JP2003312873A - 給紙装置およびその制御方法 - Google Patents

給紙装置およびその制御方法

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JP2003312873A
JP2003312873A JP2002115021A JP2002115021A JP2003312873A JP 2003312873 A JP2003312873 A JP 2003312873A JP 2002115021 A JP2002115021 A JP 2002115021A JP 2002115021 A JP2002115021 A JP 2002115021A JP 2003312873 A JP2003312873 A JP 2003312873A
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sheet
feeding device
air
paper feeding
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English (en)
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Hironaga Motokawa
浩永 本川
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ装置あるいは複写機等に装備して、
前記のプリンタ装置あるいは複写機等の装置本体に必要
な用紙を自動的に順次供給する給紙装置において、ダブ
ルフィードあるいはピックミスといった給紙障害を起こ
すことなく用紙を供給する給紙装置およびその制御方法
を提供する。 【解決手段】 給紙装置に積載する用紙に空気流を吹き
付ける送風機構を設け、当該給紙装置に備える用紙積載
台が給紙される前の段階で前記の空気流を吹き付けて用
紙間に空気層を形成させ、積載する用紙間の分離を確実
にする。また当該給紙装置を装備する装置本体が給紙装
置より供給を受けた用紙を処理している時間帯に、当該
給紙装置は空気流を吹き付ける用紙位置を移動させて空
気層を形成させる対象の用紙範囲を拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばプリン
タ装置あるいは複写機等に装備して、前記のプリンタ装
置あるいは複写機等の装置本体に必要な用紙を自動的に
順次供給する給紙装置において、ダブルフィードあるい
はピックミスといった給紙障害を起こすことなく、用紙
を自動的に供給する機能を有した機構による給紙装置お
よびその制御方法を実現する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここで、この発明にかかる以下に示す用
語のここで適用する定義とその技術的な背景とを述べ
て、その内包する概念を明確にする。
【0003】前方および後方は、この発明にかかる給紙
装置が取り扱う用紙の進行方向に即して定めるもので、
当該給紙装置が用紙を供給する対象である装置本体に近
い方向を前方とし、その反対方向を後方と定義する。し
たがって、ここでは当該給紙装置が供給する用紙の移動
させられる進行方向に沿った方向(すなわち当該給紙装
置が装備される装置本体側)を当該用紙の前方とし、そ
の反対側を当該用紙の後方とするものである。
【0004】従来より、電子写真装置あるいは複写機に
装備する給紙装置にとって、たとえば高品質な電子写真
プリントやカラー化した画像を印刷するために平滑度を
高くした塗工紙等の媒体は、自動給紙の対象とする媒体
の種類として不適当な媒体であるとされてきた。
【0005】しかしながら、たとえば前記の電子写真装
置において高精細な画像の出力が可能となり、前記の高
精細な画像の出力に対応する光沢度および平滑度を備え
た用紙が印刷出力に適用されるようになると、当然のこ
とながら前記の高精細な画像の出力に対応する光沢度お
よび平滑度を備えた用紙を自動給紙の対象とする給紙装
置の開発が必要となってきた。
【0006】前記の平滑度を高くした塗工紙等の媒体で
は空気の浸透性がよくないため、多数枚数を積載した場
合に重なり合う用紙間に保持される空気が押し出されて
用紙間の吸着が発生し、給紙装置内での引き離しが困難
となって、ダブルフィードあるいはピックミスといった
給紙障害の要因となる。
【0007】前記の用紙間の吸着現象は高湿の環境下で
特に顕著に現れ易く、前記の給紙障害を防止するための
方策の一つとして当該給紙装置の置かれる環境を規制し
て高湿度な環境を回避するなどの処置が必要であった。
【0008】前記の用紙間の吸着による給紙障害を防止
する対応策の一つとして、給紙時に送風を行なって用紙
間に空気を吹き込むという手法が知られているが、給紙
時の積載した用紙に送風すると単に上下間に吸着した用
紙が離間するのみならず、上側の用紙が浮遊した状態と
なり、前記の浮遊した状態のままの用紙が給紙対象とな
れば給紙ジャムあるいは用紙斜行を引き起こすことがあ
る。
【0009】図10ないし図12に基づいて、従来の技
術による給紙装置およびその制御方法の例を説明する。
【0010】図10は、従来の技術による給紙装置を模
式的に示したものである。用紙51を積載した用紙積載
台52は昇降機構53により上下に昇降自在に係止さ
れ、前記の用紙51は当該給紙装置を搭載する装置本体
に備える隔壁61に沿って昇降動作を行なう。
【0011】前記の昇降動作により上昇端に達した用紙
積載台52は、その積載する用紙51の最上部の用紙を
給紙ローラ64に当接させて停止する。
【0012】当然のことながら、前記の上昇端は用紙積
載台52に積載する用紙51の最上部の用紙によって規
定され、ここでは前記の給紙ローラ64に併設されるセ
ンサ(図示せず)が用紙51を検出したことをもって上
昇端とする。
【0013】前記の上昇端に達して給紙ローラ64に当
接する用紙51の最上部の1枚は、前記の給紙ローラ6
4の回転駆動により前方(すなわち装置本体の方向)に
引き出され、後続する搬送機構(図示せず)により装置
本体へ搬送される。
【0014】また前記の上昇端に達して給紙ローラ64
に当接する用紙51の最上部に対向する位置に送風機構
63を配する。前記の送風機構63が送風する空気流は
前記の用紙51の最上部に吹き付けられ、前記の用紙5
1の最上部の1枚目と2枚目との間に吹き込まれた空気
流により前記の1枚目の用紙が吸着を解かれて浮き上が
り、前記の給紙ローラ64によって搬送される。
【0015】前記の機構で浮き上がった最上部の1枚目
の用紙が浮揚状態になると、前記の用紙の姿勢を規正す
る手段がなくなり、当該用紙が斜行する危険がある。
【0016】また前記の送風機構63が送風する空気流
が前記の用紙51の最上部の1枚目と2枚目との間以外
に、さらに3枚目、4枚目等の間に吹き込まれるとそれ
ぞれの紙葉が独立して浮揚状態となり、前記の給紙ロー
ラ64は複数枚数の紙葉を不規則な状態で搬送部に送り
込むことがある。
【0017】さらに当然のことながら、前記の用紙51
を構成する素材の差異あるいは周囲環境の温湿度の違い
によっても相互の吸着状況を異にするので、当該給紙装
置の仕様として前記の送風機構63が送風する送風量あ
るいは送風する空気流を吹き付ける位置を一意的に決定
することは困難である。
【0018】図11および図12に基づいて、プリンタ
装置に搭載した例により、従来の技術による給紙装置の
制御方法を説明する。
【0019】図11は、プリンタ装置に搭載した従来の
技術による給紙装置の主要部の配置を示すブロック図で
ある。
【0020】プリンタ装置B05に内蔵する演算制御部
B56は、制御プログラム部B58に格納する制御プロ
グラムより必要な制御手順を引き出して、印刷機構部B
57および給紙装置B50に必要な指示を与える。
【0021】プリンタ装置B05に搭載した給紙装置B
50では、昇降駆動部B51が昇降機構部B51aを駆
動して用紙積載台(図10を参照)を昇降させ、上昇端
検出部B51bおよび下降端検出部B51cより必要な
検出信号を得る。
【0022】送風駆動部B52は、送風機構部を駆動
し、上昇端に達した用紙に空気流を送風させる。
【0023】給紙駆動部B53は、給紙ローラB53a
をを駆動し、上昇端に達した用紙の最上部の1枚に空気
流を送風させる。
【0024】前記のプリンタ装置B05に接続するホス
ト装置B06はドライバプログラムB60を搭載して、
前記のプリンタ装置B05に必要なデータの提供および
指示のコマンドを発信する。
【0025】図12に基づいて、プリンタ装置に搭載し
た例により、従来の技術による給紙装置の制御の手順を
説明する。前記の制御の手順の説明に引用する符号は、
図11による。
【0026】ステップS101で当該プリンタ装置B0
5で印刷業務に適用する用紙を用紙積載台(図10を参
照)に積載し、ステップS102に進んでホスト装置B
06よりドライバプログラムB60を介して印刷指示を
起動する。
【0027】ステップS103で、昇降駆動部B51は
昇降機構部B51aを駆動して前記の用紙積載台を上昇
させる。
【0028】ステップS104で上昇端検出部B51b
が前記の用紙積載台が上昇端に達したことを検出すれ
ば、ステップS105に進んで前記の昇降駆動部B51
は昇降機構部B51aの駆動を停止して前記の用紙積載
台の上昇を停止させる。
【0029】ステップS106で、送風駆動部B52は
送風駆動部B52aを駆動して送風機構(図10を参
照)による用紙51の最上部の紙葉へ空気流の吹き付け
を開始する。
【0030】ステップS107で、当該給紙装置は給紙
動作を開始する。すなわち給紙ローラ64が用紙51に
当接した状態で回転駆動を開始し、前記の用紙51の最
上部の紙葉が前記の給紙ローラ64によって前方方向に
送出され、当該給紙装置B50が装着されるプリンタ装
置B05に内蔵する印刷機構部B57へ搬送される。
【0031】ステップS108で前記の印刷機構部B5
7は印刷出力の業務を開始し、ステップS109に進ん
で当該印刷出力の業務を終了すれば、前記の印刷出力の
業務に供した紙葉を排出する。
【0032】ステップS110で継続して実行する印刷
出力の業務があれば、ステップS107に戻って給紙駆
動部B52は給紙ローラB53aによって再度の給紙動
作を実行する。
【0033】前記のステップS110で継続して実行す
る印刷出力業務の指示が無ければ、ステップS111に
進んで送風駆動部B52は送風機構部B52による送風
動作を停止する。
【0034】ステップS112で昇降駆動部B51は昇
降機構部B51aを駆動して前記の用紙積載台を下降さ
せる。
【0035】ステップS113で下降端検出部B51c
が前記の用紙積載台が下降端に達したことを検出すれ
ば、ステップS114に進んで前記の昇降駆動部B51
は昇降機構部B51aの駆動を停止して前記の用紙積載
台の下降を停止させ、当該印刷出力業務を終了する。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術による給紙装置では、次に述べるような問題点があ
る。
【0037】たとえば高光沢度の用紙は、用紙間の吸着
が発生して分離が行なわれ難く、吸着されたままの用紙
が送り込まれるダブルフィード、あるいは給紙不能とな
ったピックミスといった給紙障害を起こしやすい。
【0038】前記の用紙間の吸着によって発生する給紙
障害は、特に高湿度の環境下で現れやすく、周囲の環境
による影響を受けやすい。
【0039】前記の用紙間の吸着によって発生する給紙
障害を防止する方策の一つとして、送風によって用紙間
に空気流を吹き込むという方法を取ることがある。前記
の送風によって用紙間に空気流を吹き込む方式におい
て、空気流により浮遊した状態となった用紙は姿勢が不
安定となり、浮遊時に給紙動作を行なえば斜行等を引き
起こすなど、送風による新たな障害要因となる。
【0040】これより、給紙装置およびその制御方法に
おいて、温度あるいは湿度による影響を排して用紙間を
確実に分離しながらも安定した用紙姿勢による給紙動作
を実現する給紙装置およびその制御方法を提供すること
を、この発明が解決しようとする課題とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0042】給紙装置において送風機構を設け、前記の
送風機構により用紙積載台に積載する用紙に空気流を吹
き付ける。ただし前記の用紙に吹き付ける空気流は、前
記の用紙積載台を昇降機構が上昇させる途中の区間にお
いて吹き付けるものとし、給紙機構部が給紙を行なう位
置において前記の送風は行なわないものとする。
【0043】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は給紙動作時の安定した用紙姿勢を保持しながら、用
紙間の分離した状態を提供する機構を装備するという作
用を得る。
【0044】前記の給紙装置の制御方法において、当該
給紙装置が継続する給紙指示に対して待機している時間
帯に用紙の位置を移動して前記の送風機構が用紙に空気
流を吹き付ける手順を設ける。
【0045】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は給紙待機時に用紙間の分離した状態を保持する動作
を継続する制御の手順を実行するという作用を得る。
【0046】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示すような形態
を取る。
【0047】用紙を積載した用紙積載台を昇降させ、前
記の用紙積載台が上昇端にあるときにその最上部に載置
する用紙を給紙機構部に当接させて本体装置に給紙する
給紙装置であって、前記の用紙積載台に積載する用紙に
前面より空気流を吹き付ける送風機構を備える給紙装置
において、前記の送風機構が空気流を吹き付ける送風口
を、前記の用紙積載台に積載する用紙を給紙機構部に当
接させる位置より下方で、かつ、前記の用紙積載台が下
降端にあるときにその最上部に載置する用紙より上方に
配する。
【0048】この形態を取ることによって、当該給紙装
置に備える送風装置は昇降途上の用紙に空気流を吹き付
ける機構を装備するという作用を得る。
【0049】前記の給紙装置において、前記の送風機構
による空気流を吹き付ける送風口は、上方に小なる開口
率を持ち下方に大なる開口率を持つ。
【0050】この形態を取ることによって、当該給紙装
置に備える送風装置は給紙位置に近い位置にある用紙に
は低減された風量による空気流を吹き付ける機構を装備
するという作用を得る。
【0051】前記の給紙装置において、上昇端に達した
用紙積載台に積載する用紙の最上端の上部位置に、空気
流抑制板を前記の最上端の用紙に近接して配する。
【0052】この形態を取ることによって、当該給紙装
置は給紙位置にある用紙の浮揚を抑止して給紙する機構
を装備するという作用を得る。
【0053】前記の給紙装置において、用紙積載台に積
載する用紙の後方に接して、空気流反射板を配する。
【0054】この形態を取ることによって、当該給紙装
置は用紙間を通過した空気流を用紙間に止どめる機構を
装備するという作用を得る。
【0055】用紙積載台に積載する用紙を隔壁に沿って
昇降させ、最上部に載置する用紙を給紙機構部に当接さ
せて本体装置に給紙する給紙装置であって、前記の用紙
積載台に積載する用紙に空気流を吹き付ける送風機構を
備える給紙装置の制御方法において、前記の送風機構は
あらかじめ定める強弱2段階の風量を設定し、前記の用
紙積載台が上昇端の位置にある際には送風機構に弱とし
て設定した風量を適用した送風を行なわしめ、前記の用
紙積載台が上昇端以外の位置にある際には送風機構に強
として設定した風量を適用した送風を行なわしめる。
【0056】この形態を取ることによって、当該給紙装
置は空気流を吹き付ける用紙の位置によってその風量を
変化させる制御を行なうという作用を得る。
【0057】前記の給紙装置の制御方法において、送風
機構が用紙に空気流を吹き付ける送風量は、当該給紙装
置に適用する用紙の種類と前記の用紙に適用する送風量
設定値とを対比させた対比テーブルより選択して設定す
る。
【0058】この形態を取ることによって、当該給紙装
置は空気流を吹き付ける用紙の種類によってその送風量
を変化させる制御を行なうという作用を得る。
【0059】前記の給紙装置の制御方法において、送風
機構が用紙に空気流を吹き付ける送風量は、当該給紙装
置に備える温湿度検出部が検出する温湿度値により、当
該給紙装置の環境条件である温湿度と適用する送風量補
正値とを対比させた対比テーブルより選択して補正す
る。
【0060】この形態を取ることによって、当該給紙装
置はその環境条件である温湿度値に応じてその送風量を
補正する制御を行なうという作用を得る。
【0061】前記の給紙装置の制御方法において、前記
の給紙機構部が給紙動作を完了し、当該給紙装置が待機
している時間帯に、用紙積載台の昇降動作を繰り返し実
行させる。
【0062】この形態を取ることによって、当該給紙装
置は待機時間中に空気流の吹き付け位置を順次移動させ
て、用紙全体に空気流吹き付ける制御を行なうという作
用を得る。
【0063】
【実施例】図1ないし図9に基づいて、この発明の代表
的な実施例を適用した給紙装置を説明する。
【0064】図1、図2および図3は、この発明の代表
的な実施例を適用した給紙装置の原理的な動作を示すも
のであり、図4は前記の給紙装置に特徴的な部分の詳細
を示したものである。
【0065】また図1はこの発明の代表的な実施例を適
用した給紙装置の特徴的な状態を示すものであり、図2
は前記の給紙装置が実行する給紙動作時の状態を示すも
のであり、また図3は前記の給紙装置が動作を行なう当
初の状態を示すものである。
【0066】図3に示すごとく、最下端に位置する用紙
積載台2に所定の用紙1を積載し、印刷業務の開始を指
示すれば、当初に送風機構13が送風を開始した後に昇
降機構3が用紙積載台2の上昇を開始する。
【0067】用紙積載台2に積載する用紙1は、前方に
配する隔壁11と後方に配する空気流反射板4とによっ
て規正され、その積載する用紙1の前後を揃える。
【0068】図1に示すごとく、上昇した用紙1が送風
口12の位置に達すれば、送風機構13の送出する空気
流は前記の送風口12を介して用紙1に吹き付けられ
る。
【0069】前記の送風機構13の送出する空気流は、
用紙積載台2の上昇動作につれて前記の用紙1の上端の
用紙より順次、吹き付けられる。
【0070】図4に示すごとく、前記の送風口12は送
風枠12a上の上部のA領域および下部の領域Bに配列
し、前記の上部のA領域には下部の領域Bより低い密度
に配するので、上部のA領域における開口率は下部の領
域Bにおける開口率より低くなる。したがって送風機構
13より送出される空気流は、下部の領域Bにおいて上
部のA領域より多く用紙1に吹き付けられる。
【0071】前記の用紙1に吹き付けられた空気流は、
用紙1の隙間を押し広げながら通過して空気流反射板4
に達すれば反射して左右に広がり、当該用紙間全体に空
気の層が広がって用紙間の分離を確実にする。
【0072】図2に示すごとく、上昇端に達した用紙積
載台2は、その積載する用紙1の最上端の用紙を給紙ロ
ーラ14に当接させた後に上昇動作を停止する。
【0073】前記の停止位置において、前記の用紙積載
台2に積載する用紙1の最上端部分は既に送風口12の
位置を通過しているので、送風機構13より送出される
空気流は前記の用紙積載台2に積載する用紙1の最上端
部分の用紙に吹きつけられることが無い。
【0074】前記の停止位置において前記の用紙積載台
2に積載する用紙1の最上端部分の上に配されている空
気流抑制板5によって、前記の用紙1の周囲より漏れ出
した空気流による用紙の浮遊が抑制される。
【0075】また前記の空気流抑制板5は前記の用紙積
載台2に積載する用紙1の最上端部分より上の位置に配
するので、前記の空気流抑制板5と用紙1との接触は無
い。したがって前記の空気流抑制板5が、給紙ローラ1
4の実行する用紙積載台2に積載する用紙1の最上端部
分を引き出す搬送動作を阻害することはない。
【0076】図5ないし図9に基づいて、この発明の代
表的な実施例を適用した給紙装置を装備したプリンタ装
置の例において実行する、給紙装置の制御の手順を説明
する。
【0077】図5はこの発明の代表的な実施例を適用し
た給紙装置を装備したプリンタ装置の主要部の配置を示
すブロック図である。
【0078】プリンタ装置B01は給紙装置B10を装
備し、前記のプリンタ装置B01に内蔵する演算制御部
B16は制御プログラム部B18に格納する制御プログ
ラムより必要な制御の手順を引き出して、前記の給紙装
置B10および印刷機構部B17に指示のコマンドを発
する。
【0079】前記の給紙装置B10に備える昇降駆動部
B11は昇降機構部B11aを駆動して、用紙を積載す
る用紙積載台(図1ないし図3を参照)の上昇および下
降を行なわせる。
【0080】上昇端検出部B11bは前記の用紙積載台
が上昇端に達したことを検出して昇降機構部B11aに
通知し、また下降端検出部B11cは前記の用紙積載台
が下降端に達したことを検出して昇降機構部B11aに
通知する。
【0081】送風駆動部B12は送風機構部B12aを
駆動して、前記の用紙積載台に積載する用紙に空気流を
吹き付けさせる。また前記の送風機構部B12aに備え
る負荷検出部B12bは、前記の送風機構部B12aに
おける負荷の変動を監視し、前記の用紙積載台に積載す
る用紙が送風口(図1ないし図3を参照)に位置した際
の前記の送風機構部B12aにおける負荷の増加を検出
して、前記の送風駆動部B12に通知する。
【0082】また送風量テーブルB12dには強弱2段
階の送風量設定値が用意されており、前記の送風駆動部
B12が送風機構部B12aを駆動する設定値の切替え
に資するとともに、前記の送風駆動部B12は当該給紙
装置B10内に備える温湿度検出部B12cより提供さ
れる温湿度に基づいて前記の強弱2段階の送風量設定値
を変更させる。
【0083】前記の送風駆動部B12は前記の用紙積載
台に積載する用紙が送風口にあるときには「強」の送風
量設定値を適用し、前記の用紙積載台に積載する用紙が
送風口に無いときには「弱」の送風量設定値を適用す
る。さらに前記の用紙積載台に積載する用紙が送風口に
あっても前記の用紙積載台が上昇端に達した時には
「弱」の送風量設定値を適用する。
【0084】給紙駆動部B13は給紙ローラ(図1ない
し図3を参照)を駆動して用紙の搬送を行わせる。
【0085】前記のプリンタ装置B01に接続するホス
ト装置B02はドライバプログラムB20を装備し、前
記のドライバプログラムB20には送風量テーブルB2
1を備える。
【0086】前記の送風量テーブルB21は適用する用
紙種類と前記の用紙種類に対応する送風量設定値との対
応テーブルであり、印刷業務に先立って操作担当者が用
紙種類を入力することで最適な送風量の設定が可能とな
る。
【0087】なお前記の送風量テーブルB21に規定す
る用紙種類は、その呼称等を業務内容に則して改変可能
あるいは追加可能とし、指定時の目安を明確にすること
ができる。
【0088】これより、当該給紙装置B10は操作担当
者が入力する用紙種類の指定に基づいてドライバプログ
ラムB20が送風量テーブルB21より最適な送風量の
初期値を選択して設定し、さらに動作中は温湿度検出部
B12cが検出した装置内の温湿度値に基づいて前記の
送風量の初期値を補正して送風を実行する。
【0089】図6に基づいて、この発明の代表的な実施
例を適用した給紙装置を搭載したプリンタ装置の制御の
手順を説明する。前記の制御の手順の説明に御引用する
符号は、図5による。
【0090】ステップS001で、当該プリンタ装置B
01で印刷業務に適用する用紙を下降端に位置する用紙
積載台(図1ないし図3を参照)に積載し、ステップS
002に進んでホスト装置B02より用紙種類の指定を
入力する。
【0091】ステップS003で、送風駆動部B12は
前記のホスト装置B02より転送された指示に基づいて
送風量の初期値を設定する。
【0092】ステップS004で、ホスト装置B02は
印刷データとともに印刷起動コマンドをプリンタ装置B
01に転送する。
【0093】ステップS005で、送風駆動部B12は
送風機構部B12aにより送風を起動する。前記の起動
の際の送風量の設定値は「弱」とする。
【0094】ステップS006で、用紙積載台の上昇動
作を実行する。前記のステップS006で実行する用紙
積載台の上昇動作の手順の詳細は、図7による。
【0095】図7に基づいて、前記のステップS006
で実行する用紙積載台の上昇動作の手順の詳細を説明す
る。
【0096】ステップS021で温湿度検出部B12c
は温湿度値を検出し、ステップS022に進んで送風駆
動部B12は前記の温湿度検出部B12cより提供を受
けた温湿度値を送風量テーブルB12dに参照して送風
量設定値を補正する。
【0097】ステップS023で、昇降駆動部B11は
昇降機構部B11aによりの上昇を開始する。
【0098】上昇する用紙積載台は送風口に達すれば
(図1を参照)、前記の用紙積載台に積載する用紙は前
記の送風口より空気流の吹き付けを受ける。前記の空気
流の吹き付けを行なうことで送風機構部B12aの負荷
が増大する。
【0099】ステップS024で負荷検出部B12bは
前記の送風機構部B12aの負荷の増大を検出して送風
駆動部B12に通知し、ステップS025に進んで前記
の負荷の増大の通知を受けた送風駆動部B12は送風量
設定値を「弱」から「強」に切り替える。
【0100】前記の「強」に切り替えられた空気流は積
載する用紙の間に入り込み、用紙間の空気層を形成す
る。前記の用紙間に空気層を形成する位置は、用紙積載
台の上昇に従がって上部より順次移動する。
【0101】ステップS026で上昇端検出部B11b
は上昇端に達した用紙積載台を検出し、ステップS02
7に進んで昇降駆動部B11は昇降機構部B11aによ
る上昇動作を停止し、ステップS028に進んで送風駆
動部B12は送風機構部B12aの実行する送風量設定
を「弱」に切り替える。
【0102】前記の「弱」に切り替えられた空気流は、
積載する用紙の間に入り込んで形成した空気層を保持す
る。また前記の積載する用紙の最上端部の用紙の上に設
ける空気流抑制板(図2を参照)は、用紙の浮遊を抑制
する。
【0103】図6に戻って、プリンタ装置B01の実行
する制御の手順の説明を続行する。
【0104】ステップ007で給紙駆動部B13は給紙
ローラB13aによって前記の用紙積載台に積載する用
紙の最上端部の用紙を引き出して印刷機構部B17へ給
紙し、ステップS008に進んで印刷機構部B17は前
記の給紙を受けた用紙への印刷出力を開始する。
【0105】ステップS009で、給紙装置B10は用
紙積載台の昇降往復動作を実行する。前記のステップS
009で実行する用紙積載台の昇降往復動作の制御の手
順の詳細は、図9による。
【0106】図9に基づいて、前記のステップS009
で実行する用紙積載台の昇降往復動作における制御の手
順の詳細を説明する。
【0107】ステップS061で、前記の給紙装置B1
0は用紙積載台の下降動作を実行する。前記のステップ
S061で実行する用紙積載台の下降動作の制御の手順
の詳細は、図8による。
【0108】図8に基づいて、前記のステップS061
で実行する用紙積載台の下降動作における制御の手順の
詳細を説明する。
【0109】ステップS041で昇降駆動部B11は昇
降機構部B11aによって用紙積載台の下降を開始し、
ステップS042に進んで送風駆動部B12は送風量テ
ーブルを参照してその送風量設定値を「弱」より「強」
に切り替える。
【0110】下降動作を継続する用紙積載台に積載する
用紙が送風口より離れると、送風機構部B12aの送出
する空気流は解放されて空気抵抗が急落し、前記の送風
機構部B12aの負荷が減少する。
【0111】ステップS043で負荷検出部B12bは
前記の減少した負荷を検出して送風駆動部B12に通知
し、ステップS044に進んで前記の負荷の減少の通知
を受けた送風駆動部B12は送風量設定値を「強」から
「弱」に切り替える。
【0112】ステップS045で下降端検出部B11c
は下降端に達した用紙積載台を検出し、ステップS46
に進んで昇降駆動部B11は昇降機構部B11aに指示
を発して用紙積載台の下降動作を停止する。
【0113】図9に戻って、用紙積載台の往復昇降動作
を実行する制御の手順の詳細説明を継続する。
【0114】ステップS062で、用紙積載台の上昇動
作を実行する。前記のステップS062で実行する用紙
積載台の上昇動作の制御の手順の詳細の説明は、図7に
よる。
【0115】前記の図7に基づいて実行する用紙積載台
の上昇動作の制御の手順の詳細は既に説明したので、こ
こではその詳細の説明を省略する。
【0116】ステップS063で、演算制御部B16は
前記の用紙積載台の下降および上昇に使用した時間と、
印刷機構部B17で実行している印刷出力動作にかかる
残りの予測時間とを比較してその余裕時間を調査し、ス
テップS064に進んで前記の印刷出力の終了までに前
記の用紙積載台の下降および上昇の動作に必要な時間が
あれば往復昇降を終了しないと判定し、ステップS06
1に戻る。
【0117】前記のステップS064で前記の印刷出力
の終了までに前記の用紙積載台の下降および上昇の動作
に必要な時間が残っていないときは往復昇降を終了する
と判定し、ステップS065に進んで当該給紙装置B1
0は用紙積載台を上昇端に停止した状態を保持して待機
する。
【0118】再び図6に戻って、当該プリンタ装置B0
1が実行する制御の手順の説明を継続する。
【0119】ステップS010で、印刷機構部B17は
給紙を受けた用紙への印刷出力を終了し、前記の印刷出
力を終了した用紙を排出する。
【0120】ステップS011で後続の印刷業務があれ
ば、ステップ007に戻って給紙装置B10は上昇端に
ある用紙積載台より再度の給紙を実行する。
【0121】前記のステップS011で後続の印刷業務
が無ければ、ステップS012に進んで当該給紙装置B
10は上昇端にある用紙積載台の下降を行なう。前記の
ステップS012で実行する用紙積載台の下降動作の制
御の手順の詳細は、既に述べたごとく図8による。前記
の図8による用紙積載台の下降動作の制御の手順の詳細
は既に説明した部分であり、ここではその詳細の説明を
省略する。
【0122】ステップS013で、送風駆動部B12は
送風機構部B12aによる送風を停止して、当該給紙装
置を装備したプリンタ装置が実行する印刷出力にかかる
一連の動作を終了する。
【0123】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0124】用紙積載台に積載する用紙を隔壁に沿って
昇降させ、最上部に載置する用紙を給紙機構部に当接さ
せて本体装置に給紙する給紙装置であって、前記の用紙
積載台に積載する用紙に空気流を吹き付ける送風機構を
備える給紙装置において、前記の送風機構の空気流を吹
き付ける送風口を、前記の用紙積載台に積載する用紙を
給紙機構部に当接させる位置より下方で、かつ、前記の
用紙積載台が下降端にあるときにその最上部に載置する
用紙より上方に配する。
【0125】この手段を取ることによって、当該給紙装
置に備える送風装置は昇降途上の用紙に空気流を吹き付
けて積載する用紙間に空気層を形成させる機構を装備す
るという効果を得る。
【0126】前記の給紙装置において、前記の送風機構
による空気流を吹き付ける送風口は、上方に小なる開口
率を持ち下方に大なる開口率を持つ。
【0127】この手段を取ることによって、当該給紙装
置に備える送風装置は給紙位置に近い位置にある用紙に
は低減された風量による空気流を吹き付ける機構を装備
するという効果を得る。
【0128】前記の給紙装置において、上昇端に達した
用紙積載台に積載する用紙の最上端の上部位置に、空気
流抑制板を前記の最上端の用紙に近接して配する。
【0129】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は給紙位置にある用紙の浮揚を抑止して給紙する機構
を装備するという効果を得る。
【0130】前記の給紙装置において、用紙積載台に積
載する用紙の後方に接して、空気流反射板を配する。
【0131】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は用紙間を通過した空気流を用紙間に留めて効果的に
用紙間に空気層を形成させる機構を装備するという効果
を得る。
【0132】用紙を積載した用紙積載台を昇降させ、前
記の用紙積載台が上昇端にあるときにその最上部に載置
する用紙を給紙機構部に当接させて本体装置に給紙する
給紙装置であって、前記の用紙積載台に積載する用紙に
前面より空気流を吹き付ける送風機構を備える給紙装置
において、前記の送風機構が空気流を吹き付ける送風口
を、前記の用紙積載台に積載する用紙を給紙機構部に当
接させる位置より下方で、かつ、前記の用紙積載台が下
降端にあるときにその最上部に載置する用紙より上方に
配する。
【0133】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は空気流を吹き付ける用紙の位置によってその風量を
変化させ、積載する用紙間に空気層を形成させる際には
強めの空気流を用い、その後の空気層の保持には低減し
た空気流を提供する制御を行なうという効果を得る。
【0134】前記の給紙装置の制御方法において、送風
機構が用紙に空気流を吹き付ける送風量は、当該給紙装
置に適用する用紙の種類と前記の用紙に適用する送風量
設定値とを対比させた対比テーブルより選択して設定す
る。
【0135】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は空気流を吹き付ける用紙の種類によってその送風量
を変化させる制御を行なうという効果を得る。
【0136】前記の給紙装置の制御方法において、送風
機構が用紙に空気流を吹き付ける送風量は、当該給紙装
置に備える温湿度検出部が検出する温湿度値により、当
該給紙装置の環境条件である温湿度と適用する送風量補
正値とを対比させた対比テーブルより選択して補正す
る。
【0137】この手段を取ることによって、当該給紙装
置はその環境条件である温湿度値に応じてその送風量を
補正する制御を行なうという効果を得る。
【0138】前記の給紙装置の制御方法において、前記
の給紙機構部が給紙動作を完了し、当該給紙装置が待機
している時間帯に、用紙積載台の昇降動作を繰り返し実
行させる。
【0139】この手段を取ることによって、当該給紙装
置は待機時間中に空気流の吹き付け位置を順次移動させ
て、積載するそれぞれの用紙全体に空気流を吹き付け、
前記の積載する用紙間に形成した空気層を適切に保持す
る制御を行なうという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の代表的な実施例による原理説明図。
【図2】この発明の代表的な実施例による原理説明図。
【図3】この発明の代表的な実施例による原理説明図。
【図4】この発明の代表的な実施例による原理説明図。
【図5】この発明の代表的な実施例によるブロック図。
【図6】この発明の代表的な実施例によるフローチャー
ト。
【図7】この発明の代表的な実施例によるフローチャー
ト。
【図8】この発明の代表的な実施例によるフローチャー
ト。
【図9】この発明の代表的な実施例によるフローチャー
ト。
【図10】従来の技術による原理説明図。
【図11】従来の技術によるブロック図。
【図12】従来の技術によるフローチャート。
【符号の説明】
1:用紙 2:用紙積載台 3:昇降機構 4:空気流反射板 5:空気流抑制板 11:隔壁 12:送風口 12a:送風枠 13:送風機構 14:給紙ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を積載した用紙積載台を昇降させ、前
    記の用紙積載台が上昇端にあるときにその最上部に載置
    する用紙を給紙機構部に当接させて本体装置に給紙する
    給紙装置であって、前記の用紙積載台に積載する用紙に
    前面より空気流を吹き付ける送風機構を備える給紙装置
    において、 前記の送風機構が空気流を吹き付ける送風口を、前記の
    用紙積載台に積載する用紙を給紙機構部に当接させる位
    置より下方で、 かつ、前記の用紙積載台が下降端にあるときにその最上
    部に載置する用紙より上方に配することを特徴とする、 給紙装置。
  2. 【請求項2】前記の給紙装置において、 前記の送風機構による空気流を吹き付ける送風口は、上
    方に小なる開口率を持ち下方に大なる開口率を持つこと
    を特徴とする、 請求項1に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】前記の給紙装置において、 上昇端に達した用紙積載台に積載する用紙の最上端の上
    部位置に、空気流抑制板を前記の最上端の用紙に近接し
    て配することをことを特徴とする、 請求項1に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】前記の給紙装置において、 用紙積載台に積載する用紙の後方に接して、空気流反射
    板を配することを特徴とする、 請求項1に記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】用紙積載台に積載する用紙を隔壁に沿って
    昇降させ、最上部に載置する用紙を給紙機構部に当接さ
    せて本体装置に給紙する給紙装置であって、前記の用紙
    積載台に積載する用紙に空気流を吹き付ける送風機構を
    備える給紙装置の制御方法において、 前記の送風機構はあらかじめ定める強弱2段階の風量を
    設定し、 前記の用紙積載台が上昇端の位置にある際には送風機構
    に弱として設定した風量を適用した送風を行なわしめ、 前記の用紙積載台が上昇端以外の位置にある際には送風
    機構に強として設定した風量を適用した送風を行なわし
    めることを特徴とする、 給紙装置の制御方法。
  6. 【請求項6】前記の給紙装置の制御方法において、 送風機構が用紙に空気流を吹き付ける送風量は、当該給
    紙装置に適用する用紙の種類と前記の用紙に適用する送
    風量設定値とを対比させた対比テーブルより選択して設
    定することを特徴とする、 請求項5に記載の給紙装置の制御方法。
  7. 【請求項7】前記の給紙装置の制御方法において、 送風機構が用紙に空気流を吹き付ける送風量は、当該給
    紙装置に備える温湿度検出部が検出する温湿度値によ
    り、当該給紙装置の環境条件である温湿度と適用する送
    風量補正値とを対比させた対比テーブルより選択して補
    正することを特徴とする、 請求項5に記載の給紙装置の制御方法。
  8. 【請求項8】前記の給紙装置の制御方法において、 前記の給紙機構部が給紙動作を完了し、当該給紙装置が
    待機している時間帯に、前記の用紙積載台の昇降動作を
    繰り返し実行させることを特徴とする、 請求項5に記載の給紙装置の制御方法。
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