JP2003317037A - Icカードライフサイクル管理サービス方法およびシステム - Google Patents

Icカードライフサイクル管理サービス方法およびシステム

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JP2003317037A
JP2003317037A JP2002330448A JP2002330448A JP2003317037A JP 2003317037 A JP2003317037 A JP 2003317037A JP 2002330448 A JP2002330448 A JP 2002330448A JP 2002330448 A JP2002330448 A JP 2002330448A JP 2003317037 A JP2003317037 A JP 2003317037A
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Takeshi Muto
健 武藤
Motohiro Hasegawa
元洋 長谷川
Kazunobu Shima
一展 島
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Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定アプリケーションを搭載するICカード
の発行やその後を一貫してサポートするICカードライ
フサイクル管理サービス方法を提供する。 【解決手段】 ICカード管理サービスシステム100
にユーザーデータベース120、発行履歴データベース
130およびアプリケーション・データベース140を
設け、運用システム110はユーザーデータベース12
0のユーザー情報をもとに指定アプリケーションをアプ
リケーション・データベース140からICカードにダ
ウンロードしてICカードを発行し、さらに発行済みの
ICカード210に指定アプリケーションをダウンロー
ドして追加したり、ICカードの再発行や解約をする。
その結果、ユーザーが必要とするアプリケーションにI
Cカード1枚で対応できるアプリケーションダウンロー
ド型ICカードの発行を可能にするとともに、ユーザ
ー、ICカード、アプリケーションの各情報を一元管理
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード、特に
アプリケーションダウンロード型ICカードの発行やそ
の後を管理するサービスのサービス方法およびシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータとICメモ
リーを組み込んだICカードは、キャッシュカード、ク
レジットカード、社員証、診察券など様々な分野で使用
されるようになりつつある。しかし、従来、ICカード
はその使用目的が特定の用途に限定され、したがってそ
の用途に対応したアプリケーションがあらかじめ固定的
に組み込まれた、いわば単機能のICカードのみであっ
た。そのため、ユーザーが異なるアプリケーションを必
要とする場合には、そのアプリケーションを格納した別
のICカードを必要とするため、複数のICカードが必
要であった。
【0003】このように、従来のICカードの発行、管
理をするサービス方法やシステムにおいては、アプリケ
ーションごとに異なるICカードが必要になる。異なる
ICカードの枚数があまりに多くなると、一般的傾向と
して、カード使用時の選択、カードの持ち運び、又は保
管の面においてユーザー側の利便性を損なうという問
題、また、カードの発行者などの側にとっては、カード
を管理していく上での不便さや煩雑さを招く、という問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたもので、1枚のICカードでユーザー
が必要とする異なるアプリケーションを利用することが
できるアプリケーションダウンロード型ICカードの発
行を可能とし、その発行後のアプリケーションの追加や
削除など、アプリケーションダウンロード型ICカード
の発行やその後を管理する為に好適な、とりわけそれら
の管理を一括して能率よく行う為に好適なサービス方法
およびシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発
明は、ICカードを発行するために必要なユーザー情報
をユーザーデータベースに登録するステップと、前記I
Cカードを発行するために必要なアプリケーションをア
プリケーション・データベースに登録するステップと、
前記ユーザーデータベースに登録された前記ユーザー情
報をもとに、所定のアプリケーションをアプリケーショ
ン・データベースから前記ICカードにダウンロードし
ICカードを発行するステップと、前記ICカードの発
行実績を発行履歴データベースに書き込むステップと、
を具備することを特徴とするICカードライフサイクル
管理サービス方法である。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のICカードライフサイクル管理サービス方法であっ
て、前記アプリケーションのダウンロード実績に基づく
ライセンス料を支払うステップ、をさらに具備すること
を特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、前記ユーザー情報は、ユーザ
ーの個人情報およびアプリケーション情報を含むことを
特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、前記ICカードのユーザーか
らのアプリケーションの追加又は削除の依頼をもとに、
該アプリケーションを該ユーザーのICカードへのダウ
ンロードか又は該ユーザーのICカードに格納されてい
る該アプリケーションの削除の、いずれか少なくとも一
方を行うステップ、をさらに具備することを特徴とす
る。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、或るユーザーがアプリケーシ
ョンをICカードにダウンロードする希望があることを
示す情報を受け取った場合に、該アプリケーション・デ
ータベースを参照して、該ユーザーが希望する該アプリ
ケーションに必要なメモリの容量である必要容量を求
め、また、該ICカードの該ユーザーを特定するコード
であるユーザーコードを用いて、前記発行履歴データベ
ースを参照し、該発行履歴データベース中の情報に基づ
いて、現時点で該ICカードのメモリの使用可能な残り
の容量である残り容量を求め、該必要容量と該残り容量
とを比較することによって、該アプリケーションを該I
Cカードへダウンロードすることが、現時点のままで適
当か否かを判定するダウンロード適性判定ステップ、を
さらに具備することを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、或るユーザーがアプリケーシ
ョンをICカードにダウンロードする希望があることを
示す情報を受け取った場合に、該アプリケーション・デ
ータベースを参照して、該ユーザーが希望する該アプリ
ケーションに必要なメモリの容量である必要容量を求
め、また、該ICカードを特定するコードであるICカ
ードコードを用いて、前記発行履歴データベースを参照
し、該発行履歴データベース中の情報に基づいて、現時
点で該ICカードのメモリの使用可能な残りの容量であ
る残り容量を求め、該必要容量と該残り容量とを比較す
ることによって、該アプリケーションを該ICカードへ
ダウンロードすることが、現時点のままで適当か否かを
判定するダウンロード適性判定ステップ、をさらに具備
することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、或るユーザーがアプリケーシ
ョンをICカードにダウンロードする希望があることを
示す情報を受け取った場合に、該アプリケーション・デ
ータベースを参照して、該ユーザーが希望する該アプリ
ケーションに必要なメモリの容量である必要容量を求
め、また、該ICカードのICチップを特定するコード
であるICチップコードを用いて、前記発行履歴データ
ベースを参照し、該発行履歴データベース中の情報に基
づいて、現時点で該ICカードのメモリの使用可能な残
りの容量である残り容量を求め、該必要容量と該残り容
量とを比較することによって、該アプリケーションを該
ICカードへダウンロードすることが、現時点のままで
適当か否かを判定するダウンロード適性判定ステップ、
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
ービス方法。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、或るユーザーがアプリケーシ
ョンをICカードにダウンロードする希望があることを
示す情報を受け取った場合に、該ICカードを特定する
コードであるICカードコードか、該ICカードのIC
チップを特定するコードであるICチップコードか、又
は、該ユーザーを特定するコードであるユーザーコード
の、少なくともいずれかを用いて、前記ユーザーデータ
ベースに記録されている情報を照会することにより、該
ICカードに関して、少なくとも不正な点があるICカ
ードであるか否かの判定を行う不正判定ステップ、をさ
らに具備することを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請
求項8のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
理サービス方法であって、前記ユーザーからのICカー
ドの再発行か又は解約のいずれかの依頼を示す情報をも
とに、それぞれ該ICカードを再発行又は解約する再発
行解約ステップ、をさらに具備することを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、ICカードを
発行するために必要なユーザー情報を保持するユーザー
データベースと、前記ICカードを発行するために必要
なアプリケーションを保持するアプリケーション・デー
タベースと、前記ICカードの発行実績が記憶される発
行履歴データベースと、前記ユーザーデータベースに登
録された前記ユーザー情報をもとに、所定のアプリケー
ションをアプリケーション・データベースから前記IC
カードにダウンロードしてICカードを発行すると共
に、ICカード発行の履歴を前記発行履歴データベース
に書き込むICカード発行手段と、を具備することを特
徴とするICカードライフサイクル管理サービスシステ
ムである。
【0015】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のICカードライフサイクル管理サービスシステム
であって、前記アプリケーションのダウンロード実績に
基づくライセンス料を支払う手段、をさらに具備するこ
とを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の発明は、請求項10又
は請求項11のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、前記ユーザー情報
は、ユーザーの個人情報およびアプリケーション情報を
含むことを特徴とする。
【0017】請求項13に記載の発明は、請求項10乃
至請求項12のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、前記ICカードの
ユーザーからのアプリケーションの追加又は削除の依頼
を示す情報をもとに、該アプリケーションを該ユーザー
のICカードへのダウンロードか又は該ユーザーのIC
カードに格納されている該アプリケーションの削除の、
いずれか少なくとも一方を行う手段、をさらに具備する
ことを特徴とする。
【0018】請求項14に記載の発明は、請求項10乃
至請求項13のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、或るユーザーがア
プリケーションをICカードにダウンロードする希望が
あることを示す情報を受け取った場合に、該アプリケー
ション・データベースを参照して、該ユーザーが希望す
る該アプリケーションに必要なメモリの容量である必要
容量を求め、また、該ICカードの該ユーザーを特定す
るコードであるユーザーコードを用いて、前記発行履歴
データベースを参照し、該発行履歴データベース中の情
報に基づいて、現時点で該ICカードのメモリの使用可
能な残りの容量である残り容量を求め、該必要容量と該
残り容量とを比較することによって、該アプリケーショ
ンを該ICカードへダウンロードすることが、現時点の
ままで適当か否かを判定するダウンロード適性判定手
段、をさらに具備することを特徴とする。
【0019】請求項15に記載の発明は、請求項10乃
至請求項13のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、或るユーザーがア
プリケーションをICカードにダウンロードする希望が
あることを示す情報を受け取った場合に、該アプリケー
ション・データベースを参照して、該ユーザーが希望す
る該アプリケーションに必要なメモリの容量である必要
容量を求め、また、該ICカードを特定するコードであ
るICカードコードを用いて、前記発行履歴データベー
スを参照し、該発行履歴データベース中の情報に基づい
て、現時点で該ICカードのメモリの使用可能な残りの
容量である残り容量を求め、該必要容量と該残り容量と
を比較することによって、該アプリケーションを該IC
カードへダウンロードすることが、現時点のままで適当
か否かを判定するダウンロード適性判定手段、をさらに
具備することを特徴とする。
【0020】請求項16に記載の発明は、請求項10乃
至請求項13のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、或るユーザーがア
プリケーションをICカードにダウンロードする希望が
あることを示す情報を受け取った場合に、該アプリケー
ション・データベースを参照して、該ユーザーが希望す
る該アプリケーションに必要なメモリの容量である必要
容量を求め、また、該ICカードのICチップを特定す
るコードであるICチップコードを用いて、前記発行履
歴データベースを参照し、該発行履歴データベース中の
情報に基づいて、現時点で該ICカードのメモリの使用
可能な残りの容量である残り容量を求め、該必要容量と
該残り容量とを比較することによって、該アプリケーシ
ョンを該ICカードへダウンロードすることが、現時点
のままで適当か否かを判定するダウンロード適性判定手
段、をさらに具備することを特徴とする。
【0021】請求項17に記載の発明は、請求項10乃
至請求項16のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、或るユーザーがア
プリケーションをICカードにダウンロードする希望が
あることを示す情報を受け取った場合に、該ICカード
を特定するコードであるICカードコードか、該ICカ
ードのICチップを特定するコードであるICチップコ
ードか、又は、該ユーザーを特定するコードであるユー
ザーコードの、少なくともいずれかを用いて、前記ユー
ザーデータベースに記録されている情報を照会すること
により、該ICカードに関して、少なくとも不正な点が
あるICカードであるか否かの判定を行う不正判定手
段、をさらに具備することを特徴とする。
【0022】請求項18に記載の発明は、請求項10乃
至請求項17のいずれかに記載のICカードライフサイ
クル管理サービスシステムであって、前記ユーザーから
のICカードの再発行か又は解約のいずれかの依頼を示
す情報をもとに、それぞれ該ICカードを再発行又は解
約する再発行解約手段、をさらに具備することを特徴と
する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に関わるICカードは、い
わゆる接触型ICカード、非接触型ICカード、あるい
は、接触型及び非接触型の通信機能を両方とも備える複
合型ICカードのいずれにも適用されうる。尚、これら
のICカードには、さらに、磁気記録部、光又は光磁気
記録部、エンボス記録部、あるいは、可視情報記録部
(文字や画像などの印刷部、ホログラムや回折格子など
による光学映像部)などが適宜設けてあってもよく、そ
れらによる情報を、ICカードを使用する際に適宜利用
(認証、又は認証の補助、等に)してもよい。
【0024】以下、本発明の実施の代表的な1形態によ
るICカードの発行やその後を(好ましくは一貫して)
サポートするICカードライフサイクル管理サービスシ
ステムを図1を参照して説明する。図1は同実施の形態
によるICカードライフサイクル管理サービスシステム
のイメージを示す図である。図1において、100はI
Cカードの発行や解約、ユーザー情報、ICカードの発
行履歴、およびアプリケーション情報の一元管理などを
行うICカード管理サービスシステムである。200は
ICカードのユーザー、210および220はそれぞれ
ICカード、300はICカードの発行主体(又はイシ
ュアー300の代行者)であって、ICカードに格納
(即ち、記憶)したアプリケーションを利用して業務を
行うイシュアー(又はイシュアー300の代行者)であ
る。尚、図中で210と220のように2枚のICカー
ドがあるのは、ICカードには相違する色々なものがあ
る様子を描くべく例示したにすぎない。イシュアー30
0(又はイシュアー300の代行者)や、カードの名
称、種類、又は仕様、等々によって、外観や機能が相違
する様々なICカードが一般に存在する。また、1つの
イシュアー300(又はイシュアー300の代行者)
が、外観や機能が1通りのみを発行しても、又は、複数
通りを発行しても、いずれでもよい。また、本発明は、
1ユーザが複数枚のICカードを有すること自体は、必
ずしも否定はしない。また、400はアプリケーション
を開発し提供するアプリケーション・プロバイダー、5
00はイシュアーでもアプリケーション・プロバイダー
でもない第三者としてアプリケーションを開発し提供す
るサードパーティである。尚、本発明に関わるユーザー
とは、例示すると、会員、会社員、メンバーズクラブ
員、免許取得者、資格取得者、定期券類利用者、旅券取
得者、顧客、クレジットカード加入者、預金者、貯金
者、患者、あるいは、ID所有者、などである。
【0025】ICカード管理サービスシステム100
は、運用システム110、ユーザーデータベース12
0、発行履歴データベース130、アプリケーション・
データベース140、および、図示しないICカード発
行手段で構成される。運用システム110は、イシュア
ー300(又はイシュアー300の代行者)からのIC
カードを発行する為の指示により、ユーザーデータベー
ス120に登録されているユーザー情報をもとに、アプ
リケーション・データベース140に格納されている所
定のアプリケーションを、運用システム110側、ユー
ザー200側、または、イシュアー300(又はイシュ
アー300の代行者)側のいずれかに設けられたICカ
ード・リーダーライター(図示せず)にセットされたI
Cカードにダウンロードする。
【0026】また、運用システム110は上記のダウン
ロードを行った後、その旨をイシュアー300(又はイ
シュアー300の代行者)へ通知する。また、運用シス
テム110は、イシュアー300(又はイシュアー30
0の代行者)からのアプリケーションの追加または削除
の指示により、ICカード・リーダーライターにセット
された該当するICカードに対して、所定のアプリケー
ションを追加したり、又はそのICカードに搭載された
所定のアプリケーションを削除する。さらに、イシュア
ー300(又はイシュアー300の代行者)からの指示
により、該当するICカードの再発行や解約処理、アプ
リケーションの使用(搭載状況)照会、あるいは、該当
するICカードの現況照会なども行う。そして、運用シ
ステム110は、ICカードのこれら発行などや、それ
に関るアプリケーションのこれらダウンロードなどに関
る実績などの履歴情報を発行履歴データベース130に
記録する。なお、運用システム110は、ICカードへ
のアプリケーションの追加の指示を受けた時に、発行履
歴データベース130内の履歴情報からICカードのメ
モリの使用可能な残りの容量(残り容量)を、また、ア
プリケーション・データベース140内からアプリケー
ションに必要なメモリの容量(必要容量)を、それぞれ
読み出して比較し、現時点でアプリケーションのダウン
ロードが適当か否かを判定することが好ましい。また、
運用システム100は、ユーザーデーベース120内の
情報やICカードと交信して得た情報を基に、そのIC
カードに不正な点があるか否かを判定することが好まし
く、例えば、もし判定が不正無しであれば前記のアプリ
ケーションの追加、その他の処理を通常どおり行い、も
し、不正有りとなればイシュアー300(又はその代行
者)に通知等(不正有りの場合は、前記のアプリケーシ
ョンの追加、その他の処理の中止や拒否、等もありえ
る)を行う。
【0027】ユーザーデータベース120は、イシュア
ー300がICカードを発行したユーザー(ICカード
ユーザー)に関る情報であるユーザー情報(そのユーザ
ーの、例えば、ICカードを特定するICカードコー
ド、ICチップを特定するICチップコード、ユーザー
を特定するユーザーコード、住所、氏名、電話番号、生
年月日、あるいは暗証番号など)を検索や読み出しが可
能なように格納するデータベースである。ユーザー情報
には、ICカードコード、ICチップコード、あるい
は、ユーザーコードのように、そのユーザーだけに関わ
る固有情報が最低1つ以上含まれている。発行履歴デー
タベース130は、ICカードの発行、再発行、解約、
又は、アプリケーションのダウンロード、等の履歴情報
(そのICカードに対応した例えば、ICカードコー
ド、ICチップコード、ICカード発行年月日、ユーザ
ーコード、ダウンロードしたアプリケーションの情報、
あるいは残り容量など)を検索や読み出しが可能なよう
に格納する。アプリケーション・データベース140
は、アプリケーション・プロバイダー400やサードパ
ーティ500等が開発して登録したアプリケーションお
よびそのアプリケーションの関連情報(そのアプリケー
ションの、例えば、アプリケーションのライセンス料、
ダウンロードしたICカードコード、ダウンロードした
ICチップコード、ダウンロードしたユーザーコード、
ダウンロード年月日、ダウンロードに必要な容量など)
を検索や読み出しが可能なように格納する。
【0028】イシュアー300(又はその代行者)は、
ICカード(例えば、210,220等のいずれか)を
利用して、業務を遂行したり、ユーザー200にサービ
スを提供する組織や団体などである。例えば、ICカー
ドを診察券として利用する場合にはイシュアーは一般に
病院であり、また、ICカードを社員証として利用する
場合のイシュアーは一般に企業といった具合である。イ
シュアー300(又はその代行者)は、ユーザー200
になることを希望する者からの申し込みに基づいて、ユ
ーザー情報(ユーザーの個人情報、ICカードにダウン
ロードするアプリケーション種別などの情報)を編集
し、ICカード管理サービスシステム100のユーザー
データベース120に登録するとともに、運用システム
110にICカードの発行を指示する。また、イシュア
ー300(又はその代行者)は、ユーザー200からの
ICカードの再発行の要求や解約の要求に基づいて、運
用システム110にICカードの再発行や解約を指示
し、ユーザーデータベース120の更新を行う。
【0029】アプリケーション・プロバイダー400は
一般に、イシュアー300(又はその代行者)からのア
プリケーションの開発指示に基づいてアプリケーション
を開発し、開発したアプリケーションおよび関連情報
(アプリケーションのライセンス料など)をアプリケー
ション・データベース140に登録する。この登録は、
イシュアー300(又はその代行者)を介して行っても
よい。また、サードパーティ500は一般に、独自にア
プリケーションを開発し、アプリケーション・プロバイ
ダー400とほぼ同様に、開発したアプリケーションお
よび関連情報をアプリケーション・データベース140
に登録する。この登録は、アプリケーション・プロバイ
ダー400、あるいは、イシュアー300(又はその代
行者)を介して行うことが好ましい。
【0030】本実施の形態において、イシュアー300
は、一般には単独で存在する。なお、アプリケーション
を提供する仕組みとしては、前述の例が一般的である
が、この他にも例えば、イシュアー300が単独で存在
し、このイシュアー300とは別の、本来ICカードの
イシュアーになりうる他の組織あるいは団体が直接に、
あるいは、適当なアプリケーション・プロバイダー40
0か又はサードパーティ500を使うこと、等により、
アプリケーションを提供する形態も有り得る。これは、
適宜、当事者の契約や運用上の調整も必要となる。ま
た、場合によっては、イシュアー300の役割を複数の
組織あるいは団体が担う形態も有り得る。例えば、病
院、企業、メンバーズクラブ、デパート、ストアー、ク
レジットカード会社、銀行、又は、電車・自動車・航空
機・船舶等に関る運輸会社、等々の組織あるいは団体で
ある。そして、これらのいずれかが中心になって、IC
カードの発行を行い、発行された後はイシュアー間でデ
ータを適宜共有し共同で管理を行う。これは、適宜、当
事者の契約や運用上の調整も必要となる。ここで、アプ
リケーションの提供者などのイシュアー300以外の
者、あるいは、他のイシュアーに対して秘密にすべき情
報があった場合には、適宜情報を秘密にしたままで管理
を行ってもよい。また、本発明に係る管理サービス方法
を行ったり、又は、本発明に係る管理サービスを運用し
たりすることを、必ずしもイシュアー300自身が行わ
ず、その一部または全てを、例えば、イシュアー300
の指示または承認の下に代行者が行う形態であってもよ
い。これは、適宜、当事者の契約や運用上の調整が必要
となる。
【0031】尚、本発明で云うアプリケーションとは、
いわゆるアプリケーション・ソフトウェアを示す。IC
カードにダウンロードされるアプリケーションは様々な
ものが想定され、必ずしも限定されるものではないが、
代表的なものを以下にいくつか例示する。 <ロイヤリティ系> −ポイント・アプリケーション:物品の購買やサービス
の利用などにユーザーが費やした金額等に応じてポイン
トが与えられ、蓄積されたポイント数に応じてユーザー
がサービスや特典を受けられるポイント制度に用いられ
るアプリケーションである。 −マイレッジ・アプリケーション:代表例は、航空会社
等などの運輸会社で使用され、飛行機などの運送機関を
利用した距離や金額などに応じてユーザーに与えられる
マイレッジに関するものであり、ポイント・アプリケー
ションとほぼ同様である。 −等 <特定業務用途系> −PKI(Public Key Infrastructure)・アプリケー
ション:PKI、すなわち、公開鍵暗号基盤の利用に関
わるアプリケーションである。 −ID(Identification)・アプリケーション:ID、
すなわち、身分証明に関わるアプリケーションである。 −電子マネー・アプリケーション:電子マネーの利用に
関わるアプリケーションであり、例えばプリペイドカー
ドへの適用を含む。 −ドアゲート・アプリケーション:ドアロック付きの建
物に入る、又は入退出する際のドアゲートの管理に関す
るアプリケーションである。 −暗号処理のデコード・アプリケーション:暗号化され
た情報の復号に関するアプリケーションである。暗号化
された情報には、例えば、放送サービスに使用されるス
クランブル信号のかかったコンテンツがあげられ、具体
的には、音楽、映画、スポーツ映像、等のアミューズメ
ント・コンテンツなどである。その他の例としては、暗
号化されてあるゲーム・ソフトウェアを復号化する為の
ものや、暗号化されて与えられるパスワードを復号化す
る為のものが挙げられる。 −等
【0032】次に、本発明の実施の形態の動作について
図1を参照して説明する。ユーザー200は、個人情報
(例えば、氏名、住所、電話番号、生年月日など)およ
び希望するアプリケーションに関する情報(例えば、種
別、アプリケーション名、など)を添えて、イシュアー
300(又はその代行者)にICカードの利用と発行の
申し込みを行う。この申し込みは、例えばインターネッ
トなどのネットワークを介して行ってもよいし、印刷さ
れた紙媒体などを利用してもよく、その方法は問わな
い。イシュアー300は例えば自ら、ユーザー200か
らの申し込みに関る情報をもとに、このユーザーに関る
ユーザー情報を作成し、ICカード管理サービスシステ
ム100のユーザーデータベース120にこのユーザー
に関るユーザー情報を登録するとともに、運用システム
110に対してはICカードを発行するための指示(以
下、「ICカード発行指示」と称する)を出す。尚、こ
こで他の形態として、例えば、このユーザーに関るユー
ザー情報の作成の指示を、代行者か又は運用システム1
10に対して出したり、あるいは、このICカードを発
行する指示を代行者に出して、代行者から運用システム
110に指示を出す、等も適用してよい。
【0033】ICカード発行指示を受けた運用システム
110は、ユーザーデータベース120から該当するユ
ーザーのユーザー情報を検索し、検索したユーザー情報
をもとに所定のアプリケーションをアプリケーション・
データベース140から、(ICカード・リーダーライ
ターにセットされた)ICカードにダウンロードし、こ
のユーザー情報(このユーザー情報のうち、必ずしも全
項目の情報でなくてもよく、一般には、そのICカード
中に記憶させておくべきとした項目の情報について)と
ともにICカードに格納する工程を経て、ICカードを
発行する。また、運用システム110は、このICカー
ドの発行の実績に関する情報を発行履歴データベース1
30に書きこむ。そして、一般に、運用システム110
は、ICカードに格納したアプリケーションの使用実績
をそのアプリケーションの開発元(アプリケーション・
プロバイダー400またはサードパーティ500)に報
告するとともに、対価(例えば、ライセンス料)を支払
う。このライセンス料の支払い方は、例えば、ICカー
ドにアプリケーションを格納した時点で所定のライセン
ス料を支払うようにしたり、またはアプリケーションの
使用実績に応じてライセンス料を支払うようにするな
ど、アプリケーションごと、あるいは、アプリケーショ
ンによらず一律に定めることができる。当事者間の取決
めにより、支払い方は適宜定められる。
【0034】そして、ICカード(例えば、210,2
20等のいずれか)を発行した後に、或るユーザー20
0からアプリケーションの追加か削除、又は、ICカー
ドの再発行か解約などの要求があった場合には、イシュ
アー300(又はその代行者)は、例えば自らユーザー
データベース120中のこのユーザーに関る情報を更新
し、このユーザー200の該当するICカードに対する
それぞれ、アプリケーションの追加か削除、またはIC
カードの再発行か解約などの指示を運用システム110
に出す。運用システム110は、この指示に基づいて、
ICカードに所定のアプリケーションをダウンロード
(追加に相当)したり、ICカードに格納されている所
定のアプリケーションを削除したり、またはICカード
の再発行か解約を行い、その経緯を発行履歴データベー
ス130に記録する。尚、これらアプリケーションの追
加など、あるいは、ICカードの再発行などを、ユーザ
ー200が要求するやり方は、例えば、パーソナルコン
ピュータからのインターネット等の申請ページ利用や、
イシュアー300(又は、その代行者)などが用意した
申請用の装置(これらはICカード・リーダーライター
付きが便利である)、あるいは、申請用の印刷媒体を使
って行う。アプリケーションの追加か削除、又は、IC
カードの解約の処理は、通常、前記のICカード・リー
ダーライター付きのIT機器を利用する。尚、ICカー
ドの再発行の処理は、例えば、ICカードがユーザーで
も判る程度に破損して、そのICカードの本来の利用目
的に堪えないとか、紛失した場合に行われる。イシュア
ー300(又はその代行者)等の側の意向によるICカ
ードの更新や、前記の再発行による2枚目以降のICカ
ードの場合は、更新の記録や、以前のカードの事件や事
故の被害に関る情報も記録する方が好ましい(例えば、
履歴情報の一部とする)。
【0035】また、イシュアー300やアプリケーショ
ン・プロバイダー400などは、ユーザーデータベース
120、発行履歴データベース130、アプリケーショ
ン・データベース140に対して、ユーザーの現状を照
会する現況照会、そのICカードの現状を照会する現況
照会、アプリケーションのそのICカードへ搭載されて
いる現状を照会する搭載状況照会などを行うこともでき
る。
【0036】また、1枚のICカードに格納するアプリ
ケーションの数や種類は本発明では不問である。
【0037】なお、上記した本実施の形態では、アプリ
ケーションダウンロード型ICカードの場合について述
べたが、本発明は、従来の特定用途に対応した1種類の
アプリケーションを固定的に格納した単機能型のICカ
ードであっても、前記の処理のうち、アプリケーション
の追加または削除の処理以外について適用できるため、
この型のICカードを対象とすることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、10の
発明によれば、ユーザーデータベースに登録されたユー
ザー情報をもとに、所定のアプリケーションをアプリケ
ーション・データベースからICカードにダウンロード
しICカードを発行するので、ユーザーが必要とする複
数のアプリケーションを1枚のICカードで対応できる
アプリケーションダウンロード型ICカードの発行を可
能にする。また、ユーザーは、1枚のICカードで複数
のサービスなどを利用でき、複数のICカードを所持す
るといった煩わしさから解放される。また、ユーザーデ
ータベース、発行履歴データベース、アプリケーション
・データベースを設けて、ユーザー情報、ICカード情
報、アプリケーション情報を一括管理するようにしたの
で、各種の照会に対してリアルタイムで応答することが
できる。これにより、イシュアー、アプリケーション・
プロバイダーなどは、最新のユーザー情報、ICカード
情報やアプリケーション情報を入手し、利用することが
可能になる。
【0039】また、請求項2、11の発明によれば、ア
プリケーションのダウンロードに伴い、ライセンス料を
支払うことができる。従って、アプリケーションの開発
元は、清算に係る作業を軽減しながら、過ちのない(又
は少ない)対価を得ることが可能となる。
【0040】また、請求項4、13の発明によれば、ユ
ーザーからの所定のアプリケーションの追加または削除
の依頼をもとに、該アプリケーションを該ユーザーのI
Cカードにダウンロードし、または該ユーザーのICカ
ードに格納されている該アプリケーションを削除するの
で、ICカードの機能を、ユーザーの自由意思に沿って
増減、又は変更することができる。但し、希望するアプ
リケーションの不存在、ICカード側のメモリの残り容
量の不足、ICカードに関る不正行為があった場合のイ
シュアー300等の側からの対抗処置があった場合は、
必ずしも自由にはならないことがありえる。
【0041】また、請求項5〜7、及び、14〜16の
発明によれば、ユーザーからのアプリケーションの追加
の依頼を受けた場合に、ICカードのメモリの残り容量
と、ユーザーの希望するアプリケーションに必要なメモ
リの容量とを比較することによって、現時点でアプリケ
ーションのダウンロードが可能か否かを判断することが
できる。従って、ICカードのメモリの残り容量が充分
であることを確認してからICカードへアプリケーショ
ンをダウンロードすることが可能となる。
【0042】また、請求項8、17の発明によれば、ユ
ーザーからのアプリケーションの追加の依頼を受けた場
合に、不正なICカードであるか否かを判断することが
できる。従って、ICカードやユーザーの正当性を確認
してからアプリケーションのダウンロードを行うことが
可能となるため、ICカードのセキュリティが向上す
る。
【0043】また、請求項9、18の発明によれば、I
Cカードの再発行や解約も含め、ICカードの発行から
その後を一貫して管理するようにしたので、ユーザー情
報、ICカード発行情報、アプリケーション情報を一元
管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるICカードライ
フサイクル管理サービスシステムのイメージを示す図で
ある。
【符号の説明】
100…ICカード管理サービスシステム、110…運
用システム、120…ユーザーデータベース、130…
発行履歴データベース、140…アプリケーション・デ
ータベース、200…ユーザー、210,220…IC
カード、300…イシュアー、400…アプリケーショ
ン・プロバイダー、500…サードパーティ、600…
ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 (72)発明者 島 一展 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA22 MA25 MB01 MB04 MB09 SA05 5B058 CA23 KA01 KA02 KA04 KA11 KA31 YA20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードを発行するために必要なユー
    ザー情報をユーザーデータベースに登録するステップ
    と、 前記ICカードを発行するために必要なアプリケーショ
    ンをアプリケーション・データベースに登録するステッ
    プと、 前記ユーザーデータベースに登録された前記ユーザー情
    報をもとに、所定のアプリケーションをアプリケーショ
    ン・データベースから前記ICカードにダウンロードし
    ICカードを発行するステップと、 前記ICカードの発行実績を発行履歴データベースに書
    き込むステップと、 を具備することを特徴とするICカードライフサイクル
    管理サービス方法。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーションのダウンロード実
    績に基づくライセンス料を支払うステップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のI
    Cカードライフサイクル管理サービス方法。
  3. 【請求項3】 前記ユーザー情報は、ユーザーの個人情
    報およびアプリケーション情報を含むことを特徴とする
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載のICカードラ
    イフサイクル管理サービス方法。
  4. 【請求項4】 前記ICカードのユーザーからのアプリ
    ケーションの追加又は削除の依頼をもとに、該アプリケ
    ーションを該ユーザーのICカードへのダウンロードか
    又は該ユーザーのICカードに格納されている該アプリ
    ケーションの削除の、いずれか少なくとも一方を行うス
    テップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
    ービス方法。
  5. 【請求項5】 或るユーザーがアプリケーションをIC
    カードにダウンロードする希望があることを示す情報を
    受け取った場合に、 該アプリケーション・データベースを参照して、該ユー
    ザーが希望する該アプリケーションに必要なメモリの容
    量である必要容量を求め、また、該ICカードの該ユー
    ザーを特定するコードであるユーザーコードを用いて、
    前記発行履歴データベースを参照し、該発行履歴データ
    ベース中の情報に基づいて、現時点で該ICカードのメ
    モリの使用可能な残りの容量である残り容量を求め、 該必要容量と該残り容量とを比較することによって、該
    アプリケーションを該ICカードへダウンロードするこ
    とが、現時点のままで適当か否かを判定するダウンロー
    ド適性判定ステップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
    ービス方法。
  6. 【請求項6】 或るユーザーがアプリケーションをIC
    カードにダウンロードする希望があることを示す情報を
    受け取った場合に、 該アプリケーション・データベースを参照して、該ユー
    ザーが希望する該アプリケーションに必要なメモリの容
    量である必要容量を求め、また、該ICカードを特定す
    るコードであるICカードコードを用いて、前記発行履
    歴データベースを参照し、該発行履歴データベース中の
    情報に基づいて、現時点で該ICカードのメモリの使用
    可能な残りの容量である残り容量を求め、 該必要容量と該残り容量とを比較することによって、該
    アプリケーションを該ICカードへダウンロードするこ
    とが、現時点のままで適当か否かを判定するダウンロー
    ド適性判定ステップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
    ービス方法。
  7. 【請求項7】 或るユーザーがアプリケーションをIC
    カードにダウンロードする希望があることを示す情報を
    受け取った場合に、 該アプリケーション・データベースを参照して、該ユー
    ザーが希望する該アプリケーションに必要なメモリの容
    量である必要容量を求め、また、該ICカードのICチ
    ップを特定するコードであるICチップコードを用い
    て、前記発行履歴データベースを参照し、該発行履歴デ
    ータベース中の情報に基づいて、現時点で該ICカード
    のメモリの使用可能な残りの容量である残り容量を求
    め、 該必要容量と該残り容量とを比較することによって、該
    アプリケーションを該ICカードへダウンロードするこ
    とが、現時点のままで適当か否かを判定するダウンロー
    ド適性判定ステップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
    ービス方法。
  8. 【請求項8】 或るユーザーがアプリケーションをIC
    カードにダウンロードする希望があることを示す情報を
    受け取った場合に、 該ICカードを特定するコードであるICカードコード
    か、該ICカードのICチップを特定するコードである
    ICチップコードか、又は、該ユーザーを特定するコー
    ドであるユーザーコードの、少なくともいずれかを用い
    て、前記ユーザーデータベースに記録されている情報を
    照会することにより、 該ICカードに関して、少なくとも不正な点があるIC
    カードであるか否かの判定を行う不正判定ステップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    7のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
    ービス方法。
  9. 【請求項9】 前記ユーザーからのICカードの再発行
    か又は解約のいずれかの依頼を示す情報をもとに、それ
    ぞれ該ICカードを再発行又は解約する再発行解約ステ
    ップ、 をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    8のいずれかに記載のICカードライフサイクル管理サ
    ービス方法。
  10. 【請求項10】 ICカードを発行するために必要なユ
    ーザー情報を保持するユーザーデータベースと、 前記ICカードを発行するために必要なアプリケーショ
    ンを保持するアプリケーション・データベースと、 前記ICカードの発行実績が記憶される発行履歴データ
    ベースと、 前記ユーザーデータベースに登録された前記ユーザー情
    報をもとに、所定のアプリケーションをアプリケーショ
    ン・データベースから前記ICカードにダウンロードし
    てICカードを発行すると共に、ICカード発行の履歴
    を前記発行履歴データベースに書き込むICカード発行
    手段と、 を具備することを特徴とするICカードライフサイクル
    管理サービスシステム。
  11. 【請求項11】 前記アプリケーションのダウンロード
    実績に基づくライセンス料を支払う手段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10に記載の
    ICカードライフサイクル管理サービスシステム。
  12. 【請求項12】 前記ユーザー情報は、ユーザーの個人
    情報およびアプリケーション情報を含むことを特徴とす
    る請求項10又は請求項11のいずれかに記載のICカ
    ードライフサイクル管理サービスシステム。
  13. 【請求項13】 前記ICカードのユーザーからのアプ
    リケーションの追加又は削除の依頼を示す情報をもと
    に、該アプリケーションを該ユーザーのICカードへの
    ダウンロードか又は該ユーザーのICカードに格納され
    ている該アプリケーションの削除の、いずれか少なくと
    も一方を行う手段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10乃至請求
    項12のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
    理サービスシステム。
  14. 【請求項14】 或るユーザーがアプリケーションをI
    Cカードにダウンロードする希望があることを示す情報
    を受け取った場合に、 該アプリケーション・データベースを参照して、該ユー
    ザーが希望する該アプリケーションに必要なメモリの容
    量である必要容量を求め、また、該ICカードの該ユー
    ザーを特定するコードであるユーザーコードを用いて、
    前記発行履歴データベースを参照し、該発行履歴データ
    ベース中の情報に基づいて、現時点で該ICカードのメ
    モリの使用可能な残りの容量である残り容量を求め、 該必要容量と該残り容量とを比較することによって、該
    アプリケーションを該ICカードへダウンロードするこ
    とが、現時点のままで適当か否かを判定するダウンロー
    ド適性判定手段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10乃至請求
    項13のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
    理サービスシステム。
  15. 【請求項15】 或るユーザーがアプリケーションをI
    Cカードにダウンロードする希望があることを示す情報
    を受け取った場合に、 該アプリケーション・データベースを参照して、該ユー
    ザーが希望する該アプリケーションに必要なメモリの容
    量である必要容量を求め、また、該ICカードを特定す
    るコードであるICカードコードを用いて、前記発行履
    歴データベースを参照し、該発行履歴データベース中の
    情報に基づいて、現時点で該ICカードのメモリの使用
    可能な残りの容量である残り容量を求め、 該必要容量と該残り容量とを比較することによって、該
    アプリケーションを該ICカードへダウンロードするこ
    とが、現時点のままで適当か否かを判定するダウンロー
    ド適性判定手段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10乃至請求
    項13のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
    理サービスシステム。
  16. 【請求項16】 或るユーザーがアプリケーションをI
    Cカードにダウンロードする希望があることを示す情報
    を受け取った場合に、 該アプリケーション・データベースを参照して、該ユー
    ザーが希望する該アプリケーションに必要なメモリの容
    量である必要容量を求め、また、該ICカードのICチ
    ップを特定するコードであるICチップコードを用い
    て、前記発行履歴データベースを参照し、該発行履歴デ
    ータベース中の情報に基づいて、現時点で該ICカード
    のメモリの使用可能な残りの容量である残り容量を求
    め、 該必要容量と該残り容量とを比較することによって、該
    アプリケーションを該ICカードへダウンロードするこ
    とが、現時点のままで適当か否かを判定するダウンロー
    ド適性判定手段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10乃至請求
    項13のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
    理サービスシステム。
  17. 【請求項17】 或るユーザーがアプリケーションをI
    Cカードにダウンロードする希望があることを示す情報
    を受け取った場合に、 該ICカードを特定するコードであるICカードコード
    か、該ICカードのICチップを特定するコードである
    ICチップコードか、又は、該ユーザーを特定するコー
    ドであるユーザーコードの、少なくともいずれかを用い
    て、前記ユーザーデータベースに記録されている情報を
    照会することにより、 該ICカードに関して、少なくとも不正な点があるIC
    カードであるか否かの判定を行う不正判定手段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10乃至請求
    項16のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
    理サービスシステム。
  18. 【請求項18】 前記ユーザーからのICカードの再発
    行か又は解約のいずれかの依頼を示す情報をもとに、そ
    れぞれ該ICカードを再発行又は解約する再発行解約手
    段、 をさらに具備することを特徴とする請求項10乃至請求
    項17のいずれかに記載のICカードライフサイクル管
    理サービスシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4839303B2 (ja) * 2005-02-01 2011-12-21 パナソニック株式会社 デジタルケーブルテレビ放送受信機
CN103686230A (zh) * 2012-09-25 2014-03-26 中兴通讯股份有限公司 一种基于交互式网络电视的付费方法及系统
US8752159B2 (en) 2010-07-12 2014-06-10 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, verification system, control method of verification system, program of control method of verification system, and storage medium

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