JP2003314235A - 内燃機関における潤滑油の分配・供給装置 - Google Patents

内燃機関における潤滑油の分配・供給装置

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JP2003314235A
JP2003314235A JP2002115711A JP2002115711A JP2003314235A JP 2003314235 A JP2003314235 A JP 2003314235A JP 2002115711 A JP2002115711 A JP 2002115711A JP 2002115711 A JP2002115711 A JP 2002115711A JP 2003314235 A JP2003314235 A JP 2003314235A
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JP
Japan
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lubricating oil
passage
orifice
oil supply
supply passage
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Eiichi Komatsu
栄一 小松
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油ポンプからの潤滑油を、多くの潤滑油
を必要とする箇所と、少ない潤滑油を必要とする箇所と
に、確実に分配・供給する。 【解決手段】 潤滑油ポンプからの潤滑油が入る分配通
路23に、前記多くの潤滑油を必要とする箇所への主潤
滑油供給通路25と、前記少ない潤滑油を必要とする箇
所への副潤滑油供給通路24とを開口し、この分配通路
23内に、前記副潤滑油供給通路24の開口部を塞ぐよ
うにしたオリフィス体26を挿入し、このオリフィス体
26の外周面に、前記分配通路23と前記副潤滑油供給
通路24とを連通する少なくとも二つのオリフィス溝2
7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、吸気弁及
び排気弁を開閉作動するバルブタイミングを運転状態に
応じて変更する油圧式バルブタイミング制御装置等のよ
うな油圧作動装置を備えた内燃機関において、潤滑油ポ
ンプからの潤滑油を、前記バルブタイミング制御装置等
の油圧作動装置(多くの潤滑油を必要とする箇所)と、
カム軸の潤滑(少ない潤滑油を必要とする箇所)とに同
時に分配・供給するというように、内燃機関における潤
滑油ポンプからの潤滑油を、多くの潤滑油を必要とする
箇所と、少ない潤滑油を必要とする箇所とに分配・供給
するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、吸気弁及び排気弁を開閉作動す
るバルブタイミングを運転状態に応じて変更する油圧式
のバルブタイミング制御装置を備えた内燃機関は、先行
技術としての特開平10−317925号公報に記載さ
れている。
【0003】このバルブタイミング制御装置を備えた内
燃機関は、吸気弁用カム軸及び排気弁用カム軸のうち一
方のカム軸に、クランク軸の回転を動力伝達輪(タイミ
ングプーリ又はタイミングチエン等)を介して入力し、
この一方のカム軸から他方のカム軸に回転伝達するよう
に構成し、更に、前記一方のカム軸とその動力伝達輪と
の間に、油圧の供給によってバルブタイミングを進角又
は遅角し、油圧の排除によってバルブタイミングを遅角
又は進角するようにした油圧式のバルブタイミング可変
装置を設ける一方、内燃機関における潤滑油を前記バル
ブタイミング可変装置に供給する油圧供給経路中に油圧
制御弁を設けて、前記バルブタイミング可変装置への潤
滑油油圧の供給・排出をこの油圧制御弁にて内燃機関の
運転状態に応じて制御するという構成にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の油
圧によるバルブタイミング制御式内燃機関においては、
そのバルブタイミング可変装置における作動レスポンス
を確保することのために、前記バルブタイミング可変装
置に対する油圧制御弁に供給する潤滑油量を多くしなけ
ればならず、このために、前記した先行技術の油圧によ
るバルブタイミング制御式内燃機関は、潤滑油ポンプか
ら前記油圧制御弁への潤滑油の供給を、潤滑油ポンプか
ら各カム軸への潤滑油の供給経路とは別の経路にして、
内燃機関の外側に配設した油圧管路にて行うという構成
にしている。
【0005】このために先行技術のものでは、部品点数
が多くなり、重量の増大及び価格のアップを招来するば
かりか、潤滑油の漏れが発生し易く、且つ、前記油圧配
管に破損が発生するおそれが大きいという問題があっ
た。
【0006】本発明は、この問題を、所定の箇所に必要
な潤滑油の供給量を確保し、且つ、組み付けに要する手
数を軽減した状態のもとで解消することを技術的課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「潤滑油ポンプからの潤滑油を受け入
れる分配通路に、多くの潤滑油を必要とする箇所への主
潤滑油供給通路と、少ない潤滑油を必要とする箇所への
副潤滑油供給通路とを、当該分配通路の軸方向に適宜間
隔を隔てて開口する一方、前記分配通路内に、前記副潤
滑油供給通路の開口部を塞ぐようにしたオリフィス体を
挿入し、このオリフィス体の外周面に、前記分配通路と
前記副潤滑油供給通路とを連通する少なくとも二つのオ
リフィス溝を、オリフィス体の円周方向に沿って前記副
潤滑油供給通路の内径と略等しいピッチ間隔で設け
る。」という構成にした。
【0008】
【発明の作用・効果】この構成において、潤滑油ポンプ
からの潤滑油は、分配通路内に導入され、この分配通路
内から、油圧式バルブタイミング制御装置等のような多
くの潤滑油を必要とする箇所に主潤滑油供給通路を介し
て供給されると同時に、オリフィス体に設けたオリフィ
ス溝を通って副潤滑油供給通路に至り、この副潤滑油供
給通路から、カム軸の軸受け部等のような少ない潤滑油
を必要とする箇所に供給される。
【0009】この場合において、前記カム軸の軸受け部
等の少ない潤滑油を必要とする箇所への潤滑油は、前記
オリフィス体におけるオリフィス溝にて潤滑に必要な最
少量に規制することができるから、潤滑油ポンプを大容
量化することなく、油圧式バルブタイミング可変装置等
の多くの潤滑油を必要とする箇所に対して十分な量の潤
滑油をすることが供給できる。
【0010】これにより、カム軸の軸受け部等の少ない
潤滑油を必要とする箇所に対しては、必要な最少量に規
制した潤滑油を、油圧式バルブタイミング可変装置等の
多くの潤滑油を必要とする箇所に対しては、十分な量の
潤滑油を供給することを、従来のように構造の複雑化を
招来することなく、極く簡単な構造にて達成することが
できるのである。
【0011】ところで、前記カム軸の軸受け部等の少な
い潤滑油を必要とする箇所への潤滑油の供給量を、前記
分配通路内に挿入したオリフィス体に設けたオリフィス
溝にて潤滑に必要な最少量に規制する場合、前記オリフ
ィス体に設けるオリフィス溝が一つのみであるときに
は、前記オリフィス体を分配通路内に挿入するとき、こ
のオリフィス体に設けた一つのオリフィス溝が、分配通
路内への副潤滑油供給通路の開口部に対して確実に連通
するように円周方向への位相角度を正確に合わせなけれ
ばならず、これに多大の手数を要するばかりか、位相角
度がずれた場合に、カム軸の軸受け部等の少ない潤滑油
を必要とする箇所への潤滑油量に不足が発生する頻度が
高くなる。
【0012】これに対して、本発明は、前記オリフィス
体に設けるオリフィス溝を、少なくとも二つにし、その
間における外周面に沿ってのピッチ間隔を、前記副潤滑
油供給通路の内径と略等しくしたものであり、これによ
り、前記オリフィス体を分配通路内に挿入するとき、そ
の円周方向への位相角度が、前記ピッチ間隔だけずれて
も、副潤滑油供給通路には、一つ又は二つのオリフィス
溝が必ず連通することになり、従って、前記オリフィス
体を挿入するときにおける位相角度を、前記ピッチ間隔
だけずれても良いというように可成りラフにできるか
ら、前記オリフィス体の組み付けに要する手数をこの分
だけ確実に軽減できるとともに、カム軸の軸受け部等の
少ない潤滑油を必要とする箇所への潤滑油量に不足が発
生する頻度を確実に低減できるのである。
【0013】特に、請求項2に記載したように、前記複
数個のオリフィス溝を、オリフィス体の円周方向に沿っ
て前記副潤滑油供給通路の内径と略等しいピッチ間隔で
全円周方向の等分箇所に配設することにより、前記オリ
フィス体を分配通路に挿入するときの位相角度がいかな
る場合であっても、カム軸の軸受け部等の少ない潤滑油
を必要とする箇所への副潤滑油供給通路には、必ず、一
つ又は二つのオリフィス溝が連通することになり、換言
すると、オリフィス体は、どのような位相角度で挿入し
ても良いことになるから、前記組み付けに要する手数軽
減及び潤滑油不足が発生する頻度低減の効果をより助長
できるのである。
【0014】一方、前記分配通路とカム軸への副潤滑油
供給通路とを連通する各オリフィス溝が、その終端が前
記副潤滑油供給通路を越えるように延びている場合に
は、このオリスィス溝のうち副潤滑油供給通路を越えた
終端は、潤滑油の行き止まり通路になり、この行き止ま
り通路内に潤滑油中の金属屑等の異物を溜まることにな
るから、オリフィス溝を詰まらせる原因になる。
【0015】これに対して、請求項3に記載したよう
に、前記各オリフィス溝における両端のうち一端部を前
記分配通路に開口する一方、他端を終端として、この終
端を前記分配通路に開口しない構成にしたことにより、
この各オリフィス溝における断面積を、当該オリフィス
溝の両端を分配通路に開口する場合よりも大きくするこ
とができるから、前記各オリフィス溝内に、異物による
詰まりが発生することを確実に低減できるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、潤
滑油ポンプからの潤滑油を、油圧作動装置としての油圧
式バルブタイミング可変装置(多くの潤滑油を必要とす
る箇所)と、カム軸の軸受け部(少ない潤滑油を必要と
する箇所)とに分配して供給することに適用した場合の
図面である図1〜図5の図面について説明する。
【0017】この図において、符号1は、シリンダブロ
ックを、符号2は、前記シリンダブロック1の上面に締
結したシリンダヘッドを各々示し、前記シリンダヘッド
2の上面には、吸気弁用のカム軸3と、排気弁用のカム
軸4とが平行に配設され、これら両カム軸3,4は、シ
リンダヘッド2に一体的に設けた軸受け部5,6と、シ
リンダヘッド2の上面に複数本にボルト8にて締結され
る軸受けキャップ体7とで回転自在に軸支されている。
【0018】また、前記排気弁用カム軸4が前記軸受け
キャップ体7よりも外側に突出する部分には、タイミン
グプーリ9を嵌着して、このタイミングプーリ9に図示
しないクランク軸からのタイミングベルト10を巻掛け
することにより、前記排気弁用カム軸4にクランク軸の
回転を伝達する一方、この排気弁用カム軸4の回転を、
両カム軸3,4に互いに噛合するように設けた一対の歯
車11,12にて前記吸気弁用カム軸3に伝達するよう
に構成されている。
【0019】なお、符号13は、前記タイミングプーリ
9及びタイミングベルト10を覆うカバーを、符号14
は、前記シリンダヘッド2の上面を覆うヘッドカバーを
各々示す。
【0020】前記排気弁用カム軸4上における歯車11
と前記タイミングプーリ10との間の部位には、例え
ば、特開平10−196324号公報又は特開平10−
317925号公報等に記載されている油圧式のバルブ
タイミング可変装置15が設けられ、このバルブタイミ
ング可変装置15への油圧の供給により、少なくとも吸
気弁のバルブタイミングを進角又は遅角し、油圧の排除
により、少なくとも吸気弁のバルブタイミングを遅角又
は進角するように構成されている。
【0021】また、前記軸受けキャップ体7の上面に
は、弁ケース16aと、その内部に挿入した弁体16b
とから成る油圧制御弁16を設けて、この油圧制御弁1
6を、内燃機関の運転状態に関連するアクチェータ17
にて、油圧供給ポート16cにおける油圧を軸受けキャ
ップ体7の内部に形成した通路18及びカム軸4の内部
に形成した通路19を介して前記バルブタイミング可変
装置15に供給する状態と、前記バルブタイミング可変
装置15における油圧をカム軸4の内部に形成した通路
20及び軸受けキャップ体7の内部に形成した通路21
を介して解放する状態とに切り換えるように構成する。
【0022】前記シリンダヘッド2の内部には、前記シ
リンダブロック1側における潤滑油ポンプ(図示せず)
から通路22を介して送られてくる潤滑油を受け入れる
内径Dの分配通路23が穿設されている。
【0023】そして、前記シリンダヘッド2の内部に
は、前記吸気弁用カム軸3の軸受け部5への内径dの副
潤滑油供給通路24と、前記油圧制御弁16における油
圧供給ポート16cへの主潤滑油供給通路25とを形成
して、これらの副潤滑油供給通路24と、主潤滑油供給
通路25とを、前記分配通路23内に、当該分配通路2
3の軸方向に適宜間隔を隔てて開口する。
【0024】そして、前記分配通路23内のうち前記副
潤滑油供給通路24が開口する部分には、金属パイプに
て構成したオリフィス体26を、当該オリフィス体26
にて前記副潤滑油供給通路24の開口部を塞ぐように挿
入し、このオリフィス体26の外周面に、前記分配通路
23と前記副潤滑油供給通路24とを連通するオリフィ
ス溝27の複数個を凹ませて設ける。
【0025】前記オリフィス溝27をN個にした場合、
分配通路23の内径、つまり、これに嵌まるオフィス体
26の直径Dを、前記副潤滑油供給通路24の内径dに
オリフィス溝の個数Nを掛け算し、これを円周率で割り
算した値、つまり、D=d×N/πにして、前記N個の
オリフィス溝27を、前記オリフィス体26の円周方向
に沿って前記副潤滑油供給通路24の内径dと略等しい
ピッチ間隔pで、全円周の等分箇所に配設するというよ
うに、複数個のオリフィス溝27を、オリフィス体26
の円周方向に沿って前記副潤滑油供給通路24の内径d
と略等しいピッチ間隔pで全円周方向の等分箇所に配設
する。
【0026】なお、図面は、オリフィス溝27の個数N
を6個にした場合を示す。
【0027】これに加えて、前記各オリフィス溝27の
両端のうち一端を、前記分配通路23内に開口する一
方、他端を終端27aとして、この終端27aを、前記
分配通路23内に開口しないように構成する。
【0028】この構成において、潤滑油ポンプからの潤
滑油は、分配通路23内に導入され、この分配通路23
内から、バルブタイミング可変装置15に対する油圧制
御弁16(多くの潤滑油を必要とする箇所)に主潤滑油
供給通路25を介して供給されると同時に、オリフィス
体26に設けたオリフィス溝27を通って副潤滑油供給
通路24に至り、この副潤滑油供給通路24から吸気弁
用カム軸3の軸受け部5(少ない潤滑油を必要する箇
所)に供給される。
【0029】この場合において、前記吸気弁用カム軸3
の軸受け部5への潤滑油は、前記オリフィス体26にお
けるオリフィス溝27にて潤滑に必要な最少量に規制す
ることができるから、潤滑油ポンプを大容量化すること
なく、バルブタイミング可変装置15に対する油圧制御
弁16に十分な量の潤滑油を供給できる。
【0030】また、前記オリフィス体26の外周面にお
ける少なくとも二つのオリフィス溝27は、その間にお
ける円周方向のピッチ間隔pが前記副潤滑油供給通路2
4と略等しく構成されていることにより、このオリフィ
ス溝27を備えたオリフィス体26を分配通路23内に
挿入するとき、その円周方向への位相角度が、前記ピッ
チ間隔pだけずれても、副潤滑油供給通路24には、一
つ又は二つのオリフィス溝27が必ず連通することにな
り、従って、前記オリフィス体26を挿入するときにお
ける位相角度を、前記ピッチ間隔pだけずれても良いと
いうように可成りラフにできて、組み付け性を向上でき
る。
【0031】特に、前記した実施の形態のように、複数
個のオリフィス溝27を、オリフィス体26の円周方向
に沿って前記副潤滑油供給通路24の内径dと略等しい
ピッチ間隔pで全円周方向の等分箇所に配設することに
より、前記オリフィス体26を分配通路23に挿入する
ときの位相角度がいかなる場合であっても、前記副潤滑
油供給通路24には、必ず、一つ又は二つのオリフィス
溝27が連通するから、オリフィス体26はどのような
位相角度で挿入しても良いことになり、組み付け性を更
に向上できる。
【0032】なお、前記実施の形態は、多くの潤滑油を
必要とする箇所をバルブタイミング可変装置15とした
場合であったが、本発明は、これに限らず、多くの潤滑
油を必要とする箇所として油圧式クラッチ機構又は油圧
式変速機構にすることができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図で図3のI−
I視平断面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図4のV−V視拡大断面図である。
【符号の説明】 1 シリンダブロック 2 シリンダヘッド 3 吸気弁用カム軸 4 排気弁用カム軸 5,6 軸受け部 7 軸受けキャップ体 9 タイミングプーリ(動力伝達
輪) 10 タイミングベルト 11,12 歯車 15 バルブタイミング可変装置 16 油圧制御弁 23 分配通路 24 副潤滑油供給通路 25 主潤滑油供給通路 26 オリフィス体 27 オリフィス溝 27a オリフィス溝の終端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑油ポンプからの潤滑油を受け入れる分
    配通路に、多くの潤滑油を必要とする箇所への主潤滑油
    供給通路と、少ない潤滑油を必要とする箇所への副潤滑
    油供給通路とを、当該分配通路の軸方向に適宜間隔を隔
    てて開口する一方、前記分配通路内に、前記副潤滑油供
    給通路の開口部を塞ぐようにしたオリフィス体を挿入
    し、このオリフィス体の外周面に、前記分配通路と前記
    副潤滑油供給通路とを連通する少なくとも二つのオリフ
    ィス溝を、オリフィス体の円周方向に沿って前記副潤滑
    油供給通路の内径と略等しいピッチ間隔で設けたことを
    特徴とする内燃機関における潤滑油の分配・供給装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1の記載において、前記複数個
    のオリフィス溝を、オリフィス体の円周方向に沿って前
    記副潤滑油供給通路の内径と略等しいピッチ間隔で全円
    周方向の等分箇所に配設したことを特徴とする内燃機関
    における潤滑油の分配・供給装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は2の記載において、前記
    各オリフィス溝における両端のうち一端部を前記分配通
    路に開口する一方、他端を終端として、この終端を前記
    分配通路に開口しない構成にしたことを特徴とする内燃
    機関における潤滑油の分配・供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293503A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP2010174803A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Toyota Motor Corp 内燃機関の潤滑装置
CN104819024A (zh) * 2015-05-19 2015-08-05 杰锋汽车动力系统股份有限公司 一种汽车发动机凸轮轴用调相器油路分离装置

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