JP2003316405A - 工作機械の操作訓練装置 - Google Patents

工作機械の操作訓練装置

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JP2003316405A JP2002118754A JP2002118754A JP2003316405A JP 2003316405 A JP2003316405 A JP 2003316405A JP 2002118754 A JP2002118754 A JP 2002118754A JP 2002118754 A JP2002118754 A JP 2002118754A JP 2003316405 A JP2003316405 A JP 2003316405A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実機を故障させることなく、復帰操作などを
実際に体験して習得することが可能であり、かつ複数の
工作機械の操作訓練を一台で実施することができる工作
機械の操作訓練装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 操作訓練装置1は、工作機械を操作する
操作部50を有する操作盤2、工作機械をシーケンス制
御するPLC3、及び工作機械を数値制御するためのC
NC装置4から構成される実機制御部5と、RAM25
に記憶された機械要素情報24に基づいて工作機械の仮
想モデルを三次元化して表示する仮想モデル構築手段2
6、信号8,10,13に基づいて仮想モデルを制御す
る仮想制御手段27、動作応答信号11を送出する動作
応答手段28、及び仮想モデルを制御して表示する表示
制御手段29及びCRT30を備えた訓練用コンピュー
タ7とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の操作訓
練装置に関するものであり、特に、プログラマブル・ロ
ジック・コントローラ(以下、PLCと称す)及び数値
制御装置(以下、CNC装置と称す)により制御される
工作機械の操作訓練装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワークを切削及び研削などの
加工を行う際に、互いに直交するX,Y,Z軸方向の移
動を数値制御し、ワーク及び加工工具の位置制御を行う
CNC装置と、加工工具の動作などをシーケンス制御す
るPLCとを有し、複雑な形状の加工を高精度、かつ高
能率に処理することのできる工作機械が種々の産業分野
において幅広く利用されている。
【0003】これらの工作機械は、機械全体の土台とな
るベッド上に垂直に立設されたコラムと、コラムに接続
され加工工具などを回転させる主軸を含んで構成される
主軸頭と、主軸頭に対向して設置され工作物(ワーク)
を固定し支持するテーブルと、テーブル、コラム、主軸
等を直進または回転運動させる駆動機構となどからなる
主要構造部品、及び複数の工具の交換を自動的に行うA
TC(自動工具交換装置)と、パレット交換を自動的に
行うAPC(自動パレット交換装置)と、切削時に発生
する熱等を除去するクーラント(切削液)を供給するク
ーラント供給装置と、加工後の切屑を処理する切屑処理
装置と、工作機械全体を覆うカバーと、各装置などを駆
動させるための電気設備及び油圧/空気圧設備となどか
らなる周辺装置と、CNC装置・PLC・操作盤などの
制御部(制御系)とから構成されていることが多い。
【0004】上述したように、工作機械は複数の機械部
品、装置、及び電子機器などが組合わされて構成された
ものであり、その内部構造は複雑である。さらに、各装
置やワークの動きは、CNC装置やPLCの各プログラ
ムによって電気的に制御されている。さらに、主軸が高
速で回転することによって加工作業を行うため、作業に
危険性が伴う。したがって、プログラムの異常や操作員
の人為的ミスによる誤操作などを防止するため、非常停
止や異常報知を行うフェイルセーフシステムなどの安全
対策が施されている。
【0005】したがって、工作機械を操作する操作員
は、安全にかつ、安定した加工精度を保ってワークを加
工するために、適切な操作方法(手順)に則って操作を
行わなければならない。さらに、前述のフェイルセーフ
システムなどにより、工作機械が異常を検知し、非常停
止した場合、異常状態にある工作機械を正常な状態に戻
す復帰操作または対処手順を習得する必要がある。しか
しながら、工作機械は、これらの操作手順が各ワーク加
工作業毎に複数存在し、一人の操作員が工作機械に関す
る操作方法を完全にマスターすることは容易ではなかっ
た。
【0006】そこで、工作機械のメーカーは、顧客(機
械部品加工会社など)に工作機械を納入する際に、工作
機械の通常の操作手順やトラブル発生時の復帰・復旧手
順について指導及びトレーニングを実施し、工作機械の
操作に精通した操作員の養成を行うことがある。これに
より、熟達した操作員によって、適切な操作及び保全が
行われ、安定した加工精度を維持し、故障発生などの要
因を低く抑えて、工作機械を顧客側で運転させることが
できる。さらに、誤操作による非常停止や異常報知の回
数が少なくなり、工作機械に重大なダメージを与える可
能性が低くなる。これにより、修理コストの抑制や、生
産ラインの遅延による生産性の低下などの問題を回避す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た工作機械の操作訓練は、以下のような問題があった。
すなわち、メーカーによる操作訓練は、一般に顧客への
工作機械の納入時に限られていた。そのため、顧客側の
都合(例えば、操作員の定年、配置転換などの人事異
動)によって、工作機械の操作員が変更した場合、新た
に配属された操作員の指導を顧客側で行う必要があっ
た。ところが、既に工作機械は生産ラインなどに組込ま
れ、稼働した状態にあり、新規の操作員を指導するため
の十分な時間を確保することができなかった。そのた
め、工作機械の操作に不安を感じたまま、操作員は実際
の加工作業に従事することがあった。工作機械の操作に
不慣れなことなどから人為的ミスを誘発しやすく、誤操
作を犯しやすかった。さらに、異常発生時の適切な対処
手順を誤り、工作機械の運転に支障をきたすダメージを
与えてしまうことがあった。
【0008】これにより、工作機械の修理に長期間要
し、その間のワークなどの加工作業が遅延するなど、生
産ラインに乱れを生じさせ、生産計画及び生産効率に大
きな影響を及ぼすことがあった。
【0009】加えて、上述の工作機械の操作訓練では、
実際の工作機械(以下、「実機」と称す)を利用して行
っていた。しかしながら、工作機械は一台当たりの価格
が高く、操作訓練用に複数台の実機を用意することはコ
ストの点から難しかった。したがって、一回の操作訓練
に参加できる訓練参加者の数が必然的に制限され、係る
操作訓練を数回に分けて実施する必要があり、その手続
きが面倒になったり、訓練参加者の一人当たりの操作訓
練時間が限られ、十分な指導が行えないことがあった。
【0010】また、訓練に参加する訓練参加者は、当然
のことながら実機の操作に不慣れであった。その結果、
訓練時の操作を誤り、実機を故障させてしまうことがあ
った。したがって、修理コストや、その後の訓練スケジ
ュール等を考慮し、通常の操作方法など、比較的故障の
可能性の低い操作の訓練に訓練を留めることがあった。
【0011】加えて、実機を用いた操作訓練は、加工作
業時に実際に想定される異常を故意に再現することが容
易ではなかった。そのため、異常発生時からの復帰操作
を訓練参加者に実体験として経験させることが難しかっ
た。これにより、工作機械の操作訓練による指導効果
を、訓練参加者に十分に享受させることができないこと
があった。
【0012】さらに、工作機械の操作方法は、加工対象
となるワークの形状や加工方法(切削、及び研削など)
によっても大きく異なるほか、工作機械の種類によって
も大きく異なっていた。また、同様の加工を行う場合で
も、納入先の顧客によって操作方法や操作手順、及び操
作盤の配置などが異なる場合があった。そのため、一台
の操作訓練用の実機で、全ての工作機械に対応すること
ができなかった。
【0013】そこで、本発明は、上記実情に鑑み、実機
の操作性を損なうことなく工作機械の操作訓練を実施す
ることができ、異常時の復帰動作を行うことのできる工
作機械の操作訓練装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
工作機械の操作訓練装置は、工作機械を操作する操作手
段と、前記操作手段に応じ前記工作機械をシーケンス制
御するプログラマブル・ロジック・コントローラ及び前
記工作機械を数値制御する数値制御装置の少なくともい
ずれか一方から前記工作機械の動作を制御する制御信号
を出力する制御手段と、前記工作機械を構成する各部の
形状を定義した形状定義データ、前記各部の連結状態を
示す連結状態データ、及び前記制御信号に対応する前記
各部の動作を示す動作データを含む機械要素情報を記憶
する記憶手段と、前記機械要素情報に基づいて前記工作
機械の仮想モデルを構築する仮想モデル構築手段と、前
記制御信号に基づいて前記仮想モデルを制御し、前記工
作機械の動作をシミュレートする仮想制御手段と、シミ
ュレートされた前記工作機械の動作に対応する前記動作
応答信号を前記制御手段に出力する動作応答手段と、前
記仮想モデルを三次元化して表示する表示手段とを具備
するものである。
【0015】ここで、操作手段とは、工作機械を操作
し、工作機械の各部の動作を指示し、命令するためのも
のである。例えば、工作機械を操作するための命令、設
定した数値、及び実行プログラムなどを入力する機能キ
ー、数字キー(テンキー)、及び文字キーなどの操作キ
ー、及び運転モード(オート/マニュアル)の切替スイ
ッチを含む操作部、設定した数値や選択したプログラム
の内容、及び現在の工作機械の稼働状況(異常発生の有
無)などを画面やランプで表示する状況表示部、及び異
常時に手動によってパルスを発生させ、各軸を原位置に
復帰させるためなどに使用する手動パルス発生装置など
の機器から構成された操作盤が挙げられる。また、これ
らの操作盤の操作部をコンピュータ画面上に新たに作成
し、マウスなどの入力デバイスの操作によって、ソフト
ウェアによって工作機械を操作するものであってもよ
い。
【0016】また、制御手段とは、予めPLCの内部に
記憶されたシーケンスプログラムに則って工作機械の各
部の動作をシーケンス制御したり、CNC装置の内部に
格納されている数値制御信号に基づいて各軸の位置制御
を可能としている。加えて、制御信号によって制御され
た仮想モデルに応答して出力された工作機械の動作に基
づく動作応答信号(フィードバック信号に相当)をPL
Cに返している。これにより、PLC及びCNC装置
は、工作機械の動作の各ステップ毎に動作応答信号を認
識し、動作応答信号に対応したシーケンス制御及び数値
制御が行える。なお、PLCおよびCNC装置は、実機
の一部として利用されるハードウェア機器が利用されて
いる。そのため実機と同様に各種信号の送受が行える。
【0017】加えて、機械要素情報とは、コンピュータ
内の仮想空間に工作機械の仮想モデルを構築するための
種々のデータが記憶されたものである。具体的には、工
作機械を構成するシリンダ、バルブ、テーブル、サーボ
モータ、及びNC軸の各部について形状やサイズなどが
定義された形状定義データと、各部の連結または接続状
態を定義し、互いの位置関係や各部の従属関係を示す連
結状態データと、各部の動作に関する動作モード(直
進、及び回転動作など)、動作内容(基準位置、動作限
界範囲、移動量、動作速度、加速度、回転数)、及びシ
ーケンス制御に基づく動作順序などを定義した動作デー
タを含んで構成されている。
【0018】さらに、表示手段とは、構築した仮想モデ
ルを三次元化して表示し、立体として認識することが可
能なものである。
【0019】したがって、請求項1の発明の工作機械の
操作訓練装置によれば、機械要素情報に基づいて工作機
械の仮想モデルが構築され、三次元化して表示される。
そして、操作手段及び制御手段から出力された信号に応
じて、仮想モデルが制御され、工作機械の動作がシミュ
レートされるようになる。さらに、仮想モデルの制御に
伴って工作機械の動作に対応する動作応答信号が制御手
段に送出される。これにより、仮想モデルは、実機の一
部が利用されるPLC及びCNC装置に対して実機のよ
うに振る舞うことが可能となる。換言すれば、PLC及
びCNC装置が、機械要素情報によって構築された仮想
モデルを実機として認識した状態になる。さらに、表示
された仮想モデルを視覚的に確認しながら、操作手段に
よって工作機械を実機と同様の感覚で操作することが可
能となり、工作機械の操作訓練を行うことが可能とな
る。
【0020】請求項2の発明にかかる工作機械の操作訓
練装置は、請求項1に記載の工作機械の操作訓練装置に
おいて、前記操作手段は、前記工作機械の操作部と同一
レイアウトに構成されているものである。
【0021】したがって、請求項2の発明の工作機械の
操作訓練装置によれば、請求項1の発明の工作機械の操
作訓練装置の作用に加え、操作手段が実機の工作機械の
操作部と同一レイアウトに構成されている。そのため、
実機と操作訓練装置との間の操作性に違和感がなくな
る。これにより、操作訓練装置と実機との操作に戸惑い
などを感じることがない。
【0022】請求項3の発明にかかる工作機械の操作訓
練装置は、請求項2に記載の工作機械の操作訓練装置に
おいて、前記操作手段は、前記工作機械の操作盤が利用
されるものである。
【0023】したがって、請求項3の発明の工作機械の
操作訓練装置によれば、請求項2の発明の工作機械の操
作訓練装置の作用に加え、操作手段に工作機械の操作
盤、すなわち、実機の一部が利用される。これにより、
実際の工作機械と全く同じ操作性を感じながら操作訓練
が実施される。
【0024】請求項4の発明にかかる工作機械の操作訓
練装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載
の工作機械の操作訓練装置において、前記表示手段は、
前記仮想モデルを回転、拡大縮小、及び選択抽出の少な
くともいずれか一つの画像処理が可能な画像制御手段を
さらに備えるものである。
【0025】したがって、請求項4の発明の工作機械の
操作訓練装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれ
か一つの発明の工作機械の操作訓練装置の作用に加え、
仮想モデルを回転、拡大縮小、及び選択抽出の画像制御
して表示することが可能となる。ここで、三次元化して
表示された仮想モデルは、CRTなどの画面上では十分
に各部の動作を認識することが難しい場合がある。そこ
で、回転や拡大縮小により、容易に視覚認識が可能な向
きや大きさに仮想モデルを画像処理することが行われ
る。さらに、一般に工作機械は、作業の安全性を保つた
めなどの理由で加工工具及びワークの存する作業空間を
カバーなどによって被覆し、実際の加工作業を肉眼で確
認することは困難である。そこで、前述した仮想モデル
の中から確認したい動作が行われる各部を選択的に抽出
し、表示させることにより、実機では確認が困難であっ
た工作機械の動作が容易に認識される。これにより、工
作機械の操作訓練の効果がさらに高くなる。各部を選択
的に抽出することは、換言すれば、カバーなどの確認の
妨げになる部分を除去して表示することと同意である。
【0026】請求項5の発明にかかる工作機械の操作訓
練装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載
の工作機械の操作訓練装置において、前記操作手段及び
前記制御手段の少なくともいずれか一方は、置換可能に
接続されるものである。
【0027】したがって、請求項5の発明の工作機械の
操作訓練装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれ
か一つの発明の工作機械の操作訓練装置の作用に加え、
実機の一部を使用する操作手段及び、PLC及びCNC
装置などを含む制御手段を置換することにより、操作ス
イッチの配置や操作性の異なる他機種の工作機械に対す
る操作訓練を容易に実施することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
工作機械の操作訓練装置(以下、「操作訓練装置1」と
称す)について、図1乃至図5に基づいて説明する。図
1は本発明の操作訓練装置1の構成を示す概略構成図で
あり、図2は本実施形態の操作訓練装置1の機能的構成
を示すブロック図であり、図3は訓練用プログラムの一
例を示す説明図であり、図4は操作部の一例を示す説明
図であり、図5は手動パルス発生装置の構成を示す正面
図である。ここで、工作機械として本実施形態では、研
削盤、特に円筒研削盤について例示する。
【0029】本実施形態の操作訓練装置1は、図1及び
図2に示すように、工作機械を操作する操作盤2、工作
機械をシーケンス制御するPLC3、及び工作機械を数
値制御するCNC装置4から構成され、それぞれ実機の
一部として利用されている実機制御部5と、実機制御部
5と各種の信号を送受し、構築した仮想モデル6によっ
て工作機械の動作をシミュレートする訓練用コンピュー
タ7とから構成されている。
【0030】操作盤2は、工作機械を操作し、制御する
ための命令や、設定した数値、及び実行プログラムなど
を入力する操作キー部、及び工作機械の動作状況を表示
する状況表示部などから構成される操作部と、マニュア
ルモードの際に手動でパルスを発生させ、各軸を原点位
置まで復帰させるための手動パルス発生装置と、操作部
及び手動パルス発生装置からの操作によって工作機械を
動作させる操作信号8を送出するための操作基板(図示
しない)とから構成されている。なお、操作部及び手動
パルス発生装置については、後述するため、ここでは詳
細な説明を省略する。
【0031】PLC3は、操作盤2からの操作信号8な
どに基づいて、予めプログラムされたシーケンスプログ
ラム9に従って、工作機械の各部の動作をシーケンス制
御するシーケンス制御信号10を訓練用コンピュータ7
に送出している。さらに、PLC3は、訓練用コンピュ
ータ7から送出された動作応答信号11を受け、動作応
答信号11に応じてシーケンスの次ステップの制御を行
っている。
【0032】一方、CNC装置4は、操作盤2からの操
作信号などに基づいて、予めプログラムされた数値制御
プログラム12に従って、工作機械の各軸(X,Y,Z
軸)の移動量を数値制御する数値制御信号13を訓練用
コンピュータ7に送出している。ここで、操作盤2が本
発明の操作手段に相当し、PLC3及びCNC装置4が
本発明の制御手段に相当する。
【0033】さらに、訓練用コンピュータは、図2に示
すように、その機能的構成として、操作盤2、PLC
3、及びCNC装置4と接続し、各種信号8,10,1
1,13の送受を行うIF(インターフェイス)20
と、工作機械を構成する各部の形状及びサイズなどを定
義した形状定義データ21、各部の連結及び接続状態を
示す連結状態データ22、及び各部の動作内容等を定義
した動作データ23を含む機械要素情報24を記憶する
RAM25と、記憶した機械要素情報24に基づいて工
作機械の仮想モデル6を構築する仮想モデル構築手段2
6と、仮想モデル6を制御信号10,13に基づいて制
御し、工作機械の動作をシミュレートする仮想制御手段
27と、制御された仮想モデル6に基づいて工作機械の
動作に対応する動作応答信号11を出力する動作応答手
段28と、仮想モデル6を三次元化して表示する表示制
御手段29及びCRT30と、IF20を介して送受さ
れる種々の信号8,10,13,11の入出力を制御す
るI/O制御手段31とから主に構成されている。な
お、仮想モデル構築手段26、仮想制御手段27、動作
応答手段28、及びI/O制御手段31は、工作機械の
動作を制御するための演算処理を行うCPU32の機能
の一部を利用している。
【0034】さらに、表示制御手段29は、CRT30
に表示する仮想モデル6を回転させる回転33、仮想モ
デル6のサイズを変更する拡大縮小34、工作機械の各
部を抽出して表示する抽出35の画像処理が可能であ
る。加えて、訓練用コンピュータ7の基本的操作を可能
とするオペレーティングシステムを記憶したROM36
や、訓練コンピュータ7を操作するためのキーボード3
7及びマウス38などの周知の要素及び機器を備えてい
る。なお、ROM36には、工作機械の異常動作を故意
に発生させ、操作訓練を行うための複数の訓練用プログ
ラム39が格納されている。ここで、RAM25が本発
明における記憶手段に相当し、表示制御手段29及びC
RT30が本発明における表示手段に相当し、表示制御
手段29に含まれる各種の画像処理33,34,35が
本発明における画像制御手段に相当する。
【0035】ここで、訓練用コンピュータ7は、図1に
示すように、周知のパーソナルコンピュータなどのハー
ドウェアが利用可能であり、さらにRAM25の他に、
ハードディスクなどの固定記憶媒体や、フレキシブルデ
ィスクやコンパクトディスクなどの持運び容易な記憶媒
体、及び係る記憶媒体の読み込み等が可能な駆動装置な
どを記憶手段として備えていてもよい。
【0036】次に、ROM36に記憶された訓練用プロ
グラム39について、図3に基づいて説明する。訓練用
プログラム39は、工作機械の操作訓練を実施する際
に、工作機械に想定される複数の異常内容(=イベン
ト)をイベント情報40としてROM36に記憶してい
る。具体的には、図3に示すように、それぞれのイベン
ト名41、イベントの発生に必要とされる工作機械を構
成する各部名称、イベントの発生条件43、イベント発
生時の挙動44などが定義されている。なお、これらの
イベント情報40は、RAM25に記憶された機械要素
情報24の各データ21,22,23と関連づけられて
記憶されている。これにより、訓練用プログラム39に
基づいて仮想モデル6に工作機械の異常を再現させるこ
とができる。
【0037】次に、本実施形態の操作訓練装置1におけ
る操作盤2の操作部50の一例について図4に基づいて
説明する。操作部50は、図4に示すように、液晶画面
によって構成され、画面上に指などが接触することを検
知し、個々に対応する操作信号8などを送出可能な、い
わゆるタッチパネルのものである。さらに、各画面の表
示の色や、点灯・点滅状態によって工作機械の状況を把
握することができる。
【0038】具体的に説明すると、図4における上から
三段目までは、主に工作機械の動作状況を表示する状況
表示部51に相当している。例えば、「といし軸回転
中」51a(図4右上)が点灯している場合には、動作
応答信号11によって工作機械の仮想モデル6が、とい
し軸が回転し、研削加工の動作をシミュレートしている
ことを示している。さらに、図4の中段にレイアウトさ
れた個々に番号が1〜11まで付された各操作ボタン5
2(例えば、「1.とびら寸行閉じ」など)は、それぞ
れが工作機械を操作するための操作キーに相当し、同時
にワークの加工状態(加工ステップ)が、どの段階まで
進んでいるか点灯状態で表示するものである。さらに、
個々の操作ボタン52を押すことによって、各ステップ
の操作を独立して操作することを可能にする。また、図
4の下段の「第1画面」、「第3画面」、及び「第4画
面」の画面切替ボタン53を触れることにより、画面の
切替が可能となり、別の設定や操作などを行うことでき
る。また、図4右下の「異常リセット」ボタン54によ
り、工作機械が異常により緊急停止した場合に、各設定
パラメータを初期値に戻すことができ、「閉じる」ボタ
ン55により、画面表示をさらに上層の表示(例えば、
設定数値の入力画面など)に切替ることができる。
【0039】上述の操作部50からの入力操作によっ
て、操作信号8が出力され、PLC3及びCNC装置4
から各制御信号10,13が送られて仮想モデル6が制
御される。また、仮想モデル6の制御に対応した工作機
械の動作を示す動作応答信号11がPLC3を介して操
作盤2に伝えられ、状況表示部51に表示される。ここ
で、操作部50は、実機の操作盤2に利用されるものと
同一の機器である。そのため、仮想モデル6を用いた操
作訓練の際に、操作者に実機と同じ操作性、操作感覚を
感受させることができる。これにより、実機と操作訓練
装置1との間で違和感を覚えることがない。
【0040】上記の構成により、実機と同一の機器が利
用された操作盤2、PLC3、及びCNC装置4からな
る実機制御部5から、実機を操作し、制御するためと同
一の信号8,10,13が出力される。一方、訓練用コ
ンピュータ7は、RAM25に記憶された機械要素情報
24を構成する形状定義データ21、連結状態データ2
2、及び動作データ23に基づいて工作機械の動作をシ
ミュレートする仮想モデル6を構築する。そして、制御
信号10,13を、IF20を介し、I/O制御手段3
1によって受けた訓練用コンピュータ7は、構築した仮
想モデル6を制御信号10,13によって仮想的に動作
させる。
【0041】例えば、CNC装置4から実機のX軸を移
動させる数値制御信号13が送出された場合、構築した
仮想モデル6の仮想X軸(図示しない)を数値制御信号
13によって移動させる指示が仮想制御手段27から発
せられる。すると、数値制御信号13に応じて仮想モデ
ル6の仮想X軸が移動する。このとき、仮想X軸の移動
に応じてRAM25の機械要素情報24の連結状態デー
タ22及び動作データ23が更新され、新たな状態を示
すものに書換えられる。一方、仮想X軸の移動が完了す
る仮想モデル6の仮想リミットスイッチがONとなり、
動作応答手段38から動作応答信号11が実機制御部5
のPLC3に送出される。これにより、PLC3は、次
のシーケンス制御(例えば、Y軸の移動など)を行うた
めのシーケンス制御信号9を送出する。
【0042】すなわち、本実施形態の操作訓練装置1に
よれば、実機制御部5から送出された実機と同一の信号
10,13に応じて仮想モデル6の動きを制御し、実機
によって送られる同一の動作応答信号11が実機制御部
5に送り返される。これにより、実機制御部5に対し
て、訓練用コンピュータ7内で仮想的に構築された仮想
モデル6は、実機と同様に振る舞うことができる。すな
わち、実機制御部5は、仮想モデル6を実機として認識
した状況が創生される。
【0043】これにより、実機制御部5の操作盤2の操
作部50から工作機械の操作を行う操作者は、実機と同
様の操作性及び操作感覚で、仮想モデル6を制御し、工
作機械の動作をシミュレートすることができる。これに
より、仮想モデル6を利用した工作機械の操作訓練を行
うことができる。
【0044】さらに、本実施形態の操作訓練装置1は、
構築された仮想モデル6を三次元化して表示することが
できる。すなわち、仮想モデル6を立体的に確認するこ
とができる。これにより、工作機械の動作をシミュレー
トする操作者は、工作機械のイメージを視覚的に認識す
ることができる。また、実機の動作内容の把握がさらに
容易となる。加えて、表示制御手段29の各種の画像処
理(回転33、拡大縮小34、及び抽出35)によっ
て、上述した立体的な認識がより簡便になる。通常の実
機を用いた操作訓練では、カバーなどに覆われて、加工
工具の動きなどを肉眼で確認することができなかった。
しかしながら、本実施形態の操作訓練装置1によれば、
例えば、カバーなどの不要な部分を除き、必要な各部の
みを抽出して表示することができる。これにより、実際
には、見ることのできない各部の動きを、視覚を通じて
認識できる。
【0045】さらに、本実施形態の操作訓練装置1は、
ROM36に記憶された訓練用プログラム39を利用し
て、工作機械の操作時に想定される異常やトラブルなど
を故意に仮想モデル6に発生させることができる。
【0046】例えば、訓練用プログラム39の中から、
「気圧異常」のイベントが選択された場合、訓練用コン
ピュータ7は、仮想モデル6をイベント情報40aに基
づいて実機が気圧異常によって運転を停止した状態に再
現する。このとき、訓練コンピュータ7からPLC3を
通じて操作部50の気圧異常表示部51b(図4左上)
を赤色で点滅させる実機と同様の動作応答信号11が送
られる。これにより、工作機械に気圧異常が発生したこ
とを点滅によって操作者に報知する。なお、この異常報
知は、CRT30に文字情報などによって表示すること
もできる。
【0047】この場合、訓練参加者は、気圧が正常値に
あることを確認した後、操作部50の「運転準備ボタ
ン」(図示しない)をONにする。これにより、操作盤
2から操作信号8が送出され、仮想制御手段27によっ
て仮想モデル6を異常状態から正常な状態に戻される。
すると、動作応答信号11が再び実機制御部5に送出さ
れ、操作部50の気圧表示部51bが消灯する。これに
より、気圧異常に係る適切な操作がなされ、操作訓練が
完了したことになる。
【0048】次に、訓練用プログラム39から「NC異
常」のイベントが選択された場合を想定して、実機によ
る操作訓練と、本発明の操作訓練装置1との違いについ
て述べる。ここで、仮想モデル6はイベント情報40b
に従ってNC異常によって運転を停止した状態が再現さ
れている。このとき、同様に動作応答信号11が実機制
御部5に送られ、操作部50に表示された状態にある。
【0049】工作機械に異常が発生した場合、その復帰
操作は、上述の「気圧異常」のように簡単な操作で復帰
する場合もあるが、異常原因に種々のバリエーションが
存在する。そこで、工作機械の操作訓練を行う際には、
個々の異常原因に対応させた復帰操作が必要とされる。
例えば、「NC異常」の場合、一般に自動モードの状態
で「戻しボタン」を押し、NC軸の戻しプログラムを起
動することによって原点に復帰させることが最初に行わ
れる。しかしながら、この操作で原点に復帰しないこと
がある。
【0050】この場合、運転モードを自動モードから手
動モードに切替え、図5に示すような、手動パルス発生
装置60を利用してマニュアルでNC軸を原点に復帰さ
せる操作を行うことがある。手動パルス発生装置60
は、操作盤2の操作部50の近傍に設けられ、中央のハ
ンドル部61を回転させることにより、パルスを発生さ
せ、工作機械の各NC軸の移動を可能とするものであ
る。ここで、各NC軸の送り量はハンドル部61の回転
数と、送り量選択スイッチ63とによって決定されてい
る。このとき、”×1”を送り量選択スイッチ63で選
択したつもりで誤って、”×10”を選択してしまった
場合、送り量が10倍になるため、操作員の想定する以
上の量を選択軸が移動することになる。そのため、NC
軸がずれたり、加工工具を破損するなどの故障の原因と
なる。すなわち、移動するNC軸を選択する軸選択スイ
ッチ62、及びハンドル送り量を選択する送り量選択ス
イッチ63を適切に設定しないと、工作機械のNC軸や
加工工具を破損する恐れがある(実機の場合)。
【0051】しかしながら、本発明の操作訓練装置1に
よれば、手動パルス発生装置60のハンドル部61の回
転によって発生したパルスが操作信号8として訓練用コ
ンピュータ7に送られる。そして、仮想モデル6の仮想
NC軸(図示しない)が操作信号8に基づいて移動す
る。このとき、送り量選択スイッチ63の選択を誤って
選択したとしても、制御された仮想モデル6によって送
出される動作応答信号11により、仮想NC軸が、例え
ば加工対象の仮想ワークに衝突した状況が再現されるだ
けで、実機の場合のような工作機械に重大な損傷を与え
ることがない。
【0052】そのため、操作訓練の際に誤操作によって
実機にダメージを与える問題が回避される。さらに、敢
えて、上述の誤った操作を体験させることにより、工作
機械がどのようなダメージを被るのかを認識することが
できるため、操作訓練による効果がさらに高くなる。
【0053】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0054】すなわち、本実施形態の操作訓練装置1で
は、操作盤2として実機の一部を利用するものを示した
が、操作部50を画面上にソフトウェア的に再現したも
のであってもよい。この場合、実機と同一のレイアウト
に構成することにより、操作性を同じにすることができ
る。
【0055】さらに、本実施形態の操作訓練装置1は、
実機制御部5を他機種の工作機械のものに置換すること
ができる。これにより、操作手順などの異なる工作機械
の操作訓練を実機制御部5の部分を変更するだけで実施
することができる。これにより、個々の機械に対して操
作訓練用の実機を用意する必要がなくなり、操作訓練に
係るコストを大幅に削減することができる。
【0056】加えて、操作訓練装置1を利用することに
より、メーカーは工作機械の電気回路や加工用のNCプ
ログラムのデバッグ作業を省力化することができる。す
なわち、工作機械の試作時において、異常運転や想定外
操作などに関するデバック作業は、安全性の問題から従
来は多大な時間と労力をかけていた。しかしながら、本
実施形態で示した仮想モデル6を利用することにより、
異常テストなどをコンピュータ上で仮想的に実行するこ
とができる。そのため、工作機械のリードタイムの短縮
につなげられ、開発コストの抑制が可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の工作機
械の操作訓練装置は、構築された仮想モデルを実機の一
部を構成する操作手段及び制御手段によって操作及び制
御することにより、実機を用いた場合と同レベルの操作
訓練を実施することができる。さらに、操作訓練用の実
機を用意する必要がないため、操作訓練に係るコストを
大幅に抑えることができる。また、操作者の誤操作など
によって故障が発生することがない。加えて、異常発生
の状態を容易に再現することが可能となり、復帰操作を
実際に体験させることができる。
【0058】請求項2の発明の工作機械の操作訓練装置
は、請求項1の発明の工作機械の操作訓練装置の効果に
加え、実機の操作盤の操作パネルと同一レイアウトに構
成されていることにより、操作者に実機と操作訓練装置
との間に違和感を覚えさせない。これにより、実機の操
作に戸惑いを感じない。
【0059】請求項3の発明の工作機械の操作訓練装置
は、請求項2の発明の工作機械の操作訓練装置の効果に
加え、実機の操作盤を利用することにより、実機と同一
の操作感覚が感じられる。これにより、操作の習得がさ
らに容易となる。
【0060】請求項4の発明の工作機械の操作訓練装置
は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つの発明の工作
機械の操作訓練装置の効果に加え、三次元化した仮想モ
デルを回転、拡大縮小、選択抽出などの画像制御が可能
なため、工作機械の動作状況を容易に認識することがで
きるため、操作訓練の速やかな習得が行える。
【0061】請求項5の発明の工作機械の操作訓練装置
は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つの発明の工作
機械の操作訓練装置の効果に加え、実機の一部が利用さ
れる操作手段及び制御手段を置換可能とすることによ
り、他機種の工作機械の操作訓練に対応することができ
る。これにより、従来に比して操作訓練コストの大幅な
削減が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作訓練装置の構成を示す概略構成図である。
【図2】操作訓練装置の機能的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】訓練用プログラムの一例を示す説明図である。
【図4】操作部の一例を示す説明図である。
【図5】手動パルス発生装置の構成を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 操作訓練装置(工作機械の操作訓練装置) 2 操作盤(操作手段) 3 PLC(制御手段) 4 CNC装置(制御手段) 6 仮想モデル 10 シーケンス制御信号(制御信号) 11 動作応答信号 13 数値制御信号(制御信号) 21 形状定義データ 22 連結状態データ 23 動作データ 24 機械要素情報 25 RAM(記憶手段) 26 仮想モデル構築手段 27 仮想制御手段 28 動作応答手段 29 表示制御手段(表示手段) 30 CRT(表示手段) 33 回転(画像制御手段) 34 拡大縮小(画像制御手段) 35 抽出(画像制御手段) 50 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械を操作する操作手段と、 前記操作手段に応じ前記工作機械をシーケンス制御する
    プログラマブル・ロジック・コントローラ及び前記工作
    機械を数値制御する数値制御装置の少なくともいずれか
    一方から前記工作機械の動作を制御する制御信号を出力
    する制御手段と、 前記工作機械を構成する各部の形状を定義した形状定義
    データ、前記各部の連結状態を示す連結状態データ、及
    び前記制御信号に対応する前記各部の動作を示す動作デ
    ータを含む機械要素情報を記憶する記憶手段と、 前記機械要素情報に基づいて前記工作機械の仮想モデル
    を構築する仮想モデル構築手段と、 前記制御信号に基づいて前記仮想モデルを制御し、前記
    工作機械の動作をシミュレートする仮想制御手段と、 シミュレートされた前記工作機械の動作に対応する前記
    動作応答信号を前記制御手段に出力する動作応答手段
    と、 前記仮想モデルを三次元化して表示する表示手段とを具
    備することを特徴とする工作機械の操作訓練装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は、 前記工作機械の操作部と同一レイアウトに構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の操作訓
    練装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、 前記工作機械の操作盤が利用されることを特徴とする請
    求項2に記載の工作機械の操作訓練装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、 前記仮想モデルを回転、拡大縮小、及び選択抽出の少な
    くともいずれか一つの画像処理が可能な画像制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれか一つに記載の工作機械の操作訓練装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段及び前記制御手段の少なく
    ともいずれか一方は、置換可能に接続されることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の工
    作機械の操作訓練装置。
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