JP2003314178A - アースドリルにおけるロータリーテーブルとケーシングドライブアダプタとの結合構造 - Google Patents

アースドリルにおけるロータリーテーブルとケーシングドライブアダプタとの結合構造

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JP2003314178A
JP2003314178A JP2002126069A JP2002126069A JP2003314178A JP 2003314178 A JP2003314178 A JP 2003314178A JP 2002126069 A JP2002126069 A JP 2002126069A JP 2002126069 A JP2002126069 A JP 2002126069A JP 2003314178 A JP2003314178 A JP 2003314178A
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JP
Japan
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rotary table
drive adapter
casing drive
adapter
earth drill
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JP2002126069A
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Inventor
Junichi Ochizawa
淳一 樗沢
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Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルト11の破損が原因で、ロータリーテー
ブル6に取り付けたケーシングドライブアダプタが落下
することのない強固で安全な取付構造を提供することを
目的とする。 【解決手段】 アースドリルにおけるロータリーテーブ
ルとケーシングドライブアダプタとの取付構造であっ
て、内壁に駆動用リブを備えたスリーブの下部周側面と
フランジアダプタの上部に設けた取付ブラケットとをス
リーブの半径方向に挿入する複数本の固着具で固着する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アースドリルにお
けるロータリーテーブルとケーシングドライブアダプタ
との結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アースドリルにおいてケリーバーによる
掘削作業(図9・a)の他に、障害撤去等のために、ロ
ータリーテーブルの下にケーシングドライブアダプタを
取り付けてケーシング掘削する場合(図9・b)がある
が、このケーシングドライブアダプタとロータリーテー
ブルとの結合強度が弱く、これが原因でケーシング落下
等のトラブルがあった。
【0003】図2は、ベース機械1の前方にリーダ2を
立設し、このリーダ2の前面に沿って設けたケリーバ3
を有するリーダ式アースドリルである。図2のリーダ式
アースドリルの場合、ケリーバ3の上端は、リーダ12
の頭部から垂下するワイヤロープ4で吊り下げ保持し、
ケリーバ3の下端に先端工具5を取り付けている。ケリ
ーバ3への回転力は、ロータリテーブル6で行ない、下
方への押し付けはスラスタシリンダ7によって行ない乍
ら、先端工具5を駆動して掘削を行なう。なお図示しな
いが、掘削機としては、リーダ式アースドリルの他、図
8に示すようなブーム式アースドリルもあり、同様の駆
動機構を備えている。
【0004】以上説明したようなケリーバ3を駆動する
ロータリテーブル6は図5に示す如き駆動機構で駆動さ
れる。即ち、モータMから、上部減速機8aと主減速機
8bとを介して回転駆動される。図3と図4はロータリ
テーブル6の詳細を示す。ロータリテーブル6内には、
ケリーバ3を回転駆動するための駆動リブ9(図4)が
例えば6個円周上に等配されている。図4に示す如くケ
リーバ3の外周にはこれら6個の駆動リブ9と係合する
被駆動リブ10が設けられ、1つの被駆動リブ10は隣
接する駆動リブ9と9の間に位置している。
【0005】このようなアースドリルは、通常のケリー
バ3による掘削作業(図9・a)の他に、前述したよう
に障害撤去等のためにロータリーテーブル6の下部にケ
ーシングドライブアダプタを取り付けて掘削する場合
(図9・b)があが、ロータリーテーブル6の下部に設
けるケーシングドライブアダプタとロータリーテーブル
6との結合が弱かった為に、ケーシングが落下する等の
事故があった。
【0006】ケーシングドライブアダプタの取り付け
は、従来図7に示すようにスリーブ12の下端面に複数
本のボルト11により、フランジアダプタ13の頂部を
固定している。そしてフランジアダプタ13にドライビ
ングフランジ14を介しケーシングドライブアダプタ1
5を取り付けている。この構造ではロータリーテーブル
6が大きくなるので、ボルト11をねじ込むスリーブ1
2の肉厚を大きくできない。このため取付ボルト11の
サイズにも自ずと制限がある。このボルト11によって
回転トルクとスラスト力又はケーシング等の重量を全て
受けるが、ボルトサイズや本数には限度があるため掘削
時の衝撃力などでボルト11が破損し、前記したように
ケーシングの落下をまねくことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ボル
ト11の破損が原因で、ロータリーテーブル6に取り付
けたケーシングドライブアダプタが落下することのない
強固で安全な取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】アースドリルにおけるロ
ータリーテーブルとケーシングドライブアダプタとの取
付構造であって、内壁に駆動用リブを備えたスリーブの
下部周側面とフランジアダプタの上部に設けた取付ブラ
ケットとをスリーブの半径方向に挿入する複数本の固着
具で固着するようにした。前記半径方向に挿入する固着
具はピン又はリーマボルトである。前記ピンはスリーブ
の側周面とケーシングドライブアダプタの取付ブラケッ
トとに設けた複数個の同心の孔にそれぞれ取付けられ、
該ピンは外側端近傍に細径の首部を有し、該細径首部に
キープレートを嵌めて抜けを防止した。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の構成につ
いて説明する。図1で、ロータリーテーブル6には、従
来と同様主減速機8b(図5)を介し駆動されるスリー
ブ12が装着されている。スリーブ12は円筒形で、そ
の内壁にケリーバ駆動用リブ16を備え、外側にはリン
グギヤ17が取り付けられ、モータM(図5)からの動
力を減速機8bを介しケリーバ3の被駆動リブ10に伝
える。
【0010】スリーブ12の下端には、フランジアダプ
タ13がピン19(図1・c)で取り付けられている。
ピン19はスリーブ12の周囲にたとえば6個スリーブ
の中心に向って半径方向に取付けられている。ピン19
は、駆動用リブ16のある位置に設けられた半径方向の
孔21に挿入される(図1・b)。この孔21はスリー
ブ12、駆動用リブ16、フランジアダプタ13の頂部
に設けた取付ブラケット20を貫通して設けられてい
る。なおフランジアダプタ13の頂部に設ける取付ブラ
ケット20はフランジアダプタ13の頂部に設けた取付
板13’に対して溶接構造でもよく、あるいは一体物の
剛体構造でもよい。
【0011】ピン19は断面積が大きく十分強度のある
ピンを使用し、これにより掘削トルク(回転力)やスラ
スト力又はケーシング類の重量を受けることができる。
なお、ピン19は捩じ込み式のボルト例えばリーマボル
トでもよく、スリーブ12の下部周側部に、その半径方
向に抜けないように装着してフランジアダプタ13を安
全に取付けることができるものであればよい。
【0012】以上説明したように、従来の下から捩じ込
むボルト方式(図7)に比べ、スリーブの肉厚等の寸法
上の制約も少ないため、十分強度のあるピン又はボルト
でフランジアダプタ13を固定でき、破損を防止するこ
とができる。
【0013】前記ピン19には細径の首部19aが設け
られている(図1・c)。そして、ピン19を孔21に
挿入したならば、キープレート22の上縁を細径の首部
19aに嵌め、取付ブラケット20に対しねじ23で固
定すればその抜け止めを完璧にすることができる。23
a(図1・d)はキープレート22に設けたねじ23用
の孔、23bはフランジアダプタ13の取付ブラケット
20側に設けたねじ23用のねじ孔である。
【0014】
【発明の効果】本発明のピン19によるスリーブの下部
周側面からの取付方式によれば、半径方向にピン19を
挿入するのでスリーブ12の肉厚等の制約がない。従っ
て、十分な強度を持ったピン又はボルトでフランジアダ
プタを固定でき、これによりケーシングの落下等の危険
を未然に防止でき、図7に示した従来の取付方式に比
べ、より安全な取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はケーシングドライブアダプタの取付構
造を示し、(b)は(a)の下面図、(c)はピン取付
部の詳細構造、(d)は(c)の右側面図、(e)は取
付ブラケットの側面図。
【図2】本発明の構成を備えたアースドリル。
【図3】ロータリーテーブルの側面図。
【図4】図3の上面図。
【図5】ロータリーテーブルの駆動機構。
【図6】従来型と本発明の荷重支持位置の説明図。
【図7】公知ボルトによる取付構造を示す。
【図8】ブーム式アースドリル。
【図9】(a)はケリーバによる掘削作業、(b)はケ
ーシングドライブアダプタをつけての作業説明図。
【符号の説明】
6 ロータリーテーブル 8a 主減速機 8b 減速機 10 リブ 11 ボルト 12 スリーブ 13 フランジアダプタ 16 駆動用リブ 19 ピン 20 取付ブラケット 21 孔 22 キープレート 23 ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アースドリルにおけるロータリーテーブ
    ルとケーシングドライブアダプタとの取付構造であっ
    て、内壁に駆動用リブを備えたスリーブの下部周側面と
    フランジアダプタの上部に設けた取付ブラケットとをス
    リーブの半径方向に挿入する複数本の固着具で固着する
    ことを特徴とするアースドリルにおけるロータリーテー
    ブルとケーシングドライブアダプタとの結合構造。
  2. 【請求項2】 前記半径方向に挿入する固着具はピン又
    はリーマボルトである請求項1記載のアースドリルにお
    けるロータリーテーブルとケーシングドライブアダプタ
    との結合構造。
  3. 【請求項3】 前記ピンはスリーブの側周面とケーシン
    グドライブアダプタの取付ブラケットとに設けた複数個
    の同心の孔にそれぞれ取付けられ、該ピンは外側端近傍
    に細径の首部を有し、該細径首部にキープレートを嵌め
    て抜けを防止した請求項2記載のアースドリルにおける
    ロータリーテーブルとケーシングドライブアダプタとの
    結合構造。
JP2002126069A 2002-04-26 2002-04-26 アースドリルにおけるロータリーテーブルとケーシングドライブアダプタとの結合構造 Pending JP2003314178A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162361A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Tanigaki Kenko:Kk ケリーロッド構造

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