JP2003311937A - インクジェットプリンタおよびその制御方法 - Google Patents

インクジェットプリンタおよびその制御方法

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JP2003311937A JP2002119785A JP2002119785A JP2003311937A JP 2003311937 A JP2003311937 A JP 2003311937A JP 2002119785 A JP2002119785 A JP 2002119785A JP 2002119785 A JP2002119785 A JP 2002119785A JP 2003311937 A JP2003311937 A JP 2003311937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ式のインクタンクの装着の有無
やインクエンドの検出の信頼性を高めることのできるオ
フキャリッジ方式のシリアル型インクジェットプリンタ
を提案すること。 【解決手段】 インクジェットプリンタ1のヘッドキャ
リッジ4には光学式検出器10が搭載され、インクタン
ク装着部6に装着されたインクタンク7には装着の有無
検出用およびインクエンド検出用の直角プリズム21、
22が形成されている。各直角プリズム21、22の検
出領域S1〜S4は一定幅とされ、これらの検出領域を
走査中において一定周期でサンプリングされる検出信号
のデジタル値が加算され、加算結果に基づきインクタン
クの装着の有無、インクエンドが検出される。検出ポイ
ントが一箇所のみの場合に比べて、外乱に影響されずに
信頼性の高い検出を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定位置にあるイン
ク供給部からヘッドキャリッジに搭載されたインクジェ
ットヘッドにインクを供給し、ヘッドキャリッジを印字
幅方向に移動させながら印字位置を通過する記録紙上に
印字を行うシリアル型のインクジェットプリンタに関す
るものである。さらに詳しくは、この形式のインクジェ
ットプリンタにおけるインク供給部のインクの有無等を
検出するための検出機構および検出方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】シリアル型のインクジェットプリンタ
は、インクジェットヘッドを搭載したヘッドキャリッジ
を、搬送される記録紙の印字幅方向に往復移動させて、
当該記録紙の表面に所定の印字を行う。この形式のイン
クジェットプリンタとしては、インクカートリッジ等の
インク供給部がキャリッジ搭載されておらず、定まった
位置に配置され、ここから、可撓性のインクチューブを
介して、キャリッジに搭載されたインクジェットヘッド
にインクを供給する、オフキャリッジ方式と呼ばれるも
のが知られている。
【0003】このオフキャリッジ方式のシリアル型イン
クジェットプリンタでは、一般に、多色印字を行うため
に、インク供給部に異なる色インクを貯えた複数のイン
クタンク、例えば複数のカートリッジ式インクタンクが
着脱可能に装着される。この場合、インクタンクが装着
されているか否かの検出と、各インクタンクにおけるイ
ンクの有無を検出する必要がある。
【0004】このような検出機構としてはプリズムを用
いた光学式検出機構が知られている。プリズムを用いた
光学式検出機構は、一般に、直交する一対のプリズム反
射面を備えた被検出部と、発光素子および受光素子を備
えた検出部とを備えている。インクジェットプリンタの
キャリッジに検出部を搭載し、インクタンクの側面にプ
リズム反射面を配置しておけば、インクタンクが装着さ
れている場合は、検出部がプリズム反射面に対峙する位
置に到ると、検出部の発光素子からの射出光が一対のプ
リズム反射面で反射されて受光素子に戻る光学経路が形
成され、インクタンクが装着されていない場合にはかか
る光学経路が遮断される。よって、受光素子の受光量に
基づきインクタンクが装着されているか否かを検出でき
る。
【0005】また、プリズムを用いた光学式検出機構は
インクエンド検出にも適用されている。この場合には、
インクタンクに配置した一対のプリズム反射面の背面を
インク界面としておき、インクが無くなり、プリズム反
射面の背面がインク液面から露出して空気界面になると
プリズム反射面が本来の反射面に戻るという光学特性を
利用して、インクタンクのインクエンド検出を行ってい
る。
【0006】このようなプリズムを用いた光学式検出機
構は、例えば、特開平10−323993号公報、特開
平11−138842号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、プリズム反射
面などを用いた反射型の光学式検出機構では、その光学
的検出器の発光素子および受光素子が一定間隔で配置さ
れており、発光素子からの射出光が直交する一対のプリ
ズム反射面などで反射して受光素子に戻る光学経路は、
検出部と被検出部とが特定の相対位置関係となった場合
にのみ形成される。例えば、プリズム反射面の場合に
は、発光素子および受光素子の光軸中心線が一対のプリ
ズム反射面の中心線に一致した時にのみ形成され、この
位置において検出信号レベルがピークになる。
【0008】従来においては、検出信号レベルがピーク
になる位置において検出を行うように構成されている。
しかし、検出ポイントが1箇所のみであるので、例えば
インクタンクの装着の有無を検出する場合に、キャリッ
ジに搭載されている光学式検出器に取り付け誤差がある
と、受光素子での受光量が減少してしまい、インクタン
クが装着されているにもかかわらず装着されていない旨
の誤検出を行うおそれがある。また、プリズム反射面の
反射位置に異物、インクなどが付着して汚れている場合
にも反射光量が低下して、誤検出を招くおそれがある。
【0009】さらに、個々のインクジェットプリンタの
検出回路部には個体差に起因して検出信号レベルにばら
つきがあり、また、光学式検出器の取り付け姿勢などに
起因して、キャリッジ走査方向に応じて、光学式検出器
から得られるピーク信号の発生位置が異なるという異方
性もある。従って、従来においては、個々のインクジェ
ットプリンタ毎に、個体差、異方性などに起因する検出
誤差を調整する必要がある。
【0010】次に、フォーム式のインクタンクにおける
インクエンドを検出するためにプリズムを用いた光学式
検出機構を採用する場合には、さらに次のような問題が
ある。
【0011】フォーム式のインクタンクは、インクを吸
収保持したフォームが収納されているフォーム収納部
と、このフォーム収納部に連通したインク取出し孔と、
フォーム収納部を大気開放している通気孔とを有してい
る。インク取出し孔から、インクジェットヘッドの吐出
圧力によってインクを吸引すると、吸引したインク量に
対応する空気が通気孔からフォーム収納部に流入するよ
うになっている。本出願人はフォーム式インクタンクの
インクエンド検出機構として次の構成を提案している。
フォーム収納部とインク取出し孔の間に小容量のインク
室を形成してプリズム反射面の背面がインク界面となる
ようにし、インクがインク室に充満している状態ではプ
リズム反射面が反射面として機能せず、インクが無くな
るとプリズム反射面がインク液面から露出して空気界面
となり再び反射面として機能する。このインク減少に伴
う反射状態の変化を検出部で検出することにより、フォ
ーム式インクタンクのインクエンドを検出する。
【0012】この構成のインクエンド検出機構では、イ
ンクの減少に伴って、フォーム収納部の側からインク室
内に空気が進入して気泡を形成し、形成された気泡がプ
リズム反射面の背面に付着あるいはその近傍に浮遊す
る。戻り光の光学経路が形成されるプリズム反射面の反
射位置に気泡が付着あるいは浮遊していると、気泡間に
保持されているインクによって当該反射位置で発光素子
からの射出光が反射しなくなってしまう。この結果、検
出ポイントにおいて得られる検出信号のピーク値が低下
して、インクエンド検出ができなくなるおそれがある。
【0013】このように、従来のプリズム反射面などを
用いた光学式検出機構では、検出ポイントが1箇所であ
るので、反射面の汚れ、反射面背面の気泡、反射面への
外乱光などの外乱による影響を受け易い。また、個体差
に起因する検出信号レベルの調整作業が煩雑である。
【0014】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
外乱による影響を受けても検出信号の信頼性の低下を防
止あるいは抑制可能な反射型の光学式検出機構を備えた
インクジェットプリンタを提案することにある。
【0015】また、本発明の課題は、これに加えて、個
体差に起因する検出信号レベルのばらつき調整を不要あ
るいは簡単化することのできる反射型の光学式検出機構
を備えたインクジェットプリンタを提案することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のインクジェットプリンタは、インクジェ
ットヘッドと、このインクジェットヘッドを印字幅方向
に移動させるヘッドキャリッジと、前記インクジェット
ヘッドにインクを供給するインク供給部と、このインク
供給部に配置された反射面と、前記ヘッドキャリッジに
搭載され、前記反射面に対峙可能な位置を経由して移動
可能な発光素子および受光素子からなる反射型の光学式
検出器と、この光学式検出器によるアナログ検出信号を
一定の周期でサンプリングして、デジタル値に変換する
A/D変換手段と、前記反射面に対して前記光学式検出
器が予め設定された第1の位置から第2の位置に到る間
に、前記A/D変換手段によって順次に得られる前記デ
ジタル値を加算する加算手段と、この加算手段による加
算値を予め設定したしきい値と比較する比較手段とを有
することを特徴としている。
【0017】本発明のインクジェットプリンタでは、予
め定めた1箇所の検出ポイントから得られる検出信号で
はなく、光学式検出器が所定の範囲を移動する間に得ら
れた検出信号のデジタル値の加算値に基づき、比較を行
っている。例えば、前記比較手段による比較結果に基づ
き、前記インク供給部のインクエンドを検出している。
または、前記インク供給部が、インクタンク装着部と、
ここに着脱可能に装着されたカートリッジ式のインクタ
ンクとを備えた構成の場合には、このインクタンクの側
面に前記反射面を形成しておき、前記比較手段による比
較結果に基づき、前記インク供給部に前記インクタンク
が装着されているか否かを検出している。
【0018】従って、本発明によれば、外乱の影響を受
けても検出結果の信頼性の低下を防止できる。
【0019】ここで、本発明において、前記反射面は、
前記インクタンクが装着されていることを表示するため
の第1反射面と、当該インクタンクのインクエンドを表
示するための第2反射面を含み、これら第1、第2反射
面を前記光学式検出器の移動方向に沿って配列した構成
を採用できる。このようにすれば、光学式検出器を移動
させることにより、インクタンクの装着の有無およびイ
ンクエンドの双方を検出できる。
【0020】また、カラー印字を行うインクジェットプ
リンタなどにおいては、前記インクタンクは、異なる色
のインク等が収容されている少なくとも第1および第2
インクタンクを含んでいる。この場合には、前記インク
タンク装着部は、前記光学式検出器の移動方向に沿って
配列された状態で前記第1、第2インクタンクを装着す
ればよい。
【0021】この場合、前記光学式検出器のいずれか一
方向への移動時に、前記第1インクタンクの前記第1、
第2反射面の検出動作を行い、他方向への移動時に、前
記第2インクタンクの前記第1、第2反射面の検出動作
を行うことが望ましい。光学式検出器が一方向に移動す
る際に双方のインクタンクについての検出を行う場合に
比べて、検出のためのデジタル値の加算結果を記憶保持
するための作業領域として用いるメモリ容量を低減でき
る。
【0022】次に、前記第1および第2反射面は直交す
る一対のプリズム反射面とすることができる。
【0023】この場合、インクタンクの装着の有無を検
出するための前記第1反射面は、一対のプリズム反射面
の背面が空気層とされたものとすればよい。これに対し
て、インクエンドを検出するための前記第2反射面は、
一対のプリズム反射面の背面をインク界面とし、インク
残量の減少に伴ってインク液面上に露出するものとすれ
ばよい。
【0024】次に、本発明においては、前記光学式検出
器が前記反射面から外れた位置にある時に、前記A/D
変換手段から得られる前記デジタル値に基づき、前記し
きい値を補正することが望ましい。反射面から外れた位
置における光学式検出器の検出信号レベルを読み込むこ
とにより、光学式検出器、その信号処理回路などの個体
差などに起因する信号レベルのばらつきを補正できる。
【0025】また本発明は、インクジェットプリンタの
制御方法(インクタンク検出方法、インクエンド検出方
法)としても把握することが適当であり、その場合にお
いても同様の作用、効果を奏するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したオフキャリッジ方式のシリアル型インクジェ
ットプリンタの一例を説明する。
【0027】図1は本例のインクジェットプリンタを示
す斜視図であり、図2および図3はその光学式検出機構
を示す説明図である。これらの図を参照して説明する
と、本例のインクジェットプリンタ1は、ケース2の内
部に、印字幅方向に配置したガイド軸3に沿って往復移
動可能に配置されたヘッドキャリッジ4と、このヘッド
キャリッジ4に搭載されたインクジェットヘッド5とが
配置されている。ヘッドキャリッジ4の移動方向に沿っ
てインクタンク装着部6が形成されており、ここには、
2つのカートリッジ式のインクタンク7、8が着脱可能
に装着されている。インクジェットヘッド5のインクノ
ズル面5aに対向する側にはプラテン9が配置され、こ
こを通って搬送される記録紙(図示せず)に対してイン
クジェットヘッド5により印刷が行われる。
【0028】図2および図3を参照して説明すると、ヘ
ッドキャリジ4には反射型の光学式検出器10も搭載さ
れている。インクタンク装着部6には、インクタンク
7、8が印字幅方向に配列された状態に装着されてお
り、光学式検出器10に面する側の側面における底側の
位置には、それぞれ、プリズム反射面からなる被検出部
11、12が配置されている。反射型の光学式検出器1
0は、これら被検出部11、12からの反射光量に基づ
き、インクタンク7、8が装着されているか否か、およ
び各インクタンク7、8のインクエンドを検出するよう
になっている。
【0029】図4および図5は、インクタンク7の縦断
面図および横断面図である。インクタンク7は例えば黒
インクのタンクであり、インクタンク8は黒以外のカラ
ーインクのタンクである。これらのインクタンク7、8
の基本的な構造は同一であるので、インクタンク7の構
造のみを以下に説明する。
【0030】図4、5を参照して説明すると、本例のイ
ンクタンク7はフォーム式のインクタンクであり、上側
が開口した直方体の容器本体102と、この上側開口1
03を封鎖している容器蓋104とを有し、これらの内
部に主インク室105が形成され、ここに、インクが吸
収保持された全体として直方体形状のフォーム106が
収納されている。
【0031】容器本体102の底面にはインク取出し孔
107が形成されており、このインク取出し孔107に
は円盤状のゴムパッキン108が装着されており、その
中心に開けた貫通孔108aがインク取出し口とされて
いる。インク取出し孔107におけるゴムパッキン10
8よりも奥の部分には、インク取出し口108aを封鎖
可能な弁109が配置されており、この弁109は常に
コイルばね110によってゴムパッキン108に押し付
けられ、インク取出し口108aを封鎖している。
【0032】主インク室105は、第1のフィルタ11
1および第2のフィルタ112によって仕切られている
副インク室130を介してインク取出し孔107に連通
している。また、容器蓋104に形成された大気連通孔
113を介して大気開放されている。従って、主インク
室105に装着したフォーム106に吸収保持されてい
るインクが、インク取出し孔107を介して吸引される
と、吸引されたインクに対応する分の空気が、大気連通
口113から主インク室105に入り込む。
【0033】次に、副インク室130の部分を説明する
と、容器本体102の底板部分121には、矩形断面の
筒状枠122が当該底板部分121を貫通して上下に垂
直に延びている。この筒状枠122における主インク室
105内に垂直に起立している上側筒状枠部分123の
上端には長方形の連通口125(主インク室側連通口)
が形成されている。この連通口125には長方形の第1
のフィルタ111が取り付けられている。
【0034】この筒状枠122の容器底板部分121か
ら下方に垂直に突出している下側筒状枠部分124の下
端開口は、これに一体形成されている枠底板部分124
aによって封鎖されており、当該枠底板部分124aの
略中央からは、全体として円筒状の突出部分126が上
方に垂直に延びる状態で一体形成されている。この突出
部分126の中心孔はインク取り出し孔107に連通し
たインク通路127とされており、ここにゴムパッキン
108、弁109およびコイルばね110が装着されて
おり、当該コイルばね110のばね受け128が突出部
分126の内周面に一体形成されている。
【0035】この突出部分126は、上記の第1のフィ
ルタ111よりも所定距離だけ下の位置までに延びてお
り、その上端に形成されている円形の連通口129(取
り付け孔側連通口)には第2のフィルタ112が取り付
けられている。
【0036】本例の第1のフィルタ111は、インクを
通すと共に、インク取出し孔107に作用するインク吸
引力によって、気泡が通過可能な多孔質材料から形成さ
れている。すなわち、インク吸引力によってメニスカス
が破壊する毛管引力となる孔サイズの多孔質材料から形
成されている。この第1のフィルタ111は、例えば、
メッシュフィルタから形成されている。
【0037】これに対して、第2のフィルタ112は、
インクを通すが、インク取出し孔に作用するインク吸引
力によっては気泡が通過することのない多孔質材料から
形成されている。すなわち、インク吸引力によってはメ
ニスカスが破壊しない毛管引力となる細かな孔サイズの
多孔質材料から形成されている。また、この第2のフィ
ルタ112は、インクに混入している異物を捕捉可能な
孔サイズのものである。この第2のフィルタ112もメ
ッシュフィルタから形成することができる。
【0038】ここで、インク吸引力とは、インク供給対
象のインクジェットヘッド(図示せず)でのインク吐出
圧力によりインク取出し孔107に作用するインク吸引
力である。
【0039】次に、本例の副インク室130には、イン
ク吸い上げ用のコップ状キャップ131が配置されてい
る。このコップ状キャップ131によって、副インク室
130の底に溜まっているインクを上方に位置している
第2のフィルタ112が取り付けられている連通口12
9まで吸い上げるようにしている。
【0040】次に、インクタンク7の被検出部11につ
いて説明する。本例のインクタンク7の被検出部11
は、当該インクタンク7がインクジェットプリンタ1の
装着部6に装着されたか否かを光学的に検出するために
用いる直角プリズム21と、副インク室130に溜まっ
ているインク残量が所定量を下回ったこと(インクエン
ド)を光学的に検出するために用いる直角プリズム22
が配置されている。
【0041】容器本体102の側板部分153の下端部
分には、横長の矩形板154が接着固定されており、こ
の矩形板154の内側面に直角プリズム21および22
が一定の間隔で一体形成されている。これら直角プリズ
ム21、22はそれぞれ直交する一対の反射面21a、
21bおよび22a、22bを備えている。
【0042】一方の直角プリズム21は、一定隙間の空
気層155を介して容器本体102の側板部分153に
対峙している。すなわち、側板部分153には直角プリ
ズム21に対応した形状の凹部156が形成されてお
り、これにより各反射面21a、21bは一定隙間の空
気層155を介して主インク室105の側板部分153
に対峙している。
【0043】これに対して、他方の直角プリズム22
は、副インク室130を形成している筒状枠122に開
けた開口部122bから直接に副インク室130の内部
に露出している。すなわち、一対のプリズム反射面22
a、22bの背面がインク界面となっている。従って、
副インク室130のインク液面が当該直角プリズム22
の取り付け位置よりも上側にある場合には、各反射面2
2a、22bはインクに接して反射面として機能しな
い。しかるに、インク液面が下方に下がると、各反射面
22a、22bは本来の反射面として機能を徐々に取り
戻す。
【0044】一方、ヘッドキャリッジ4に搭載されてい
る反射型の光学式検出器10は、発光素子31と受光素
子32を備えている。これらの中心軸線が反射面21
a、21bの中心線、あるいは反射面22a、22bの
中心線に一致した状態では、発光素子31からの射出光
を反射面21aあるいは22aに対して45度の角度で
入射させ、この反射面21aあるいは22aおよび反射
面21bあるいは22bで反射された戻り光を受光素子
32により受光できるようになっている。
【0045】なお、他方のインクタンク8の被検出部1
1も、直角プリズム41、42を備え、各直角プリズム
41、42はそれぞれ直交する一対の反射面を備えてい
る(図6参照)。
【0046】次に、図6は本例のインクジェットプリン
タ1の制御系を示す概略ブロック図であり、インクエン
ド検出機構を構成する部分を中心に示してある。制御回
路50はCPUを中心に構成されており、ROM内に格
納されている制御プログラムを実行することにより、印
字動作などの各種の動作を実現している。また、ヘッド
キャリッジ4を印字幅方向に往復移動させるためのステ
ッピングモータからなるキャリッジモータMのステップ
数に基づき、ヘッドキャリッジ4の移動位置(キャリッ
ジポジション)を検出する位置検出部51を備えてい
る。
【0047】光学的検出器10の発光素子31はLED
からなり、LED発光回路52を介して発光が制御され
る。また、その受光素子32の受光量はLED受光回路
53を介して制御回路50に取り込まれる。取り込まれ
た受光量に対応するアナログ信号はゲート54を介して
A/D変換器55に供給され、ここでデジタル信号に変
換される。デジタル信号のデジタル値は、DMA機構部
56を介してDRAMに記憶保持されているA/D取得
値テーブルTから演算回路57に転送される。演算回路
57では、転送されたデジタル値を順次加算する。加算
値は判別回路58に供給され、ここにおいて予め定めた
しきい値と比較することにより、インクタンク7、8が
装着されているか否か、およびこれらインクタンク7、
8のインクエンドが検出される。
【0048】ここで、各直角プリズム21、22、4
1、42の中心線に光学式検出器10の発光素子および
受光素子の中心線が一致した位置、すなわち、光学式検
出器10が図6における位置P1、P2、P4、P5に
到った時点が検出ポイント(検出信号のレベルがピーク
になる位置)である。しかしながら、本例では、これら
の位置を含むヘッドキャリッジ移動方向の所定の幅を検
出領域S1〜S4として定めている。すなわち、位置P
1を中心とする一定幅の検出領域S1、位置P2を中心
とする一定幅の検出領域S2、位置P4を中心とする一
定幅の検出領域S3、および位置P5を中心とする一定
幅の検出領域S4が定められている。
【0049】これらの検出領域は、キャリッジポジショ
ンを検出する位置検出部51において検出され、光学式
検出器10がこれらの検出領域を通過する際には、一定
のサンプリング周期で、LED受光回路53からの検出
信号をゲート54を介してA/D変換器55に取り込
み、受光量に対応するデジタル値を演算回路57に転送
して加算動作を行わせるようにしている。従って、各検
出領域を通過する間に得られた複数のデジタル値が演算
回路57で加算され、判別回路58では、この加算結果
に基づき、インクタンク7、8の有無およびインクエン
ドの検出が行われる。検出結果はメモリ59に保持され
る。
【0050】図7は、本例のインクジェットプリンタ1
における検出動作の一例を示す概略フローチャートであ
る。この図も参照して説明すると、例えば、インクジェ
ットプリンタ1の電源投入後に行われる初期設定動作時
において、ヘッドキャリッジ4をそのホームポジション
HPから矢印Aの方向に向けて移動を開始する(ステッ
プST1)。キャリッジポジションは、位置検出部51
においてキャリッジモータのステップ数をカウントする
ことにより検出されている。ヘッドキャリッジ4に搭載
されている光学式検出器10が検出領域S1を走査する
間において、演算回路57において供給されるデジタル
値を加算して加算結果を判別回路58においてしきい値
と比較する(ステップST2)。インクタンク7が装着
されている場合には、当該検出領域S1において直角プ
リズム21の反射面21a、21bによって反射された
光が受光素子32によって受光されるので、検出信号レ
ベルが増加して、加算値がしきい値を超えることにな
る。これに基づき、判別回路58によってインクタンク
7が装着されていることが検出される。検出結果は制御
回路50のメモリ59に保持される(ステップST
3)。
【0051】次に、位置検出部51によって、光学式検
出器10が検出領域S2を走査していることが検出され
ている間においても(ステップST4)、同様に光学式
検出器10の検出信号のデジタル値の加算値が算出され
る。この場合、インクタンク7がインクエンド状態にな
っているときには、直角プリズム22の反射面22a、
22bはインク液面から露出して反射面として機能して
いるので、加算値が予め定められているしきい値を超え
ることになる。これに基づき、判別回路58によってイ
ンクタンク7のインクエンドが検出される。検出結果は
メモリ59に保持される(ステップST5)。
【0052】他方のインクタンク8についても、光学式
検出器10が検出領域S3および検出領域S4のそれぞ
れを走査していることが位置検出部51によって検出さ
れている間において(ステップST7、9)、それぞれ
デジタル値の加算値が算出され、算出結果に基づき、イ
ンクタンク8の装着の有無、およびインクタンク8のイ
ンクエンドが検出される。検出結果はメモリ59に保持
される(ステップST8、10)。この後は、ヘッドキ
ャリッジ4を逆方向に移動して、ホームポジションHに
復帰させる(ステップST11)。
【0053】従って、このように構成された本例の検出
機構によれば、検出信号レベルがピークになる各検出点
P1、P2、P4、P5においてのみ検出信号を取得し
て判別を行う場合に比べて、検出の信頼性を高めること
ができる。例えば、直角プリズム21、22、41、4
2の反射面が汚れて反射率が低下している場合、インク
エンド検出用の直角プリズム22、42の反射面の背面
に気泡が付着するなどしてインクエンド状態であるにも
拘わらず反射率が低い場合、直角プリズムあるいは光学
的検出器に取り付け誤差がある場合などにおいても、検
出の信頼性の低下を防止できる。
【0054】ここで、ヘッドキャリッジ4がホームポジ
ションHPから矢印A方向に移動する間に各インクタン
ク7、8の装着の有無およびインクエンドを検出する代
わりに次のように検出動作を行うこともできる。すなわ
ち、ヘッドキャリッジ4がホームポジションHから矢印
A方向に移動する間に、インクタンク7について、その
装着の有無およびインクエンドの検出動作を行い、逆方
向Bに移動する間に、他方のインクタンク8について、
その装着の有無およびインクエンドの検出動作を行う。
同一方向への移動時に双方のインクタンク7、8につい
て検出を行う場合には、合計4つの加算値を一時的にメ
モリ59に記憶保持する必要がある。しかし、この場合
には、2つの加算値を記憶保持するだけでよい。従っ
て、その分、作業領域として使用するメモリ59の容量
を少なくできるので望ましい。
【0055】ここで、本例では、各直角プリズム21、
22、41、42から外れた位置P3において、光学式
検出器10の検出信号レベルを取得している。すなわ
ち、図7のフローチャートにおけるステップST6にお
いて、光学式検出器10の検出信号レベルを取得してい
る。そして、この信号レベルに基づき、判別回路58に
おけるしきい値を補正するようにしている。このように
すれば、光学式検出器10の検出感度などの個体差に起
因する検出の信頼性の低下を回避できるので好ましい。
【0056】(その他の実施の形態)なお、上記の実施
例では、ヘッドキャリッジに単一の光学式検出器が搭載
されているが、例えば、2個の光学式検出器を搭載した
構成とすることもできる。この場合には、同一のキャリ
ッジポジションにおいて、一方の光学式検出器によって
インクカートリッジの有無を検出し、他方の光学式検出
器によってインクの有無を検出する等の検出方法を実現
できる。
【0057】また、上記の実施例では2個のインクタン
クが装着されるインクジェットプリンタの例であるが、
単一のインクタンクが搭載されるもの、あるいは3個以
上のインクタンクが搭載されるものに対しても本発明を
同様に適用できる。
【0058】さらに、メモリ容量節約のため、ヘッドキ
ャリッジの移動方向に応じて検出対象とするインクタン
クを切り換える代わりに、ヘッドキャリッジの一方への
移動時に各インクタンクの装着を検出し、ヘッドキャリ
ッジの他方への移動時に各インクタンクのインクエンド
を検出することとしてもよい。
【0059】さらにまた、上記の実施例では、各検出領
域をどの程度の範囲にするのかについては具体的に説明
しなかったが、検出領域の範囲、換言すると、同一検出
領域でのデジタル値の取得回数は個々のインクジェット
プリンタに応じて適宜設定すべき性質のものである。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オフキ
ャリッジ方式のシリアル型インクジェットプリンタにお
いて、ヘッドキャリッジに反射型の光学式検出器を搭載
し、この光学式検出器により検出可能なプリズム反射面
などの反射面を、ヘッドキャリッジの移動経路に沿って
位置するインクタンクの側面に形成すると共に、当該反
射面を走査する光学式検出器の所定移動範囲において得
られる検出信号のデジタル値を加算し、加算結果を予め
定めたしきい値と比較することにより、インクタンクの
装着の有無、インクエンドを検出するようにしている。
【0061】従って、本発明によれば、インクタンク側
の反射面に対して光学式検出器が特定の位置に到った時
点で一回だけ検出信号を取得して検出を行う場合とは異
なり、外乱による検出信号の信頼性低下を来たすことが
無い。
【0062】また、本発明では、反射面から外れた位置
にいおいて光学式検出器の検出信号レベルを取得し、こ
れに基づき、検出のための基準となるしきい値を補正し
ているので、光学式検出器の検出感度などの個体差に起
因した検出の信頼性の低下を防止できる。
【0063】さらに、本発明では、ヘッドキャリッジに
搭載されている光学式検出器の一方向への移動時に複数
の反射面のうちの一部の反射面に対する検出動作を行
い、反対方向への移動時に残りの反射面に対する検出動
作を行うようにしている。このようにすれば、検出信号
のデジタル値の加算結果を記憶保持するための作業領域
としてのメモリ容量を小さくできるので望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの構
成を示す斜視図である。
【図2】図1の検出機構を示すために、カートリッジ式
インクタンクとヘッドキャリッジを取り出して示す説明
図である。
【図3】図1の検出機構を示すために、ヘッドキャリッ
ジを取り出して示す説明図である。
【図4】図1のインクタンクの縦断面図である。
【図5】図1のインクタンクの横断面図である。
【図6】図1のインクジェットプリンタの制御系におけ
る検出機構に関する部分を示す概略ブロック図である。
【図7】図1のインクジェットプリンタにおける検出動
作を示す概略フローチャートである。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 ケース 3 ガイド軸 4 ヘッドキャリッジ 5 インクジェットヘッド 6 インクタンク装着部 7、8 インクタンク 9 プラテン 10 光学式検出器 11、12 被検出部 21、22、41、42 直角プリズム 21a、21b、22a、22b プリズム反射面 31 発光素子(LED) 32 受光素子 155 空気層 51 位置検出部 55 A/D変換器 56 DMA機構部 57 演算回路 58 判別回路 M キャリッジモータ S1〜S4 検出領域 P3 検出位置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドと、 このインクジェットヘッドを印字幅方向に移動させるヘ
    ッドキャリッジと、 前記インクジェットヘッドにインクを供給するインク供
    給部と、 このインク供給部に配置された反射面と、 前記ヘッドキャリッジに搭載され、前記反射面に対峙可
    能な位置を経由して移動可能な発光素子および受光素子
    からなる反射型の光学式検出器と、 この光学式検出器によるアナログ検出信号を一定の周期
    でサンプリングして、デジタル値に変換するA/D変換
    手段と、 前記反射面に対して前記光学式検出器が予め設定された
    第1の位置から第2の位置に到る間に、前記A/D変換
    手段によって順次に得られる前記デジタル値を加算する
    加算手段と、 この加算手段による加算値を予め設定したしきい値と比
    較する比較手段とを有することを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記比較手段による比較結果に基づき、前記インク供給
    部のインクエンドを検出することを特徴とするインクジ
    ェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記インク供給部は、インクタンク装着部と、ここに着
    脱可能に装着されたカートリッジ式のインクタンクとを
    備え、 このインクタンクの側面に前記反射面が形成されてお
    り、 前記比較手段による比較結果に基づき、前記インク供給
    部に前記インクタンクが装着されているか否かを検出す
    ることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記反射面は、前記インクタンクが装着されていること
    を表示するための第1反射面と、当該インクタンクのイ
    ンクエンドを表示するための第2反射面を含み、 これら第1、第2反射面が前記光学式検出器の移動方向
    に沿って配列されていることを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記インクタンクは、少なくとも第1および第2インク
    タンクを含み、 前記インクタンク装着部は、前記光学式検出器の移動方
    向に沿って配列された状態で前記第1、第2インクタン
    クを装着可能であることを特徴とするインクジェトプリ
    ンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記光学式検出器のいずれか一方向への移動時に、前記
    第1インクタンクの前記第1、第2反射面の検出動作を
    行い、他方向への移動時に、前記第2インクタンクの前
    記第1、第2反射面の検出動作を行うことを特徴とする
    インクジェット
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のうちのいずれかの項
    において、 前記第1および第2反射面は直交する一対のプリズム反
    射面であることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記第1反射面は、一対のプリズム反射面の背面が空気
    層とされたものであり、 前記第2反射面は、一対のプリズム反射面の背面がイン
    ク界面とされ、インク残量の減少に伴ってインク液面上
    に露出するものであることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。プリンタ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のうちのいずれかの項
    において、 前記光学式検出器が前記反射面から外れた位置にある時
    に、前記A/D変換手段から得られる前記デジタル値に
    基づき、前記しきい値を補正することを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
  10. 【請求項10】 インクジェットヘッドを印字幅方向に
    移動させるヘッドキャリッジに搭載される検出器であっ
    て、発光素子および受光素子からなる反射型の光学式検
    出器と、前記インクジェットヘッドにインクを供給する
    インク供給部であって、反射面が配置されたインク供給
    部とを有するインクジェットプリンタの制御方法におい
    て、 前記反射面に対峙可能な位置を含み、予め設定された第
    1の位置と第2の位置の間で、前記光学式検出器を移動
    させる移動ステップと、 前記光学式検出器によるアナログ検出信号を一定の周期
    でサンプリングして、デジタル値に変換するA/D変換
    ステップと、 前記移動ステップの間に前記A/D変換ステップにより
    順次に得られる前記デジタル値を加算する加算ステップ
    と、 この加算ステップによる加算値を予め設定されたしきい
    値と比較する比較ステップと、 この比較ステップによる比較結果に基づき、前記インク
    供給部の所定の状態を検出する検出ステップとを有する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタの制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記検出ステップにおいて検出される前記インク供給部
    の所定の状態は、前記インク供給部のインクエンドであ
    ることを特徴とするインクジェットプリンタの制御方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記検出ステップにおいて検出される前記インク供給部
    の所定の状態は、前記インク供給部のインクタンクの装
    着の有無であることを特徴とするインクジェットプリン
    タの制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし12のうちのいずれ
    かの項において、 前記光学式検出器が前記第1と第2の位置の間から外れ
    た位置にある時に、前記A/D変換ステップにより得ら
    れる前記デジタル値に基づき、前記しきい値を補正する
    補正ステップを更に有することを特徴とするインクジェ
    ットプリンタの制御方法。
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