JP2003315675A - 投写レンズシステムおよびプロジェクタ装置 - Google Patents

投写レンズシステムおよびプロジェクタ装置

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JP2003315675A JP2002118687A JP2002118687A JP2003315675A JP 2003315675 A JP2003315675 A JP 2003315675A JP 2002118687 A JP2002118687 A JP 2002118687A JP 2002118687 A JP2002118687 A JP 2002118687A JP 2003315675 A JP2003315675 A JP 2003315675A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルミラーデバイスなどの、光の反射方
向を変えて画像を生成する複数の素子を備えた光変調器
から画像をスクリーンの投写する高性能でコンパクトな
投写用レンズを提供する。 【解決手段】 ライトバルブ2の側に位置し、照明光1
1および投影光12が通過する共用レンズ群5aと、投
影光12のみが通過する出力レンズ群5bを備えた投写
用レンズ5を提供する。共用レンズ群5aを正の屈折力
とし、出力レンズ群5bの入力端レンズ15をライトバ
ルブ2の側に凹の負レンズとすることにより共用レンズ
群5aと出力レンズ群5bとの間隔を縮め、周辺光量比
も大きくすることが可能となり、コンパクトで明るい投
写レンズシステム5を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライトバルブに表
示された像をスクリーンに拡大投影するプロジェクタ装
置の投写レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プロジェクタのライトバルブとし
て液晶パネルが多く用いられてきた。近年、液晶パネル
に代わり、マイクロマシン技術を用いて機械的に光の反
射方向を変えて画像を形成する複数の素子を備えた装置
が実用化されている。微少な鏡面素子(マイクロミラ
ー)を画素に対応させてアレイ状に並べ、それぞれの鏡
面の角度を制御することにより画像を表示するDMD
(デジタルミラーデバイス、箔変形デバイスあるいはデ
ィスプレイ)はその1つである。このマイクロミラーで
画素を構成する光変調器は、液晶パネルより応答速度が
速く、明るい画像が得られるので、小型で高輝度、高画
質のプロジェクタを実現するのに適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DMDにおいて、画像
を生成する際にマイクロミラーの旋回する角度は±12
度程度であり、これにより照明光学系から照射された照
明光を、画像を形成するために有効な反射光(投影光)
と画像を形成するためには不要な無効な反射光を切替え
ている。したがって、DMDをライトバルブとしたプロ
ジェクタにおいては有効な反射光(有効光あるいは投影
光)を捉える(飲み込む)と共に無効な反射光(無効
光)は捉えない(飲み込まない)プロジェクタレンズが
必要となる。さらに、イメージサークルを小さくするに
は、プロジェクタレンズはDMDの法線方向に設置する
ことが望ましい。したがって、DMDに照明光を入力す
る照明光学系と、投影光を出力する投写レンズの配置は
かぎられてしまい、上記のようにDMDから有効光をプ
ロジェクタレンズに入力するには、照明光学系と投写レ
ンズ(プロジェクタレンズ)とほぼ同じ方向に設置する
必要がある。
【0004】DMDを採用したプロジェクタ装置も、小
型および薄型化が要求されており、プロジェクタレンズ
においても、全体がコンパクトでレンズ径も小さなもの
が検討されている。
【0005】そこで、本発明においては、投写レンズシ
ステムを小型化できると共に、照明系もコンパクトにす
ることを可能とし、プロジェクタ装置全体をコンパクト
にすることができる投写レンズシステムを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、照明
光学系からの照明光の反射方向を変えて画像を生成する
複数の素子を備えた光変調器からの投影光をスクリーン
に投写する投写レンズシステムであって、光変調器の側
に配置され、照明光および投影光が透過する共用レンズ
群と、投影光のみが透過する出力レンズ群とを有する投
写レンズシステムを提供する。この投写レンズシステム
を採用することにより、上記の光変調器と、照明光学系
とを有するプロジェクタ装置においては、照明光学系か
ら出射された照明光は、投写レンズシステムの共用レン
ズ群を経てDMDなどの光変調器に照射され、光変調器
により変調されて出射された投影光は共用レンズ群と出
力レンズ群とを経てスクリーンに投写される。したがっ
て、共用レンズ群は照明光学系のレンズ群としても作用
するので、照明光学系の構成を簡略化でき、照明光学系
をコンパクトにできる。また、共用レンズ群は出力レン
ズ群に加えて投写レンズシステムとしても作用するの
で、共用レンズ群によって収差補正が可能であり、出力
レンズ群の構成を簡略化してコンパクトで結像性能の高
い投写レンズシステムを提供できる。このため、本発明
の投写レンズシステムを採用することにより、DMDな
どの光の反射方向を変えて画像を生成する素子を備えた
光変調器を採用したコンパクトで明るく綺麗な画像を表
示できるプロジェクタ装置を提供することが可能とな
る。
【0007】DMDに対する照明光は平行光束であるこ
とが望ましく、そのため、共用レンズ群は正の屈折力で
あることが望ましい。これにより、共用レンズ群に入射
する光を出力する照明光学系からの照明光を拡散光束に
することも可能であり、照明光学系のレンズシステムを
コンパクトにすることができる。特に、照明光学系の最
終レンズとして負の屈折力の口径の小さなレンズを採用
することができ、照明光学系と共用レンズ群によりテレ
セントリックに近い光束を実現できる。したがって、コ
ンパクトな照明光学系により平行光束をDMDに照射す
ることが可能となり、照明光学系と投写レンズシステム
とを接近して配置できる。そして、照明光学系をよりコ
ンパクトにしようとすると、共用光学系のパワーは大き
くなる。
【0008】共用レンズ群が正の屈折力を備えている場
合は、投影光あるいは投写光を集光して出力レンズ群に
供給できるので、出力レンズ群の変調器側のレンズの口
径を小さくできるという効果ももたらす。その一方で、
DMDからの無効光を飲み込ませないようにレンズ口径
を小さくしすぎると、周辺光量比が低下するので明るさ
を確保できない。有効光と無効光との分解能を上げるた
めに共用レンズ群と出力レンズ群との距離を長くする
と、投写レンズシステムの全長が長くなる。
【0009】そこで、本発明においては、出力レンズ群
と共用レンズ群との間で急激に光を屈折させて短い距離
で有効光と無効光とを分離し、コンパクトな投写レンズ
システムを実現する。それと共に、出力レンズ群の最も
共用レンズ群の側の入力端レンズを負の屈折力のレンズ
とすることにより、周辺光量比も確保し、明るいレンズ
システムを実現している。すなわち、本発明の投写レン
ズシステムは、照明光学系からの照明光の反射方向を変
えて画像を生成する複数の素子を備えた光変調器からの
投影光をスクリーンに投写する投写レンズシステムであ
って、光変調器の側に配置され、照明光および投影光が
透過する正の屈折力の共用レンズ群と、投影光のみが透
過する出力レンズ群とを有し、出力レンズ群の最も共用
レンズ群の側の入力端レンズを負の屈折力のレンズとし
ている。
【0010】正の屈折力の共用レンズ群を備えた本発明
の投写レンズシステムで、充分な収差補正が可能であ
り、さらに、入射側をテレセントリックにし易い構成と
しては、共用レンズ群も含めて、スクリーン側からは、
負−正−正の3群構成、負−正−負−正の4群構成など
が考えられる。出力レンズ群を構成する複数のレンズ群
の内の最も共用レンズ群の側の入力サブレンズ群の屈折
力に関係なく、その入力サブレンズ群の最も共用レンズ
群の側の入力端レンズを負の屈折力とすることにより、
出力レンズ群と共用レンズ群との間で急激に屈折させて
出力レンズ群と共用レンズ群との距離を短縮できる。そ
して、小さな径の入力端レンズで周辺光量比を確保でき
るので、明るくコンパクトなレンズシステムを提供でき
る。それと共に、照明光学系と最も干渉しやすい入力端
レンズの径を小さくできるので、照明光学系の配置も容
易となり、コンパクトで明るい画像を表示できるプロジ
ェクタを提供できる。
【0011】出力レンズ群と共用レンズ群との間で最も
急激に投影光を屈折させることができる構成の1つは、
共用レンズ群の最も出力レンズ群の側の出力端レンズを
スクリーン側に凸の正の屈折力のレンズとし、入力端レ
ンズを光変調器の側に凹のレンズの負の屈折力のレンズ
とすることである。共用レンズ群は、スクリーン側に凸
の正の屈折力のレンズの1枚構成で良く、光変調器、す
なわち、ライトバルブの側を平面とすることにより、ラ
イトバルブとの距離を最小限できる。
【0012】本発明の投写レンズシステムにおいて、充
分な収差補正が可能でコンパクトな構成は、共用レンズ
群も含めて負−正−正の3群構成であり、出力レンズ群
は、入力サブレンズ群と、そのスクリーン側の負の屈折
力の出力サブレンズ群の2群構成であることが望まし
い。そして、出力レンズ群を構成する各々のサブレンズ
群を構成するレンズ枚数を低減するには、入力サブレン
ズ群と出力サブレンズ群の各々に少なくとも1枚の非球
面レンズを配置することが望ましい。出力サブレンズ群
を通過する光束はある程度広がっているので軸外光の補
正が容易となる。したがって、出力サブレンズ群に含ま
れる非球面レンズにより主に軸外の性能補正(軸外コマ
収差、非点収差、像面湾曲)を効率良く行うことができ
る。一方、入力サブレンズ群を通過する光束はある程度
収束しているので、軸上光を含めた全体の補正が容易で
あり、入力サブレンズ群に含まれる非球面レンズによ
り、主に球面収差の補正を効率良く行うことができる。
【0013】全長を短縮し、最大レンズ径を小径にしよ
うとすると、軸外コマ収差、非点収差、像面湾曲が大き
くなり、また、Fナンバーを小さくして明るいレンズシ
ステムを得ようとすると、軸外コマ収差および球面収差
が増大する傾向となる。これに対し、本発明の投写レン
ズシステムでは、入力サブレンズ群と出力サブレンズ群
のそれぞれに非球面レンズを配置することにより、少な
い枚数で明るく収差も良好に補正された画像を投写でき
る。したがって、本発明により、全体が11枚構成で、
全長が110mm前後、最大径が40mm程度で、Fナ
ンバーが2.1と明るい投写レンズを提供できる。
【0014】さらに、出力サブレンズ群がフォーカシン
グするために動くようにすることにより、入力サブレン
ズ群を固定として移動用の機構を省くことが可能であ
り、照明光学系との干渉をさらに減らすことができる。
【0015】また、投写レンズシステムの合成焦点距離
fと、入力サブレンズ群の合成焦点距離f2は次の式
(A)を満たすことが望ましい。
【0016】 0.75 < f2/f < 1.35 ・・・(A) この式(A)の下限を下回ると、第2のレンズ群の屈折
力の割合が大きくなりすぎて、像面湾曲が増大し、収差
補正が難しくなる。一方、式(A)の上限を上回ると、
第2のレンズ群の屈折力の割合が小さくなりすぎて、非
点収差および像面湾曲を補正するのが難しくなる。
【0017】また、投写レンズシステムの全長Lと、出
力レンズ群の全長Loが次の式(B)を満たすことが望
ましい。
【0018】 2.4 < Lo/(L−Lo) < 2.8 ・・・(B) この範囲内であれば、コンパクトで収差補正が良好に行
うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に、DMDをライトバルブと
して採用したプロジェクタの概略構成を示してある。こ
のプロジェクタ1は、光変調器であるDMD2と、この
DMDに投写用の照明光11を照射する照明光学系(照
明システム)3と、DMD2により反射された有効光
(投影光)12をスクリーン9に投写する投写レンズシ
ステム5とを備えている。図1に示したプロジェクタ1
は、単板式のビデオプロジェクタであり、照明システム
3は、ハロゲンランプなどの白色光源6と、円盤型の回
転色分割フィルタ7とを備えている。このため、DMD
2には、赤、緑、青の3原色が時分割で照射される。そ
して、それぞれの色の光が照射されるタイミングで個々
の画素に対応する素子を制御することによりカラー画像
が表示される。照明光学系3は、さらに、種々のプロジ
ェクタの配置あるいは構成に対応して、光源6からの照
明光11をDMD2に照射するためのコンデンサレンズ
8a、対物光学系8bあるいはミラー4などが必要に応
じて配置される。
【0020】DMD2は、照明光11の反射方向を変え
て画像を生成する複数の素子(デジタルミラー)を備え
た光変調器であり、DMD2を採用したプロジェクタ1
においては、DMD2の法線と投写レンズシステム5の
光軸とが一致しているとイメージサークルが小さくな
り、投写レンズシステム5の径を小さくできる。それと
共に、有効光および無効光の分離が容易となる。したが
って、照明システム3からDMD2に対する入射角度は
かぎられており、照明システム3の光軸と、投写レンズ
システム5の光軸とがほとんど同一方向になる。このた
め、照明システム3の影響を受けないようにするには投
写レンズシステム5のバックフォーカスはある程度長く
する必要がある。また、有効な投影光12を無効な光と
分離するためには投写レンズシステム5のDMD2の側
に位置する最終レンズの径は十分に小さくする必要があ
る。それらの条件により、本例のプロジェクタ1の光学
系は設計されている。
【0021】図1に示したように、本例の投写レンズシ
ステム5は、DMD2の側に配置されたレンズ群5a
と、スクリーン9の側に配置されたレンズ群5bに大き
く分かれている。DMD2の側に配置されたレンズ群5
aは、照明光11と投影光12が共に透過するようにな
っており、本発明における共用レンズ群である。また、
スクリーン9の側に配置されたレンズ群5bは、投影光
12のみが透過するようになっており、本発明における
出力レンズ群である。
【0022】共用レンズ群5aは正の屈折力を備えてお
り、照明システム3の対物光学系8bと組み合わさって
ビームエキスパンダとして作用する。したがって、照明
システム3から出射される照明光11の光束の口径は共
用レンズ群5aのないシステムより小さくすることが可
能であり、対物レンズ8bおよび光路変換用のミラー4
をコンパクトにすることができる。また、ライトバルブ
2の側に正のレンズを配置することにより、テレセント
リック状の照明光を一様にライトバルブ2に照射するこ
とが可能となり、デジタルミラーによりスイッチングし
易い環境を形成する。そのための照明光学系3は最終レ
ンズが正のパワーの共用レンズ群5aとなるので、拡散
光を出射するものであってもよく、コンパクトで投写レ
ンズシステム5と並べるのに適したものとなる。これ
は、プロジェクタ1を大幅に小さくできると共に、ミラ
ー4などの投写レンズシステム5と並べて配置せざるを
得ない光学素子をコンパクトにできるので、照明光11
の光軸と、投写レンズシステム5の光軸との角度差を縮
められることを意味し、DMD2から出力される有効な
投影光の分離性能を向上できる。
【0023】共用レンズ群5aは、出力レンズ群5bと
共に投写レンズシステム5を構成する。したがって、共
用レンズ群5aで収差補正を分担したり、投影光を集光
して出力レンズ群5bに入力するなどの機能を果たすよ
うに共用レンズ群5aを設計することができる。このた
め、出力レンズ群5bをコンパクトにすることが可能で
あり、また、投写レンズシステム5により投影される画
像品質をさらに良くすることも可能である。また、正の
パワーの共用レンズ群5aにより、投影光12は屈折さ
せるので、出力レンズ群5bの入力側のレンズ径は小さ
くなる。したがって、照明光学系3のミラー4と並べて
配置することが容易となり、この点でも、コンパクトな
プロジェクタ1を実現するのに適している。
【0024】さらに、本例の投写レンズシステム5で
は、出力レンズ群5bの最もライトバルブ2の側のレン
ズ(入力端レンズ)15を両凹の凹レンズとし、共用レ
ンズ群5aをスクリーン9の側に凸の凸レンズ16の一
枚構成としている。凹レンズと凸レンズというインター
フェイスは光束を屈曲するのに適している。特に、ライ
トバルブ2の側に凹の入力端レンズ15と、スクリーン
側に凸の共用レンズ16という組み合わせを出力レンズ
群5bと共用レンズ群5aとのインターフェイスに採用
することにより、出力レンズ群5bと共用レンズ群5a
との間で急激に投影光12を屈折させて出力レンズ群5
bと共用レンズ群5aとの距離を短縮できる。このた
め、投写レンズシステム5の全長を短くできる。
【0025】また、出力レンズ群5bの入力端レンズ1
5を拡散系の凹レンズとすることにより、DMD2から
の無効光を出力レンズ群5bに集光せずに周辺光を出力
レンズ群5bに取り込みやすくなる。したがって、本発
明により、コンパクトで明るい投写レンズを提供でき
る。また、出力レンズ群5bのパワー構成に関わらず、
投写レンズシステム5の最終の2つのレンズ15および
16はレトロフォーカスタイプになるので、ライトバル
ブ2からテレセントリック状の投影光12を受け入れる
のに適した構成となる。
【0026】以下では、出力レンズ群5bをスクリーン
9の側から負−正の2群構成とし、共用レンズ群5aを
正の1群構成とした3群構成の投写用レンズに基づき本
発明をさらに説明する。これらの例においては、出力レ
ンズ群5bの2つのレンズ群をスクリーン9の側から順
に1群G1および2群G2と呼び、共用レンズ群5aを
3群G3と呼ぶことにする。 (実施例1)図2に、本発明に係る投写用レンズ(投写
用レンズシステム)5の一例を示してある。本例の投写
用レンズ5は、上述したようにスクリーン9の側から3
つのレンズ群G1、G2およびG3にグループ化された
11枚のレンズL11〜L31により構成されている。
それぞれのレンズの詳細なデータは以下に示した通りで
ある。
【0027】まず、スクリーン側の第1のレンズ群G1
は全体が負の屈折力を備えたレンズ群であり、最もスク
リーン側(前方)に位置し、スクリーン側に凸の負のメ
ニスカスレンズL11と、両凸の正レンズL12と、ス
クリーン側に凸の負のメニスカスレンズL13と、両凸
の正レンズL14と、凹レンズL15が順番に並んで構
成されている。また、これらのレンズのうち、3番目の
レンズL13のライトバルブ側の面s6(スクリーン側
から6番目の面)が非球面となっている。
【0028】第1のレンズ群G1のDMD2の側に位置
する第2のレンズ群G2は、全体が正の屈折力を備えた
レンズ群であり、スクリーン9の側から、ライトバルブ
側に凸の正のメニスカスレンズL21、両凸の正レンズ
L22と、両凸の正レンズL23と、ダブレットをなす
ライトバルブ側に凸の正のメニスカスレンズL24およ
び両凹の負レンズL25が順番に並んで構成されてい
る。したがって、負レンズL25が入力端レンズ15と
なる。また、レンズL23の両面s15および16は非
球面になっている。
【0029】最もDMD2の側に位置する照明光と共用
の第3のレンズ群G3は、スクリーン側に凸でライトバ
ルブ2の側が平面の正レンズL31の一枚構成になって
おり、カバーガラスCを介してDMD2に面した状態で
配置される。したがって、レンズL31が、入力端レン
ズ15と向かい合った正レンズとなる。
【0030】この投写レンズシステム5では、最もスク
リーン側の第1のレンズ群G1がフォーカシングのため
に移動するようになっており、第2のレンズ群G2を固
定とし、第2のレンズ群G2を動かすためのギアなどの
機構が省けるようにしている。
【0031】以下に示すレンズデータにおいて、riは
スクリーン側から順番に並んだ各レンズの曲率半径(m
m)、Typはレンズ面(曲面か非球面)、diはスク
リーン側から順番に並んだ各レンズ面の間の距離(m
m)、Hiは各レンズ面の半径(mm)、niはスクリ
ーン側から順番に並んだ各レンズの屈折率(d線)、v
iはスクリーン側から順番に並んだ各レンズのアッベ数
(d線)を示す。また、fは本例の投写用レンズ5の合
成焦点距離、f1、f2およびf3は各レンズ群G1〜
G3の合成焦点距離、FNoはFナンバーを示す。ま
た、Lはレンズシステム5の全長、すなわち、最もスク
リーン側のレンズL11からレンズL31までの長さを
示し、Loは出力レンズ群5bの長さ、すなわち、最も
スクリーン側のレンズL11から入力端レンズL25を
示す。 レンズデータ(No.1) No. ri Typ di Hi ni vi 1 46.52000 SPH 2.00000 21.35 1.80788 46.50 レンズL11 2 22.95000 SPH 7.65000 18.00 3 131.69000 SPH 3.50000 17.95 1.81123 33.27 レンズL12 4 -301.14000 SPH 0.20000 17.60 5 47.16000 SPH 2.00000 16.05 1.77582 49.62 レンズL13 6 19.36000 *ASP 5.94000 14.10 7 138.13000 SPH 3.00000 14.00 1.85416 23.78 レンズL14 8 -604.42000 SPH 4.28000 13.80 9 -24.17000 SPH 1.90000 13.75 1.85416 23.78 レンズL15 10 2696.78000 SPH 3.95000 15.05 11 -188.86000 SPH 6.80000 16.35 1.74652 49.22 レンズL21 12 -28.07000 SPH 0.20000 16.85 13 46.54000 SPH 5.70000 16.20 1.81123 33.27 レンズL22 14 -144.69000 SPH 22.78000 15.80 15 58.84000 *ASP 3.20000 8.15 1.74651 49.33 レンズL23 16 -44.41000 *ASP 0.20000 8.30 17 -96.96000 SPH 4.60000 8.35 1.80788 46.50 レンズL24 18 -14.50000 SPH 1.80000 8.50 1.73368 28.32 レンズL25 19 29.11000 SPH 18.00000 8.80 20 34.00000 SPH 12.00000 20.00 1.74652 49.22 レンズL31 21 Flat SPH 4.50000 20.00 22 Flat SPH 3.00000 20.00 1.48897 70.44 カバーガラスC 23 Flat SPH 1.62000 20.00 第6面s6、第15面s15および第16面s16は非
球面であり、その非球面係数は以下の通りである。ただ
し、非球面式は次の通りである。
【0032】 x=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y2/r2)}1/2] +Ay4+By6+Cy8+Dy10 第6面s6 R=19.360 K=0.0000 A=−2.6473×10-6、B=−4.1208×10-8 C= 1.3591×10-10、D=−7.1164×10-13 第15面s15 R=58.840 K=0.0000 A=5.0122×10-6、B=1.9007×10-8 C=4.6391×10-10、D=5.0115×10-12 第16面s16 R=−44.410 K=0.0000 A=2.5813×10-5、B=9.2348×10-9 C=8.4132×10-10、D=3.7599×10-12 本例の投写レンズの諸数値は以下の通りである。 FNo 2.1 画角 70.6° レンズシステムの焦点距離f 21.25mm 1群の焦点距離f1 −13.33mm 2群の焦点距離f2 20.23mm 3群の焦点距離f3 45.74mm 全系の長さL 109.7mm 1、2群の長さLo 79.7mm したがって、上記の式(A)および(B)に定義したパ
ラメータは以下のようになる。 式(A) f2/f = 0.95 式(B) Lo/(L−Lo) =2.66
【0033】このように、本例の投写用レンズ5は、負
のパワーの第1のレンズ群G1と、正のパワーの第2の
レンズ群G2および第3のレンズ群G3が組み合わされ
たレトロフォーカス型の3群のレンズであり、第3のレ
ンズ群G3がDMD2のカバーガラスCの直前に配置さ
れ、第2のレンズ群G2と第3のレンズ群G3との間で
急激に光束を屈折する構成になっている。したがって、
出力レンズ群5bと共用レンズ群5aとの間隔Lgは1
8mm程度に縮めることができ、その一方で、入力端レ
ンズL25は半径が9mm以下の小さなものになる。こ
のため、投写レンズ5の全長を110mm以下にするこ
とができる。さらに、入力端レンズL25が小径となる
ので、それに並べて照明光学系3のミラーなども設置す
ることが可能となり、照明光学系3も含めてコンパクト
な配置を実現することができる。
【0034】入力端レンズL25は小径の凹レンズにす
ることにより無効光を排除するが、周辺光は回収あるい
は飲み込みやすい構成となる。したがって、入力端レン
ズが9mm(半径)以下で、最大レンズ径(半径)が2
1mm強という小径のレンズシステムでありながらFナ
ンバーが2.1と非常に明るいレンズシステムを実現し
ている。
【0035】さらに、第1のレンズ群G1では、スクリ
ーン側に凸の負のメニスカスレンズL11およびL13
を組み合わせて使うことにより、広角なレンズとなって
おり、画角が70度以上と非常に大きい。このため、本
例の投写レンズシステムは、コンパクトで大きく明るい
画像を表示することができる、コンパクトなプロジェク
タに最適の投写レンズである。
【0036】また、第1のレンズ群G1の第6面と、第
2のレンズ群G2の第15および16面とを非球面にす
ることにより、11枚構成という少ない枚数でFナンバ
ーが小さいにも関わらず、良好な収差補正を実現してい
る。これもレンズシステムの全長Lを110mm程度に
収めることができた重要な要因となっている。すなわ
ち、レンズの全長を短縮し、最大レンズ径を小径にしよ
うとすると、軸外コマ収差、非点収差および像面湾曲が
大きくなる。また、Fナンバーを明るくしようとする
と、軸外コマ収差が増大する。それを、第1のレンズ群
G1の非球面s6で軸外を主に補正し、第2のレンズ群
G2の非球面s15およびs16で主に球面収差の補正
を行い、コンパクトでFナンバーが小さく明るく、さら
に、収差の少ないレンズシステムを実現している。
【0037】さらに、本例の投写用レンズ5は、先に説
明した式(A)および式(B)の条件も満足するように
設計されており、11枚構成のレンズであるにも関わら
ず収差性能も以下の各図に示すように投写用レンズとし
て非常に性能の良いものとなっている。
【0038】図3に、この投写用レンズの球面収差、非
点収差および歪曲収差を示してある。球面収差は、63
2.8nm(破線)、587.56nm(実線)および
486.13nm(二点鎖線)の各波長における値を示
している。また、図4に、この投写レンズの横収差を示
してある。これらの図に示してあるように、本例の投写
用レンズ5の縦収差は、±0.2mm程度の範囲に十分
に収まり、横収差は±0.02mm程度の範囲に収ま
る。この収差性能は液晶パネルをライトバルブとして採
用したプロジェクタのテレセントリックタイプで、10
数枚構成の高性能なレンズ以上であり、本例の投写用レ
ンズの収差性能が非常に優れていることが判る。
【0039】このように、本例の投写用レンズ5は、D
MD2により形成された映像をスクリーンに投写する条
件を満たしたコンパクトなレンズであり、さらに、FN
oが2.1と非常に明るく、諸収差も良好に補正された
結像性能の高い投写用レンズである。そして、第3のレ
ンズ群G3が照明系としても作用するため、照明光学系
をコンパクトにできるというメリットも備えており、本
例の投写用レンズ5を搭載することにより、DMD2の
特性を生かした高解像度で明るい画像を投影できるコン
パクトなプロジェクタ1を提供できる。 (実施例2)図5に、本発明に係る投写用レンズの他の
実施例を示してある。本例のレンズ5も11枚のレンズ
L11〜L31を用いた3群構成のレンズであり、個々
のレンズのタイプは、第2のレンズ群G2のレンズL2
1およびL24が両凸の正レンズであることを除き上記
のレンズシステムと同じである。
【0040】本例のレンズデータは以下の通りである。
なお、以下の各実施例における各符号は上記の実施例1
のものと共通であり以降では説明を省略する。 レンズデータ(No.2) No. ri Typ di Hi ni vi 1 43.37000 SPH 2.00000 20.90 1.80420 46.50 レンズL11 2 22.03000 SPH 6.43000 17.55 3 63.51000 SPH 4.60000 17.50 1.80609 33.27 レンズL12 4 -339.45000 SPH 0.20000 17.05 5 115.50000 SPH 2.05000 16.00 1.77250 49.62 レンズL13 6 19.38000 *ASP 6.13000 13.70 7 558.88000 SPH 3.30000 13.65 1.84666 23.78 レンズL14 8 -86.23000 SPH 2.71000 13.55 9 -27.06000 SPH 1.90000 13.50 1.84666 23.78 レンズL15 10 162.29000 SPH 5.23000 14.40 11 269.50000 SPH 7.15000 16.30 1.74330 49.22 レンズL21 12 -31.25000 SPH 0.20000 16.60 13 57.82000 SPH 4.60000 15.70 1.80609 33.27 レンズL22 14 -267.03000 SPH 23.61000 15.40 15 64.38000 *ASP 3.00000 8.75 1.74330 49.33 レンズL23 16 -64.04000 *ASP 0.20000 8.60 17 553.14000 SPH 4.60000 8.55 1.80420 46.50 レンズL24 18 -16.93000 SPH 1.80000 8.60 1.72824 28.32 レンズL25 19 30.02000 SPH 20.00000 8.75 20 33.00000 SPH 12.00000 20.00 1.63854 55.45 レンズL31 21 Flat SPH 4.50000 20.00 22 Flat SPH 3.00000 20.00 1.48749 70.44 カバーガラスC 23 Flat SPH 1.62000 20.00 また、上記と同様に第6、15および16面が非球面で
ある。
【0041】 第16面s6 R=19.360 K=0.0000 A=−2.1639×10-6、B=−4.1702×10-8 C= 1.3594×10-10、D=−7.2947×10-13 第15面s15 R=64.380 K=0.0000 A=1.9249×10-5、B=1.1528×10-7 C=8.5623×10-10、D=8.2817×10-12 第16面s16 R=−64.040 K=0.0000 A=3.5070×10-5、B=1.1998×10-7 C=9.4648×10-10、D=1.1339×10-11 本例の投写レンズの諸数値は以下の通りである。 FNo 2.1 画角 70.7° レンズシステムの焦点距離f 21.25mm 1群の焦点距離f1 −13.47mm 2群の焦点距離f2 21.95mm 3群の焦点距離f3 51.68mm 全系の長さL 111.7mm 1、2群の長さLo 79.7mm したがって、上記の式(A)および(B)に定義したパ
ラメータは以下のようになる。 式(A) f2/f = 1.09 式(B) Lo/(L−Lo) =2.49
【0042】本例の投写レンズ5も、入力端レンズL2
5がライトバルブ側に凹の負レンズであり、入力側をテ
レセントリックにするのに適した構成のレンズシステム
である。そして、スクリーン側が凸となった共用レンズ
群5aの凸レンズL31と組み合わせることにより、出
力レンズ群5bと共用レンズ群5aとの間で急激に屈折
する光路を形成している。このため、出力レンズ群5b
と共用レンズ群5aとの間隔Lgは20mmに短くで
き、全長が112mm程度で、入力端レンズL25の径
は8.75mm(半径)と小さく、最もスクリーン側の
最大のレンズ径が20.9mm(半径)とコンパクトな
投写レンズを提供できる。また、Fナンバーは上記と同
様に2.1と非常に明るく、画角も70.6度と非常に
大きい。さらに、図6に、球面収差、非点収差および歪
曲収差を示し、図7に横収差を示してあるように収差は
良好に補正されている。たとえば、縦収差は±0.2m
m程度の範囲に収まり、横収差は±0.02mm程度の
範囲に収まる。したがって、本例の投写レンズシステム
5も、DMD2を用いたコンパクトなプロジェクタ1に
最適な投写レンズである。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の投写レ
ンズシステムは、DMDなどの光を反射して画像を形成
する光変調器を用いたプロジェクタに適した投写用レン
ズシステムであり、光変調器の側に配置され、照明光お
よび投影光が通過する共用レンズ群と、スクリーン側に
配置され、投影光のみが通過する出力レンズ群を備えて
いる。そして、共用レンズ群を正の屈折力とし、出力レ
ンズ群の入力端レンズを光変調器側に凹の負レンズとす
ることにより、共用レンズ群と出力レンズ群との間隔を
縮め、周辺光量も確保できるので、コンパクトで明るい
投写用レンズシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロジェクタ装置の概略構成を示
す図である。
【図2】本発明の実施例1に係る投写用レンズシステム
の構成を示す図である。
【図3】図2に示すレンズの縦収差図である。
【図4】図2に示すレンズの横収差図である。
【図5】本発明の実施例2に係る投写用レンズシステム
の構成を示す図である。
【図6】図5に示すレンズの縦収差図である。
【図7】図5に示すレンズの横収差図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 2 DMD 3 照明システム(照明光学系) 5 投写用レンズシステム 5a 共用レンズ群5a 出力レンズ群 9 スクリーン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光学系からの照明光の反射方向を変
    えて画像を生成する複数の素子を備えた光変調器からの
    投影光をスクリーンに投写する投写レンズシステムであ
    って、 前記光変調器の側に配置され、前記照明光および投影光
    が透過する正の屈折力の共用レンズ群と、 前記投影光のみが透過する出力レンズ群とを有し、 前記出力レンズ群の最も前記共用レンズ群の側の入力端
    レンズは負の屈折力のレンズである投写レンズシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記共用レンズ群の
    最も前記出力レンズ群の側の出力端レンズは前記スクリ
    ーン側に凸の正の屈折力のレンズであり、前記入力端レ
    ンズは前記光変調器の側に凹のレンズである投写レンズ
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記出力レンズ群は
    複数のレンズ群を備えており、それらの内の最も前記共
    用レンズ群の側の入力サブレンズ群は正の屈折力を具備
    し、その入力サブレンズ群の最も前記共用レンズ群の側
    の前記入力端レンズは負の屈折力のレンズである投写レ
    ンズシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記出力レンズ群
    は、前記入力サブレンズ群と、その前記スクリーン側の
    負の屈折力の出力サブレンズ群との2群構成である投写
    レンズシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記入力サブレンズ
    群は少なくとも1枚の非球面レンズを具備し、前記出力
    サブレンズ群は少なくとも1枚の非球面レンズを具備し
    ている投写レンズシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記出力サブレンズ
    群がフォーカシングする投写レンズシステム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、該投写レンズシステ
    ムの合成焦点距離fと、前記入力サブレンズ群の合成焦
    点距離f2が次の式を満たす投写レンズシステム。 0.75 < f2/f < 1.35
  8. 【請求項8】 請求項4において、該投写レンズシステ
    ムの全長Lと、前記出力レンズ群の全長Loが次の式を
    満たす投写レンズシステム。 2.4 < Lo/(L−Lo) < 2.8
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の投
    写レンズシステムと、前記光変調器と、前記照明光学系
    とを有するプロジェクタ装置。
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