JP2003316867A - 運行システム - Google Patents

運行システム

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JP2003316867A
JP2003316867A JP2002117550A JP2002117550A JP2003316867A JP 2003316867 A JP2003316867 A JP 2003316867A JP 2002117550 A JP2002117550 A JP 2002117550A JP 2002117550 A JP2002117550 A JP 2002117550A JP 2003316867 A JP2003316867 A JP 2003316867A
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calculating
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operation system
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flight
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JP2002117550A
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Tsugio Osaki
次雄 大崎
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 納入先の希望に応じて製品等を輸送する際、
所定の量を要望する到着時間に、効率良くかつ安価に輸
送する運行システムを提供する。 【解決手段】 運行システムは、輸送物の納入期間、輸
送区間、製品の量を入力する手段、これらのデータに基
き輸送便数を算出して輸送方法を選択し、便単位の単価
を算出する手段、該単価に基づき所定量の物を輸送する
費用を算出する手段、を備えている。また、前記便単位
の単価を算出する手段は、輸送する物を収納するの箱単
位の単価から所定量の物を輸送する費用を算出する手段
を併せて備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最適ダイヤ、輸送
手段を求める運行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造、流通業において、倉庫や工場に保
管される製品、部品、資材等をトラック等の輸送手段に
よって顧客の指定する納品先に所定の時間に輸送するこ
とが行われている。これらの輸送を顧客の要望を満た
し、かつ効率良く行ってコストを削減することは製品等
の価格競争力を図る上で非常に大きな要素となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既存の
輸送の形態においては、納入先が希望する輸送物の製品
等の量や到着時間に応じて、必ずしも効率良くかつ安価
に輸送するようにはされていない。
【0004】本発明は、納入先の希望に応じて製品等を
輸送する際、所定の量を要望する到着時間に、効率良く
かつ安価に輸送するよう運行システムを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明運行システムによ
れば、輸送物の納入期間、輸送区間、製品等の輸送物の
量を入力する手段、これらのデータに基き輸送便数を算
出して輸送方法を選択し、便単位の単価を算出する手
段、該単価に基づき所定量の物を輸送する費用を算出す
る手段を備えている。
【0006】また、前記便単位の単価を算出する手段
は、輸送する物を収納する箱単位の単価から所定量の物
を輸送する費用を算出する手段を併せて備えている。
【0007】また、前記輸送便数を算出して輸送方法を
選択し、便単位の単価を算出する手段は、該輸送便数を
変え各便数毎に複数の便単位の単価を算出する手段を備
え、前記所定量の物を輸送する費用を算出する手段は、
各便単位の単価に基づき所定量の物を輸送する複数の費
用を算出する手段を備えている。
【0008】また、箱単位の単価から所定量の物を輸送
する費用を算出する手段をさらに有し、前記複数の費用
に前記箱単位の単価から所定量の物を輸送する費用を含
めることができる。
【0009】本発明による運行システムは、出発点から
中継点までは輸送物を貸切車両で輸送し、中継点から先
は所定の地点に所定のダイヤに基づいて輸送物を混載車
両で輸送する運行形態において、最終目的地点の到着時
刻を入力する手段、該入力された到着時刻内に到着する
便を検索する手段、前記出発点から中継点までの経路に
基づいて前記貸切車両の所要輸送時間を算出し、所定の
時間に前記中継点に到着するための前記出発点の出発時
刻を算出する手段、及び該算出した時間を表示する手段
を備えている。
【0010】また、前記所定の時間に前記中継点に到着
するための前記出発点の出発時刻が遅れた場合、前記最
終目的地点に所定の到着時刻に到着する輸送方法を検索
し、検索の結果得られた輸送方法を表示する手段を備え
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1−図3は、本発明による便当
たりの単価(便単価)及び費用を求めるシステムの概要
を説明するための図である。図1において、例えば、3
ヵ月の間に納入すべき製品が90、000個で、1箱当
たり10個入れることができるとすると9、000箱と
なる。この9,000個を3ヵ月の間に納入するために
1日当たり150箱(50m3)輸送するとする。その
ために10tトラック(75箱:25m3積載可能)を
用いると、1日2便となり、4tトラック(50箱:1
6m3積載可能)を用いると、1日3便となる。
【0012】図2は、納入先からの依頼内容を入力した
画面である。「輸送区間」はP地点からQ地点を経てR
地点までで、製品型名は「123−456」である。納
入期間は2002年4月1日から7月1日までの3カ月
の間であり、個数は90,000個である。上記のよう
に、輸送区間、納入期間、製品型名、及び個数が入力さ
れると、1日当たりの便数が計算されて「便/日」に計
算結果が表示される。一方、納入先から便数が指示され
ていればそれを入力する。
【0013】図3は、図2に示された指示に基づき、本
発明によるシステムを用いて求めた輸送方法の選択肢を
表示した画面である。この場合、輸送区間の走行距離が
590kmで所要時間が14hとする。第1の方法は10
tトラックを貸切で輸送する場合であり、1日2便とな
り、1便当り110,000円とすると合計費用は22
0,000円となる。第2の方法は4tトラックを貸切
で輸送する場合であり、1日3便となり、1便当り8
0,000円とすると合計費用は240,000円とな
る。一方、第3の方法は混載して輸送する場合、即ち他
の納入先の製品と併せて輸送する場合であり、この場合
は箱単位の価格となる。1日に150箱納入し1箱当た
りの単価を2,000円とすれば、合計価格は300,
000円となる。
【0014】従って、この中から最も安価な輸送方法で
ある第1の方法を選択することができる。この場合は、
輸送方法を複数表示したが、最も安価な輸送方法と費用
のみを表示してもよい。また、画面の右端に「詳細」な
るアイコンがあるが、ここをクリックすると便単位の単
価の詳細が表示される。
【0015】図4は、運行ダイヤの例を示した図であ
る。1日2便として、第1便(1/2便)と第2便(2
/2)の運行ダイヤが示されている。第1便を例に説明
すると、P地点に15:15に到着し15:20に出発する。次に
Q地点に22:15に到着し22:45に出発する。次にR地点に
9:50に到着し10:15に出発する。帰りはQ地点に20:15に
到着し22:20に出発し、P地点に7:30に到着する。
【0016】図5は、納入先である顧客からの納入条件
に基づいて、輸送方法を決定するための本発明の運行ダ
イヤシステムによる実施例を示すフローチャートであ
り、図6は、図5に示された本発明の運行ダイヤシステ
ムを実施するための構成の概要を示した図である。図5
のフローチャートを説明する前に、図6に示された構成
について説明する。
【0017】図6において、1はコンピュータによる制
御手段であり、該制御手段に含まれている輸送方法決定
手段は算出された単価、例えば図3に示すように便単位
の単価、又は箱単位の単価から合計費用を算出し、ダイ
ヤ作成手段11により算出した納入時間を加味して輸送
方法を決定する。図5のフローチャートにおける制御は
この制御手段1によってなされる。2は地図データ記憶
手段で、出発地と目的地を入力するとこの地図データに
基づいてルート探索手段3が最適経路を探索し、輸送距
離や道路の種類等を単価算出手段6に出力する。4は箱
データ記憶手段で、輸送する箱の数や容量、重量等を記
憶しておく。単価算出手段6は、ルート探索手段3から
得た輸送経路、走行距離、走行道路の種類等、及び箱デ
ータ記憶手段4から得られた輸送する箱の数や容量、重
量等から、後述の単価ルール記憶手段5に記憶されてい
る単価を決めるルールに基づいて単価を算出する。
【0018】入力手段8は、最終目的地到着時刻等、必
要な情報を入力する手段である。表示手段7は、検索結
果や運行ダイヤ等を表示する表示装置である。納入デー
タ記憶手段9は、納入先(顧客)からの依頼情報、例え
ば「納入期間3カ月」、輸送区間、輸送物、納入先等の
納入データを記憶してある。ダイヤデータ記憶手段10
は、後述の図8(a)に示されているようなダイヤ作成
のためのデータが記憶されている。ダイヤ作成手段11
は、ルート探索手段により得た輸送手段や輸送業者から
得られた発着時間から貸切や混載等の可能な組合せを作
成する。また12は着時間指定手段であり、着時間指定
があるときは、その時刻を加味する。 (実施例1)次に、図5のフローチャートに基づいて本
発明による運行ダイヤシステムの実施例について説明す
る。このフローチャートにおける制御は、図6に示され
た制御手段1によって行われる。
【0019】図5において、顧客から受けた依頼情報を
入力する(S1)。情報として、納入期間(例えば3カ
月)、輸送区間、製品型名、数量等を入力する。次に箱
種を検索する(S2)。ここでは製品の種類から収納で
きる箱の大きさを求める。次に輸送物の物量体積を算出
する(S3)。ここでは、輸送する製品の個数とそれを
収納する箱の大きさが判明しているので、これらのデー
タから輸送する物量の体積を算出する。次に便数の入力
があるかどうか判断する(S4)。納入先から便数が指
定されており、その便数がすでに入力されていれば便数
入力ありとされ(Yes)、1便当たりで輸送する物量
の体積が算出される(S6)。これは1日に輸送される
物量と便数から算出される。例えば、図1に示すように
1日に150箱(50m3)輸送するとして便数を1日
2便と指定された場合、1便当たりの輸送体積は75箱
(25m3)となる。一方、便数が指定されていなけれ
ば(S4でNo)、便数が算出される(S5)。
【0020】S6で1便当たりの体積が算出されると、
算出された体積が12m3以下かどうか判断される(S
7)。Yesであれば、量が少ないので混載とし(S
8)、箱単位の単価を算出する(S9)。そして、費用
の合計を算出する(S10)。S7でNoの場合、即ち
12m3以下でない場合、16m3以下かどうか判断する
(S11)。Yesであれば、4t車を選択して便単位
の単価を算出する(S13)。この場合、混載で輸送す
る場合の運賃も算出する。そして、費用の合計を算出す
る(S14)。S11でNoの場合、即ち16m3以下
でない場合、25m3以下かどうか判断する(S1
5)。Yesであれば、10t車を選択して便単位の単
価を算出し(S17)、費用の合計を算出する(S1
8)。
【0021】上記フローチャートでは、物量の体積に基
づいて便数を算出しているが(S5)、この場合便数を
変化させ、それぞれの場合の費用の合計を算出するする
こともできる。例えば、便数が多くなれば1便当たりの
体積は少なくなり、便数が少なくなれば1便当たりの体
積は多くなる。従って、S10、S14、S18で算出
されるようにそれぞれの場合の費用の合計が算出できる
ので、その中から輸送方法を決定する。具体的には、例
えば図3に示すような3つの選択肢が表示され、その中
から最も安価な第1の輸送方法を選択する。あるいは直
接最も安価な輸送方法を表示してもよい。
【0022】図1に関し先に記載したように、1日に1
50箱(50m3)輸送するとして便数を1日2便と指
定された場合、1便当たりの輸送体積は75箱(25m
3)となるのでS15に進み、10t車が選択される。
すると輸送区間、車種(10t車)等から単価ルール記
憶手段(図6の5)に基づいて便単位の単価が算出され
る。より具体的には、車種(10t車)と輸送区間(距
離、経路等)が決まれば、そのデータを入力し、車両償
却費、燃料費、高速道路料金、人件費等が算出され、こ
れらを合計することによって便単位の単価が算出され
る。上記車両償却費、燃料費、高速道路料金、人件費等
は距離、経路等に対応した金額がデータベース化されて
おり、輸送区間と車種を入力することによって本システ
ムにより自動的に計算される。また、輸送物の量に応じ
てこれらを積み降ろす時間を求め、これに要する時間及
び労力を考慮して便単位の単価に含めることもできる。
この場合も、輸送物の量に対する積み降ろしの時間と労
力の単価がデータベース化されており、荷物の量を入力
することによって本システムにより自動的に単価が算出
される。
【0023】上記例では、納入先より便数の指定によ
り、1便当たりの体積が25m3以下となったが、納入
先の指定する便数によっては25m3以下とならない場
合がある(S15でNo)。そのような場合は便数を改
めて算出する(S5)。この場合は1日に輸送する量を
減らすか便数を多くして改めて1便当たりの体積を算出
し(S5)、同じ操作を繰り返す。
【0024】なお、上記例では体積に応じて車種を選択
しているが、車種の代わりにコンテナのサイズを選択し
てもよい。 (実施例2)図7は、中継点まではトラックに特定の納
入先の製品等の輸送物のみを積載し(貸切)、中継点か
ら先は他の納入先の製品と混載する運行形態を示した図
である。図7において、出発点Sから中継点Xまでは車
両Mを用いて特定の納入先の製品のみを積載して輸送す
る(貸切)。中継点Xからは別の車両Nに混載して順次
A社、B社、C社に輸送する。
【0025】図8は、図7に示された運行形態において
C社への希望到着時刻が決まっている場合、車両Mの出
発点Sの出発時刻を何時にしたらよいかを決めることが
できるシステムを示した図である。この場合、中継点X
までは貸切車両Mで輸送し、中継点Xからは車両Nに混
載して輸送する。そのため、車両Nの中継点Xの出発時
刻は図8(a)の運行ダイヤに示されているように決め
られている。
【0026】具体的に説明すると、C社への到着希望時
刻が18:00である場合、図8(b)の画面の「最終目的
地」の欄に「18:00」を入力し、「検索」をクリッ
クする。すると、コンピュータは18:00前後にC社に到
着する便を検索し、C社に18:00に到着する第3便が他
の便も含めて検索結果として表示される。第3便は中継
地点を15:00に出発するので、車両Mは出発地Sを何時
に出発したらよいか計算する。第3便は中継地点を15:0
0に出発するが、車両Mから車両Nに積荷を積み替えな
ければならないので、車両Mは30分前に中継点Xに到
着するように計算される。図8(c)は計算の手順を示
したものである。出発点Sと中継点Xの経路と距離、そ
の間の高速道路及び一般道路の距離等は地図データ記憶
手段に記憶されており、これら記憶されたデータに基づ
いて計算される。この場合、計算によると出発点Sと中
継点Xの所要時間は7hとなり、出発点Sを出発する時
刻は7:30となって画面上に表示される。
【0027】図9は、出発が遅れて例えば9:30とな
ってしまった場合、最終目的地であるC社に18:00
までに到着する方法を検索した場合の画面を示したもの
である。画面において、出発地の時刻9:30と最終目
的地への到着時刻18:00を入力して検索すると、検
索結果として第1−第4の方法が表示される。この検索
データはダイヤデータ記憶手段(図6の12)に記憶さ
れており、上記出発時刻と到着時刻を入力するとダイヤ
作成手段(図6の11)が図9に示すダイヤを作成し、
単価算出手段(図6の6)及び運送方法決定手段(図6
の7)によって運送方法が決定され、単価が算出され
る。
【0028】第1の方法は、B社まで直行の便で、到着
時刻は19:00となり、追加費用は+10,000円
となる。第2の方法は、C社まで直行の便で、到着時刻
は18:30となり、追加費用は+20,000円とな
る。第3の方法は、中継点Xから○○運送の車両を使
い、到着時刻は17:30となり、追加費用は+30,
000円となる。第4の方法は、C社まで飛行機を使
い、到着時刻は17:00となり、追加費用は+40,
000円となる。
【0029】上記第1−第4の方法のうち、第1と第2
の方法は到着時刻が18:00を過ぎてしまうので使え
ない。一方、第3と第4の方法は到着時刻が18:00
前であるので使えるが、第3の方法の方が費用が安いの
でこの場合は第3の方法を選択することになる。
【0030】図10は、図7及び図8で説明した車両M
の出発点Sの出発時刻を何時にしたらよいかを決めるシ
ステムのフローチャートを示したものである。このフロ
ーチャートにおいて、例えばC社に18:00に到着す
るためには、車両Mの出発点Sの出発時刻を何時にした
らよいかを決めるものとする。まず、S1で混載を選択
する。これは図7で示したように、出発点Sから中継点
Xまでは車両Mを貸切とし、中継点XからA社、B社、
C社には混載によって輸送するものである。次に図8
(b)の最終目的地の欄に到着時刻である「18:0
0」を入力し、C社に18:00に到着するダイヤを検
索する(S2)。次に条件が一致しているかどうか判断
する(S3)。条件が一致していれば(Yes)、即ち
C社に18:00に到着する便があれば、図8(a)に
示すダイヤ情報が表示される(S4)。なお、S3で条
件が一致しなければ、「該当なし」と表示される。次に
表示されたダイヤ情報の中から利用可能な便を選択する
(S5)。この場合は第3便が利用可能であるので、こ
れを選択すると図8(b)に示すように検索結果の欄に
第3便のダイヤが表示される。なお、図8(a)に示す
ダイヤ情報を表示せず、図8(b)に示されているよう
な第3便のダイヤを直接表示してもよい。このダイヤに
よれば、中継点を15:00に出発し、A社には15:
30に、B社には17:00に、そしてC社には18:
00にそれぞれ到着する。一方、出発点Sから中継点X
までの所要時間が計算され、中継点Xを15:00に出
発するためには出発点Sを何時に出ればよいかが計算さ
れる。その結果、出発地Sの欄に7:30と表示される
ので、運送会社に出発地を7:30に出発するよう依頼
する(S6)。なお、上記フローチャートによる実施例
では、C社に18:00に到着する便を選択できたが、
18:00前に到着する便があればそれでもよく、また
18:00の便が無く、顧客によって18:00を少々
過ぎても許容されるなら、例えば18:30の便でもよ
い。
【0031】図11−13は貸切便と混載便を組合せて
使用する場合の最適な輸送を選定するシステムの実施例
を示したものである。図11は、図13に示した中継地
点までトラックに特定の納入先の製品のみを積載し(貸
切)、中継地点から先は他の納入先の製品と混載する場
合の輸送ダイヤにおいて、B社からC社まで製品型名
「123−456」の製品300個を2002年4月1
日に1便で輸送するよう納入先から依頼があった場合の
入力画面である。この実施例では荷物の個数が少ないの
で「混載」のアイコンをクリックし、納入時間である1
9:30に適合するB社出発15:30を図12の
「レ」点で表示する。そして、依頼ボタンをクリックす
る。これにより運送会社に依頼内容が伝えられる。ま
た、荷量が多いときには貸切便による輸送を選択しても
よい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、輸送区間、輸送量、到
着時刻等を入力するだけで、条件にあった最も効率良く
安価な輸送方法を提供してくれるので、納入先の希望に
応じて製品等を輸送する際、所定の量を要望する到着時
間に、最も効率良くかつ安価な輸送方法を選択すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による便当たりの費用を求めるシステム
の概要を説明するための図である。
【図2】納入先からの依頼内容を入力した画面。
【図3】本発明によるシステムを用いて求めた輸送方法
の選択肢を表示した図である。
【図4】運行ダイヤの例を示した図である。
【図5】納入先の依頼内容に基づいて、輸送方法を決定
するための本発明運行システムによる実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明運行システムを実施するための構成の概
要を示した図である。
【図7】中継点までは貸切車両で輸送し、中継点から先
は混載輸送する場合の運行形態を示した図である。
【図8】図7に示された運行形態において、C社への希
望到着時刻が決まっている場合、貸切車両の出発点の時
刻を何時にしたら良いかを決めることができるシステム
を示した図である。
【図9】図7に示された運行形態において、出発が遅れ
た場合に最終目的地に所定の時刻に到着する方法を検索
した場合の結果を示した図である。
【図10】図7の車両Mが何時に出発点を出発したらよ
いかを決めるシステムのフローチャートを示した図であ
る。
【図11】別の実施例を示した図である。
【図12】別の実施例を示した図である。
【図13】別の実施例を示した図である。
【符号の説明】
1…制御手段 2…地図データ記憶手段 3…ルート探索手段 4…箱データ記憶手段 5…単価ルール記憶手段 6…単価算出手段 7…表示手段 8…入力手段 9…納入データ記憶手段 10…ダイヤデータ記憶手段 11…ダイヤ作成手段 12…着時間指定手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送物の納入期間、輸送区間、輸送物の
    量を入力する手段、これらのデータに基き輸送便数を算
    出して輸送方法を選択し、便単位の単価を算出する手
    段、該単価に基づき所定量の物を輸送する費用を算出す
    る手段、を備えた運行システム。
  2. 【請求項2】 前記便単位の単価を算出する手段は、輸
    送物を収納するの箱単位の単価から所定量の物を輸送す
    る費用を算出する手段を併せて備える、請求項1に記載
    の運行システム。
  3. 【請求項3】 前記輸送便数を算出して輸送方法を選択
    し、便単位の単価を算出する手段は、該輸送便数を変え
    各便数毎に複数の便単位の単価を算出する手段を備え、
    前記所定量の物を輸送する費用を算出する手段は、各便
    単位の単価に基づき所定量の物を輸送する複数の費用を
    算出する手段を備える、請求項1に記載の運行システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記運行システムは、箱単位の単価から
    所定量の物を輸送する費用を算出する手段をさらに有
    し、前記複数の費用に、前記箱単位の単価から所定量の
    物を輸送する費用を含めた、請求項3に記載の運行シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記運行システムは、前記複数の費用及
    び輸送方法を表示する手段を備えた、請求項4に記載の
    運行システム。
  6. 【請求項6】 前記運行システムは、前記複数の輸送方
    法のうち、最も安価な方法を選択して表示する手段を備
    えた、請求項4に記載の運行システム。
  7. 【請求項7】 前記便単位の単価は、単価ルール記憶手
    段に含まれる輸送車種及び輸送区間に対応して設定され
    た少なくとも車両償却費、燃料費、高速道路料金費、人
    件費を含むデータベースを用いて算出される、請求項1
    に記載の運行システム。
  8. 【請求項8】 前記便単位の単価には、輸送物の量に応
    じた積み降ろしの費用を含める、請求項1に記載の運行
    システム。
  9. 【請求項9】 出発点から中継点までは輸送物を貸切車
    両で輸送し、中継点から先は所定の地点に所定のダイヤ
    に基づいて輸送物を混載車両で輸送する運行形態におい
    て、最終目的地点の到着時刻を入力する手段、該入力さ
    れた到着時刻内に到着する便を検索する手段、前記出発
    点から中継点までの経路に基づいて前記貸切車両の所要
    輸送時間を算出し、所定の時間に前記中継点に到着する
    ために前記出発点の出発時刻を算出する手段、及び該算
    出した時間を表示する手段、を備えた運行システム。
  10. 【請求項10】 前記入力された到着時刻を含めてその
    前後に到着する複数の便を表示し、該表示された便の中
    から選択する手段を備えた、請求項9に記載の運行シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記所定の時間に前記中継点に到着す
    るための前記出発点の出発時刻が遅れた場合、前記最終
    目的地点に所定時間帯の到着時刻に到着する輸送方法を
    検索し、検索の結果得られた輸送方法を表示する手段を
    備えた、請求項9に記載の運行システム。
  12. 【請求項12】 前記輸送方法のうち、最も安価な方法
    を選択して表示する手段を備えた、請求項11に記載の
    運行システム。
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