JP2003317887A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JP2003317887A
JP2003317887A JP2002126273A JP2002126273A JP2003317887A JP 2003317887 A JP2003317887 A JP 2003317887A JP 2002126273 A JP2002126273 A JP 2002126273A JP 2002126273 A JP2002126273 A JP 2002126273A JP 2003317887 A JP2003317887 A JP 2003317887A
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socket
positioning
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JP2002126273A
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Masami Fukunaga
正美 福永
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Enplas Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない位置決め突起により電気部品を安定し
て正確に位置決めすることが可能で、しかも、製造が容
易な電気部品用ソケットを提供する。 【解決手段】 複数の球状端子3が所定ピッチで形成さ
れた電気部品2を収容する収容面部8を備え、収容面部
8に複数の球状端子3に対応した複数の貫通孔9がマト
リックス状に形成され、貫通孔9を介して球状端子3の
下部に下方から接触可能な複数のコンタクトピン7が配
置された電気部品用ソケット1であって、収容面部8に
は、互いに隣接する4つの貫通孔9に囲まれる範囲の略
中央部分に、複数の球状端子3間に挿入可能で球状端子
3を位置決めする位置決め突起15が複数設けられてい
るので、電気部品2を収容面部8に収容する際、電気部
品2の4つの球状端子3間に位置決め突起15を挿入し
て、正確に位置決めを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置(以
下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在
に保持するための電気部品用ソケット、特に、その電気
部品の位置決め構造を改良した電気部品用ソケットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の「電気部品用ソケッ
ト」としては、「電気部品」であるICパッケージを着
脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】そのICパッケージとしては、BGA(Ba
ll Grid Array)タイプと称されるものがあり、これ
は、例えば方形状のパッケージ本体の下面に多数の略球
形状の半田ボール(球状端子)が突出してマトリックス
状に配列されている。
【0004】一方、ICソケットには、ICパッケージ
を所定位置に収容する収容面部が設けられ、この収容面
部にICパッケージの半田ボールと外部とを電気的に接
続するコンタクトピンが配設されている。
【0005】このコンタクトピンには、ICパッケージ
の各半田ボールを両側面側から挟持できる一対の弾性挟
持片が収容面部から突出するように設けられていて、各
弾性挟持片がICパッケージの各半田ボールに対応して
マトリックス状に配列されている。
【0006】ところで、このようなICソケットでは、
全ての半田ボールとコンタクトピンとを確実に接続する
ために、ICパッケージの位置決め手段が設けられてい
る。
【0007】この位置決め手段としては、ICパッケー
ジの外周縁を所定位置まで案内する枠状のガイド部材な
どが知られている。
【0008】さらに、本出願人は、図9に示すように、
収容面部21の周縁の各隅角部に半田ボール22の間に
挿入可能な突起状の位置決め部材25を配設し、より正
確にICパッケージを位置決めすることができるように
した電気部品用ソケットを既に提案した(特開平200
0−19563号)。
【0009】この電気部品用ソケットによれば、ICパ
ッケージの各隅角部分の各1つの半田ボール22をそれ
ぞれ2つの位置決め部材25間に配置させるようにして
いて、各半田ボール22を一対のコンタクトピンの弾性
挟持片24と一対の位置決め部材25とにより囲んで、
正確に位置決めをしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電気部品用ソケットでは、コンタクトピンの弾性挟
持片24がICパッケージの半田ボール22の両側に突
出しているため、一対の位置決め部材25により1方向
の位置ずれを規制するだけで正確に位置決めすることが
できたが、この位置決め構造を、半田ボール22の下方
からコンタクトピンを接触させるものに適用すると、コ
ンタクトピンが位置決め機能を果たさないため、正確な
位置決めを行うことができなかった。また、半田ボール
22を位置決め部材25により囲んで正確な位置決めを
行うようにすると、位置決め部材25の形状を半田ボー
ル22を囲むような複雑にしたり、一個の半田ボール2
2当たりの位置決め部材25の数を多くしなければなら
なかった。しかも、ICパッケージを位置決めするに
は、最低2個の半田ボール22の位置ずれを規制しなけ
ればならず、その場合、さらに多くの位置決め部材が必
要となるのである。従って、コンタクトピンを半田ボー
ル22の下方から接触させる電気部品用ソケットにおい
ては、従来のような位置決め部材25により位置決め精
度を向上すると、位置決め部材の形状が複雑になった
り、数が多くなるなど、収容面部の形状が複雑になり、
製造にも手間がかかるという問題点があった。
【0011】そこで、この発明では、少ない数の位置決
め突起により電気部品を安定して正確な位置決めを行う
ことが可能で、しかも、製造も容易な電気部品用ソケッ
トを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数の球状端子が所定
ピッチで形成された電気部品を収容する収容面部を備
え、該収容面部に前記複数の球状端子に対応した複数の
貫通孔がマトリックス状に形成され、該貫通孔を介して
球状端子の下部に下方から接触可能な複数のコンタクト
ピンが配置された電気部品用ソケットであって、前記収
容面部には、互いに隣接する4つの前記貫通孔に囲まれ
る範囲の略中央部分に、前記複数の球状端子間に挿入可
能で該球状端子を位置決めする位置決め突起が複数設け
られたことを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の構成に加え、前記収容面部が、ソケット本体に
上下動自在に設けられたフローティングプレートに形成
されていることを特徴とする。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の構成に加え、前記複数の位置決め突
起は、前記収容面部の略中心部から放射状に延長された
線上に並べられて配置されていることを特徴とする。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の構成に加え、前記複数の位置決め突起は、前記
収容面部の対角線上に配置されていることを特徴とす
る。
【0016】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至4の何れかに記載の構成に加え、前記複数の位置
決め突起が、柱状体であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態をに
ついて説明する。
【0018】図1乃至8は、この発明の実施の形態を示
す。
【0019】まず、構成を説明すると、図中符号1は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット1は、「電気部品」であるICパッケージ
2の性能試験を行うために、このICパッケージ2の
「球状端子」としての半田ボール3と、測定機(テスタ
ー)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図
るものである。
【0020】このICパッケージ2は、図7に示すよう
に、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと称さ
れるもので、例えば方形状のパッケージ本体2aの下面
に略球形状の下側2/3程度の半田ボール3が複数、所
定ピッチで下方に突出してマトリックス状に配列されて
いる。
【0021】一方、ICソケット1は、図1及び2に示
すように、大略すると、プリント配線板上に装着される
ソケット本体5と、このソケット本体5の上部に装着さ
れた開閉可能なカバー6を備えている。
【0022】ソケット本体5には、複数のコンタクトピ
ンが設けられると共に、上側には「収容面部」としての
フローティングプレート8が設けられている。
【0023】フローティングプレート8には、図3に示
すように、複数の係止ガイド8aが下方に延長されて形
成され、これら係止ガイド8aによりソケット本体5に
対して上下動自在に案内されると共に、係止ガイド8a
の爪がソケット本体5に係止されることにより、上方へ
の移動が規制されるようになっている。また、このフロ
ーティングプレート8はソケット本体5内に配置された
スプリング4により上向きに付勢されている。
【0024】このフローティングプレート8には、図3
乃至図7に示すように、ICパッケージ2の半田ボール
3の配置に対応して貫通孔9がマトリックス状に設けら
れていて、コンタクトピン7の上端部7aがこの貫通孔
9内に挿通されている。この貫通孔9では、フローティ
ングプレート8が付勢力に抗して下降するとコンタクト
ピン7が相対的に上昇するようになっている。
【0025】そして、このフローティングプレート8の
周縁には、図4に示すように、ICパッケージ2の周縁
を案内するガイド部12が設けられていて、さらに、マ
トリックス状に配設された複数の貫通孔9の間には、I
Cパッケージ2の複数の半田ボール3間に挿入可能な位
置決め突起15が形成されている。
【0026】この位置決め突起15は、図4及び図5に
示すように、フローティングプレート8の互いに隣接す
る4つの貫通孔9に囲まれる範囲の略中央部分に配設さ
れている。ここでは、フローティングプレート8の略中
心部から放射状に延長された線上に並んで、フローティ
ングプレート8の対角線上に配置されている。
【0027】また、この位置決め突起15は、図6及び
図7に示すように、ICパッケージ2の互いに隣接する
4つの半田ボール3間に挿入可能な円柱形状となってい
る。ここでは対角線方向に配置された2つの半田ボール
3間の間隙より小さい直径を有し、また、上端面が円形
の平面形状に形成されている。
【0028】一方、カバー6は、図1に示すように、ソ
ケット本体5にヒンジ6aにより開閉自在に装着され、
フック6bにより閉じた状態を維持できるように構成さ
れている。さらに、カバー6の内側には、フローティン
グプレート8を押圧するための押圧部材6cが設けられ
ている。
【0029】以上のような構成を有するICソケット1
を使用するには、まずカバー6を開いてフローティング
プレート8の上側を露出させる。このときフローティン
グプレート8はスプリング4により付勢されて上方に配
置されているため、コンタクトピン7の上端部7aはフ
ローティングプレート8に対して相対的に下方側に配置
されている。
【0030】この状態で、フローティングプレート8に
ICパッケージ2を収容する際には、まず、ICパッケ
ージ2がガイド部12により案内されて、各貫通孔9に
対してICパッケージの各半田ボール3が所定の位置付
近まで導かれる。
【0031】そして、そのままICパッケージ2を下降
させると、フローティングプレート8に複数設けられた
位置決め突起15が、それぞれICパッケージ2の互い
に隣接する4つの半田ボール3の間に挿入される。これ
により、ICパッケージ2のマトリックス状に配設され
た複数の半田ボール3は、フローティングプレート8に
マトリックス状に設けられた複数の貫通孔9に対して正
確に位置決めされる。
【0032】次に、その状態でカバー3を閉じると、押
圧部材6cによりICパッケージ2が押圧されてフロー
ティングプレート8が押し下げられ、相対的にコンタク
トピン7の上端部7aが上昇し、ICパッケージ2の各
半田ボール3の下部に各コンタクトピン7の上端部7a
が下方から当接される。このとき、コンタクトピン7に
設けられた撓み部7bが撓むことにより、コンタクトピ
ン7の上端部7aが上方に付勢されて、ICパッケージ
2の半田ボール3に圧接される。これにより、ICパッ
ケージ2がICソケット1を介してプリント配線板と接
続されることにより使用される。
【0033】以上のようなICソケット1によれば、フ
ローティングプレート8の互いに隣接する4つの貫通孔
9に囲まれる範囲の略中央部分に、複数の半田ボール3
間に挿入可能で半田ボール3を位置決めする位置決め突
起15が複数設けられているので、ICパッケージ2を
フローティングプレート8に収容する際、ICパッケー
ジ2の4つの半田ボール3毎に位置決め突起15を挿入
することができ、このとき、1つの位置決め突起15が
周囲の4つの半田ボール3の一部或いは全部と当接する
ことにより、正確に位置決めを行うことが可能である。
そのため、少ない数の位置決め突起15によりICパッ
ケージ2を安定して正確に位置決めすることが可能であ
る。
【0034】すなわち、ICパッケージ2の位置決めを
行うためには、少なくとも2箇所に位置決め突起15を
設けることにより、各方向に対して位置決めを行うこと
ができる。従来のように1つの半田ボール3を2つの位
置決め部材25で位置決めするICソケットでは、2箇
所の半田ボール3に4個の位置決め部材25が必要であ
る。これに対し、この実施の形態のICソケット1で
は、1箇所の半田ボール3の位置決めを行うのに1つの
位置決め突起15を設ければよいため、2箇所の半田ボ
ール3の位置決めを行うには少なくとも2つの位置決め
突起15があればよく、位置決め突起15の数を少なく
できる。
【0035】また、フローティングプレート8が、ソケ
ット本体5に上下動自在に設けられているので、フロー
ティングプレート8の上昇位置でICパッケージ2をフ
ローティングプレート8に収容すれば、コンタクトピン
7に接触させることなく正確にICパッケージ2を位置
決めすることができる。
【0036】さらに、複数の位置決め突起15が、フロ
ーティングプレート8の略中心部から放射状に延長され
た線上に並べられて配置されているので、大きさが異な
るICパッケージ2や、図8に示すような、外周端部に
半田ボール3が存在しないICパッケージ2であって
も、並べて配置された位置決め部材15の一部を複数の
半田ボール3間に挿入させることが可能であり、同一の
ICソケット1に異なる種類のICパッケージ2を装着
することが可能である。
【0037】また、複数の位置決め突起15が柱状体形
状であるので、上端部が丸みを帯びた曲面形状の突起に
比べて形状が単純であり、半田ボール3に接触し易くて
精度よく位置決めできる位置決め部材15を簡単な構成
にすることができる。
【0038】なお、この発明は、上記の実施の形態に何
ら限定されるものではなく、例えば上記では「電気部品
用ソケット」としてICソケット2にこの発明を適用し
たが、他の装置にも適用できることは勿論である。
【0039】また、上記の実施の形態では、位置決め突
起15として円柱形状の例を説明したが、例えば四角柱
等の角柱等であってもよく、ICパッケージの球状端子
と接触可能であれば、適宜変更可能である。
【0040】さらに、上記の実施の形態では、上下動自
在のフローティングプレート8を用いたICソケット1
の例について説明したが、ICパッケージ2の収容面部
が移動不能にソケット本体5に固定されたものであって
もこの発明を適用することが可能である。
【0041】また、上記の実施の形態では、円柱形状の
位置決め突起15を用いたが、ICパッケージ2の互い
に隣接する4つの半田ボール3間に挿入可能な形状であ
れば特に限定されるものではない。またその大きさも、
適宜調整することができる。
【0042】また、上記の実施の形態では、フローティ
ングプレート8の周囲にガイド部材12を設けてICパ
ッケージ2を所定位置付近まで案内して、位置決め部材
15で精度よく位置決めを行ったが、搬送装置等の他の
手段を用いてICパッケージ2を精度よく所定位置付近
に配置できれば、ガイド部材12を設けなくてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、電気部品を収容する収容面部に複数
の貫通孔がマトリックス状に形成され、該貫通孔を介し
て電気部品の球状端子の下部に下方から接触可能な複数
のコンタクトピンが配置されていて、収容面部には、互
いに隣接する4つの貫通孔に囲まれる範囲の略中央部分
に、複数の球状端子間に挿入可能で該球状端子を位置決
めする位置決め突起が複数設けられているので、電気部
品を収容面部に収容する際、電気部品の4つの球状端子
毎に位置決め突起を挿入することができ、1つの位置決
め突起が周囲の4つの球状端子と当接することにより正
確に位置決めを行うことが可能である。そのため、少な
い数の 位置決め突起により電気部品を安定して正確に
位置決めを行うことが可能であり、収容面部の形状が複
雑にならず、製造も容易である。
【0044】また、請求項2に記載の発明では、上記効
果に加え、収容面部が、ソケット本体に上下動自在に設
けられたフローティングプレートに形成されているの
で、フローティングプレートの上昇位置でコンタクトピ
ンに接触させることなく正確に電気部品を位置決めする
ことができる。
【0045】さらに、請求項3または4に記載の発明で
は、上記効果に加え、複数の位置決め突起が、収容面部
の略中心部から放射状に延長された線上に、さらには対
角線上に並べられて配置されているので、大きさが異な
る電気部品や、隅角部等の一部に球状端子が存在しない
電気部品であっても、収容面部の一部の位置では必ず複
数の球状端子間に位置決め突起を挿入させることが可能
であり、同一の電気部品ソケットに異なる種類の電気部
品を装着することが可能である。
【0046】また、請求項5に記載の発明では、上記効
果に加え、複数の位置決め突起が、柱状体であるので、
上端部に丸みを帯びた突起に比べて、形状が単純であ
り、球状端子に接触し易くて精度よく位置決めできる位
置決め部材を簡単な構成で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態のICソケットの断面
図である。
【図2】 同実施の形態の図1と直交する方向の断面図
である。
【図3】 同実施の形態のICソケットのフローティン
グプレートの断面図である。
【図4】 同実施の形態のICソケットのフローティン
グプレートの平面図である。
【図5】 同実施の形態のフローティングプレートの一
部を示す拡大平面図である。
【図6】 同実施の形態のフローティングプレートにI
Cパッケージの球状端子を配置した状態の一部を示す拡
大平面図である。
【図7】 同実施の形態のフローティングプレートにI
Cパッケージを収容した状態の一部を示す拡大断面図で
ある。
【図8】 同実施の形態のフローティングプレートに他
のICパッケージを収容した状態の一部を示す拡大平面
図である。
【図9】 従来の電気部品用ソケットの収容面部の一部
を示す部分平面図である。
【符号の説明】
1 ICソケット(電気部品用ソケット) 2 ICパッケージ(電気部品) 3 半田ボール(球状端子) 5 ソケット本体 7 コンタクトピン 8 フローティングプレート 9 貫通孔 15 位置決め突起
【手続補正書】
【提出日】平成15年1月17日(2003.1.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、本体の一面に複数の端
が所定ピッチで形成された電気部品を収容する収容面
部を備え、該収容面部に前記複数の端子に対応した複数
の貫通孔が形成され、該貫通孔を介して端子に下方から
接触可能な複数のコンタクトピンが配置された電気部品
用ソケットであって、前記収容面部には、互いに隣接す
る4つの前記貫通孔に囲まれる範囲の略中央部分に、前
記複数の端子間に挿入可能で前記端子を位置決めする位
置決め突起が複数設けられたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】まず、構成を説明すると、図中符号1は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット1は、「電気部品」であるICパッケージ
2の性能試験を行うために、このICパッケージ2の
端子」としての半田ボール3と、測定機(テスター)
のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図るも
のである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、電気部品を収容する収容面部に複数
の貫通孔がマトリックス状に形成され、該貫通孔を介し
て電気部品の端子の下部に下方から接触可能な複数のコ
ンタクトピンが配置されていて、収容面部には、互いに
隣接する4つの貫通孔に囲まれる範囲の略中央部分に、
複数の端子間に挿入可能で該端子を位置決めする位置決
め突起が複数設けられているので、電気部品を収容面部
に収容する際、電気部品の4つの端子毎に位置決め突起
を挿入することができ、1つの位置決め突起が周囲の4
つの端子と当接することにより正確に位置決めを行うこ
とが可能である。そのため、少ない数の位置決め突起に
より電気部品を安定して正確に位置決めを行うことが可
能であり、収容面部の形状が複雑にならず、製造も容易
である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】さらに、請求項3または4に記載の発明で
は、上記効果に加え、複数の位置決め突起が、収容面部
の略中心部から放射状に延長された線上に、さらには対
角線上に並べられて配置されているので、大きさが異な
る電気部品や、隅角部等の一部に端子が存在しない電気
部品であっても、収容面部の一部の位置では必ず複数の
端子間に位置決め突起を挿入させることが可能であり、
同一の電気部品ソケットに異なる種類の電気部品を装着
することが可能である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】また、請求項5に記載の発明では、上記効
果に加え、複数の位置決め突起が、柱状体であるので、
上端部に丸みを帯びた突起に比べて、形状が単純であ
り、端子に接触し易くて精度よく位置決めできる位置決
め部材を簡単な構成で形成することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 ICソケット(電気部品用ソケット) 2 ICパッケージ(電気部品) 3 半田ボール(端子) 5 ソケット本体 7 コンタクトピン 8 フローティングプレート 9 貫通孔 15 位置決め突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の球状端子が所定ピッチで形成され
    た電気部品を収容する収容面部を備え、該収容面部に前
    記複数の球状端子に対応した複数の貫通孔がマトリック
    ス状に形成され、該貫通孔を介して球状端子の下部に下
    方から接触可能な複数のコンタクトピンが配置された電
    気部品用ソケットであって、 前記収容面部には、互いに隣接する4つの前記貫通孔に
    囲まれる範囲の略中央部分に、前記複数の球状端子間に
    挿入可能で該球状端子を位置決めする位置決め突起が複
    数設けられたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記収容面部が、ソケット本体に上下動
    自在に設けられたフローティングプレートに形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記複数の位置決め突起は、前記収容面
    部の略中心部から放射状に延長された線上に並べられて
    配置されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の電気部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記複数の位置決め突起は、前記収容面
    部の対角線上に配置されていることを特徴とする請求項
    3に記載の電気部品用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記複数の位置決め突起が、柱状体であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載
    の電気部品用ソケット。
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