JP2003317940A - 有機エレクトロルミネッセンス発光装置 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス発光装置

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JP2003317940A
JP2003317940A JP2002124950A JP2002124950A JP2003317940A JP 2003317940 A JP2003317940 A JP 2003317940A JP 2002124950 A JP2002124950 A JP 2002124950A JP 2002124950 A JP2002124950 A JP 2002124950A JP 2003317940 A JP2003317940 A JP 2003317940A
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organic electroluminescent
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electrode layer
electroluminescent light
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Masahiro Oki
雅博 沖
Yuji Yokomizo
雄二 横溝
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Harison Toshiba Lighting Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
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    • HELECTRICITY
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    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/84Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K50/842Containers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光特性に経時変化を生じ難い有機エレクト
ロルミネッセンス発光装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の発光装置は、非透湿性絶縁性透
明基板11と、この基板11上に順次第一の透明電極層
15、有機エレクトロルミネッセンス発光層16、第二
の電極層17が積層構造で形成された発光部13と、こ
の発光部13の各電極15,17を跨ぐことなく上記発
光部を覆う空間を形成して前記基板上に設けた非透湿性
の封止壁14と、この封止壁および/または前記基板を
介して外部に接続され前記発光部の各電極層に電力を供
給する電気的接続端子23を具備してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機エレクトロル
ミネッセンス発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネッセンス発光装置
は、基板、基板の一方の側の表面に形成され、有機エレ
クトロルミネッセンス発光材料層と複数の電極層とを有
する有機エレクトロルミネッセンス発光積層体、そして
有機エレクトロルミネッセンス発光積層体のそれぞれの
電極層に接続され、各電極層に電気的エネルギーを供給
するための電気的接続端子などから構成されている。
【0003】有機エレクトロルミネッセンス(有機EL
と略すこともある)発光積層体は、その有機エレクトロ
ルミネッセンス発光材料層から生ずる発光を基板の側か
ら取り出すために、基板として透明なガラス基板を用
い、ガラス基板の側から、透明陽電極層、有機エレクト
ロルミネッセンス発光材料層、そして陰電極を順に積層
して形成することが一般的である。有機エレクトロルミ
ネッセンス発光積層体のそれぞれの電極層に電気的エネ
ルギーを供給すると、陽電極層から正孔が、陰電極層か
ら電子が、有機エレクトロルミネッセンス発光材料層に
注入される。そして有機エレクトロルミネッセンス発光
材料層内における電子と正孔の再結合により生成した励
起子(エキシトン)が失活する際の光の放出(蛍光、燐
光)により、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
は発光する。
【0004】有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
は、発光の視認性に優れること、発光色の設定が容易で
あること、そして消費電力が小さいことなどの利点を有
するため、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体を
用いた有機エレクトロルミネッセンス発光装置は、液晶
表示装置に代わる次世代の表示装置として注目されてい
る。
【0005】有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
は、前記の利点を有するものの、有機エレクトロルミネ
ッセンス発光材料層中に有機材料を含むため、空気中の
水分を吸収し易い。有機エレクトロルミネッセンス発光
積層体が水分を吸収すると、電極層と有機エレクトロル
ミネッセンス発光材料層との界面で剥離を生じて非発光
部を形成したり、発光輝度が低下したりするなど、発光
特性に経時変化を生じる。このため、有機エレクトロル
ミネッセンス発光積層体が形成された基板の周縁に、ガ
ラスもしくは金属から形成された封止蓋(もしくは保護
板)を非透湿的に接合して、有機エレクトロルミネッセ
ンス発光積層体を、水分を含む空気から隔離(一般に、
封止と呼ばれている)することが多い。
【0006】有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
が形成されたガラス基板と、ガラスもしくは金属から形
成された封止蓋との接合部位から侵入する水分の量を少
なくするためには、両者を溶接により非透湿的に接合す
ることが理想的である。ところが、ガラス基板に、金属
もしくはガラスなどからなる封止蓋を溶接する場合に
は、接合部位をガラスの軟化点(ガラスの種類にもよる
が、700℃程度)以上の温度に加熱する必要がある。
そして、この加熱により有機エレクトロルミネッセンス
発光積層体に含まれる有機物が酸化や分解をして、発光
輝度が小さくなったり、非発光部が形成されたりするな
どの別の問題を生ずる。
【0007】一般に、有機エレクトロルミネッセンス発
光積層体が、封止の際に加熱されないように、ガラス基
板と、金属もしくはガラスからなる封止蓋とは、接着剤
により接合される。接着剤としては、硬化に必要な温度
が低いこと、硬化後の樹脂の透湿性が低いことなどか
ら、アクリル系、エポキシ系の樹脂を用いた、常温硬化
型もしくは紫外線硬化型の接着剤が用いられている。
【0008】図12は、従来の有機エレクトロルミネッ
センス発光装置の構成の一例を説明する一部欠截斜視図
であり、図13は、図12の有機エレクトロルミネッセ
ンス発光装置において、切断線A−A’に沿って切断し
た断面図である。図13において、図12と同一の要素
には同一の符号を付して説明する。この従来の有機エレ
クトロルミネッセンス発光装置は、ガラス基板121、
該ガラス基板121の一方の側の表面に形成された有機
エレクトロルミネッセンス発光積層体123、そして封
止用のガラス板や金属板などの保護板である封止蓋12
4などから構成されている。そして有機エレクトロルミ
ネッセンス発光積層体123は、ガラス基板121の周
縁の近傍に、封止用のガラス板124を紫外線硬化型接
着剤122を用いて接合することにより封止されてい
る。そして、従来の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置においては、ガラス基板121と封止用ガラス板1
24との接合部位から侵入する水分の量を少なくするた
めに、硬化後の樹脂の透湿性が低い接着剤についての検
討がなされている。
【0009】また、この有機エレクトロルミネッセンス
発光装置においては、有機エレクトロルミネッセンス発
光積層体に供給される電力は、ガラス基板121と、封
止蓋124との接着界面から外部に導出されている導電
成膜からなる電極層の電気的接続端子125aおよび1
27aを介して供給されるようになっている。ところ
で、このように有機エレクトロルミネッセンス発光積層
体の封止部から端子部を取り出した場合、基板と導電性
膜である導電層との接合が十分ではなく、この界面から
の水分侵入を充分阻止できず、基板121と電気的接続
端子125aおよび127aとの界面から水分が内部に
侵入し、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体から
なる発光素子を劣化させる原因ともなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
有機エレクトロルミネッセンス発光装置においては、有
機エレクトロルミネッセンス発光積層体が形成された基
板と、ガラス製もしくは金属製の保護板である封止蓋と
は、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体に外部か
ら電力を供給する導電性膜を跨いで紫外線硬化型接着剤
などにより接合されているが、このような構造において
は、基板と導電性膜との界面における水分の侵入を効果
的に阻止することが困難で、有機エレクトロルミネッセ
ンス発光装置の発光特性の経時変化を抑えることが難し
い。
【0011】本発明の目的は、発光特性に経時変化を生
じ難い有機エレクトロルミネッセンス発光装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、基板と、この基板上に順次第一の
電極層、有機エレクトロルミネッセンス発光層、第二の
電極層が積層構造で形成された発光部と、この発光部の
各電極を跨ぐことなく上記発光部を覆う空間を形成して
前記基板上に設けた非透湿性の封止壁と、この封止壁お
よび/または前記基板を介して前記発光部の各電極層に
電力を供給する電気的接続端子を具備してなる有機エレ
クトロルミネッセンス発光装置である。
【0013】さらに本発明は、透光性窓を有する非透湿
性筐体の内壁に、この筐体壁を基板として有機エレクト
ロルミネッセンス発光素子を形成した発光装置におい
て、上記非透湿性筐体は、非透湿性透明基板の周縁に接
着剤の接合領域を形成した封止構造を有する封止用蓋部
材で非透湿性封止空間を形成するものであることを特徴
とする有機エレクトロルミネッセンス発光装置である。
【0014】上記本発明の有機エレクトロルミネッセン
ス発光装置においては、非透湿性絶縁性透明板がガラス
板であることが好ましい。
【0015】なお、本明細書において、「透明」とは、
可視光透過率が70%以上であることを意味する。ま
た、「金属」には、合金組成物が含まれる。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の発明の実施の形態]本発
明の有機エレクトロルミネッセンス発光装置とその製造
方法を、添付の図面を用いて説明する。図1は、本発明
に従って製造された有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の一例の構成を示す一部切り欠き斜視図である。図
2は、図1に記入した切断線A−A’線に沿って切断し
た、有機エレクトロルミネッセンス発光装置の断面図で
ある。
【0017】図1と図2に示す有機エレクトロルミネッ
センス発光装置は、非透湿性絶縁性透明板11、および
この透明板11に、この透明板を貫通するように備えら
れた二つの電気的接続端子23からなる基板、基板の非
透湿性絶縁性透明板11の一方の側の表面に形成され、
有機エレクトロルミネッセンス発光材料層16と2つの
電極層15及び17とを有する有機エレクトロルミネッ
センス発光積層体13、そして基板の有機エレクトロル
ミネッセンス発光積層体13が存在する側の表面に、有
機エレクトロルミネッセンス発光積層体13と接触しな
いようにして、封止蓋14が接着剤12を用いて非透湿
的に接合されている。
【0018】有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
13の有機エレクトロルミネッセンス発光材料層16か
ら生ずる発光を、発光装置の外部に取り出すために、電
極層15は透明電極層とする。そして、有機エレクトロ
ルミネッセンス発光積層体13の電極層15及び17の
それぞれは、各々の電気的接続端子23に接触するよう
に形成されることにより、各々の電気的接続端子に電気
的に接続されている。
【0019】図3は、図1の有機エレクトロルミネッセ
ンス発光装置の製造方法を説明する図である。先ず、図
3(a)に示す非透湿性絶縁性透明板11を用意する。
図1の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の場合、
非透湿性絶縁性透明板11としては、ガラス板を用い
た。次に、図3(b)に示すように、非透湿性絶縁性透
明板11に、電気的接続端子を付設するための孔21を
設ける。そして図3(c)に示す様に、非透湿性絶縁性
透明板11に設けられた孔21に、金属などの導電性材
料からなる電気的接続端子23を接着剤22を用いて固
着する。この様にして、非透湿性絶縁性透明板11、お
よび電気的接続端子23から構成される発光素子基板3
1を用意する。
【0020】非透湿性絶縁性透明板11と電気的接続端
子23とは、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
を形成する前であるので、高温で非透湿的に接合するこ
とができる。図1の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の場合、非透湿性絶縁性透明板11と電気的接続端
子23とは、フリットガラスのような無機接着剤や熱硬
化型接着剤など比較的高温で硬化する接着剤22により
非透湿的に接合されている。
【0021】次に、図3(d)に示す様に、発光素子基
板31の非透湿性絶縁性透明板11の一方の側の表面
に、透明電極層15、有機エレクトロルミネッセンス発
光材料層16、そして電極層17をこの順に積層するこ
とにより、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体1
3を形成する。透明電極層15と電極層17のそれぞれ
を、各電気的接続端子23に接触するようにして形成す
ることにより、各々の電極層を、各々の電気的接続端子
に電気的に接続する。
【0022】そして、図3(e)に示すように、発光素
子基板31の有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
13が存在する側の表面に、金属製などの封止蓋14
を、封止蓋14に有機エレクトロルミネッセンス発光積
層体13が接触しないように配置する。そしてこの封止
蓋14の周縁とガラス基板11とを、非透湿的に接合す
ることにより、図1に示す有機エレクトロルミネッセン
ス発光装置を製造することができる。図1の発光装置に
おいては、封止蓋14とガラス基板11とは、低温で硬
化するエポキシ樹脂やシアノアクリレート系の接着剤1
2によって、低温、そして短時間で接合される。
【0023】以上のように、有機エレクトロルミネッセ
ンス発光積層体から取り出される電気的接続端子を、非
透湿性絶縁性透明板および/または封止蓋に形成するこ
と、および、ガラスのような非透湿性絶縁性透明板と封
止蓋の接合を、低温、そして短時間で接着剤を用いて封
止することには、下記の利点がある。 (1)基板と封止蓋との接合部位から侵入する水分や酸
素の量を、少なくすることができる。従って、本発明に
従って製造された有機エレクトロルミネッセンス発光装
置は、発光特性に経時変化を生じ難く、発光装置の寿命
が長い。 (2)基板と保護板との接合の際に、有機エレクトロル
ミネッセンス発光積層体に大きな熱ストレスを与えな
い。従って、本発明に従って製造された有機エレクトロ
ルミネッセンス発光装置は、初期の発光特性も良好であ
る。
【0024】また、前記図2の有機エレクトロルミネッ
センス発光装置においては、非透湿性絶縁性透明板11
と電気的接続端子23との固着を接着剤22を用いて行
っているが、この接着剤22を省略することもできる。
すなわち、図4に示すように、非透湿性絶縁性透明板1
1と電気的接続端子23とを直接接合している。このよ
うな構造物を製造するには、非透湿性絶縁性透明板11
としてガラスを用いて形成する際に、ガラスが溶融して
いる間に、電気的接続端子23を所要の位置に配置し、
ガラスを固化させて透明板11とすることによって、接
着剤を使用することなく透明板11と電気的接続端子2
3の固着を行うことができる。この場合、透明板11と
なるガラスと電気的接続端子23の熱膨張率が可能な限
り等しいものを選択することが望ましい。
【0025】さらに、封止蓋と非透湿性絶縁性透明板と
を接合する場合、接合面の一方の面を凸面とし、他方の
面を前記凸面に対応する凹面とすることにより、接合面
積を広くすることもできる。
【0026】また、非透湿性絶縁性透明板、および封止
蓋から形成される空間を、真空空間もしくは不活性気体
を充填した空間とすることも好ましい。このためには、
封止蓋と非透湿性絶縁性透明板との接合を、真空中もし
くは不活性気体中で行えばよい。また、封止蓋などに予
め排気管を設け、封止蓋と非透湿性絶縁性透明板とを接
合した後に、前記空間の内部にある、水分を含む空気を
排気した後に排気管を溶封するか、あるいは同様に空気
を排気し、次いでアルゴンや窒素などの不活性ガスを充
填した後に排気管を溶封してもよい。
【0027】以上のように、有機エレクトロルミネッセ
ンス発光積層体を形成後に、封止蓋と非透湿性絶縁性透
明板を、低温、そして短時間で接合することにより、発
光特性に経時変化を生じ難い有機エレクトロルミネッセ
ンス発光装置を製造することができる。
【0028】他方、非透湿性絶縁性透明板と電気的接続
端子とは、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体を
形成する前に接合するので、公知の方法により非透湿的
に接合することができる。非透湿性絶縁性透明板として
ガラス板を用いた場合には、非透湿性絶縁性透明板と電
気的接続端子とは、無機接着剤により接合することがで
きる。非透湿製透明板と電気的接続端子との接合には、
熱硬化型の有機接着剤も用いることができる。非透湿性
絶縁性透明板としては、ガラス板に限定されず、金属な
どからなる非透湿性の膜がコーティングされた樹脂板な
ども用いることができる。
【0029】本発明において、有機エレクトロルミネッ
センス発光積層体は、公知の文献の記載内容に従って形
成することができる。有機エレクトロルミネッセンス発
光積層体を形成する材料や、有機エレクトロルミネッセ
ンス発光積層体を形成する材料などについては、「有機
LED素子の残された研究課題と実用化戦略」(ぶんし
ん出版、1999年)、及び「光・電子機能有機材料ハ
ンドブック」(朝倉書店、1997年)などに詳しく記
載されている。有機エレクトロルミネッセンス発光積層
体の形成方法については、その代表的な例を説明する。
【0030】本発明において、有機エレクトロルミネッ
センス発光積層体は、非透湿性絶縁性透明板の側から、
透明陽電極層、有機エレクトロルミネッセンス発光材料
層、そして陰電極層が順に積層された構成を有すること
が好ましい。
【0031】透明陽電極層は、仕事関数の大きい(4e
V以上)金属、導電性化合物、又はこれらの混合物など
から形成することが好ましい。透明陽電極層を形成する
材料の代表例としては、ITO(錫ドープ酸化インジウ
ム)及びIZO(インジウム亜鉛酸化物)が挙げられ
る。
【0032】透明陽電極層を形成する方法の例として
は、真空蒸着法、直流(DC)スパッタ法、高周波(R
F)スパッタ法、スピンコート法、キャスト法、および
LB法などが挙げられる。
【0033】透明電極層の可視光透過率は、70%以上
であることが好ましく、80%以上であることがより好
ましく、90%以上であることがさらに好ましい。可視
光透過率は、電極層を形成する材料の選定や、電極層の
厚みを増減することにより調節できる。透明陽電極層の
厚みは、1μm以下であることが一般的であり、200
nm以下であることがより好ましい。透明陽電極層の抵
抗は、数百Ω/sq.以下であることが好ましい。
【0034】有機エレクトロルミネッセンス発光材料層
は、有機発光材料から形成するか、キャリア輸送性(正
孔輸送性、電子輸送性、または両性輸送性)を示す有機
材料(以下、ホスト材料と記載する)に少量の有機発光
材料を添加した材料から形成される。有機エレクトロル
ミネッセンス発光材料層に用いる有機発光材料の選択に
より、有機エレクトロルミネッセンス発光装置の発光色
を容易に設定することができる。
【0035】有機エレクトロルミネッセンス発光材料層
を有機発光材料から形成する場合、有機発光材料として
は、成膜性に優れ、膜の安定性に優れた材料が選定され
る。このような有機発光材料としては、Alq3(トリ
ス(8−ヒドロキシキノリナト)アルミニウム)に代表
される金属錯体、ポリフェニレンビニレン(PPV)誘
導体、ポリフルオレン誘導体などが用いられる。ホスト
材料と共に用いる有機発光材料としては、添加量が少な
いために、前記の有機発光材料の他に、単独では安定な
薄膜を形成し難い蛍光色素なども用いることができる。
蛍光色素の例としては、クマリン、DCM誘導体、キナ
クリドン、ペリレン、およびルブレンなどが挙げられ
る。ホスト材料の例としては、前記のAlq3 、TP
D(トリフェニルジアミン)、電子輸送性のオキサジア
ゾール誘導体(PBD)、ポリカーボネート系共重合
体、およびポリビニルカルバゾールなどが挙げられる。
また、上記のように、有機エレクトロルミネッセンス発
光材料層を有機発光材料から形成する場合にも、発光色
を調節するために、蛍光色素などの有機発光材料を少量
添加することもできる。
【0036】有機エレクトロルミネッセンス発光材料層
を形成する方法の例としては、真空蒸着法、スピンコー
ト法、キャスト法、およびLB法などが挙げられる。実
用的な発光効率の値を得るために、有機エレクトロルミ
ネッセンス発光材料層の厚みは、200nm以下である
ことが好ましい。
【0037】陰電極層は、仕事関数の小さい(4eV以
下)金属、合金組成物、導電性化合物、又はこれらの混
合物などから形成することが好ましい。陰電極層を形成
する材料の代表例としては、Al、Ti、In、Na、
K、Mg、Li、希土類金属などの金属、Na・K合
金、Mg・Ag合金、Mg・Cu合金、Al・Li合金
などの合金組成物が挙げられる。
【0038】陰電極層の厚みは、1μm以下であること
が一般的であり、200nm以下であることがより好ま
しい。陰電極層の抵抗は、数百Ω/sq.以下であるこ
とが好ましい。陰電極層を形成する場合に、陰電極層を
形成する材料の分子が有機エレクトロルミネッセンス発
光材料層に衝突して、発光層にダメージを与える場合が
ある。このようなダメージから有機エレクトロルミネッ
センス発光材料層を保護するために、電極層の有機エレ
クトロルミネッセンス発光材料層側の面に、バッファ層
を設けることもできる。バッファ層を形成する材料の例
としては、アセチルアセトナト錯体もしくはその誘導体
が挙げられる。アセチルアセトナト錯体の中心金属は、
アルカリ金属、アルカリ土類金属、または遷移金属であ
ることが好ましい。バッファ層を形成する材料として
は、特にビスアセチルアセトナトニッケルを用いること
が好ましい。バッファ層については、特開2001−1
76670号公報などに記載がある。
【0039】また、有機エレクトロルミネッセンス発光
積層体の発光効率を高くし、発光層へのキャリア(正
孔、電子)の注入効率を向上させるために、有機エレク
トロルミネッセンス発光材料層と陽電極層の間に正孔輸
送層を、有機エレクトロルミネッセンス発光材料層と陰
電極層との間に電子輸送層を付設することができる。
【0040】正孔輸送層を形成する材料の代表例として
は、テトラアリールベンジシン化合物、芳香族アミン
類、ピラゾリン誘導体、およびトリフェニレン誘導体な
どの正孔輸送性材料が挙げられる。正孔輸送性材料の好
ましい例としては、テトラフェニルジアミン(TPD)
が挙げられる。正孔輸送層の厚みは、2乃至200nm
の範囲にあることが好ましい。正孔輸送層は、有機エレ
クトロルミネッセンス発光材料層と同様の方法により形
成することができる。
【0041】正孔輸送性材料には、正孔移動度などの正
孔輸送性を改善するために、電子受容性アクセプタを添
加することが好ましい。電子受容性アクセプタの例とし
ては、ハロゲン化金属、ルイス酸、および有機酸などが
挙げられる。電子受容性アクセプタが添加された正孔輸
送層については、特開平11−283750号公報に記
載がある。正孔輸送層を、電子受容性アクセプタが添加
された正孔輸送性材料から形成する場合、正孔輸送層の
厚みは、2乃至5000nmの範囲にあることが好まし
い。
【0042】電子輸送層を形成する材料の代表例として
は、ニトロ置換フルオレン誘導体、ジフェニルキノン誘
導体、チオピランジオキシド誘導体、ナフタレンピリレ
ンなどの複素環テロラカルボン酸無水物、カルボジイミ
ド、フレオレニリデンメタン誘導体、アントラキノジメ
タン及びアントロン誘導体、オキサジアゾール誘導体、
キノリン誘導体、キノキサリン誘導体、ペリレン誘導
体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、およびスチル
ベン誘導体などの電子輸送性材料が挙げられる。また、
トリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム(Al
q)などのアルミキノリノール錯体を用いることもでき
る。電子輸送層の厚みは、5乃至300nmの範囲にあ
ることが好ましい。電子輸送層は、有機エレクトロルミ
ネッセンス発光材料層と同様の方法により形成すること
ができる。
【0043】有機エレクトロルミネッセンス発光装置に
は、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体の各電極
層に電気的エネルギーを供給するための電気的接続端子
が備えられている。電気的接続端子は、公知のEL発光
装置と同様に、あるいは電球のフィラメントに電気的エ
ネルギーを供給する電気的接続端子と同様にして付設す
ることができる。電気的接続端子は、金属製枠体と透明
板の接合部位もしくは金属製枠体内に絶縁性材料を介し
て、あるいは該透明板に、前記の接合部位、金属製枠体
あるいは透明板を貫通するようにして付設される。
【0044】[第2の発明の実施の形態]次に、本発明
の第2の実施形態について、図5、図6、図7、および
図8を用いて説明する。前述の実施の形態においては、
外部端子の取り出しを、非透湿性絶縁性透明板に形成し
た孔に金属端子を取り付け、この金属端子によって行っ
ていたが、この実施の形態においては、非透湿性絶縁性
透明板に隣接して配設した、金属板によって行うもので
ある。すなわち、図5に見られるように、非透湿性絶縁
性透明板11に接して、金属基板51が接合された基板
を形成する。そして、この基板の非透湿性絶縁性透明板
11表面に透明電極15、有機エレクトロルミネッセン
ス発光材料層16、電極層17を形成して有機エレクト
ロルミネッセンス発光積層体を形成するが、この際に、
正負の電極膜15,17は、それぞれ電気的接続端子と
なる金属基板部51に接して形成される。そして、前記
電極膜と接触しないように封止蓋14を配置し、接着剤
12等により発光素子基板と封止蓋14を接合固定し
て、有機エレクトロルミネッセンス発光素子を形成す
る。
【0045】電気的接続端子51を構成する材料として
は、非透湿性絶縁性透明板11と熱膨張係数が近い値を
示し、そして非透湿性絶縁性透明板11と濡れ性のよい
金属から形成することが好ましい。非透湿性絶縁性透明
板としてガラス板を用いる場合、非透湿性絶縁性透明板
と電気的接続端子51である金属板とは、溶接により接
合することが好ましい。電気的接続端子51である金属
板を形成する材料の例としては、Fe、Fe・Ni合
金、Fe・Ni・Cr合金、Fe・Ni・Co合金など
が挙げらる。これらの材料から形成した金属板の表面に
は、銅の被膜を形成することも好ましい。また、ガラス
と金属などを、粉末ガラス(フリットガラスと呼ばれて
いる)を用いて溶接することもできる。ガラスと金属な
どを接合する方法については、「ガラス光学ハンドブッ
ク」(株式会社朝倉書店、1999)などに詳しく記載
されている。
【0046】前記電気的接続端子51の形状としては、
図7に見られるように、非透湿性絶縁性透明板11の端
部の一部に金属板51を形成してもよいし、図8に見ら
れるように、非透湿性絶縁性透明板11の端部に金属板
51を接合しても良い。
【0047】また、前記図5においては、有機エレクト
ロルミネッセンス発光積層体からの電極取り出しを電気
的接続端子51と、導電性薄膜である電極層15,17
との接合によって行っていたが、これをワイヤボンディ
ングなどの手法により行うこともできる。すなわち、図
9に見るように、有機エレクトロルミネッセンス発光積
層体の導電性薄膜電極15,17と、発光素子基板の電
気的接続端子51とを、ワイヤボンディング81により
接続して、電極とする。この方法によっても、封止のた
めの接着剤が、非透湿性絶縁性透明板と導電性薄膜であ
る電極層との接合部を跨ぐことなく形成できるため、透
湿性を改善することができ、素子の経時劣化を防止する
ことができる。
【0048】[第3の発明の実施の形態]次に、有機エ
レクトロルミネッセンス発光装置の筐体を構成する材料
の一部に導電性材料を本発明の他の実施の形態につい
て、図9、図10、および図11を用いて説明する。
【0049】前記第1および第2の発明の実施の形態に
おいては、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体
は、非透湿性絶縁性透明板上に形成していたが、この実
施の形態は、導電性基板上に有機エレクトロルミネッセ
ンス発光積層体層を形成するものである。すなわち、図
9に見られるように、金属板などで形成されている一端
部が開放されている筐体のような導電性基板91の内部
表面に、電極層17、有機エレクトロルミネッセンス発
光材料層16および透明電極層15からなる有機エレク
トロルミネッセンス発光積層体を形成し、封止蓋である
非透湿性絶縁性透明板11を用いて、接着剤12を用い
て発光積層体を封止する。その際、発光積層体と導電性
基板91との間に、絶縁層92を配置することによっ
て、正負極の短絡を防止する。この絶縁層92として
は、導電性基板91の表面に塗布された樹脂層でも良い
し、プラスチックフィルムでも良い。また、導電性基板
91と電気的接続端子93との固着は、絶縁性接着剤を
用いて行う必要がある。
【0050】また、この変形例を図10で説明する。上
記図9の構造の発光装置においては、導電性基板91と
電極層15,17との絶縁を、絶縁層92を用いること
によって行っていたが、この変形例では、導電性基板9
1と透明電極層15とが接触することのないよう、透明
電極層15が接触する部分に、導電性基板91と電気的
接続端子93とを固着する絶縁性の接着剤を配置するこ
とによって前述の図9における絶縁層を省略している。
【0051】さらに、有機エレクトロルミネッセンス発
光積層体を形成する基板として、導電性基板を用いた場
合には、この導電性基板自体を電極層として兼用するこ
ともできる。すなわち、図11に見られるように、導電
性基板91上に、電極層を形成することなく直接有機エ
レクトロルミネッセンス発光材料層16を形成し、その
上に透明電極層15を形成する。これによって、少ない
膜構成で、有機エレクトロルミネッセンス発光装置を形
成することができる。
【0052】[変形例]上記各発明の実施の形態におい
ては、有機エレクトロルミネッセンス発光積層体とし
て、電極層、有機エレクトロルミネッセンス発光材料
層、および透明電極層の3層構造として説明してきた
が、前述の如く、電極層、および透明電極層と、有機エ
レクトロルミネッセンス発光材料層との間に、正孔輸送
層や、電子輸送層を形成しても差し支えないことはもち
ろんである。また、有機エレクトロルミネッセンス発光
積層体を囲繞する筐体として非透湿性絶縁性透明板と、
他の金属などの材料を用いた構造について説明したが、
全体を非透湿性絶縁性透明板で形成しても差し支えな
い。この場合、2層の電極層はいずれも透明電極層とす
る。また、光導出窓となる非透湿性絶縁性透明板は、こ
の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の一表面全体
を構成しても良いし、不透明板の一部に透明板を埋め込
んだ構造としても良い。以上説明したように、本発明
は、筐体内部に配置する有機エレクトロルミネッセンス
発光積層体からの電極の取り出し部を、接着剤による筐
体の接合部によって跨ぐことがない構造とすることによ
って前述の耐湿性を損なうことのない発光装置を実現す
ることができるものであり、この趣旨を損なうことのな
い限り種々の変形は可能である。
【0053】
【発明の効果】上記した如く、有機エレクトロルミネッ
センス発光積層体を囲繞する筐体と基板との接合部にお
いて、この発光積層体から導出される電気的接続端子で
ある薄膜電極層を跨いで形成することのない構造とする
ことによって、装置の耐湿性を改善し、発光特性に経時
変化を生じ難い有機エレクトロルミネッセンス発光装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の一例の構成を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】 図1に記入した切断線A−A’線に沿って切
断した有機エレクトロルミネッセンス発光装置の断面図
である
【図3】 図1の有機エレクトロルミネッセンス発光装
置の製造方法を説明する図である。
【図4】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の他の一例の構成を示す断面図である。
【図5】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の他の一例の構成を示す断面図である。
【図6】 図5の有機エレクトロルミネッセンス発光装
置の電極取り出し部を説明するための上面図である。
【図7】 図5の有機エレクトロルミネッセンス発光装
置の電極取り出し部を説明するための他の上面図であ
る。
【図8】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の他の一例の構成を示す断面図である。
【図9】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の他の一例の構成を示す断面図である。
【図10】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発
光装置の他の一例の構成を示す断面図である。
【図11】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス発
光装置の他の一例の構成を示す断面図である。
【図12】 従来の有機エレクトロルミネッセンス発光
装置の一例の構成を示す一部切り欠き斜視図である。
【図13】 図12の従来の有機エレクトロルミネッセ
ンス発光装置の一例の構成を示す一部切り欠き斜視図に
記入した切断線A−A’線に沿って切断した有機エレク
トロルミネッセンス発光装置の断面図である
【符号の説明】
11…非透湿性絶縁性透明板 12…接着剤 13,123…有機エレクトロルミネッセンス発光積層
体 14…封止蓋 15,125…透明電極層 16…有機エレクトロルミネッセンス発光材料層 17…電極層 23,61,93,125a,127a…電気的接続端
子 31…発光素子基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上に順次第一の電極
    層、有機エレクトロルミネッセンス発光層、第二の電極
    層が積層構造で形成された発光部と、この発光部の各電
    極を跨ぐことなく上記発光部を覆う空間を形成して前記
    基板上に設けた非透湿性の封止壁と、この封止壁および
    /または前記基板を介して前記発光部の各電極層に電力
    を供給する電気的接続端子を具備してなる有機エレクト
    ロルミネッセンス発光装置。
  2. 【請求項2】 透光性窓を有する非透湿性筐体の内壁
    に、この筐体壁を基板として有機エレクトロルミネッセ
    ンス発光素子を形成した発光装置において、上記非透湿
    性筐体は、非透湿性透明基板の周縁に接着剤の接合領域
    を形成した封止構造を有する封止用蓋部材で非透湿性封
    止空間を形成するものであることを特徴とする請求項1
    記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置。
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