は、発生源コントローラ2で
行う主要データ(オーディオデジタルデータ)の送信処
理を表すフローチャートである。
【0118】ステップSD1では、送信処理をスタート
して、ステップSD2では、後述のステップSF2で保
持されるオーディオデジタルデータをネットワーク6に
送信する。その後、ステップSD3に進み、今回のタイ
ミングにおける送信処理を終了する。
【0119】図11(B)は、アンプコントローラ3で
行う主要データ(オーディオデジタルデータ)の送信処
理を表すフローチャートである。
【0120】ステップSE1では、送信処理をスタート
して、ステップSE2では、後述のステップSG2で、
保持されているオーディオデジタルデータをオーディオ
アナログデータ(アナログ音声信号)に変換して、アン
プ5に出力する。その後、ステップSE3に進み、今回
のタイミングにおける送信処理を終了する。
【0121】図12は、本実施例による主要データ(オ
ーディオデジタルデータ)の受信処理を表すフローチャ
ートである。この処理は、主要データ(オーディオデジ
タルデータ)の通信レートに従って起動される割り込み
処理である。すなわち、オーディオデータの通信を他の
データの通信よりも、極めて優先的に行うために、割り
込み周期は、前述図9の送信処理や図10の受信処理よ
りも極めて短い時間間隔に設定される。
【0122】図12(A)は、発生源コントローラ2で
行う主要データ(オーディオデジタルデータ)の受信処
理を表すフローチャートである。
【0123】ステップSF1では、受信処理を開始し
て、ステップSF2では、外部機器(音楽データ出力装
置4)から受信した(入力される)オーディオデジタル
データをRAM9等の一時記憶領域に保持する。その
後、ステップSF3に進み、今回のタイミングにおける
受信処理を終了する。
【0124】図12(B)は、アンプコントローラ3で
行う主要データ(オーディオデジタルデータ)の受信処
理を表すフローチャートである。
【0125】ステップSG1では、受信処理を開始し
て、ステップSG2では、前述のステップSD2で送信
されるオーディオデジタルデータをネットワーク6から
受信して、RAM9等の一時記憶領域に保持する。その
後、ステップSG3に進み、今回のタイミングにおける
受信処理を終了する。
【0126】以上、本実施例によれば、ネットワークに
接続されている各機器の設定状態をそれぞれの機器が保
持しているので、全ての機器に関する希望のデータを迅
速に確認することが出来る。また、ネットワーク上のど
の機器からも、全ての機器の設定状態を迅速に確認する
ことが出来る。
【0127】また、本実施例によれば、設定が変更され
た場合にも、変更データのみをネットワーク6を介して
送受信し、各機器に保持されている設定情報を更新する
ことが出来る。よって、ネットワークに接続されている
機器の設定状態に変更があった場合にも、ネットワーク
のトラフィック量を増大させることなく、且つ通信速度
が遅い場合でも、迅速に設定状態の変更をすることが出
来る。
【0128】また、本実施例によれば、既にネットワー
ク上に各機器の送信順を管理するマスタが存在する時
は、マスタ獲得動作を行わないので、マスタが頻繁に変
更されることを防ぐことが出来る。
【0129】よって、マスタ変更に伴う、マスタ獲得の
ためのデータの送受信が不必要となり、その間に起こる
その他の情報の通信の阻害を防ぐことが出来る。
【0130】また、本実施例によれば、ネットワーク通
信に伴う遅延時間を予め繰り上げ時間として、次の機器
の送信開始を指示する開始データを、データ送信終了時
より該繰上げ時間分早めて送信することが出来る。
【0131】よって、ネットワーク上に何もデータが流
れていない時間を極めて短くすることができ、通信レー
トが低い環境でも、効率よくデータ通信を行うことが出
来る。
【0132】なお、実施例では発生源コントローラ2と
アンプコントローラ3とで機能が異なる部分があるが、
1つのコントローラ(通信管理機能設定装置)に実施例
での発生源コントローラ2とアンプコントローラ3の全
ての機能を持たせてもよい。
【0133】また、送信待機時間及びマスタ獲得時間は
1サイクルを複数回分含む時間長であればよいので、所
定値(例えば、2秒)に限らず、コンピュータPCやア
ンプ5又は各種コントローラ(発生源コントローラ2と
アンプコントローラ3)で設定できてもよいし、マスタ
機器に通信の状態を監視させて通信状態が悪ければ時間
長を長くするなどして、動的に(通信状態に応じて)変
更するようにしてもよい。
【0134】また、実施例では、獲得データがネットワ
ーク上に複数現れた場合には優先度の高い方を採用して
いるが、いずれか1つの機器をマスタに設定することが
出来ればよく、各機器の優先度に限らず、例えば通信回
線の良好な場所に接続されている機器の獲得データを採
用する方法や、コンピュータPCやアンプ5又は各種コ
ントローラを使っていずれかを手動で選ぶ方法によって
もよい。
【0135】また、実施例では、繰上時間は送信の遅延
時間と同じ時間長に決められているが、送信の遅延時間
とほぼ同じ長さの時間を設定すればよい。例えば、通信
の状態に合わせて変化する遅延時間に追従させて、繰上
時間も変更する方法や、コンピュータPCやアンプ5や
各種コントローラを使って手動で設定及び変更する方法
が考えられる。
【0136】また、主要データ(オーディオデータ等)
だけを、それ以外のデータ(設定情報23及びMIDI
データ)とは別に早い速度で通信しているが、楽音を再
生するデータは、全て早い速度で通信するようにしても
よい。例えば、MIDIデータを含んでいるパケットも
オーディオデータと同じ速度で通信してもよい。
【0137】なお、通信インターフェイスはLANやイ
ンターネットや電話回線などの通信ネットワークに接続
されており、該通信ネットワークを介してサーバコンピ
ュータと接続される。外部記憶装置内に制御プログラム
や各種データが記憶されていない場合、サーバコンピュ
ータからプログラムやデータをダウンロードするために
用いられる。
【0138】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明
であろう。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークに接続されている全ての機器の通信を管理
するマスタが頻繁に変更されることを防ぐことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による通信管理機能設定シス
テム1のネットワーク構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例による通信管理機能設定装置
(発生源コントローラ2及びアンプコントローラ3)の
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施例による状態データ18の構成を示す
概念図である。
【図4】 本実施例によるマスタ機器決定の第1の例を
表す概念図である。
【図5】 本実施例によるマスタ機器決定の第2の例を
表す概念図である。
【図6】 本実施例によるマスタ機器決定の第3の例を
表す概念図である。
【図7】 本実施例による設定情報23の通信の一例を
表す概念図である。
【図8】 本実施例によるメイン処理を表すフローチャ
ートである。
【図9】 本実施例による設定情報23及びMIDIデ
ータの送信処理を表すフローチャートである。
【図10】 本実施例による設定情報23及びMIDI
データの受信処理を表すフローチャートである。
【図11】 本実施例による主要データ(オーディオデ
ジタルデータ)の送信処理を表すフローチャートであ
る。
【図12】 本実施例による主要データ(オーディオデ
ジタルデータ)の受信処理を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…通信管理機能設定システム、2…発生源コントロー
ラ、3…アンプコントローラ、4…発生源、5…アン
プ、6…通信ネットワーク、7…バス、8…ROM、9
…RAM、10…CPU、11…タイマ、12…検出回
路、13…操作子、14…表示回路、15…表示部、1
6…通信インターフェイス、20…獲得データ、21…
順番データ、22…参加データ、23…設定情報、24
…開始データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 俊之 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D378 QQ01 5K033 BA01 BA08 CB17 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続するための通信手段
    と、 前記通信手段の通信準備の完了後に、所定時間を計時す
    る計時手段と、 前記所定時間の間に前記ネットワーク上に通信管理を行
    うマスタがいることを確認するマスタ確認手段とを有す
    る通信管理機能設定装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記確認手段が、マスタがいる
    ことを確認した場合は、自機を前記マスタに管理される
    スレーブに設定するスレーブ設定手段とを有する請求項
    1記載の通信管理機能設定装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記確認手段が、マスタがいる
    ことを確認出来なかった場合は、自機が通信管理を行う
    マスタになることを要求するマスタ獲得要求手段と、 前記要求が所定時間継続したら自機をマスタに設定する
    マスタ設定手段とを有する請求項1又は2記載の通信管
    理機能設定装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記通信手段が、他の装置から
    のマスタになることの要求を受信した場合に、前記他の
    装置との優先度を比較する比較手段と、 前記比較手段が自機の優先度が前記他の装置の優先度よ
    りも低いと判断した場合に、前記マスタ獲得要求手段の
    要求を停止するマスタ獲得停止手段とを有する請求項3
    記載の通信管理機能設定装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記比較手段が自機の優先度が
    前記他の装置の優先度よりも高いと判断した場合に、前
    記マスタ獲得要求手段の要求を継続させるマスタ獲得継
    続手段とを有する請求項3又は4記載の通信管理機能設
    定装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続するための通信手順
    と、 前記通信手段の通信準備の完了後に、所定時間を計時す
    る計時手順と、 前記所定時間の間に前記ネットワーク上に通信管理を行
    うマスタがいることを確認するマスタ確認手順とを有す
    る通信管理機能設定手順をコンピュータで実行するため
    のプログラム。
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