JP2003316005A - ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

ポジ型レジスト組成物

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JP2003316005A
JP2003316005A JP2002122269A JP2002122269A JP2003316005A JP 2003316005 A JP2003316005 A JP 2003316005A JP 2002122269 A JP2002122269 A JP 2002122269A JP 2002122269 A JP2002122269 A JP 2002122269A JP 2003316005 A JP2003316005 A JP 2003316005A
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Shinichi Kanna
慎一 漢那
Kazuyoshi Mizutani
一良 水谷
Tomoya Sasaki
知也 佐々木
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 160nm以下、特にF2エキシマレーザー
光(157nm)の露光光源の使用に好適なポジ型レジ
スト組成物を提供することであり、具体的には157n
mの光源使用時に十分な透過性を示し、レジスト膜に露
光した際のアウトガス量が抑制され、且つサイドローブ
光耐性が改善されたポジ型レジスト組成物を提供する。 【解決手段】 (A)活性光線又は放射線の照射により
酸を発生する、特定の化合物、(B)特定の繰り返し単
位を有する、酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶
解度が増大する樹脂及び(C)溶剤を含有することを特
徴とするポジ型レジスト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超LSI、高容量
マイクロチップの製造などのマイクロリソグラフィープ
ロセスや、その他のフォトファブリケーションプロセス
に好適に用いられるポジ型レジスト組成物に関するもの
である。更に詳しくは、160nm以下の真空紫外光を
使用して高精細化したパターンを形成し得るポジ型レジ
スト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路はその集積度を益々高めてお
り、超LSIなどの半導体基板の製造においては、クオ
ーターミクロン以下の線幅から成る超微細パターンの加
工が必要とされるようになってきた。パターンの微細化
を図る手段の一つとして、レジストのパターン形成の際
に使用される露光光源の短波長化が知られている。
【0003】例えば64Mビットまでの集積度の半導体
素子の製造には、現在まで高圧水銀灯のi線(365n
m)が光源として使用されてきた。この光源に対応する
ポジ型レジストとしては、ノボラック樹脂と感光物とし
てのナフトキノンジアジド化合物を含む組成物が、数多
く開発され、0.3μm程度までの線幅の加工において
は十分な成果をおさめてきた。また256Mビット以上
の集積度の半導体素子の製造には、i線に代わりKrF
エキシマレーザー光(248nm)が露光光源として採
用されてきた。更に1Gビット以上の集積度の半導体製
造を目的として、近年より短波長の光源であるArFエ
キシマレーザー光(193nm)の使用、更には0.1
μm以下のパターンを形成する為にF2エキシマレーザ
ー光(157nm)の使用が検討されている。
【0004】これら光源の短波長化に合わせ、レジスト
材料の構成成分及びその化合物構造も大きく変化してい
る。即ち従来のノボラック樹脂とナフトキノンジアジド
化合物を含むレジストでは、248nmの遠紫外領域に
おける吸収が大きいため、光がレジスト底部まで十分に
到達しにくくなり、低感度でテーパー形状のパターンし
か得られなかった。このような問題を解決する為、24
8nm領域での吸収の小さいポリ(ヒドロキシスチレ
ン)を基本骨格とし酸分解基で保護した樹脂を主成分と
して用い、遠紫外光の照射で酸を発生する化合物(酸発
生剤)を組み合わせた組成物、所謂化学増幅型レジスト
が開発されているが、ArFエキシマレーザー光(19
3nm)を使用した場合、芳香族基を有する化合物が本
質的に193nm波長領域に大きな吸収を有する為、十
分な性能は得られなかった。
【0005】この問題に対し、ポリ(ヒドロキシスチレ
ン)を基本骨格とする酸分解性樹脂を、193nmに吸
収を持たない脂環式構造をポリマーの主鎖又は側鎖に導
入した酸分解性樹脂に代え、化学増幅型レジストの改良
が図られているが、F2エキシマレーザー光(157n
m)に対しては、脂環型樹脂も157nm領域の吸収が
大きく、目的とする0.1μm以下のパターンを得るに
は不十分であった。
【0006】これに対し、フッ素原子(パーフルオロ構
造)を導入した樹脂が157nmに十分な透明性を有す
ることがProc. SPIE. Vol.3678. 13頁(1999)にて報告
され、有効なフッ素樹脂の構造がProc. SPIE. Vol.399
9. 330頁(2000)、同357頁(2000)、同365頁(200
0)、WO−00/17712号等に提案されるに至っ
ている。しかしながら、フッ素樹脂を含有する従来のレ
ジスト組成物は、レジスト膜に露光した際のアウトガス
量の抑制及びサイドローブ光耐性の改善が望まれてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、16
0nm以下、特にF2エキシマレーザー光(157n
m)の露光光源の使用に好適なポジ型レジスト組成物を
提供することであり、具体的には157nmの光源使用
時に十分な透過性を示し、レジスト膜に露光した際のア
ウトガス量が抑制され、且つサイドローブ光耐性が改善
されたポジ型レジスト組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記諸特
性に留意し鋭意検討した結果、本発明の目的が以下の特
定の組成物を使用することで達成されることを見出し、
本発明に到達した。即ち、本発明は下記構成である。
【0009】(1) (A)活性光線又は放射線の照射
により酸を発生する、下記一般式(IIA)又は(II
IA)で表される化合物、(B)下記一般式(I)〜
(VI)で表される繰り返し単位から選ばれる少なくと
も1種の繰り返し単位を有する、酸の作用によりアルカ
リ現像液に対する溶解度が増大する樹脂及び(C)溶剤
を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
【0010】
【化5】
【0011】一般式(IIA)〜(IIIA)中、R1a
〜R27aは、各々独立に、水素原子、直鎖、分岐若しく
は環状アルキル基、直鎖、分岐若しくは環状アルコキシ
基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、又は−S−R38a
を表す。ここでR38aは、直鎖、分岐若しくは環状アル
キル基又はアリール基を表す。X-は、アニオンを表
す。但し、R1a〜R15aの内の少なくとも1つ及びR16a
〜R27aの内の少なくとも1つは、水素原子ではない。
【0012】
【化6】
【0013】
【化7】
【0014】
【化8】
【0015】一般式(I)及び(II)に於いて、m
は、0又は1を表す。一般式(I)及び(IV)〜(V
I)に於いて、Xは、水素原子又は酸の作用により分解
する基を表す。一般式(I)に於いて、R11〜R16は、
各々独立に、水素原子、フッ素原子、又はフルオロアル
キル基を表すが、少なくとも一つは水素原子ではない。
一般式(II)に於いて、R3は、水素原子又は酸の作
用により分解する基を表す。一般式(III)に於い
て、R4は、水素原子又は酸の作用により分解する基を
表す。一般式(IV)に於いて、R21〜R32は、各々独
立に、水素原子、フッ素原子、又はフルオロアルキル基
を表すが、少なくとも一つは水素原子ではない。一般式
(V)及び(VI)に於いて、R1及びR2は、水素原
子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、又は
トリフルオロメチル基を表す。R41〜R46及びR51〜R
56は、各々独立に、水素原子、フッ素原子、又はフルオ
ロアルキル基を表すが、R41〜R46のうちの少なくとも
一つ及びR51〜R56のうちの少なくとも1つは水素原子
ではない。nは、1〜5の整数を表す。
【0016】(2) 更に、(D)フッ素及び/又はシ
リコン系界面活性剤を含有することを特徴とする(1)
に記載のポジ型レジスト組成物。
【0017】(3) 更に、(E)有機塩基性化合物を
含有することを特徴とする(1)又は(2)に記載のポ
ジ型レジスト組成物。
【0018】(4) 露光光源として、160nm以下
の真空紫外光を使用することを特徴とする(1)〜
(3)のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に使用する化合物に
ついて詳細に説明する。 〔1〕(A)活性光線又は放射線の照射により酸を発生
する、前記一般式(IIA)又は(IIIA)で表され
る化合物本発明のポジ型レジスト組成物は、活性光線又
は放射線の照射により酸を発生する、前記一般式(II
A)又は(IIIA)で表される化合物(以下、「酸発
生剤」ともいう)を含有する。一般式(IIA)〜(I
IIA)中、R1a 〜R27aは、各々独立に、水素原子、
直鎖、分岐若しくは環状アルキル基、直鎖、分岐若しく
は環状アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、又
は−S−R38a基を表す。ここでR38aは、直鎖、分岐若
しくは環状アルキル基又はアリール基を表す。X-は、
アニオンを表す。但し、R1a〜R15aの内の少なくとも
1つ及びR16a〜R27aの内の少なくとも1つは、水素原
子ではない。
【0020】R1a〜R27a、R38aの直鎖、分岐状アルキ
ル基としては、置換基を有してもよい、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基のような炭素数1〜4個のものが挙げられ
る。環状アルキル基としては、置換基を有してもよい、
シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル
基のような炭素数3〜8個のものが挙げられる。R1a
27aの直鎖、分岐若しくは環状アルコキシ基として
は、メトキシ基、エトキシ基、ヒドロキシエトキシ基、
プロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、se
c−ブトキシ基、t−ブトキシ基のような炭素数1〜4
個のものが挙げられる。R1a〜R27aのハロゲン原子と
しては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子を
挙げることができる。R38aのアリール基としては、フ
ェニル基、トリル基、メトキシフェニル基、ナフチル基
等の炭素数6〜14個のものが挙げられる。アリール基
は置換基を有してもよい。これらの置換基として好まし
くは、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン原子
(フッ素原子、塩素原子、沃素原子)、炭素数6〜10
個のアリール基、炭素数2〜6個のアルケニル基、シア
ノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、ニトロ基等が挙げられる。R1a〜R15aの内の
少なくとも1つ又はR16a〜R27aの内の少なくとも1つ
は、p−t−ブチル基であることが好ましい。
【0021】X-は、アニオンを示し、例えばBF4 -
AsF6 -、PF6 -、SbF6 -、SiF6 2-、ClO4 -
CF3SO3 -等のフッ素原子を有する脂肪族スルホン酸
アニオン、CF3COO-、CF3CF2COO-、CF
3(CF22COO-、CF3(CF 23COO-、CF3
(CF27COO-、CF3(CF210COO-、CF3
(CF212COO-等のフッ素原子を有する脂肪族カル
ボン酸アニオン、ペンタフルオロベンゼンスルホン酸ア
ニオン、ジ−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホン酸
アニオン、トリ−トリフルオロメチル−ベンゼンスルホ
ン酸アニオン、ジ−ペンタフルオロエチル−ベンゼンス
ルホン酸アニオン等のフッ素原子を有する芳香族スルホ
ン酸アニオン、モノフルオロベンゼンカルボン酸アニオ
ン、トリフルオロベンゼンカルボン酸アニオン、テトラ
フルオロベンゼンカルボン酸アニオン、ペンタフルオロ
ベンゼンカルボン酸アニオン等のフッ素原子を有する芳
香族カルボン酸アニオン、ナフタレン−1−スルホン酸
アニオン等の縮合多核芳香族スルホン酸アニオン、アン
トラキノンスルホン酸アニオン、スルホン酸基含有染料
等を挙げることができるがこれらに限定されるものでは
ない。
【0022】本発明に於いては、一般式(IIA)で表
される化合物がより好ましい。
【0023】以下に、(A)成分(酸発生剤)の具体例
を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】
【化9】
【0025】
【化10】
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】
【化14】
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】
【化17】
【0033】
【化18】
【0034】
【化19】
【0035】
【化20】
【0036】
【化21】
【0037】
【化22】
【0038】上記(A)の化合物は、1種単独で又は2
種以上を組み合わせて使用することができる。
【0039】一般式(IIA)、一般式(IIIA)で
表される化合物は、例えば、アリールマグネシウムブロ
ミドなどのアリールグリニャール試薬と置換又は無置換
のフェニルスルホキシドを反応させ、得られたトリアリ
ールスルホニウムハライドを対応するスルホン酸と塩交
換する方法で合成できる。また、置換又は無置換のフェ
ニルスルホキシドと対応する芳香族化合物をメタンスル
ホン酸/五酸化二リンあるいは塩化アルミニウムなどの
酸触媒を用いて縮合、塩交換する方法、ジアリールヨー
ドニウム塩とジアリールスルフィドを酢酸銅などの触媒
を用いて縮合、塩交換する方法などによって合成でき
る。塩交換は、いったんハライド塩に導いた後に酸化銀
などの銀試薬を用いてスルホン酸塩に変換する方法、あ
るいはイオン交換樹脂を用いることでも塩交換できる。
また、塩交換に用いるスルホン酸あるいはスルホン酸塩
は、市販のものを用いるか、あるいは市販のスルホン酸
ハライドの加水分解などによって得ることができる。
【0040】(A)成分の化合物の本発明のポジ型レジ
スト組成物中の含量は、組成物の固形分を基準として、
0.1〜20重量%が好ましく、より好ましくは0.5
〜10重量%、更に好ましくは1〜7重量%である。
【0041】本発明に於いては、一般式(IIA)又は
一般式(IIIA)で表される化合物とともに他の光酸
発生剤を併用してもよい。併用してもよい光酸発生剤の
添加量は、一般式(IIA)又は一般式(IIIA)で
表される化合物の総量に対し、通常2000重量%以
下、好ましくは1500重量%以下、特に好ましくは1
000重量%以下である。本発明で併用してもよい光酸
発生剤としては、光カチオン重合の光開始剤、光ラジカ
ル重合の光開始剤、色素類の光消色剤、光変色剤、ある
いはマイクロレジスト等に使用されている公知の光(4
00〜200nmの紫外線、遠紫外線、特に好ましく
は、g線、h線、i線、KrFエキシマレーザー光)、
ArFエキシマレーザー光、電子線、X線、分子線又は
イオンビームにより酸を発生する化合物及びそれらの混
合物を適宜に選択して使用することができる。
【0042】また、その他の本発明で併用してもよい光
酸発生剤としては、たとえばジアゾニウム塩、アンモニ
ウム塩、ホスホニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウ
ム塩、セレノニウム塩、アルソニウム塩等のオニウム
塩、有機ハロゲン化合物、有機金属/有機ハロゲン化
物、o−ニトロベンジル型保護基を有する光酸発生剤、
イミノスルフォネ−ト等に代表される光分解してスルホ
ン酸を発生する化合物、ジスルホン化合物、ジアゾケト
スルホン、ジアゾジスルホン化合物等を挙げることがで
きる。また、これらの光により酸を発生する基、あるい
は化合物をポリマーの主鎖又は側鎖に導入した化合物を
用いることができる。
【0043】さらにV.N.R.Pillai,Synthesis,(1),1(198
0)、A.Abad etal,Tetrahedron Lett.,(47)4555(1971)、
D.H.R.Barton etal,J.Chem.Soc.,(C),329(1970)、米国
特許第3,779,778号、欧州特許第126,712号等に記載の光
により酸を発生する化合物も使用することができる。
【0044】〔2〕樹脂(B) 本発明で使用される樹脂は、一般式(I)〜(VI)で
表される繰り返し単位から選ばれる少なくとも1種の繰
り返し単位を有する樹脂である。
【0045】まず、一般式(I)の繰り返し単位につい
て説明する。
【0046】
【化23】
【0047】一般式(I)に於いて、R11〜R16は、各
々独立に、水素原子、フッ素原子、又はフルオロアルキ
ル基を表す。但し、少なくともひとつは水素原子ではな
い。R11〜R16としてのフルオロアルキル基(少なくと
も1つのフッ素原子で置換されたアルキル基)は、炭素
数1〜6のものが好ましく、炭素数1〜3のものが特に
好ましい。例えば、トリフルオロメチル基、ジフルオロ
メチル基、フルオロメチル基、ペンタフルオロエチル
基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2−フルオロ
エチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、3−
フルオロプロピル基などが挙げられ、トリフルオロメチ
ル基が特に好ましい。mは0又は1である。Xは、水素
原子又は酸の作用により分解する基を表す。
【0048】Xの酸の作用により分解する基(以下、酸
分解性基ともいう)としては、例えば−C(R36)(R
37)(R38)、−C(R36)(R37)(OR39)、−C
OO−C(R36)(R37)(R38)、−C(R01)(R
02)(OR39)、−C(R01)(R02)COO−C(R
36)(R37)(R38)等が挙げられる。R36〜R39は、
各々独立に、置換基を有していてもよいアルキル基、置
換基を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有
していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよ
いアラルキル基又は置換基を有していてもよいアリール
基を表す。R36とR39とは、互いに結合して環を形成し
てもよい。R01、R02は、各々独立に、水素原子、置換
基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していて
もよいシクロアルキル基、置換基を有していてもよいア
ルケニル基、置換基を有していてもよいアラルキル基又
は置換基を有していてもよいアリール基を表す。
【0049】R36〜R39、R01及びR02のアルキル基と
しては、炭素数1〜8個のアルキル基が好ましく、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、n-ブチル基、se
c-ブチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オク
チル基等を挙げることができる。R36〜R39、R01及び
02のシクロアルキル基としては、単環型でもよく、多
環型でのよい。単環型としては、炭素数3〜8個のシク
ロアルキル基が好ましく、例えば、シクロプロピル基、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロブチル
基、シクロオクチル基等を挙げることができる。多環型
としては、炭素数6〜20個のシクロアルキル基が好ま
しく、例えば、アダマンチル基、ノルボルニル基、イソ
ボロニル基、カンファニル基、ジシクロペンチル基、α
−ピネル基、トリシクロデカニル基、テトシクロドデシ
ル基、アンドロスタニル基等を挙げることができる。
尚、シクロアルキル基中の炭素原子の一部が、酸素原子
等のヘテロ原子によって置換されていてもよい。
【0050】R36〜R39、R01及びR02のアリール基と
しては、炭素数6〜10個のアリール基が好ましく、例
えば、フェニル基、トリル基、ジメチルフェニル基、
2,4,6−トリメチルフェニル基、ナフチル基、アン
トリル基、9,10−ジメトキシアントリル基等を挙げ
ることができる。R36〜R39、R01及びR02のアラルキ
ル基としては、炭素数7〜12のアラルキル基が好まし
く、例えば、ベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチ
ル基等を挙げることができる。R36〜R39、R01及びR
02のアルケニル基としては、炭素数2〜8個のアルケニ
ル基が好ましく、例えば、ビニル基、アリル基、ブテニ
ル基、シクロヘキセニル基等を挙げることができる。R
36〜R39、R01及びR02が有していてもよい置換基とし
ては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ミノ基、アミド基、ウレイド基、ウレタン基、ヒドロキ
シ基、カルボキシ基、ハロゲン原子、アルコキシ基、チ
オエーテル基、アシル基、アシロキシ基、アルコキシカ
ルボニル基、シアノ基、ニトロ基等を挙げることができ
る。
【0051】酸分解性基の好ましい具体例としては、t
−ブチル基、t−アミル基、1−アルキル−1−シクロ
ヘキシル基、2−アルキル−2−アダマンチル基、2−
アダマンチル−2−プロピル基、2−(4−メチルシク
ロヘキシル)−2−プロピル基等の3級アルキル基、1
−アルコキシ−1−エトキシ基、1−アルコキシ−1−
メトキシ基、テトラヒドロピラニル基等のアセタール
基、t−アルキルカルボニル基、t−アルキルカルボニ
ルメチル基等が好ましく挙げられる。
【0052】以下に、一般式(I)で表される繰り返し
単位の具体例を挙げるが、これらに限定するものではな
い。
【0053】
【化24】
【0054】次に、一般式(II)の繰り返し単位につ
いて説明する。
【0055】
【化25】
【0056】一般式(II)に於いて、R3は、水素原
子又は酸分解性基を表す。mは、0又は1を表す。
【0057】R3の酸分解性基としては、例えば、式
(I)のXとしての酸分解性基として挙げた−C
(R36)(R37)(R38)、−C(R36)(R37)(O
39)等を挙げることができる。R3の酸分解性基の好
ましい具体例としては、t−ブチル基、t−アミル基、
1−アルキル−1−シクロヘキシル基、2−アルキル−
2−アダマンチル基、2−アダマンチル−2−プロピル
基、2−(4−メチルシクロヘキシル)−2−プロピル
基等の3級アルキル基、1−アルコキシ−1−エトキシ
基、1−アルコキシ−1−メトキシ基、テトラヒドロピ
ラニル基等のアセタール基、t−アルキルカルボニルメ
チル基等が挙げられる。
【0058】以下に、一般式(II)で表される繰り返
し単位の具体例を挙げるが、これらに限定するものでは
ない。
【0059】
【化26】
【0060】一般式(III)の繰り返し単位について説
明する。
【0061】
【化27】
【0062】一般式(III)に於いて、R4は、水素
原子又は酸分解性基を表す。R4の酸分解性基の具体
例、好ましい具体例などは、式(II)のR3と同様で
ある。
【0063】以下に、一般式(III)で表される繰り返
し単位の具体例を挙げるが、これらに限定するものでは
ない。
【0064】
【化28】
【0065】一般式(IV)の繰り返し単位について説明
する。
【0066】
【化29】
【0067】一般式(IV)に於いて、Xは、水素原子
又は酸分解性基を表す。R21〜R32は、各々独立に、水
素原子、フッ素原子、又はフルオロアルキル基を表す
が、少なくとも1つは水素原子ではない。
【0068】Xの酸分解性基としては、例えば、一般式
(I)のXとしての酸分解性基と同様である。
【0069】R21〜R32としてのフルオロアルキル基に
ついての説明、好ましい具体例などは、一般式(I)に
おけるR11〜R16としてのフルオロアルキル基と同様で
ある。
【0070】以下に、一般式(IV)で表される繰り返
し単位の具体例を挙げるが、これらに限定するものでは
ない。
【0071】
【化30】
【0072】次に、一般式(V)及び(VI)で表され
る繰り返し単位について説明する。
【0073】
【化31】
【0074】一般式(V)及び(VI)に於いて、R1
及びR2は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、シアノ基、又はトリフルオロメチル基を表す。X
は、水素原子又は酸分解性基を表す。nは、1〜5の整
数を表す。nが2〜5のとき、n個の基は同一でも異な
っていてもよい。R41〜R46、R51〜R56は、各々独立
に、水素原子、フッ素原子、又はフルオロアルキル基を
表すが、R41〜R46の少なくとも一つ及びR51〜R56
少なくとも1つは水素原子ではない。Xの酸分解性基
は、例えば、一般式(I)のXとしての酸分解性基と同
様である。R41〜R46、R51〜R56のフルオロアルキル
基についての説明、好ましい具体例などは、一般式
(I)におけるR11〜R16としてのフルオロアルキル基
と同様である。
【0075】以下に、一般式(V)で表される繰り返し
単位の具体例を挙げるが、これらに限定するものではな
い。
【0076】
【化32】
【0077】以下に、一般式(VI)で表される繰り返
し単位の具体例を挙げるが、これらに限定するものでは
ない。
【0078】
【化33】
【0079】(B)成分の樹脂は、上記の繰り返し単位
以外に、他の重合性モノマーを重合させてもよい。
(B)成分の樹脂は、酸の作用により分解しアルカリ現
像液に対する溶解度が増大する樹脂(酸分解性樹脂)で
あり酸分解性基を有するが、酸分解性基を一般式(I)
〜(VI)で表される繰り返し単位中に有していてもよ
いし、他の繰り返し単位中に有していてもよい。
【0080】併用することができる共重合モノマーとし
ては、以下に示すものが含まれる。例えば、上記以外の
アクリル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリル
酸エステル類、メタクリルアミド類、アリル化合物、ビ
ニルエーテル類、ビニルエステル類、スチレン類、クロ
トン酸エステル類などから選ばれる付加重合性不飽和結
合を1個有する化合物である。
【0081】具体的には、例えばアクリル酸エステル
類、例えばアルキル(アルキル基の炭素原子数は1〜1
0のものが好ましい)アクリレート(例えば、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、ア
クリル酸t−ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸シ
クロヘキシル、アクリル酸エチルヘキシル、アクリル酸
オクチル、アクリル酸−t−オクチル、クロルエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート2,2
−ジメチルヒドロキシプロピルアクリレート、5−ヒド
ロキシペンチルアクリレート、トリメチロールプロパン
モノアクリレート、ペンタエリスリトールモノアクリレ
ート、グリシジルアクリレート、ベンジルアクリレー
ト、フルフリルアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、など)アリールアクリレート(例えばフ
ェニルアクリレートなど);
【0082】メタクリル酸エステル類、例えば、アルキ
ル(アルキル基の炭素原子数は1〜10のものが好まし
い)メタクリレート(例えば、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソ
プロピルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、
アミルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、シク
ロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、
クロルベンジルメタクリレート、オクチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、4−ヒドロ
キシブチルメタクリレート、5−ヒドロキシペンチルメ
タクリレート、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、トリメチロールプロパンモノメタ
クリレート、ペンタエリスリトールモノメタクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、フルフリルメタクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルメタクリレートなど)、
アリールメタクリレート(例えば、フェニルメタクリレ
ート、クレジルメタクリレート、ナフチルメタクリレー
トなど);
【0083】アクリルアミド類、例えば、アクリルアミ
ド、N−アルキルアクリルアミド、(アルキル基として
は、炭素原子数1〜10のもの、例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、ヒ
ドロキシエチル基、ベンジル基などがある。)、N−ア
リールアクリルアミド(アリール基としては、例えばフ
ェニル基、トリル基、ニトロフェニル基、ナフチル基、
シアノフェニル基、ヒドロキシフェニル基、カルボキシ
フェニル基などがある。)、N,N−ジアルキルアクリ
ルアミド(アルキル基としては、炭素原子数1〜10の
もの、例えば、メチル基、エチル基、ブチル基、イソブ
チル基、エチルヘキシル基、シクロヘキシル基などがあ
る。)、N,N−ジアリールアクリルアミド(アリール
基としては、例えばフェニル基などがある。)、N−メ
チル−N−フェニルアクリルアミド、N−ヒドロキシエ
チル−N−メチルアクリルアミド、N−2−アセトアミ
ドエチル−N−アセチルアクリルアミドなど;
【0084】メタクリルアミド類、例えば、メタクリル
アミド、N−アルキルメタクリルアミド(アルキル基と
しては、炭素原子数1〜10のもの、例えば、メチル
基、エチル基、t−ブチル基、エチルヘキシル基、ヒド
ロキシエチル基、シクロヘキシル基などがある。)、N
−アリールメタクリルアミド(アリール基としては、フ
ェニル基などがある。)、N,N−ジアルキルメタクリ
ルアミド(アルキル基としては、エチル基、プロピル
基、ブチル基などがある。)、N,N−ジアリールメタ
クリルアミド(アリール基としては、フェニル基などが
ある。)、N−ヒドロキシエチル−N−メチルメタクリ
ルアミド、N−メチル−N−フェニルメタクリルアミ
ド、N−エチル−N−フェニルメタクリルアミドなど;
アリル化合物、例えば、アリルエステル類(例えば、酢
酸アリル、カプロン酸アリル、カプリル酸アリル、ラウ
リン酸アリル、パルミチン酸アリル、ステアリン酸アリ
ル、安息香酸アリル、アセト酢酸アリル、乳酸アリルな
ど)、アリルオキシエタノールなど;
【0085】ビニルエーテル類、例えば、アルキルビニ
ルエーテル(例えば、ヘキシルビニルエーテル、オクチ
ルビニルエーテル、デシルビニルエーテル、エチルヘキ
シルビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、
エトキシエチルビニルエーテル、クロルエチルビニルエ
ーテル、1−メチル−2,2−ジメチルプロピルビニル
エーテル、2−エチルブチルビニルエーテル、ヒドロキ
シエチルビニルエーテル、ジエチレングリコールビニル
エーテル、ジメチルアミノエチルビニルエーテル、ジエ
チルアミノエチルビニルエーテル、ブチルアミノエチル
ビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、テトラヒド
ロフルフリルビニルエーテルなど)、ビニルアリールエ
ーテル(例えばビニルフェニルエーテル、ビニルトリル
エーテル、ビニルクロルフェニルエーテル、ビニル−
2,4−ジクロルフェニルエーテル、ビニルナフチルエ
ーテル、ビニルアントラニルエーテルなど);
【0086】ビニルエステル類、例えば、ビニルブチレ
ート、ビニルイソブチレート、ビニルトリメチルアセテ
ート、ビニルジエチルアセテート、ビニルバレート、ビ
ニルカプロエート、ビニルクロルアセテート、ビニルジ
クロルアセテート、ビニルメトキシアセテート、ビニル
ブトキシアセテート、ビニルフェニルアセテート、ビニ
ルアセトアセテート、ビニルラクテート、ビニル−β−
フェニルブチレート、ビニルシクロヘキシルカルボキシ
レート、安息香酸ビニル、サルチル酸ビニル、クロル安
息香酸ビニル、テトラクロル安息香酸ビニル、ナフトエ
酸ビニルなど;
【0087】スチレン類、例えば、スチレン、アルキル
スチレン(例えば、メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、ジエチルス
チレン、イソプロピルスチレン、ブチルスチレン、ヘキ
シルスチレン、シクロヘキシルスチレン、デシルスチレ
ン、ベンジルスチレン、クロルメチルスチレン、トリフ
ルオルメチルスチレン、エトキシメチルスチレン、アセ
トキシメチルスチレンなど)、アルコキシスチレン(例
えば、メトキシスチレン、4−メトキシ−3−メチルス
チレン、ジメトキシスチレンなど)、ハロゲンスチレン
(例えば、クロルスチレン、ジクロルスチレン、トリク
ロルスチレン、テトラクロルスチレン、ペンタクロルス
チレン、ブロムスチレン、ジブロムスチレン、ヨードス
チレン、フルオルスチレン、トリフルオルスチレン、2
−ブロム−4−トリフルオルメチルスチレン、4−フル
オル−3−トリフルオルメチルスチレンなど)、カルボ
キシスチレン、ビニルナフタレン;
【0088】クロトン酸エステル類、例えば、クロトン
酸アルキル(例えば、クロトン酸ブチル、クロトン酸ヘ
キシル、グリセリンモノクロトネートなど);イタコン
酸ジアルキル類(例えば、イタコン酸ジメチル、イタコ
ン酸ジエチル、イタコン酸ジブチルなど);マレイン酸
あるいはフマール酸のジアルキルエステル類(例えば、
ジメチルマレレート、ジブチルフマレートなど)、無水
マレイン酸、マレイミド、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、マレイロニトリル等がある。その他、一般
的には共重合可能である付加重合性不飽和化合物であれ
ばよい。
【0089】上記具体例で表される繰り返し構造単位
は、各々1種で使用しても良いし、複数を混合して用い
ても良い。
【0090】(B)成分の樹脂に於いて、一般式(I)
〜(VI)で表される繰り返し単位の含量は、総量とし
て、一般に30〜100モル%、好ましくは50〜10
0モル%、更に好ましくは70〜100モル%である。
酸分解性基を有する繰り返し単位の含量は、一般に5〜
60モル%、好ましくは10〜50モル%、更に好まし
くは15〜35モル%である。
【0091】上記の樹脂は、通常のラジカル重合法によ
り合成することができる。上記繰り返し構造単位を有す
る本発明の樹脂(B)の好ましい分子量は、重量平均で
1,000〜200,000であり、更に好ましくは
3,000〜20,000の範囲で使用される。分子量
分布は1〜10であり、好ましくは1〜3、更に好まし
くは1〜2の範囲のものが使用される。分子量分布の小
さいものほど、解像度、レジスト形状、及びレジストパ
ターンの側壁がスムーズであり、ラフネス性に優れる。
【0092】以下、(B)成分の樹脂の具体例を示す
が、本発明はこれに限定されない。
【0093】
【化34】
【0094】
【化35】
【0095】
【化36】
【0096】本発明の樹脂(B)の添加量は組成物の全
固形分を基準として、一般的に50〜99.5重量%、
好ましくは80〜99重量%、更に好ましくは90〜9
8重量%の範囲で使用される。
【0097】[3](D)フッ素及び/又はシリコン系
界面活性剤 本発明のポジ型レジスト組成物には、(D)フッ素及び
/又はシリコン系界面活性剤を含有することが好まし
い。即ち、本発明のポジ型レジスト組成物には、フッ素
系界面活性剤、シリコン系界面活性剤及びフッ素原子と
珪素原子の両方を含有する界面活性剤のいずれか、ある
いは2種以上を含有する。これらフッ素及び/又はシリ
コン系界面活性剤の添加は、現像欠陥の抑制及び塗布性
の向上に効果を有する。
【0098】これらの界面活性剤として、例えば特開昭
62−36663号、特開昭61−226746号、特
開昭61−226745号、特開昭62−170950
号、特開昭63−34540号、特開平7−23016
5号、特開平8−62834号、特開平9−54432
号、特開平9−5988号、米国特許5405720
号、米国特許5360692号、米国特許552988
1号、米国特許5296330号、米国特許54360
98号、米国特許5576143号、米国特許5296
143号、米国特許5294511号、及び、米国特許
5824451号記載の界面活性剤を挙げることがで
き、下記市販の界面活性剤をそのまま用いることもでき
る。このような市販の界面活性剤として、例えばエフト
ップEF301、EF303、EF352(新秋田化成
(株)製)、フロラードFC430、431(住友スリーエ
ム(株)製)、メガファックF171、F173、F17
6、F189、R08(大日本インキ(株)製)、アサ
ヒガードAG710、サーフロンS−382、SC10
1、102、103、104、105、106(旭硝子
(株)製)、トロイゾルS−366(トロイケミカル社
製)等のフッ素系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤
を挙げることができる。またポリシロキサンポリマーK
P−341(信越化学工業(株)製)もシリコン系界面
活性剤として用いることができる。
【0099】界面活性剤の配合量は、本発明のレジスト
組成物溶液を基準として、通常0.1〜10000pp
m、好ましくは1〜1000ppmである。これらの界
面活性剤は単独で添加してもよいし、また、いくつかの
組み合わせで添加することもできる。
【0100】[4](E)有機塩基性化合物 本発明のポジ型レジスト組成物は、活性光線又は放射線
の照射後、加熱処理までの経時による性能変動(パター
ンのT−top形状形成、感度変動、パターン線幅変動
等)や塗布後の経時による性能変動、更には活性光線又
は放射線の照射後、加熱処理時の酸の過剰な拡散(解像
度の劣化)を防止する目的で、酸拡散抑制剤として有機
塩基性化合物を含有することが好ましい。有機塩基性化
合物としては、例えば塩基性窒素を含有する、共役酸の
pKa値で4以上の化合物が好ましく使用される。具体
的には下記式(A)〜(E)の構造を挙げることができ
る。
【0101】
【化37】
【0102】ここで、R250 、R251 及びR252 は、同
一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜6個のア
ルキル基、炭素数1〜6個のアミノアルキル基、炭素数
1〜6個のヒドロキシアルキル基又は炭素数6〜20個
の置換もしくは非置換のアリール基を表し、ここで、R
251とR252は、互いに結合して環を形成してもよい。R
253 、R254 、R255 及びR256 は、同一でも異なって
もよく、炭素数1〜6個のアルキル基を表す。更に好ま
しい化合物は、一分子中に異なる化学的環境の窒素原子
を2個以上有する含窒素塩基性化合物であり、特に好ま
しくは、置換もしくは未置換のアミノ基と窒素原子を含
む環構造の両方を含む化合物もしくはアルキルアミノ基
を有する化合物である。
【0103】好ましい具体例としては、置換もしくは未
置換のグアニジン、置換もしくは未置換のアミノピリジ
ン、置換もしくは未置換のアミノアルキルピリジン、置
換もしくは未置換のアミノピロリジン、置換もしくは未
置換のインダゾール、イミダゾール、置換もしくは未置
換のピラゾール、置換もしくは未置換のピラジン、置換
もしくは未置換のピリミジン、置換もしくは未置換のプ
リン、置換もしくは未置換のイミダゾリン、置換もしく
は未置換のピラゾリン、置換もしくは未置換のピペラジ
ン、置換もしくは未置換のピペリジン、置換もしくは未
置換のアミノモルフォリン、置換もしくは未置換のアミ
ノアルキルモルフォリン等が挙げられる。好ましい置換
基は、アミノ基、アミノアルキル基、アルキルアミノ
基、アミノアリール基、アリールアミノ基、アルキル
基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アリール
基、アリールオキシ基、ニトロ基、水酸基、シアノ基で
ある。
【0104】特に好ましい化合物として、グアニジン、
1,1−ジメチルグアニジン、1,1,3,3,−テト
ラメチルグアニジン、イミダゾール、2−メチルイミダ
ゾール、4−メチルイミダゾール、N−メチルイミダゾ
ール、2−フェニルイミダゾール、4,5−ジフェニル
イミダゾール、2,4,5−トリフェニルイミダゾー
ル、2−アミノピリジン、3−アミノピリジン、4−ア
ミノピリジン、2−ジメチルアミノピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、2−ジエチルアミノピリジン、2
−(アミノメチル)ピリジン、2−アミノ−3−メチル
ピリジン、2−アミノ−4−メチルピリジン、2−アミ
ノ−5−メチルピリジン、2−アミノ−6−メチルピリ
ジン、3−アミノエチルピリジン、4−アミノエチルピ
リジン、
【0105】3−アミノピロリジン、ピペラジン、N−
(2−アミノエチル)ピペラジン、N−(2−アミノエ
チル)ピペリジン、4−アミノ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、4−ピペリジノピペリジン、2−
イミノピペリジン、1−(2−アミノエチル)ピロリジ
ン、ピラゾール、3−アミノ−5−メチルピラゾール、
5−アミノ−3−メチル−1−p−トリルピラゾール、
ピラジン、2−(アミノメチル)−5−メチルピラジ
ン、ピリミジン、2,4−ジアミノピリミジン、4,6
−ジヒドロキシピリミジン、2−ピラゾリン、3−ピラ
ゾリン、N−アミノモルフォリン、N−(2−アミノエ
チル)モルフォリンなどが挙げられるがこれに限定され
るものではない。これらの含窒素塩基性化合物は、単独
であるいは2種以上一緒に用いられる。
【0106】酸発生剤と有機塩基性化合物の組成物中の
使用割合は、(酸発生剤)/(有機塩基性化合物)(モ
ル比)=2.5〜300であることが好ましい。該モル
比が2.5未満では低感度となり、解像力が低下する場
合があり、また、300を越えると露光後加熱処理まで
の経時でレジストパターンの太りが大きくなり、解像力
も低下する場合がある。(酸発生剤)/(有機塩基性化
合物)(モル比)は、好ましくは5.0〜200、更に
好ましくは7.0〜150である。
【0107】[5](C)溶剤類 本発明の組成物は、上記各成分を溶剤に溶解させて支持
体上に塗布する。ここで使用する溶剤としては、エチレ
ンジクロライド、シクロヘキサノン、シクロペンタノ
ン、2−ヘプタノン、γ−ブチロラクトン、メチルエチ
ルケトン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエ
チルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、トルエ
ン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、メトキシプ
ロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル、ピル
ビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン等が
好ましく、これらの溶剤を単独あるいは混合して使用す
る。各成分を溶剤に溶解させる際に、固形分濃度は、一
般に3〜20重量%、好ましくは4〜15重量%、さら
に好ましくは5〜10重量%とすればよい。
【0108】精密集積回路素子の製造などにおいてレジ
スト膜上へのパターン形成工程は、基板(例:シリコン
/二酸化シリコン皮覆、ガラス基板、ITO基板等の透
明基板等)上に、本発明のポジ型レジスト組成物を塗布
し、次に活性光線又は放射線描画装置を用いて照射を行
い、加熱、現像、リンス、乾燥することにより良好なレ
ジストパターンを形成することができる。
【0109】本発明のポジ型レジスト組成物の現像液と
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、ア
ンモニア水等の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プ
ロピルアミン等の第一アミン類、ジエチルアミン、ジ−
n−ブチルアミン等の第二アミン類、トリエチルアミ
ン、メチルジエチルアミン等の第三アミン類、ジメチル
エタノールアミン、トリエタノーアミン等のアルコ−ル
アミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テ
トラエチルアンモニウムヒドロキシド、コリン等の第四
級アンモニウム塩、ピロール、ピペリジン等の環状アミ
ン類、等のアルカリ類の水溶液を使用することができ
る。更に、上記アルカリ類の水溶液にイソプロピルアル
コール等のアルコール類、ノニオン系等の界面活性剤を
適当量添加して使用することもできる。これらの現像液
の中で好ましくは第四アンモニウム塩、更に好ましく
は、テトラメチルアンモニウムヒドロオキシド、コリン
である。
【0110】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明の内容がこれにより限定されるものでは
ない。
【0111】<樹脂の合成> 合成例1(樹脂(B−1)の合成) α−トリフルオロメチルアクリル酸t−ブチルエステル
20g及び3−(5−ビシクロ[2,2,1]ヘプテン
−2−イル)−1,1,1−トリフルオロ−2−(トリ
フルオロメチル)−2−プロパン−2−オール20gを
THF40gに溶解、窒素気流下にて70℃まで加熱し
た。そこへ、アゾ系重合開始剤V−65(和光純薬工業
社製)2.0gを添加した。別途、α−トリフルオロメ
チルアクリル酸t−ブチルエステル20g、3−(5−
ビシクロ[2,2,1]ヘプテン−2−イル)−1,
1,1−トリフルオロ−2−(トリフルオロメチル)−
2−プロパン−2−オール20g及びアゾ系重合開始剤
V−65(和光純薬工業社製)2.0gをTHF40g
に溶解させた溶液を準備し、それを重合が進行している
反応溶液に4時間かけて滴下、更に70℃にて6時間反
応させた。反応液を室温に戻した後、反応液にヘキサン
300mlを添加、析出した樹脂を回収した。得られた
樹脂をアセトン50gに溶解した後、再度ヘキサン50
0mlを添加して未反応モノマー及びオリゴマ−成分を
除去し、樹脂(B−1)を得た。以下、同様にして(B
−2)〜(B−23)の樹脂を合成した。下記表1に、
樹脂(B−1)〜(B−23)の繰り返し単位モル比、
重量平均分子量、分散度(Mw/Mn)を示す。
【0112】
【表1】
【0113】[実施例1〜24及び比較例1]下記表2
に示す様に配合した固形分濃度6重量%の溶液を、0.
1μmのポリテトラフルオロエチレンフィルターで濾過
してポジ型レジスト組成物を調製した。
【0114】
【表2】
【0115】尚、上記表2中の略号は、以下を意味す
る。 W−1:メガファックF176(大日本インキ(株)
製)(フッ素系) W−2:メガファックR08(大日本インキ(株)製)
(フッ素及びシリコン系) W−3:ポリシロキサンポリマーKP−341(信越化
学工業(株)製) W−4:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル W‐5:トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)
製)
【0116】E−1:1,5−ジアザビシクロ[4.
3.0]−5−ノネン E−2:ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4
−ピペリジル)セバケート E−3:トリオクチルアミン E−4:トリフェニルイミダゾール E−5:アンチピリン E−6:2,6−ジイソプロピルアニリン E−7:トリイソプロパノールアミン E−8:テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド
【0117】S−1:プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート S−2:プロピレングリコールモノメチルエーテル S−3:乳酸エチル S−4:エチルエーテルプロピオネート S−5:γ−ブチロラクトン
【0118】PAG−A:トリフェニルスルホニウムノ
ナフレート
【0119】得られたポジ型レジスト組成物について、
アウトガス評価及びサイドローブ光耐性評価を次の通り
行った。結果を表3に示す。
【0120】(1)アウトガス評価 ヘキサメチルジシラザン(HMDS)を用いて23℃で
20秒間処理したシリコンウエハー上に各ポジ型レジス
ト組成物をスピンコーターにより厚さ1000Åに塗布
し、真空吸着式ホットプレートで120℃、60秒間加
熱乾燥した。次に、簡易型F2エキシマレーザー露光機
(リソテックジャパン社製VUVES−4500)を用
い、露光量を段階的に変化させてオープンフレーム露光
した後、膜厚測定を行い、(膜減り量(%))=((初
期膜厚)−(露光後の膜厚))/(初期膜厚)を計算
し、記録した。その次に、110℃で90秒間ウエハー
を加熱し、0.262規定のTMAH水溶液でパドル現
像後、純水で30秒間水洗し、スピン乾燥をした。この
時、レジスト膜が膜底まで解像する露光量をEthと定
義し、Ethの3倍の露光量に於ける前記(膜減り量)
をアウトガス量の指標とした。この値は、小さいほど良
好であることを示す。 (2)サイドローブ光耐性評価 反射防止膜(BrewerScience社製ARC−
25)をスピンコーターを使用してシリコンウエハー上
に800Åに均一に塗布し、190℃で240秒間加熱
乾燥を行った後、その上に各ポジ型レジスト組成物をス
ピンコーターにより厚さ3000Åに塗布し、真空吸着
式ホットプレートにより120℃で60秒間加熱乾燥し
た。次に、0.25μmコンタクトホールパターン(H
oleDuty比=1:3)のハーフトーンマスク(透
過率80%)を介して、Canon社製KrFエキシマ
ステッパー(FPA−3000EX5:NA0.60)
を用い画像形成を行い、110℃で90秒間加熱した
後、0.262規定のTMAH水溶液でパドル現像後、
純水で30秒間水洗し、スピン乾燥により画像を得た。
この際、0.25μmの直径を有するコンタクトホール
(マスク)が0.20μmに再現する露光量をEopt
とし、更にサイドローブ光がレジスト基板上に転写され
る最低露光量をElimitと定義し、それらのEli
mit/Eoptをサイドローブ光耐性の指標とした。
この際、比較例1の値を1と規格化し、それとの相対評
価により他のサイドローブ光耐性を示した。この値は、
大きいほどサイドローブ光耐性が優れていることを示
す。
【0121】
【表3】
【0122】表3より、本発明のポジ型レジスト組成物
は、レジスト膜に露光した際のアウトガス量が抑制さ
れ、且つサイドローブ光耐性が改善されていることが判
る。
【0123】
【発明の効果】本発明により、レジスト膜に露光した際
のアウトガス量が抑制され、且つサイドローブ光耐性が
改善されたポジ型レジスト組成物を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 知也 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA02 AA03 AB16 AC04 AC08 AD03 BE07 BE10 BG00 CB08 CB13 CB14 CB16 CB41 CC04 CC20 FA17 4J100 AL08P AR21Q BA02P BA02Q BA03P BA20Q BB07P BB07Q BC43P CA03 DA61 JA37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)活性光線又は放射線の照射により
    酸を発生する、下記一般式(IIA)又は(IIIA)
    で表される化合物、(B)下記一般式(I)〜(VI)
    で表される繰り返し単位から選ばれる少なくとも1種の
    繰り返し単位を有する、酸の作用によりアルカリ現像液
    に対する溶解度が増大する樹脂及び(C)溶剤を含有す
    ることを特徴とするポジ型レジスト組成物。 【化1】 一般式(IIA)〜(IIIA)中、R1a 〜R27aは、
    各々独立に、水素原子、直鎖、分岐若しくは環状アルキ
    ル基、直鎖、分岐若しくは環状アルコキシ基、ヒドロキ
    シ基、ハロゲン原子、又は−S−R38a基を表す。ここ
    でR38aは、直鎖、分岐若しくは環状アルキル基又はア
    リール基を表す。X-は、アニオンを表す。但し、R1a
    〜R15aの内の少なくとも1つ及びR16a〜R27aの内の
    少なくとも1つは、水素原子ではない。 【化2】 【化3】 【化4】 一般式(I)及び(II)に於いて、 mは、0又は1を表す。一般式(I)及び(IV)〜
    (VI)に於いて、 Xは、水素原子又は酸の作用により分解する基を表す。
    一般式(I)に於いて、 R11〜R16は、各々独立に、水素原子、フッ素原子、又
    はフルオロアルキル基を表すが、少なくとも一つは水素
    原子ではない。一般式(II)に於いて、 R3は、水素原子又は酸の作用により分解する基を表
    す。一般式(III)に於いて、 R4は、水素原子又は酸の作用により分解する基を表
    す。一般式(IV)に於いて、 R21〜R32は、各々独立に、水素原子、フッ素原子、又
    はフルオロアルキル基を表すが、少なくとも一つは水素
    原子ではない。一般式(V)及び(VI)に於いて、 R1及びR2は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素
    原子、シアノ基、又はトリフルオロメチル基を表す。R
    41〜R46及びR51〜R56は、各々独立に、水素原子、フ
    ッ素原子、又はフルオロアルキル基を表すが、R41〜R
    46のうちの少なくとも一つ及びR51〜R56のうちの少な
    くとも1つは水素原子ではない。nは、1〜5の整数を
    表す。
  2. 【請求項2】 更に、(D)フッ素及び/又はシリコン
    系界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記
    載のポジ型レジスト組成物。
  3. 【請求項3】 更に、(E)有機塩基性化合物を含有す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のポジ型レジ
    スト組成物。
  4. 【請求項4】 露光光源として、160nm以下の真空
    紫外光を使用することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のポジ型レジスト組成物。
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