JP2003314912A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高圧側の密閉容器内と、低圧側のアキュムレ
ータ間にリリーフ弁を備えたバイパス管を設け、高外気
温の条件下でも密閉容器内の圧力上昇を抑制し、耐久性
と信頼性を確保することができる空気調和装置を提供す
る。 【解決手段】 密閉容器1a内に、電動機２と圧縮部３を
配設し、内部を前記電動機２を収容する電動機室2aと潤
滑油13を分離する油分離室とに区画した内部高圧式の圧
縮機１と、同圧縮機１の側方に配設され、入口管12a お
よび出口管12bを備えたアキュムレータ12と、アキュム
レータ12の出口管12b を圧縮部３へ冷媒を吸入する吸入
管6aに接続し、圧縮部３で圧縮した冷媒を吐出管14より
密閉容器1a外部に吐出してなる圧縮機１であって、吐出
管14と入口管12a とを、差圧によって開閉するリリーフ
弁15を備えたバイパス管16により接続した。
ータ間にリリーフ弁を備えたバイパス管を設け、高外気
温の条件下でも密閉容器内の圧力上昇を抑制し、耐久性
と信頼性を確保することができる空気調和装置を提供す
る。 【解決手段】 密閉容器1a内に、電動機２と圧縮部３を
配設し、内部を前記電動機２を収容する電動機室2aと潤
滑油13を分離する油分離室とに区画した内部高圧式の圧
縮機１と、同圧縮機１の側方に配設され、入口管12a お
よび出口管12bを備えたアキュムレータ12と、アキュム
レータ12の出口管12b を圧縮部３へ冷媒を吸入する吸入
管6aに接続し、圧縮部３で圧縮した冷媒を吐出管14より
密閉容器1a外部に吐出してなる圧縮機１であって、吐出
管14と入口管12a とを、差圧によって開閉するリリーフ
弁15を備えたバイパス管16により接続した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和装置に係わ
り、詳しくは、アキュムレータを備えた内部高圧型の圧
縮機において、高圧の密閉容器内と低圧のアキュムレー
タ間にリリーフ弁を備えたバイパス管を設け、密閉容器
内の圧力上昇を抑制するものに関する。
り、詳しくは、アキュムレータを備えた内部高圧型の圧
縮機において、高圧の密閉容器内と低圧のアキュムレー
タ間にリリーフ弁を備えたバイパス管を設け、密閉容器
内の圧力上昇を抑制するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和装置の圧縮機には例え
ば、図５に示すロータリ式圧縮機がある。図において、
圧縮機1'は、密閉容器1a' 内に上下に電動機２と、この
電動機２によって駆動される圧縮部３が配置されてい
る。前記圧縮部３は、前記電動機２の回転力をこの圧縮
部３に伝達するための偏心軸部５を有するクランク軸４
と、円筒内面に吸入口６および吐出口（図示せず）を有
するシリンダ７と、同シリンダ７の軸方向両端に配置さ
れ、前記クランク軸４を回転自在に支持する上軸受８お
よび下軸受９と、前記シリンダ７の円筒内面に沿って移
動し、内周部が前記偏心軸部５に回転可能に嵌合された
環状のピストン10とにより構成されている。6aは、前記
吸入口６に連通し、アキュムレータ22より低圧冷媒を吸
入して、前記圧縮部３に供給する吸入管である。また、
前記ピストン10の外周面と前記シリンダ７の円筒内面と
で圧縮室11が形成されている。
ば、図５に示すロータリ式圧縮機がある。図において、
圧縮機1'は、密閉容器1a' 内に上下に電動機２と、この
電動機２によって駆動される圧縮部３が配置されてい
る。前記圧縮部３は、前記電動機２の回転力をこの圧縮
部３に伝達するための偏心軸部５を有するクランク軸４
と、円筒内面に吸入口６および吐出口（図示せず）を有
するシリンダ７と、同シリンダ７の軸方向両端に配置さ
れ、前記クランク軸４を回転自在に支持する上軸受８お
よび下軸受９と、前記シリンダ７の円筒内面に沿って移
動し、内周部が前記偏心軸部５に回転可能に嵌合された
環状のピストン10とにより構成されている。6aは、前記
吸入口６に連通し、アキュムレータ22より低圧冷媒を吸
入して、前記圧縮部３に供給する吸入管である。また、
前記ピストン10の外周面と前記シリンダ７の円筒内面と
で圧縮室11が形成されている。
【０００３】前記クランク軸４のスラスト軸受4aを下軸
受９に当接させて支持し、前記クランク軸４の下端を前
記密閉容器1a' の底面に溜められた潤滑油13に浸け、前
記クランク軸４の回転に伴ってこのクランク軸４の中空
部4bを介して前記潤滑油13を汲み上げ、汲み上げた潤滑
油13を各部に供給する構成となっている。
受９に当接させて支持し、前記クランク軸４の下端を前
記密閉容器1a' の底面に溜められた潤滑油13に浸け、前
記クランク軸４の回転に伴ってこのクランク軸４の中空
部4bを介して前記潤滑油13を汲み上げ、汲み上げた潤滑
油13を各部に供給する構成となっている。
【０００４】前記アキュムレータ22は、上端部に入口管
22a が、下端部に出口管22b が取付けられており、同出
口管22b は上端開口部22b1が前記アキュムレータ22の内
部で中間高さよりやや上方に位置するように成され、下
端は前記圧縮部３の吸入管6aに接続されている。そし
て、これら入口管22a と出口管22b の間に、反球面状の
スクリーン（図示せず）を、冷媒流通孔をもったバッフ
ル板22c と共に取付けられ、前記アキュムレータ22内を
前記入口管22a を配設するガス空間ｄと、前記出口管22
b を配設する液溜空間ｅとに区画している。また、前記
バッフル板22c は気液分離した液冷媒が前記吸入管6aに
直接入らないようにしている。
22a が、下端部に出口管22b が取付けられており、同出
口管22b は上端開口部22b1が前記アキュムレータ22の内
部で中間高さよりやや上方に位置するように成され、下
端は前記圧縮部３の吸入管6aに接続されている。そし
て、これら入口管22a と出口管22b の間に、反球面状の
スクリーン（図示せず）を、冷媒流通孔をもったバッフ
ル板22c と共に取付けられ、前記アキュムレータ22内を
前記入口管22a を配設するガス空間ｄと、前記出口管22
b を配設する液溜空間ｅとに区画している。また、前記
バッフル板22c は気液分離した液冷媒が前記吸入管6aに
直接入らないようにしている。
【０００５】上記において、前記入口管22a は図示しな
い熱交換器と冷媒ガス管で接続されて、低圧の冷媒ガス
または、気液２相の混合冷媒を吸入する。吸入された気
液混合冷媒は前記バッフル板22c に当って分離し、液冷
媒は前記アキュムレータ22の液溜空間ｅに溜められ、前
記ガス空間ｄに溜まった低温低圧のガス冷媒が、前記圧
縮部３の吸入管6a、吸入口６を経由して前記圧縮室11に
吸入され、電動機２の回転に伴ない圧縮室11で圧縮さ
れ、高温高圧のガスとなり、吐出口（図示せず）より前
記電動機２を収納する電動機室2a内に循環し、密閉容器
1a' 内を内部高圧とし、吐出管14より外部へ吐出され
る。
い熱交換器と冷媒ガス管で接続されて、低圧の冷媒ガス
または、気液２相の混合冷媒を吸入する。吸入された気
液混合冷媒は前記バッフル板22c に当って分離し、液冷
媒は前記アキュムレータ22の液溜空間ｅに溜められ、前
記ガス空間ｄに溜まった低温低圧のガス冷媒が、前記圧
縮部３の吸入管6a、吸入口６を経由して前記圧縮室11に
吸入され、電動機２の回転に伴ない圧縮室11で圧縮さ
れ、高温高圧のガスとなり、吐出口（図示せず）より前
記電動機２を収納する電動機室2a内に循環し、密閉容器
1a' 内を内部高圧とし、吐出管14より外部へ吐出され
る。
【０００６】しかしながら、上記構成の内部高圧型の圧
縮機1'を中近東など外気温が非常に高い地域や、外的な
要因により凝縮器の能力が低下した場合のエアコンに使
用すると、圧縮機1'の高圧圧力が著しく上昇する可能性
が発生する。この場合、高圧圧力をリリース（減圧）す
る手段がないため、圧力上昇にともない圧縮機1'の寿命
と信頼性が低下していまうという問題がある。
縮機1'を中近東など外気温が非常に高い地域や、外的な
要因により凝縮器の能力が低下した場合のエアコンに使
用すると、圧縮機1'の高圧圧力が著しく上昇する可能性
が発生する。この場合、高圧圧力をリリース（減圧）す
る手段がないため、圧力上昇にともない圧縮機1'の寿命
と信頼性が低下していまうという問題がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、高圧側の密閉容器内と、低圧側の
アキュムレータ間にリリーフ弁を備えたバイパス管を設
け、高外気温の条件下でも密閉容器内の圧力上昇を抑制
し、耐久性と信頼性を確保することができる空気調和装
置を提供することを目的としている。
鑑みなされたもので、高圧側の密閉容器内と、低圧側の
アキュムレータ間にリリーフ弁を備えたバイパス管を設
け、高外気温の条件下でも密閉容器内の圧力上昇を抑制
し、耐久性と信頼性を確保することができる空気調和装
置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨
張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順次連結
し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器内に、
電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収容する
電動機室と潤滑油を分離する油分離室とに区画した内部
高圧式とすると共に、前記アキュムレータは入口管およ
び出口管を有し前記圧縮機の側方に配設し、前記出口管
を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸入管に接続する一方、
前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出管より前記密閉容器外
部に吐出してなる空気調和装置であって、前記吐出管と
前記入口管とを、差圧によって開閉するリリーフ弁を備
えたバイパス管により接続した構成となっている。
決するため、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨
張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順次連結
し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器内に、
電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収容する
電動機室と潤滑油を分離する油分離室とに区画した内部
高圧式とすると共に、前記アキュムレータは入口管およ
び出口管を有し前記圧縮機の側方に配設し、前記出口管
を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸入管に接続する一方、
前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出管より前記密閉容器外
部に吐出してなる空気調和装置であって、前記吐出管と
前記入口管とを、差圧によって開閉するリリーフ弁を備
えたバイパス管により接続した構成となっている。
【０００９】また、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器
と、膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順
次連結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器
内に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収
容する電動機室と潤滑油を分離する油分離室とに区画し
た内部高圧式とすると共に、前記アキュムレータは入口
管および出口管を有し前記圧縮機の側方に配設し、前記
出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸入管に接続する
一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出管より前記密閉
容器外部に吐出してなる空気調和装置であって、前記油
分離室と前記出口管とを、差圧によって開閉するリリー
フ弁を備えたバイパス管により接続した構成となってい
る。
と、膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順
次連結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器
内に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収
容する電動機室と潤滑油を分離する油分離室とに区画し
た内部高圧式とすると共に、前記アキュムレータは入口
管および出口管を有し前記圧縮機の側方に配設し、前記
出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸入管に接続する
一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出管より前記密閉
容器外部に吐出してなる空気調和装置であって、前記油
分離室と前記出口管とを、差圧によって開閉するリリー
フ弁を備えたバイパス管により接続した構成となってい
る。
【００１０】また、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器
と、膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順
次連結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器
内に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収
容する電動機室と前記圧縮部から吐出される吐出ガスの
吐出室とに区画した内部高圧式とすると共に、前記アキ
ュムレータは入口管および出口管を有し前記圧縮機の側
方に配設し、前記出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する
吸入管に接続する一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐
出管より前記密閉容器外部に吐出してなる空気調和装置
であって、前記吐出室と前記吸入管とを、差圧によって
開閉するリリーフ弁を備えたバイパス管により接続した
構成となっている。
と、膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順
次連結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器
内に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収
容する電動機室と前記圧縮部から吐出される吐出ガスの
吐出室とに区画した内部高圧式とすると共に、前記アキ
ュムレータは入口管および出口管を有し前記圧縮機の側
方に配設し、前記出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する
吸入管に接続する一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐
出管より前記密閉容器外部に吐出してなる空気調和装置
であって、前記吐出室と前記吸入管とを、差圧によって
開閉するリリーフ弁を備えたバイパス管により接続した
構成となっている。
【００１１】また、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器
と、膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順
次連結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器
内に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収
容する電動機室と前記圧縮部から吐出される吐出ガスの
吐出室とに区画した内部高圧式とすると共に、前記アキ
ュムレータは入口管および出口管を有し前記圧縮機の側
方に配設し、前記出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する
吸入管に接続する一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐
出管より前記密閉容器外部に吐出してなる空気調和装置
であって、前記吐出管と前記吸入管とを、差圧によって
開閉するリリーフ弁を備えたバイパス管により接続した
構成となっている。
と、膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順
次連結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器
内に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収
容する電動機室と前記圧縮部から吐出される吐出ガスの
吐出室とに区画した内部高圧式とすると共に、前記アキ
ュムレータは入口管および出口管を有し前記圧縮機の側
方に配設し、前記出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する
吸入管に接続する一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐
出管より前記密閉容器外部に吐出してなる空気調和装置
であって、前記吐出管と前記吸入管とを、差圧によって
開閉するリリーフ弁を備えたバイパス管により接続した
構成となっている。
【００１２】また、前記圧縮機がスクロール式からなる
構成となっている。
構成となっている。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。本発明における
空気調和装置に用いられる圧縮機をロータリ式圧縮機を
例に説明する。図１は本発明における冷凍サイクルの構
成図、図２は本発明の一実施例を示すロータリ式圧縮機
の断面図である。図において、圧縮機１と、四方弁50
と、室外熱交換器51と、膨張弁52と、室内熱交換器53
と、アキュムレータ12とを順次連結し冷凍サイクルを形
成し、前記圧縮機１は、密閉容器1a内に上下に電動機２
と、この電動機２によって駆動される圧縮部３が配置さ
れている。
て添付図面を参照して詳細に説明する。本発明における
空気調和装置に用いられる圧縮機をロータリ式圧縮機を
例に説明する。図１は本発明における冷凍サイクルの構
成図、図２は本発明の一実施例を示すロータリ式圧縮機
の断面図である。図において、圧縮機１と、四方弁50
と、室外熱交換器51と、膨張弁52と、室内熱交換器53
と、アキュムレータ12とを順次連結し冷凍サイクルを形
成し、前記圧縮機１は、密閉容器1a内に上下に電動機２
と、この電動機２によって駆動される圧縮部３が配置さ
れている。
【００１４】前記圧縮部３は、前記電動機２の回転力を
この圧縮部３に伝達するための偏心軸部５を有するクラ
ンク軸４と、円筒内面に吸入口６および吐出口（図示せ
ず）を有するシリンダ７と、同シリンダ７の軸方向両端
に配置され、前記クランク軸４を回転自在に支持する上
軸受８および下軸受９と、前記シリンダ７の円筒内面に
沿って移動し、内周部が前記偏心軸部５に回転可能に嵌
合された環状のピストン10とにより構成されている。6a
は、前記吸入口６に連通し、アキュムレータ12より低圧
冷媒を吸入して、前記圧縮部３に供給する吸入管であ
る。また、前記ピストン10の外周面と前記シリンダ７の
円筒内面とで圧縮室11が形成されている。
この圧縮部３に伝達するための偏心軸部５を有するクラ
ンク軸４と、円筒内面に吸入口６および吐出口（図示せ
ず）を有するシリンダ７と、同シリンダ７の軸方向両端
に配置され、前記クランク軸４を回転自在に支持する上
軸受８および下軸受９と、前記シリンダ７の円筒内面に
沿って移動し、内周部が前記偏心軸部５に回転可能に嵌
合された環状のピストン10とにより構成されている。6a
は、前記吸入口６に連通し、アキュムレータ12より低圧
冷媒を吸入して、前記圧縮部３に供給する吸入管であ
る。また、前記ピストン10の外周面と前記シリンダ７の
円筒内面とで圧縮室11が形成されている。
【００１５】前記クランク軸４のスラスト軸受4aを下軸
受９に当接させて支持し、前記クランク軸４の下端を前
記密閉容器１の底面に溜められた潤滑油13に浸け、前記
クランク軸４の回転に伴ってこのクランク軸４の中空部
4bを介して前記潤滑油13を汲み上げ、汲み上げた潤滑油
13を各部に供給する構成となっている。
受９に当接させて支持し、前記クランク軸４の下端を前
記密閉容器１の底面に溜められた潤滑油13に浸け、前記
クランク軸４の回転に伴ってこのクランク軸４の中空部
4bを介して前記潤滑油13を汲み上げ、汲み上げた潤滑油
13を各部に供給する構成となっている。
【００１６】前記アキュムレータ12は固定金具ａ等によ
り、圧縮機本体１の側壁に立てて固定され、上端部の入
口ｂに入口管12a が、下端部の出口ｃに出口管12b が取
付けられており、同出口管12b は上端開口部12b1が前記
アキュムレータ12の内部で中間高さよりやや上方に位置
するように成され、下端は前記圧縮部３の吸入口６に連
通する吸入管6aに接続されている。そして、これら入口
管12a と出口管12b の間に、反球面状のスクリーン（図
示せず）を、冷媒流通孔をもったバッフル板12c と共に
取付けられ、前記アキュムレータ12内を前記入口管12a
を配設するガス空間ｄと、前記出口管12b を配設する液
溜空間ｅとに区画している。また、前記バッフル板12c
は気液分離した液冷媒が前記吸入管6aに直接入らないよ
うにしている。
り、圧縮機本体１の側壁に立てて固定され、上端部の入
口ｂに入口管12a が、下端部の出口ｃに出口管12b が取
付けられており、同出口管12b は上端開口部12b1が前記
アキュムレータ12の内部で中間高さよりやや上方に位置
するように成され、下端は前記圧縮部３の吸入口６に連
通する吸入管6aに接続されている。そして、これら入口
管12a と出口管12b の間に、反球面状のスクリーン（図
示せず）を、冷媒流通孔をもったバッフル板12c と共に
取付けられ、前記アキュムレータ12内を前記入口管12a
を配設するガス空間ｄと、前記出口管12b を配設する液
溜空間ｅとに区画している。また、前記バッフル板12c
は気液分離した液冷媒が前記吸入管6aに直接入らないよ
うにしている。
【００１７】上記において、前記入口管12a は図示しな
い熱交換器と冷媒ガス管で接続されて、低圧の冷媒ガス
または、気液２相の混合冷媒を吸入する。吸入された気
液混合冷媒は前記バッフル板12c に当って分離し、液冷
媒は前記アキュムレータ12の液溜空間ｅに溜められ、前
記ガス空間ｄに溜まった低温低圧のガス冷媒が、前記圧
縮部３の吸入管6a、吸入口６を経由して前記圧縮室11に
吸入され、電動機２の回転に伴ない圧縮室11で圧縮さ
れ、高温高圧のガスとなり、吐出口（図示せず）より前
記電動機２を収納する電動機室2a内に循環し、密閉容器
1a内を内部高圧とし、吐出管14より外部へ吐出される。
い熱交換器と冷媒ガス管で接続されて、低圧の冷媒ガス
または、気液２相の混合冷媒を吸入する。吸入された気
液混合冷媒は前記バッフル板12c に当って分離し、液冷
媒は前記アキュムレータ12の液溜空間ｅに溜められ、前
記ガス空間ｄに溜まった低温低圧のガス冷媒が、前記圧
縮部３の吸入管6a、吸入口６を経由して前記圧縮室11に
吸入され、電動機２の回転に伴ない圧縮室11で圧縮さ
れ、高温高圧のガスとなり、吐出口（図示せず）より前
記電動機２を収納する電動機室2a内に循環し、密閉容器
1a内を内部高圧とし、吐出管14より外部へ吐出される。
【００１８】前記吐出管14（高温高圧）と前記アキュム
レータ12の入口管12a （低温低圧）とを、差圧により開
閉するリリーフ弁15を備えたバイパス管16により接続
し、前記リリーフ弁15を前記電動機室2aと前記アキュム
レータ12のガス空間ｄとの差圧が第一の設定値（例え
ば、30〜35kg/cm2G ）のとき開き、第二の設定値（例え
ば、30kg/cm2G ）以下のとき閉じるようにした構成とな
っている。
レータ12の入口管12a （低温低圧）とを、差圧により開
閉するリリーフ弁15を備えたバイパス管16により接続
し、前記リリーフ弁15を前記電動機室2aと前記アキュム
レータ12のガス空間ｄとの差圧が第一の設定値（例え
ば、30〜35kg/cm2G ）のとき開き、第二の設定値（例え
ば、30kg/cm2G ）以下のとき閉じるようにした構成とな
っている。
【００１９】図３は本発明の他の実施例を示すロータリ
式圧縮機の断面図である。図において、密閉容器1a内
に、電動機２と圧縮部３を配設し、内部を前記電動機２
を収容する電動機室2aと潤滑油13を分離する油分離室13
a とに区画した内部高圧式の圧縮機とし、前記油分離室
13と前記アキュムレータ12の出口管12b とを、差圧によ
って開閉するリリーフ弁15を備えたバイパス管16により
接続し、上記同様、前記リリーフ弁15を前記電動機室2a
と前記アキュムレータ12のガス空間ｄとの差圧が第一の
設定値のとき開き、第二の設定値以下のとき閉じるよう
にした構成とすることにより、作業が容易でコスト的に
有利となる。
式圧縮機の断面図である。図において、密閉容器1a内
に、電動機２と圧縮部３を配設し、内部を前記電動機２
を収容する電動機室2aと潤滑油13を分離する油分離室13
a とに区画した内部高圧式の圧縮機とし、前記油分離室
13と前記アキュムレータ12の出口管12b とを、差圧によ
って開閉するリリーフ弁15を備えたバイパス管16により
接続し、上記同様、前記リリーフ弁15を前記電動機室2a
と前記アキュムレータ12のガス空間ｄとの差圧が第一の
設定値のとき開き、第二の設定値以下のとき閉じるよう
にした構成とすることにより、作業が容易でコスト的に
有利となる。
【００２０】上記構成において、高外気温時の冷房運転
などで、圧縮機１の内部の高圧圧力が異常に上昇し、前
記電動機室2aと前記アキュムレータ12のガス空間ｄとの
差圧が第一の設定値に達した時、前記リリーフ弁15が内
臓されたバネの作動により開き、密閉容器1aの高圧側か
ら前記アキュムレータ12の低圧側に高圧ガス冷媒をバイ
パスさせ（図３の矢印方向）、冷媒の循環量を下げ、高
圧ガス冷媒と低圧冷媒で熱交換することにより、圧縮機
１の圧力上昇を保護し性能低下を防止する。また、前記
リリーフ弁15が開となることで、前記アキュムレータ12
側の圧力が上昇し、差圧が第二の設定値以下になると、
前記リリーフ弁15が閉まり、通常の冷媒循環量に切り換
る。
などで、圧縮機１の内部の高圧圧力が異常に上昇し、前
記電動機室2aと前記アキュムレータ12のガス空間ｄとの
差圧が第一の設定値に達した時、前記リリーフ弁15が内
臓されたバネの作動により開き、密閉容器1aの高圧側か
ら前記アキュムレータ12の低圧側に高圧ガス冷媒をバイ
パスさせ（図３の矢印方向）、冷媒の循環量を下げ、高
圧ガス冷媒と低圧冷媒で熱交換することにより、圧縮機
１の圧力上昇を保護し性能低下を防止する。また、前記
リリーフ弁15が開となることで、前記アキュムレータ12
側の圧力が上昇し、差圧が第二の設定値以下になると、
前記リリーフ弁15が閉まり、通常の冷媒循環量に切り換
る。
【００２１】図４は本発明の更に他の実施例を示すスク
ロール式圧縮機の断面図である。図において、スクロー
ル圧縮機は、密閉容器31内に上下に圧縮部32と電動機33
を配置し、同圧縮部32は、渦捲き状の固定スクロール34
と、同固定スクロール34と互いに噛み合わせて複数の圧
縮室35を形成する旋回スクロール36と、旋回スクロール
36のボス部36a に、先端に形成した旋回軸38a を挿入し
て旋回駆動するシャフト38と、旋回軸38a の下部に形成
された主軸38b を支承するメインフレーム39とから構成
されている。また、スクロール式圧縮機の側方には、図
示しない入口管および出口管を備えたアキュムレータが
配設され、出口管が前記圧縮部32へ冷媒を吸入する吸入
管40に接続された構成されている。
ロール式圧縮機の断面図である。図において、スクロー
ル圧縮機は、密閉容器31内に上下に圧縮部32と電動機33
を配置し、同圧縮部32は、渦捲き状の固定スクロール34
と、同固定スクロール34と互いに噛み合わせて複数の圧
縮室35を形成する旋回スクロール36と、旋回スクロール
36のボス部36a に、先端に形成した旋回軸38a を挿入し
て旋回駆動するシャフト38と、旋回軸38a の下部に形成
された主軸38b を支承するメインフレーム39とから構成
されている。また、スクロール式圧縮機の側方には、図
示しない入口管および出口管を備えたアキュムレータが
配設され、出口管が前記圧縮部32へ冷媒を吸入する吸入
管40に接続された構成されている。
【００２２】電動機33が回転すると、シャフト38の先端
に形成した旋回軸38a によって旋回スクロール36を旋回
運動をさせる。旋回スクロール36の旋回運動によって吸
入管40から圧縮部32に吸入された低圧冷媒は圧縮室35の
外周部から中心部へ順次移動しながら圧縮され高圧冷媒
ガスとなり、同冷媒ガスは吐出孔34a から吐出室41に吐
出され、圧縮機を内部高圧式とし、吐出管42から密閉容
器31の外部に放出される。
に形成した旋回軸38a によって旋回スクロール36を旋回
運動をさせる。旋回スクロール36の旋回運動によって吸
入管40から圧縮部32に吸入された低圧冷媒は圧縮室35の
外周部から中心部へ順次移動しながら圧縮され高圧冷媒
ガスとなり、同冷媒ガスは吐出孔34a から吐出室41に吐
出され、圧縮機を内部高圧式とし、吐出管42から密閉容
器31の外部に放出される。
【００２３】上記において、差圧によって開閉するリリ
ーフ弁15を備えたバイパス管16を前記吐出室41と低温低
圧の前記吸入管42との間に接続するか（破線で示す）、
または前記吐出管42と低温低圧の前記吸入管40との間に
接続する構成とすることにより、上記ロータリ式圧縮機
と同様、密閉容器の高圧側からアキュムレータの低圧側
に高圧ガス冷媒をバイパスさせ（図３の矢印方向）、冷
媒の循環量を下げ、高圧ガス冷媒と低圧冷媒で熱交換す
ることにより、圧縮機の圧力上昇を保護し性能低下を防
止することができる。
ーフ弁15を備えたバイパス管16を前記吐出室41と低温低
圧の前記吸入管42との間に接続するか（破線で示す）、
または前記吐出管42と低温低圧の前記吸入管40との間に
接続する構成とすることにより、上記ロータリ式圧縮機
と同様、密閉容器の高圧側からアキュムレータの低圧側
に高圧ガス冷媒をバイパスさせ（図３の矢印方向）、冷
媒の循環量を下げ、高圧ガス冷媒と低圧冷媒で熱交換す
ることにより、圧縮機の圧力上昇を保護し性能低下を防
止することができる。
【００２４】以上説明したように、高外気温時の冷房運
転においても、内部高圧型の圧縮機１の運転を継続して
いる状態で、冷媒の循環量を下げ、高圧ガス冷媒と低圧
冷媒で熱交換することにより、圧縮機１の圧力上昇を保
護し性能低下を防止し、耐久性（寿命）と信頼性を確保
できる空気調和装置となる。
転においても、内部高圧型の圧縮機１の運転を継続して
いる状態で、冷媒の循環量を下げ、高圧ガス冷媒と低圧
冷媒で熱交換することにより、圧縮機１の圧力上昇を保
護し性能低下を防止し、耐久性（寿命）と信頼性を確保
できる空気調和装置となる。
【００２５】
【発明の効果】以上ように本発明による圧縮機によれ
ば、高外気温時の冷房運転においても、内部高圧型の圧
縮機の運転を継続している状態で、冷媒の循環量を下
げ、高圧ガス冷媒と低圧冷媒で熱交換することにより、
圧縮機の圧力上昇を保護し性能低下を防止し、耐久性
（寿命）と信頼性を確保できる空気調和装置となる。
ば、高外気温時の冷房運転においても、内部高圧型の圧
縮機の運転を継続している状態で、冷媒の循環量を下
げ、高圧ガス冷媒と低圧冷媒で熱交換することにより、
圧縮機の圧力上昇を保護し性能低下を防止し、耐久性
（寿命）と信頼性を確保できる空気調和装置となる。
【図１】本発明による冷凍サイクルの構成図である。
【図２】本発明による一実施例を示すロータリ式圧縮機
の断面図である。
の断面図である。
【図３】本発明による他の実施例を示すロータリ式圧縮
機の断面図である。
機の断面図である。
【図４】本発明による更に他の実施例を示すスクロール
式圧縮機の断面図である。
式圧縮機の断面図である。
【図５】従来例による圧縮機の断面図である。
１ 圧縮機
1a 密閉容器
２ 電動機
2a 電動機室
３ 圧縮部
４ クランク軸
５ 偏心軸部
６ 吸入口
6a 吸入管
7 シリンダ
８ 絞り機構
９ 室内熱交換器
10 ピストン
11 圧縮室
12 アキュムレータ
12a 入口管
12b 出口管
12c バッフル板
13 潤滑油
14 吐出管
15 リリーフ弁
16 バイパス管
ａ 金具
ｂ 入口
ｃ 出口
ｄ ガス空間
ｅ 液溜空間
50 四方弁
51 室外熱交換器
52 膨張弁
53 室内熱交換器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｆ０４Ｃ 29/10 ３１１ Ｆ０４Ｃ 29/10 ３１１Ａ
Claims (5)
- 【請求項１】 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、
膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順次連
結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器内
に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収容
する電動機室と潤滑油を分離する油分離室とに区画した
内部高圧式とすると共に、前記アキュムレータは入口管
および出口管を有し前記圧縮機の側方に配設し、前記出
口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸入管に接続する一
方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出管より前記密閉容
器外部に吐出してなる空気調和装置であって、 前記吐出管と前記入口管とを、差圧によって開閉するリ
リーフ弁を備えたバイパス管により接続してなることを
特徴とする空気調和装置。 - 【請求項２】 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、
膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順次連
結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器内
に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収容
する電動機室と潤滑油を分離する油分離室とに区画した
内部高圧式とすると共に、前記アキュムレータは入口管
および出口管を有し前記圧縮機の側方に配設し、前記出
口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸入管に接続する一
方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出管より前記密閉容
器外部に吐出してなる空気調和装置であって、 前記油分離室と前記出口管とを、差圧によって開閉する
リリーフ弁を備えたバイパス管により接続してなること
を特徴とする空気調和装置。 - 【請求項３】 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、
膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順次連
結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器内
に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収容
する電動機室と前記圧縮部から吐出される吐出ガスの吐
出室とに区画した内部高圧式とすると共に、前記アキュ
ムレータは入口管および出口管を有し前記圧縮機の側方
に配設し、前記出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸
入管に接続する一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出
管より前記密閉容器外部に吐出してなる空気調和装置で
あって、 前記吐出室と前記吸入管とを、差圧によって開閉するリ
リーフ弁を備えたバイパス管により接続してなることを
特徴とする空気調和装置。 - 【請求項４】 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、
膨張弁と、室内熱交換器と、アキュムレータとを順次連
結し冷凍サイクルを形成し、前記圧縮機を密閉容器内
に、電動機と圧縮部を配設し、内部を前記電動機を収容
する電動機室と前記圧縮部から吐出される吐出ガスの吐
出室とに区画した内部高圧式とすると共に、前記アキュ
ムレータは入口管および出口管を有し前記圧縮機の側方
に配設し、前記出口管を前記圧縮部へ冷媒を吸入する吸
入管に接続する一方、前記圧縮部で圧縮した冷媒を吐出
管より前記密閉容器外部に吐出してなる空気調和装置で
あって、 前記吐出管と前記吸入管とを、差圧によって開閉するリ
リーフ弁を備えたバイパス管により接続してなることを
特徴とする空気調和装置。 - 【請求項５】 前記圧縮機がスクロール式からなること
を特徴とする請求項３または４記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002117223A JP2003314912A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002117223A JP2003314912A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003314912A true JP2003314912A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29534503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002117223A Pending JP2003314912A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003314912A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006014079A1 (en) * | 2004-08-06 | 2006-02-09 | Lg Electronics Inc. | Capacity variable type rotary compressor and driving method thereof |
| CN100386522C (zh) * | 2006-05-22 | 2008-05-07 | 南京奥特佳冷机有限公司 | 车用恒压式全封闭涡旋压缩机 |
| KR101738458B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2017-06-08 | 엘지전자 주식회사 | 고압식 압축기 및 이를 구비한 냉동사이클 장치 |
| CN107131112A (zh) * | 2016-02-26 | 2017-09-05 | Lg电子株式会社 | 高压压缩机以及具备该高压压缩机的制冷循环装置 |
| US10731647B2 (en) | 2016-02-26 | 2020-08-04 | Lg Electronics Inc. | High pressure compressor and refrigerating machine having a high pressure compressor |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002117223A patent/JP2003314912A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006014079A1 (en) * | 2004-08-06 | 2006-02-09 | Lg Electronics Inc. | Capacity variable type rotary compressor and driving method thereof |
| US7891957B2 (en) | 2004-08-06 | 2011-02-22 | Lg Electronics Inc. | Capacity variable type rotary compressor and driving method thereof |
| CN100386522C (zh) * | 2006-05-22 | 2008-05-07 | 南京奥特佳冷机有限公司 | 车用恒压式全封闭涡旋压缩机 |
| KR101738458B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2017-06-08 | 엘지전자 주식회사 | 고압식 압축기 및 이를 구비한 냉동사이클 장치 |
| CN107131112A (zh) * | 2016-02-26 | 2017-09-05 | Lg电子株式会社 | 高压压缩机以及具备该高压压缩机的制冷循环装置 |
| US10309700B2 (en) | 2016-02-26 | 2019-06-04 | Lg Electronics Inc. | High pressure compressor and refrigerating machine having a high pressure compressor |
| US10731647B2 (en) | 2016-02-26 | 2020-08-04 | Lg Electronics Inc. | High pressure compressor and refrigerating machine having a high pressure compressor |
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