JP2003318470A - ガスレーザ発振器のアライメント方法、アライメント治具およびガスレーザ発振器 - Google Patents

ガスレーザ発振器のアライメント方法、アライメント治具およびガスレーザ発振器

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JP2003318470A
JP2003318470A JP2002120943A JP2002120943A JP2003318470A JP 2003318470 A JP2003318470 A JP 2003318470A JP 2002120943 A JP2002120943 A JP 2002120943A JP 2002120943 A JP2002120943 A JP 2002120943A JP 2003318470 A JP2003318470 A JP 2003318470A
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Koji Funaoka
幸治 船岡
Shoichiro Hara
正一郎 原
Takao Obara
隆雄 小原
Satoshi Nishida
聡 西田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アパーチャの中心と光軸とを高精度にアライ
メントし、折り返し共振器構造を持つ3軸直行型ガスレ
ーザ発振器において、出力されるレーザビームの発振モ
ードを軸対称にし、設計通りの発振モードを得ること。 【解決手段】 各アパーチャ11,21,20に対し装
脱自在であって可視光レーザ光16のビーム径より小さ
な治具開口を有するアライメント治具22,23,24
を各アパーチャ11,21,20に装着し、可視光レー
ザ光16がアライメント治具の開口の中心を通るように
アライメントを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス流方向と光
軸がほぼ直交し、折り返し光路を含む光共振器構造を持
ち、各ミラーの前面にアパーチャを配設したガスレーザ
発振器に関し、特にアライメント治具を用いてアパーチ
ャの中心と光軸とを精度良くアライメントすることがで
きるガスレーザ発振器のアライメント方法、アライメン
ト治具およびガスレーザ発振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】折り返し光路を含む光共振器構造を持
ち、各ミラーの前面にアパーチャが配設された3軸直交
型ガスレーザの従来構成を図7に示す。図7は、特開平
6−69565号公報に記載のガスレーザ装置を示す断
面構成図であり、(a)は横断面構成図を、(b)は縦
断面構成図を示すものである。
【0003】図7(a)(b)において、1,2は相対
向する誘電体被覆放電電極、3はガス流方向、4は無声
放電空間、5は高周波電源、6,7,8は全反射鏡、9
は部分反射鏡、10,11,20,21はアパーチャ、
12は全反射鏡6および全反射鏡7間の光軸、13は全
反射鏡7および全反射鏡8間の光軸、14は全反射鏡8
および部分反射鏡9間の光軸、15は外部に取り出され
るレーザ光である。このガスレーザ装置は放電方向とガ
ス流方向と光軸がほぼ直交している、いわゆる三軸直交
型レーザである。また、共振器構造は、発振効率を上
げ、大出力を得るために、光軸がガス流と非平行な面内
に折り返される折り返し光路を含んでいる。
【0004】次に動作について説明する。高周波電源5
から放電電極1,2に高電圧が印加され、両電極間には
無声放電が発生する。この放電によって、放電空間に流
入しているレーザガスが励起され、レーザ媒質を生じ
る。ガス流方向の利得は、放電電極1,2で挟まれた放
電空間におけるガス流下流部付近で最大となるため、図
7(a)に示すように、この付近に光共振器を設置して
いる。光共振器は全反射鏡6と部分反射鏡9とで構成さ
れ、内部で全反射鏡7,8により2回折り返されてい
る。また、各ミラーの前面にはアパーチャ10,11,
20,21が挿入され、これらのアパーチャ10,1
1,20,21によってレーザ光の横モードを選択して
いる。複数のアパーチャを挿入することで、高次モード
の損失を大きくし、所定の横モードが得られるよう工夫
されている。
【0005】図8は、従来のアパーチャの断面図であ
る。この従来のアパーチャは、その内側がテーパ状に鏡
面加工された開口部33を備え、このテーパ部32によ
って遮ったレーザ光を吸収体34に向けて反射してお
り、ノイズ光を吸収可能な構造を呈している。
【0006】図9および図10は、従来のアライメント
方法を説明するための図である。図10は、図9の折り
返し光路をミラー8を中心に展開した図である。なお、
図9および図10中の記号の意味は以下の通りである。
【0007】Ln:ミラーとアパーチャ間の距離 θn:折り返し角度(上方向を正とする) δn:アパーチャによる蹴られ量 Δn:元の光軸とすり替わった光軸との距離(元の光軸
に対して上を正とする) Dn:アパーチャ径 dn:有効アパーチャ径 n:部分反射ミラー9側から数えたミラーの番号 このアライメント処理においては、He−Neレーザ等
の可視光レーザ発振装置(調整用レーザ発振器)17か
ら発生される可視レーザ光を用いる。ビームエキスパン
ダ等でそのビーム径が拡げられることで、可視光レーザ
発振装置17からは、部分反射ミラー9のアパーチャ1
1の径よりも大きな可視光平行ビーム16が出力され
る。まず、その可視光平行ビーム16を、部分反射ミラ
ー9側から発振器筐体内に入射させる。一般的に、各ア
パーチャ11,21,20,10の直径は、部分反射ミ
ラー9側からカウントされるnが増加するに伴って順次
小さくなっているので、各アパーチャ11,21,2
0,10の開口部の周縁にはドーナツ状の光輝部(以
下、単にドーナツという)が形成される。そして、アラ
イメント処理では、各アパーチャにおいて、ドーナツの
幅が均等になるように、ミラー8,7の角度を調整す
る。
【0008】具体的には、まず、部分反射ミラー9のア
パーチャ11を透過して、アパーチャ21上で光るドー
ナツの幅が均等になるように、調整用レーザ発振器17
の位置、姿勢を調整し、光軸18がアパーチャ11の中
心25とアパーチャ21の中心を通るように調整する。
次に、アパーチャ20のドーナツの幅が均等になるよう
に、ミラー8の角度を調整する。図9,図10では、1
回折り返し光路まで図示しているが、複数折り返しの場
合は、同じことを繰り返す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】折り返し光路では、折
り返したビームの片側がアパーチャで遮られる。その量
δnは、折り返し角度θnとミラー〜アパーチャ間の距離
Lnによって決まり、δn=Ln×sinθnとなる。この結
果、折り返し後の光軸は−δn/2だけオフセットした
位置にすり替わる。この結果、アパーチャ20は、元の
光軸から−δn/2だけオフセットした位置にアライメ
ントされてしまう。複数回折り返す場合は、このずれが
累積され、さらに大きなずれになる。
【0010】また、前述したように、折り返し光路で
は、折り返したビームの片側がアパーチャで遮られるの
で、実際にレーザを発振させた際、有効なアパーチャ径
dnが元のアパーチャ径Dnよりも小さくなって、dn=
Dn−δnとなり、設計通りのアパーチャ径が得られない
問題がある。また、折り返し方向と直交する方向のアパ
ーチャの有効径は折り返し前後で変化がないので、有効
アパーチャ形状が楕円となり、ビームの対称性が悪化す
る。さらに、有効アパーチャの中心についても、−δn
/2だけオフセットされるので、片側だけ蹴られ、折り
返し方向の対称性が悪い横モードになる。
【0011】放電空間におけるレーザ媒質のガス温度
は、投入電力に応じてガス流方向に高くなる勾配を有
し、この温度勾配により光の屈折率もガス流方向に高く
なる勾配を有する。このような共振器内を光が往復する
とき屈折率の勾配により光軸が屈折率の高い方に湾曲す
るため、レーザ光がアパーチャの中心を通らなくなり、
共振器から出力されるレーザビームの形が軸対称になら
ずに歪んだ形になるという問題がある。
【0012】また、従来のアパーチャは、図8に示した
ように、テーパ状に鏡面加工されているので、ドーナツ
状の光輝部の反射光強度が弱く、見る方向によってドー
ナツ状の光輝部に光強度の偏りが生じる。このため、従
来技術では、ドーナツ状の光輝部の視認性が悪く、アラ
イメントの再現性が悪い問題がある。
【0013】以上のように、従来技術においては、アパ
ーチャの中心と光軸とを精度良くアライメントできない
ため、共振器から出力されるレーザビームの形が軸対称
にならずに歪んだ形になる問題がある。すなわちTEM
01モードのように軸対称でないモードで発振したり、
TEM00モードやTEM01*モードといった軸対称
モードで発振しても、出力されるビームが一部切り取ら
れ、歪んだ形状になっていた。
【0014】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
折り返し共振器構造を持つ3軸直行型ガスレーザ発振器
において、アパーチャの中心と光軸とを高精度にアライ
メントし、出力されるレーザビームの発振モードを軸対
称にし、設計通りの発振モードを実現できるガスレーザ
発振器のアライメント方法、アライメント治具およびガ
スレーザ発振器を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるガスレーザ発振器のアライメント
方法は、ガス流方向と光軸がほぼ直交し、折り返し光路
を含む光共振器構造を持ち、各ミラーの前面にアパーチ
ャを配設したガスレーザ発振器における出力ミラー側か
ら可視光レーザ光を入射した状態で、各ミラーの角度を
調整するアライメントを実行するガスレーザ発振器のア
ライメント方法において、各アパーチャに対し装脱自在
であって前記可視光レーザ光のビーム径より小さな治具
開口を有するアライメント治具を各アパーチャに装着
し、前記可視光レーザ光がアライメント治具の開口の中
心を通るように前記アライメントを実行するようにした
ことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、アライメント治具を用
いて可視光レーザ光がアライメント治具の開口の中心を
通るようにアライメントを行うようにしているので、ア
ライメント治具に対するアパーチャ位置を任意に設定す
ることで、アパーチャを光軸に対する任意の位置にアラ
イメントすることができるようになる。
【0017】つぎの発明にかかるガスレーザ発振器のア
ライメント方法は、上記の発明において、前記アライメ
ント治具として、折り返し光路によって光軸がすり替わ
る量だけアパーチャの開口に対し治具開口がオフセット
されているものを用いることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、光軸ずれを考慮し、ア
ライメント治具として、折り返し光路によって光軸がす
り替わる量だけアパーチャの開口に対し治具開口がオフ
セットされているものを用いるようにしており、これに
よりアパーチャを光軸上に一直線上にアライメントする
ことができる。
【0019】つぎの発明にかかるガスレーザ発振器のア
ライメント方法は、上記の発明において、前記アライメ
ント治具として、折り返し光路によって有効アパーチャ
中心がオフセットする量だけアパーチャの開口に対し治
具開口がオフセットされているものを用いることを特徴
とする。
【0020】この発明によれば、有効アパーチャの中心
ずれを考慮し、アライメント治具として、折り返し光路
によって有効アパーチャ中心がオフセットする量だけア
パーチャの開口に対し治具開口がオフセットされている
ものを用いるようにしており、これにより有効アパーチ
ャ中心を一直線上にアライメントでき、折り返し方向に
対称なビームを生成できる。
【0021】つぎの発明にかかるガスレーザ発振器のア
ライメント方法は、上記の発明において、折り返し光路
によって有効アパーチャ径が小さくなる量δだけその開
口径を折り返し方向に長くしたアパーチャを用いること
を特徴とする。
【0022】この発明によれば、有効アパーチャ径の減
少分を考慮し、折り返し光路によって有効アパーチャ径
が小さくなる量δだけその開口径を折り返し方向に長く
したアパーチャを用いるようにしており、これにより設
計値通りの有効アパーチャ径が得られるため、対称性の
良いビームが得られる。
【0023】つぎの発明にかかるガスレーザ発振器のア
ライメント方法は、上記の発明において、前記アライメ
ント治具として、レーザガスの温度勾配による屈折率分
布に起因する光軸の移動量βだけアパーチャの開口に対
し治具開口がオフセットされているものを用いることを
特徴とする。
【0024】この発明によれば、ガスプリズム現象によ
る光軸湾曲を考慮し、アライメント治具として、レーザ
ガスの温度勾配による屈折率分布に起因する光軸の移動
量βだけアパーチャの開口に対し治具開口がオフセット
されているものを用いるようにしており、これによりガ
スプリ現象で湾曲した光軸上にアパーチャをアライメン
トできるため、レーザガスの温度勾配が発生したときも
対称性の良いビームが得られる。
【0025】つぎの発明にかかるアライメント治具は、
ガス流方向と光軸がほぼ直交し、折り返し光路を含む光
共振器構造を持ち、各ミラーの前面にアパーチャを配設
したガスレーザ発振器における出力ミラー側から可視光
レーザ光を入射した状態で、各ミラーの角度を調整する
アライメントに使用されるアライメント治具であって、
各アパーチャに対し装脱自在であって前記可視光レーザ
光のビーム径より小さな治具開口を有し、前記可視光レ
ーザ光がその開口の中心を通るようにして前記アライメ
ントが実行されるようにしている。
【0026】この発明によれば、各アパーチャに対し装
脱自在であって前記可視光レーザ光のビーム径より小さ
な治具開口を有するアライメント治具を用いてアライメ
ント治具に対するアパーチャ位置を任意に設定すること
で、アパーチャを光軸に対する任意の位置にアライメン
トすることができるようになる。
【0027】つぎの発明にかかるガスレーザ発振器は、
ガス流方向と光軸がほぼ直交し、折り返し光路を含む光
共振器構造を持ち、各ミラーの前面にアパーチャを配設
したガスレーザ発振器において、折り返し光路によって
有効アパーチャ径が小さくなる量δだけその開口径を折
り返し方向に長くしたアパーチャを用いることを特徴と
する。
【0028】この発明によれば、有効アパーチャ径の減
少分を考慮し、折り返し光路によって有効アパーチャ径
が小さくなる量δだけその開口径を折り返し方向に長く
したアパーチャを用いるようにしており、これにより設
計値通りの有効アパーチャ径が得られるため、対称性の
良いビームが得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるガスレーザ発振器のアライメント方法及び
アライメント治具の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。
【0030】実施の形態1.図1および図2を用いてこ
の発明の実施の形態1を説明する。図1は、実施の形態
1および実施の形態2〜4で使用するアライメント治具
を例示するものである。図2は、先の図7に示した3軸
直交型ガスレーザの共振器構造の折り返し光路を含む一
部をアライメントする際の構成を示すものである。図9
および図10に示すものと同じ構成要素に関しては同じ
符号を付している。
【0031】図2において、17はHe−Neレーザ等
の可視光レーザ発振装置(調整用レーザ発振器)、16
は可視光平行ビーム、9は部分反射鏡、11はアパーチ
ャ、21はアパーチャ、8は全反射鏡、7は全反射鏡、
20はアパーチャである。
【0032】ここで、各アパーチャ11,21,20に
は、アライメント治具22,23,24が夫々取り付け
られている。図1は、出力ミラーとしての部分反射ミラ
ー9用のアパーチャ11に取り付けられるアライメント
治具22を例示するものである。他のアパーチャ21,
20に取り付けられるアライメント治具23,24も図
1に示すアライメント治具22と同様の構成を有してい
る。
【0033】アパーチャ11の対角する2つの角部に
は、位置決めピン27を突出させている。アライメント
治具22は、アパーチャ11の開口径よりも小さな径の
開口40を有しており、また、対角する2つの角部に
は、位置決めピン27を嵌合させるためのピン孔41が
形成されている。このようにアライメント治具22はア
パーチャ11に対し装脱可能であり、位置決めピン27
によってアパーチャ11に対する相対位置を再現可能と
なっている。
【0034】このようなアライメント治具22,23,
24をアパーチャ11,21,20に取り付けて、光軸
調整を行う。光軸調整後は、アライメント治具22,2
3,24を取り外して、レーザ発振を行う。
【0035】つぎに、実施の形態1のアライメント手法
について説明する。なお、図2中の記号の意味は以下の
通りである。 Ljn:ミラーとアライメント治具間の距離 δjn:アライメント治具による蹴られ量 Δjn:元の光軸とすり替わった光軸との距離(元の光
軸に対して上を正とする) On:アパーチャの開口中心とアライメント治具の開口
中心とのオフセット距離(アパーチャに対して上を正と
する) n:部分反射ミラー9側から数えたミラーの番号
【0036】ここで、この実施の形態1においては、ア
ライメント治具22は、その開口40の中心26が、ア
パーチャ11の開口部の中心25に一致するようにアパ
ーチャ11に取り付ける。アライメント治具23も同様
に、その開口40の中心51が、アパーチャ21の開口
部の中心50に一致するようにアパーチャ21に取り付
ける。アライメント治具24は、その開口40の中心5
2が、アパーチャ20の開口部の中心53から所定長O
2(=Δj2)だけオフセットされるようにアパーチャ2
0に取り付ける。
【0037】まず、可視光レーザ発振装置17から、部
分反射ミラー9のアパーチャ11の径よりも大きな可視
光平行ビーム16が出力される。アライメント治具2
2,23,24をアパーチャ11,21,20に取り付
けた状態で、可視光平行ビーム16を、部分反射ミラー
9側から発振器筐体内に入射させる。アライメント治具
の開口径は、調整用レーザがアパーチャで蹴られないよ
うに、自身が取り付けられるアパーチャの径より小さく
してある。また、部分反射鏡9側から順番に、アライメ
ント治具22,23,24の開口径が小さくなるように
しているので、アライメント治具22を透過したビーム
は、アライメント治具23の開口40の周縁にドーナツ
状の光輝部(以下、単にドーナツという)を形成する。
【0038】このアライメント治具23上のドーナツの
幅が均等になるように、調整用レーザ発振器17の位
置、姿勢を調整する。これにより、アライメント治具2
2の中心26およびアライメント治具23の中心51を
可視光平行ビーム16の光軸18が通る。
【0039】次に、アライメント治具24で光るドーナ
ツの幅が均等になるように、ミラー8の角度を調整す
る。このとき、折り返したビームは、アライメント治具
23によってδj1=Lj1×sin(θj1)だけ蹴られ、元の
光軸18から−δj1/2だけオフセットした光軸28に
光軸がすり替わる。アライメント治具24は、この光軸
28上にアライメントされるため、元の光軸18からΔ
j2=−δj1/2だけオフセットした位置に調整される。
【0040】さらに、折り返しがある場合は、これを繰
り返すことになる。折り返し毎にδjn/2の光軸のすり
替えが起こり、このδjn/2が累積されていくので、n
番目のアパーチャの光軸オフセット距離Δjnは、式
(1)のようになる。
【数1】
【0041】ここで、n=2のアパーチャ20に取り付
けられるアライメント治具24に関しては、前述したよ
うに、その開口40の中心52を、アパーチャ20の開
口部の中心53から所定長O2(=Δj2)だけオフセッ
トしている。すなわち、上述した光軸のすり替え分Δj
nを考慮して、このすり替え分Δjnだけアライメント治
具24の開口をアパーチャに対してずらせている。した
がって、アパーチャ20の開口部の中心53を、すり替
えが起こる前の光軸18上にアライメントすることがで
きる。
【0042】上記式(1)から得られる光軸オフセット
距離Δjnに基づき各アライメント治具のアパーチャに
対するオフセット量を求め、該求めたオフセット量だけ
アパーチャに対してオフセットしたアライメント治具を
用意し、これらのアライメント治具をアパーチャに取り
付けてアライメント処理を行うようにすれば、すべての
アパーチャをすり替わる前の光軸18上に調整でき、各
アパーチャを一直線上にアライメントすることができ
る。
【0043】このように、アパーチャに対して装着自在
のアライメント治具を用いて共振器を構成する各ミラー
のアライメントを行うようにしているので、アパーチャ
に対するアライメント治具のオフセットを適宜設定する
ことで、光軸に対しアパーチャを任意の位置にアライメ
ントすることができるようになる。また、アライメント
治具の開口40を上記(1)式によって得られる光軸オ
フセット距離Δjnだけ逆方向にずらせた位置に設定す
れば、各アパーチャをすり替えが起こる前の光軸18上
に一直線にアライメントすることができる。また、各ア
ライメント治具の中心は、光軸18上に一直線上に並ん
でいるとは限らないが、各アライメント治具の位置関係
は一意に決まる。
【0044】また、従来のアライメント処理では、図8
に示したように、アパーチャがテーパ形状であるため、
ドーナツ状の光が非常に見にくかったが、図1に示した
アライメント治具の開口40は、テーパ状にしていない
ので、ドーナツ状の光の視認性がよく、アライメント調
整の再現性が良い。
【0045】実施の形態2.つぎに、図3を用いてこの
発明の実施の形態2について説明する。先の図10を用
いて説明したように、実際にレーザを発振させた場合、
折り返しミラー8の前面のアパーチャ21では、アパー
チャによる蹴られによって有効なアパーチャ径dnが元
のアパーチャ径Dnよりも小さくなって、dn=Dn−δn
となり、またその中心は−δn/2だけオフセットす
る。
【0046】そこで、この実施の形態2においては、有
効アパーチャ径の中心位置がオフセットする分−δn/
2を考慮して、アパーチャに対して治具開口をδn/2
だけずらしたアライメント治具を用いて調整を行うよう
にしている。
【0047】図3は、図2の折り返し光路をミラー8を
中心に展開した図である。但し、図3において、n=1
番目のアパーチャ21に取り付けるアライメント治具2
3は、その中心位置51がアパーチャ21の中心50に
対し、−δ1/2だけオフセットされている。すなわ
ち、O1=−δ1/2である。これにより、有効アパー
チャ径の中心29を、光軸18上に一直線上にアライメ
ントすることができ、この結果、折り返し方向に偏りの
ないビームを出力できる。複数回の折り返し光路を採用
している共振器構造においては、n番目のアパーチャに
おいて、アライメント治具との間のオフセットOn=−
δn/2とすればよい。
【0048】実施の形態3.つぎに図4および図5を用
いてこの発明の実施の形態3について説明する。図4は
アパーチャの開口形状を説明する図であり、図5は実施
の形態3による共振器の縦断面の展開図である。
【0049】前述したように、実際にレーザを発振させ
た場合、折り返しミラー8の前面のアパーチャ21で
は、アパーチャによる蹴られによって有効なアパーチャ
径dnが元のアパーチャ径Dnよりも小さくなって、dn
=Dn−δnとなる。
【0050】そこで、この実施の形態3においては、図
4に示すように、折り返しの際にアパーチャで蹴られる
分δnだけ、開口径を折り返し方向に長くしたアパーチ
ャを採用する。
【0051】例えば、n=1のアパーチャ21の場合
は、有効径がδ1だけ折り返し方向に小さくなるので、
図4に示すように、その開口径をδ1だけ折り返し方向
に大きくしている。アパーチャ21の開口径をD1+δ
1にしているため、図5に示すように、アパーチャ21
の有効アパーチャ径は設計値通りのD1となる。折り返
し方向と直交する方向の径は、折り返しで変化しないの
で、両方向とも設計値通りの径が得られる。
【0052】また、図5においては、先の実施の形態2
のように、n=1番目のアパーチャ21に取り付けるア
ライメント治具23は、その中心位置51がアパーチャ
21の中心50に対し、−δ1/2だけオフセットして
おり、有効アパーチャ径の中心29を光軸18上にアラ
イメントすることができる。
【0053】このようにこの実施の形態3によれば、折
り返し光路が存在している場合でも、アパーチャの有効
径を設計値通りにすることができるとともに、アパーチ
ャの中心を光軸上に一直線上にアライメントすることが
できる、このため、対称性の良いビームが得られる。複
数回の折り返し光路を採用している共振器構造において
は、n番目のアパーチャにおいて、その開口径をDn+
δnにすればよい。
【0054】実施の形態4.つぎに、図6を用いてこの
発明の実施の形態4について説明する。3軸直交型レー
ザ発振器では、ガス流方向に温度分布を持ち、レーザガ
スの屈折率に空間分布が生じる。すなわちガス上流側で
はガス温度が低く、密度が高いため屈折率が高くなる。
この結果、放電場を通過するレーザ光は、屈折率分布に
よるプリズム作用を受け、レーザ光はガス上流方向に湾
曲される。ガスプリズムによる光軸の移動量βは、文献
(“Beam Deflection in a Transverse-Flow Gas LASE
R”,IEEE J.Q.E,Vol.24,No8,1988)により定量的に示さ
れている。
【0055】図6は、ガス流3(図7参照)と直交する
方向から見た時の展開図である。この実施の形態4にお
いては、ガスプリズムで光軸が湾曲する分βを考慮し、
アパーチャ21に対して治具開口を−βだけずらしたア
ライメント治具23で調整するようにしたものである。
【0056】この場合は、アパーチャ21に取り付ける
アライメント治具23の開口40の中心位置51をアパ
ーチャ21の中心50に対し−βだけオフセットしてい
る。このようなアライメント治具23を用いてアライメ
ントを行えば、ガスプリズムで湾曲した光軸30に沿っ
て各アパーチャをアライメントできるため、ガス流方向
に温度分布が発生しても、対称性の良いビームが得られ
る。
【0057】なお、上記の各実施の形態では、放電方向
(上下方向)に折り返した共振器を例にして説明を行っ
たが、本発明はガス流方向や斜めに折り返した共振器を
用いた場合にも同様に適応することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アライメント治具を用いて可視光レーザ光がアライ
メント治具の開口の中心を通るようにアライメントを行
うようにしているので、アライメント治具に対するアパ
ーチャ位置を任意に設定することで、アパーチャを光軸
に対する任意の位置にアライメントすることができるよ
うになる。
【0059】つぎの発明によれば、光軸ずれを考慮し、
アライメント治具として、折り返し光路によって光軸が
すり替わる量だけアパーチャの開口に対し治具開口がオ
フセットされているものを用いるようにしているので、
アパーチャを光軸上に一直線上にアライメントすること
ができる。
【0060】つぎの発明によれば、有効アパーチャの中
心ずれを考慮し、アライメント治具として、折り返し光
路によって有効アパーチャ中心がオフセットする量だけ
アパーチャの開口に対し治具開口がオフセットされてい
るものを用いるようにしているので、有効アパーチャ中
心を一直線上にアライメントでき、折り返し方向に対称
なビームを生成できる。
【0061】つぎの発明によれば、有効アパーチャ径の
減少分を考慮し、折り返し光路によって有効アパーチャ
径が小さくなる量δだけその開口径を折り返し方向に長
くしたアパーチャを用いるようにしているので、設計値
通りの有効アパーチャ径が得られるため、対称性の良い
ビームが得られる。
【0062】つぎの発明によれば、ガスプリズム現象に
よる光軸湾曲を考慮し、アライメント治具として、レー
ザガスの温度勾配による屈折率分布に起因する光軸の移
動量βだけアパーチャの開口に対し治具開口がオフセッ
トされているものを用いるようにしているので、ガスプ
リ現象で湾曲した光軸上にアパーチャをアライメントで
き、レーザガスの温度勾配が発生したときも対称性の良
いビームが得られる。
【0063】つぎの発明によれば、各アパーチャに対し
装脱自在であって前記可視光レーザ光のビーム径より小
さな治具開口を有するアライメント治具を用いてアライ
メント治具に対するアパーチャ位置を任意に設定するこ
とで、アパーチャを光軸に対する任意の位置にアライメ
ントすることができるようになる。
【0064】つぎの発明によれば、有効アパーチャ径の
減少分を考慮し、折り返し光路によって有効アパーチャ
径が小さくなる量δだけその開口径を折り返し方向に長
くしたアパーチャを用いるようにしているので、設計値
通りの有効アパーチャ径が得られるため、対称性の良い
ビームが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかるアライメント治具を示す斜
視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるアライメント
処理を説明するための共振器光路の一部を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2によるアライメント
処理を説明するための共振器光路の一部を示す展開図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態3に用いるアパーチャ
を示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるアライメント
処理を説明するための共振器光路の一部を示す展開図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態4によるアライメント
処理を説明するための共振器光路の一部を示す図であ
る。
【図7】 折り返し光路を有する一般的なガスレーザ発
振器を示す図である。
【図8】 従来のアパーチャを示す断面図である。
【図9】 従来のアライメント処理を説明するための共
振器光路の一部を示す図である。
【図10】 従来のアライメント処理を説明するための
共振器光路の一部を示す展開図である。
【符号の説明】
1,2 誘電体被覆放電電極、3 ガス流、4 無声放
電空間、5 高周波電源、6,7,8 全反射鏡(ミラ
ー)、9 部分反射鏡(部分反射ミラー)、10,1
1,21,20 アパーチャ、12,13,14 光
軸、15 レーザビーム、16 可視光レーザ光(可視
光平行ビーム)、17 可視光レーザ発振装置(調整用
レーザ発振器)、18 (元の)光軸、19 アパーチ
ャですり替わった光軸、22,23,24 アライメン
ト治具、25 アパーチャの中心、26 アライメント
治具の中心、27 位置決めピン、28 アライメント
治具ですり替わった光軸、29 有効アパーチャの中
心、30 ガスプリズム現象で湾曲した光軸、32 テ
ーパ部、33 開口部、34 吸収体、40 開口、4
1 ピン孔、50 アパーチャの中心、51 アライメ
ント治具の中心、52アライメント治具の中心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 隆雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西田 聡 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F072 KK06 KK24 KK30 MM16 MM17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流方向と光軸がほぼ直交し、折り返
    し光路を含む光共振器構造を持ち、各ミラーの前面にア
    パーチャを配設したガスレーザ発振器における出力ミラ
    ー側から可視光レーザ光を入射した状態で、各ミラーの
    角度を調整するアライメントを実行するガスレーザ発振
    器のアライメント方法において、 各アパーチャに対し装脱自在であって前記可視光レーザ
    光のビーム径より小さな治具開口を有するアライメント
    治具を各アパーチャに装着し、前記可視光レーザ光がア
    ライメント治具の開口の中心を通るように前記アライメ
    ントを実行するようにしたことを特徴とするガスレーザ
    発振器のアライメント方法。
  2. 【請求項2】 前記アライメント治具として、折り返し
    光路によって光軸がすり替わる量だけアパーチャの開口
    に対し治具開口がオフセットされているものを用いるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のガスレーザ発振器のア
    ライメント方法。
  3. 【請求項3】 前記アライメント治具として、折り返し
    光路によって有効アパーチャ中心がオフセットする量だ
    けアパーチャの開口に対し治具開口がオフセットされて
    いるものを用いることを特徴とする請求項1に記載のガ
    スレーザ発振器のアライメント方法。
  4. 【請求項4】 折り返し光路によって有効アパーチャ径
    が小さくなる量δだけその開口径を折り返し方向に長く
    したアパーチャを用いることを特徴とする請求項1に記
    載のガスレーザ発振器のアライメント方法。
  5. 【請求項5】 前記アライメント治具として、レーザガ
    スの温度勾配による屈折率分布に起因する光軸の移動量
    βだけ装着するアパーチャの開口に対し治具開口がオフ
    セットされているものを用いることを特徴とする請求項
    1に記載のガスレーザ発振器のアライメント方法。
  6. 【請求項6】 ガス流方向と光軸がほぼ直交し、折り返
    し光路を含む光共振器構造を持ち、各ミラーの前面にア
    パーチャを配設したガスレーザ発振器における出力ミラ
    ー側から可視光レーザ光を入射した状態で、各ミラーの
    角度を調整するアライメントに使用されるアライメント
    治具であって、 各アパーチャに対し装脱自在であって前記可視光レーザ
    光のビーム径より小さな治具開口を有し、前記可視光レ
    ーザ光がその開口の中心を通るようにして前記アライメ
    ントが実行されるアライメント治具。
  7. 【請求項7】 ガス流方向と光軸がほぼ直交し、折り返
    し光路を含む光共振器構造を持ち、各ミラーの前面にア
    パーチャを配設したガスレーザ発振器において、 折り返し光路によって有効アパーチャ径が小さくなる量
    δだけその開口径を折り返し方向に長くしたアパーチャ
    を用いることを特徴とするガスレーザ発振器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100362709C (zh) * 2006-01-23 2008-01-16 黄建国 封离型二氧化碳激光器的生产方法
JP2011159932A (ja) * 2010-02-04 2011-08-18 Mitsubishi Electric Corp ガスレーザ増幅装置およびその光軸調整方法
CN102544989A (zh) * 2011-08-25 2012-07-04 北京国科世纪激光技术有限公司 激光单元、激光器和激光器挂装准直方法
JP2016540373A (ja) * 2014-04-30 2016-12-22 ジーエスアイ・グループ・コーポレーション 寄生モードを抑制するレーザ共振器

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