JP2003317175A - 警備／監視システム - Google Patents
警備／監視システムInfo
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- JP2003317175A JP2003317175A JP2002120773A JP2002120773A JP2003317175A JP 2003317175 A JP2003317175 A JP 2003317175A JP 2002120773 A JP2002120773 A JP 2002120773A JP 2002120773 A JP2002120773 A JP 2002120773A JP 2003317175 A JP2003317175 A JP 2003317175A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】迅速な侵入状態の検知及び現地状況を視覚的／
聴覚的にモニター可能で安価な警備／監視システムを提
供する。 【解決手段】警備／監視区域１内に少なくとも１つ設置
された侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎにより侵入者が検知さ
れると、撮像手段１３Ａ〜１３Ｍを動作させて所定の区
域の画像と音声を収集する。収集された画像信号と音声
信号は記録手段１５に記録される。また、侵入者の検知
に応答して、侵入者の存在をダイヤラー１４によりイン
ターネット等の通信回線を介して、予め設定されている
被通知者に通知するとともに画像信号と音声信号を送信
する。被通知者側２では、受信した画像と音声をモニタ
ー２３に表示、出力して異常状態を連絡、通知する。被
通知者は、モニター２３を確認して、侵入者による被害
を防止するため警察や警備会社に通報して現地に急行し
てもらう。補助電源１６は、警備／監視区域内の設備用
の電源が侵入者により切断された場合に、自動的に動作
して設備用の電源として機能する。
聴覚的にモニター可能で安価な警備／監視システムを提
供する。 【解決手段】警備／監視区域１内に少なくとも１つ設置
された侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎにより侵入者が検知さ
れると、撮像手段１３Ａ〜１３Ｍを動作させて所定の区
域の画像と音声を収集する。収集された画像信号と音声
信号は記録手段１５に記録される。また、侵入者の検知
に応答して、侵入者の存在をダイヤラー１４によりイン
ターネット等の通信回線を介して、予め設定されている
被通知者に通知するとともに画像信号と音声信号を送信
する。被通知者側２では、受信した画像と音声をモニタ
ー２３に表示、出力して異常状態を連絡、通知する。被
通知者は、モニター２３を確認して、侵入者による被害
を防止するため警察や警備会社に通報して現地に急行し
てもらう。補助電源１６は、警備／監視区域内の設備用
の電源が侵入者により切断された場合に、自動的に動作
して設備用の電源として機能する。
Description
【０００１】本発明は、警備／監視システムに関し、特
に 警備／監視システムに関する。
に 警備／監視システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】店舗、事務所、住居内への泥棒等の不法
侵入者の侵入を監視して犯罪を防止する警備システム
は、各種のシステムが開発、実用化されている。これら
システムは、ドアやガラスが破られ不法侵入者が店舗、
事務所、住居内への侵入を各種検知器で検知して、不法
侵入状態を警備会社に電話回線を介して連絡、通知する
システムが代表的なものである。
侵入者の侵入を監視して犯罪を防止する警備システム
は、各種のシステムが開発、実用化されている。これら
システムは、ドアやガラスが破られ不法侵入者が店舗、
事務所、住居内への侵入を各種検知器で検知して、不法
侵入状態を警備会社に電話回線を介して連絡、通知する
システムが代表的なものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の警備システムは、次のような問題点または課題
を有する。すなわち、この種の従来の警備システムで
は、侵入状態をドアやガラスが破られたことを検知する
単純な検知器を用い、検知器からの出力を電話回線を介
して警備会社に通知するだけであるため、侵入者の存在
は通知されるものの、侵入の状態が全く分からない。し
たがって、警備会社がこの通知を受けて、直ちに侵入が
発生した現地に出向いても、現地到着までに相当な時間
を要し、特に警備会社が小規模な会社ではスタッフの数
にも限界があり、また警備担当区域が広範囲に及ぶ場合
には更なる時間を要することになり、現地到着時には侵
入者は退去し、泥棒等に内部を荒らされ、貴重品や家財
道具、商品等を盗まれた後であることが多く、単なる不
法侵入の通報機能しか果たしていないものであった。
た従来の警備システムは、次のような問題点または課題
を有する。すなわち、この種の従来の警備システムで
は、侵入状態をドアやガラスが破られたことを検知する
単純な検知器を用い、検知器からの出力を電話回線を介
して警備会社に通知するだけであるため、侵入者の存在
は通知されるものの、侵入の状態が全く分からない。し
たがって、警備会社がこの通知を受けて、直ちに侵入が
発生した現地に出向いても、現地到着までに相当な時間
を要し、特に警備会社が小規模な会社ではスタッフの数
にも限界があり、また警備担当区域が広範囲に及ぶ場合
には更なる時間を要することになり、現地到着時には侵
入者は退去し、泥棒等に内部を荒らされ、貴重品や家財
道具、商品等を盗まれた後であることが多く、単なる不
法侵入の通報機能しか果たしていないものであった。
【０００４】そこで、本発明の目的は、迅速な侵入状態
の検知及び現地状況を視覚的／聴覚的にモニター可能で
安価な警備／監視システムを提供することにある。
の検知及び現地状況を視覚的／聴覚的にモニター可能で
安価な警備／監視システムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による警備／監視システムは、次のような特
徴的な構成を採用している。
め、本発明による警備／監視システムは、次のような特
徴的な構成を採用している。
【０００６】（１）警備／監視区域内には、少なくとも
１つ設置され、侵入者を検知する侵入センサと、前記侵
入センサにより侵入者が検知されたときに、警備／監視
区域内の所定の区域を撮影して画像と音声を収集する撮
像手段と、前記撮像手段により収集された画像信号と音
声信号が記録される記録手段と、前記侵入センサにより
侵入者が検知されたときに、侵入者の存在を、特定の通
信回線を介して、予め設定されている特定の被通知者に
通知するとともに前記画像信号と音声信号を送信するダ
イヤラーと、警備／監視区域内の設備用の電源がＯＦＦ
された場合に、自動的に動作して前記設備用の電源とし
て機能する補助電源と、被通知者側には、前記ダイヤラ
ーにより前記特定通信回線を介してアクセスされ、前記
画像信号と音声信号を受信する受信機と、受信した前記
画像信号に対応する画像を表示するとともに前記音声信
号に対応する音声を出力する画像／音声出力手段と、異
常状態を特定先に連絡、通知する通知手段と、を備えて
成る警備／監視システム。
１つ設置され、侵入者を検知する侵入センサと、前記侵
入センサにより侵入者が検知されたときに、警備／監視
区域内の所定の区域を撮影して画像と音声を収集する撮
像手段と、前記撮像手段により収集された画像信号と音
声信号が記録される記録手段と、前記侵入センサにより
侵入者が検知されたときに、侵入者の存在を、特定の通
信回線を介して、予め設定されている特定の被通知者に
通知するとともに前記画像信号と音声信号を送信するダ
イヤラーと、警備／監視区域内の設備用の電源がＯＦＦ
された場合に、自動的に動作して前記設備用の電源とし
て機能する補助電源と、被通知者側には、前記ダイヤラ
ーにより前記特定通信回線を介してアクセスされ、前記
画像信号と音声信号を受信する受信機と、受信した前記
画像信号に対応する画像を表示するとともに前記音声信
号に対応する音声を出力する画像／音声出力手段と、異
常状態を特定先に連絡、通知する通知手段と、を備えて
成る警備／監視システム。
【０００７】（２）警備／監視区域内または被通知者側
には、更に前記画像信号を印刷出力するプリンタを備え
て成る上記（１）の警備／監視システム。
には、更に前記画像信号を印刷出力するプリンタを備え
て成る上記（１）の警備／監視システム。
【０００８】（３）前記被通知者側には、更に前記警備
／監視区域内の撮像手段による撮像範囲を移動させる移
動制御手段を備えて成る上記（１）または（２）の警備
／監視システム。
／監視区域内の撮像手段による撮像範囲を移動させる移
動制御手段を備えて成る上記（１）または（２）の警備
／監視システム。
【０００９】（４）前記被通知者側の通知手段による通
知先は、警備会社または警察である上記（１）乃至
（３）のいずれかの警備／監視システム。
知先は、警備会社または警察である上記（１）乃至
（３）のいずれかの警備／監視システム。
【００１０】（５）前記特定の被通知者は、電話番号ま
たはメールアドレスで特定される上記（１）乃至（４）
のいずれかの警備／監視システム。
たはメールアドレスで特定される上記（１）乃至（４）
のいずれかの警備／監視システム。
【００１１】（６）前記特定通信回線は、公衆回線また
はインターネット網である上記（１）乃至（５）のいず
れかの警備／監視システム。
はインターネット網である上記（１）乃至（５）のいず
れかの警備／監視システム。
【００１２】（７）前記受信手段は、携帯電話機である
上記（１）乃至（６）のいずれかの警備／監視システ
ム。
上記（１）乃至（６）のいずれかの警備／監視システ
ム。
【００１３】（８）監視対象区域内に設置され、異常の
発生を検知する異常センサと、前記異常センサにより侵
入者が検知されたときに、監視対象区域内の所定の区域
を撮影して画像と音声を収集する撮像手段と、前記撮像
手段により収集された画像信号と音声信号が記録される
記録手段と、前記侵入センサにより侵入者が検知された
ときに、侵入者の存在を、特定の通信回線を介して、予
め設定されている特定の被通知者に通知するとともに前
記画像信号と音声信号を送信するダイヤラーと、前記監
視対象区域内の設備用の電源がＯＦＦされた場合に、自
動的に動作して前記設備用の電源として機能する補助電
源と、被通知者側には、前記ダイヤラーにより前記特定
通信回線を介してアクセスされ、前記画像信号と音声信
号を受信する受信機と、受信した前記画像信号に対応す
る画像を表示するとともに前記音声信号に対応する音声
を出力する画像／音声出力手段と、異常状態を特定先に
連絡、通知する通知手段と、を備えて成る警備／監視シ
ステム。
発生を検知する異常センサと、前記異常センサにより侵
入者が検知されたときに、監視対象区域内の所定の区域
を撮影して画像と音声を収集する撮像手段と、前記撮像
手段により収集された画像信号と音声信号が記録される
記録手段と、前記侵入センサにより侵入者が検知された
ときに、侵入者の存在を、特定の通信回線を介して、予
め設定されている特定の被通知者に通知するとともに前
記画像信号と音声信号を送信するダイヤラーと、前記監
視対象区域内の設備用の電源がＯＦＦされた場合に、自
動的に動作して前記設備用の電源として機能する補助電
源と、被通知者側には、前記ダイヤラーにより前記特定
通信回線を介してアクセスされ、前記画像信号と音声信
号を受信する受信機と、受信した前記画像信号に対応す
る画像を表示するとともに前記音声信号に対応する音声
を出力する画像／音声出力手段と、異常状態を特定先に
連絡、通知する通知手段と、を備えて成る警備／監視シ
ステム。
【００１４】（９）前記被通知者側には、更に前記監視
対象区域内の撮像手段による撮像範囲を移動させる移動
制御手段を備えて上記（８）の警備／監視システム。
対象区域内の撮像手段による撮像範囲を移動させる移動
制御手段を備えて上記（８）の警備／監視システム。
【００１５】（１０）前記監視対象区域は老人の居住宅
であり、前記被通知者側の通知手段による通知先は前記
老人の家族宅である上記（８）または（９）の警備／監
視システム。
であり、前記被通知者側の通知手段による通知先は前記
老人の家族宅である上記（８）または（９）の警備／監
視システム。
【００１６】（１１）警備／監視区域内に少なくとも１
つ設置された侵入センサにより侵入者が検知されたと
き、撮像手段を動作させて所定の区域の画像と音声を収
集し、収集された画像信号と音声信号を記録手段に記録
し、侵入者の検知に応答して、侵入者の存在を通信回線
を介して、予め設定されている被通知者に通知して当該
画像信号と音声信号を送信し、被通知者側では、受信し
た画像と音声をモニターに表示、出力し、被通知者は、
前記モニターを確認して、侵入者による被害を防止する
ため警察や警備会社に通報する警備／監視システム。
つ設置された侵入センサにより侵入者が検知されたと
き、撮像手段を動作させて所定の区域の画像と音声を収
集し、収集された画像信号と音声信号を記録手段に記録
し、侵入者の検知に応答して、侵入者の存在を通信回線
を介して、予め設定されている被通知者に通知して当該
画像信号と音声信号を送信し、被通知者側では、受信し
た画像と音声をモニターに表示、出力し、被通知者は、
前記モニターを確認して、侵入者による被害を防止する
ため警察や警備会社に通報する警備／監視システム。
【００１７】（１２）前記警備／監視区域内の設備用の
電源が侵入者により切断された場合に、補助電源を自動
的に動作させて設備用の電源として機能させる上記（１
１）の警備／監視システム。
電源が侵入者により切断された場合に、補助電源を自動
的に動作させて設備用の電源として機能させる上記（１
１）の警備／監視システム。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明による警備／監視シ
ステムの好適実施形態例を添付図を参照しながら詳細に
説明する。
ステムの好適実施形態例を添付図を参照しながら詳細に
説明する。
【００１９】図１は本発明の一実施形態による警備／監
視システムのシステム構成図である。図１において、店
舗、事務所、住居等の警備／監視区域１内の所定の区画
単位に侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎが設置されている（１
個でも勿論良いし、入り口単位でも良い）侵入センサ１
２Ａ〜１２Ｎによる検知出力を入力する制御装置１１
と、侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎによる検知出力に応答し
て所定の区域を撮影し、音声を収集する撮像カメラ１３
Ａ〜１３Ｍと、制御装置１１からの指示により予め設定
されている電話番号やメールアドレス等に通信により連
絡、通知するダイヤラー１４と、撮像カメラ１３Ａ〜１
３Ｍで得られた映像と音声を記録する記録装置１５と、
電源バックアップ用の補助電源１６と、本システム動作
条件を遠隔制御するためのリモコン１７等を備える。
視システムのシステム構成図である。図１において、店
舗、事務所、住居等の警備／監視区域１内の所定の区画
単位に侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎが設置されている（１
個でも勿論良いし、入り口単位でも良い）侵入センサ１
２Ａ〜１２Ｎによる検知出力を入力する制御装置１１
と、侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎによる検知出力に応答し
て所定の区域を撮影し、音声を収集する撮像カメラ１３
Ａ〜１３Ｍと、制御装置１１からの指示により予め設定
されている電話番号やメールアドレス等に通信により連
絡、通知するダイヤラー１４と、撮像カメラ１３Ａ〜１
３Ｍで得られた映像と音声を記録する記録装置１５と、
電源バックアップ用の補助電源１６と、本システム動作
条件を遠隔制御するためのリモコン１７等を備える。
【００２０】警備／監視区域１のダイヤラー１４のアク
セスにより通信状態となり、不法侵入を通知される側で
ある被通知者側２には、警備／監視区域１のダイヤラー
１４からのアクセスにより各種情報を受信する受信機２
２と、受信機２２からの受信情報を受け、所定の処理を
施す制御装置２１と、制御装置２１からの所定の処理が
施された受信情報を表示するモニター２３と、制御装置
２１からの受信情報のうち所望の情報を印刷するプリン
タ２４とを備える。
セスにより通信状態となり、不法侵入を通知される側で
ある被通知者側２には、警備／監視区域１のダイヤラー
１４からのアクセスにより各種情報を受信する受信機２
２と、受信機２２からの受信情報を受け、所定の処理を
施す制御装置２１と、制御装置２１からの所定の処理が
施された受信情報を表示するモニター２３と、制御装置
２１からの受信情報のうち所望の情報を印刷するプリン
タ２４とを備える。
【００２１】以下、本実施形態の構成について具体的に
説明する。警備／監視区域１としては、店舗、事務所、
住居等の種々の形態の区域がある。侵入センサ１２Ａ〜
１２Ｎは、所定の区画単位、すなわち、部屋単位やフロ
ア単位等で、ドアや窓等の人が出入り可能な場所に設置
されている。侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎとしては、侵入
者を検知できるものであれば如何なるセンサでも良い。
例えば、当該区画を撮像し、得られた画像背景を基準と
し、その基準画像の中に突然他の画像が現れたときに
は、その他の画像部分は侵入者として判断して検知出力
を生成することもできるし、静止画像である当該背景画
像の中に物体の移動（移動物体）が現れたときにその移
動物体を侵入者と判断することができる。
説明する。警備／監視区域１としては、店舗、事務所、
住居等の種々の形態の区域がある。侵入センサ１２Ａ〜
１２Ｎは、所定の区画単位、すなわち、部屋単位やフロ
ア単位等で、ドアや窓等の人が出入り可能な場所に設置
されている。侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎとしては、侵入
者を検知できるものであれば如何なるセンサでも良い。
例えば、当該区画を撮像し、得られた画像背景を基準と
し、その基準画像の中に突然他の画像が現れたときに
は、その他の画像部分は侵入者として判断して検知出力
を生成することもできるし、静止画像である当該背景画
像の中に物体の移動（移動物体）が現れたときにその移
動物体を侵入者と判断することができる。
【００２２】制御装置１１は、警備／監視区域１内に設
置されている電気設備全体を制御し、後述するように、
侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎによる検知出力に応答して他
の設備を駆動制御するとともに、リモコン１７や固定設
置された操作器（図示せず）からの動作設定条件指示信
号を受けて動作条件を設定する。
置されている電気設備全体を制御し、後述するように、
侵入センサ１２Ａ〜１２Ｎによる検知出力に応答して他
の設備を駆動制御するとともに、リモコン１７や固定設
置された操作器（図示せず）からの動作設定条件指示信
号を受けて動作条件を設定する。
【００２３】撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍは、侵入センサ
１２Ａ〜１２Ｎにより侵入者が検知されたときに、制御
装置１１からの制御を受け、所定の区域を撮影して警備
／監視対象区域の画像を音声とともに収集し、記録装置
１５に記録する。撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍとして、警
備が通常夜間であるため暗闇でも明確に画像を得るため
に超高感度暗視カメラを用いれば、より有効である。記
録装置１５は、映像情報だけでなく音声情報を記録する
こともできるし、録画専用ビデオデッキを用いることも
できる。また、撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍの撮像範囲
は、外部からの制御により移動させることができる。
１２Ａ〜１２Ｎにより侵入者が検知されたときに、制御
装置１１からの制御を受け、所定の区域を撮影して警備
／監視対象区域の画像を音声とともに収集し、記録装置
１５に記録する。撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍとして、警
備が通常夜間であるため暗闇でも明確に画像を得るため
に超高感度暗視カメラを用いれば、より有効である。記
録装置１５は、映像情報だけでなく音声情報を記録する
こともできるし、録画専用ビデオデッキを用いることも
できる。また、撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍの撮像範囲
は、外部からの制御により移動させることができる。
【００２４】ダイヤラー１４は、制御装置１１による撮
像カメラ１３Ａ〜１３Ｍからの画像信号や音声信号に基
づく侵入者の存在の検知に応答して、予め設定されてい
る電話番号やメールアドレス（複数個が可能）に対して
侵入者の存在を通知するための信号を送出する。予め設
定されている電話番号やメールアドレスとは、上記警備
／監視区域の警備を要する人、会社等である。また、本
システムによる警備が警備会社と警備を要する人、会社
等（依頼者）との間の契約がある場合には、依頼者の電
話番号やメールアドレスである。ダイヤラー１４からの
アクセスは、公衆回線を介して行うこともできるし、イ
ンターネット網を介して行うこともでき、任意の通信網
を介して行うことができる。
像カメラ１３Ａ〜１３Ｍからの画像信号や音声信号に基
づく侵入者の存在の検知に応答して、予め設定されてい
る電話番号やメールアドレス（複数個が可能）に対して
侵入者の存在を通知するための信号を送出する。予め設
定されている電話番号やメールアドレスとは、上記警備
／監視区域の警備を要する人、会社等である。また、本
システムによる警備が警備会社と警備を要する人、会社
等（依頼者）との間の契約がある場合には、依頼者の電
話番号やメールアドレスである。ダイヤラー１４からの
アクセスは、公衆回線を介して行うこともできるし、イ
ンターネット網を介して行うこともでき、任意の通信網
を介して行うことができる。
【００２５】補助電源１６は、警備／監視区域１内に設
置されている設備用の電源（通常は商用電源）が何らか
の原因（侵入者による切断もあり得る）でＯＦＦされた
場合に、自動的に動作して設備用の電源として機能す
る。
置されている設備用の電源（通常は商用電源）が何らか
の原因（侵入者による切断もあり得る）でＯＦＦされた
場合に、自動的に動作して設備用の電源として機能す
る。
【００２６】ダイヤラー１４により通信網を介してアク
セスされ通信状態となった被通知者側２の受信機２２
は、受信した各種情報を受信する。制御装置２１は、受
信機２２からの受信情報を受け、所定の処理を施す。上
記受信した各種情報は、警備／監視区域１内の撮像カメ
ラ１３Ａ〜１３Ｍで得られた画像信号と音声信号であ
る。上記受信機２２としては、携帯電話機を用いること
ができる。その場合には、いつでも警備／監視区域の異
常の通知を受けることができる。
セスされ通信状態となった被通知者側２の受信機２２
は、受信した各種情報を受信する。制御装置２１は、受
信機２２からの受信情報を受け、所定の処理を施す。上
記受信した各種情報は、警備／監視区域１内の撮像カメ
ラ１３Ａ〜１３Ｍで得られた画像信号と音声信号であ
る。上記受信機２２としては、携帯電話機を用いること
ができる。その場合には、いつでも警備／監視区域の異
常の通知を受けることができる。
【００２７】制御装置２１は、こうして受信された各種
情報をモニター２３に表示して警備/監視区域１内の所
定区域の画像と音声をモニター２３上に表示し、音声出
力する。また、所望により当該各種情報等をプリンタ２
４で印刷出力する。更に、制御装置２１、通信網及び制
御装置１１を介して撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍによる撮
像範囲視野を侵入者の状況や現場の状況を把握するため
移動させることができる。プリンタは、警備／監視側に
も設置することができることは勿論である。
情報をモニター２３に表示して警備/監視区域１内の所
定区域の画像と音声をモニター２３上に表示し、音声出
力する。また、所望により当該各種情報等をプリンタ２
４で印刷出力する。更に、制御装置２１、通信網及び制
御装置１１を介して撮像カメラ１３Ａ〜１３Ｍによる撮
像範囲視野を侵入者の状況や現場の状況を把握するため
移動させることができる。プリンタは、警備／監視側に
も設置することができることは勿論である。
【００２８】被通知者側２に居る被通知者は、モニター
２３で表示される映像と出力される音声情報に基づいて
侵入者の存在を確認すると、警備会社に通報して警備会
社に現場に急行してもらったり、警備会社との警備契約
がない場合には警察に出動してもらうために１１０番通
報する。
２３で表示される映像と出力される音声情報に基づいて
侵入者の存在を確認すると、警備会社に通報して警備会
社に現場に急行してもらったり、警備会社との警備契約
がない場合には警察に出動してもらうために１１０番通
報する。
【００２９】上述実施形態は、警備／監視領域に設置さ
れた撮像カメラで撮像した画像に基づいて侵入者を検知
するものであるが、警備/監視対象は外部からの侵入者
に限定されるものではない。例えば、一人暮らしの老人
の様子を、離隔地の家族が見たい場合にも本発明は適用
できる。このような場合には、老人による緊急、非常ボ
タンの操作に応答して、ダイヤラーから予め設定されて
いる家族、介護サービス会社等の電話番号やメールアド
レスに対して侵入者の存在を通知する通知信号を送出す
る。ダイヤラーにより通信網を介して通知を受けた家族
や介護サービス会社は、受信した各種情報（画像信号と
音声信号）を受信する。上記通知を受ける受信側は、携
帯電話機として、いつでも警備区域の異常の通知を受け
ることができる。
れた撮像カメラで撮像した画像に基づいて侵入者を検知
するものであるが、警備/監視対象は外部からの侵入者
に限定されるものではない。例えば、一人暮らしの老人
の様子を、離隔地の家族が見たい場合にも本発明は適用
できる。このような場合には、老人による緊急、非常ボ
タンの操作に応答して、ダイヤラーから予め設定されて
いる家族、介護サービス会社等の電話番号やメールアド
レスに対して侵入者の存在を通知する通知信号を送出す
る。ダイヤラーにより通信網を介して通知を受けた家族
や介護サービス会社は、受信した各種情報（画像信号と
音声信号）を受信する。上記通知を受ける受信側は、携
帯電話機として、いつでも警備区域の異常の通知を受け
ることができる。
【００３０】こうして受信された各種情報はモニター上
に表示され、老人宅の状況を画像と音声信号としてモニ
ター上に表示され、音声出力される。所望により当該各
種情報等をプリンタで印刷出力することもできる。この
モニター上に表示された情報に基づいて通知を受けた側
は、当該老人宅に至急に出向くことができる。
に表示され、老人宅の状況を画像と音声信号としてモニ
ター上に表示され、音声出力される。所望により当該各
種情報等をプリンタで印刷出力することもできる。この
モニター上に表示された情報に基づいて通知を受けた側
は、当該老人宅に至急に出向くことができる。
【００３１】以上、本発明の警備／監視システムの好適
実施形態例を説明したが、これは単なる例示にすぎず、
特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること勿論
である。
実施形態例を説明したが、これは単なる例示にすぎず、
特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること勿論
である。
【００３２】
【発明の効果】上述の如く、本発明の警備／監視システ
ムによれば以下のような顕著な効果が得られる。すなわ
ち、本発明では、警備／監視区域における異常や侵入者
の侵入を自動的に検知して予め定めた相手方にその旨を
通知し、警備／監視区域の画像情報を受信してその緊急
性を判断して、とるべき対応を迅速に判断し、警察、警
備会社や介護サービス会社等に通報して対応をとっても
らったり、自身が現地に急行することができる。したが
って、従来のように異常検出を受けた警備会社が現地に
急行するシステムでは、現地に到着した時点では既に侵
入者は退去した後であったり、侵入者の証拠は残りづら
いのに対して、画像と音声情報が残っているので、後刻
の証拠にもなるし、通知を受けた側では、撮像カメラに
よる撮像エリアの移動も可能であるから侵入者の状況を
リアルタイムで把握できる。
ムによれば以下のような顕著な効果が得られる。すなわ
ち、本発明では、警備／監視区域における異常や侵入者
の侵入を自動的に検知して予め定めた相手方にその旨を
通知し、警備／監視区域の画像情報を受信してその緊急
性を判断して、とるべき対応を迅速に判断し、警察、警
備会社や介護サービス会社等に通報して対応をとっても
らったり、自身が現地に急行することができる。したが
って、従来のように異常検出を受けた警備会社が現地に
急行するシステムでは、現地に到着した時点では既に侵
入者は退去した後であったり、侵入者の証拠は残りづら
いのに対して、画像と音声情報が残っているので、後刻
の証拠にもなるし、通知を受けた側では、撮像カメラに
よる撮像エリアの移動も可能であるから侵入者の状況を
リアルタイムで把握できる。
【図１】本発明による警備／監視システムの一実施形態
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
１ 警備／監視区域
２ 被通知者側
１１ 制御装置
１２Ａ〜１２Ｎ 侵入センサ
１３Ａ〜１３Ｍ 撮像カメラ
１４ ダイヤラー
１５ 記録装置
１６ 補助電源
１７ リモコン
２１ 制御装置
２２ 受信機
２３ モニター
２４ プリンタ
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5C054 AA01 CG07 CH08 DA09 EA01
EA03 EA05 ED07 FF06 GB11
HA18 HA19
5C087 AA08 AA37 BB12 BB65 BB74
DD05 DD23 DD24 EE15 FF01
FF02 FF04 FF14 FF19 GG02
GG12 GG67 GG70 GG83
5K101 KK14 MM07 NN06 NN07 RR12
Claims (12)
- 【請求項１】警備／監視区域内には、 少なくとも１つ設置され、侵入者を検知する侵入センサ
と、 前記侵入センサにより侵入者が検知されたときに、警備
／監視区域内の所定の区域を撮影して画像と音声を収集
する撮像手段と、 前記撮像手段により収集された画像信号と音声信号が記
録される記録手段と、 前記侵入センサにより侵入者が検知されたときに、侵入
者の存在を、特定の通信回線を介して、予め設定されて
いる特定の被通知者に通知するとともに前記画像信号と
音声信号を送信するダイヤラーと、 警備／監視区域内の設備用の電源がＯＦＦされた場合
に、自動的に動作して前記設備用の電源として機能する
補助電源と、 被通知者側には、 前記ダイヤラーにより前記特定通信回線を介してアクセ
スされ、前記画像信号と音声信号を受信する受信機と、 受信した前記画像信号に対応する画像を表示するととも
に前記音声信号に対応する音声を出力する画像／音声出
力手段と、 異常状態を特定先に連絡、通知する通知手段と、を備え
て成ることを特徴とする警備／監視システム。 - 【請求項２】警備／監視区域内または被通知者側には、
更に前記画像信号を印刷出力するプリンタを備えて成る
ことを特徴とする請求項１に記載の警備／監視システ
ム。 - 【請求項３】前記被通知者側には、更に前記警備／監視
区域内の撮像手段による撮像範囲を移動させる移動制御
手段を備えて成ることを特徴とする請求項１または２に
記載の警備／監視システム。 - 【請求項４】前記被通知者側の通知手段による通知先
は、警備会社または警察であることを特徴とする請求項
１乃至３のいずれかに記載の警備／監視システム。 - 【請求項５】前記特定の被通知者は、電話番号またはメ
ールアドレスで特定されることを特徴とする請求項１乃
至４のいずれかに記載の警備／監視システム。 - 【請求項６】前記特定通信回線は、公衆回線またはイン
ターネット網であることを特徴とする請求項１乃至５の
いずれかに記載の警備／監視システム。 - 【請求項７】前記受信手段は、携帯電話機であることを
特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の警備／監
視システム。 - 【請求項８】監視対象区域内に設置され、異常の発生を
検知する異常センサと、 前記異常センサにより侵入者が検知されたときに、監視
対象区域内の所定の区域を撮影して画像と音声を収集す
る撮像手段と、 前記撮像手段により収集された画像信号と音声信号が記
録される記録手段と、 前記侵入センサにより侵入者が検知されたときに、侵入
者の存在を、特定の通信回線を介して、予め設定されて
いる特定の被通知者に通知するとともに前記画像信号と
音声信号を送信するダイヤラーと、 前記監視対象区域内の設備用の電源がＯＦＦされた場合
に、自動的に動作して前記設備用の電源として機能する
補助電源と、 被通知者側には、 前記ダイヤラーにより前記特定通信回線を介してアクセ
スされ、前記画像信号と音声信号を受信する受信機と、 受信した前記画像信号に対応する画像を表示するととも
に前記音声信号に対応する音声を出力する画像／音声出
力手段と、 異常状態を特定先に連絡、通知する通知手段と、を備え
て成ることを特徴とする警備／監視システム。 - 【請求項９】前記被通知者側には、更に前記監視対象区
域内の撮像手段による撮像範囲を移動させる移動制御手
段を備えて成ることを特徴とする請求項８に記載の警備
／監視システム。 - 【請求項１０】前記監視対象区域は老人の居住宅であ
り、前記被通知者側の通知手段による通知先は前記老人
の家族宅であることを特徴とする請求項８または９に記
載の警備／監視システム。 - 【請求項１１】警備／監視区域内に少なくとも１つ設置
された侵入センサにより侵入者が検知されたとき、撮像
手段を動作させて所定の区域の画像と音声を収集し、 収集された画像信号と音声信号を記録手段に記録し、 侵入者の検知に応答して、侵入者の存在を通信回線を介
して、予め設定されている被通知者に通知して当該画像
信号と音声信号を送信し、被通知者側では、受信した画
像と音声をモニターに表示、出力し、 被通知者は、前記モニターを確認して、侵入者による被
害を防止するため警察や警備会社に通報することを特徴
とする警備／監視システム。 - 【請求項１２】前記警備／監視区域内の設備用の電源が
侵入者により切断された場合に、補助電源を自動的に動
作させて設備用の電源として機能させることを特徴とす
る請求項１１に記載の警備／監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120773A JP2003317175A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 警備／監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120773A JP2003317175A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 警備／監視システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003317175A true JP2003317175A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29536902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002120773A Pending JP2003317175A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 警備／監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003317175A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7265658B2 (en) | 2003-12-24 | 2007-09-04 | Omron Corporation | Notifying system, information providing apparatus and method, electronic device and method, and computer readable medium |
| JP2011043959A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Nec System Technologies Ltd | 通報システム、通報装置、通報制御方法、ならびに、プログラム |
-
2002
- 2002-04-23 JP JP2002120773A patent/JP2003317175A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7265658B2 (en) | 2003-12-24 | 2007-09-04 | Omron Corporation | Notifying system, information providing apparatus and method, electronic device and method, and computer readable medium |
| JP2011043959A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Nec System Technologies Ltd | 通報システム、通報装置、通報制御方法、ならびに、プログラム |
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