JP2003317683A - 蓋体を具えた電気機器 - Google Patents

蓋体を具えた電気機器

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JP2003317683A
JP2003317683A JP2002120020A JP2002120020A JP2003317683A JP 2003317683 A JP2003317683 A JP 2003317683A JP 2002120020 A JP2002120020 A JP 2002120020A JP 2002120020 A JP2002120020 A JP 2002120020A JP 2003317683 A JP2003317683 A JP 2003317683A
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JP2002120020A
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Yoshiaki Ishikawa
善昭 石川
Shuhei Ota
修平 大田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】キャビネットに蓋体が余裕を持って嵌まる電気
機器に於いて、簡単な構成で、蓋体がキャビネットから
外れることを防ぐ。 【解決手段】電気機器は、キャビネット1内にバッテリ5
が収納される電池収納部60を形成するとともに、該電池
収納部60に被さる蓋体2を着脱自在に枢支20し、該枢支
部20は蓋体2から突出した枢軸21をキャビネット1に形成
された嵌合凹部25に嵌めて構成される。枢軸21は嵌合凹
部25に余裕を持って嵌まっている。キャビネット1に
は、蓋体2がキャビネット1から外れた状態でアダプタ3
が装着可能であり、キャビネット1内にはアダプタ3に嵌
合してアダプタ3が装着されたことを判別する検出手段
が設けられるとともに、該検出手段を保護するカバー4
が設けられている。該カバー4には、枢軸21に接する抜
止め片40が設けられ、該抜止め片40によって、枢軸21が
嵌合凹部25から外れることを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体を具え、バッ
テリが装着される電気機器、具体的にはデジタルスチル
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a)は、従来のデジタルスチルカメ
ラを正面から見た斜視図、図6(b)は図6(a)を上下逆に
した斜視図である。キャビネット(1)には、周知の如
く、シャッタ釦(11)や対物レンズ(12)が設けられ、キャ
ビネット(1)の一端部は膨らんで電池ケース(10)を構成
している。キャビネット(1)の裏面には、電池ケース(1
0)に被さる蓋体(2)が設けられている(特開2001−
44659号参照)。図7は、蓋体(2)を外したキャビ
ネット(1)の斜視図であり、図8は、図7をB−B線を
含む垂直面にて破断した断面図である。キャビネット
(1)は合成樹脂製であって、キャビネット(1)内には、
凹部(6)が設けられている。該凹部(6)は電池収納部(6
0)と、電池収納部(60)の上面開口よりも拡大した蓋体収
納部(61)を有する。
【0003】蓋体(2)の基端部からは、合成樹脂製の枢
軸(21)(21a)が突出し、蓋体収納部(61)の側壁の一端部
には、該枢軸(21)(21a)が嵌まる嵌合凹部(25)及び嵌め
穴(26)が夫々設けられている。嵌合凹部(25)は、前面が
開口して軸受けとなる。枢軸(21)(21a)を嵌合凹部(25)
及び嵌め穴(26)に嵌めて蓋体(2)の枢支部(20)を構成す
る。蓋体(2)は先ず一方の枢軸(21a)を蓋体収納部(61)
の内側から嵌め穴(26)に挿入し、この後他方の枢軸(21)
を嵌合凹部(25)の前方から嵌合凹部(25)に挿入して、取
り付けられる。電池収納部(60)には、側面に電極(50)を
設けたバッテリ(5)が挿入され、電池収容部(60)の内壁
には該電極(50)が接する接片(65)が設けられている。電
池収納部(60)にバッテリ(5)を収納し、キャビネット
(1)上の係止機構(図示せず)により、蓋体(2)を閉じ姿
勢にてロックすれば、撮影ができる。係止機構の詳細
は、以前出願人が特開2001−44659号で開示し
ており、詳細な記載を省く。図8に示すように、嵌合凹
部(25)の開口は、該嵌合凹部(25)に嵌まる一方の枢軸(2
1)の径よりも上下幅が稍狭く形成されており、枢軸(21)
は嵌合凹部(25)の開口の上下縁部を稍撓み変形させなが
ら挿入される。これにより嵌合凹部(25)から枢軸(21)が
脱落することを防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯種デジタルスチルカ
メラにあっては、図9に示すように、キャビネット(1)
の底面にアダプタ(3)を装着することが提案されている
ものがある。アダプタ(3)は例えば、バッテリ(5)より
も大容量の電源であり、蓋体収納部(61)を通って電池収
納部(60)に嵌まる第1嵌合片(30)と、キャビネット(1)
の底面に接し、キャビネット(1)の長手方向に沿って延
びた第2嵌合片(31)を一体に具えている。このアダプタ
(3)には、アダプタ(3)の装着をキャビネット(1)にて
検出できるように第2嵌合片(31)に端子(32)(32)が設け
られており、キャビネット(1)には該端子(32)(32)が嵌
まるソケット(7)を配備する。第1嵌合片(30)の側面に
は、接片(65)(65)に接する電極(50)(50)を設けている。
また、アダプタ(3)をキャビネット(1)に装着しないと
きには、ソケット(7)が露出するから、該ソケット(7)
を保護すべく、キャビネット(1)に後記のカバー(4)を
設ける必要がある。
【0005】アダプタ(3)をキャビネット(1)に取り付
けるには、蓋体(2)をその都度キャビネット(1)から取
り外さなければならない。しかし、蓋体(2)をキャビネ
ット(1)から外す動作を繰り返すと、蓋体(2)の枢軸(2
1)は合成樹脂製であるから、枢軸(21)が嵌合凹部(25)の
開口の上下縁部と強く擦ることにより、枢軸(21)が削
れ、又は損傷する虞れがある。これでは、蓋体(2)が正
確に回動できない。枢軸(21)を嵌合凹部(25)に余裕を持
って嵌めれば、この虞れを解消できるが、このままでは
枢軸(21)が嵌合凹部(25)から脱落する。この点に鑑み
て、図10に示すものが提案されている(特開平9−2
03931号参照)。これは保持板(9)上に枢軸(21)が
余裕を持って嵌まる嵌合穴(25)を開設し、保持板(9)上
に枢軸(21)を嵌合穴(25)の周縁に押圧する2つの板バネ
(90)(91)を具えた付勢部材(92)を設けている。2つの板
バネ(90)(91)により、枢軸(25)は嵌合穴(25)から脱落す
ることを防止される。しかし、この付勢部材(92)はこの
為だけに設けられる専用部材であり、全体構成が複雑に
なる。出願人はこの問題を解決すべく、種々工夫してい
たところ、ソケット(7)の位置が蓋体(2)の近傍に位置
することに気づき、カバー(4)によって枢軸(21)の嵌合
凹部(25)からの脱落を防ぐことを着想した。本発明の目
的は、キャビネット(1)に蓋体(2)が余裕を持って嵌ま
る電気機器に於いて、簡単な構成で、蓋体(2)がキャビ
ネット(1)から外れることを防ぐことにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】電気機器は、キャビネット
(1)内にバッテリ(5)が収納される電池収納部(60)を形
成するとともに、該電池収納部(60)に被さる蓋体(2)を
着脱自在に枢支(20)している。該枢支部(20)は蓋体(2)
又はキャビネット(1)の何れか一方から突出した枢軸(2
1)を他方に形成された嵌合凹部(25)に嵌めて構成され
る。枢軸(21)は嵌合凹部(25)に余裕を持って嵌まってい
る。キャビネット(1)には、枢軸(21)又は嵌合凹部(25)
が形成された部材に接する抜止め片(40)を具えた脱落防
止部材が着脱可能に設けられている。電池収納部(60)に
は、蓋体(2)がキャビネット(1)から外れた状態でアダ
プタ(3)が装着可能である。キャビネット(1)内にはア
ダプタ(3)に嵌合してアダプタ(3)が装着されたことを
判別する検出手段が設けられる。脱落防止部材は、該検
出手段を保護するカバー(4)である。
【0007】
【作用及び効果】アダプタを装着しない時 アダプタ(3)の検出手段は、カバー(4)により覆われて
いる。カバー(4)の抜止め片(40)は、枢軸(21)又は嵌合
凹部(25)が形成された部材に接しており、該抜止め片(4
0)によって、枢軸(21)が嵌合凹部(25)に嵌まった状態が
保たれる。即ち、枢軸(21)は嵌合凹部(25)から脱落せ
ず、蓋体(2)は回動できる。アダプタ装着時 キャビネット(1)にアダプタ(3)を装着する際には、蓋
体(2)を開き、先ずカバー(4)を取り外す。カバー(4)
の抜止め片(40)は、枢軸(21)又は嵌合凹部(25)が形成さ
れた部材から外れる。枢軸(21)は嵌合凹部(25)に余裕を
持って嵌まっているから、枢軸(21)は嵌合凹部(25)の周
縁部と擦ることなく簡単に外れ、損傷はしない。従っ
て、アダプタ(3)を装着するキャビネット(1)には必須
の構成部品であるカバー(4)を用いて枢軸(21)が嵌合凹
部(25)に嵌まった状態を保つことができる。これによ
り、構成部品を増加させることなく、簡素な構成で、枢
軸(21)と嵌合凹部(25)の外れを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】(全体構成)以下、本発明の一実施
例を図を用いて詳述する。本願にあっては、アダプタ
(3)が嵌まるソケット(7)を保護するカバー(4)が、蓋
体(2)の枢支部(20)に接していることに特徴がある。図
1は、キャビネット(1)を上下逆にした斜視図であり、
蓋体(2)と後記のカバー(4)を外して示す。キャビネッ
ト(1)内には、凹部(6)が設けられ、該凹部(6)はバッ
テリ(5)(図7参照)が嵌まる電池収納部(60)と、電池収
納部(60)の上面開口よりも拡大し、蓋体(2)が嵌まる蓋
体収納部(61)と、該蓋体収納部(61)の側方に位置して蓋
体収納部(61)に繋がるカバー収納部(62)を具える。電池
収納部(60)の側面には、アダプタ(3)の電極(50)が接す
る接片(65)が設けられている。カバー収納部(62)の底面
内には、アダプタ(3)の端子(32)が嵌まるソケット(7)
が設けられている。カバー収納部(62)の底面とソケット
(7)の上面は同一面内に位置し、ソケット(7)の端子嵌
め穴(70)が露出している。カバー収納部(62)には、ソケ
ット(7)に被さるカバー(4)が嵌まる。カバー収納部(6
2)の側壁には、レール溝(64)が設けられ、カバー(4)か
ら外向きに突出したガイド片(41)がレール溝(64)に嵌ま
る。カバー(4)は蓋体収納部(61)から挿入されて、レー
ル溝(64)に沿ってスライドして、カバー収納部(62)に嵌
まる。カバー(4)からは、蓋体(2)の基端部に向けて抜
止め片(40)が突出している。
【0009】蓋体(2)の基端部からは、合成樹脂製で左
右幅の狭い第1脚片(22)、左右幅の広い第2脚片(23)が
夫々下向き突出し、両脚片(22)(23)間にはスリット(24)
が形成されている。第1脚片(22)はスリット(24)の幅分
だけ内側へ撓み変形することが許される。両脚片(22)(2
3)の下端部からは枢軸(21)(21a)が外向きに突出してい
る。蓋体収納部(61)の底面には、蓋体(2)の閉じ状態
で、スリット(24)に嵌まるリブ片(63)が設けられてい
る。蓋体収納部(61)の側壁の一端部には、該枢軸(21)(2
1a)が嵌まる断面円弧形の溝である嵌合凹部(25)(図3参
照)、及び嵌め穴(26)が夫々設けられている。枢軸(21)
(21a)を嵌合凹部(25)及び嵌め穴(26)に嵌めて、蓋体
(2)の枢支部(20)を構成する。枢軸(21)は嵌合凹部(25)
に余裕を持って嵌まっており、前記抜止め片(40)は嵌合
凹部(25)の反対側にて枢軸(21)に接する。
【0010】(枢軸の抜け防止)アダプタ装着時 アダプタ(3)をキャビネット(1)に取り付ける場合に
は、蓋体(2)を開き、先ずカバー(4)を蓋体収納部(61)
に向けてスライドさせ、レール溝(64)から取り外す。カ
バー(4)の抜止め片(40)は、枢軸(21)から外れる。次に
蓋体(2)を外す。枢軸(21)は嵌合凹部(25)に余裕を持っ
て嵌まっているから、一方の枢軸(21)は嵌合凹部(25)の
周縁部と擦ることなく簡単に外れ、枢軸(21)は損傷しな
い。他方の枢軸(21a)を嵌め穴(26)から抜く。蓋体(2)
及びカバー(4)が外れた状態では、ソケット(7)の端子
嵌め穴(70)(70)が露出している。アダプタ(3)を凹部
(6)の上から挿入し、アダプタ(3)の端子(32)(32)を端
子嵌め穴(70)(70)に挿入する。アダプタ(3)の装着が検
出される。アダプタ(3)の電極(50)が接片(65)に接し、
キャビネット(1)内の各電気部品に給電される。アダプタを装着しない時 アダプタ(3)を装着しないときは、蓋体(2)及びカバー
(4)をキャビネット(1)に取り付ける。先ず、蓋体(2)
を取り付ける。一方の枢軸(21a)を蓋体収納部(61)の内
側から嵌め穴(26)に挿入し、この後他方の枢軸(21)を嵌
合凹部(25)の前方から嵌合凹部(25)に挿入する。枢軸(2
1)は嵌合凹部(25)に稍余裕を持って嵌まる。一方の手
で、蓋体(2)を開いた状態を保ちながら、他方の手でカ
バー(4)を蓋体収納部(61)に挿入する。カバー(4)を蓋
体収納部(61)からレール溝(64)に沿ってスライドさせて
カバー収納部(62)に嵌める。ソケット(7)はカバー(4)
に覆われて保護される。
【0011】図2は、蓋体(2)とカバー(4)を取り付け
たキャビネット(1)の斜視図であり、図1と同様に上下
を逆にしている。また、図3は図2をC−C線を含む垂
直面にて破断した断面図である。カバー(4)の抜止め片
(40)は、先端部が一方の枢軸(21)に当接している。これ
により枢軸(21)が嵌合凹部(25)に余裕を持って嵌まって
いても、枢軸(21)が嵌合凹部(25)から外れることを防止
できる。また、カバー(4)は、アダプタ(3)を装着する
キャビネット(1)には必須の部品であるから、構成部品
を増加させることなく、枢軸(21)が嵌合凹部(25)から外
れることを防止できる。尚、抜止め片(40)は蓋体(2)の
回動を妨げない程度に枢軸(21)を軽く押圧してもよい。
【0012】(蓋体の閉じ姿勢に於ける脚片の補強)蓋体
(2)を開いてバッテリ(5)を電池収納部(60)から取り出
す際に、キャビネット(1)を落下させて、強い衝撃を与
えることがある。前記の如く、カバー(4)の抜止め片(4
0)が一方の枢軸(21)に当接し、該枢軸(21)が嵌合凹部(2
5)から抜けることを防いでいる。しかし、かかる強い衝
撃がキャビネット(1)に加わった際にまで、枢軸(21)が
嵌合凹部(25)から外れないと、衝撃力が枢軸(21)に加わ
り、却って枢軸(21)を損傷させることが判った。そこ
で、キャビネット(1)に強い衝撃が加わった際には、以
下の如く、枢軸(21)が嵌合凹部(25)の側方から外れる。
【0013】図4は、図2をD方向から見た断面図であ
る。蓋体(2)の第1脚片(22)は第2脚片(23)よりも幅狭
であるから、第2脚片(23)よりも撓み変形しやすい。キ
ャビネット(1)に強い衝撃が加わった際には、第1脚片
(22)はスリット(24)内で撓み変形し、嵌合凹部(25)の側
方から外れる。これにより、キャビネット(1)に強い衝
撃が加わっても、枢軸(21)を損傷させない。尚、どの程
度の衝撃力がキャビネット(1)に加わり、またスリット
(24)の幅をどの程度に設定すれば、枢軸(21)が嵌合凹部
(25)の側方から外れるかは、出願人が現在実験中であ
る。
【0014】一方、蓋体(2)の閉じ状態では、キャビネ
ット(1)に強い衝撃が加わっても、かかる衝撃力は枢軸
(21)(21a)と、蓋体(2)の係止機構にて受けられる。従
って、枢軸(21)に加わる衝撃力は、蓋体の開き状態時よ
りも緩和されるから、蓋体(2)の閉じ状態にて強い衝撃
が加わった際に、枢軸(21)がキャビネット(1)から外れ
ると、却って使い勝手が悪い。そこで、キャビネット
(1)は図5(a)、(b)に示す構成を具えている。
【0015】図5(a)、(b)は、図2のキャビネット(1)
をC−C線を含む面にて破断した断面図であり、(a)は
蓋体(2)の開き状態を、(b)は蓋体(2)の閉じ状態を夫
々示す。蓋体(2)の開き状態では、図5(a)に示すよう
に、リブ片(63)はスリット(24)から外れており、前記の
如く、第1脚片(22)はスリット(24)内にて撓み変形を許
され、枢軸(21)がキャビネット(1)から外れる。蓋体
(2)の閉じ状態では、図5(b)に示すように、リブ片(6
3)はスリット(24)に嵌まる。第1脚片(22)はリブ片(63)
に邪魔されて、スリット(24)内にて撓み変形できない。
従って、たとえキャビネット(1)に衝撃が加わっても、
枢軸(21)は嵌合凹部(25)から外れない。これにより、蓋
体(2)の閉じ状態では、枢軸(21)はキャビネット(1)か
ら外れず、使い勝手をよくしている。
【0016】図11に示すように、アダプタ(3)にはシ
ャッタ釦(11)を設けてもよい。これは、斯種カメラ機器
にあっては、被写体の大きさによっては、キャビネット
(1)を立てて撮影することがある。この場合、シャッタ
釦(11)が撮影者の利き腕と逆側にあると、シャッタ釦(1
1)を押しにくい。従って、撮影者の利き腕側にシャッタ
釦(11)があるように、アダプタ(3)にシャッタ釦(11)を
設けている。上記の記載では、蓋体(2)に枢軸(21)が設
けられているとしたが、図12に示すように、蓋体(2)
に嵌合凹部(25)を形成し、キャビネット(1)から枢軸(2
1)を突出させてもよい。この場合、カバー(4)の抜止め
片(40)は、第1脚片(22)に接する。第1脚片(22)の該接
触箇所は円弧状に形成されて、蓋体(2)は回動できる。
【0017】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビネットを上下逆にした斜視図である。
【図2】蓋体とカバーを取り付けたキャビネットの斜視
図である。
【図3】図2をC−C線を含む垂直面にて破断した断面
図である。
【図4】図2をD方向から見た断面図である。
【図5】(a)、(b)は、図2のキャビネットをC−C線を
含む面にて破断した断面図であり、(a)は蓋体の開き状
態を、(b)は蓋体の閉じ状態を夫々示す。
【図6】(a)は、従来のデジタルスチルカメラを正面か
ら見た斜視図、(b)は(a)を上下逆にした斜視図である。
【図7】蓋体を外した従来のキャビネットの斜視図であ
る。
【図8】図7をB−B線を含む垂直面にて破断した断面
図である。
【図9】アダプタと従来のキャビネットの斜視図であ
る。
【図10】従来の枢軸の脱落防止機構の斜視図である。
【図11】アダプタを取り付けたキャビネットを立てて
示す斜視図である。
【図12】別の実施例に於けるキャビネットの断面図で
ある。
【符号の説明】
(1) キャビネット (2) 蓋体 (3) アダプタ (4) カバー (5) バッテリ (7) ソケット (20) 枢支 (21) 枢軸 (24) スリット (25) 嵌合凹部 (32) 端子 (40) 抜止め片 (63) リブ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H100 DD00 DD01 DD03 DD04 DD05 DD08 DD12 2H105 EE21 EE26 5C022 AA13 AC61 AC73 AC77 AC78 CA00 5H040 AA01 AA08 AS15 AY04 CC03 CC12 CC46

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット(1)内にバッテリ(5)が収
    納される電池収納部(60)を形成するとともに、該電池収
    納部(60)に被さる蓋体(2)を着脱自在に枢支(20)し、該
    枢支部(20)は蓋体(2)又はキャビネット(1)の何れか一
    方から突出した枢軸(21)を他方に形成された嵌合凹部(2
    5)に嵌めて構成され、 枢軸(21)は嵌合凹部(25)に余裕を持って嵌まっており、
    キャビネット(1)には、枢軸(21)又は嵌合凹部(25)が形
    成された部材に接する抜止め片(40)を具えた脱落防止部
    材が設けられる電気機器に於いて、 電池収納部(60)には、蓋体(2)がキャビネット(1)から
    外れた状態でアダプタ(3)が装着可能であり、キャビネ
    ット(1)内にはアダプタ(3)に嵌合してアダプタ(3)が
    装着されたことを判別する検出手段が設けられ、 脱落防止部材は、該検出手段を保護するカバー(4)であ
    ることを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 アダプタ(3)はバッテリ(5)よりも大容
    量の電源装置であり、検出手段は、アダプタ(3)の端子
    (32)が嵌合するソケット(7)を含む請求項1に記載の電
    気機器。
  3. 【請求項3】 蓋体(2)の基端部には、枢軸(21)又は嵌
    合凹部(25)を具え弾性変形する一対の脚片(22)(23)が設
    けられ、脚片(22)(23)間には脚片(22)の内側への撓み変
    形を許すスリット(24)が開設され、キャビネット(1)上
    には、蓋体(2)の閉じ姿勢にてスリット(24)に嵌まるリ
    ブ片(63)が設けられ、リブ片(63)は蓋体(2)の開き姿勢
    にてスリット(24)から離れる請求項1及び2に記載の電
    気機器。
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