JP2003313519A - 粘着シートストリップ - Google Patents

粘着シートストリップ

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JP2003313519A
JP2003313519A JP2002120796A JP2002120796A JP2003313519A JP 2003313519 A JP2003313519 A JP 2003313519A JP 2002120796 A JP2002120796 A JP 2002120796A JP 2002120796 A JP2002120796 A JP 2002120796A JP 2003313519 A JP2003313519 A JP 2003313519A
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adhesive
adhesive sheet
sheet strip
sided
weight
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JP2002120796A
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English (en)
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Dieter Zimmermann
デイーター・ツイマーマン
Holger Kartheus
ホルガー・カルトホイス
Jurgen Christian Quant
ユルゲン−クリステイアン・クアント
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Tesa SE
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Tesa SE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤がポスター用紙を通って滲出すること
のない粘着シートストリップの提供。 【解決手段】 接着面の方向に引くことにより接合部か
ら剥離可能な、非接着性つまみタブ及びそれに続く片面
もしくは両面粘着ストリップを有する、再剥離可能な接
合のための粘着シートストリップであって、 a)2〜20N/cmの引っ張り強さ及び200〜80
0%の破断時伸びを有するフィルムの裏材並びに b)少なくともその片面に塗布した時に、60〜80重
量%の脂肪族イソシアネート/ポリオール架橋系、15
〜35重量%の充填剤、及び0.05〜0.20重量%
の活性化剤、を含んで成るポリウレタンを基にした接着
剤、を含んで成る粘着シートストリップ。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は接着面の方向に引く
ことにより接合部から剥離可能な、再剥離可能な接合の
ための粘着シートストリップに関する。 【0002】 【従来の技術】実質的に接着面上で引っ張る(剥離と呼
ぶ)ことにより、ある場合には紙もしくは塗布木材チッ
プの壁紙のような著しく感受性の接合支持体からすら、
残留物もしくは破壊をもたらさずに再剥離することがで
きる、弾性のもしくは可塑性の、著しく伸長性の粘着テ
ープは例えば、米国特許第4,024,312号明細
書、ドイツ特許第33 31 016号明細書、国際公
開第92/11332号、同第92/11333号パン
フレット、ドイツ特許第42 22 849号明細書、
国際公開第95/06691号パンフレット、ドイツ特
許第195 31696号、同第196 26 870
号、同第196 49 727号、同第196 49
728号、同第196 49 729号及び同第197
08 366号明細書に記載されている。それらは好
ましくは、そこから剥離過程が開始する非接着性つまみ
タブ領域を有する粘着テープストリップの形態で使用さ
れることが多い。この種の粘着テープの具体的な適用及
び態様はとりわけ、ドイツ特許第42 33 872号
明細書、国際公開第94/21157号パンフレット、
ドイツ特許第44 28 587号、同第44 31
914号明細書、国際公開第97/07172号パンフ
レット、ドイツ特許第196 49 636号明細書及
び国際公開第98/03601号パンフレットに認める
ことができる。 【0003】しかし、今日まで、これらの製品に対する
PU接着剤の使用による確実な成功は達成されていな
い。この理由は例えば、ドイツ特許第196 18 8
25号明細書に記載のように、例えば、このように使用
されると、接着剤がポスター用紙を通って滲出し、従っ
て消費者用途に適さないためである。国際公開第97/
43328号パンフレットの、改良親水性ポリウレタン
ゲル組成物ですら、これらの用途には不適当である。紙
に接着させて、40℃もしくは70℃で貯蔵すると、確
かに、紙の表面上の滲出に過ぎないが、Solila照射後に
は(ランプ、OSRAM,ULTRA VITALUX 300W/220、接着剤は
僅かに黄色がかった変色を受け、次いで紙を通って滲出
する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この状況を是正し、そ
して熱及び太陽に露出した後ですら消費者用途に適する
PU製品を提供することが本発明の目的である。 【0005】 【課題を解決するための手段】我々は、本目的が特許請
求の範囲に明記された粘着シートストリップにより達成
されることを見いだした。 【0006】繰り返しを省くために、明白には請求の範
囲を参照される。 【0007】本発明は特に、その外側の2層が本発明の
PU組成物から成る3層固着剤を含んで成る。中間層
は、2〜20N/cmの引っ張り強さ及び200〜80
0%の破断時伸びを有する、40〜80μmの厚さでP
E、PP、PU等のフィルムから成る。 【0008】本発明に従って使用されるPU接着剤に適
した成分は以下のとおりである。 【0009】適したポリオールは原則として、イソシア
ネートと反応してポリウレタンを生成することができる
遊離のOH基を有するあらゆる化合物である。特に適し
たものは、天然産物のヒマシ油と共に工業的に製造され
たポリエーテルポリオール(Levagel E)である。Levage
l E(製造業者、Bayer AG, Leverkusen, Germany、Baye
r安全性データシート823086を参照されたい)は
抗酸化剤として0.1%のD,L−トコフェロールによ
りその製造業者により安定化されている。本発明の目的
のために、安定剤の量は好ましくは、0.5%に増加さ
れる(+0.4%)。これは3〜5年間安定な最終製品
を保証する。D,L−トコフェロールはCIBAからのIrga
nox E 201もしくはHoffmann-La RocheからのRonotec 20
1である。ヒマシ油(製造業者/供給会社、Jan Dekker
及びHenry Lamotte、会社の安全性データシートを参照
されたい)は160の最小OH数を有する。この製品は
天然のトコフェロール混合物により部分的に安定化され
ている。 【0010】好ましく使用されるイソシアネートはBaye
r、Leverkusenの製品Desmodur KA 8712(Bayer 安全性デ
ータシート822551)である。化学用語において
は、それは変性ジイソシアン酸ヘキサメチレン(HD
I)である。 【0011】適した充填剤は(重量%)以下である、 充填剤、超吸収剤Favor T(ポリアクリレート) 製造業者、Stockhausen, Krefeld, Germany 使用量、5〜15%、好ましくは5〜10%、 使用目的、僅かに湿った支持体への接着及び/もしくは
高い雰囲気湿度をもつ領域への接着、 充填剤、酸化亜鉛、 製造業者、Grillo、 使用量、5〜10% 使用目的、Poster-Strips及びPower-Stripsに理想的な
性質を与える充填剤、それは顕著な光学的性質を提供
し、弾性及び引っ張り強さを著しくは減少させず、そし
て紙の支持体をとおる滲出を防止する。 充填剤、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム、 製造業者、化学薬品供給会社、例えばMerck, Darmstad
t, Germany、 使用量、5〜10%、 使用目的、製品の光学的性質を改善し、製品の空間安定
性(形態)を確保し、紙の支持体をとおる滲出を防止
し、そしてあらゆるポリウレタンの劣化生成物を吸収す
る特別な充填剤、欠点、製品の弾性が幾らか喪失する。 裏材フィルム 中央のフィルムとしては、とりわけ、Platilon UO73(W
olff, Walsrode, Germanyから)を使用した。 【0012】接着強さ及び破断時伸びの試験基準は、試
験基準DIN ISO EN527-3に示される。 調製物 組成物の接着強さは主として、使用されるポリオール及
び同一の橋架け度(DC=(イソシアネートの実際の量
*100)/イソシアネートの計算量)に対する性質
(KZ)により決定される。比較のために、架橋度は4
5.0に調整される。すべての百分率は重量に基づく。 接着剤の調製 これらの接着剤は好ましくは真空化可能なミキサー中で
調製される。例えばLevagel Eを最初の充填物として導
入する。次いで、残りの配合成分を撹拌しながら連続し
て添加し、その後、分散物を再度完全に混合する。次い
で組成物を真空化により気泡を除去する。非常に異なる
要求条件のために、異なる配合物が使用される。 ベール製品(bale product)の製造 3成分、 成分A(分散物) 成分B(イソシアネート) 成分C(活性化剤)(成分Cは技術的な理由のために、
希薄溶液(2〜10%)中で使用される)、を高速回転
ミキサーヘッド中で相互に混合し、両面をシリコーン処
理した90gの紙に双塗布システム(ブレード塗布機及
びローラー塗布機)により塗布する。塗布した接着剤は
PE/PU複合フィルムで裏打ちされる。 【0013】PU組成物を70℃の加熱トンネル内で反
応させ、次いで、巻き取る。酸化亜鉛組成物はとりわ
け、完全な反応のために熟成時間、すなわち30〜12
0分を要する。その後にのみ、PUフィルムからPEフ
ィルムを剥離し、第2の層を適用することができる。こ
の目的のために、PE支持フィルムは塗布システムの前
に剥離され、第2層の組成物がPUフィルム上に直接塗
布される。これは片面上をシリコーン処理されたPET
Pフィルム(36μm)で裏打ちされる。層1と同様に
第2層は70℃の加熱トンネル内で硬化され、次に、ア
センブリーを巻き取る。熟成時間後に、ベール製品を切
断しそして、既知のPoster-Strips及びPower-Stripsに
転化させる準備ができる。 【0014】所望の場合は、ラミネート(PU組成物/
フィルム/PU組成物)を例えばPolymer Physics ユニ
ット、230kV及び60kGyを使用して両面を電子
ビームに暴露することにより硬化させる。次いで、材料
を7cm幅の親ロール(parent roll)に切断する。次
いで、既知のtesa Posterstripフォーマットを個々に、
回転押し抜きにより製造する。次いで、露出された押し
抜き切口を、例えば、ガラス上への接着時に、いかなる
切口の輪郭もないように、照射(EBCもしくはUV)
することができる。 【0015】得られた試験片(押し抜きした試験片)を
特に、Solila(OSRAM,ULTRA-VITALUX,300W,220-230V,E2
7)で(40℃で)照射した。 【0016】 24時間後 まだ粘性 2日後 僅かに粘性 3日後 ほとんど粘性なし 4日後 粘性なし! 接着後に脱色、残留物なし 【0017】 【発明の効果】生成物の可塑性のために、ほとんど常に
粗い表面(例えば塗布木材チップ)上ですら100%の
接着面積があり、従ってポスター接着に著しく適してい
る。 【0018】水分吸収部分(Favor T)により、材料は
また非常に湿った支持体に良好に接着する。本発明の特
徴及び態様を以下に示す。 【0019】1. 接着面の方向に引くことにより接合
部から剥離することができ、非接着性のつまみタブ及び
それに続く片面もしくは両面粘着ストリップを有する、
再剥離可能な接合のための粘着シートストリップであっ
て、 a)2〜20N/cmの引っ張り強さ及び200〜80
0%の破断時伸びを有するフィルムの裏材、並びに b)少なくともその片面に塗布された時に、 60〜80重量%の脂肪族イソシアネート/ポリオール
架橋系、 15〜35重量%の充填剤及び 0.05〜0.20重量%の活性化剤 を含んで成るポリウレタンを基にした接着剤、を含んで
成る粘着シートストリップ。 【0020】2. 裏材が特にPE、PPもしくはPU
から製造された40〜80μmの厚さのフィルムから成
る、第1項記載の粘着シートストリップ。 【0021】3. 接着剤が熱によりそして適当な場合
には更に、EBCにより架橋され、そして所望の場合に
は更に、UVもしくはEBCにより切口で架橋される、
第1項記載の粘着シートストリップ。 【0022】4. 脂肪族イソシアネート/ポリオール
架橋系が、適当な場合にはトコフェロールで安定化され
たポリエーテルポリオール及びヒマシ油並びに更に、イ
ソシアネートとして、場合によっては変性されたジイソ
シアン酸ヘキサメチレンを含んで成る、第1項記載の粘
着シートストリップ。 【0023】5. 吸収剤、酸化亜鉛、炭酸カルシウム
及び/もしくは炭酸マグネシウムが充填剤として使用さ
れる、第1項記載の粘着シートストリップ。 【0024】6. 接着剤が裏材の両面に塗布された、
第1項記載の粘着シートストリップ。 【0025】7. 接着剤が10〜80μmの厚さであ
る、第1項記載の粘着シートストリップ。 【0026】8. その全体の厚さが50〜5000μ
m、特に100〜2000μmである、第1項記載の粘
着シートストリップ。 【0027】9. 接着結合及び、その後の、接着面の
方向の粘着シートストリップ上の引っ張りによる粘着接
合体の損傷を伴わない、残留物を残さない剥離のための
第1項〜第8項のいずれかに記載の粘着シートストリッ
プの使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン−クリステイアン・クアント ドイツ・デー−25336クラインノルデン デ・ノイエシユトラーセ1デー Fターム(参考) 4J004 AA11 AA17 AA18 AB01 CC02 EA05 4J040 DF042 EF131 HA136 HA196 JA09 JB09 KA10 KA42 LA06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 接着面の方向に引くことにより接合部か
    ら剥離することができ、非接着性のつまみタブ及びそれ
    に続く片面もしくは両面粘着ストリップを有する、再剥
    離可能な接合のための粘着シートストリップであって、 a)2〜20N/cmの引っ張り強さ及び200〜80
    0%の破断時伸びを有するフィルムの裏材、並びに b)少なくともその片面に塗布された時に、 60〜80重量%の脂肪族イソシアネート/ポリオール
    架橋系、 15〜35重量%の充填剤及び 0.05〜0.20重量%の活性化剤 を含んで成るポリウレタンを基にした接着剤、を含んで
    成る粘着シートストリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007046431A1 (ja) * 2005-10-21 2007-04-26 Aderans Holdings Co., Ltd. かつら及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007046431A1 (ja) * 2005-10-21 2007-04-26 Aderans Holdings Co., Ltd. かつら及びその製造方法
JPWO2007046431A1 (ja) * 2005-10-21 2009-04-23 株式会社アデランスホールディングス かつら及びその製造方法

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