JP2003318849A - 印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法 - Google Patents

印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法

Info

Publication number
JP2003318849A
JP2003318849A JP2002116235A JP2002116235A JP2003318849A JP 2003318849 A JP2003318849 A JP 2003318849A JP 2002116235 A JP2002116235 A JP 2002116235A JP 2002116235 A JP2002116235 A JP 2002116235A JP 2003318849 A JP2003318849 A JP 2003318849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
broadcast
print data
print
identification code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002116235A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Ogasawara
正吾 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O2 INTERACTIVE KK
Original Assignee
O2 INTERACTIVE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by O2 INTERACTIVE KK filed Critical O2 INTERACTIVE KK
Priority to JP2002116235A priority Critical patent/JP2003318849A/ja
Publication of JP2003318849A publication Critical patent/JP2003318849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】放送事業者から一以上の放送受信者に対して放
送により提供されて印刷して利用される情報コンテンツ
の対価を、該情報コンテンツを広告媒体として利用する
広告主から支払われる広告料により賄うことができるよ
うな、印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法を提
供する。 【解決手段】印刷頻度管理機関に備えられる印刷頻度管
理装置30により、放送事業者(放送システム10)か
ら一以上の放送受信者(放送受信システム20,2
0’)に対して放送により提供されて印刷して利用され
る情報コンテンツの利用頻度(即ち印刷頻度)が集計・
管理され、該印刷頻度管理機関から前記放送事業者及び
前記情報コンテンツを広告媒体として利用する広告主に
対して、前記集計・管理された印刷頻度データが提供さ
れ、該印刷頻度データに基づいて広告主から放送事業者
に対して所定の広告料が支払われるので、該広告料によ
り前記情報コンテンツの対価を賄うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送事業者から一
以上の放送受信者に対して、情報コンテンツ及び広告主
の広告コンテンツを含む印刷データを放送により提供
し、該印刷データの利用頻度を印刷頻度管理機関にて管
理する、印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より行われている衛星デジタル放送
や将来行われる地上波デジタル放送では、放送事業者か
ら放送受信者(ユーザー)に対して、従来のアナログ放
送による映像や音声のみならず、情報価値のある多様な
情報コンテンツが、放送により提供される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで前記情報コンテ
ンツを提供するにあたっては、該情報コンテンツの対価
を徴収するための課金システムの構築,及び該課金シス
テムの適切な運用を行うためのセキュリティシステムの
構築が問題となる。即ち、例えば放送事業者が多大な費
用と労力をかけて各ユーザーから前記情報コンテンツの
対価を徴収するための課金システムを構築したとして
も、このようなシステムでは一般にユーザーの個人情報
の取得が必要であり、これらの個人情報を管理するため
にさらに多大な費用と労力をかけてセキュリティシステ
ムを構築することが不可欠となってくる。そして仮に前
記個人情報の漏洩等が発生した場合には重大な責任問題
となり、放送事業者やその業務に関わる担当者・業者に
賠償義務が生じるケースもあるため、非常に大きなリス
クを負うことになる。従って、課金システムの構築やセ
キュリティシステムの構築に多大な費用と労力をかけて
も、上述の問題を完全に解決することにはならない。
【0004】一方、放送事業者からユーザーに対して提
供される前記情報コンテンツが利用される形態として
は、単にディスプレイにて閲覧して利用する形態のみな
らず、プリンタにて印刷して利用する形態が考えられ
る。ここで利用頻度(即ち印刷頻度)の高い情報コンテ
ンツは、ユーザーのニーズが高いとしてユーザーの目に
触れる機会が多いので、高い広告効果が期待できる広告
媒体として利用でき、該利用頻度の高い情報コンテンツ
を広告媒体として利用する広告主(スポンサー)から広
告料を得ることができる。
【0005】本発明は、このような背景のもとになされ
たものであり、その目的は、放送事業者から一以上の放
送受信者に対して放送により提供されて印刷して利用さ
れる情報コンテンツの対価を、該情報コンテンツを広告
媒体として利用する広告主から支払われる広告料により
賄うことができるような、印刷頻度管理システム及び印
刷頻度管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような手段を採る。なお参考のため
に図面中の符号を付すが、本発明は該図面により限定さ
れるものではない。
【0007】まず請求項1に係る発明は、放送事業者か
ら一以上の放送受信者に対して、情報コンテンツ及び広
告主の広告コンテンツを含む印刷データを放送により提
供し、該印刷データの利用頻度を印刷頻度管理機関にて
管理するシステムであって、前記放送事業者は、前記印
刷データを放送する放送システム(10)を備え、前記
放送受信者は、前記放送システムから放送される印刷デ
ータを受信する放送受信装置(21)と、該受信した印
刷データを記憶する印刷データ記憶装置(22)と、該
記憶している印刷データを印刷するための操作を受け付
ける印刷操作受付装置(表示装置23及びリモコン2
4)と、該操作を受け付けた印刷データを特定可能な識
別コードを前記印刷頻度管理機関に対して送信する識別
コード送信装置(25)と、前記操作を受け付けた印刷
データに含まれる前記情報コンテンツ及び前記広告コン
テンツを印刷する印刷装置(26)と、を含む放送受信
システム(20)を備え、前記印刷頻度管理機関は、前
記放送受信システムから送信される識別コードを受信
し、該受信した識別コードから特定される印刷データの
利用頻度を集計して印刷頻度データとして管理する印刷
頻度管理装置(30)を備え、該管理している印刷頻度
データを前記放送事業者及び前記広告主に対して提供す
ることを特徴とする印刷頻度管理システム(1)であ
る。
【0008】これによれば、印刷頻度管理機関に備えら
れる印刷頻度管理装置により、放送事業者から一以上の
放送受信者に対して放送により提供されて印刷して利用
される情報コンテンツの利用頻度(即ち印刷頻度)が集
計・管理され、該印刷頻度管理機関から前記放送事業者
及び前記情報コンテンツを広告媒体として利用する広告
主に対して、前記集計・管理された印刷頻度データが提
供され、該印刷頻度データに基づいて広告主から放送事
業者に対して所定の広告料が支払われるので、該広告料
により前記情報コンテンツの対価を賄うことができる。
【0009】また請求項2に係る発明は、請求項1に記
載した印刷頻度管理システム(1)であって、前記放送
受信システム(20)は、前記印刷操作受付装置(表示
装置23及びリモコン24)にて操作を受け付けた印刷
データを特定可能な識別コードを記憶する識別コード記
憶装置(22)を備え、前記識別コード送信装置(2
5)は、該識別コード記憶装置にて記憶している識別コ
ードを前記印刷頻度管理機関に対して送信することを特
徴とする印刷頻度管理システムである。これによれば、
前記識別コードを識別コード記憶装置により記憶してお
き、その後に該記憶している識別コードが識別コード送
信装置により送信されるので、放送受信者と印刷頻度管
理機関との間における通信が確保されていない状態であ
っても、印刷操作受付装置により印刷するための操作を
受け付けて、印刷装置により印刷することができる。
【0010】また請求項3に係る発明は、請求項1又は
2に記載した印刷頻度管理システム(1)であって、前
記広告コンテンツは、前記放送受信者に対するサービス
コンテンツを含むことを特徴とする印刷頻度管理システ
ムである。これによれば、例えば割引チケットやプレゼ
ント引換チケット等のサービスコンテンツが、情報コン
テンツ及び広告コンテンツと共に印刷されるので、ユー
ザーである放送受信者を市場に導く上で効果的である。
【0011】さらに請求項4に係る発明は、放送事業者
から一以上の放送受信者に対して、情報コンテンツ及び
広告主の広告コンテンツを含む印刷データを放送により
提供し、該印刷データの利用頻度を印刷頻度管理機関に
て管理する方法であって、前記放送事業者に備えられる
放送システム(10)により、前記印刷データを放送
し、前記放送受信者に備えられる放送受信システム(2
0)により、前記放送システムから放送される印刷デー
タを受信し、該受信した印刷データを記憶し、該記憶し
ている印刷データを印刷するための操作を受け付けた場
合に、該操作を受け付けた印刷データを特定可能な識別
コードを前記印刷頻度管理機関に対して送信すると共
に、前記操作を受け付けた印刷データに含まれる前記情
報コンテンツ及び前記広告コンテンツを印刷し、前記印
刷頻度管理機関に備えられる印刷頻度管理装置(30)
により、前記放送受信システムから送信される識別コー
ドを受信し、該受信した識別コードから特定される印刷
データの利用頻度を集計して印刷頻度データとして管理
し、該印刷頻度管理機関は、前記印刷頻度管理装置によ
り管理している印刷頻度データを前記放送事業者及び前
記広告主に対して提供することを特徴とする印刷頻度管
理方法である。
【0012】これによれば、請求項1に係る発明と同様
に、印刷頻度管理機関に備えられる印刷頻度管理装置に
より、放送事業者から一以上の放送受信者に対して放送
により提供されて印刷して利用される情報コンテンツの
利用頻度(即ち印刷頻度)が集計・管理され、該印刷頻
度管理機関から前記放送事業者及び前記情報コンテンツ
を広告媒体として利用する広告主に対して、前記集計・
管理された印刷頻度データが提供され、該印刷頻度デー
タに基づいて広告主から放送事業者に対して所定の広告
料が支払われるので、該広告料により前記情報コンテン
ツの対価を賄うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず図1を参照して、本発明に
係る印刷頻度管理システム1の構成について説明する。
印刷頻度管理システム1は、放送事業者から一以上の放
送受信者に対して、情報コンテンツ及び広告主の広告コ
ンテンツを含む印刷データを放送により提供し、該印刷
データの利用頻度を印刷頻度管理機関にて管理するシス
テムであって、放送事業者に備えられる放送システム1
0,放送受信者(ユーザー)に備えられる放送受信シス
テム20又は20’,及び印刷頻度管理機関に備えられ
る印刷頻度管理装置30からなる。
【0014】ここで前記印刷データは、放送衛星2を介
して、放送事業者から一以上の放送受信者に対して放送
により提供される。この放送衛星2は、一般にトランス
ポンダと称される周波数変換型増幅器を搭載した静止衛
星であり、地上から受信した電波を周波数変換及び増幅
して再び地球に向けて送り返すものである。また各放送
受信者と印刷頻度管理機関とは、ネットワーク3を介し
て通信可能に接続されている。さらに印刷頻度管理機関
と放送事業者,及び印刷頻度管理機関と広告主も、通信
可能に接続されている。
【0015】放送システム10は、前記印刷データ及び
各種コンテンツを放送するシステムであり、アップリン
ク装置11と放送事業者装置12を備えている。アップ
リンク装置11は、前記印刷データ及び各種コンテンツ
を含む放送波を、該印刷データ及び各種コンテンツに割
り当てられている時間帯に、アンテナ11aから放送衛
星2に向けて送信する装置である。放送事業者装置12
は、前記印刷データ及び各種コンテンツを作成し、該作
成した印刷データ及び各種コンテンツをアップリンク装
置11に供給する装置である。
【0016】放送受信システム20又は20’は、放送
受信装置21に接続されるアンテナ21a,記憶装置2
2,表示装置23,識別コード送信装置25,及び印刷
装置26と、リモコン24を備えている。ここで放送受
信システム20は、放送受信装置21,記憶装置22,
表示装置23,及び識別コード送信装置25をそれぞれ
別個に備えるものである。一方、放送受信システム2
0’は、放送受信装置21,記憶装置22,表示装置2
3,及び識別コード送信装置25を一つの筐体に収めた
一体化装置27を備えるものである。従って、放送受信
システム20と放送受信システム20’の機能は共通で
ある。
【0017】放送受信装置21は、一般にセットトップ
ボックスやBSデジタルチューナと称されるものであっ
て、前記放送システム10から放送される印刷データ及
び各種コンテンツを受信する装置である。この放送受信
装置21は、CPU,ROM,RAM等を備えるコンピ
ュータであって、その他に、限定受信を実現するための
ICカードであるB−CAS(Condetional Access Sys
tem)カードが装着されるB−CASカードインターフ
ェースや、前記記憶装置22,表示装置23,識別コー
ド送信装置25,及び印刷装置26が接続されるインタ
ーフェース(例えばUSBインターフェース,IEEE
1394インターフェース等)や、前記リモコン24か
らのIR信号を受信するためのリモコンインターフェー
ス等を備えている。
【0018】また放送受信装置21は、図示しないチュ
ーニング/復調部,分離部,及びデコーダ部等も備えて
いる。ここでチューニング/復調部は、放送衛星2から
アンテナ21aにて受信され、12GHz帯から1GH
z帯に変換された放送波を、オペレータが選択したコン
テンツのTS(transport stream)に復元する回路であ
る。また分離部は、B−CASカードインターフェース
に装着されたB−CASカードと連携して、スクランブ
ルされているTSをデスクランブルする回路である。ま
た分離部は、デスクランブルしたTSあるいはスクラン
ブルされていないTSに含まれる各種データを内容によ
って分類し、デコーダ部あるいは記憶装置22に供給す
る処理も行い、具体的には、テレビジョン放送関連のデ
ータをデコーダ部に供給し、データ放送関連のデータを
記憶装置22に供給する。デコーダ部は、分離部から供
給されるデータ及び記憶装置22に記憶されたデータに
基づき、映像信号及び音声信号を生成する回路である。
【0019】記憶装置22は例えばハードディスク等で
あって、印刷装置26を動作するためのドライバ用ソフ
ト等を記憶するものである。この記憶装置22は、放送
受信装置21にて受信した印刷データを記憶する印刷デ
ータ記憶装置として機能するものである。また記憶装置
22は、後述する識別コード送信装置25がネットワー
ク3に接続されておらず、放送受信者と印刷頻度管理機
関との間における通信が確保されていない場合に、後述
する印刷操作受付装置にて操作を受け付けた印刷データ
を特定可能な識別コードを記憶する識別コード記憶装置
として機能するものである。
【0020】表示装置23は例えばブラウン管や液晶表
示器等のディスプレイであって、放送受信装置21のデ
コーダ部にて生成された映像信号に基づいて映像を表示
するものである。またリモコン24は、オペレータの選
択操作を受け付けるものである。これら表示装置23及
びリモコン24は、記憶装置22にて記憶している印刷
データを印刷するための操作を受け付ける印刷操作受付
装置として機能するものであり、具体的には、後述する
図3に示す印刷処理が行われる場合に、表示装置23に
前記印刷データに含まれる情報コンテンツ及び広告コン
テンツと印刷を受け付ける旨の表示を示す印刷操作受付
画面が表示され(Sb1)、リモコン24に設けられた
図示しない印刷ボタンがオペレータに押下されることに
より印刷操作が受け付けられる(Sb2)。
【0021】識別コード送信装置25は例えばモデムや
ターミナルアダプタ等であって、前記印刷操作受付装置
にて操作を受け付けた印刷データを特定可能な識別コー
ド,及び前記記憶装置22にて記憶している識別コード
を印刷頻度管理機関に対して送信するものである。印刷
装置26はプリンタであって、前記印刷操作受付装置に
て操作を受け付けた印刷データに含まれる情報コンテン
ツ及び前記広告コンテンツを印刷するものである。
【0022】印刷頻度管理装置30は、放送受信システ
ム20から送信される識別コードを受信し、該受信した
識別コードから特定される印刷データの利用頻度を集計
して印刷頻度データとして管理するものである。この印
刷頻度管理装置30は、図1に示すように接続される通
信部31,制御部32,及びハードディスク33等を備
えており、このハードディスク33には印刷頻度DB3
3aが記憶されている。
【0023】通信部31は、放送受信システム20の識
別コード送信装置25と通信可能に接続され、放送受信
者と印刷頻度管理機関との間における通信を司るもので
ある。これにより、前述の如く、放送受信者から印刷頻
度管理機関に対して、前記識別コードが送信される。ま
た通信部31は、放送事業者及び広告主とも通信可能に
接続され、放送事業者及び広告主と印刷頻度管理機関と
の間における通信を司るものでもある。これにより、印
刷頻度管理機関から放送事業者及び広告主に対して、後
述する印刷頻度DB33aにて記憶している印刷頻度デ
ータが送信されて提供される。
【0024】制御部32はCPU,RAM,ROM等を
備え、ハードディスク33に記憶されている処理プログ
ラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されること
により、印刷頻度管理装置30に設けられる各構成要素
の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制
御部32は、前記通信部31にて受信した識別コードか
ら特定される印刷データの利用頻度を集計するものであ
り、具体的には、前記識別コードの受信回数をカウント
するカウンタを該識別コード毎に備え、前記識別コード
を受信した場合に該識別コードに対応するカウンタ値を
加算更新して印刷データの利用頻度を集計する。
【0025】印刷頻度DB33aは、印刷頻度データを
記憶するものであり、具体的には、前記制御部32にて
カウントした識別コード毎のカウンタ値を印刷頻度デー
タとして記憶する。この印刷頻度データは、放送事業者
及び広告主から取得要求が有った場合,又は自動通知の
対象となっている場合に、放送事業者及び広告主に対し
て提供される。
【0026】次に図1〜図4を参照して、本発明に係る
印刷頻度管理システム1の作用(即ち印刷頻度管理方
法)について説明する。まず図1に示すように、放送事
業者と広告主との間で、放送事業者が提供する情報コン
テンツを広告主が広告媒体として利用する旨の広告契約
が締結され、該広告契約に基づいて、広告主から放送事
業者に対して、前記情報コンテンツと共に印刷データに
含められる広告主の広告コンテンツが提供される。ここ
で広告コンテンツには、必要に応じて、放送受信者に対
するサービスコンテンツとして、例えば割引チケットや
プレゼント引換チケット等が含まれる。
【0027】次に放送事業者に備えられる放送システム
10により、情報コンテンツと広告コンテンツを含む印
刷データが放送される。具体的には、放送事業者装置1
2により、前記印刷データが作成されて該作成された印
刷データがアップリンク装置11に供給され、アップリ
ンク装置11により、該印刷データを含む放送波が、該
印刷データに割り当てられている時間帯に、アンテナ1
1aから放送衛星2に向けて送信される。
【0028】次に放送受信者に備えられる放送受信シス
テム20又は20’により、図2に示す印刷データ記憶
処理が行われる。具体的には、Sa1でアンテナ21a
により放送事業者から放送衛星2を介して放送によりデ
ータを受信し、Sa2で該受信したデータが印刷データ
であるか否かの判断が行われ、印刷データでない(N
O)と判断される場合にはRETURNに進み、印刷デ
ータである(YES)と判断される場合には、Sa3で
記憶装置22に該印刷データが記憶されてRETURN
に進む。
【0029】次に同じく放送受信システム20又は2
0’により、図3に示す印刷処理が行われる。具体的に
は、Sb1で表示装置23に前記印刷受付画面が表示さ
れ、Sb2でリモコン24による前記印刷操作の受付を
待機し、印刷操作の受付が有る(YES)と判断される
場合には、Sb3で記憶装置22から該印刷操作を受け
付けた印刷データが抽出されてSb4に進む。
【0030】Sb4では識別コード送信装置25がネッ
トワーク3に接続されているか否かの判断が行われる。
このSb4で識別コード送信装置25がネットワーク3
に接続されていない(NO)と判断される場合には、S
b5で記憶装置22に前記印刷操作を受け付けた印刷デ
ータを特定可能な識別コードが記憶されて後述するSb
9に進む。一方、Sb4で識別コード送信装置25がネ
ットワーク3に接続されている(YES)と判断される
場合には、Sb6で記憶装置22に未送信の識別コード
が記憶されているか否かの判断が行われ、未送信の識別
コードが記憶されている(YES)と判断される場合に
は、Sb7で識別コード送信装置25から印刷頻度管理
機関に対して該未送信の識別コードが送信されてSb8
に進み、未送信の識別コードが記憶されていない(N
O)と判断される場合にもSb8に進む。
【0031】このように、識別コード送信装置25がネ
ットワーク3に接続されておらず、放送受信者と印刷頻
度管理機関との間における通信が確保されていない場合
には、識別コードを記憶装置22により記憶しておき
(Sb5)、その後に該記憶している識別コードが識別
コード送信装置25により送信されるので(Sb7)、
放送受信者と印刷頻度管理機関との間における通信が確
保されていない状態であっても、印刷操作受付装置によ
り印刷するための操作を受け付けて、印刷装置26によ
り印刷することができる。
【0032】Sb8では識別コード送信装置25から印
刷頻度管理機関に対して前記印刷操作を受け付けた印刷
データを特定可能な識別コードが送信され、Sb9で印
刷装置26により該印刷操作を受け付けた印刷データに
含まれる情報コンテンツ及び広告コンテンツが印刷され
てRETURNに進む。なお広告コンテンツに前記サー
ビスコンテンツが含まれる場合には、該サービスコンテ
ンツも印刷される。このように、該サービスコンテンツ
が情報コンテンツ及び広告コンテンツと共に印刷される
ので、ユーザーである放送受信者を市場に導く上で効果
的である。
【0033】次に印刷頻度管理機関に備えられる印刷頻
度管理装置30により、図4に示す印刷頻度管理処理が
行われる。具体的には、Sc1で放送受信システム20
又は20’から識別コードの受信が有るか否かの判断が
行われる。このSc1で該識別コードの受信が無い(N
O)と判断される場合には、Sc2で放送事業者及び広
告主から印刷頻度データの取得要求が有るか否かの判断
が行われ、該印刷頻度データの取得要求が無い(NO)
と判断される場合には前記Sc1に戻り、該印刷頻度デ
ータの取得要求が有る(YES)と判断される場合には
後述するSc6に進む。
【0034】一方、前記Sc1で識別コードの受信が有
る(YES)と判断される場合には、Sc3で制御部3
2により該識別コードに対応するカウンタ値が加算更新
され、Sc4で印刷頻度DB33aに該識別コード毎の
カウンタ値が印刷頻度データとして記憶されてSc5に
進む。
【0035】Sc5では印刷頻度データが自動通知の対
象となっているか否かの判断が行われ、該自動通知の対
象となっていない(NO)と判断される場合には前記S
c1に戻り、該自動通知の対象となっている(YES)
と判断される場合には、Sc6で通信部31から放送事
業者及び広告主に対して印刷頻度DB33aにて記憶さ
れている印刷頻度データが送信されてRETURNに進
む。
【0036】そして図1に戻り、放送事業者及び広告主
は、前記送信されて提供された印刷頻度データを、前記
広告契約における広告料を決定するための準拠とし、広
告主から放送事業者に対して、該印刷頻度データに基づ
いて、情報コンテンツを広告媒体として利用する対価と
して所定の広告料が支払われるので、該広告料により前
記情報コンテンツの対価を賄うことができる。また放送
事業者及び広告主は、該提供された印刷頻度データをマ
ーケティング分析等に利用することもできる。なお印刷
頻度管理機関は、放送事業者及び/又は広告主から、印
刷頻度データの管理料や提供料を徴収して運営する。
【0037】最後に、本発明の変形例について説明す
る。
【0038】上記の実施形態では、印刷データの放送に
よる提供が、放送衛星2を介して行われる例について説
明したが、これに限らず、該印刷データの放送による提
供は、通信衛星を介して行われるものでも良く、またこ
れらの衛星デジタル放送ではなく、地上波デジタル放送
により行われるものでも良い。
【0039】上記の実施形態では、図3に示すように、
Sb8で識別コードの送信が行われてからSb9で情報
コンテンツ及び広告コンテンツの印刷が行われる例につ
いて説明したが、これに限らず、該情報コンテンツ及び
広告コンテンツの印刷が行われてから識別コードの送信
が行われるようにしても良い。
【0040】上記の実施形態では、印刷頻度管理装置3
0にて管理されている印刷頻度データが、オンライン送
信により放送事業者及び広告主に対して提供される例に
ついて説明したが、これに限らず、該印刷頻度データ
は、郵送等により提供されるようにしても良い。
【0041】上記の実施形態では、印刷頻度管理機関か
ら印刷頻度データの提供を受けた後に事後的に、広告主
から放送事業者に対して広告料の支払いが行われる例に
ついて説明したが、これに限らず、該印刷頻度データの
提供を受ける前に、広告主から放送事業者に対して概算
の広告料の支払いが行われ、該印刷頻度データの提供を
受けた後に、該印刷頻度データに基づいて広告料が確定
されて精算されるようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る印刷頻度管理システム及び
印刷頻度管理方法によれば、印刷頻度管理機関に備えら
れる印刷頻度管理装置により、放送事業者から一以上の
放送受信者に対して放送により提供されて印刷して利用
される情報コンテンツの利用頻度(即ち印刷頻度)が集
計・管理され、該印刷頻度管理機関から前記放送事業者
及び前記情報コンテンツを広告媒体として利用する広告
主に対して、前記集計・管理された印刷頻度データが提
供され、該印刷頻度データに基づいて広告主から放送事
業者に対して所定の広告料が支払われるので、該広告料
により前記情報コンテンツの対価を賄うことができる。
【0043】従って、放送事業者においては、情報コン
テンツの対価を徴収するための課金システムの構築や、
該課金システムの適切な運用を行うためのセキュリティ
システムの構築が不要となると共に、広告主の獲得や広
告料収入の増加を図ることができる。
【0044】また放送受信者(ユーザー)としては、情
報コンテンツの対価を支払うことなく無料で該情報コン
テンツを印刷して紙メディアにより利用できるので、該
情報コンテンツの利用頻度の増加を図ることができる。
【0045】さらに広告主(スポンサー)としては、広
告主が提供する商品の価格情報や商品情報等の詳細な情
報を、高い広告効果が期待できる紙メディアにより広告
することができると共に、該紙メディアによる広告を、
雑誌や新聞等による広告と比較的して少ない費用で実施
することができる。即ち紙メディアならではのメリット
を活用できるので、広告主としてもコマーシャルな利用
価値が高いものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る印刷頻度管理システムの一
例を表す機能ブロック図である。
【図2】図2は放送受信システムにおける印刷データ記
憶処理の一例を表すフローチャートである。
【図3】図3は放送受信システムにおける印刷処理の一
例を表すフローチャートである。
【図4】図4は印刷頻度管理装置における印刷頻度管理
処理の一例を表すフローチャートである。
【符号の説明】 1…印刷頻度管理システム 2…放送衛星 3…ネットワーク 10…放送システム 11…アップリンク装置 12…放送事業者装置 20…放送受信システム 20’…放送受信システム 21…放送受信装置 21a…アンテナ 22…記憶装置(印刷データ記憶装置,識別コード記憶
装置) 23…表示装置(印刷操作受付装置) 24…リモコン(印刷操作受付装置) 25…識別コード送信装置 26…印刷装置 27…一体化装置 30…印刷頻度管理装置 31…通信部 32…制御部 33…ハードディスク 33a…印刷頻度DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA01 BB02 NN19 5C052 AA11 AC08 DD04 FA03 FA04 FB05 FC08 FE01 5C064 BA01 BA07 BB07 BC07 BC16 BC18 BC20 BC27 BD02 BD03 BD07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送事業者から一以上の放送受信者に対し
    て、情報コンテンツ及び広告主の広告コンテンツを含む
    印刷データを放送により提供し、該印刷データの利用頻
    度を印刷頻度管理機関にて管理するシステムであって、 前記放送事業者は、前記印刷データを放送する放送シス
    テムを備え、 前記放送受信者は、前記放送システムから放送される印
    刷データを受信する放送受信装置と、該受信した印刷デ
    ータを記憶する印刷データ記憶装置と、該記憶している
    印刷データを印刷するための操作を受け付ける印刷操作
    受付装置と、該操作を受け付けた印刷データを特定可能
    な識別コードを前記印刷頻度管理機関に対して送信する
    識別コード送信装置と、前記操作を受け付けた印刷デー
    タに含まれる前記情報コンテンツ及び前記広告コンテン
    ツを印刷する印刷装置と、を含む放送受信システムを備
    え、 前記印刷頻度管理機関は、前記放送受信システムから送
    信される識別コードを受信し、該受信した識別コードか
    ら特定される印刷データの利用頻度を集計して印刷頻度
    データとして管理する印刷頻度管理装置を備え、該管理
    している印刷頻度データを前記放送事業者及び前記広告
    主に対して提供することを特徴とする印刷頻度管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した印刷頻度管理システム
    であって、 前記放送受信システムは、前記印刷操作受付装置にて操
    作を受け付けた印刷データを特定可能な識別コードを記
    憶する識別コード記憶装置を備え、 前記識別コード送信装置は、該識別コード記憶装置にて
    記憶している識別コードを前記印刷頻度管理機関に対し
    て送信することを特徴とする印刷頻度管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した印刷頻度管理シ
    ステムであって、 前記広告コンテンツは、前記放送受信者に対するサービ
    スコンテンツを含むことを特徴とする印刷頻度管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】放送事業者から一以上の放送受信者に対し
    て、情報コンテンツ及び広告主の広告コンテンツを含む
    印刷データを放送により提供し、該印刷データの利用頻
    度を印刷頻度管理機関にて管理する方法であって、 前記放送事業者に備えられる放送システムにより、前記
    印刷データを放送し、 前記放送受信者に備えられる放送受信システムにより、
    前記放送システムから放送される印刷データを受信し、
    該受信した印刷データを記憶し、該記憶している印刷デ
    ータを印刷するための操作を受け付けた場合に、該操作
    を受け付けた印刷データを特定可能な識別コードを前記
    印刷頻度管理機関に対して送信すると共に、前記操作を
    受け付けた印刷データに含まれる前記情報コンテンツ及
    び前記広告コンテンツを印刷し、 前記印刷頻度管理機関に備えられる印刷頻度管理装置に
    より、前記放送受信システムから送信される識別コード
    を受信し、該受信した識別コードから特定される印刷デ
    ータの利用頻度を印刷頻度データとして管理し、 該印刷頻度管理機関は、前記印刷頻度管理装置により管
    理している印刷頻度データを前記放送事業者及び前記広
    告主に対して提供することを特徴とする印刷頻度管理方
    法。
JP2002116235A 2002-04-18 2002-04-18 印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法 Pending JP2003318849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002116235A JP2003318849A (ja) 2002-04-18 2002-04-18 印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002116235A JP2003318849A (ja) 2002-04-18 2002-04-18 印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003318849A true JP2003318849A (ja) 2003-11-07

Family

ID=29533940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002116235A Pending JP2003318849A (ja) 2002-04-18 2002-04-18 印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003318849A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020432A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ放送制作装置及びデータ放送制作方法
JP2008054225A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Community Engine Kk 配信対価課金方法、および配信対価課金システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11134345A (ja) * 1997-10-27 1999-05-21 Fuji Xerox Co Ltd 嗜好情報選択装置
JP2001320690A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd デジタル放送システム
JP2002056280A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Ntt Data Corp 広告露出管理方法及び受信機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11134345A (ja) * 1997-10-27 1999-05-21 Fuji Xerox Co Ltd 嗜好情報選択装置
JP2001320690A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd デジタル放送システム
JP2002056280A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Ntt Data Corp 広告露出管理方法及び受信機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020432A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ放送制作装置及びデータ放送制作方法
JP2008054225A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Community Engine Kk 配信対価課金方法、および配信対価課金システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2744168B2 (ja) 加入者にサービス料金を遠隔請求するシステム及び方法
KR100370216B1 (ko) E-쿠폰 데이터 방송을 이용한 광고 시스템 및 방법
EP0921696A1 (en) Device and method for receiving information and device and method for transmitting information
US7047551B2 (en) Information distributing method and information distributing system
JP4123805B2 (ja) サーバ及び広告配信方法
US20020095674A1 (en) Providing content interruptions
KR100837695B1 (ko) 맞춤형 광고 서비스 제공 시스템 및 그 방법
US7454384B2 (en) Information distributing method and system
WO2006035453A1 (en) Systems and methods for subsidizing the printing costs of advertiser-sponsored documents delivered through broadcast networks
US20080288975A1 (en) Advertising system and method thereof
US20020169688A1 (en) Business model for providing articles and advertisements for pay by contents delivery and related information exchange method and system
KR20080114800A (ko) 광고 시스템, 광고 방법 및 컴퓨터 판독가능 매체
EP0729246B1 (en) Receiver for multiplex broadcasting
WO2008075913A1 (en) Cost account system in use of exclusive two-way process dmb
US20020046101A1 (en) Expendable supplies providing method and expendable supplies providing apparatus, and control program
CN101335871A (zh) 一种广告服务系统与方法
JP2003318849A (ja) 印刷頻度管理システム及び印刷頻度管理方法
WO2001011885A1 (fr) Systeme de totalisation de points et dispositif terminal de reception
US20030149665A1 (en) Contents distribution system
US20030078841A1 (en) Information processor
JP3819200B2 (ja) 受信装置および視聴者情報処理装置
JPH05122173A (ja) 情報伝達システム
EP1926304A1 (en) Recycle of the used mobile phones in digital set-top boxes
JP2002207907A (ja) データ送受信システム
KR20080069880A (ko) 셋톱박스를 이용한 광고 정보 출력 방법 및 시스템과 광고출력기능이 구비된 셋톱박스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070417