JP2003312562A - 走行練習用自転車 - Google Patents

走行練習用自転車

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JP2003312562A
JP2003312562A JP2002115682A JP2002115682A JP2003312562A JP 2003312562 A JP2003312562 A JP 2003312562A JP 2002115682 A JP2002115682 A JP 2002115682A JP 2002115682 A JP2002115682 A JP 2002115682A JP 2003312562 A JP2003312562 A JP 2003312562A
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Akira Torii
明 鳥居
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/30Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
    • B62K19/36Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories for attaching saddle pillars, e.g. adjustable during ride

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも早い時間で自転車に乗れるよう
になる走行練習用自転車を提供すること。 【解決手段】 フレーム1に前輪7及び後輪8を取り付
けると共に、フレーム1の前輪7側にハンドル10を設
け、その前後両輪7,8間にサドル36を設けてなる走
行練習用自転車において、フレーム1の前後両輪7,8
間に走行用ペダルを設けることなく、足置き台15を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行練習用の自転
車に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、子供が自転車に乗る
練習をする場合には、先ず補助輪を付けた状態での練習
を繰り返しながら、徐々に乗れるようになっていくのが
一般的である。従って、二輪走行できるようになるまで
には、或る一定の時間が必要であり、また補助輪を外す
ためには、親や第三者の関与が不可欠である。また、運
動能力や神経系発達の個人差により、練習にかかる時間
が極端に長期化するケースもあり、親としては、幼児期
から小学校入学までにはクリアしたい子育て課題の一つ
でもある。
【0003】水泳や自転車の二輪走行など、人間には、
「一度学習してしまえば忘れない」運動能力が本質的に
備わっている。しかし、体得できる(マスターできる)
までにはそれ相当の努力や練習、時間、更にはその人間
が潜在的に持っているセンスの良し悪しなど様々な要因
が複雑に絡み合いながら、「出来る・出来ない」を右往
左往しているのが現実である。
【0004】では、運動機構的に「何故時間がかかるの
か?」を考えた場合、2つの異なった運動機能を同時に
行わなければならない、と云う点にあると思われる。そ
の一つとして、バランス、つまり、自転車を左右に倒れ
ないように保持しようとする平行感覚機能の学習であ
り、もう一つは、推進力の確保、つまりペダルを漕ぐ、
と云う運動の学習である。一般的な練習方法として、先
にも述べたように、補助輪を付けた状態からの運動学習
の繰り返しによって乗れるようになるやり方が普通であ
るが、この場合には、ペダルを漕ぐ、つまり推進力を得
る運動学習が優先され、平行感覚(バランス感覚)の学
習が後回しとなる(補助輪によってサポートされている
ために本人が直接学習できない)。この点が、自転車の
二輪走行の難易度を高めてしまっている(時間がかか
る)要因であるように思われる。
【0005】そこで、本発明は、推進力(ペダルを漕
ぐ)の学習から平行感覚(左右のバランス感覚)の学
習、と云う学習の順番を逆にする、つまり平行感覚の学
習から推進力の学習、という順番に変えてあげるように
することにより、子供たちがバランスを保つことに集中
でき、それによって従来よりも早い時間で自転車に乗れ
るようになる走行練習用自転車を提供することを目的と
する。この走行練習用自転車の対象者は、子供に限ら
ず、自転車に乗るのが不得手の大人でもよい。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
フレーム1に前輪7及び後輪8を取り付けると共に、フ
レーム1の前輪7側にハンドル10を設け、その前後両
輪7,8間にサドル36を設けてなる走行練習用自転車
において、フレーム1の前後両輪7,8間に走行用ペダ
ルを設けることなく、足置き台15を設けてなることを
特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1に記載の走行練習用
自転車において、フレーム1の後輪8側に走行補助用把
持アーム13を設けてなることを特徴とする。
【0008】請求項3は、請求項1又は2に記載の走行
練習用自転車において、走行補助用把持アーム13は、
アームポスト14を介してフレーム1に高さ調整可能に
設けられてなることを特徴とする。
【0009】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の走行練習用自転車において、ハンドル10は、ハンド
ルポスト9を含むロック手段22を介してフレーム1に
高さ調整可能に設けられてなることを特徴とする。
【0010】請求項5は、請求項4に記載の走行練習用
自転車において、前記ロック手段22は、ヘッドパイプ
3に嵌合されるハンドルポスト9と、ハンドルポスト9
の上端面に当接支持されるヘッドブロック18と、ヘッ
ドブロック18を水平回転させるためのヘッドブロック
18に固着された回転操作片21と、ハンドルポスト9
の下端部の斜め切除端面9aに当接する斜面19aを有
する偏心カムブロック19と、その上端部がヘッドブロ
ック18に固着され、その下部が偏心カムブロック19
に、その軸心より偏心して設けられたねじ孔19cにね
じ込まれる螺軸17と、からなることを特徴とする。
【0011】請求項6は、請求項1〜5の何れかに記載
の走行練習用自転車において、サドル36は、サドルポ
スト11を介してフレーム1に高さ調整可能に設けられ
てなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る走行練習用自
転車を示す側面図、図2は同走行練習用自転車を斜め左
前方から見た斜視図、図3は同走行練習用自転車を反対
側の斜め右前方から見た斜視図である。これらの図にお
いて、1はフレームで、略U字状のフレーム本体2と、
このフレーム本体2の前竪杆部2aに連設されたヘッド
パイプ3と、このヘッドパイプ3の下端に二股状に連設
された前ホーク4,4と、フレーム本体2の後竪杆部2
bの上下両端部位に連設された後ステー5,5及び後ホ
ーク6,6とからなる。
【0013】フレーム1の前ホーク4,4に前輪7が軸
着され、後ステー5,5及び後ホーク6,6に後輪8が
軸着されている。また、フレーム1のヘッドパイプ3に
ハンドルポスト9を介してハンドル10が高さ調整可能
に取り付けられ、U字状フレーム本体2の後竪杆部2b
にはサドル36がサドルポスト11を介して高さ調整可
能に取り付けられ、更に後ステー5,5には支持管12
が後傾姿勢に立設固定され、この支持管12に走行補助
用把持アーム13がアームポスト14を介して高さ調整
可能に取り付けられている。
【0014】そして、普通の自転車であれば、フレーム
1の前後両輪7,8間に走行用ペダルが設けられている
が、この発明の走行練習用自転車ではそのようなペダル
は設けられておらず、図1〜図3から分かるように、U
字状フレーム本体2の横杆部2cに足置き台15が設け
られている。この足置き台15は、例えば一対の半円状
パイプ15a,15aからなるもので、横杆部2cを挟
んでその両側に固着されている。
【0015】図4の(A)は、ハンドルポスト9をヘッ
ドパイプ3に対して所要高さ位置に固定するためのロッ
ク手段22を示す拡大断面図、(B)は(A)のX−X
線拡大断面図である。図5は、ヘッドパイプ3からハン
ドルポスト9を引き抜いた状態を示す斜視図である。こ
れらの図から分かるように、ハンドルポスト9は、パイ
プ材からなるもので、その上端部にハンドル取付杆部1
6が突設され、この取付杆部16にハンドル10が取り
付け固定されている。またハンドルポスト9の下端部
は、斜めに切除されて斜め切除端面9aを形成してい
る。
【0016】そして、ハンドルポスト9内には螺軸17
が挿入され、この螺軸17の上端部にはハンドルポスト
9の上端面に当接支持されるヘッドブロック18が固着
されている。また、この螺軸17の下端部には、短円柱
体を斜めに二分割したような形状で、ハンドルポスト9
下端部の斜め切除端面9aに当接される偏心カムブロッ
ク19が螺装されていて、この偏心カムブロック19の
斜面19aがハンドルポスト9下端部の斜め切除端面9
aに当接した状態では、偏心カムブロック19の外周面
19bがハンドルポスト9の外周面9bと面一状態にな
る。
【0017】偏心カムブロック19は、底部の外径がハ
ンドルポスト9の外径と同じであるが、図4の(B)か
ら分かるように、その中心から所要量偏心した位置にね
じ孔19cが設けてあって、この偏心位置にあるネジ孔
19cに螺軸17がねじ込まれている。また図5に示す
ように、偏心カムブロック19の外周面19bには、こ
のブロック19がハンドルポスト9の内周面に沿って回
転するときの滑り止めとなる凸条20が周方向に間隔を
おいて軸方向に条設されている。上記ヘッドブロック1
8には回転操作片21が取り付けてある。
【0018】上記螺軸17と、ヘッドブロック18と、
回転操作片21と、偏心カムブロック19と、この偏心
カムブロック19の斜面19aが当接するハンドルポス
ト9下端部の斜め切除端面9aとが、ハンドルポスト9
をフレーム1のヘッドパイプ3に対して所要高さ位置に
固定するためのロック手段22を構成する。
【0019】上記ロック手段22によるハンドルポスト
9の高さ調整方法について説明すると、先ず、螺軸17
を挿入したハンドルポスト9をその螺軸17の下端部に
螺合した偏心カムブロック19と共にヘッドパイプ3内
に挿入する。偏心カムブロック19の斜面19aがハン
ドルポスト9の斜め切除端面9aから離れている状態で
は、偏心カムブロック19が回転を阻止された状態で螺
軸17に沿って上下動するから、ハンドルポスト9はヘ
ッドパイプ3に対し上下移動可能となる。
【0020】しかして、回転操作片21によりヘッドブ
ロック18を介し螺軸17を一方向(偏心カムブロック
19の斜面19aがハンドルポスト9の斜め切除端面9
aに近づく方向)に回転させ、偏心カムブロック19の
斜面19aがヘッドパイプ3の斜め切除端面9aに当接
した状態で、螺軸17を更に回転させると、偏心カムブ
ロック19が螺軸17と一体に回転してハンドルポスト
9内周面に食い込み、ロック状態となり、ハンドルポス
ト9を所定高さ位置に固定することができる。また、螺
軸17を反対方向に回転させると、偏心カムブロック1
9の斜面19aがヘッドパイプ3の斜め切除端面9aか
ら離れて、ロック解除状態となり、ハンドルポスト9を
自由に上下させることができる。
【0021】上記のように、ハンドル10の高さを調整
するためのロック手段22は、螺軸17とヘッドブロッ
ク18と回転操作片21と偏心カムブロック19とハン
ドルポスト9下端部の斜め切除端面9aとからなるもの
で、ヘッドブロック18及び回転操作片21以外はハン
ドルポスト9及びヘッドパイプ3の中に隠れて外から見
えないため、自転車の正面にあるハンドル10の外観を
損なうことがない。また、外部に若干突出する回転操作
片21はハンドル10の裏側に隠れるように該ハンドル
10に覆われているので、且つハンドルポスト9に沿う
よう折り畳むことができるので、使用者が回転操作片2
1に当たって怪我をするようなこともない。
【0022】図6は、サドルポスト11又はアームポス
ト14をフレーム1の後竪杆部2b又は支持管12に対
して所要高さ位置に固定するためのロック手段23を示
す。このロック手段23は、サドルポスト11又はアー
ムポスト14の上端部外周に当て付けられる略々C字状
のバンド部材24と、このバンド部材24の両端部24
a,24aを締め付けるボルト25及びナット部材26
と、ナット部材26を回転させる回転操作片27と、フ
レーム1の後竪杆部2b又は支持管12の上端部を縮径
させるためにその所要部に形成された切欠部28と、か
らなる。
【0023】上記ロック手段23の使用にあたり、ナッ
ト部材26を緩めた状態では、サドルポスト11又はア
ームポスト14をフレーム1の後竪杆部2b又は支持管
12に対して自由に上下させることができ、そして回転
操作片27によりナット部材26を締め付け方向に回転
させると、バンド部材24が締め付けられて、フレーム
1の後竪杆部2b又は支持管12の上端部が縮径し、そ
のクランプ作用によってサドルポスト11又はアームポ
スト14をフレーム1の後竪杆部2b又は支持管12に
対して所要高さ位置に固定することができる。
【0024】図1〜図3において、29は前ブレーキ、
30は前ブレーキワイヤー、31は前ブレーキレバーで
あり、32は後ブレーキ、33は後ブレーキワイヤー、
34は後ブレーキレバーである。また、35は自転車を
自立させるためのスタンドである。
【0025】次に、上述したような構成よりなる走行練
習用自転車の好ましい使い方の手順(第1段階〜第5段
階)について説明する。
【0026】〔第1段階〕先ず第1段階として、サドル
36及びハンドル10の高さ調整を行う。サドル36に
ついては、練習者が図2の仮想線図示のように跨がった
状態で完全に両足が地面に着く状態にし、尚且つ使用者
の膝が若干曲がる位置(約140°程度)に合わせる。
このサドル36の高さ調整は、図6及び図7によって説
明したように、ロック手段23によって簡単に行うこと
ができる。また、ハンドル10の高さは、原則としてサ
ドル36よりも若干高い位置に調整する。この場合、体
格や個人差を考慮する。このハンドル10の高さ調整
は、図4及び図5で説明したように、ロック手段22に
よって簡単に行うことができる。
【0027】〔第2段階〕第2段階は、用具に慣れる練
習である。先ず、スタンド35の解除を行う。即ち、走
行練習用自転車を平坦な地面にスタンド35を掛けた状
態で自立させ、自転車の左側に立って両手でハンドル1
0を握り、ブレーキ29,32を掛けた状態で右足を使
ってスタンド35を跳ね上げスタンド35を解除する。
【0028】次に、スタンド35を掛ける。即ち、自転
車の左側に立ち、左手はハンドル10を握り、右手はサ
ドル36の下を持ち、右足で跳ね上がっているスタンド
35を降ろし、こうしてスタンド35を掛ける。
【0029】その次は、ブレーキングである。即ち、自
転車に跨がり、ハンドル10を両手で支持した状態で、
後輪8から制動を掛け(後ブレーキ32)、続いて前輪
7に制動を掛け(前ブレーキ29)を掛ける。この一連
の動作を早い時期から学習させ、習慣化させることが大
切である。
【0030】それから、支持歩行を行う。これは、自転
車の左側に立って両手でハンドル10を持ち、スタンド
35を解除し、両手でハンドル10を支持した状態で歩
行することである。この支持歩行には、ジグザグ歩行、
後方歩行、坂道歩行(登り・下り)などがある。尚、止
まる時のブレーキングは必ず、後輪8から制動を掛ける
ようにする。
【0031】第2段階の最後は、跨がり歩行である。こ
れは、自転車に跨がった状態で歩行することで、歩きな
がらブレーキングを行ったり、ハンドル10を支持した
状態で左右に曲がったりしながら、平行感覚の初期感覚
を養う。
【0032】〔第3段階〕第3段階は、バランス感覚の
体得である。先ず最初は交互歩行で、自転車のサドル3
6に座った状態で歩行する。このとき、サドル36の位
置が高すぎると、歩行がし難くなるので、膝の角度が約
140°程度曲がる位置にサドル36を設定する。歩行
する際は、爪先歩きをするのではなく、踵から地面に着
地し、爪先で蹴る要領で歩行する。
【0033】次はカエル歩行で、サドル36に跨がった
状態でカエル飛びのように両足同時に地面を蹴り、前に
進む。要領をおぼえてくると、両足を地面に着けている
時間(滞空時間)を長くとれるようになる。この滞空時
間を長くとれるようになれば、二輪走行練習の90%が
完成したと言える。
【0034】第3段階の最後は、カエル歩行から両足を
フレーム1の足置き台15に乗せる練習である。即ち、
カエル歩行により推進力を得ることに成功したら、推進
力があるうちに、両足をU字状フレーム本体2の横杆部
2cに設けられている足置き台15に乗せて走行する。
【0035】〔第4段階〕第4段階は、他動的推進力に
慣れる練習である。先ずは坂道を利用した他動的推進力
に慣れる練習で、カエル歩行による推進力から両足を足
置き台15に約5秒間程度乗せることができるようにな
ったら、緩やかな坂道を下る推進力を利用して、両足を
足置き台15に乗せ、バランスをとる練習を行う。この
とき、停止する際は必ずブレーキ29,32(後輪8か
ら制動を掛ける)を使うようにする。また、前方で待ち
受けて自転車を強制的に止めることは絶対に行わないよ
うにする。
【0036】〔第5段階〕第5段階は、応用練習であ
る。先ず最初はスラロームで、推進力を得た状態でパイ
ロンなどを利用して左右に蛇行する。特に、左右に曲が
る際に必要な、自転車を内傾させる(倒れる方へハンド
ル10を回す)感覚を養うのに有効である。
【0037】次は、急制動の練習で、推進力を得た状況
で或る一定間隔の距離の中で制動(ブレーキ)をかける
練習を行うことである。これは、左右のブレーキの力の
配分を学習する上で有効である。
【0038】最後は片推進で、片方の足はフレーム1の
足置き台15に乗せ、もう片方の足のみで地面を蹴って
推進力を得る練習である。実際の自転車を漕ぐために必
要な動作に近い感覚を習得する。これによって、殆ど乗
れる状態となる。
【0039】上記各段階の練習において、例えば、練習
者がサドル36に跨がった状態で倒れそうになって危険
な状態にあるときなどに、付添い者又は援助者が走行補
助用把持アーム13を持ってあげるようにすることによ
って、危険状態を回避することができる。この走行補助
用把持アーム13は、必要時以外は出来るだけ使用しな
い方が良い。
【0040】以上、本発明に係る走行練習用自転車の好
ましい使い方の手順について、第1段階から第5段階ま
で細かく説明したが、要は、先ずは平行感覚の練習を行
って、しかる後に推進力を得る練習をするようにしたも
ので、こうすることによって従来の何倍もの早い時間で
自転車に乗ることができるようになる。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係る発明の走行練習用自転車
によれば、フレームの前後両輪間に走行用ペダルを設け
ることなく、足置き台を設けて、最初から平行感覚の練
習を行わせるようにしているから、子供等の練習者はバ
ランスを保つことに集中でき、したがって従来よりも早
い時間で自転車に乗ることができるようになる。
【0042】請求項2に係る発明の走行練習用自転車に
よれば、フレームの後輪側に走行補助用把持アームを設
けているから、練習中に自転車が倒れそうになって危険
な状態にあるときなどには、付添い者又は援助者が走行
補助用把持アームを持ってあげるようにすることによっ
て、その危険な状態を回避できる。
【0043】請求項3に係る発明の走行練習用自転車に
よれば、走行補助用把持アームがアームポストを介して
フレームに高さ調整可能に設けられているから、その把
持アームを付添い者又は援助者にとって持ち易い所望の
高さに設定することができる。
【0044】請求項4に係る発明の走行練習用自転車に
よれば、ハンドルがハンドルポストを含むロック手段を
介してフレームに高さ調整可能に設けられているから、
ハンドルを練習者の体格及び自転車練習上必要な高さに
設定することができる。
【0045】請求項5に係る発明の走行練習用自転車に
よれば、ヘッドブロック及び回転操作片以外はハンドル
ポスト及びヘッドパイプの中に隠れて外から見えないた
め、自転車の正面にあるハンドルの外観を損なうことが
ない。また、外部に若干突出する回転操作片はハンドル
の裏側に隠れるように該ハンドルに覆われているので、
且つハンドルポストに沿うよう折り畳むことができるの
で、使用中に回転操作片に当たって怪我をするようなこ
ともない。
【0046】請求項6に係る発明の走行練習用自転車に
よれば、サドルがサドルポストを介してフレームに高さ
調整可能に設けられているから、サドルを練習者の体格
や自転車練習上必要な高さに設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る走行練習用自転車を示す側面図
である。
【図2】 同走行練習用自転車を斜め左前方から見た斜
視図である。
【図3】 同走行練習用自転車を図2とは反対側の斜め
右前方から見た斜視図である。
【図4】 (A)はハンドルポストをヘッドパイプに対
して所要高さ位置に固定するロック手段を示す拡大断面
図、(B)は(A)のX−X線拡大断面図である。
【図5】 ヘッドパイプからハンドルポストを引き抜い
た状態を示す斜視図である。
【図6】 サドルポスト又はアームポストをフレームの
後竪杆部又は支持管に対して所要高さ位置に固定するた
めのロック手段を示す側面図である。
【図7】 図6のY−Y線断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 フレーム本体 3 ヘッドパイプ 7 前輪 8 後輪 9 ハンドルポスト 9a 斜面 10 ハンドル 11 サドルポスト 12 支持管 13 走行補助用把持アーム 14 アームポスト 15 足置き台 17 螺軸 18 ヘッドブロック 19 偏心カムブロック 19a 偏心カムブロックの傾斜斜面 19c ねじ孔 21 観点操作片 22 ロック手段 36 サドル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに前輪及び後輪を取り付けると
    共に、フレームの前輪側にハンドルを設け、その前後両
    輪間にサドルを設けてなる走行練習用自転車において、
    フレームの前後両輪間に走行用ペダルを設けることな
    く、足置き台を設けてなる走行練習用自転車。
  2. 【請求項2】 フレームの後輪側に走行補助用把持アー
    ムを設けてなる請求項1に記載の走行練習用自転車。
  3. 【請求項3】 走行補助用把持アームは、アームポスト
    を介してフレームに高さ調整可能に設けられてなる請求
    項1又は2に記載の走行練習用自転車。
  4. 【請求項4】 ハンドルは、ハンドルポストを含むロッ
    ク手段を介してフレームに高さ調整可能に設けられてな
    る請求項1〜3の何れかに記載の走行練習用自転車。
  5. 【請求項5】 前記ロック手段は、ヘッドパイプに嵌合
    されるハンドルポストと、ハンドルポストの上端面に当
    接支持されるヘッドブロックと、ヘッドブロックを水平
    回転させるためのヘッドブロックに固着された回転操作
    片と、ハンドルポストの下端部の斜め切除端面に当接す
    る斜面を有する偏心カムブロックと、その上端部がヘッ
    ドブロックに固着され、その下部が偏心カムブロック
    に、その軸心より偏心して設けられたねじ孔にねじ込ま
    れる螺軸と、からなる請求項4に記載の走行練習用自転
    車。
  6. 【請求項6】 サドルは、サドルポストを介してフレー
    ムに高さ調整可能に設けられてなる請求項1〜5の何れ
    かに記載の走行練習用自転車。
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