JP2003312877A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003312877A
JP2003312877A JP2002116368A JP2002116368A JP2003312877A JP 2003312877 A JP2003312877 A JP 2003312877A JP 2002116368 A JP2002116368 A JP 2002116368A JP 2002116368 A JP2002116368 A JP 2002116368A JP 2003312877 A JP2003312877 A JP 2003312877A
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JP
Japan
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sheet
image forming
paper
conveyance
forming apparatus
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JP2002116368A
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Manabu Tanaka
学 田中
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙の画像形成位置までの重送を確実に防止で
き、かつ小型化を維持できる画像形成装置とする。 【解決手段】下流搬送ガイド6と上流搬送ガイド5の間
の先に給紙された用紙7と連れ込み重送した用紙8との
間にできた隙間の分離空間9で、用紙8のみが突起部材
10に当たるように突起部材10と連結したソレノイド
12のプランジャ11が往復運動をするように動作させ
ることにより、突起部材10が2枚目の用紙8に当接
し、用紙8の搬送を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に給紙位
置から画像形成位置までの間に用紙の搬送方向が変わる
搬送路を形成してなる画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置で操作性を向上
させるためと小型化を行なうために、給紙位置から画像
形成位置までの間にU字パスの搬送路を形成する場合が
ある。また、印字品質の向上と用紙の給紙性能の向上に
より再生用紙やプレ印刷用紙などが使用されるようにな
り、用紙の連れ込みによる重送が発生し、重送を100
%無くすことは非常に難しくなっている。
【0003】また、従来の画像形成装置の給紙部分にお
いて、図5に示すように、用紙を分離するために給紙ト
レイ22上の用紙21と摩擦係数の高いフリクションパ
ッド23とに給紙ローラ24を接触させ、給紙ローラ2
4を回転させて給紙トレイ22上の用紙21を引き出
し、給紙ローラ24とフリクションパッド23との間で
用紙の重送を阻止するフリクションパッド方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
ような従来の画像形成装置では、用紙間の摩擦力がフリ
クションパッド23と用紙間の摩擦係数より大きくなる
と重送してしまうという問題があった。
【0005】そして、Uターンパス25、26では、先
に搬送された用紙27より連れ込みにより給紙された2
枚目の用紙28は少し遅れるように搬送される。Uター
ンパス25を有する構成では、1枚目の用紙27が先に
印字されるが、連れ込みで遅れて搬送された2枚目の用
紙28が上に重なるために、図5に示すように、感光体
ドラム35と転写ローラ34の間に途中から2枚目の用
紙28が搬送されて転写されてしまうという問題があっ
た。また、1枚目の用紙27と2枚目の用紙28のずれ
量が小さい場合は、JAM検知できずに2枚の用紙が排
出されてしまっていた。また、ずれ量が大きい場合は、
途中でJAM検知ができても2枚全てが無駄になってし
まっていた。さらに、重送した後でJAM検知センサか
用紙検知センサ(例えば、レジストローラ33の搬送方
向上流側のレジストセンサ36)が働き動作を止める
が、用紙の連れ込み量が少ないと2枚にわたって印字が
なされるがJAM検知が動作せずに、使用不可能な2枚
の用紙と1つのデータが失われてしまうという問題があ
った。
【0006】また、給紙性能を向上させるために高価で
構造が複雑なリタードローラ方式を採用する場合があ
る。このリタード方式は、2枚目の用紙を摩擦グリップ
しある一定のトルクでリタードローラを逆転させること
で重送を防止するものである。しかし、先のフリクショ
ンパッド方式と同様に摩擦力を利用しているために、重
送を完全に無くすことはできなかった。また、使用頻度
が多いと、ローラのゴムが磨耗し摩擦係数が下がり、重
送率が高くなっていた。
【0007】一方、外周の一部に切欠き部が形成された
半月形の給紙ローラを用い、通常は給紙ローラの切欠き
部を用紙に対向させ、この状態から給紙ローラを一回転
させて一枚の用紙を引き出し、その用紙の先端をレジス
トローラに受け渡した状態では、レジストローラにより
用紙を搬送するときに給紙ローラが負荷とならないよう
に、給紙ローラをその切欠き部を用紙に対向させて停止
状態に維持するようにした給紙装置がある。しかし、こ
の場合も用紙とパッドとの摩擦のバランスが崩れるとど
うしても重送は避けられなかった。
【0008】また、重送の検出手段として、例えば特開
平4−323665号公報に記載されているように、一
定電位を発生するエレクトレットと電位センサとの間に
用紙を通し、このときの電位センサの出力をモニタする
ことにより、重送の有無を検出することが行われている
ものがある。しかし、画像形成装置の設置スペースを小
さくするために、給紙トレイを比較的急角度で傾ける
と、給紙する最上層の用紙に続いて次層の用紙までが給
紙トレイの先端から奥に突っ込んでしまい、ジャムや重
送の原因になっていた。
【0009】さらに、給紙期間中は連続駆動されて用紙
を用紙搬送部に受け渡す給紙ローラと、給紙方向に向か
うに従い下方に向けて傾斜する姿勢で用紙を積載し、給
紙期間の初期には最上層の前記用紙を前記給紙ローラに
圧接し、用紙の先端が用紙搬送部に受け渡されたときに
給紙ローラに対して相対的に退避する給紙トレイと、給
紙トレイの先端縁の近傍に配置され、給紙期間の初期に
は給紙ローラに弾性的に接触し用紙の先端が用紙搬送部
に受け渡されたときに給紙ローラに対して相対的に退避
するフリクションパッドと給紙トレイの先端縁の近傍に
配置され、給紙期間の初期には用紙の給紙経路から退避
し、用紙の先端が用紙搬送部に受け渡されたときに用紙
の給紙経路中に進出して次層以下の用紙を給紙トレイ側
に押し戻す紙戻し部材と、を備えたものもあった。しか
し、用紙が完全に2枚張り付いて搬送された場合は効果
が全くないという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、給紙位置から画像形成位置ま
での間に用紙の搬送方向が変わる搬送路を形成してなる
画像形成装置において、前記搬送方向が変わる搬送路中
に揺動部材を配設し、該揺動部材が用紙の重送時に後か
ら搬送される用紙のみに当接し、該用紙をさらに搬送方
向下流側に搬送されることを防止するように揺動する画
像形成装置としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を用いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置
の一部構成を示す図であり、本発明では1枚目の用紙7
が下流搬送ガイド6を通過する時に連れ込み重送した用
紙8が下流搬送ガイド6と上流搬送ガイド5の間にでき
る分離空間9に連れ込み重送した用紙8の先端が重送防
止の突起部材10に当たり、重送が抑えられることを特
徴とする。その際、突起部材10は、点線位置から実線
位置まで揺動される。
【0012】積載された用紙1は、ボトムプレート2で
押し上げられて給紙ローラ4に押し当てられて給紙ロー
ラ4の回転によりボトムプレート2の下流側に設けられ
たフリクションパッド3に案内されるが、先に給紙され
る用紙7とフリクションパッド3との摩擦係数が用紙7
と2枚目の用紙8の摩擦係数より低い場合は、図1に示
すように、2枚目の用紙8も給紙されてしまう。
【0013】しかし、先に通過する上流搬送ガイド5で
2枚目の用紙8は、フリクションパッド3で少しの抵抗
を受けて先に給紙された用紙1より少しの遅れが生じ
る。また、用紙の搬送中に進行方向を変える(本実施例
では、U字反転搬送している)ことで2枚目の用紙8に
遅れが生じる。これらの理由から、上流搬送ガイド5ま
たは下流搬送ガイド6の湾曲した搬送路中で1枚目の用
紙7と2枚目の用紙8の先端に微妙に隙間ができる。
【0014】そこで、本発明は、下流搬送ガイド6と上
流搬送ガイド5の間の先に給紙された用紙7と連れ込み
重送した用紙8との間にできた隙間の分離空間9で、用
紙8のみが突起部材10に当たるように突起部材10と
連結したソレノイド12のプランジャ11が往復運動を
するように動作させている。この動作により、突起部材
10が2枚目の用紙8に当接し、用紙8の搬送を止める
ことができるようになる。
【0015】なお、図1に示す16は用紙の有無を検知
するレジストセンサ、13はレジストローラ対、14は
転写ローラ、15は感光体ドラムである。
【0016】図2は、他の実施例を示す図であり、1枚
目の用紙7が下流搬送ガイド6により方向を変えること
で発生する反発力を利用して突起部材10の搬送方向下
流側が押されて、搬送方向上流側が押し出されてさらに
突出する構成としたものである。この搬送方向上流側が
押し出せることにより2枚目の用紙8が当接してさらに
下流側に搬送されることを止めることができるようにな
る。このような図2の突起部材10の構成により、図1
に示すようなソレノイド12等のような突起部材10を
動作させるための手段が不要となり、コストが抑えら
れ、かつ余計なスペースを取らないことから画像形成装
置等の小型化が可能となる。
【0017】図3は、給紙ローラ4の回転と連動して突
起部材10が動作するようにした他の実施例である。突
起部材10は、連結棒18、19、および給紙ローラ4
に設けた突起部17を介して給紙ローラ4に連結され、
1枚目の用紙7が下流搬送ガイド6を通過した直後に重
送防止のために突出するように動作する。このような構
成により、1枚目の用紙7はレジストローラ対13の位
置まで搬送され、2枚目を給紙するタイミングで給紙ロ
ーラ4の回転と連動して突起部材10が開放される(突
出量を少なくする)ために、連れ込み重送した用紙8が
レジストローラ対13の位置まで搬送されていくように
なる。
【0018】図4は、突起部材10の代わりに用紙間の
摩擦係数より用紙との摩擦係数が高くなる摩擦面を有す
る摩擦部材20により2枚目の用紙8の搬送を止める構
造の他の実施例である。この摩擦部材20は、用紙間の
摩擦係数の1.5倍以上となる摩擦係数を持つ材料で構
成されたパッドであればよく、フリクションパッド3と
同じ材料であってもよい。この摩擦部材20は、ソレノ
イド12によるプランジャ11の往復運動で突出させる
ように動作することができるために、図1に示した突起
部材10と同様の動作が可能とし、連れ込み重送された
用紙8の搬送を防止するようになる。
【0019】なお、全ての本実施例では、U字反転搬送
路部分に突起部材10または摩擦部材20を配設した場
合について説明したが、給紙ローラ4からレジストレー
ラ対13までの間の用紙の搬送方向が変わる搬送路部分
に配設すれば同様の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、搬送方向が変わる搬送路中に揺動部材を
配設し、揺動部材が用紙の重送時に後から搬送される用
紙のみに当接し、用紙の搬送を停止することにより、用
紙の画像形成位置までの重送を確実に防止でき、かつ小
型化を維持できる画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一部を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例となる画像形成装置の一部
を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例となる画像形成装置の一部
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例となる画像形成装置の一部
を示す図である。
【図5】従来の画像形成装置の一部を示す図である。
【符号の説明】
1:用紙 2:ボトムプレート 3:フリクションパッド 4:給紙ローラ 5:上流搬送ガイド 6:下流搬送ガイド 7:1枚目の用紙 8:連れ込み重送した用紙 9:分離空間 10:突起部材 11:プランジャ 12:ソレノイド 13:レジストローラ 14:転写ローラ 15:感光体ドラム 20:摩擦部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA32 DC15 DE07 ED17 EE05 EF09 EK03 EK10 ZA07 2H171 FA22 FA24 GA03 GA04 GA11 GA31 JA18 JA49 JA59 KA10 LA17 QA08 QB32 QC03 SA11 SA12 SA18 SA19 SA22 SA28 SA31 TA02 3F102 AA01 AB01 BA11 BB02 BB08 DA05 EA03 3F343 FA02 FB02 FB03 FC01 GA03 GB01 GC01 GD01 HC04 HD17 JA01 KA06 KA13 KB05 KB17 LA04 LA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙位置から画像形成位置までの間に用紙
    の搬送方向が変わる搬送路を形成してなる画像形成装置
    において、 前記搬送方向が変わる搬送路中に揺動部材を配設し、該
    揺動部材が用紙の重送時に後から搬送される用紙のみに
    当接し、該用紙の搬送を停止するように揺動することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】給紙位置から画像形成位置までU字反転搬
    送する搬送路を形成し、該U字反転搬送部分に前記揺動
    部材を配設することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】前記揺動部材は搬送路中に複数の突起部を
    形成し、正規に搬送される用紙の搬送力により搬送方向
    下流側の突起部を押し下げることにより搬送方向上流側
    の突起部が突出するように形成し、重送時に後から搬送
    される用紙の先端が前記搬送方向上流側の突起部に当接
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記揺動部材は、給紙ローラの動きに連動
    して揺動、もしくは給紙ローラの動作タイミングに合わ
    せて揺動することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】前記揺動部材は、用紙間の摩擦係数より用
    紙との摩擦係数が高くなる摩擦面を有する板状部材を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2002116368A 2002-04-18 2002-04-18 画像形成装置 Pending JP2003312877A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234687A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Seiko Epson Corp 自動給送装置、該自動給送装置を備えた電子機器
KR101291325B1 (ko) 2011-05-31 2013-07-30 삼성중공업 주식회사 초순수 생산 시스템 및 그 방법

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