JP2003318352A - システムおよび半導体装置 - Google Patents
システムおよび半導体装置Info
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Abstract
圧し、この降圧後の電源電圧で内部回路を駆動するLS
Iにおいて、EMI低減効果を十分に得ることができる
半導体装置、およびそれを実装したシステムを提供す
る。 【解決手段】 マイクロコンピュータのLSIパッケー
ジを実装基板に実装したシステムであって、供給電圧V
CC用の端子T1とグランド電圧VSS用の端子T2、
降圧後の電源電圧VCL用の端子T3とグランド電圧V
SL用の端子T4を設けたLSIパッケージにおいて、
端子T3と端子T4との間にキャパシタC2、端子T1
と端子T2との間にバイパスコンデンサC1を実装基板
上で実装し、積極的にグランド電圧VSL用の端子T4
はグランド電圧VSS用の端子T2に接続しないように
することで、LSIパッケージの内部で発生したノイズ
が実装基板上の基幹電源系に漏洩することを防止する。
Description
したシステムに関し、特に不要電磁放射(EMI: Ele
ctro-Magnetic Interference )低減対策に好適な内部
降圧回路を内蔵したマイクロコンピュータなどの半導体
装置、およびそれを実装したシステムに適用して有効な
技術に関する。
イクロコンピュータなどの半導体装置に関しては、以下
のような技術が考えられる。
路により、外部から供給される供給電圧より低い電圧で
内部回路を動作させる半導体装置が、低消費電力化なら
びに低EMI化を図る目的で開発・量産化されている。
フェースの電圧に合わせた単一電源電圧(たとえば3.
3V)を採用しても、内部降圧を採用することにより、
EMIの発生源となりやすい内部回路(コア回路)には
低電圧を供給し、消費電力を低減することができる。こ
のコア回路が消費する電流の変化(ノイズ電流)による
電位変動は、半導体装置の周辺に配置されるバイパスコ
ンデンサで緩和されるものの、完全には除去できないた
め、機器の基幹電源系を揺るがし電磁放射を起こすこと
も考えられる。しかしながら、内部降圧を採用すること
により、ノイズ電流が減らせるので、マイクロコンピュ
ータなどの低ノイズ化に採用され始めている。また、微
細化に伴う内部回路の耐圧降下により入出力回路より低
い電圧で内部回路を駆動する方式は今後とも主流と考え
られる。
る供給電圧を内部降圧した電圧で内部回路を動作させる
マイクロコンピュータなどにおいては、降圧後の電圧安
定化のために、コンデンサをLSIパッケージに内蔵し
たり、あるいは外部に外付けする技術が提案されてい
る。
報には、LSIパッケージ外部で降圧後の電源電圧の外
部端子と、グランド電圧(1)とは別端子として設けた
グランド電圧(2)の外部端子との間にコンデンサを外
付けして、LSIチップ内部の降圧回路を安定化させる
ことができる技術が開示されている。
れる降圧回路は、出力電圧(内部回路の電源電圧)を一
定に保つようにフィードバック制御されている。ところ
が、内部回路の消費電力は動作モードが変わると大きく
変化し、急激な変化に降圧回路が充分に電圧を制御でき
なくなる。すなわち、発振状態に陥ることがある。これ
を防止するため、降圧後の電源電圧とグランド電圧との
間に、たとえば0.1〜0.47μF程度の大容量キャ
パシタを接続する必要があり、これを積層セラミックコ
ンデンサなどの外付け部品で対応している。
なマイクロコンピュータなどの半導体装置について、本
発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとな
った。
路により、外部から供給される供給電圧より低い電圧で
内部回路を動作させる半導体装置では、降圧回路を採用
しても、EMI低減効果が見られないことがある。
報の技術において、降圧後の電源電圧の外部端子とグラ
ンド電圧の外部端子との間にコンデンサを外付けする
が、グランド電圧の外部端子が基板グランドと接続され
ているため、高周波電流が基板グランドに漏洩する要因
になっており、EMI低減効果が十分に得られない。
供給電圧を降圧回路で降圧し、この降圧後の電源電圧で
内部回路を駆動するLSIに適用することを前提とし、
降圧回路安定化用の外部キャパシタを接続するために、
降圧後の電源電圧とグランド電圧との端子対を設け、積
極的に降圧後のグランド電圧の端子を外部から供給され
るグランド電圧の端子とを接続しないことで、高周波電
流が基板グランドに漏洩する要因を低減することが可能
であることを見出した。
れる供給電圧を降圧回路で降圧し、この降圧後の電源電
圧で内部回路を駆動するLSIにおいて、EMI低減効
果を十分に得ることができるマイクロコンピュータなど
の半導体装置、およびそれを実装したシステムを提供す
ることにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
半導体装置を実装する実装基板とを有するシステムに適
用され、半導体装置には、外部から供給される供給電圧
(VCC)用の第1端子と、この第1端子と対をなす基
準電圧(VSS:グランド電圧)用の第2端子と、外部
から供給される供給電圧を降圧した内部降圧後の電源電
圧(VCL)用の第3端子と、この第3端子と対をなす
基準電圧(VSL:グランド電圧)用の第4端子とを設
け、また実装基板には、第1端子と第2端子との間に第
1キャパシタ(バイパスコンデンサ)を設け、第3端子
と第4端子との間に第2キャパシタを設け、積極的に第
2端子と第4端子との間は接続しないようにしたもので
ある。これにより、第3端子と第4端子間には、第1端
子と第2端子間に比べてコア回路の動作により生じる電
圧変動が大きいため、第2キャパシタには第1キャパシ
タに比べて大きなノイズ電流が流れることとなり、第4
端子は第2端子と接続されていないため、ノイズ電流が
実装基板上の基幹電源・グランドに流れにくくなり、E
MI低減効果を得ることができるようになる。
タ、第2キャパシタはそれぞれ、第1端子と第2端子、
第3端子と第4端子の近傍に設けるようにしたものであ
る。これにより、ノイズ電流が半導体装置の近傍で低減
され、EMI低減効果を十分に得ることができるように
なる。また、第2端子に接続された第2配線と、第4端
子に接続された第4配線とを設け、第2配線と第4配線
との接続は、この接続点が第4端子、第2端子との間で
インピーダンスが最大となるような位置に設けるように
したものである。これにより、第2端子にノイズ電流が
流れにくくなり、EMI低減効果を十分に得ることがで
きるようになる。
には、内部降圧後の電源電圧(VCL)用の複数の第3
端子と、これらの複数の第3端子のそれぞれと対をなす
基準電圧(VSL:グランド電圧)用の複数の第4端子
とを設け、実装基板には、複数の第3端子のそれぞれと
複数の第4端子のそれぞれとの間に第2キャパシタをそ
れぞれ設け、積極的に複数の第4端子のそれぞれの間を
接続しないようにしたものである。この構成において、
さらに、第2キャパシタは、複数の第3端子と複数の第
4端子のそれぞれの近傍に設けるようにしたものであ
る。また、供給電圧用の複数の第1端子と、これらの複
数の第1端子のそれぞれと対をなす基準電圧用の複数の
第2端子と、複数の第2端子のそれぞれに接続された第
2配線と、複数の第4端子のそれぞれに接続された第4
配線とを設け、第2配線と第4配線との接続は、この接
続点が複数の第4端子のそれぞれ、複数の第2端子のそ
れぞれとの間でインピーダンスが最大となるような位置
に設けるようにしたものである。これにより、第3端子
と第4端子とを複数設けた場合でも、前記と同様に、E
MI低減効果を十分に得ることができるようになる。
電圧を降圧回路で降圧し、この降圧後の電源電圧で内部
回路を駆動する半導体装置に適用され、外部から供給さ
れる供給電圧(VCC)用の第1端子と、この第1端子
と対をなす基準電圧(VSS:グランド電圧)用の第2
端子と、外部から供給される供給電圧を降圧した内部降
圧後の電源電圧(VCL)用の第3配線と、この第3配
線と対をなす基準電圧(VSL:グランド電圧)用の第
4配線と、第3配線と第4配線との間を接続するキャパ
シタとを有し、積極的に第4配線用の第4端子を設けな
いようにしたものである。あるいは、第4配線用の第4
端子を有し、外部において、積極的に第4端子は接続し
ないようにしたものである。これにより、キャパシタに
は外部キャパシタに比べて大きなノイズ電流が流れ、ま
た第4端子は設けないか、あるいは外部において接続さ
れていないので、ノイズ電流が外部に流れにくくなり、
EMI低減効果を得ることができるようになる。
ら供給される供給電圧(VCC)用の第1端子と、この
第1端子と対をなす基準電圧(VSS:グランド電圧)
用の第2端子と、外部から供給される供給電圧を降圧し
た内部降圧後の電源電圧(VCL)用の第3端子と、こ
の第3端子と対をなす基準電圧(VSL:グランド電
圧)用の第4端子とを設け、外部において、第3端子と
第4端子との間にキャパシタを接続し、積極的に第2端
子と第4端子との間は接続しないようにしたものであ
る。これにより、第3端子と第4端子とを設けた場合で
も、第4端子は第2端子と接続されていないので、前記
と同様に、ノイズ電流が外部に流れにくくなり、EMI
低減効果を得ることができるようになる。
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有する部材には同一
の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
体装置の構成の一例を説明する。図1は本実施の形態の
半導体装置において、LSIチップ上の回路および電源
の概略レイアウト図を示す。
れるものではないが、たとえば一例として、外部から供
給される供給電圧より低い電圧を生成する降圧回路を内
蔵し、この降圧後の電源電圧で内部回路の一部を駆動す
るマイクロコンピュータとされ、LSIチップ上には、
内部降圧回路VCLG、中央演算処理ユニットCPU、
浮動小数点演算処理ユニットFPU、クロックパルス発
振器CPG、位相同期ループ回路PLL、シリアルコミ
ュニケーションインタフェース回路SCI、タイマTI
MER、ランダムアクセスメモリRAM、フラッシュメ
モリ(ROM)FLASHROM、デジタル/アナログ
変換回路D/A、アナログ/デジタル変換回路A/D、
入出力回路I/OPORTなどが構成されており、公知
の半導体製造技術により1個の半導体基板上に形成され
ている。
ップの周辺部に、接続パッドとして、外部から供給され
る供給電圧VCC用のパッドP1と、このパッドP1と
対をなすグランド電圧VSS用のパッドP2と、外部か
ら供給される供給電圧VCCを降圧した内部降圧後の電
源電圧VCL用のパッドP3と、このパッドP3と対を
なすグランド電圧VSL用のパッドP4などが設けられ
ている。特に、対をなす、供給電圧VCC用のパッドP
1とグランド電圧VSS用のパッドP2との間、電源電
圧VCL用のパッドP3とグランド電圧VSL用のパッ
ドP4との間にはそれぞれ、LSIパッケージの外部あ
るいは内部において容量成分(キャパシタ)が接続され
る。なお、接続パッドには、図示しない、データ入出力
用、制御信号入出力用などの各端子も含まれる。
ドP1〜P4に接続された複数の周回配線がリング状に
設けられている。この周回配線としては、供給電圧VC
C用のパッドP1に接続された配線L1と、グランド電
圧VSS用のパッドP2に接続された配線L2と、電源
電圧VCL用のパッドP3に接続された配線L3と、グ
ランド電圧VSL用のパッドP4に接続された配線L4
などが設けられている。特に、配線L2と配線L4との
接続は、この接続点LCがパッドP4、パッドP2との
間でインピーダンスが最大となるような位置に設けるこ
とが望ましい。図1においては、LSIチップの対向す
る辺にそれぞれパッドP2とパッドP4とが配置され、
パッドP2とパッドP4の両方からの距離がほぼ最長と
なる位置に接続点LCを配置することが望ましい。ま
た、接続点LCがほぼ最長となる位置に配置させること
が出来ない場合には、グランド電圧VSS用のパッドP
2からの距離がより長くなるように配置させることが望
ましい。
央演算処理ユニットCPU、浮動小数点演算処理ユニッ
トFPU、クロックパルス発振器CPG、位相同期ルー
プ回路PLL、シリアルコミュニケーションインタフェ
ース回路SCI、タイマTIMER、ランダムアクセス
メモリRAM、フラッシュメモリFLASHROMなど
がそれぞれ配線L3と配線L4とに接続され、内部降圧
回路VCLGから生成された降圧後の電源電圧VCLと
グランド電圧VSLで駆動するように構成される。特
に、降圧後の電源電圧VCLとグランド電圧VSLで駆
動する、これらの各回路はコア回路CCと呼ばれてい
る。
I/OPORTなどはそれぞれ配線L1と配線L2とに
接続され、降圧前の供給電圧VCCとグランド電圧VS
Sで駆動するように構成される。また、デジタル/アナ
ログ変換回路D/A、アナログ/デジタル変換回路A/
Dは、図示しないアナログ回路用の電源電圧とグランド
電圧で駆動するようになっている。
部端子の配置の一例を説明する。図2はLSIパッケー
ジの外部端子の概略配置図を表し、(a)は本実施の形
態に対する比較例、(b)は本実施の形態の例を示す。
ケージは、(a)のように、外部端子Tとして、供給電
圧VCC用の端子T1’と、これと対をなすグランド電
圧VSS(1)用の端子T2’と、電源電圧VCL用の
端子T3’と、これと対をなすグランド電圧VSS
(2)用の端子T4’などが設けられている。なお、他
の端子Tは、データ入出力用、制御信号入出力用などの
各端子である。
パッケージは、(b)のように、外部端子Tとして、供
給電圧VCC用の端子T1と、これと対をなすグランド
電圧VSS用の端子T2と、電源電圧VCL用の端子T
3と、これと対をなすグランド電圧VSL用の端子T4
などが設けられている。特に、グランド電圧VSL用の
端子T4が、詳細は後述するが、本実施の形態に対する
比較例と異なる接続形態を採っている。
は、QFPを一例として挙げているが、他のBGA、C
SPなどのパッケージでも同様である。このQFP構造
では、LSIチップ上のパッドとリードフレーム上のイ
ンナーリードとの間をそれぞれワイヤにより接続し、各
インナーリードに対応するアウターリードがそれぞれ、
供給電圧VCC用の端子T1、グランド電圧VSS用の
端子T2、電源電圧VCL用の端子T3、グランド電圧
VSL用の端子T4などの外部端子Tとなる。この外部
端子Tを除いた、LSIチップ上のパッドとリードフレ
ーム上のインナーリードとの接続部分などをレジンなど
により封止することにより、外部端子Tが4方向に突出
されたQFP構造となる。
装する実装基板の配線の配置の一例を説明する。図3は
実装基板の配線の概略レイアウト図を表し、(a)は本
実施の形態に対する比較例、(b)は本実施の形態の例
を示す。
は、(a)のように、LSIパッケージの各端子に対応
する位置に、これらの各端子が実装されて電気的に接続
される複数の配線パッドLPがリング状に配置されてい
る。複数の配線パッドLPのうち、供給電圧VCC用の
配線パッドLP1’、これと対をなすグランド電圧VS
S(1)用の配線パッドLP2’には配線パターンが引
き回され、この相互間にバイパスコンデンサ(キャパシ
タ)C1が実装されて電気的に接続される。さらに、電
源電圧VCL用の配線パッドLP3’、これと対をなす
グランド電圧VSS(2)用の配線パッドLP4’にも
配線パターンが引き回され、この相互間に電源電圧VC
L安定化用のキャパシタC2が実装されて電気的に接続
される。
は、基板グランド電圧Gndのベタ配線が配置され、グ
ランド電圧VSS(1)用の配線パッドLP2’、グラ
ンド電圧VSS(2)用の配線パッドLP4’はそれぞ
れ配線パターンを通じて基板グランド電圧Gndに電気
的に接続されている。なお、図3では、供給電圧VCC
はビアホール(スルーホール)VIAを通じて別層から
給電されるが、同一層から給電することも可能である。
板は、(b)のように、前記(a)と同様に、LSIパ
ッケージの各端子に対応する位置に複数の配線パッドL
Pがリング状に配置され、供給電圧VCC用の配線パッ
ドLP1、これと対をなすグランド電圧VSS用の配線
パッドLP2から引き回された配線パターン間にバイパ
スコンデンサ(キャパシタ)C1が接続され、さらに、
電源電圧VCL用の配線パッドLP3、これと対をなす
グランド電圧VSL用の配線パッドLP4から引き回さ
れた配線パターン間に電源電圧VCL安定化用のキャパ
シタC2が接続される。
板では、これらの配線パッドLPの内周部に配置された
基板グランド電圧Gndのベタ配線に対して、グランド
電圧VSS用の配線パッドLP2のみが配線パターンを
通じて接続され、グランド電圧VSL用の配線パッドL
P4は積極的に接続しない配置を採っている。さらに、
バイパスコンデンサC1、電源電圧VCL安定化用のキ
ャパシタC2はそれぞれ、配線パッドLPの近くに設け
て、できる限りLSIパッケージの近傍に設けることが
望ましい。LSIパッケージの近傍とは、たとえば後述
する図4に示す電解コンデンサC0よりもLSIパッケ
ージ側である。なお、配線パッドLPの内周部に配置さ
れた基板グランド電圧Gndをベタ配線として説明した
が、必ずしもベタ配線に限定するものではない。
の供給電圧VCC用の端子T1とグランド電圧VSS用
の端子T2、降圧後の電源電圧VCL用の端子T3とグ
ランド電圧VSL用の端子T4を別々に設けたLSIパ
ッケージを、前記図3(b)に示した実装基板に実装し
た状態では、降圧前のグランド電圧VSS用の端子T2
は実装基板の基板グランド電圧Gndには接続するが、
降圧後のグランド電圧VSL用の端子T4は降圧前のグ
ランド電圧VSS用の端子T2とは接続しない状態、す
なわち基板グランド電圧Gndには非接続となる。これ
を回路的に示すと、次に示す図4のようになる。
装基板に実装したシステムの構成の一例を説明する。図
4はシステムの概略回路図を表し、(a)は本実施の形
態に対する比較例、(b)は本実施の形態の例を示す。
は、(a)のように、供給電圧VCC用の端子T1’か
ら、内部降圧回路VCLG、コア回路CC、グランド電
圧VSS(1)用の端子T2’を経由し、バイパスコン
デンサC1を通じて供給電圧VCC用の端子T1’に戻
るように電流が流れる経路と、電源電圧VCL用の端子
T3’から、コア回路CC、グランド電圧VSS(2)
用の端子T4’を経由し、キャパシタC2を通じて電源
電圧VCL用の端子T3’に戻るように電流が流れる経
路が形成される。さらに、グランド電圧VSS(2)用
の端子T4’から、実装基板上の配線を通じてグランド
電圧VSS(1)用の端子T2’に流れる電流経路が形
成される。これらの電流経路により、LSIパッケージ
の内部で発生したノイズが実装基板上の基幹電源である
基板電源電圧Vcc、基板グランド電圧Gndに漏洩
し、不要電磁輻射を引き起こす要因となっている。
C用の端子T1’とグランド電圧VSS(1)用の端子
T2’との間に接続される電解コンデンサC0は、バイ
パスコンデンサC1の不足分を補助するために、システ
ム全体として基幹電源である基板電源電圧Vccと基板
グランド電圧Gndとの間に接続されるキャパシタであ
る。たとえば、バイパスコンデンサC1が0.1μF程
度であるのに対して、電解コンデンサC0は50μF程
度の大きなものが用いられる。
ムは、(b)のように、前記(a)と同様に、供給電圧
VCC用の端子T1から、内部降圧回路VCLG、コア
回路CC、グランド電圧VSS用の端子T2を経由し、
バイパスコンデンサC1を通じて供給電圧VCC用の端
子T1に戻る電流経路と、電源電圧VCL用の端子T3
から、コア回路CC、グランド電圧VSL用の端子T4
を経由し、キャパシタC2を通じて電源電圧VCL用の
端子T3に戻る電流経路が形成される。しかしながら、
グランド電圧VSL用の端子T4はグランド電圧VSS
用の端子T2に接続されていないので、LSIパッケー
ジの内部で発生したノイズが実装基板上の基板電源電圧
Vcc、基板グランド電圧Gndに漏洩することがない
ので、不要電磁輻射の発生を防止することができる。
装基板に実装したシステムにおける不要電磁輻射の測定
結果の一例を説明する。図5はシステムにおける不要電
磁輻射の測定結果の説明図を示す。
縦軸はノイズ電流量を示し、たとえば16MHzの基本
波に対する整数倍の高調波成分におけるノイズスペクト
ルを測定している。この不要電磁輻射の測定は、アンテ
ナから受信したノイズをスペクトラムアナライザで観測
することにより測定することができる。この測定結果
は、図5のように、本実施の形態に対する比較例のシス
テムに比べて、本実施の形態の例のシステムの方が全て
の周波数においてノイズスペクトルを低減することがで
きる。
給電圧VCC用の端子T1とグランド電圧VSS用の端
子T2、電源電圧VCL用の端子T3とグランド電圧V
SL用の端子T4をそれぞれ1対ずつ設け、電源電圧V
CL安定化用のキャパシタC2をLSIパッケージの外
部に設けた場合を例に説明したが、以下においては、L
SIパッケージに複数対の端子を設ける場合、電源電圧
VCL安定化用のキャパシタをLSIパッケージの内部
に設ける場合、実装基板上の供給電圧VCC用の配線に
高インダクタンス成分を付加する場合などの変形例を順
に説明する。
ッケージに複数対の端子を設ける場合の一例を説明す
る。図6はLSIチップ上の回路および電源の概略レイ
アウト図、図7はLSIパッケージの外部端子の概略配
置図、図8は実装基板の配線の概略レイアウト図をそれ
ぞれ示す。
SIチップの周辺部に、接続パッドとして、3対の供給
電圧VCC用のパッドP1,P5,P9とグランド電圧
VSS用のパッドP2,P6,P10、3対の電源電圧
VCL用のパッドP3,P7,P11とグランド電圧V
SL用のパッドP4,P8,P12などが設けられてい
る。また、LSIチップの周辺部には、各パッドP1〜
P12に接続された周回配線として、供給電圧VCC用
のパッドP1,P5,P9に接続された配線L1と、グ
ランド電圧VSS用のパッドP2,P6,P10に接続
された配線L2と、電源電圧VCL用のパッドP3,P
7,P11に接続された配線L3と、グランド電圧VS
L用のパッドP4,P8,P12に接続された配線L4
などが設けられている。特に、配線L2と配線L4との
接続は、この接続点LCがパッドP4,P8,P12、
P2,P6,P10のそれぞれとの間でインピーダンス
が最大、すなわち相互間の距離がほぼ最長となるような
位置に設けられている。
ップ上の各パッドに接続された外部端子Tとして、3対
の供給電圧VCC用の端子T1,T5,T9とグランド
電圧VSS用の端子T2,T6,T10、3対の電源電
圧VCL用の端子T3,T7,T11とグランド電圧V
SL用の端子T4,T8,T12などが設けられてい
る。
CC用の配線パッドLP1,LP5,LP9とグランド
電圧VSS用の配線パッドLP2,LP6,LP10か
ら引き回された配線パターン間のそれぞれにバイパスコ
ンデンサC1,C3,C5が接続され、3対の電源電圧
VCL用の配線パッドLP3,LP7,LP11とグラ
ンド電圧VSL用の配線パッドLP4,LP8,LP1
2から引き回された配線パターン間のそれぞれに電源電
圧VCL安定化用のキャパシタC2,C4,C6が接続
される。この図8においても、前記図3と同様に、グラ
ンド電圧VSL用の配線パッドLP4,LP8,LP1
2のそれぞれは基板グランド電圧Gndのベタ配線に対
して積極的に接続しない配置を採っている。
L安定化用のキャパシタをLSIパッケージの内部に設
ける場合の一例を説明する。図9は電源電圧VCL安定
化用のキャパシタをLSIパッケージの内部に設け、電
源電圧VCL用、グランド電圧VSL用の各端子をオー
プン状態にする場合のシステムの概略回路図、図10は
グランド電圧VSL用の端子をLSIパッケージから出
さない場合のシステムの概略回路図をそれぞれ示す。
の内部において、電源電圧VCL用の端子T3(配線)
とグランド電圧VSL用の端子T4(配線)との間にキ
ャパシタC2を接続する構成を採っている。その場合、
電源電圧VCL用の端子T3とグランド電圧VSL用の
端子T4との間には実装基板上で何も接続せずにオープ
ン状態にする。従って、前記と同様に、グランド電圧V
SL用の端子T4はグランド電圧VSS用の端子T2に
接続されていないので、LSIパッケージの内部で発生
したノイズが実装基板上の基幹電源系に漏洩することが
ないので、不要電磁輻射の発生を防止することができ
る。
タC2を接続する構成は、たとえばLSIチップを搭載
する基板上にチップコンデンサなどのキャパシタを搭載
してパッケージ構造にしたり、あるいはLSIチップを
搭載する基板の内部にキャパシタを作り込む方法などを
用いることによって可能となる。
ジの内部において、電源電圧VCL用の端子T3(配
線)とグランド電圧VSL用の配線との間にキャパシタ
C2を接続し、グランド電圧VSLについてはLSIパ
ッケージの端子として設けない構成を採用することによ
り、前記と同様の効果を得ることができる。
の供給電圧VCC用の配線に高インダクタンス成分を付
加する場合の一例を説明する。図11は高インダクタン
ス素子を付けた場合のシステムの概略回路図、図12は
高インダクタンスになるように引き回し配線を付けた場
合のシステムの概略回路図、図13〜図16はこれらを
組み合わせた場合のシステムの概略回路図をそれぞれ示
す。
給電圧VCC用の配線に高インダクタンス成分を付加す
る場合には、実装基板の基幹電源系からのノイズを減ら
すことができるので、より一層、不要電磁輻射の発生を
防止することができると言う効果が得られる。なお、図
11〜図16に示すシステムの構成において、前述した
内容と重複する部分については、詳細な説明は省略す
る。
の構成に加えて、さらに実装基板上の供給電圧VCC用
の配線に高インダクタンス素子L10を実装して接続す
る構成を採っている。すなわち、このシステムでは、内
部降圧回路VCLGを内蔵し、供給電圧VCC用の端子
T1とグランド電圧VSS用の端子T2、電源電圧VC
L用の端子T3とグランド電圧VSL用の端子T4を設
けたLSIパッケージにおいて、グランド電圧VSL用
の端子T4はグランド電圧VSS用の端子T2(基板グ
ランド電圧)と接続せずに、電源電圧VCL用の端子T
3とグランド電圧VSL用の端子T4との間にキャパシ
タC2、供給電圧VCC用の端子T1とグランド電圧V
SS用の端子T2との間にバイパスコンデンサC1を実
装基板上で実装した上で、供給電圧VCC側に高インダ
クタンス素子L10を実装基板上に実装する。たとえ
ば、高インダクタンス素子L10には、100MHzに
おいて600Ω程度のインピーダンスを有するフェライ
トビーズなどが用いられる。
の構成に付加した、前記図11の高インダクタンス素子
L10に代えて、実装基板上の供給電圧VCC用の配線
に高インダクタンスになるように引き回し配線L11を
配置して接続する構成を採っている。
に加えて、前記図11と同様に、実装基板上の供給電圧
VCC用の配線に高インダクタンス素子L10を実装し
て接続する構成を採っている。
に付加した、前記図13の高インダクタンス素子L10
に代えて、前記図12と同様に、実装基板上の供給電圧
VCC用の配線に高インダクタンスになるように引き回
し配線L11を実装して接続する構成を採っている。
成に加えて、前記図11と同様に、実装基板上の供給電
圧VCC用の配線に高インダクタンス素子L10を実装
して接続する構成を採っている。
成に付加した、前記図15の高インダクタンス素子L1
0に代えて、前記図12と同様に、実装基板上の供給電
圧VCC用の配線に高インダクタンスになるように引き
回し配線L11を実装して接続する構成を採っている。
て、グランド電圧VSL用の端子とグランド電圧VSS
用の端子との間に高インダクタンス成分を付加する場合
の一例を説明する。図17はグランド電圧VSL用の端
子とグランド電圧VSS用の端子との間に高インダクタ
ンス素子を付けた場合のシステムの概略回路図を示す。
の構成に加えて、さらに実装基板上において、グランド
電圧VSL用の端子T4とグランド電圧VSS用の端子
T2との間に高インダクタンス素子L20を実装して接
続する構成を採っている。すなわち、このシステムで
は、内部降圧回路VCLGを内蔵し、供給電圧VCC用
の端子T1とグランド電圧VSS用の端子T2、電源電
圧VCL用の端子T3とグランド電圧VSL用の端子T
4を設けたLSIパッケージにおいて、電源電圧VCL
用の端子T3とグランド電圧VSL用の端子T4との間
にキャパシタC2、供給電圧VCC用の端子T1とグラ
ンド電圧VSS用の端子T2との間にバイパスコンデン
サC1を実装基板上で実装した上で、グランド電圧VS
L用の端子T4とグランド電圧VSS用の端子T2との
間に高インダクタンス素子L20を実装基板上に実装す
る。
の端子T4はグランド電圧VSS用の端子T2に高イン
ダクタンス素子L20を通じて接続されているので、前
記と同様に、LSIパッケージの内部で発生したノイズ
が実装基板上の基幹電源系に漏洩することが抑制される
ので、不要電磁輻射の発生を防止することができるよう
になる。
Iパッケージ(半導体装置)、およびそれを実装基板上
に実装したシステムによれば、以下のような効果を得る
ことができる。
SIパッケージにおいて、電源電圧VCL、グランド電
圧VSLはコア回路CCの電源系であり、これらの電源
電圧VCL用の端子T3とグランド電圧VSL用の端子
T4との間にキャパシタC2を実装基板上で接続するこ
とにより、このキャパシタC2には、供給電圧VCC用
の端子T1とグランド電圧VSS用の端子T2との間に
接続されたバイパスコンデンサC1に比べて数百倍大き
なノイズ電流が流れるようにすることができる。これ
は、電源電圧VCL用の端子T3とグランド電圧VSL
用の端子T4との間は、供給電圧VCC用の端子T1と
グランド電圧VSS用の端子T2との間に比べてコア回
路CCの動作により生じる電圧変動が大きいためであ
る。そして、グランド電圧VSS用の端子T2は実装基
板上の基幹電源系のグランド電圧Gndに接続されてい
なければならないが、グランド電圧VSL用の端子T4
はグランド電圧VSS用の端子T2(基幹電源系のグラ
ンド電圧Gnd)と接続しないので、ノイズ電流が実装
基板上の基幹電源・グランドに流れにくくなり、EMI
を低減することができる。
サC1をそれぞれ、電源電圧VCL用の端子T3とグラ
ンド電圧VSL用の端子T4、供給電圧VCC用の端子
T1とグランド電圧VSS用の端子T2の近傍に設ける
ことにより、ノイズ電流がLSIパッケージの近傍で低
減されるので、EMI低減効果を十分に得ることができ
る。
接続された配線L2と、グランド電圧VSL用の端子T
4に接続された配線L4との接続は、この接続点LCが
グランド電圧VSL用の端子T4、グランド電圧VSS
用の端子T2との間でインピーダンスが最大となるよう
な位置に設けることにより、グランド電圧VSS用の端
子T2にノイズ電流が流れにくくなり、EMI低減効果
を十分に得ることができる。
SIパッケージの内部において、電源電圧VCL用の配
線とグランド電圧VSL用の配線との間にキャパシタC
2を接続する場合にも、前記(1)と同様に、キャパシ
タC2にはバイパスコンデンサC1に比べて数百倍大き
なノイズ電流が流れるようにすることができ、また、グ
ランド電圧VSL用の配線はグランド電圧VSS用の配
線と接続しないので、ノイズ電流が実装基板上の基幹電
源・グランドに流れにくくなり、EMI低減効果を得る
ことができる。
線に、高インダクタンス素子L10や引き回し配線L1
1などの高インダクタンス成分を付加する場合には、実
装基板の基幹電源系からのノイズを減らすことができる
ので、より一層、EMI低減効果を得ることができる。
グランド電圧VSS用の端子T2に、高インダクタンス
素子L20などの高インダクタンス成分を通じて接続す
る場合には、ノイズ電流が実装基板上の基幹電源・グラ
ンドに流れにくくなり、EMI低減効果を得ることがで
きる。
MI基板設計が容易となり、さらにEMI対策部品を減
らすことにより、低コスト化を実現することができる。
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
イクロコンピュータを例に説明したが、内部降圧回路を
内蔵するLSI製品全般に適用可能であり、特に低ノイ
ズ化が必要とされる車載用などのマイクロコンピュータ
に良好に適用することができ、さらに、内部降圧回路内
蔵LSI製品を使用するユーザへのサポート技術などに
応用することができる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
1端子と、この第1端子と対をなす基準電圧用の第2端
子との間に第1キャパシタを設け、外部から供給される
供給電圧を降圧した内部降圧後の電源電圧用の第3端子
と、この第3端子と対をなす基準電圧用の第4端子との
間に第2キャパシタを設け、積極的に第2端子と第4端
子との間は接続しないように構成する。これにより、第
3端子と第4端子間には、第1端子と第2端子間に比べ
てコア回路の動作により生じる電圧変動が大きいため、
第2キャパシタには第1キャパシタに比べて大きなノイ
ズ電流が流れることとなり、第4端子は第2端子と接続
されていないため、ノイズ電流が実装基板上の基幹電源
・グランドに流れにくくなり、EMI低減効果を得るこ
とができる。
それぞれ、第1端子と第2端子、第3端子と第4端子の
近傍に設けることにより、ノイズ電流が半導体装置の近
傍で低減され、EMI低減効果を十分に得ることができ
る。
第4端子に接続された第4配線とを設け、第2配線と第
4配線との接続は、この接続点が第4端子、第2端子と
の間でインピーダンスが最大となるような位置に設ける
ことにより、第2端子にノイズ電流が流れにくくなり、
EMI低減効果を十分に得ることができる。
3端子と、これらの複数の第3端子のそれぞれと対をな
す基準電圧用の複数の第4端子とを設けた場合でも、前
記(1)〜(3)と同様に、EMI低減効果を十分に得
ることができる。
圧後の電源電圧用の第3配線と、この第3配線と対をな
す基準電圧用の第4配線との間にキャパシタを接続し、
積極的に第4配線用の第4端子を設けないか、あるいは
第4配線用の第4端子を設け、外部において積極的に第
4端子は接続しないようにした場合にも、前記(1)〜
(3)と同様に、EMI低減効果を十分に得ることがで
きる。
ら供給される供給電圧を内部降圧回路で降圧し、この内
部降圧後の電源電圧で内部回路を駆動するマイクロコン
ピュータなどの半導体装置、およびそれを実装基板上に
実装したシステムにおいて、EMI低減効果を十分に得
ることができる。
ロコンピュータなどの半導体装置のEMI基板設計が容
易となり、さらにEMI対策部品を減らすことにより、
半導体装置およびシステムの低コスト化を実現すること
ができる。
LSIチップ上の回路および電源を示す概略レイアウト
図である。
体装置において、LSIパッケージの外部端子を示す概
略配置図((a)は本実施の形態に対する比較例、
(b)は本実施の形態の例)である。
て、LSIパッケージを実装する実装基板の配線を示す
概略レイアウト図((a)は本実施の形態に対する比較
例、(b)は本実施の形態の例)である。
て、LSIパッケージを実装基板に実装したシステムを
示す概略回路図((a)は本実施の形態に対する比較
例、(b)は本実施の形態の例)である。
ージを実装基板に実装したシステムにおける不要電磁輻
射の測定結果を示す説明図である。
ージに複数対の端子を設ける場合の、LSIチップ上の
回路および電源を示す概略レイアウト図である。
ージに複数対の端子を設ける場合の、LSIパッケージ
の外部端子を示す概略配置図である。
ージに複数対の端子を設ける場合の、LSIパッケージ
を実装する実装基板の配線を示す概略レイアウト図であ
る。
L安定化用のキャパシタをLSIパッケージの内部に設
け、電源電圧VCL用、グランド電圧VSL用の各端子
をオープン状態にする場合のシステムを示す概略回路図
である。
CL安定化用のキャパシタをLSIパッケージの内部に
設け、グランド電圧VSL用の端子をLSIパッケージ
から出さない場合のシステムを示す概略回路図である。
の供給電圧VCC用の配線に高インダクタンス素子を付
けた場合のシステムを示す概略回路図である。
の供給電圧VCC用の配線に高インダクタンスになるよ
うに引き回し配線を付けた場合のシステムを示す概略回
路図である。
1とを組み合わせた場合のシステムを示す概略回路図で
ある。
2とを組み合わせた場合のシステムを示す概略回路図で
ある。
11とを組み合わせた場合のシステムを示す概略回路図
である。
12とを組み合わせた場合のシステムを示す概略回路図
である。
圧VSL用の端子とグランド電圧VSS用の端子との間
に高インダクタンス素子を付けた場合のシステムを示す
概略回路図である。
路 TIMER タイマ RAM ランダムアクセスメモリ FLASHROM フラッシュメモリ D/A デジタル/アナログ変換回路 A/D アナログ/デジタル変換回路 I/OPORT 入出力回路 CC コア回路 VCC 供給電圧 VSS グランド電圧 VCL 電源電圧 VSL グランド電圧 Vcc 基板電源電圧 Gnd 基板グランド電圧 P1〜P12 パッド L1〜L4 配線 LC 接続点 T,T1〜T12 端子 LP,LP1〜LP12 配線パッド C1 バイパスコンデンサ C2 キャパシタ C0 電解コンデンサ L10 高インダクタンス素子 L11 引き回し配線 L20 高インダクタンス素子
Claims (9)
- 【請求項1】 外部から供給される供給電圧用の第1端
子と、前記第1端子と対をなす基準電圧用の第2端子
と、前記外部から供給される供給電圧を降圧した内部降
圧後の電源電圧用の第3端子と、前記第3端子と対をな
す基準電圧用の第4端子とを設けた半導体装置と、 前記半導体装置を実装し、前記第2端子と前記第4端子
との間は前記半導体装置の外部で接続せずに、前記第1
端子と前記第2端子との間に第1キャパシタを設け、前
記第3端子と前記第4端子との間に第2キャパシタを設
けた実装基板と、を有することを特徴とするシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記第1キャパシタは、前記第1端子と前記第2端子と
の近傍に設け、 前記第2キャパシタは、前記第3端子と前記第4端子と
の近傍に設けたことを特徴とするシステム。 - 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記半導体装置は、前記第2端子に接続された第2配線
と、前記第4端子に接続された第4配線とを設け、前記
第2配線と前記第4配線との接続は、この接続点が前記
第4端子、前記第2端子との間でインピーダンスが最大
となるような位置に設けたことを特徴とするシステム。 - 【請求項4】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記半導体装置は、前記内部降圧後の電源電圧用の複数
の第3端子と、前記複数の第3端子のそれぞれと対をな
す基準電圧用の複数の第4端子とを設け、 前記実装基板は、前記複数の第3端子のそれぞれと前記
複数の第4端子のそれぞれとの間に第2キャパシタをそ
れぞれ設け、前記複数の第4端子のそれぞれの間を接続
しないことを特徴とするシステム。 - 【請求項5】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記第2キャパシタは、前記複数の第3端子のそれぞれ
と前記複数の第4端子のそれぞれとの近傍に設けたこと
を特徴とするシステム。 - 【請求項6】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記半導体装置は、前記供給電圧用の複数の第1端子
と、前記複数の第1端子のそれぞれと対をなす基準電圧
用の複数の第2端子と、前記複数の第2端子のそれぞれ
に接続された第2配線と、前記複数の第4端子のそれぞ
れに接続された第4配線とを設け、前記第2配線と前記
第4配線との接続は、この接続点が前記複数の第4端子
のそれぞれ、前記複数の第2端子のそれぞれとの間でイ
ンピーダンスが最大となるような位置に設けたことを特
徴とするシステム。 - 【請求項7】 外部から供給される供給電圧用の第1端
子と、前記第1端子と対をなす基準電圧用の第2端子
と、前記外部から供給される供給電圧を降圧した内部降
圧後の電源電圧用の第3配線と、前記第3配線と対をな
す基準電圧用の第4配線と、前記第3配線と前記第4配
線との間を接続するキャパシタとを有し、 前記第4配線用の第4端子を設けないことを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項8】 外部から供給される供給電圧用の第1端
子と、前記第1端子と対をなす基準電圧用の第2端子
と、前記外部から供給される供給電圧を降圧した内部降
圧後の電源電圧用の第3配線と、前記第3配線と対をな
す基準電圧用の第4配線と、前記第3配線と前記第4配
線との間を接続するキャパシタと、前記第4配線用の第
4端子とを有し、 外部において、前記第4端子は接続しないことを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項9】 外部から供給される供給電圧用の第1端
子と、前記第1端子と対をなす基準電圧用の第2端子
と、前記外部から供給される供給電圧を降圧した内部降
圧後の電源電圧用の第3端子と、前記第3端子と対をな
す基準電圧用の第4端子とを設け、 外部において、前記第2端子と前記第4端子との間は接
続せずに、前記第3端子と前記第4端子との間にキャパ
シタを接続することを特徴とする半導体装置。
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JP2017175371A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 富士通株式会社 | 電子機器、電源回路および集積回路 |
CN110828423A (zh) * | 2018-08-13 | 2020-02-21 | 联发科技股份有限公司 | 半导体器件 |
WO2022201601A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | 日立Astemo株式会社 | 電子機器 |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002117305A patent/JP3914456B2/ja not_active Expired - Fee Related
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