JP2003317709A - 電極切断装置及びシート状電池の製造方法 - Google Patents

電極切断装置及びシート状電池の製造方法

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JP2003317709A
JP2003317709A JP2002125345A JP2002125345A JP2003317709A JP 2003317709 A JP2003317709 A JP 2003317709A JP 2002125345 A JP2002125345 A JP 2002125345A JP 2002125345 A JP2002125345 A JP 2002125345A JP 2003317709 A JP2003317709 A JP 2003317709A
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positive electrode
plate
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Shogo Tanno
昌吾 丹野
Mitsuhiro Marumoto
光弘 丸本
Shunichiro Ose
俊一郎 大瀬
Itaru Gosho
至 御書
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリや活物質の脱落が生じないようにかつコ
ンタミナントが混入しないように正負両極シートを切り
抜く安価な切断装置及びシート状電池の製造方法を提供
する。 【解決手段】 支持台14上に置かれた負極原板1の上
方に切断装置10が配置されている。駆動装置9により
切断装置10は下降していき、まず押さえ板13の押さ
え面17が負極原板1に接触して押さえつけ、さらに下
降するとバネ7が縮んで押さえ板13が負極原板1を押
さえつけたまま、押さえ面17の外周に設けられたトム
ソン刃12の刃先16が突出して負極原板1を切断して
負極シートとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極切断装置及び
シート状電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やノート型コンピュータ
等のような携帯型電子機器の小型化、高機能化が進み、
これらを長時間使用したいという要望も大きくなってい
る。そのため、こういった電子機器に用いられる電源に
も小型、軽量、薄型、大容量、高電圧といった特性が求
められている。このような特性を有する電池としては、
シート状リチウム電池を挙げることができる。
【0003】シート状リチウム電池は、基本的には、正
極シート及び負極シートの間にセパレータと電解質を介
在させた状態で適当な外装シートにて封止した構造を有
している。セパレータと電解質には、両者の機能を一つ
に兼ね備えている固体あるいはゲル状電解質と、セパレ
ータに液体電解質を含浸させたものとがある。シート状
リチウム電池はこのような構造をしているので、薄くで
きる、積み重ねられる、缶が不要なので軽い、形状を自
由にできる、といった特長を有している。
【0004】このようにシート状リチウム電池は優れた
特性を有しているが、特開平10−172565号公報
に示されているような正負両極シートをそれぞれ1枚ず
つ積層した電池では、容量を大きくするためには正負両
極シートの面積を大きくする必要があり、製品電池自体
も面積が大きくなってしまう。製品電池自体は小さな面
積のままで大容量とするためには正負両極シートを複数
枚積層すれば良く、このようなやり方としては、1)小
片に打ち抜いた正負両極シートを複数枚交互に積層する
方法、2)一方のシートを長尺とし、他方のシートを小
片に打ち抜いて長尺シートの上に並べて折り畳んで重ね
る方法とが知られている。
【0005】上記のいずれの方法においても、正又は負
極シートを小片に打ち抜く必要がある。この打ち抜き
に、通常のトムソン刃を用いると、刃が正又は負極シー
トに接触してさらに食い込んでいくときに、正又は負極
シートの切断部の近辺に切断による応力のため変形が生
じるので、バリが生じたり、活物質層にクラックが入り
活物質の脱落が生じることがあった。バリや活物質の脱
落は、セパレータを突き破って製品である電池に内部シ
ョートを発生させるという問題があるので、トムソン刃
での正極及び負極シート打ち抜きは行われていなかっ
た。そのため従来は、図5に示すような雄型21及び雌
型22一対の金型30を用いて打ち抜きを行っていた。
ここで、正極及び負極シートは、金属箔からなる集電体
の表面に活物質を塗布した構造であるが、活物質が未塗
工である非常に薄い集電体だけの部分を打ち抜くために
は、雄型21と雌型22とのクリアランスを小さくする
必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、雄型2
1と雌型22とのクリアランスを小さくすると、すぐに
金型30が摩耗してしまい、メンテナスや新しい型への
交換を頻繁に行う必要があり、コスト増となっていた。
特に、正極の活物質は研磨材として働くため、金型30
の摩耗を促進していた。さらに、電池の電極形状が変更
されると、高価な金型一式を新しいものに替える必要が
あり、生産コストが上がってしまっていた。また、電極
を構成する金属が型にこびりついて焼き付き現象が起こ
るため、潤滑剤を型に塗布しているが、この潤滑剤は電
池にとっては電池特性を劣化させる好ましくないコンタ
ミナントとなっていた。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、バリや活物質の
脱落が生じないようにかつコンタミナントが混入しない
ように正負両極シートを切り抜く安価な切断装置及びシ
ート状電池の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、押さえ板が電極原板を押さえつけて固定し、それ
からトムソン刃によって電極原板を切断するようにし
た。
【0009】具体的には、請求項1の発明は、支持台上
に置かれた、シート状の負極集電体に負極活物質を塗布
してなる負極原板又はシート状の正極集電体に正極活物
質を塗布してなる正極原板を、所定形状の負極シート又
は正極シートに切断する電極切断装置を対象とする。
【0010】そして、上記支持台上の負極原板又は正極
原板に対向して配置され、該負極原板又は正極原板に接
近及び離隔するように設けられたベース部材と、上記負
極原板又は正極原板を上記支持台に対して押さえつける
押さえ面を有し、該押さえ面の垂直方向に可動に上記ベ
ース部材に取り付けられている押さえ板と、上記ベース
部材に固定され、上記押さえ面の外周の少なくとも一部
に該押さえ面に対して垂直に且つ刃先を負極原板又は正
極原板の方向に向けて設けられた帯状のトムソン刃と、
上記押さえ板とベース部材との間に設けられた弾性部材
と、を備え、上記トムソン刃は、上記押さえ面が負極原
板又は正極原板から離れているときは該刃先が押さえ面
よりも後方に位置し、上記ベース部材が負極原板又は正
極原板の方に接近していき押さえ面が負極原板又は正極
原板に押しつけられたときに上記弾性部材が変形するこ
とにより該刃先が押さえ面より突出して負極原板又は正
極原板を切断するように構成されているものとする。
【0011】請求項1の発明の構成であれば、プレス装
置等に取り付けられた電極切断装置が支持台上に置かれ
た負極原板又は正極原板に接近していくと、負極原板又
は正極原板はまず押さえ板によって押さえつけられて支
持台上に固定され、さらに接近していくと押さえ板は弾
性部材が変形して押さえている位置そのままにとどまる
が、ベース部材は負極原板又は正極原板の方に近づいて
いきトムソン刃が押さえ面から突出して原板に押しつけ
られて原板を所定形状の負極シート又は正極シートに切
断する。ここで押さえ板の押さえ面の外周からトムソン
刃の刃先が突出して原板を切断するため、原板の切断部
分の際の部分まで押さえ板により押さえられていて、ト
ムソン刃の切断の力が原板にかかっても切断時にバリや
活物質層のクラックが生じる虞は非常に少ない。そし
て、トムソン刃は非常にシャープな切れ味を有している
ということも切断時のバリや活物質層のクラックの発生
を抑制する。従って、電池としたときに内部ショートが
生じる虞が非常に少なくなる。また、トムソン刃に潤滑
剤を塗布する必要がないので、負極又は正極シートへの
コンタミナントの混入が生じず、コンタミナントによる
電池特性の劣化は生じない。また、本発明の電極切断装
置は金型に比べて安価に作製でき、負極シート又は正極
シートの形状が変更になっても、容易に作製し直すこと
ができる。
【0012】ここで弾性部材とは、バネ、ゴム及びスポ
ンジ等の弾性体を挙げることができる。弾性部材は、押
さえ板とベース部材との間の一部に設けられることもあ
るし、押さえ板とベース部材との間の全面に設けられる
こともある。
【0013】また、トムソン刃は押さえ面の外周の少な
くとも一部に設けられているものであるが、例えば外周
全てに設けられているときには、一回の切断動作で負極
シート又は正極シートを切り出すことができる。このと
きには押さえ面は負極シート又は正極シートと同形状と
なっている。また、外周の一部に設けられているとき
は、例えば、矩形の負極シート又は正極シートの二辺を
第一の切断装置で切断して、残りの二辺を第二の切断装
置で切断するようにしたり、予め原板を幅が負極シート
又は正極シートの幅である長尺の帯状に切断しておい
て、それを平行2枚刃又は一枚刃のトムソン刃を設けた
切断装置により切断するようにする。
【0014】次に、請求項2の発明は、シート状の負極
集電体に負極活物質を塗工して負極原板を作製する負極
原板作製工程と、シート状の正極集電体に正極活物質を
塗工して正極原板を作製する正極原板作製工程と、上記
負極原板及び正極原板を切断して所定形状の負極シート
及び正極シートをそれぞれ作製する切断工程と、上記負
極シートと正極シートとを該両極シートの間にセパレー
タを挟んで積層する積層工程とを包含するシート状電池
の製造方法を対象とする。
【0015】そして、上記切断工程では、支持台上に上
記負極原板又は正極原板を置き、上記負極原板又は正極
原板に面した押さえ面及びその反対面側に弾性部材を有
する押さえ板と、該押さえ面の外周に該押さえ面に対し
て垂直に且つ刃先を該押さえ面の後方に位置させ負極原
板又は正極原板の方向に向けて設けられた帯状のトムソ
ン刃と、を取り付けたベース部材を該支持台に対向させ
て配置し、上記ベース部材を上記負極原板又は正極原板
に接近させて上記押さえ板を該負極原板又は正極原板に
押しつけ、さらに該ベース部材を該負極原板又は正極原
板に接近させて上記弾性部材を変形させることにより上
記トムソン刃の刃先を上記押さえ面より突出させて該負
極原板又は正極原板の切断を行うものとする。
【0016】請求項2の製造方法であれば、切断工程に
おいてバリや活物質のクラックのない又コンタミナント
のない負極シート及び正極シートを得ることができて、
電池内部でのショートやコンタミナントによる特性低下
のないシート状電池を製造することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】(第一の実施形態)図1は負極原板の断面
模式図であり、図2は正極原板の断面模式図である。負
極原板1は、負極原板作製工程にてシート状の負極集電
体4の両面に負極活物質3を塗工して作製される。同様
に、正極原板2は、正極原板作製工程にてシート状の正
極集電体6の両面に正極活物質5を塗工して作製され
る。
【0019】負極集電体4としては、銅、ニッケル、
銀、SUSなどの導電性金属の、厚さ5〜100μm、
特に8〜50μmの箔や穴あき箔、厚さ20〜300μ
m、特に25〜100μmのエキスパンドメタルやメッ
シュメタルなどが好ましい。負極活物質3は、炭素質材
料であって、各種の天然黒鉛や人造黒鉛、例えば、繊維
状黒鉛、鱗状黒鉛、球状黒鉛などの黒鉛類を好ましく挙
げることができる。このような黒鉛類にポリテトラフル
オロエチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリエチ
レン、エチレン−プロピレン−ジエン系ポリマーなどの
結着剤を混合して負極集電体4の両面に塗工する。負極
活物質3の層厚みは、20〜500μmが好ましく、5
0〜200μmがさらに好ましい。また、製品電池とな
ったときの負極活物質3層の密度は、1.3〜3.3g
/cm2であると、高密度のため電池特性が優れるので
好ましい。
【0020】次に上記正極集電体6を構成する材質とし
ては、アルミニウム、アルミニウム合金、チタンなどの
導電性金属の、厚さ10〜100μm、特に15〜50
μmの箔や穴あき箔、厚さ25〜300μm、特に30
〜150μmのエキスパンドメタルやメッシュメタルな
どを好ましいものとして挙げることができる。
【0021】上記正極活物質5としては、負極との電位
差が少なくとも1Vであるもの、例えば、V25、Mn
2、LiMn24、LiCoO2、LiNi0.5Co0.5
2、LiNiO2、Li−Co−P系複合酸化物(Li
Co0.50.52、LiCo 0.40.62、LiCo0.6
0.42、LiCo0.3Ni0.30.42、LiCo0. 2
Ni0.20.62など)、TiS2、MoS2、MoO3
どが挙げられる。これらのうちでも電池の起電力や充放
電電圧を特に高くすることができるLi−Co系複合酸
化物が特に好ましい。正極活物質5は、粒子径が1〜5
0μmであると、切断工程での正極活物質5層のクラッ
クに対しては不利であるものの電池特性が向上するので
好ましい。このような正極活物質5にポリテトラフルオ
ロエチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリエチレ
ン、エチレン−プロピレン−ジエン系ポリマーなどの結
着剤を混合して塗工する。正極活物質5の層厚みは、2
0〜500μmが好ましく、50〜250μmがさらに
好ましい。また、製品電池となったときの正極活物質5
層の密度は、2.5〜3.3g/cm2であると、高密
度のため電池特性が優れるので好ましい。
【0022】負極活物質3及び正極活物質5の塗工方法
は、特に限定されないが、ロールコーティング法やダイ
コーティング法などを挙げることができる。
【0023】次に、切断工程について説明する。
【0024】図3は、切断工程に用いられる切断装置を
側面より見た図である。切断装置の部分のみを断面図と
している。負極原板1又は正極原板2は、保護シート1
5の敷かれた支持台14の上に置かれている。以下、負
極原板1の切断について説明するが、正極原板2の切断
についても全く同じである。負極原板1の上方には、切
断装置10が配置されている。切断装置10はプレス装
置である駆動装置9により、負極原板1に押し付けられ
て、負極原板1を切断して所定形状の負極シートにす
る。負極シートの形状は通常は電池の上面と同じ形状で
ある。
【0025】切断装置10は、第一及び第二ベース部材
11a,11b(これら二つでベース部材をなしてい
る)とトムソン刃12と押さえ板13とバネ7(弾性部
材)とを備えている。
【0026】第一及び第二ベース部材11a,11bは
それぞれ板状の部材であって、ボルト31により互いに
固定されている。そして、第二ベース部材11b側を負
極原板1に対向させて配置されていて、駆動装置9によ
って上下に駆動されて負極原板1に接近及び離隔する。
【0027】トムソン刃12は帯状で、長い両側辺の一
方が刃先16であり、これが負極原板1側を向いてい
る。第二ベース部材11bには、負極シートの輪郭形状
に狭幅の溝が形成されていて、その溝にトムソン刃12
の刃先16とは相対向する側辺側が帯状の幅の約半分嵌
め込まれて固定されている。トムソン刃12の残りの部
分は、第二ベース部材11bの負極原板1に対向してい
る面から垂直に突き出していて、その先端が刃先16で
ある。
【0028】さらに、第二ベース部材11bのトムソン
刃12が突き出している下面から負極原板1の厚みプラ
ス数百μmの距離だけ離れて、押さえ板13が取り付け
られている。また、二つのバネ7,7が第二ベース部材
11bに設けられた孔の中に設置され、上端は第一ベー
ス部材11aに、下端は押さえ板13に当接している。
そして、押さえ板13はこれらのバネ7,7により下方
に力をかけられていると共にボルト8により上記負極原
板1の厚みプラス数百μmの距離以上第二ベース部材1
1bから離れないように第一ベース部材11aに取り付
けられているが、バネ7,7が縮んでボルトの頭が上方
に移動することで押さえ板13は押さえ面17に垂直な
方向に移動できる。また、押さえ板13の下面は、負極
原板1を押さえつける押さえ面17である。この押さえ
面17は切断される負極シートと同形状に作成されてい
る。トムソン刃12は押さえ面17の外周に設けられて
いて、押さえ板13の側面を全て取り囲んでいる。この
トムソン刃12の刃先16は、押さえ面17の後方に位
置していて、押さえ板13に隠れている状態である。
【0029】次に上記押さえ板13の働きについて説明
する。図3に示す状態から、駆動装置9により切断装置
10が下降していき、まず押さえ板13の押さえ面17
が負極原板1に接触し、負極原板1及び保護シート15
を支持台14に押さえつけて固定する。
【0030】さらに切断装置10が下降していくと、押
さえ板13はバネ7,7を押し縮め、第二ベース部材1
1bとの間の距離を縮めていく。それに従って、バネ
7,7が押さえ板13を負極シートの方へ押しつける力
が大きくなっていく。そして、トムソン刃12の刃先1
6が押さえ面17から突出し始めて、負極原板1に当た
って切断し始める。即ち、バネ7,7が変形することに
より、押さえ板13の位置は変わらず、刃先16が押さ
え面17から突出する。
【0031】押さえ板13の上面が第二ベース部材11
bに当接したら、切断は終了するので駆動装置9により
切断装置10を上昇させる。ここでは、刃先16は負極
原板1の厚みに数百μmを加えた量だけ押さえ面17か
ら突出しているが、これは負極原板1を確実に切断する
ためであり、保護シート15は、負極原板1の下に出て
しまったトムソン刃12が支持台14に当たって損傷す
ることを防止するためのものである。従って、トムソン
刃12を損傷せず且つ負極原板1の表面に影響を与えな
い紙やプラスチックシート等を保護シート15として用
いる。
【0032】押さえ板13が負極原板1から離れてさら
に上昇したら、切り抜かれた負極シートを取り出す。
【0033】上記切断工程の後は、積層工程においてこ
のようにして切り抜いた負極シートと正極シートとを、
間にセパレータを挟んで交互に積層し、その外側をアル
ミラミネートフィルム等で密封して製品となる。ここ
で、セパレータは、正極と負極の短絡を防いで、イオン
電導性を有しているものであればどのようなものでも構
わないが、取り扱い易さ、電気特性や電解液に対する安
定性の観点などからポーラスなポリマフィルムであるこ
とが好ましい。セパレータとして用いられるポリマフィ
ルムを構成するポリマとしては、例えば、ポリスチレ
ン、ポリブタジエンおよびそれらの共重合体、ポリエチ
レンオキサイド誘導体、ポリプロピレンオキサイド誘導
体、前記誘導体を含むポリマ、ポリアクリロニトリル、
ポリビニルピロリドン、ポリビニリデンカーボネート、
ポリビニリデンフルオライド、ビニリデンフルオライド
とヘキサフルオロプロピレンとの共重合体などを挙げる
ことができる。このようなポリマを適当な溶剤に溶解さ
せて、成膜、乾燥させてフィルムとする。なお、フィル
ム成膜用の溶液に可塑剤等の添加剤を加えても良い。こ
のようにしてポーラスなセパレータを作製する。セパレ
ータの厚みは5〜100μmが好ましく、20〜60μ
mであると電池特性が良好となり、さらに好ましい。
【0034】なお、電池として完成したときには、セパ
レータには非水系の電解液が含浸されている。このよう
な電解液には、塩類を有機溶媒に溶解させた電解液を使
用することできる。このような塩類としては、LiCl
4、LiBF4、LiPF6、LiAsF6、LiAlC
4、Li(CF3SO22Nなどが例示され、これらの
一種あるいは二種以上の混合物が使われる。有機溶媒と
しては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト、ジメチルカーボネート、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、γ−ブチロラクトン、1,2−ジメトキシメ
タン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフ
ラン、1,3−ジオキソラン、2−メチルテトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテルなどが例示され、これらの一
種あるいは二種以上の混合物を使用することができる。
【0035】また、セパレータとして、正極シートと負
極シートとを実質的に隔離している公知の固体電解質層
を用いてもよい。
【0036】本実施の形態は、上述のように押さえ板1
3を取り付けた切断装置を用いて負極シートを切り抜い
ているので、正極活物質5の径を大きくしたり、負極活
物質3や正極活物質5の密度を高くしても、負極シート
又は正極シートを切り抜くときに、バリや活物質3,5
層のクラックが生じるおそれがほとんどない。また、ト
ムソン刃12に潤滑剤を塗布する必要がないので、コン
タミナントが負極シート又は正極シートに付着する虞が
ない。さらに、トムソン刃12の切れ味が悪くなった時
には、トムソン刃12のみを取り替えれば良く、また、
仕様変更による負極シート及び正極シートの大きさや形
状が変わっても、新しい切断装置10は容易に且つ安価
に作製できるので、全体として製造コストを下げること
ができる。
【0037】(第二の実施形態)第二の実施形態は図4
(B)に示すように、片刃のトムソン刃19を用いてい
る点が第一の実施形態と異なる点で、その他は全て第一
の実施形態と同じである。
【0038】図4(A)が第一の実施形態に係る両刃の
トムソン刃12であり、図4(B)が本実施形態に係る
片刃トムソン刃19であり、それぞれ二枚示している。
負極シートは、これら二枚の間に切り抜かれる。両刃ト
ムソン刃12を用いて負極シートを切り抜くと、負極シ
ートに接触する刃20により、両刃トムソン刃19下降
時には負極シートの切断端部が斜め下に押し付けられ、
上昇時には切断端部が斜め上に持ち上げられる。一方、
本実施形態の片刃のトムソン刃19であれば、負極シー
トに接触する面18が平坦であるため、負極シートの切
断端部に斜め方向の負荷をかけることがない。従って、
バリや活物質層のクラックが生じにくい。その他の作用
効果については第一の実施形態と同じである。
【0039】(その他の実施の形態)上記実施の形態は
例であって、本発明はこれらの例に限定されない。すな
わち、負極あるいは正極の活物質3,5は、集電体4,
6の片面にのみに塗工されていても良いし、負極あるい
は正極のいずれか一方を長尺のシートとし他方を小片に
切り抜いて、これら両者をセパレータを介在させてジグ
ザグに折り畳んで製品電池としても良い。また、切断装
置10を大型にして一度に複数の負極シート又は正極シ
ートを切り抜いても良い。押さえ板13は、トムソン刃
12の近傍にのみ存していてもよいし、トムソン刃12
の両側に押さえ板13を配してもよい。その時には押さ
え板13は、トムソン刃12が出没する狭幅の溝を有す
る形状となる。また、切断装置10が固定されていて支
持台14が昇降しても良いし、これら双方が昇降しても
構わない。
【0040】弾性部材はバネ7以外にゴムやスポンジ等
でもよい。上記実施形態では第二ベース部材11bに穴
を設けてそこにバネ7を入れているが、穴を設けなくて
もよいし、押さえ板13と第二ベース部材11bとの間
にゴムやスポンジ等の弾性部材を挟み込んでもよいし、
弾性部材と押さえ板13とを一体化させても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に述べる効果を奏する。
【0042】負極原板又は正極原板を押さえ板で押さえ
てから押さえ面の外周に設けられたトムソン刃が突出し
て切断を行うので、バリや活物質層のクラックが生じる
おそれがなくコンタミナントが混入する虞もない。ま
た、切断装置が安価に作製できるので製造コストを下げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】負極原板の断面模式図である。
【図2】正極原板の断面模式図である。
【図3】第一の実施形態に係る切断装置の側面図であ
る。
【図4】(A)は両刃のトムソン刃を示す図、(B)は
片刃のトムソン刃を示す図である。
【図5】従来の金型による負極原板又は正極原板の打ち
抜きを示した断面図である。
【符号の説明】
1 負極原板 2 正極原板 3 負極活物質 4 負極集電体 5 正極活物質 6 正極集電体 7 バネ(弾性部材) 10 切断装置(電極切断装置) 11a 第一ベース部材 11b 第二ベース部材 12,19 トムソン刃 13 押さえ板 14 支持台 15 保護シート 16 刃先 17 押さえ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大瀬 俊一郎 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 御書 至 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 3C060 AA11 BA03 BD01 BE07 BG01 5H029 AJ14 AK02 AK03 AK05 AL07 AM03 AM04 AM05 AM07 CJ04 CJ30 HJ12 5H050 AA19 BA17 CA02 CA07 CA08 CB08 GA04 GA29 HA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台上に置かれた、シート状の負極集
    電体に負極活物質を塗布してなる負極原板又はシート状
    の正極集電体に正極活物質を塗布してなる正極原板を、
    所定形状の負極シート又は正極シートに切断する電極切
    断装置であって、 上記支持台上の負極原板又は正極原板に対向して配置さ
    れ、該負極原板又は正極原板に接近及び離隔するように
    設けられたベース部材と、 上記負極原板又は正極原板を上記支持台に対して押さえ
    つける押さえ面を有し、該押さえ面の垂直方向に可動に
    上記ベース部材に取り付けられている押さえ板と、 上記ベース部材に固定され、上記押さえ面の外周の少な
    くとも一部に該押さえ面に対して垂直に且つ刃先を負極
    原板又は正極原板の方向に向けて設けられた帯状のトム
    ソン刃と、 上記押さえ板とベース部材との間に設けられた弾性部材
    と、を備え、 上記トムソン刃は、上記押さえ面が負極原板又は正極原
    板から離れているときは該刃先が押さえ面よりも後方に
    位置し、上記ベース部材が負極原板又は正極原板の方に
    接近していき押さえ面が負極原板又は正極原板に押しつ
    けられたときに上記弾性部材が変形することにより該刃
    先が押さえ面より突出して負極原板又は正極原板を切断
    するように構成されていることを特徴とする電極切断装
    置。
  2. 【請求項2】 シート状の負極集電体に負極活物質を塗
    工して負極原板を作製する負極原板作製工程と、 シート状の正極集電体に正極活物質を塗工して正極原板
    を作製する正極原板作製工程と、 上記負極原板及び正極原板を切断して所定形状の負極シ
    ート及び正極シートをそれぞれ作製する切断工程と、 上記負極シートと正極シートとを該両極シートの間にセ
    パレータを挟んで積層する積層工程とを包含するシート
    状電池の製造方法であって、 上記切断工程では、 支持台上に上記負極原板又は正極原板を置き、 上記負極原板又は正極原板に面した押さえ面及びその反
    対面側に弾性部材を有する押さえ板と、該押さえ面の外
    周に該押さえ面に対して垂直に且つ刃先を該押さえ面の
    後方に位置させ負極原板又は正極原板の方向に向けて設
    けられた帯状のトムソン刃と、を取り付けたベース部材
    を該支持台に対向させて配置し、 上記ベース部材を上記負極原板又は正極原板に接近させ
    て上記押さえ板を該負極原板又は正極原板に押しつけ、
    さらに該ベース部材を該負極原板又は正極原板に接近さ
    せて上記弾性部材を変形させることにより上記トムソン
    刃の刃先を上記押さえ面より突出させて該負極原板又は
    正極原板の切断を行うことを特徴とするシート状電池の
    製造方法。
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