JP2003311655A - 電動工具 - Google Patents

電動工具

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JP2003311655A
JP2003311655A JP2002124412A JP2002124412A JP2003311655A JP 2003311655 A JP2003311655 A JP 2003311655A JP 2002124412 A JP2002124412 A JP 2002124412A JP 2002124412 A JP2002124412 A JP 2002124412A JP 2003311655 A JP2003311655 A JP 2003311655A
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motor
temperature
fan
drive
drive motor
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Koki Hyodo
弘毅 兵藤
Hitoshi Suzuki
均 鈴木
Yachio Hara
哉千緒 原
Nobuyasu Furui
伸康 古居
Kenichi Ota
健一 太田
Akira Sunatsuka
亮 砂塚
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動工具の駆動モータを効果的に冷
却するのに有用な技術を提供する。 【解決手段】 被加工材に所定の加工作業を行う作
業工具129を駆動する駆動モータ121と、駆動モー
タ121とは別に回転駆動されて駆動モータ121を冷
却する冷却ファン151を有することを特徴とする電動
工具101を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具の駆動モ
ータを効果的に冷却するのに有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電動工具において、作業工具駆動用の駆
動モータを冷却するための従来の技術として、当該駆動
モータの回転軸に冷却用ファンを配設し、駆動モータが
回転する際に、駆動モータの回転軸とともに冷却用ファ
ンが回転して駆動モータを冷却する構成が知られてい
る。この構成によれば、冷却用ファンの回転速度は駆動
モータの回転速度と常に一致するので、モータの回転数
が増大する程に冷却能力が増し、モータの回転数が減少
する程に冷却能力が減少するという特性が得られる。
【0003】ところで一般に、モータの回転速度が高い
場合には、モータの出力トルクが低くなり易く、モータ
冷却需要はそれ程高くない場合が多い。、一方モータの
回転数が低い場合には、当該モータに要求される出力ト
ルクが大きい場合があり、このような場合にはモータの
加熱の度合いが大きくモータ冷却需要が高くなり易い。
特に電動工具の分野では、被加工材の切断断面に摺接し
ながら回転刃具を回転しつつ切断作業を行う丸鋸、ある
いはネジやナット類を被加工材に締め付けるスクリュー
ドライバ等のように作業時に高出力トルクが要求される
ものが多く、上述した従来の技術では、モータの回転速
度とモータの冷却需要とは必ずしも合致しない場合があ
る。また従来の技術では、冷却需要がそれ程高くないに
も拘らず冷却ファンを高速で回転させる場合が生じる
が、この場合、冷却ファンによって振動や騒音を必要以
上に発生する結果となり易い。このため、とりわけ電動
工具の分野では駆動モータの運用状況に対応した合理的
な駆動モータ冷却技術を構築する要請が高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたものであり、電動工具の駆動モータを効
果的に冷却するのに有用な技術を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、各請求項記載の発明が構成される。請求項1に記載
の発明によれば、被加工材に所定の加工作業を行う作業
工具を駆動する駆動モータと、当該駆動モータとは別に
回転駆動されて当該駆動モータを冷却する冷却ファンと
を有する電動工具が構成される。
【0006】とりわけ電動工具の分野では高出力トルク
を要求する作業形態が多く存し、高出力時にモータの冷
却需要が増大する状況が生じ易い。この点、本発明では
冷却ファンは駆動モータとは別に回転駆動される構成の
ため、換言すれば作業工具駆動用モータの回転速度とは
独立して冷却ファンの回転速度を設定することができる
ため、駆動モータの回転数の高低に影響されることな
く、モータの冷却需要に的確に対応して冷却ファンを駆
動することが可能となり、駆動モータの冷却効率を向上
することができる。
【0007】本明細書における「電動工具」ないし「所
定の加工作業を行う作業工具」としては、ドリル・グラ
インダ・インパクトドライバ・インパクトレンチ・カッ
タ・トリマ・丸鋸・レシプロソー等の電動工具、および
これらの電動工具に用いられる各種作業工具が広く包含
される。とりわけ負荷要求の変動幅が大きいとともに長
時間の高出力持続が要求され、その分、駆動モータの安
定的な冷却が要請され易い電動工具として、典型的には
丸鋸等の回転刃具を用いた電動工具への適用が好適であ
る。また「駆動モータ」として、一般の交流モータおよ
び直流モータに広く適用可能である。また「冷却ファ
ン」としては、典型的には、駆動モータとは別に設定さ
れたファンモータの回転軸周りに多数のファンブレード
を配設して構成するのが好ましい。なお、ブロワー等を
用いた送風形態を採用することも可能である。また「冷
却ファンを駆動モータとは別に回転駆動」する形態とし
ては、駆動モータの回転子とは別にファンモータの回転
子を設定するとともに、当該回転子にファンブレードを
配設して冷却ファンを構成し、この冷却ファンのファン
モータ回転子を駆動モータの回転子とは別に回転制御す
るといった形態が可能である。
【0008】(請求項2に記載の発明)請求項2に記載
の発明によれば、冷却ファンの回転数は、駆動モータの
温度ないし当該モータの温度に関する指標に基づいて可
変とされる。典型的には、駆動モータの温度が高い程
に、あるいは駆動モータの温度に関する指標により駆動
モータの温度がより高いと判断される場合に、冷却ファ
ンの回転数を増大させ、またこれとは反対に、駆動モー
タの温度が低い程に、あるいは駆動モータの温度に関す
る指標により駆動モータの温度がより低いと判断される
場合に、冷却ファンの回転数を減少するよう制御するの
が好ましい。このように冷却ファンの回転数を駆動モー
タの温度状態を反映しつつ可変とすることで、駆動モー
タの冷却を一層的確なものとすることができる。
【0009】なお本明細書における「駆動モータの温
度」は、駆動モータの冷却要請を判断することができる
箇所、例えば駆動モータの構成部材ないしその近傍にお
ける温度を広く含む趣旨であり、例えば駆動モータの巻
き線温度、巻き線近傍箇所の温度、あるいは駆動モータ
外郭部の表面温度等によって規定され得る。また「駆動
モータの温度に関する指標」は、駆動モータの温度と相
関関係を有するパラメータを広く含む趣旨であり、例え
ば駆動モータの回転数、出力トルク、駆動モータの駆動
電流値・電圧値、駆動モータ冷却風の温度、電動工具の
機体温度などを広範に採用できる。
【0010】また駆動モータの温度ないし当該駆動モー
タの温度に関する指標に基づいて冷却ファンの回転数を
「可変」とする形態として、冷却ファンの回転数を駆動
モータの温度ないしその指標によってリアルタイムで常
時変化させてもよい。あるいは、駆動モータの温度ない
しその指標によって冷却ファンの回転数を高速回転モー
ド・低速回転モード等のように複数のカテゴリーに区分
し、段階的に変化させる形態も可能である。
【0011】(請求項3に記載の発明)請求項3に記載
の発明によれば、冷却ファンの回転数は駆動モータの温
度変化の度合いに基づいて可変とされる。駆動モータの
温度変化の「度合い」としては、典型的には所定のサン
プリング時間毎に得られる駆動モータの温度の変化速
度、すなわち温度の時間に関する一階微分値がこれに該
当する。例えば駆動モータの温度の変化速度が非常に大
きい場合には冷却ファンの回転数を非常に大きく、変化
速度がある程度大きい場合には冷却ファンの回転数をや
や大きく設定する等、温度の変化速度の大小に応じた冷
却ファン回転数制御が可能である。さらに温度変化の
「度合い」として、温度の変化速度のみならず温度変化
の加速度成分、すなわち温度の時間に関する二階微分値
を加味して制御してもよい。さらには温度の時間に関す
るn階微分値を加味してもよい。また駆動モータの温度
変化の度合いを直接モニターして冷却ファンの回転数を
可変制御してもよいし、駆動モータの温度に関する指標
の変化の度合いをモニターして冷却ファンの回転数を可
変制御してもよい。本発明によれば駆動モータの温度変
化の度合いに応じて冷却ファンの回転数を可変制御でき
るので、温度変化の緩急に応じて駆動モータをきめ細か
く冷却管理することが可能である。
【0012】(請求項4に記載の発明)請求項4に記載
の発明では、請求項2または3に記載の電動工具につ
き、冷却ファンの回転数は、マッピングデータに格納さ
れた駆動モータの温度状況に関する制御データによって
制御される。駆動モータの「温度状況」としては、上記
した駆動モータの温度、温度に関する指標、温度の変化
の度合いなどの全部または一部を好適に採用できる。本
発明では、制御データをマッピングデータに格納してお
くことでサンプリング時間毎での冷却ファン駆動制御の
ための演算を省略することができるので、駆動モータの
制御構成を簡素化することが可能となる。
【0013】(請求項5に記載の発明)請求項5に記載
の発明では、作業工具を回転駆動する駆動モータと、駆
動モータの回転トルクを出力する駆動軸と、駆動軸上に
配置されるとともに前記駆動モータとは別に設けられた
ファンモータと、ファンモータによって回転駆動されて
前記駆動モータを冷却する冷却ファンを有する電動工具
が構成される。冷却ファンを駆動モータとは別に設ける
構成により、駆動モータの運転状況とは独立して冷却フ
ァンを回転させることが可能である。これによりモータ
の冷却需要に的確に対応して冷却ファンを駆動すること
が可能となり、駆動モータの冷却効率を向上することが
できる。なお冷却ファンを「駆動モータの駆動軸上に配
置するとともに、駆動モータとは別に設ける」具体例と
して、例えば、冷却ファンを、複数のファンブレードお
よび当該ファンブレードを回転駆動するためのファンモ
ータで構成し、このファンモータを駆動モータの駆動軸
周りに配置するとともにファンブレードの回転中心を駆
動軸の回転中心と一致させる態様が可能である。あるい
は多数のファンブレードとファンモータの回転子を一体
状に構成し、当該ファンモータの回転子を駆動モータの
駆動軸回りに配置するするとともに回転子の回転中心を
駆動軸の回転中心と一致させる態様が可能である。
【0014】冷却ファンを、駆動モータとは別に設ける
一方、当該駆動モータの駆動軸上に配置する構成によ
り、駆動モータおよびその冷却ファンの配置効率が向上
し、電動工具設計における省スペース化が実現される。
好ましくは、駆動軸上に配置さえる冷却ファンを駆動モ
ータとともにモータハウジング内に収容させる構成を採
用するのが好ましい。駆動モータが収容されたモータハ
ウジングの内部で冷却ファンを駆動するため、冷却ファ
ンの冷却効率およびエネルギー効率を向上することが可
能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明の実施の
形態では、図1に示すように電動工具の一例として丸鋸
101を用いて説明する。図1に示すように、本実施の
形態に係る丸鋸101は、概括的に見て、モータハウジ
ング103に収容されたメインモータ121および冷却
ファン151と、ギアハウジング105に収容されたギ
ア125と、ブレードケース107に収容されたのこ刃
129と、モータハウジング103ないしギアハウジン
グ105に連接されたハンドグリップ111とを主体と
して構成される。このうちメインモータ121は本発明
における「駆動モータ」に対応し、のこ刃129は本発
明における「作業工具」に対応する。
【0016】モータハウジング103とギアハウジング
105とはビス104で連結固定される。またブレード
ケース107はギアハウジング105と一体的に形成さ
れるとともにその下方側にはブレードを覆蓋するセーフ
ティカバー109が連接される。またハンドグリップ1
11にはメインモータ121を通電するためのトリガス
イッチ111a(図1ではハンドグリップ111に隠れ
て示されない)が設けられている。
【0017】メインモータ121は回転子121aと固
定子121bとを有する。回転子121aは、ベアリン
グ123a,123bに支持された駆動軸123によっ
て回転可能に軸支される。一方、のこ刃129はスピン
ドル127に回転可能に取り付けられる。スピンドル1
27は、ベアリング127a,127bによって回転可
能にギアハウジング105に支持されるとともに、のこ
刃129と反対側の端部にギア125を有する。ギア1
25はメインモータ121の駆動軸123端部と係合
し、駆動軸123の回転を減速しつつスピンドル127
に伝達する。かくして、トリガスイッチ111aを適宜
操作してメインモータ121が通電駆動されると、メイ
ンモータ121の回転トルクは、駆動軸123、ギア1
25およびスピンドル127を経由してのこ刃129に
伝達され、これによって被加工材の切断作業が遂行され
る。
【0018】本実施の形態における冷却ファン151
は、ファンブレード153およびファンモータ155を
主体として構成される。ファンブレード153は、ベア
リング153aを介してメインモータ121の駆動軸1
23に対し回転可能に軸支される。すなわちファンブレ
ード153は、ベアリング153aにより駆動軸123
の回転とは独立して回転可能とされる。ファンモータ1
55は、ファンブレード153と並列する形で、ベアリ
ング155aを介してメインモータ121の駆動軸12
3に対し回転可能に軸支される。ファンモータ155と
駆動軸123とは、ベアリング155aにより相対的に
回転可能とされる。ファンモータ155は、ステータコ
ア158と、当該ステータコア158に巻かれた巻き線
159とを有する。一方、ファンブレード153のファ
ンモータ155に向かう側面には、磁石157が取り付
けられている。これにより巻き線159に通電すること
により、磁石157を有するファンブレード153は、
回転子として駆動軸123回りに回転駆動されることに
なる。このときファンブレード153は、ベアリング1
53aにより、メインモータ121の駆動軸123が回
転されているか、あるいは静止しているかとは無関係か
つ独立してファンモータ155によって回転駆動され得
る。
【0019】本実施の形態に係る丸鋸101におけるメ
インモータ121冷却のシステム構成が図2に示され
る。図2に示すように丸鋸101のメインモータ121
は電源回路167を介して電源165に接続されて駆動
電流の供給を受ける。電源回路167はトリガースイッ
チ111aによって断続される。またメインモータ12
1冷却用のファンブレード153を駆動するためのファ
ンモータ155は、ファンモータ駆動回路161によっ
て駆動制御される。ファンモータ駆動回路161は、特
に図示しないもののCPUを主体に構成され、メインモ
ータ121駆動用の電源回路167に接続されて駆動電
流を給電される。またファンモータ駆動回路161は、
温度センサ163に接続されるとともに、メモリに格納
されたマッピングデータ171からファンモータ155
駆動のための制御データを受ける。温度センサ163
は、便宜上図示しないものの、メインモータ121の巻
き線温度を検出することにより、ファンモータ駆動回路
161にメインモータ121の温度データを出力する。
かくしてファンモータ駆動回路161は、温度センサ1
63からメインモータ121の温度データを取得し、当
該温度データに対応して、マッピングデータ171から
ファンモータ155駆動のための制御データを取得して
ファンモータ155の駆動制御を行う。
【0020】本実施の形態におけるマッピングデータ1
71の構成例が図3に示される。本実施の形態における
ファンモータ155の回転速度に関する制御データは、
トリガスイッチ111a(図1および図2参照)のON
/OFF状態、および図2に示す温度センサ163によ
って検出されるメインモータ121の温度状態(高温・
中温・低温)に応じて、高速モード、中速モード、低速
モードおよび停止モードの4種類の駆動制御モードに区
分されてマッピングデータ171に格納されている。
【0021】メインモータ121の温度状態区分として
は、メインモータ121の温度(巻き線温度)Tが摂氏
100度より高い場合を「高温状態」、摂氏50度以上
100度以下の場合を「中温状態」、摂氏50度未満の
場合を「低温状態」と規定する。
【0022】ファンモータ155の駆動制御モードとし
ては、当該ファンモータ155を毎分20000回転を
超える回転速度で駆動する制御モードを「高速」モー
ド、毎分10000回転以上20000回転未満で駆動
する制御モードを「中速」モード、毎分5000回転以
上10000回転未満で駆動する制御モードを「低速」
モードと、また毎分5000回転未満で駆動する制御モ
ードないし0回転、すなわちファンモータ155を停止
状態とする制御モードを「停止」モードと規定する。
【0023】このように図3に示すマッピングデータ1
71を参照することにより、例えばトリガスイッチ11
1aが投入(ON)されてメインモータ121が通電駆
動されている場合であって、当該メインモータ121が
摂氏100度を越える高温状態の場合には、「高速」モ
ードが選択されて、毎分20000回転を超える回転数
にてファンモータ155を駆動するよう制御データが与
えられることになる。
【0024】次に本実施の形態におけるファンモータ駆
動回路161によるファンモータ155の制御手順の具
体例について、図2ないし図4を適宜参照しつつ説明す
る。図4に示すように、初期状態としてメインモータ1
21が停止した状態(ステップS101)において、フ
ァンモータ駆動回路161は温度センサ163を介して
メインモータ121の温度状態をチェックする(図4に
おけるステップS102,S104に対応)。メインモ
ータ121が高温であると判断された場合(ステップS
102でYesと判断)、ファンモータ155は、図3
に示すマッピングデータ171中の中速モードにて駆動
制御される。この処理は図4ではステップS103に対
応する。またメインモータ121がメインモータ121
が中温であると判断された場合(ステップS104でY
esと判断)には、ファンモータ155は、図3に示す
マッピングデータ171中の低速モードで駆動制御され
る。この処理は図4ではステップS105に対応する。
【0025】またメインモータ121が高温および中温
でない状態、すなわち低温状態の場合には、メインモー
タ121の冷却要請が低いものとして、ステップS10
2、S104でいずれもNoと判断され、ファンモータ
155は停止モードとされ(ステップS106)、ファ
ンモータ155によるメインモータ121の冷却は行わ
れない。
【0026】図4に示すステップS101からS106
に至る処理、すなわちトリガスイッチ111aが遮断
(OFF)され、メインモータ121が停止された状態
下におけるメインモータ121の温度状態に基づくファ
ンモータ155の駆動制御処理に続き、トリガスイッチ
111aが投入(ON)され、メインモータ121が回
転駆動された状態における、当該メインモータ121の
温度状態のチェックが行われる。すなわち図4のステッ
プS107でトリガスイッチが投入されたと判断され、
ステップS108でメインモータ121が回転駆動され
た場合、ステップS109、S111およびS113に
おいてメインモータ121の温度状態がチェックされ
る。メインモータ121が高温であると判断される場
合、ステップS109でYesが出力され、図3に示す
マッピングデータ171中の「高速」モードが選択さ
れ、図4のステップS110においてファンモータ15
5は毎分20000回転を超える回転速度にて高速駆動
制御される。
【0027】同様に、駆動中のメインモータ121が中
温と判断される場合には、ステップS109でNoが出
力されるとともにステップS111でYesが出力さ
れ、マッピングデータ171の制御データに基づいてフ
ァンモータ155はステップS112において「中速」
モードで駆動制御される。あるいは駆動中のメインモー
タ121が低温と判断される場合には、ステップS10
9およびS111でNoがそれぞれ出力されるとともに
ステップS113でYesが出力され、マッピングデー
タ171の制御データに基づいてファンモータ155は
ステップS114において「低速」モードで駆動制御さ
れる。
【0028】かくして本実施の形態では、メインモータ
121の駆動状態(トリガスイッチ111aの断続状
態)およびメインモータ121の温度状態(高温・中温
・低温)に基づいてファンモータ155の回転速度を可
変とするとともに、各パラメータに基づいて決定された
複数種類のファンモータ155の駆動制御データをマッ
ピングデータ171に格納し、効率的にファンモータ1
55を駆動し冷却ファン151の冷却能力を確保するこ
とができるので、メインモータ121の冷却効率を向上
することが可能とされる。
【0029】とりわけ上記丸鋸101を被加工材の切断
作業に供する場合、高出力トルクでメインモータ121
を駆動する際に当該メインモータ121の冷却需要が増
大する状況が生じ易い。特にのこ刃と被加工材間の摺動
摩擦が大きくなった場合に、低回転にもかかわらず非常
に大きな出力トルクとなってメインモータ121の冷却
要請が非常に高くなり易い。この点、本実施の形態で
は、ファンモータ155がメインモータ121と独立し
て駆動されるため、メインモータ121の回転数の高低
に影響されることなく、メインモータ121の冷却需要
に的確に対応してファンモータを駆動し、冷却ファン1
51による冷却能力を確保することが可能である。さら
にファンモータ155の回転数をメインモータ121の
温度状態を反映しつつ可変とすることで、メインモータ
121の冷却を一層的確なものとしている。また本実施
の形態では、ファンモータ155の制御データを予め設
定してマッピングデータ171に格納するので、サンプ
リング時間毎にファンモータ155駆動用の演算を省略
することができ簡明な制御構成が実現されている。
【0030】(変更例)次に本実施の形態の変更例につ
き、図5および図6を参照しつつ説明する。この変更例
は、上記丸鋸101につき、メインモータ121の温度
の変化率(温度変化の度合い)に基づいてメインモータ
121の駆動制御を行うものである。従って本変更例
中、上記実施の形態と共通する要素については、便宜上
同じ符号を用いるとともに詳細な説明を省略する。本変
更例においてファンモータ155(図2参照)の駆動制
御に用いられるマッピングデータ271の詳細が図5に
示される。
【0031】この変更例では、マッピングデータ271
を用い、トリガスイッチ111aの断続状態(ONおよ
びOFFの2種類)、メインモータ121の温度状態
(超高温・高温・中温および低温の4種類)およびメイ
ンモータ121の温度変化増分△T(図5では、5種類
の矢印の向きで示される)に基づいて、ファンモータ1
55を複数の制御モードで駆動するよう構成される。
【0032】上記実施の形態に比べ、本変更例ではメイ
ンモータ121の温度状態につき、メインモータ121
の温度T2が摂氏150度を超える場合を超高温状態と
規定する。また温度変化増分△Tとして、所定のサンプ
リング時間におけるメインモータ121の温度の変化率
(変化速度)の大小に応じて5段階のカテゴリを設定し
ている。このメインモータ121の温度の変化率ないし
変化速度は、本発明における「駆動モータの温度変化の
度合い」の一例である。図5ではこれらの温度変化増分
△Tに関する5段階のカテゴリにつき、矢印のアイコン
として示している。図5では矢印が上向する場合にはメ
インモータ121の温度が上昇していく推移形態を示
し、下向する場合にはメインモータ121の温度が減少
していく推移形態を示す。また矢印の傾斜角度は、急な
程に温度の変化率が大きく、緩やかな程に温度の変化率
が小さいことを示す。例えば大きく傾斜して上向する矢
印はメインモータ121の温度が急激に上昇する形態、
すなわちメインモータ121の冷却要請が非常に高い形
態に対応する。水平方向に向かう矢印は、メインモータ
121の温度が変化しない形態、すなわちメインモータ
121の温度が現状のまま推移していく形態に対応す
る。あるいは大きく傾斜して下向する矢印はメインモー
タ121の温度が急激に降下する形態、すなわちメイン
モータ121の冷却要請が今後非常に低く推移していく
形態に対応する。
【0033】マッピングデータ271中のファンモータ
155の回転速度について、本変更例では、「0」から
「5」までの6種類の制御モードに区分されている。各
制御モードの具体例として、「0」は、ファンモータ1
55の回転数を0、すなわちファンモータ155を停止
する制御モードである。また「1」は、ファンモータの
回転数を毎分2500回転とする制御モードである。
「2」は、ファンモータの回転数を毎分5000回転と
する制御モードである。「3」は、ファンモータの回転
数を毎分7500回転とする制御モードである。また
「4」は、ファンモータの回転数を毎分10000回転
とする制御モードである。また「5」は、ファンモータ
の回転数を毎分20000回転とする制御モードであ
る。
【0034】さらにマッピングデータ271には、上記
トリガスイッチ111aの断続状態、メインモータ12
1の温度状態、メインモータ121の温度の変化率に基
づいて、メインモータ回転フラグが設定される。このメ
インモータ回転フラグは、メインモータ121の回転を
許可ないし禁止した状態を反映する。本変更例では、メ
インモータ121が非常な高温状態にあり、かつメイン
モータ121の温度が上昇推移する場合には、当該メイ
ンモータ121の過熱回避のためメインモータ回転フラ
グを「禁止」状態とする。これによりメインモータ12
1は、当該メインモータ回転フラグが「許可」状態に転
じるまで、その駆動を禁止されることになる。
【0035】一方、メインモータ121が現状では超高
温状態であっても、今後の温度変化が横ばいないし下降
推移する場合、あるいはメインモータ121が駆動停止
されている場合には、メインモータ121の過熱状態は
出現しないものと判断してメインモータ回転フラグを
「許可」状態とする。これによりメインモータ121の
駆動が許容されることになる。
【0036】以上より、図5に示すマッピングデータ2
71では、トリガスイッチ111aが投入されメインモ
ータ121が駆動されている場合の方が、当該メインモ
ータ121の駆動を停止している場合に比べてメインモ
ータ121の冷却要請が高く、ファンモータ155を一
層高速で駆動するように設定されている。またメインモ
ータ121の温度が高い程に、メインモータ121の冷
却要請が高く、ファンモータ155を一層高速で駆動す
るように設定されている。またメインモータ121のサ
ンプリング時間における温度変化率が大きい上昇する程
にメインモータの冷却要請が今後増大していくと推定し
て、メインモータ121の現状温度とは独立してファン
モータ155を一層高速で駆動するように設定してい
る。
【0037】このように構成されたマッピングデータ2
71を用いつつ、本変更例においてメインモータ121
の冷却を行うための制御手順が図6に示される。初期状
態としてメインモータ121が停止した状態(ステップ
S201)において、図2に示すファンモータ駆動回路
161はトリガスイッチ111aの断続状態をチェック
する(ステップS202)。トリガスイッチ111aが
投入されている場合にはYesを出力し、ステップS2
03でトリガフラグをセットしつつステップS204で
メインモータ121の回転駆動が行われる。
【0038】一方、トリガスイッチ111aが遮断され
ている場合にはNoを出力し、ステップS205におい
てトリガフラグをリセットしつつ、ステップS206で
メインモータ121の駆動を停止する。なおトリガフラ
グはトリガスイッチ111aの断続状態(オンオフ状
態)を反映するフラグであり、初期のデフォルト状態で
はトリガスイッチ111aの遮断状態(オフ状態)を示
すよう設定されている。
【0039】トリガスイッチ111aの断続状態に応じ
て、メインモータ121が停止された状態(ステップS
206)、あるいはメインモータ121が駆動された状
態(ステップS204)において、図2に示すファンモ
ータ駆動回路161は温度センサ163を介してメイン
モータ121の温度T1を測定する(図6におけるステ
ップS207に対応)。次にファンモータ駆動回路16
1は、ステップS208において所定の時間(tミリ
秒)待機した後、ステップS209において再度メイン
モータ121の温度T2を測定する。そしてステップS
210においてメインモータ121の温度として取得さ
れたT1に対するT2の増分△Tを算出する。すなわち
本変更例では、サンプリング時間t間隔でメインモータ
121の温度の変化率(すなわち変化速度)を取得する
構成とされている。なおメインモータ121の温度状態
(超高温・高温・中温・低温)については、T1および
T2のいずれも採用可能であるが、本変更例では直近の
データとしてT2を採用している。
【0040】そしてステップS211において、トリガ
フラグの状態、すなわちトリガスイッチ111aのオン
オフ状態と、メインモータ121の温度状態、すなわち
測定されたT2の値と、△Tの値に基づいて、ファンモ
ータ155の回転速データ(制御モード)およびメイン
モータ121回転についての許可/禁止フラグ(メイン
モータ回転フラグ)を図5に示すマッピングデータ27
1から取得し、取得された制御データに基づいてステッ
プS212にてファンモータ155を駆動制御する。こ
の場合メインモータ回転フラグが「禁止」状態の場合、
ステップS213でYesが出力され、ステップS20
5に処理を戻す。また「許可」状態の場合、ステップS
213でNoが出力されステップS202に処理を戻
す。なおメインモータ回転フラグは、メインモータ12
1の温度状態等のパラメータに基づいてマッピングデー
タ271に格納され制御状況に応じてその都度適宜に取
得されるので、処理を戻す際にリセットする等の処置は
行われない。
【0041】以上のように本変更例では、ファンモータ
155の駆動制御のためメインモータ121の温度の変
化率も併せてパラメータに採用するため、メインモータ
121の温度変化が緩急様々に変化していく状況を考慮
しつつ、メインモータ121の冷却をきめ細かく制御す
ることが可能となった。
【0042】なお上記実施の形態ないしその変更例で
は、ファンモータ155の駆動制御データを予め複数種
類用意してマッピングデータ171に格納し、ファンモ
ータ駆動回路161が必要に応じて当該制御データを取
得するという制御形態を採用したが、ファンモータ15
5の回転数をメインモータ121の温度ないし温度変化
率等の指標に基づいてリアルタイムで可変制御する構成
も可能である。
【0043】本実施の形態によればメインモータ121
を効率的に冷却することができるため、とりわけメイン
モータ121(駆動モータ)の冷却要請がシビアな電動
工具として丸鋸に採用するのが好適である。丸鋸では、
のこ刃が被加工材に摺接しつつ回転するため、メインモ
ータ121の出力トルクが非常に高くなり易く、従って
メインモータ121の回転数によらず、高出力時に的確
にメインモータ121を冷却する必要性が高いからであ
る。すなわち、 (態様1)「のこ刃を回転駆動する駆動モータと、前記
駆動モータとは別に回転駆動されて前記駆動モータを冷
却する冷却ファンを有することを特徴とする丸鋸。」あ
るいは、 (態様2)「のこ刃を回転駆動する駆動モータと、前記
駆動モータの回転トルクを出力する駆動軸と、前記駆動
軸上に配置されるとともに前記駆動モータとは別に設け
られたファンモータと、前記ファンモータによって回転
駆動されて前記駆動モータを冷却する冷却ファンを有す
る丸鋸。」あるいは、 (態様3)「態様2に記載の丸鋸であって、前記駆動モ
ータと前記冷却ファンとは、モータハウジング内に同軸
上に配置されることを特徴とする丸鋸。」といった態様
である。
【0044】また上記した駆動モータと冷却ファンの配
置関係につき、省スペース化の見地より下記の態様が可
能である。すなわち、 (態様4)「請求項1から4までのいずれかに記載の電
動工具であって、前記冷却ファンは前記駆動モータの駆
動軸上に配置されることを特徴とする電動工具。」ある
いは、 (態様5)「請求項1から4までのいずれかに記載の電
動工具であって、前記冷却ファンは、前記駆動モータと
は別に駆動されるとともに前記駆動モータの駆動軸上に
配置されるファンモータと、前記駆動モータの駆動軸上
に前記ファンモータと並列して設けられるとともに前記
駆動軸とは独立して回転可能なファンブレードとを有す
ることを特徴とする電動工具。」
【0045】この態様によれば、冷却ファンを駆動モー
タの部材要素と併設することにより電動工具の部材配置
構造における省スペース化を図ることができる。省スペ
ース化を徹底するべく、冷却ファンは、その回転中心が
駆動モータの駆動軸の回転中心と合致するよう配置する
のが好ましい。
【0046】また、冷却ファンによる駆動モータの冷却
を可能な限りきめ細かく行う見地より、以下のような態
様が構成可能である。すなわち、 (態様6)「請求項1から3までのいずれかに記載の電
動工具であって、前記冷却ファンの回転数は、さらに前
記駆動モータの駆動状態に基づいて可変とされることを
特徴とする電動工具。」 なお駆動モータの「駆動状態」としては、典型的には駆
動モータの駆動および停止状態がこれに該当する。さら
に駆動モータの駆動回転数や駆動電流値、バッテリ電圧
値などを指標としてもよい。
【0047】また同じく冷却ファンによる駆動モータの
冷却を可能な限りきめ細かく行う見地より、以下のよう
な態様が構成可能である。すなわち、 (態様7)「請求項1から3までのいずれかに記載の電
動工具であって、前記駆動モータの温度ないし当該駆動
モータの温度に関する指標に基づいて、前記冷却ファン
の回転数の変化速度が可変とされることを特徴とする電
動工具。」
【0048】この態様によれば、各請求項に記載の電動
工具において、さらに冷却ファンの回転数の変化速度
が、駆動モータの温度ないし当該モータの温度に関する
指標に基づいて可変とされる。典型的には、駆動モータ
の温度状態に対応して駆動モータの冷却要請が高いと判
断される場合には、より早く冷却ファンの回転数が高ま
るように設定し、あるいは駆動モータの冷却要請が低い
と判断される場合には、より早く冷却ファンの回転数が
減少するように設定するのが好ましい。具体的には、冷
却ファンの回転数の変化速度を一定割合で可変とする形
態、あるいは変化速度に対し、さらに当該変化速度に関
する変数(例えば変化速度のn階微分値)を加味して可
変とする形態などが可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、電動工具の駆動モータ
を効果的に冷却するのに有用な技術が提供されることと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る丸鋸の主要部の構造を示す
断面図である。
【図2】本実施の形態に係る丸鋸におけるメインモータ
冷却のためのシステムブロック図である。
【図3】本実施の形態に係るファンモータの駆動制御に
関するマッピングデータの一例を示す。
【図4】本実施の形態に係る丸鋸における駆動モータ冷
却の手順を示すフローチャートである。
【図5】変更例に係るファンモータの駆動制御に関する
マッピングデータの一例を示す。
【図6】本実施の形態の変更例にかかる丸鋸における駆
動モータ冷却の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 丸鋸 103 モータハウジング 105 ギアハウジング 107 ブレードケース 109 セーフティカバー 111 ハンドグリップ 111a トリガスイッチ 121 メインモータ(駆動モータ) 123 駆動軸 125 ギア 127 スピンドル 129 のこ刃 151 冷却ファン 153 ファンブレード 155 ファンモータ 157 磁石 158 ステータコア 159 巻き線 161 ファンモータ駆動回路 163 温度センサ 165 電源 167 電源回路 171 マッピングデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 哉千緒 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式 会社マキタ内 (72)発明者 古居 伸康 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式 会社マキタ内 (72)発明者 太田 健一 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式 会社マキタ内 (72)発明者 砂塚 亮 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式 会社マキタ内 Fターム(参考) 5H607 AA02 BB01 BB14 BB26 DD19 EE24 EE31 FF10 5H609 BB12 BB18 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 QQ02 QQ11 RR13 RR69 RR71 SS17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工材に所定の加工作業を行う作業工具
    を駆動する駆動モータと、前記駆動モータとは別に回転
    駆動されて前記駆動モータを冷却する冷却ファンを有す
    ることを特徴とする電動工具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電動工具であって、 前記冷却ファンの回転数は、前記駆動モータの温度ない
    し前記駆動モータの温度に関する指標に基づいて可変と
    されることを特徴とする電動工具。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の電動工具であって、 前記冷却ファンの回転数は、前記駆動モータの温度変化
    の度合いに基づいて可変とされることを特徴とする電動
    工具。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の電動工具であっ
    て、前記冷却ファンの回転数は、前記駆動モータの温度
    状況に基づいて予め設定されるとともにマッピングデー
    タに格納された制御データによって制御されることを特
    徴とする電動工具。
  5. 【請求項5】作業工具を回転駆動する駆動モータと、前
    記駆動モータの回転トルクを出力する駆動軸と、前記駆
    動軸上に配置されるとともに前記駆動モータとは別に設
    けられたファンモータと、前記ファンモータによって回
    転駆動されて前記駆動モータを冷却する冷却ファンを有
    する電動工具。
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