JP2003310222A - カニ入り中華まんじゅうおよびその製造方法 - Google Patents

カニ入り中華まんじゅうおよびその製造方法

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JP2003310222A
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crab
dough
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chinese steamed
yeast
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Yoshio Iwata
良雄 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小麦粉、水、砂糖、ラード等にイースト菌を
加えて練った生地を、40℃程度の恒温槽内で発酵さ
せ、豚肉等の肉類および野菜を調理して混合した具材を
生地で包み、蒸して食する従来の中華まんじゅうに比べ
てより興趣に富んだ新規の風味を有し、しかも品質の劣
化防止のために防腐剤やpH調整剤を使用したり、風味
を増すために香料や着色料を用いたりするなど、食品添
加物を使用することなしに長期保存を可能とする。 【解決手段】 小麦粉、イースト菌、天然酵母菌、牛
乳、ラード等を混合した生地によって、カニの身、野
菜、カニみそ、カニエキス等を混合して調理した具材が
包まれ、前記生地が発酵した後、蒸し上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中華まんじゅうお
よびその製造方法に関するものであり、殊に、調理した
惣菜を具材とする中華まんじゅうのうち、従来の肉類を
具材の主材料とするものとは異なり、新規な風味を有す
るカニ入り中華まんじゅうに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小麦粉、水、砂糖、ラード等
にイースト菌を加えて練った生地を、40℃程度の恒温
槽内で発酵させ、豚肉等の肉類および野菜を調理して混
合した具材を生地で包み、蒸して食する中華まんじゅう
が製造されており、家庭用冷凍食品として販売された
り、コンビニエンスストア等の店頭で加熱して販売され
たりして、さまざまな世代の人々に広く消費されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
惣菜風中華まんじゅうは、通常、具材が肉と野菜による
ものであって、商品毎の特徴が少なく、味付けにより、
中華スープ風味の他、例えばカレー風味やトマトソース
風味として違いを出す程度であった。
【0004】また、品質の劣化防止のために防腐剤やp
H調整剤を使用したり、風味を増すために香料や着色料
を用いたりするなど、多くの種類の食品添加物が使用さ
れていて、近年の健康、安全指向とは反するものであっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、興趣に富んだ新規の風味を有し、し
かも天然素材のみを用いて、且つ長期保存が可能な中華
まんじゅうを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、小麦
粉、イースト菌、天然酵母菌、牛乳、ラード等を混合し
た生地によって、カニの身、野菜、カニみそ、カニエキ
ス等を混合して調理した具材が包まれ、生地が発酵した
後、蒸し上げられるカニ入り中華まんじゅうとした。
【0007】更に、蒸した後に涼風で急速冷却し、その
後冷凍することによって、長期保存できるものとした。
【0008】本発明のカニ入り中華まんじゅうは、生地
に天然酵母菌を用いており、常温の室内における製造過
程でゆっくりと発酵させることができるので、滑らかな
食感が得られるうえ、冷凍しても風味が劣化しにくく、
長期保存に適している。
【0009】そして、カニの種類毎に異なる野菜が配合
された複数種類の具材を作れば、多彩なバリエーション
を持った中華まんじゅうを提供することができる。
【0010】また、皮の表面にカニの焼き印を押すこと
により、カニ入り中華まんじゅうであることが外観から
わかるようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0012】図1および図2は、本発明のカニ入り中華
まんじゅう1を示し、皮11の表面には、カニを象った
焼き印2が押されている。このカニ入り中華まんじゅう
1は、一個あたりの重量を例えば110gとし、以下、
図3に従って製造手順を説明する。
【0013】生地12は小麦粉の薄力粉を主原料とし、
20℃に温度調整された室内で、イースト菌、天然酵母
菌、牛乳、ラード等を混合して練り上げ、一個あたり2
5gに切り分ける。
【0014】次に、木製のローラを用いて、中央部が厚
く、外周部が薄くなるように、手作業によって、生地1
2を円形に伸ばす。
【0015】具材13は、タラバガニやズワイガニ、毛
ガニ等のカニの身をほぐしてすじを外したものと、タマ
ネギやタケノコ等の野菜をみじん切りまたは千切りして
加熱および味付けし、柔らかく調理したものに、カニみ
そやカニの甲羅の粉末、およびカニを煮沸して抽出した
カニエキス等を混ぜ合わせて、食品添加物を一切加えず
に作る。
【0016】また、複数種類のカニを用いて複数種類の
具材13を作り、カニの種類が異なる毎に、異なる種類
の野菜を配合することによって、風味のバリエーション
を増やすことができる。
【0017】そして、伸ばした生地12の中央部に、具
材13を85g載せ、図2に示すように、底面を平ら
に、全体をドーム状にし、頂点を結んで中華まんじゅう
の形に成形する。
【0018】これらの作業は、通常、温度調整された工
場等の室内で行われるが、夏期等、20℃よりも温度が
高い場合には、生地12の温度を20℃に保つため、生
地12を作る際に、冷水または氷を混ぜて練る。こうし
て、生地12を練って具材13を包み成形するまでの
間、20℃で緩やかに生地12の発酵が進行する。
【0019】次に、成形されたカニ入り中華まんじゅう
1を、38℃の温蔵庫内に40分程度放置して生地12
を十分に発酵させ、その後、蒸気が強くなりすぎないよ
うに、99.5℃で15分程度蒸す。
【0020】蒸し上がったら、送風庫に入れ、15℃の
涼風で中心温度が40℃に下がるまで急速冷却し、その
後、5℃の冷蔵庫で30分程度冷やす。
【0021】そして、皮11の表面に、カニを象った焼
き印2を押し、この製品がカニ入り中華まんじゅう1で
あることを、外観から判断できるようにする。また、カ
ニの焼き印2は、当社独自のキャラクタとし、無添加の
カニ入り中華まんじゅう1であることの証明として用い
る。更に、焼き印2に用いるカニのイラストは、具材に
最も多く使用するカニの種類によって、タラバガニ、ズ
ワイガニ、毛ガニ等、それぞれの図柄をキャラクタで表
現し、使い分けてもよい。
【0022】焼き印2が付けられたカニ入り中華まんじ
ゅう1は、冷凍庫内で冷凍され、出荷または保存され
る。
【0023】このようにして作られたカニ入り中華まん
じゅう1は、生地12に天然酵母が用いられていること
により、製造過程において常温で緩やかに発酵熟成し、
更に牛乳が混合されているので、滑らかな食感が得られ
る。しかも、低温で緩やかに発酵熟成した生地12は、
冷凍後も味が劣化しにくいうえ、高温の蒸気で加熱して
殺菌された後、品質が劣化しないうちに急速冷却されて
冷凍されるので、無添加であっても、風味や品質を落と
すことなく、長期保存することが可能である。
【0024】従って、製造者は、量産しておいたカニ入
り中華まんじゅう1を必要に応じて出荷、販売すること
ができ、家庭や店頭では、電気やガス、或いは電子レン
ジ等によって簡単に再加熱して食することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、生地が滑らかで風味お
よび食感が良いうえ、食品添加物を使用していないので
安全性が高く、子供や高齢者でも安心して食べられる中
華まんじゅうを提供することができる。
【0026】しかも、蒸した後急速冷却して冷凍するの
で、長期保存しても品質劣化が起こりにくい。
【0027】更に、皮の表面にカニの焼き印が記される
ことによって、外観からカニ入り中華まんじゅうである
ことが判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の製造方法を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 カニ入り中華まんじゅう、2 焼き印、11 皮、
12 生地、13 具材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉、イースト菌、天然酵母菌、牛
    乳、ラード等を混合した生地によって、カニの身、野
    菜、カニみそ、カニエキス等を混合して調理した具材が
    包まれ、前記生地が発酵した後、蒸し上げられることを
    特徴とするカニ入り中華まんじゅう。
  2. 【請求項2】 蒸した後に涼風で急速冷却され、冷凍保
    存される請求項1記載のカニ入り中華まんじゅう。
  3. 【請求項3】 前記具材として、カニの種類毎に異なる
    野菜が配合された請求項1または2記載のカニ入り中華
    まんじゅう。
  4. 【請求項4】 皮の表面にカニの焼き印が押された請求
    項1,2または3記載のカニ入り中華まんじゅう。
  5. 【請求項5】 20℃に温度調整された室内で、小麦
    粉、イースト菌、天然酵母菌、牛乳、ラード等を練って
    生地を作り、カニの身、野菜、カニみそ、カニエキス等
    を混合して調理した具材を前記生地で包んで成形し、成
    形過程で常温発酵させた後、更に38℃の温蔵庫内で発
    酵させ、その後99.5℃で蒸し上げることを特徴とす
    るカニ入り中華まんじゅうの製造方法。
  6. 【請求項6】 蒸した後、中心温度が40℃に下がるま
    で15℃の涼風に曝し、更に冷蔵庫で冷却した後、冷凍
    庫で冷凍保存する請求項5記載のカニ入り中華まんじゅ
    うの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150068815A (ko) * 2013-12-12 2015-06-22 딤섬식품(주) 왕만두의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150068815A (ko) * 2013-12-12 2015-06-22 딤섬식품(주) 왕만두의 제조 방법
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