JP2003309896A - 薄型電磁音響変換器とその使用方法および同変換器を備えた移動体通信装置 - Google Patents

薄型電磁音響変換器とその使用方法および同変換器を備えた移動体通信装置

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JP2003309896A
JP2003309896A JP2002111743A JP2002111743A JP2003309896A JP 2003309896 A JP2003309896 A JP 2003309896A JP 2002111743 A JP2002111743 A JP 2002111743A JP 2002111743 A JP2002111743 A JP 2002111743A JP 2003309896 A JP2003309896 A JP 2003309896A
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thin
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exciting coil
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Tadao Yamaguchi
忠男 山口
Toshiyuki Muto
敏之 武藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励磁コイルの形状と磁気発生体の配置に工夫
を凝らして薄型でしかも振動を減衰させないようにした
薄型電磁音響変換器を提供する。 【解決手段】 磁気発生体の磁界内に配され外周部をハ
ウジング(H)に支持した薄い発音板(1)と、この発
音板に配され薄いドーナツ状円盤型多重ソレノイドに形
成した励磁コイルとで第1の振動系を構成し、第2の振
動系として磁気発生体(4)は前記励磁コイルの内径部
に頂部が遊嵌するように板状弾性体(6)に支架され、
この板状弾性体の外周部をハウジングに支持することに
よって空中に支架して上下動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信装置の
報知手段等に用いられる電磁音響変換器の改良に係り、
特に超薄型な移動体通信装置用として好適なものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年移動体通信技術が益々発展し、移動
体装置の軽量薄型化に拍車がかけられてきている。これ
に対応し報知手段として振動モータの他に最近ではリニ
アモータの技術を応用した電磁発音体からなる報知手段
(マグネッチクブザー)、あるいは低周波信号を入力す
ることによって振動機能を持たせた無音報知手段を備え
たものが知られるようになってきた。このような電磁音
響変換器は、一般的にマグネッチクブザー型では、図9
に示すようなものがある。すなわち、樹脂製ケースKの
中央に磁極部材Jを固定し、その周囲に円筒ソレノイド
型励磁コイルCを配置し、さらにその周囲に上下方向に
着磁した界磁マグネットMを配置し、前記磁極部材Jに
対向してアーマチュア部材Aを固着した薄いパーマロイ
からなるダイアフラムDを前記ケースKに配着し、カバ
ーVで蓋したものである。
【0003】最近では移動体通信装置は発音による報知
手段の騒音の問題より振動によるサイレントコール手段
が多用されるようになってきた。この振動発生手段とし
ては、円筒型直流モータの出力軸に偏心ウエイトを取り
付けたものか、もしくはロータ自体を偏心させた扁平型
コアレス振動モータが用いられている。モータを用いる
のは振幅が比較的大きくとれ、遠心力を利用するだけで
効率もよいためである。ところで、最近においてはこの
ような振動モータに変わって実願平3−44627号の
図1に示すような電磁型変換器によって音と振動の両方
を得るようにしたものが提案されている。すなわち、前
述のような磁極部材をスプリング体の中心部に支架する
ことによって可動磁極部材にし、その周囲に配した励磁
コイルに低周波、たとえば100Hzの全波もしくは半
波電流を与えることによって可動磁極部材を図において
上下動させて振動を得るようにしたものである。このよ
うな電磁型変換器は比較的高い周波数の交流、たとえば
励磁コイルに2ないし3KHzの電流を与えることによ
ってアーマチュア部材を固着したダイアフラムを振動さ
せてブザー音を発生させるようになっているが、2ない
し3KHzでは、可動磁極部材は振動体として機能しな
い。このように励磁コイルに与える電流の周期に応じて
発音と振動の両方の機能を得ることができる。また、特
開平10−117472号に開示されたように発音体を
薄いフイルムにし、このフイルムに配した円筒型励磁コ
イルを磁気回路内に配し、この円筒型励磁コイルに電気
信号を与え、径方向に配した界磁マグネットの影響を受
けて発音と振動を発生させるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来の電磁音響変換器
は、各実施の形態図上から判断されるように、励磁コイ
ルが円筒型多重巻線ソレノイドとなっていて径方向空隙
型なので、全体的な姿勢が小型なものでも4〜5mm程
度と厚くなってしまい、機器側で使いにくい、すなわ
ち、利便性が悪いという問題点がある。
【0005】そこで、この発明は、前述の欠点を励磁コ
イルの形状と磁気発生体の配置に工夫を凝らして解決し
たもので移動体通信装置に用いて好適な薄型電磁音響変
換器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
は、請求項1に記載の発明のように、磁気発生体の磁界
内に配した薄い発音板と、この発音板に配した励磁コイ
ルと、前記発音板の外周部を支持したハウジングとを備
えた電磁音響変換器において、前記励磁コイルは薄いド
ーナツ状円盤型多重ソレノイドに形成し、この励磁コイ
ルの内径部に頂部が来るように前記磁気発生体を配した
ことにより達成できる。このようにすれば、励磁コイル
に所定の電気信号を通電することによりこの励磁コイル
はドーナツ型円盤状多重ソレノイドを構成しているので
内部に磁界が発生し、対向させた磁気発生体の影響を受
け、発音板が上下振動して音を発生させるが、励磁コイ
ルは薄型で、しかも磁気発生体の頂部が励磁コイルの厚
み内に格納されているので、低姿勢な電磁音響変換器に
構成できる。具体的な解決手段は、請求項2に記載の発
明のように、前記励磁コイルは磁性メッキされているの
がよい。このようにすれば、励磁コイルは無通電時に磁
気発生体側に吸引させておくことができる。請求項3、
4に記載の発明のように、前記発音板を間にして前記磁
気発生体の磁界を受ける磁性体を蓋体に配したり、前記
磁性体は蓋体自体で構成されたものがよい。このように
すれば、磁気発生体から発生する空隙磁束密度を増加さ
せることができる。
【0007】この発明の別の課題の解決は請求項5に記
載の発明のように、磁気発生体の磁界内に配され外周部
をハウジングに支持した薄い発音板と、この発音板に配
され薄いドーナツ状円盤型多重ソレノイドに形成した励
磁コイルとで第1の振動系を構成し、前記磁気発生体は
前記励磁コイルの内径部に頂部が遊嵌するように弾性体
に支架され、この弾性体を介して前記ハウジングに支持
されることにより第2の振動系を構成したもので達成で
きる。このようにすれば、音(ブザー、スピーカ、レシ
ーバ)と体感振動の両機能を発揮できる。
【0008】請求項6に示すように、前記磁気発生体は
下部に磁路を兼ねるウエイトが添設されているのがよ
い。このようにすれば、振動量を大にできる。請求項7
に示すように、ここでも前記励磁コイルは、磁性メッキ
されているのがよい。このようにすれば、励磁コイルは
無通電時に磁気発生体側に吸引させておくことができ
る。請求項8、9に示すように、前記弾性体は板状であ
るものか、前記弾性体はスポンジ状であるものにするの
がよい。このようにすれば、第2振動系を簡単に構成で
きる。請求項10、11に示すように、ここでも前記可
動発音振動板を間にして前記磁気発生体の磁界を受ける
磁性体を蓋体に配したり、前記磁性体は蓋体自体で構成
されたものがよい。このようにすると、励磁コイルが受
ける磁束密度を大にできる。また、請求項12に示すよ
うに、前記第2の振動系に衝撃によって前記板状弾性体
が応力限界を越えないように弾性体からなる規制部材を
配したものにするのがよい。このようにすれば、落下な
どの衝撃があっても板状弾性体の変形が防げる。さら
に、請求項13に示すように前記請求項5ないし12の
いずれか1項に記載の移動体通信装置用薄型電磁音響変
換器を耐熱性クッション部材を介して機器に搭載させた
使用方法を採用するのが望ましい。このような使用方法
を採用すると、振動量が機器側の重量物によって減衰さ
せることなく体感できる。そして 請求項14に示すよ
うに、前記請求項5ないし12のいずれか1項に記載の
薄型電磁音響変換器を備えた移動体通信装置は、薄型に
できるので利便性がよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の薄型電磁音響変
換器の第1の実施の形態を示す断面図である。図2は、
図1のハウジングの一部(蓋体)を削除した状態の平面
図である。図3は、図1の発音体の変形例の要部拡大断
面図である。図4は、図1においてハウジングの第1の
変形例の断面図である。図5は、図4の変形例の断面図
である。図6は、本発明の第2の実施の形態として振動
発生機能を持たせた薄型電磁音響変換器の断面図であ
る。図7は、図6の第1変形例の使用方法を説明する断
面図である。図8は、図6の第2変形例の断面図であ
る。
【0010】次にこの発明の薄型電磁音響変換器の第1
の実施の形態として採用したマグネチックブザー(レシ
ーバ、スピーカ兼用)を図面に基づき詳細に説明する。
図1、図2において、1は、0.025ないし0.05
mm程度のポリエステルあるいはポリイミド系の薄いフ
イルムからなる発音板で中央部のメイン発音部1aを残
して薄いドーナツ状円盤型に巻回した励磁コイル2を接
着している。この励磁コイル2から発生する磁界は全部
コイルの内部となり、中央のメイン発音部1aの上下方
向となる。前記発音板1は外周でハウジング(H)の一
部を構成する液晶樹脂などの耐半田性を有する樹脂製ベ
ース3に坦持密閉され、前記励磁コイルの端末2bが前
記発音板に配した結線パターン2cに半田付けされ、こ
の結線パターン2cは樹脂製ベース3の立ち上がり部3
aに配した取付脚部を兼ねる給電端子3bの頂部に半
田、あるいは溶着などで配線される。このようにしたマ
グネチックブザーは取付け用ダミー端子3cと、前記給
電端子3bとで機器側の印刷配線板Bに半田付によって
取り付けされるようになっている。前記ハウジングを構
成する樹脂ベース3の中央にヨーク板4aを介して厚み
0.6mm程度の上下方向に着示した希土類マグネット
からなる磁気発生体4を前記発音板1の中央部に空隙を
介して頂部が格納されるように臨ませている。5は、ハ
ウジングの他部を構成する樹脂製蓋体で、中央に前記磁
気発生体4と発音板1を間にして磁気回路を構成する磁
性鉄板5aが埋め込まれ、放音孔5bを設けている。こ
こで、前記蓋体5は良好な磁気回路を構成するために全
体を磁性鉄板で構成してもよい。このようにしたマグネ
チックブザーは図1から判断できるように励磁コイル2
の厚みが少なく、しかも磁気発生体の頂部が格納される
ように組みあわせたもので低姿勢なものとなる。
【0011】前記発音板1に配着した励磁コイル2は、
図3に示すように磁性メッキ線MKを巻回することによ
って励磁コイル自体が磁気回路を構成できる。
【0012】次に図4において、上記の実施の形態にお
いてハウジングを変形した場合を説明する。すなわち、
磁性鉄板(ここではブリキ)からなるベース33には、
前記希土類マグネットからなる磁気発生体4が接着効果
のある断熱シート4bを介して載置され、この磁気発生
体4に前記発音板11を間にしてそれぞれ空隙を介して
臨ませた蓋体55とで磁気回路を構成している。ベース
33と蓋体55の接合は、いろいろな手段が考えられる
が、ここでは溶接35による。このようなマグネッチク
ブザーを機器側の印刷配線板に搭載させるには、底部に
アクリル系の強い接着効果のある両面粘着シートSなど
貼り付けて載置するのがよい。ここで、前記発音板11
は、外周部から給電端子11bとしてベロ状に延在さ
せ、前記ベース33の外方より垂下して機器側の印刷配
線板Bに半田結線されるようになっている。当然なが
ら、発音板11は、ベース33と蓋体55で挟持する部
分は、励磁コイルの給電リード(ここではパターン)は
絶縁が配慮される。このように構成すると、図4から判
断できるようにヨーク板が不要となるのでさらに薄型に
できる。
【0013】図5は、図4の変形例で、ベース34と蓋
体56の接合部を突きあわせてベース34側が機器側の
印刷配線板B1に埋め込まれるように載置したものであ
る。このようにすると、機器側においてはさらに低姿勢
にできる。
【0014】次に前記の振動系の他に第2の振動系を備
え、移動体通信装置の無音報知手段として体感振動発生
機能を持たせた電磁音響変換器を説明する。図6におい
て、前記磁気発生体4にタングステン合金からなるウエ
イト4aを添設して可動磁極体Wを構成し、この可動磁
極体Wは磁性を有する板状弾性体6に載置され、この板
状弾性体6の外周部を前記ハウジングに支持することに
よって空中に支架されて上下動させるようになって第2
の振動系を構成したものである。図中、6aが磁気回路
補助部材でヨークの機能と可動磁極体Wの耐衝撃規制部
材の一つを兼ねているものである。ここで、他の部材
は、前記の構成と同様にすることもできるが、前記樹脂
製ベース、蓋体は磁性粉末入りのものにして磁気回路を
構成させてもよい。なお、ここでも、励磁コイル2は前
述のように磁性メッキ銅線を巻回させたものでもよい。
ここで、図示した各部材においては、同一なものは同一
符号を付してその説明を省略したい。前記板状弾性体6
には、落下などの衝撃が加わっても応力限界を超えて変
形しないようにクッション部材からなる上下動規制部材
7、77が添設されている。なお、この上下動規制部材
は、固定側に配されているものでも、その作用効果は同
等である。また、前記タングステン合金からなるウエイ
トは、磁性メッキすることによってヨークの働きが期待
できる。また、ウエイトは磁性鉄板で構成してもよい。
さらに前記ベース3に形成したウエイト逃げ孔3dは想
像線で示すように共鳴効果を狙って第2ベース3eで塞
いでもよい。このように、第2振動系を有する電磁音響
変換器の実施の形態でも図6から判断できるように励磁
コイルの厚みが薄いので低姿勢なものが得られる。
【0015】このような、第2振動系を有する電磁音響
変換器は、薄型にできる利点を応用して図7に示すよう
に耐熱性スポンジ状クッション部材SCを介挿して機器
側の印刷配線板Bに載置する使用方法を採用できる。こ
の場合、発音板11に形成した励磁コイル22は、前述
の図4で説明したような構造、すなわち、前記発音板1
1は、外周部から給電端子として十分余裕を持ってベロ
状に延在させ、前記ベース33の外方より垂下して機器
側の印刷配線板Bに半田結線されるようになっている。
ここで、前記ベースと蓋体は磁性を有する金属で形成し
てもよく、このような場合は、当然ながら、発音板11
は、ベース33と蓋体55で挟持する部分では、前記の
ように励磁コイルの端末導出に当たっては絶縁が配慮さ
れる。
【0016】図8は、第2振動系の変形例で、磁気発生
体4とその磁路となるウエイトを兼ねたヨーク板4aa
をスポンジ状クッション部材SPで坦持してベース33
3に支持させたものである。このようにしても、磁気発
生体4とその磁路となるウエイトを兼ねたヨーク板4a
aからなる第2振動系は励磁コイル2の通電によって上
下振動が得られる。
【0017】この発明はその技術的思想、特徴から逸脱
することなく、他のいろいろな実施の形態をとることが
できる。そのため、前述の実施の形態は単なる例示に過
ぎず限定的に解釈してはならない。この発明の技術的範
囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書
本文には拘束されない。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した発明によれば、励磁コイルは薄く、しかも、磁気発
生体の頂部が励磁コイルの厚み内に格納されているの
で、低姿勢な電磁音響変換器に構成できる。請求項2に
記載した発明によれば、励磁コイルは磁気回路を構成す
ることになり、無通電時に磁気発生体に吸引させておく
ことができるので、反発作用だけの半波交流で駆動でき
る。請求項3、4に記載した発明によれば、磁気発生体
から発生する空隙磁束密度を増加させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、低姿勢な音と振動の
両機能を果たすものができる。請求項6に記載した発明
によれば、振動量を大にしたものができる。請求項7に
記載した発明によれば、ここでも励磁コイルは無通電時
に磁気発生体に吸引させておくことができ、反発作用だ
けの半波交流で駆動できる。請求項8、9に記載した発
明によれば、このようにすれば、第2振動系を簡単に構
成できる。請求項10、11に記載した発明によれば、
ここでも磁気発生体から発生する空隙磁束密度を増加さ
せることができる。請求項12に記載した発明によれ
ば、落下などの衝撃があっても板状弾性体の変形が防げ
るものができる。そして、請求項13、14に示すよう
な発明によれば、薄型の利点を活かし、振動量が機器側
の重量物によって減衰させることなく体感できる移動体
通信装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄型電磁音響変換器の第1の実施の形
態を示すの断面図である。
【図2】図1にハウジングの一部(蓋体)を削除した状
態の平面図である。
【図3】図1の発音体の変形例の要部拡大断面図であ
る。
【図4】図1においてハウジングの変形例の断面図であ
る。
【図5】図4の変形例の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態として振動発生機能
を持たせた薄型電磁音響変換器の断面図である。
【図7】図6の第1変形例の使用方法を説明する断面図
である。
【図8】図8は、図6の第2変形例の断面図である。
【図9】従来の電気音響変換器の断面図である。
【符号の説明】
1、11 発音板 2、22 励磁コイル 3、33、34、333 ベース 4 磁気発生体 5、55、555 蓋体 6 板状弾性体 7、77 規制部材 S、SC スポンジ状クッション部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 9/04 102 H04R 9/04 102 Fターム(参考) 5D012 AA02 BA01 BA03 EA01 GA04 5D017 AA11 AE21 5D107 AA12 AA13 BB08 CC08 DD03 DD12 FF10 5H633 BB02 GG03 GG06 GG09 HH02 HH05 HH16 JA02 JA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気発生体の磁界内に配され外周部をハ
    ウジングに支持された薄い発音板と、この発音板に配し
    た励磁コイルとを備えた電磁音響変換器において、前記
    励磁コイルは薄いドーナツ状円盤型に形成し、この励磁
    コイルの内径部に頂部が収まるように前記磁気発生体を
    配した薄型電磁音響変換器。
  2. 【請求項2】 前記励磁コイルは磁性メッキされている
    請求項1に記載の薄型電磁音響変換器。
  3. 【請求項3】 前記磁気発生体に対向するように磁性体
    が前記発音板を覆う蓋体に配された請求項1に記載の薄
    型電磁音響変換器。
  4. 【請求項4】 前記磁性体は蓋体自体で構成された請求
    項3に記載の薄型電磁音響変換器。
  5. 【請求項5】 磁気発生体の磁界内に配され外周部をハ
    ウジングに支持した薄い発音板と、この発音板に配され
    た薄いドーナツ状円盤型励磁コイルとで第1の振動系を
    構成し、前記磁気発生体は前記励磁コイルの内径部に頂
    部が遊嵌するように弾性体に支架され、この弾性体を介
    して前記ハウジングに支持されることにより第2の振動
    系を構成した薄型電磁音響変換器。
  6. 【請求項6】 前記磁気発生体は下部に磁路を兼ねるウ
    エイトが添設されている請求項5に記載の薄型電磁音響
    変換器。
  7. 【請求項7】 前記励磁コイルは磁性メッキされている
    請求項5に記載の薄型電磁音響変換器。
  8. 【請求項8】 前記弾性体は板状である請求項5に記載
    の薄型電磁音響変換器。
  9. 【請求項9】 前記弾性体はスポンジ状である請求項5
    に記載の薄型電磁音響変換器。
  10. 【請求項10】 前記可動発音板を間にして前記磁気発
    生体の磁界を受ける磁性体を蓋体に配した請求項5に記
    載の薄型電磁音響変換器。
  11. 【請求項11】 前記磁性体はハウジングで構成された
    請求項10に記載の薄型電磁音響変換器。
  12. 【請求項12】 前記第2の振動系の衝撃によって前記
    板状弾性体が応力限界を越えないように弾性体からなる
    規制部材を配した請求項8に記載の薄型電磁音響変換
    器。
  13. 【請求項13】 前記請求項5ないし12のいずれか1
    項に記載の薄型電磁音響変換器を耐熱性クッション部材
    を介して移動体通信機器に搭載させた薄型電磁音響変換
    器の使用方法。
  14. 【請求項14】 前記請求項5ないし12のいずれか1
    項に記載の薄型電磁音響変換器を備えた移動体通信装
    置。
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