JP2011183290A - 振動発生器 - Google Patents

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Eiichiro Hashimoto
栄一郎 橋本
Satoshi Sawano
聡 澤野
Kenji Kamiyama
健司 上山
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Abstract

【課題】
人が感じやすい所定の振動量を確保することができる振動発生器を提供することを目的とする。
【解決手段】
磁石22を有する可動子20と、可動子20を所定の振動方向に振動させるための振動磁界を可動子20に供給する磁界供給部12と、可動子20を支持する弾性部材30と、を備えた振動発生器1において、弾性部材30のバネ定数は、振動方向において可動子20の静止位置を中心に非対称となるようにバネ定数変化部54で変化することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、振動発生器、及びそれを備えた携帯電話等の電子機器に関する。
従来、携帯電話を振動させるために、小型の振動発生器が用いられている。この様な振動発生器は、永久磁石及び錘からなる可動子と、この可動子に対して振動磁界を発生するコイルを有する固定子と、この固定子と前記可動子を連結する2枚の板バネとを備えている。この様な振動発生器は、固定子のコイルに交流電力を供給することにより可動子に対して振動磁界を発生し、この振動磁界によって前記永久磁石に磁力が働き、前記可動子が振動方向に力学的な力が作用して振動する。(特許文献1)
特開2003−181376号公報
ところで、上述のような振動発生器は、所定の振動量以上の振動を人間の触覚が感じやすい、即ち、人間が振動を知覚しやすい周波数(例えば、150Hz付近)で振動させる必要がある。そのためには、錘と板バネを用いて、振動が一番大きくなる機械的な共振周波数を、人間が知覚しやすい振動の周波数(以下、「知覚周波数帯域」と称する)に一致させ、その知覚周波数帯域において所定の振動量を確保する必要がある。
このような、知覚周波数帯域において、十分な振動量を確保するために、振動発生器の設計時において磁気回路の最適化を行い、発生する振動量を大きくし、多少共振周波数が知覚周波数帯域から外れたとしても、知覚周波数帯域において、必要な振動量が得られるように設計している。
しかしながら、振動発生器の構成部品である錘や板バネの製造時において、これらの錘や板バネの大きさ、及び重さにバラツキが生じる場合には、これらを組み込んだ振動発生器において共振周波数がずれるため、前述の知覚周波数帯において所定の振動量が得られず、不良品となる不都合があった。
本発明は、上記の従来例の不都合に鑑みて成された発明であり、知覚周波数帯域において、人が知覚できる所定の振動量を確保する振動発生器を提供することを目的とする。
本発明の振動発生器は、磁石を有する可動子と、前記可動子を所定の振動方向に振動させるための振動磁界を前記可動子に供給する磁界供給部と、前記可動子を支持する弾性部材と、を備えた振動発生器において、前記弾性部材のバネ定数は、前記振動方向において前記可動子の静止位置を中心に非対称となるようにバネ定数変化部で変化することを特徴とする。
このような本発明の振動発生器では、弾性部材のバネ定数が、振動方向において可動子の静止位置を中心に非対称となるようにバネ定数変化部で変化しているため、静止位置から振動方向一方に可動子が変位する量と、振動方向他方に可動子が変位する量とのバランスが崩れる(即ち、静止位置から振動方向一方に可動子が変位する量と、振動方向他方に可動子が変位する量とが異なる)。このため、静止位置から振動方向一方、或いは振動方向他方のうち何れか片方に可動子がある場合に可動子の最大加速度が大きくなり、所定の振動量が発生する共振周波数帯域が広がるので、知覚周波数帯域において、人が知覚できる所定の振動量を確保することができるようになる。
また、上述の振動発生器において、前記バネ定数は、前記可動子の振動位置が前記バネ定数変化部より一方側である場合に第1の値kpとなり、他方側である場合に第2の値kmとなることを特徴とする。
また、上述の振動発生器において、前記第1の値kpは、前記可動子の振動周波数よりも大きい共振周波数を発生させるバネ定数の値であり、前記第2の値kmは、前記振動周波数よりも小さい共振周波数を発生させるバネ定数の値であることを特徴とする。
また、上述の振動発生器において、前記弾性部材は、第1のバネ定数を有し、前記可動子の前記振動方向の一端側に配置され、前記可動子の前記振動方向の一端を支持する第1のバネと、第2のバネ定数を有し、前記可動子の前記振動方向の他端側に配置され、前記可動子の前記振動方向の他端を支持する第2のバネと、第3のバネ定数を有し、前記可動子の前記振動方向の一端側に配置され、前記所定位置よりも前記振動方向の一方側において前記可動子と接する第3のバネとを有することを特徴とする。
また、上述の振動発生器において、前記バネ定数変化部は、前記静止位置に位置することを特徴とする。
また、上述の振動発生器において、前記バネ定数変化部は、前記静止位置から外れて位置することを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器は、上述の振動発生器と、前記振動発生器を収容するための収容筐体とを備えるものである。この電子機器としては、前記振動発生器に所定の周波数の電力を供給するための駆動回路を備えていてもよい。
本発明に依れば、知覚周波数帯域において、人が知覚できる所定の振動量を確保する振動発生器、及びそれを備えた電子機器を提供することができる。
本発明の実施例の振動発生器における外観斜視図である。 本発明の実施例の振動発生器における分解斜視図である。 本発明の実施例の振動発生器における図1に示すA−A断面図である。 本発明の実施例の振動発生器における固定子の断面図である。 本発明の実施例の振動発生器における固定子の分解斜視図である。 本発明の実施例の振動発生器における第1のバネの外観図である。 本発明の実施例の振動発生器における第3のバネの外観図である。 本発明の実施例の振動発生器をバネ−マス系の振動モデルで表したモデル図である。 本発明の実施例の振動発生器における可動子の位置と可動子の推力の関係、及び可動子の位置とバネ定数の関係を表した図である。 本発明の実施例の振動モデルの振動シミュレーションにおいて時間−変位量の結果を表す図である。 本発明の実施例の振動モデルの振動シミュレーションにおいて時間−加速度の結果を表す図である。 本発明の実施例の振動モデルの振動シミュレーションにおいて周波数−加速度の結果を表す図である。 本発明の変形例1の振動発生器における断面図である。 本発明の変形例2の振動発生器における断面図である。 本発明の変形例2の振動発生器における可動子の位置と可動子の推力の関係、及び可動子の位置とバネ定数の関係を表した図である。 本発明の変形例2の振動モデルの振動シミュレーションにおいて周波数−加速度の結果を表す図である。 本発明の変形例3の振動発生器における断面図である。 本発明の変形例4の振動発生器における断面図である。 本発明の振動発生器を搭載した携帯電話の外観を示す外観図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例の振動発生器における外観斜視図を示す。図2は、本発明の実施例の振動発生器における分解斜視図を示す。図3は、本発明の実施例の振動発生器における図1に示すA−A断面図である。
振動発生器1の外観は、図1に示すように円柱形状をしており一方の端面からは後述する固定子10のコイル12が引き出されている。便宜上、コイル12が引き出されている円柱端面を下側と呼ぶこととする。この振動発生器1は、例えば、外径が20[mm]以下、高さが6.0[mm]以下程度の小型の振動発生器1であり、携帯電話やゲームのコントローラ等に搭載され、搭載された機器を振動させるために利用される。
この実施例において、図2、図3に示すように、振動発生器1は、固定子10と、可動子20と、弾性部材30と、筐体40を構成要素として備えている。以下に、斯かる実施例における各構成要素について詳述する。
(各構成要素の説明)
振動発生器1を構成する構成要素について図面を用いて説明する。図4に本発明の実施例の振動発生器における固定子の断面図を示し、図5に本発明の実施例の振動発生器における固定子の分解斜視図を示す。尚、図5では分かり易くするために、一部隠れた部分を点線を用いて示している。固定子10は、バックヨーク11と、コイル12と、上側ヨーク13と、下側ヨーク14とを用いて構成される。
バックヨーク11は、円柱形状のバックヨーク本体110と、バックヨーク本体110の上側端面及び下側端面にそれぞれ突出する上側凸部111と、下側凸部112とを有して構成されている。上側凸部111と下側凸部112は、円柱形状に形成されバックヨーク本体110と同心を成している。また、バックヨーク11の材料としては、磁性材料が用いられ、たとえば、鉄が好ましい。
コイル12は、バックヨーク本体110に巻かれ、バックヨーク本体110の円柱の軸の周りにコイルが巻かれることになる。また、コイル12の材料には、たとえば、銅が使用されている。
上側ヨーク13は、円板形状の底部(以後、上底部131と呼ぶ)である上底部131と、上底部131の外周縁から上底部131に対して鉛直下側方向に延びるように形成されている上側ヨーク壁132とによって構成されている。言い換えると、上側ヨーク13は、外径が上底部131と同じリング状の上側ヨーク壁132の一方(上側)を上底部131で覆う形状を有している。また、上側ヨーク壁132の内径は、バックヨーク本体110の外径よりも大きいため、バックヨーク本体110と上側ヨーク壁132の間にもコイル12が巻き回し可能となっている。また、上側ヨーク13の材料には、磁性材料が用いられ、たとえば、鉄が好ましい。
図4、図5に示すように、上底部131は、その中心にバックヨーク11の上側凸部111を貫通させるための貫通孔133を有している。バックヨーク11と、上側ヨーク13は、上側凸部111を貫通孔133に貫通させた状態で接着材を使用して固定される。
下側ヨーク14は、上側ヨーク13と同じ形に形成され、同じ材料を用いて構成されているが、底部に挿通孔144、144を有している点で異なる。
即ち、下側ヨーク14は、円板形状の底部(以後、下底部141と呼ぶ)と、下底部141の外周縁から下底部141に対して鉛直上側方向に延びるように形成されている。下側ヨーク壁142とで構成されている。言い換えると、下側ヨーク14は、外径が下底部141と同じリング状の下側ヨーク壁142の一方(下側)を下底部141で覆う形状を有している。また、下側ヨーク壁142の内径は、バックヨーク本体110の外径よりも大きいため、バックヨーク本体110と下側ヨーク壁142の間にもコイルが巻き回し可能となっている。
また、図4、図5に示すように、下底部141は、その中心にバックヨーク11の下側凸部112を貫通させるための貫通孔143を有しており、貫通孔143を挟んで両側には、夫々コイル12を挿通させるための挿通孔144、144を有している。バックヨーク11と、下側ヨーク14は、下側凸部112を貫通孔143に貫通させた状態で接着材を使用して固定される。接着の際には予めバックヨーク本体110に巻かれたコイル12の端部を挿通孔144に挿通しておく。
上述のように固定子10を構成することにより、バックヨーク11と、コイル12と、上側ヨーク13と、下側ヨーク14とは夫々同心に構成される。
図2、図3に示すように、可動子20は、磁性部材21と、永久磁石22と、錘23とを有して構成される。
磁性部材21は、リング状に形成され、その内径は、固定子10の外径よりも大きく形成されている。また、磁性部材の材料には、たとえば、鉄が使用されている。
永久磁石22は、リング状に形成され、その内径は、磁性部材21の外形と同じ長さに形成されている。永久磁石22は、リング状の中心から外側方向に向かって着磁しているラジアル磁石を用いる。
錘23は、リング状に形成され、その内径は、永久磁石22の外形と同じ長さに形成されている。また、錘23の材料には、非磁性材料が用いられ、タングステンが好ましい。
可動子20は、錘23に永久磁石22をはめ込み、永久磁石22に磁性部材21をはめ込み、錘23と永久磁石22の間、永久磁石22と磁性部材21との間を接着剤で接着して固定している。この様にすることにより、可動子20は、磁性部材21と、永久磁石22と、錘23とを合わせた1つの大きなリング状を形成する。
弾性部材30は、第1のバネ定数k1を有する第1のバネ31と、第2のバネ定数k2を有する第2のバネ32と、第3のバネ定数k3を有する第3のバネ33を有して構成されている。第1のバネ31、第2のバネ32、及び第3のバネ33は、非磁性体からなり、例えば、樹脂や非磁性のステンレスが用いられる。
図6に本発明の実施例の振動発生器における第1のバネの外観図を示す。第1のバネ31は、中空の円錐台形状に形成されており、リング形状の小底面部311と、小底面部311よりも径の大きいリング形状の大底面部312と、小底面部311と大底面部312とを繋ぐ外周側面部313とを有する。
本実施例において第2のバネ32は、第1のバネ31と全く同じものを使用している。そのため、第1のバネ定数k1と第2のバネ定数k2は同じ値になる。尚、便宜上、第2のバネが有する小底面部の符号を321、第2のバネが有する大底面部の符号を322とし、第2のバネが有する外周側面部の符号を323とする。
図7に本発明の実施例の振動発生器における第3のバネの外観図を示す。第3のバネ33は、中空の円錐台形状に形成されており、リング形状の小底面部331と、小底面部331よりも径の大きいリング形状の大底面部332と、小底面部331と大底面部332とを繋ぐ外周側面部333とを有する。小底面部331の内径は、バックヨーク11の上側凸部111の外径と同じ長さを有しており、小底面部331のリング内側の孔は、上側凸部11が貫通する貫通孔334となる。また、第3のバネ定数k3は第1のバネ定数よりも小さい値となる。
第1のバネ、第2のバネ、及び第3のバネは、円錐台の軸方向に伸縮可能なバネとして機能する。
筐体40は、上側筐体41と、下側筐体42とから構成される。上側筐体41、下側筺体42は、非磁性体からなり、例えば、アルミが用いられる。
図2、図3に示すように、上側筐体41は、中空円筒の一端面が覆われている形状を有している。下側筐体42は、円板形状を有しており、中心には下側凸部112が貫通する円形の貫通孔423が形成されている。また、下側筐体42は、貫通孔423を挟んで両側に、夫々コイル12を挿通させるための挿通孔424、424を有している。上側筐体41は、中空部分に固定子10、可動子20、弾性部材30を収容し、下側筐体42を使用して他端面が封止される。
(各構成要素の配置)
次に振動発生器1を構成する固定子10、可動子20、弾性部材30、筺体40の配置について説明する。
図2、図3に示すように、固定子10、可動子20、弾性部材30、筐体40は、軸Xに対して互いに同心となるように配置され、夫々を構成する各要素11、12、13、14、21、22、23、31、32、33、41、42も、軸Xに対して互いに同心となるように配置される。
リング状の可動子20の中空部分に固定子10を配置することにより、固定子10の外周に可動子20が配置される。
第1のバネ31は可動子20の軸X方向一端側(上側)に配置され、小底面部311と上側筐体41の内壁、大底面部312と可動子20の上側が、夫々接着剤を用いて接着される。この様にして、第1のバネ31は、可動子20の振動方向の一端を支持する。
第2のバネ32は可動子20の軸X方向他端側(下側)に配置され、小底面部321と上側筐体41の内壁、大底面部322と可動子20の下側が、夫々接着剤を用いて接着される。この様にして、第2のバネ32は、可動子20の振動方向の他端を支持する。
第3のバネ33は、可動子20の軸X方向一端側(上側)であり、第1のバネ31の中空空間内部に配置され、小底面部331と上側筐体41の内壁とが接着材を用いて接着されている。また、第3のバネ33が有する大底面部332の外径の大きさを、第1のバネ31が有する小底面部331の内径よりも小さくすることにより、第3のバネが縮んだ時に、第3のバネ33が第1のバネ31に干渉する(接触する)ことを防止している。
弾性部材30を構成する第1のバネ31〜第3のバネ33を上述の位置に配置することにより、弾性部材30は、可動子を軸X方向(振動方向)に振動可能に支持している。
固定子10は接着剤を用いて筐体40の内部に固定される。具体的には、固定子10の上側凸部111を、第3のバネ33の小底面部331が有する貫通孔334に貫通し、上側ヨーク13の上底部131と第3のバネ33の小底面部331とを接着材を用いて固定している。また、固定子10の下側凸部112を、下側筺体42の貫通孔423に貫通し、下側ヨーク14の下底部141と下側筐体42の内壁とを接着材を用いて固定している。
固定子10を筐体40内部に固定するときには、下側ヨーク14の挿通孔144と、下側筺体42の挿通孔424の位置を合わせ、コイル12の両端の導線を固定子10内部から、挿通孔144、424を通して図1に示すように筐体40外部へと引き出している。
このように配置することにより、バックヨーク11、上側ヨーク13、磁性部材21、永久磁石22、及び下側ヨーク14が磁気回路を構成する。そして、コイル12(具体的には、引き出されたコイル12の導線)に交流電流を供給することにより、可動子20に軸X方向(振動方向)に振動するための振動磁界が発生し、可動子20が所定の周期で変化する力を受けて振動する。尚、コイル12やコイル12を有する固定子10は、可動子に対して振動磁界を供給するため磁界供給部といえる。また、コイル1に交流電流を供給していない状態においては、可動子20に対して振動磁界が発生しないため、第1のバネ31と第2のバネ32の作用によって基準位置で釣り合って静止する。この基準位置は、可動子20が静止する位置であるため静止位置といえる。このとき、第3のバネ33は、可動子20の上側に接する状態になる。ここでは、第3のバネ33は、可動子20の永久磁石22に接している。また、第3のバネ33は、可動子20に単に接しているだけであり、第3のバネ33から可動子20に力は加わっていない。
(振動発生器の動作)
次に、図面を用いて、本実施例の動作について説明する。図8は、本発明の実施例の振動発生器をバネ−マス系の振動モデルで表したモデル図である。図8に示すように、振動発生器1は、可動子20、第1のバネ31、第2のバネ32、第3のバネ33、上側筐体41、下側筺体42を用いてバネ−マス系の振動モデルとして表すことができる。
この振動発生器の振動モデルは、具体的に、以下に示すような構成となる。上側筐体41に第1のバネ31の一端が固定されおり、第1のバネの他端が可動子20の一端(上側)に固定されている。第2のバネ32の一端は下側筐体42の一端に固定され、第2のバネ32の他端は可動子20の他端(下側)に固定されている。また、第3のバネ33の一端が上側筐体41固定されており、第3のバネ33の他端は、可動子20が静止状態において、可動子20の一端に接している。ここで、可動子の静止状態とは、振動発生器1(コイル12)に交流電力が供給されていない場合に、可動子20が弾性部材30に支持されて静止している状態を示す。また、この場合に可動子20が弾性部材30に支持されて静止する位置を静止位置と呼ぶこととする。以下、第1、第2のバネ31、32のように両端を夫々筐体40、可動子20に固定しているバネを両側固定バネと呼び、第3のバネ33のように片端のみを固定しているバネを片端固定バネと呼ぶ。
振動発生器1に交流電流が供給されると、静止位置から上下方向に可動子20が変位して交流電流の周波数で振動する。上下方向は、上述の軸X方向に一致する。可動子20は交流電流の周波数で振動するため、供給される交流電流の周波数と、振動発生器1のバネ−マス系の共振周波数は同じ周波数に設定するとよい。バネ−マス系の共振周波数は、弾性部材30のバネ定数に関連しており、バネ定数を調整してバネ−マス系の共振周波数を所望の周波数に設定することにより、振動発生器1(可動子20)の共振周波数を所望の値に設定することができる。
本実施例の振動発生器が有する可動子20の位置と弾性部材30のバネ定数について説明する。図9(a)は、本発明の実施例の振動発生器における可動子の位置と可動子の推力の関係を表した図である。図9(b)は、本発明の実施例の振動発生器における可動子の位置[mm]とバネ定数[N/mm]の関係を表した図である。図9(a)の横軸は可動子20の位置[mm]を示し、縦軸は弾性部材30が可動子20に与える推力[N]を示している。また、可動子20の位置と推力の関係をプロットしたものを実線52で結んでいる。実線52の傾きは弾性部材30のバネ定数kを示している。傾きの絶対値が大きいほど弾性部材30のバネ定数kが大きい事を示し、傾きの絶対値が小さいほど弾性部材30のバネ定数kが小さい事を示す。ここで、可動子20の静止位置を原点Oとし、静止位置より一方側(上方側)にある場合をプラスとし、静止位置より他方側(下方側)にある場合をマイナスとする座標系を定める。図9(b)の横軸は可動子20の位置[mm]を示し、縦軸は弾性部材30のバネ定数[N/mm]を示している。
図9(b)に示すように、弾性部材30のバネ定数は、可動子20が振動方向に振動するときの位置(振動位置)に応じて異なり、振動方向において可動子20の静止位置を中心に非対称となる(原点Oを通る軸に対してバネ定数を示す線分52kが左右非対称である)ようにバネ定数変化部54で変化している。具体的には、バネ定数変化部54は、静止位置に位置しており、可動子20の振動位置がプラス側である場合に、弾性部材30のバネ定数は第1の値kpとなり、マイナス側である場合に第2の値kmになる。また、可動子20の振動位置がマイナス側である場合の方がプラス側である場合よりも弾性部材30のバネ定数の値は小さくなっている(kp>km)。これは、可動子20の振動位置がプラス側である場合に、可動子20が、第1、第2、第3のバネ31、32、33全てのバネの影響を受けることに対し、可動子20の振動位置がマイナス側である場合は、可動子20から第3のバネの他端が離れるため、可動子20が第3のバネの影響を受けないからである。
具体的には、可動子20の振動位置が静止位置より他方向側(マイナス側)である場合の弾性部材30のバネ定数は、第1のバネ31と、第2のバネ32の影響しか受けないため、第3のバネ定数k3を含まない第1のバネ定数k1と、第2のバネ定数k2とを合わせた第2の値(km=k1+k2)となる。また、可動子20の振動位置が静止位置より一方向側(プラス側)である場合の弾性部材30のバネ定数の値kpは、第1のバネのバネ定数である第1のバネ定数k1と、第2のバネのバネ定数である第2のバネ定数k2と、第3のバネのバネ定数である第3のバネ定数k3とを合わせた第1の値(kp=k1+k2+k3)となる。従って、バネ定数は、可動子20の振動位置がバネ定数変化部54より一方側(プラス)である場合に第1の値kpとなり、他方側(マイナス)である場合に第2の値kmとなる。
このように弾性部材30のバネ定数kが可動子の振動位置に応じて異なり、弾性部材30のバネ定数が、振動方向において可動子の静止位置を中心に非対称となるようにバネ定数変化部54で変化しているため、バネ定数変化部54(本実施例における静止位置)においてバネ定数kが変化し、静止位置から一方向(プラス方向)に可動子20が変位する量(可動子20の振動位置の内プラス側の最大の変位量)と、他方向(マイナス方向)に可動子20が変位する量(可動子20の振動位置の内マイナス側の最大の変位量)とのバランスが崩れ、静止位置から振動方向一方、或いは振動方向他方のうち何れか片方に可動子がある場合に可動子20の最大加速度が大きくなるので、所定の振動量(加速度)が発生する周波数帯域が広がることとなり、人が感じやすい所定の振動量を確保することができる。
また、バネ定数変化部54は、静止位置に位置しているため、可動子20が振動する際に必ずバネ定数の変化する位置を通るので、可動子20が振動する振動範囲内において必ずバネ定数が変化する点が存在することになり、共振周波数のずれ難い振動発生器を提供することができる。
以下、本実施例の振動モデルを用いて行なった振動シミュレーションの結果について図面を用いて説明する。振動シミュレーションは従来の如くバネ定数が一定のバネ−マス系の振動モデル(以後、従来モデル)と、本実施例の振動モデル(以後、実施例モデル)とで行い夫々を比較している。従来モデルは、実施例モデルから第3のバネを取り除き、バネ定数を図9に示す点線51に示すものを使用している。
図10に本発明の実施例の振動モデルの振動シミュレーションにおいて時間−変位量の結果を表す図を示す。図11に本発明の実施例の振動モデルの振動シミュレーションにおいて時間−加速度の結果を表す図を示す。図12に本発明の実施例の振動モデルの振動シミュレーションにおいて周波数−加速度の結果を表す図を示す。図10の横軸は、時間[msec]を示し、縦軸は、変位量[mm]を示す。また、点線71は、従来モデルにおける時間−変位量の結果を示し、実線72は、実施例モデルの時間−変位量の結果を示す。図11の横軸は、時間[msec]を示し、縦軸は、振動発生器1を携帯電話等の小型機器に搭載した場合の小型機器の加速度[G]を示す。また、点線81は、従来モデルにおける時間−加速度の結果を示し、実線82は、実施例モデルの時間−加速度の結果を示す。図12の横軸は、可動子20の振動周波数を示し、縦軸は、振動発生器1を携帯電話等の小型機器に搭載した場合の小型機器の加速度を示す。また、点線61は、本実施例モデルの周波数−加速度の結果を示し、実線62は、実施例モデル周波数−加速度の結果を示している。
図10〜図12を参照すると、実施例モデルは、変位量が従来モデルと比較して、プラス側の可動子20の振動位置の最大値が小さくなり変位量のバランスが崩れ(図10参照)、可動子20の振動位置がプラス側である場合とマイナス側である場合とではプラス側である場合の方が可動子20の最大加速度が大きくなっている(図11参照)。その結果、人が感知できる小型機器の加速度(約1[G]以上)を維持可能な周波数帯域を従来モデルと実施例モデルとで比較すると、従来例モデルの周波数帯域Fpに対して実施例モデルの周波数帯域Fdは、Fd>Fpとなっており(図12)、実施例モデルは、従来モデルと比べて、人が感知できる小型機器の加速度(約1[G]以上)を維持可能な周波数帯域が広がっている。
(振動周波数の設定)
振動発生器1の共振周波数は、バネ定数を調整する(所望のバネ定数を持つバネを選定する)ことにより行なう事ができる。バネ定数を調整する上での留意点について述べる。第1のバネ定数k1と第2のバネ定数k2とを合わせた第2の値km(全ての両端固定バネの合成バネ定数)は可動子の振動周波数を発生させるバネ定数kgより小さく設定される。このバネ定数kgは、実施例モデルと同じ共振周波数f0(共振周波数f0は、可動子の振動周波数と同じ周波数である。)を有し、片側固定バネを含ない両端固定バネのみで構成されるバネ−マス系のモデルの合成バネ定数kgの値である。バネ定数kgは以下の式を用いることにより得られる。
Figure 2011183290
ここでπは円周率であり、mは可動子20の質量である。小型の振動発生器1において、可動子20の重さは約2[g]〜5[g]になるため、人が感知しやすい周波数帯150[Hz]で振動させるためには、バネ定数Kgは1777[N/m]〜4441[N/m]になる。
また、第1のバネ定数k1と第2のバネ定数k2と第3のバネ定数k3とを合わせた第1の値kp(全てのバネの合成バネ定数)は、可動子の振動周波数を発生させるバネ定数kgより大きく設定される。(1)式を参照して分かるように、バネ−マス系の共振周波数は、バネ定数が小さくなるほど共振周波数が小さくなる。このため、本実施例のように、可動子20の振動位置が基準位置からプラス側である場合とマイナス側である場合とでバネ定数が異なる場合は、第2の値kmを可動子の振動周波数を発生させるバネ定数kgより小さくした場合、振動発生器1の共振周波数が小さくなるので、所望の可動子20の振動周波数を得るためには、第1の値kpを可動子の振動周波数を発生させるバネ定数kgより大きくして、振動発生器1の共振周波数を大きくする必要がある。
この様にすることにより、振動発生器1が振動する周波数帯域を所望の周波数に設定することができるとともに、人が感知できる加速度を維持可能な周波数帯域を広げることができる。特に、本実施例では、振動発生器の共振周波数を人が感知しやすい周波数帯(約150Hz)に設定している。
(変形例1)
本実施例では、コイル12の外側に可動子20が配置される構造を採用したが、図13の本発明の変形例1の振動発生器における断面図に示すように、コイル12aの内側に可動子20aが配置される構造を採用することもできる。
(変形例2)
本実施例では、バネ定数変化部54は、前記静止位置に位置することにより、弾性部材30のバネ定数が振動方向において静止位置を中心に非対称とする構成をとっているが、バネ定数変化部54は、前記静止位置から外れて位置するようにしても、同様に、バネ定数が振動方向において静止位置を中心に非対称となり、所定の振動量(加速度)が発生する周波数帯域を広げることが可能である。
以下に図面を用いてこの変形例2について説明する。図14に本発明の変形例2の振動発生器における断面図を示す。図15(a)に本発明の変形例2の振動発生器における可動子の位置と可動子の推力の関係を表した図を示し、図15(b)に本発明の変形例2の振動発生器における可動子の位置とバネ定数の関係を表した図を表した図を示す。
この変形例の振動発生器1bは、第3のバネ33bの高さを変えることにより実現できる。第3のバネ33bの高さを第1のバネ31の高さよりも高くすれば、バネ定数変化部54がマイナス側に設定され、可動子20の振動位置がマイナス側にある場合に弾性部材30のバネ定数が変化する。また、第3のバネ33bの高さを第1のバネ31の高さよりも低くすれば、バネ定数変化部54がプラス側に設定され、可動子20の振動位置がプラス側にある場合に弾性部材30のバネ定数が変化する。本変形例では、第3のバネ33bの高さをLsだけ第1のバネよりも低くした第3のバネ33bを用いているので、図14、図15に示すように、バネ定数変化部54がLsの長さ分プラス側に設定されている。また、図15(b)に示すように、弾性部材30bのバネ定数が、振動方向において可動子の静止位置を中心に非対称となる(原点Oを通る軸に対してバネ定数を示す線分53kが左右非対称である)ようにバネ定数変化部で変化している。
図16に本発明の変形例2の振動モデルの振動シミュレーションにおいて周波数−加速度の結果を表す図を示す。図16の横軸は、時間[msec]を示し、縦軸は、振動発生器1を携帯電話等の小型機器に搭載した場合の小型機器の加速度[G]を示す。この図を参照して分かるように、人が感知できる加速度(約1[G]以上)を維持可能な周波数帯域を従来モデルと変形例モデルとで比較すると、従来モデルの周波数帯域Fpに対して変形例モデルの周波数帯域Fd´は、Fd´>Fpとなっており、変形例モデルは、従来モデルと比べて、人が感知できる加速度(約1[G]以上)を維持可能な周波数帯域が広がっている。
(変形例3)
本実施例において、第3のバネ33は、永久磁石22に接するように構成されているが、図17の本発明の変形例3の振動発生器における断面図に示すように、錘23に接するようにしても良い。この様にすることにより、第3のバネ33cが第1のバネ31と同じ部材に接することになるため、振動によって、第3のバネ33cが可動子20に接したり離れたりするときの衝撃を同じ部材で受けることになり、可動子20を構成する永久磁石22と錘23の接着面に働くせん断力が小さくなる。このため、永久磁石22と錘23とがせん断力によって分離されてしまう事態を抑制できる。
(変形例4)
本実施例において、第3のバネ33は、上側筐体41に接着されているが、図18の本発明の変形例4の振動発生器における断面図に示すように、可動子20に接着するように構成しても良い。この様に構成する場合には、第3のバネ33dの貫通孔334の径を上側ヨーク13の外径よりも大きくする。この様にすることにより、振動の際には、可動子20が貫通孔334の中に収まるため振動が可能になる。第3のバネ33dを、可動子20に接着することにより、振動時には第3のバネと上側筐体41が振動時に衝突することになり、可動子20に直接衝撃が加わらないため可動子20が衝撃によって壊れにくくなる。
(変形例5)
本実施例における振動発生器1は、例えば、携帯電話、ゲーム用コントローラなどの電子機器に搭載可能である。本変形例では携帯電話に搭載した場合について以下に図面を用いて説明する。図19は、本発明の振動発生器を搭載した携帯電話の外観を示す外観図である。図に示すように、携帯電話70の収容筐体71の内部に振動発生器1が収容される(固定されている)。また、収容筐体71内には、振動発生器1に電力を供給するための電源73(例えば、二次電池など)、電源73の電力を所定の周波数の電力に変換して振動発生器1のコイル12に供給するための駆動回路72、振動が必要な場合を判断し、必要と判断した場合に、駆動回路72を駆動制御するための制御回路74が収容されている。この様な構成を有することにより、制御回路74が振動が必要と判断した場合(例えば、着信がなされたり、ユーザーによって特定の操作がなされたりした場合)に、制御回路74が駆動回路72が動作するための電気信号を駆動回路72に送り、駆動回路72は、それを受けて電源73からの電力を所定の周波数の電力に変換して振動発生器1へ供給する。振動発生器1に電力が供給されると振動し、その振動は収容筐体71に伝わってユーザーに知覚される。この様にして、携帯電話70は、例えば、着信がなされたり、ユーザーによって特定の操作がなされたりした場合に、それらの動作がなされたことをユーザーに知らせることができる。
(その他の変形例)
本実施例では、永久磁石22はラジアル磁石を用いたが、リング形状を半分に割った形状の磁石を2枚使用し、互いに向い合う方向に着磁されているパラレル磁石を用いることもできる。
本実施例では、第3のバネを軸X方向一端側(上側)に配置される第1のバネ31の中空空間内部に配置していたが、軸X方向他端側(下側)に配置される第2のバネ32の中空空間内部に配置するようにしても良い。
1 振動発生器
10 固定子
11 バックヨーク
12 コイル
13 上側ヨーク
14 下側ヨーク
20 可動子
21 磁性部材
22 永久磁石
23 錘
30 弾性部材
31 第1のバネ
32 第2のバネ
33 第3のバネ
40 筐体
41 上側筐体
42 下側筐体
54 バネ定数変化部
110 バックヨーク本体
111 上側凸部
112 下側凸部
131 上底部
132 上側ヨーク壁
133 上側ヨークの貫通孔
141 下底部
142 下側ヨーク壁
143 下側ヨークの貫通孔
144 下側ヨークの挿通孔
311 第1のバネの小底面部
312 第1のバネの大底面部
313 第1のバネの外周側面部
321 第2のバネの小底面部
322 第2のバネの大底面部
323 第2のバネの外周側面部
331 第3のバネの小底面部
332 第3のバネの大底面部
333 第3のバネの外周側面部
334 第3のバネの貫通孔
423 下側筐体の貫通孔
424 下側筐体の挿通孔
70 携帯電話
71 収容筐体
72 駆動回路
73 電源
74 制御回路

Claims (7)

  1. 磁石を有する可動子と、
    前記可動子を所定の振動方向に振動させるための振動磁界を前記可動子に供給する磁界供給部と、
    前記可動子を支持する弾性部材と、を備えた振動発生器において、
    前記弾性部材のバネ定数は、前記振動方向において前記可動子の静止位置を中心に非対称となるようにバネ定数変化部で変化することを特徴とする振動発生器。
  2. 前記バネ定数は、
    前記可動子の振動位置が前記バネ定数変化部より一方側である場合に第1の値kpとなり、他方側である場合に第2の値kmとなることを特徴とする請求項1に記載の振動発生器。
  3. 前記第1の値kpは、前記可動子の振動周波数よりも大きい共振周波数を発生させるバネ定数の値であり、前記第2の値kmは、前記振動周波数よりも小さい共振周波数を発生させるバネ定数の値であることを特徴とする請求項2に記載の振動発生器。
  4. 前記弾性部材は、
    第1のバネ定数を有し、前記可動子の前記振動方向の一端側に配置され、前記可動子の前記振動方向の一端を支持する第1のバネと、
    第2のバネ定数を有し、前記可動子の前記振動方向の他端側に配置され、前記可動子の前記振動方向の他端を支持する第2のバネと、
    第3のバネ定数を有し、前記可動子の前記振動方向の一端側に配置され、前記所定位置よりも前記振動方向の一方側において前記可動子と接する第3のバネとを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の振動発生器。
  5. 前記バネ定数変化部は、前記静止位置に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の振動発生器。
  6. 前記バネ定数変化部は、前記静止位置から外れて位置することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の振動発生器。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の振動発生器と、
    前記振動発生器を収容するための収容筐体とを備えたことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20120153748A1 (en) * 2010-12-17 2012-06-21 Tomokuni Wauke Vibration generator
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