JP2003315529A - カラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタ

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JP2003315529A
JP2003315529A JP2002123676A JP2002123676A JP2003315529A JP 2003315529 A JP2003315529 A JP 2003315529A JP 2002123676 A JP2002123676 A JP 2002123676A JP 2002123676 A JP2002123676 A JP 2002123676A JP 2003315529 A JP2003315529 A JP 2003315529A
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blue
filter
light source
led
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JP2002123676A
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Toyoji Nishimoto
豊司 西本
Takao Taguchi
貴雄 田口
Shinichi Kita
真一 喜多
Kazunobu Irie
一伸 入江
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多原色のLEDを時分割した光源と、三原色の
カラーフィルタを用いた液晶表示素子とで多原色表示を
行う液晶表示装置用の顔料分散型カラーフィルタで、そ
の青フィルタが、青LEDの発光スペクトルをカットせ
ず、緑LEDの発光スペクトルを十分にカットする分光
透過率を有するカラーフィルタを提供すること。 【解決手段】透明樹脂膜中に顔料を分散したカラーフィ
ルタで、青フィルタに用いる顔料としてバイオレット顔
料とシアン顔料を共存させたこと。青フィルタの分光透
過率のピーク波長が、青LEDの発光スペクトルのピー
ク波長の内、最大波長と最小波長の間に存在すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子に用
いるカラーフィルタに関するものであり、特に、多原色
LEDをバックライトの光源とし、カラーフィルタを用
いた、時分割による多原色表示の液晶表示素子用として
好適なカラーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】直視する液晶表示装置のカラー表示は、
デジタル表示計器などで用いられているセグメント型の
液晶表示装置においては、例えば、光シャッタとしての
液晶表示素子の外側に、セグメント電極に対応した形状
に特定の色のカラーフィルタパターンを設け、各セグメ
ント部分が各特定の色に表示されるようにカラー表示を
行っている。また、ノートPCや、カラーTVなどに広
く用いられているマトリックス型の液晶表示装置におい
ては、任意の文字や画像が表示できるように、画素電極
が水平及び垂直方向に規則的に多数配列されており、こ
の画素電極に対応し、光の三原色である赤(R)、緑
(G)、青(B)のカラーフィルタの画素を規則的に液
晶表示素子の内側に設け、フルカラーのカラー表示を行
っている。
【0003】この画素の細分化が十分になされていれ
ば、ある一定距離以上離れてみると、目の分解能を超え
るため赤(R)、緑(G)、青(B)の各々の色として
認識されず、混合した色として認識される。すなわち、
マトリックス型の液晶表示装置においては、赤(R)、
緑(G)、青(B)の三画素を用いて、それぞれ空間的
に混合することによって、任意の文字や画像の中間色を
表示している。所謂、並置加法混色によってカラー表示
を行っている。
【0004】透過型液晶表示装置では、光源であるバッ
クライトとして、一般に白色光源が用いられている。液
晶表示素子を無彩色の白黒シャッターとして機能させ、
各画素の白黒シャッターの開閉の度合いを電気的に制御
することによって、各画素の透過光量を変化させ中間調
を表現している。この透過型液晶表示装置の色再現域
は、バックライトの発光スペクトル、カラーフィルタの
分光透過率、及び液晶の電気光学特性によってほぼ定ま
るものである。
【0005】バックライトの光源としては、演色性に優
れた3波長域発光型蛍光ランプ(三波長管)が広く用い
られ、またカラーフィルタとしては、耐熱性、耐光性な
どに優れた顔料分散型カラーフィルタが広く用いられて
いる。透過型液晶表示装置の色再現域は、近年、三波長
管の発光スペクトル、及びカラーフィルタの分光透過率
に検討が加えられ、両者が最適な組み合わせとなるよう
に、蛍光体の組成、及びカラーフィルタの組成に工夫が
なされ、CRTと同等の色再現域を有するものとなっ
た。
【0006】しかし、昨今は、色再現域、特に彩度にお
いて、CRTと同等以上の特性が要望されるようになっ
た。上記カラーフィルタを用いた透過型液晶表示装置に
おいては、カラーフィルタの透過率は20%〜30%で
あり、かなりの量の光がカットされており光の利用効率
は元来よくない。更に彩度を向上させるには、例えば、
カラーフィルタの膜厚を厚くすることによって達成でき
るものの、光の利用効率は更に悪化してしまう。すなわ
ち、三原色の顔料分散型カラーフィルタを用い、並置加
法混色によって色再現域、特に彩度を大幅に改善できる
余地は少ない。
【0007】そこで、原色を多数(4以上)用いること
により色再現域を改善することが考えられる。しかし、
多数色の顔料分散型カラーフィルタは、三原色の場合に
比べ解像度が落ちることになる。また、彩度を向上させ
るために挟帯域のカラーフィルタを用いることとなり、
光の利用効率が更に悪化するので多原色化は好ましいも
のではない。
【0008】一方、直視する液晶表示装置のカラー表示
においては、上記三原色のカラーフィルタを用いた並置
加法混色によるカラー表示に対し、カラー画像を時間的
に赤(R)、緑(G)、青(B)の三画像に分け、この
三画像を高速で順次に切り替えて一つのカラー画像を構
成するカラー表示方式がある。この順次に切り替え、繰
り返す速度が十分に速ければ、ちらつきとして認識され
ず、また、目の残像効果により色が混合されカラー画像
として認識される。この方式は、フィールド順次法、色
順次法、時分割法などと呼ばれ、時間的に色を混合する
もので、所謂、継時加法混色によってカラー表示を行う
ものである。
【0009】尚、この時分割法によるカラー表示は、古
くはカラーTVの標準方式が、白黒方式との両立性のあ
るNTSC方式に統一される以前に、CBS方式と称し
CRTのカラー表示に一時期ではあるが用いられたこと
がある。
【0010】近年における透過型液晶表示装置の例とし
ては、例えば、「電子材料」1999年6月別冊に、
「カラーフィルタレス技術」として時分割法による、直
視する透過型液晶表示装置についての記述がある。この
方法は、バックライト自体に三原色を発光する機能をも
たせ、赤(R)、緑(G)、青(B)を順次に、繰り返
し高速で発光させ、液晶表示素子を白黒シャッターとし
て機能させたものである。この方法は、軽薄短小などの
液晶表示装置が本来有する特徴を生かそうとの立場にた
ったものといえる。
【0011】この方法によれば、カラーフィルタを省く
ことにより、光の利用効率を大幅に向上させ、また解像
度を向上させることができるものとなる。しかし、バッ
クライトの光源は蛍光体を用いた冷陰極線管を使用した
ものであり、色再現域、特に彩度の大幅な改善は困難な
ものといえる。
【0012】また、近年、青色のLED(Light
Emitting Diode)が実用され、蛍光体の
発光に代わり、色再現域が広く彩度が高いLEDをバッ
クライトの光源として使用する試みが進んでいる。例え
ば、携帯電話用液晶表示装置のバックライトとして、青
色のLEDと黄緑色の蛍光体とを組み合わせたタイプの
白色光源が用いられている。また、例えば、赤(R)、
緑(G)、青(B)のLEDを一個のパッケージにモー
ルドしたマルチチップタイプが開発されている。
【0013】これらは、カラーフィルタを用いた前記並
置加法混色による液晶表示装置の白色のバックライトと
して用いるものであるが、LEDのもつ高速応答性を利
用し、時分割法におけるバックライトの光源として使用
する試みも進んでいる。例えば、「カラーフォーラムJ
APAN2001予稿集」に、「LED光源を用いた時
分割式多原色表示方法の開発」として、LEDをバック
ライトの光源とし、6原色のLEDを用いた時分割法に
よる直視する透過型液晶表示装置についての提案があ
る。
【0014】この方法による透過型液晶表示装置の色再
現域は、CRTのもつ色再現域に比べ大幅に広い色再現
域のものとなっている。図1は、この方法による透過型
液晶表示装置の概念を説明する断面図である。図1に示
すように、この透過型液晶表示装置は、バックライト
(1)と液晶表示素子(2)で構成されたものである。
バックライト(1)の光源は、発光スペクトルの異なる
2種類の第一白色光源(W1)、第二白色光源(W2)
からなり、また、液晶表示素子(2)は、ガラス基板
(6A)上にフィルタ画素(7)、透明電極(8A)が
形成されたカラーフィルタ(3)と、液晶(5)と、ガ
ラス基板(6B)上に画素電極(8B)が形成された対
向基板(4)とで構成されている。
【0015】また、図2は、図1におけるカラーフィル
タ(3)の分光透過率の概念を示すものであり、また、
第一白色光源(W1)、第二白色光源(W2)を構成す
るLEDの発光スペクトルの概念を示す説明図である。
図1、及び図2に示すように、液晶表示素子(2)に
は、三原色の赤(R)、緑(G)、青(B)のフィルタ
画素(7)が設けられており、並置加法混色によってカ
ラー表示を行うようになっている。また、バックライト
(1)の光源は、発光スペクトルの異なる2種類の第一
白色光源(W1)と第二白色光源(W2)が高速で交互
に発光し、第一白色光源(W1)と第二白色光源(W
2)の交互の発光に同期して液晶を駆動し画像を表示す
る。
【0016】第一白色光源(W1)は、狭帯域の発光ス
ペクトルをもつ第一赤LED(R1)、第一緑LED
(G1)、第一青LED(B1)で構成されており、ま
た、第二白色光源(W2)は、第一赤LED(R1)、
第一緑LED(G1)、第一青LED(B1)とは各々
異なったピーク波長をもつ第二赤LED(R2)、第二
緑LED(G2)、第二青LED(B2)で構成されて
いる。このLEDの6原色は、上記カラーフィルタの三
原色の各々に対応した2原色である。(カラーフィルタ
1原色にLED2原色) この第一白色光源(W1)と第二白色光源(W2)を高
速で交互に発光させることによって、すなわち、時分割
することによって、6原色によるカラー表示を行うよう
になっている。
【0017】この方法による透過型液晶表示装置は、バ
ックライトの光源として高速応答性があり、発光スペク
トルが狭帯域なLEDを用い、時分割法によって6原色
とすることによって、三原色における解像度を落とすこ
となく、また、光の利用効率を低下させることなく、色
再現域を広く、特に彩度を高くすることができるものと
なる。
【0018】このような透過型液晶表示装置に用いるカ
ラーフィルタの分光透過率は、図2に示すように、例え
ば、青(B)フィルタは、波長500nm以上をカット
して、波長400nm〜500nmを透過する範囲と
し、波長400nm〜500nm内にての分光透過率の
ピーク波長の巾が広く、光源であるLEDの発光スペク
トルがカットされないものが好ましい。
【0019】図3は、顔料分散型カラーフィルタの一例
の分光透過率を示すものであるが、図3に示すように、
例えば、青(B)フィルタにては、図中斜線()に示
すように、波長400nm〜500nm内の短波長側の
透過率が低く、青(B)LEDの発光スペクトルの一部
がカットされてしまうものとなる。また、図中斜線
()に示すように、波長500nm以上での透過率が
高く、緑(G)LEDの発光スペクトルの一部が青
(B)フィルタによってカットされないものとなる。従
って、現状の顔料分散型カラーフィルタを用いた際に
は、バックライトの光源として発光スペクトルが狭帯域
なLEDを用いても、広い色再現域を得ることは困難な
ものとなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に着目してなされたものであり、CRTのもつ色
再現域に比べ大幅に広い色再現域の液晶表示装置を具現
化するための、多原色のLEDを時分割したバックライ
トの光源と、三原色のカラーフィルタを用いた液晶表示
素子とで多原色表示を行う液晶表示装置に用いる顔料分
散型カラーフィルタであって、その青フィルタの分光透
過率が、青LEDの発光スペクトルをカットしないよう
に、波長400nm〜500nm内の短波長側の透過率
が高く、緑LEDの発光スペクトルを十分にカットする
ように波長500nm以上での透過率が低いカラーフィ
ルタを提供することを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、三原色のカラ
ーフィルタを用いた液晶表示素子と、多原色のLEDを
時分割した光源とでカラー表示をする直視型液晶表示装
置に使用されるカラーフィルタにおいて、カラーフィル
タが透明樹脂膜中に顔料を分散したものであって、青フ
ィルタに用いる顔料としてバイオレット顔料とシアン顔
料を共存させたことを特徴とするカラーフィルタであ
る。
【0022】また、本発明は、上記発明によるカラーフ
ィルタにおいて、前記青フィルタの分光透過率のピーク
波長が、光源とする複数の青LEDの発光スペクトルの
ピーク波長の内、最大波長と最小波長の間に存在するこ
とを特徴とするカラーフィルタである。
【0023】また、本発明は、上記発明によるカラーフ
ィルタにおいて、前記青フィルタを透過する複数の青L
EDの透過光比率に対する、前記青フィルタを透過する
複数の緑LEDの透過光比率の割合(B−G光源混色
率)が、10%以下、好ましくは5%以下であることを
特徴とするカラーフィルタである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。図4は、本発明によるカラーフィルタの
一例を示す説明図である。図4は青フィルタの分光透過
率(図中太線)を示したものであるが、青フィルタの透
過は、波長400nm〜500nmの範囲にあり、波長
400nm〜500nm内の短波長側の透過率が高いも
のとなっている。
【0025】この青フィルタに用いる顔料は、バイオレ
ット顔料(図中鎖線)とシアン顔料(図中細線)が共存
したものである。バイオレット顔料は、元来、波長40
0nm〜500nm内の短波長側の透過率が高いものな
ので、このバイオレット顔料をもとにして、バイオレッ
ト顔料にシアン顔料を共存させて、バイオレット顔料が
有する波長600nm以上の透過を抑える。この際のシ
アン顔料には、波長500nm〜600nmに好ましく
ない透過があるが、この透過はバイオレット顔料によっ
て抑えられてしまう。
【0026】従って、バイオレット顔料とシアン顔料を
共存させることによって得られる青フィルタは、波長4
00nm〜500nm内の短波長側の透過率が高くな
り、青LEDの発光スペクトルをカットしないものとな
る。また、波長500nm以上での透過率が低くなり、
緑LEDの発光スペクトルを十分にカットするものとな
る。すなわち、多原色のLEDを時分割したバックライ
トの光源と、三原色のカラーフィルタを用いた液晶表示
素子とで多原色表示を行う液晶表示装置に用いるカラー
フィルタとして好適なものとなる。
【0027】図5は、多原色として、例えば、6原色の
LEDをバックライトの光源とし、LEDの2原色がカ
ラーフィルタの1原色に対応した際の、6原色のLED
の発光スペクトルの例を示す説明図である。青LEDと
して、ピーク波長の異なる第一青LED(B1)、第二
青LED(B2)、緑LEDとして、ピーク波長の異な
る第一緑LED(G1)、第二緑LED(G2)、赤L
EDとして、ピーク波長の異なる第一赤LED(R
1)、第二赤LED(R2)が示されている。
【0028】第一白色光源(W1)は、第一青LED
(B1)(ピーク波長:435nm)、第一緑LED
(G1)(ピーク波長:505nm)、第一赤LED
(R1)(ピーク波長:600nm)で構成され、ま
た、第二白色光源(W2)は、第二青LED(B2)
(ピーク波長:465nm)、第二緑LED(G2)
(ピーク波長:520nm)、第二赤LED(R2)
(ピーク波長:655nm)で構成される。
【0029】このような6原色を用いた際の色再現域
は、図6のu’v’色度図に示すようなものとなり、そ
の色再現域()は、三原色表示のCRTの色再現域
()に比べ大幅に広くなる。従って、液晶表示素子の
カラーフィルタとして、本発明によるカラーフィルタを
用い、光源として、上記6原色のLEDを時分割した光
源を用いることにより、色再現域が大幅に広がり、特
に、彩度の高い透過型液晶表示装置を提供することが可
能となる。
【0030】また、本発明は、青フィルタの分光透過率
のピーク波長が、光源とする複数の青LEDの発光スペ
クトルのピーク波長の内、最大波長と最小波長の間に存
在することを特徴とするものである。例えば、青LED
として、ピーク波長の異なる第一青LED(B1)(ピ
ーク波長:435nm)と、第二青LED(B2)(ピ
ーク波長:465nm)を用いた際に、液晶表示素子に
用いる青フィルタは、その分光透過率のピーク波長が、
波長465nm〜波長435nm間にあることである。
青フィルタの分光透過率のピーク波長を、最大波長と最
小波長の間に設定することによって、両LEDの発光ス
ペクトルの一部がカットされてしまうことが減少し、両
LEDの発光スペクトルを有効に活用できるものとな
る。
【0031】また、多原色のLEDを光源とし、三原色
のカラーフィルタを用いた液晶表示素子にては、その三
原色のカラーフィルタは、当該色フィルタに対応するL
EDの発光スペクトルをカットせずに透過させ、他の対
応しないLEDの発光スペクトルをカットすることが要
求される。これにより、カラーフィルタは、各々の色に
て、他の対応しないLEDの混色を少なくし、彩度の高
い色再現を可能とする。青フィルタにては、例えば、上
記2個の青LEDからの発光スペクトルをカットせずに
透過させ、2個の緑LEDからの発光スペクトルを十分
にカットすることが要求される。
【0032】本発明は、青フィルタを透過する複数の青
LEDの透過光比率に対する、青フィルタを透過する複
数の緑LEDの透過光比率の割合(B−G光源混色率)
が、10%以下、好ましくは5%以下であることを特徴
とするものである。B−G光源混色率が10%以上では
良好な色再現域が得られず、10%以下であることが好
ましい。また、B−G光源混色率が5%以下であると、
明度の低下が大きくなってしまうが、更に彩度を高いも
のにするためには5%以下であることが好ましい。この
ようなB−G光源混色率の好ましい範囲は、以下に説明
するシミュレーションによって見出した。
【0033】本願においては、青フィルタを透過する複
数の青LEDの透過光比率(Tb )に対する、青フィル
タを透過する複数の緑LEDの透過光比率(Tg )の割
合(Tg /Tb )をB−G光源混色率(H)(H=Tg
/Tb )と称し、このB−G光源混色率(H)をもっ
て、使用するLEDに対する青フィルタの性能の指標と
した。図7及び図8は、青フィルタのB−G光源混色率
(H)のシミュレーションを説明するための、青フィル
タの分光透過率とLEDの発光スペクトルを表したもの
である。尚、図7及び図8において、青フィルタ同一の
ものである。
【0034】先ず、バイオレットフィルタ、及びシアン
フィルタを作成した。バイオレットフィルタとして、バ
イオレット顔料にC.I.Pig Violet 23
を用い透明樹脂中に分散させた、膜厚0.6μm、顔料
の含有量60.0%のものを作成した。また、シアンフ
ィルタとして、シアン顔料にC.I.Pig Blue
15:3 を用い透明樹脂中に分散させた、膜厚0.
4μm、顔料の含有量62.5%のものを作成した。得
られたバイオレットフィルタの分光透過率は図中鎖線
で、またシアンフィルタの分光透過率は図中細線で表し
ている。次に、両フィルタの分光透過率から青フィルタ
の分光透過率を算出した。(図中太線)
【0035】続いて、この青フィルタに対し、図7中、
×印で示す第一青LED(B1)(ピーク波長435n
m)を照射した際の、第一青LED(B1)の透過光比
率(Tb1)を算出し、Tb1=0.537を得た。同様に
して、この青フィルタに対し、図8中、×印で示す第一
緑LED(G1)(ピーク波長505nm)を照射した
際の、第一緑LED(G1)の透過光比率(Tg1)を算
出し、Tg1=0.036を得た。これより、青フィルタ
のB−G光源混色率(H)を算出し、第一青LED(B
1)、第一緑LED(G1)に対する青フィルタのB−
G光源混色率(H)は6.6%を得た。(H=Tg1/T
b1=0.036/0.537=0.066)
【0036】このようにして、バイオレットフィルタの
膜厚、及びシアンフィルタの膜厚を変化させた際の青フ
ィルタの分光透過率を算出し、各々の膜厚の組み合わ
せ、すなわち、バイオレット顔料とシアン顔料とが共存
する比率を変化させた際の、各種青フィルタのB−G光
源混色率(H)を算出した。得られたB−G光源混色率
の中から選択したサンプルを作成した結果、上記のよう
にB−G光源混色率が10%以下にて良好な色再現域が
得られることを見出した。
【0037】
【発明の効果】本発明は、カラーフィルタが透明樹脂膜
中に顔料を分散したものであって、青フィルタに用いる
顔料としてバイオレット顔料とシアン顔料を共存させた
カラーフィルタであるので、青フィルタの分光透過率
が、青LEDの発光スペクトルをカットしないように、
波長400nm〜500nm内の短波長側の透過率が高
く、緑LEDの発光スペクトルを十分にカットするよう
に波長500nm以上での透過率が低いカラーフィルタ
となる。従って、三原色のカラーフィルタを用いた液晶
表示素子と、多原色のLEDを時分割した光源とでカラ
ー表示をする直視型液晶表示装置に使用されるカラーフ
ィルタとして好適なものとなる。
【0038】また、本発明は、上記カラーフィルタにお
いて、青フィルタの分光透過率のピーク波長が、光源と
する複数の青LEDの発光スペクトルのピーク波長の
内、最大波長と最小波長の間に存在するカラーフィルタ
であるので、複数の青LEDの発光スペクトルを有効に
活用できるものとなる。
【0039】また、本発明は、上記カラーフィルタにお
いて、B−G光源混色率が10%以下のカラーフィルタ
であるので、良好な色再現域が得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】LEDをバックライトの光源とし、6原色のL
EDを用いた時分割法による直視する透過型液晶表示装
置の概念を説明する断面図である。
【図2】図1におけるカラーフィルタの分光透過率、第
一白色光源、第二白色光源を構成するLEDの発光スペ
クトルの概念を示す説明図である。
【図3】顔料分散型カラーフィルタの一例の分光透過率
を示す説明図である。
【図4】本発明によるカラーフィルタの一例を示す説明
図である。
【図5】6原色のLEDの発光スペクトルの例を示す説
明図である。
【図6】6原色を用いた際の色再現域を表すu’v’色
度図である。
【図7】青フィルタの分光透過率と青LEDの発光スペ
クトルを表した説明図である。
【図8】青フィルタの分光透過率と緑LEDの発光スペ
クトルを表した説明図である。
【符号の説明】
1・・・バックライト 2・・・液晶表示素子 3・・・カラーフィルタ 4・・・対向基板 5・・・液晶 6A、6B・・・ガラス基板 7・・・フィルタ画素 8A・・・透明電極 8B・・・画素電極 R・・・赤フィルタの分光透過率 G・・・緑フィルタの分光透過率 B・・・青フィルタの分光透過率 W1・・・第一白色光源 W2・・・第二白色光源 R1・・・第一赤LED R2・・・第二赤LED G1・・・第一緑LED G2・・・第二緑LED B1・・・第一青LED B2・・・第二青LED ・・・波長400nm〜500nm内の短波長側の透
過率が低い部分 ・・・波長500nm以上での透過率が高い部分 ・・・6原色を用いた際の色再現域 ・・・三原色表示のCRTの色再現域
フロントページの続き (72)発明者 入江 一伸 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2H048 BA02 BA45 BA47 BB02 BB10 BB42 CA04 CA15 CA19 CA24 2H091 FA02Y FA45Z FD24 GA11 LA30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三原色のカラーフィルタを用いた液晶表示
    素子と、多原色のLEDを時分割した光源とでカラー表
    示をする直視型液晶表示装置に使用されるカラーフィル
    タにおいて、カラーフィルタが透明樹脂膜中に顔料を分
    散したものであって、青フィルタに用いる顔料としてバ
    イオレット顔料とシアン顔料を共存させたことを特徴と
    するカラーフィルタ。
  2. 【請求項2】前記青フィルタの分光透過率のピーク波長
    が、光源とする複数の青LEDの発光スペクトルのピー
    ク波長の内、最大波長と最小波長の間に存在することを
    特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】前記青フィルタを透過する複数の青LED
    の透過光比率に対する、前記青フィルタを透過する複数
    の緑LEDの透過光比率の割合(B−G光源混色率)
    が、10%以下、好ましくは5%以下であることを特徴
    とする請求項1、又は請求項2記載のカラーフィルタ。
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