JP2003308949A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JP2003308949A
JP2003308949A JP2002111749A JP2002111749A JP2003308949A JP 2003308949 A JP2003308949 A JP 2003308949A JP 2002111749 A JP2002111749 A JP 2002111749A JP 2002111749 A JP2002111749 A JP 2002111749A JP 2003308949 A JP2003308949 A JP 2003308949A
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fixing
film
heating
layer
elastic layer
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Michihito Yamazaki
道仁 山崎
Yusuke Nakazono
祐輔 中園
Satoshi Nishida
聡 西田
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Canon Inc
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー像に像ズレ、ガサツキ、濃度薄や像の
滲み、色再現のズレ等が発生するのを防ぎ、且つ、定着
ニップ部の温度を迅速且つ安定して制御することによっ
て熱効率向上を図ることができる加熱装置及び画像形成
装置を提供すること。 【構成】 少なくとも通電により発熱する加熱体と、該
加熱体の温度を検出する手段と、前記加熱体の一部を覆
い走行する耐熱性フィルムと、該耐熱性フィルムを介し
て前記通電加熱体に圧接する加圧部材とから成る加熱装
置において、前記加熱体は加圧部材と圧接する領域にお
いて加圧部材側に凸の曲面を有し、且つ、前記耐熱性フ
ィルムは、基層、弾性層、離ケイ層の少なくとも3層か
ら成るとともに、前記弾性層は、その体積抵抗をρとし
たときに、1×103 (Ω・cm)≦ρ≦1×107 (Ω・cm)の範囲にあり、且つ、前記弾性層は抵抗若
しくはダイオードを介して接地されているものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも加熱部
材と加圧部材とを互いに圧接させることにより加熱ニッ
プを形成し、被加熱体を前記加熱ニップに誘導し通過さ
せることによって、被加熱体の加熱及び加圧を行い、被
加熱体の表面を改質させる装置、特に静電記録方式、電
子写真方式等の画像形成手段により記録材上に形成され
たトナー像を定着させる加熱装置及び該加熱装置を有す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電記録装置や電子写真装置にお
いて、記録材上に形成されたトナー像の定着は、アル
ミ、鉄等から成る中空ローラ内部にハロゲンランプ等の
発熱体を内包させた加熱定着ローラと弾性体層を有する
加圧ローラとを圧接させることで形成する定着ニップに
前記記録材を導き、挟持搬送させることでトナー像の定
着を行なう熱ローラ定着方式が広く行われてきている。
【0003】しかしながら、前記熱ローラ定着において
ローラの温度制御は、熱ローラから空気層を介して配置
されるランプのon/off制御で行われるのが一般的
であるため、記録材の通過によって定着ローラ表面に生
じる温度降下を定着性の悪化を招かない程度に抑えるた
めに、定着ローラの熱容量を通紙スピードに応じて確保
しておく必要がある。そのため、定着ローラ表面温度を
定着可能な温度に立ち上げるために数十秒から数分間に
及ぶウェイト時間を要する、或は待機時にプリント要求
信号が入力された場合に、定着ローラの表面温度を定着
可能温度に迅速に立ち上げるために、待機時においても
ローラ表面温度を一定温度以上に維持することで電力を
消費してしまうといった不都合があった。
【0004】そのため最近では、アルミナ、窒化アルミ
等の絶縁基板上に抵抗発熱体を形成し、通電制御により
温度制御を行う加熱体を低熱容量の耐熱フィルムを介し
て定着ニップに圧接させる形式で配置させ、加熱体から
定着ニップまでの熱応答性を向上させることで省電力化
及び通電加熱体への通電開始から定着可能温度に達する
までの時間短縮を実現させるフィルム加熱定着方式が、
特開昭63−313182号公報、特開平2−1578
78号公報に記されているように提案、実用化されてい
る。
【0005】前記フィルム定着器の概要を図11を用い
て説明する。
【0006】図11は電子写真装置にフィルム加熱定着
器を使用した場合の要部断面図であり、600は加熱ヒ
ーター640、定着フィルム650、フィルムガイド6
60から成るヒーターユニット、700は芯金710、
シリコーンゴム720、PFAチューブ730から成る
加圧ローラである。ヒーター640は、アルミナ基板6
10上に銀合金から成る抵抗発熱体620が印刷形成さ
れた上、ガラスコートが行われることで抵抗発熱体の保
護及び摺動性向上が図られている。
【0007】又、基板610の裏面にはチップサーミス
ター630が接着配置され、その抵抗値はA/D変換さ
れた後、CPU500に入力され、その入力値に応じて
不図示のDCコントローラーからの制御信号により、ト
ライアック350の制御が行われることでヒーター64
0への通電制御が行われる。定着フィルム650は、内
径24mm、厚さ50μmの円筒型ポリイミドフィルム
上に、フッ素樹脂とカーボンから成る厚さ4μmのプラ
イマー層、PTFEとPFAを主成分とする厚さ10μ
mの離ケイ層が形成されたフィルムである。本例の定着
器において、記録材250を搬送するための駆動は、不
図示のモーター及び駆動ギヤ列から加圧ローラ芯金71
0に伝達され、加圧ローラ表面と定着フィルム及び記録
材間に作用する摩擦力により、記録材、定着フィルムの
搬送が行われる。
【0008】前記したフィルム加熱定着器においては、
低熱容量の加熱体に近接、或は直接接触させて温度検知
手段を配置することが可能であり、それにより前記加熱
体の温度を連続的に一定温度範囲内に制御するととも
に、加熱体の温度を低熱容量の定着フィルムを介して記
録材に伝える、即ち定着ニップ内の温度を任意、且つ、
連続的に一定温度範囲内に制御することが可能となるた
め、従来の熱ローラ定着に比べ低消費電力化、ウェイト
時間の大幅短縮が可能になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ィルム加熱定着器にあっては以下に説明するような問題
がある。
【0010】即ち、トナーの印字密度が高い画像、特に
ベタ画像に近いトナー像を定着する場合、更には3色以
上のトナーを重ね合わせてフルカラーのグラフィック画
像を再現させようとするようなトナー像の定着を行う場
合に、前述のような定着フィルムは表層に弾性を有さな
いため、定着フィルム表面と前記トナー層表面のトナー
粒子はそれぞれ点接触となり易く、且つ、トナー粒子或
は粒界の隙間に存在する空気層により、局部的に熱の伝
わりにムラが生じることでトナー層の表面に局部的なト
ナーの溶融ムラが生じ、画像にガサツキ、光沢ムラを生
じさせ易いという問題がある。
【0011】又、前述したようなトナー層表面に溶融ムラ
が生じると、トナー層表面で光の散乱が増大するため
に、OHTシート等の透明シート上に形成したトナー像を
プロジェクターに掛けた場合、画像が暗くなる、或は色
再現に乏しい画像になるといった問題がある。
【0012】前述した問題を改善させるために、特開平
10−48868号、特開2000−187407に示
されるように、定着フィルム表面に弾性層を形成した加
熱定着装置、或は画像形成装置の提案が行われている。
これらの提案では定着フィルム表面に弾性を付与させる
ことにより、定着ニップ領域においてトナー層表面と密
着した際にフィルム表面に弾性変形が生じることでフィ
ルム表面と個々のトナー粒子との接触面積が増大するこ
とでトナーの溶融が促進され、トナーの溶融ムラに起因
する画像のガサツキや光沢ムラの発生が抑えられるよう
になるとされている。
【0013】然るに、前述したように円筒形の定着フィ
ルムの内径より小さい断面外径を有するフィルムガイド
を定着フィルムに内包させる形でフィルムの動きに制限
を加え、加圧ローラとの摩擦力で定着フィルムの駆動を
行うフィルム定着器においては、図11に示すように、
定着ニップNの上流域A及び下流域Bにおいてフィルム
に弛みが生じる。特に、上流側の弛みは、温度と加圧力
が定着には不十分な状態でフィルム表面がトナー層と接
触する可能性を増大させる問題がある。
【0014】定着ニップ上流域で定着フィルムがトナー
層表面と近接若しくは接触すると、トナーが定着フィル
ム表面にオフセットする現象が避けられず、その場合、
一度フィルムにオフセットしたトナーは、一部がフィル
ム上に残り、又、紙上に戻る場合もオフセットする前に
紙上に在った位置とは異なる位置に戻るために、個々の
ズレはそれぞれ微細な面積ではあるものの、記録材の下
地が現われる微細面積が多数出現することで、巨視的に
は本来得られるべき画像濃度より薄くなる、或はドット
ずれにより画像がガサついて見える3色以上のトナー像
を重ねてカラー画像を得る場合には色再現が安定しない
等の問題が生じる。
【0015】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、トナー像に像ズレ、ガサツ
キ、濃度薄や像の滲み、色再現のズレ等が発生するのを
防ぎ、且つ、定着ニップ部の温度を迅速且つ安定して制
御することによって熱効率向上を図ることができる加熱
装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、少なくとも通電により発熱する加熱体
と、該加熱体の温度を検出する手段と、前記加熱体の一
部を覆い走行する耐熱性フィルムと、該耐熱性フィルム
を介して前記通電加熱体に圧接する加圧部材とから成る
加熱装置において、前記加熱体は加圧部材と圧接する領
域において加圧部材側に凸の曲面を有し、且つ、前記耐
熱性フィルムは、基層、弾性層、離ケイ層の少なくとも
3層から成るとともに、前記弾性層は、その体積抵抗を
ρとしたときに、1×103 (Ω・cm)≦ρ≦1×107 (Ω・cm)の範囲にあり、且つ、前記弾性層は抵抗若
しくはダイオードを介して接地されていることを特徴と
する。
【0017】又、本発明は、記録材上にトナー像を形成
する手段と、前記トナー像を記録材上に定着させる定着
手段を有する画像形成装置において、前記定着手段を前
記加熱装置で構成したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】<実施の形態1>図1は本発明を適用した
画像形成装置である電子写真式レーザープリンター(L
BP)900の要部を表した図、図2は図1に示したL
BPの定着器要部の横断面図、図3は前記定着器を紙進
入方向から見た正面図、図4は定着ヒーターの横断面
図、図5は定着ヒーターの製造における代表的な工程で
のヒーター正面図と断面図を表した図、図6は定着フィ
ルムの横断面図、図7は定着ニップ領域を拡大した模式
図を従来例と本実施の形態に関してそれぞれ表した図で
ある。
【0020】先ず、図1を用いて像形成プロセスを簡単
に説明する。
【0021】1は像担持体である感光ドラムであり、不
図示の制御回路及び駆動手段によって矢印方向に回転制
御される。感光ドラム1の周囲には、1 次帯電ローラ
2、露光手段3からのレーザー光L、回転現像器40、
第2の像担持体である中間転写ベルト5、バイアスロー
ラ54、クリーナー11が配置されている。トナー像
は、バイアスローラ6及び53によって記録材P上に転
写され、記録材Pは搬送ベルト65を介して定着器10
0に送られ、加熱定着された後、フェイスダウントレー
119上に出力される。
【0022】次に、感光ドラム1及び中間転写ベルト5
に対するトナー像形成は以下の手順で行われる。
【0023】先ず、不図示のバイアス電源から帯電ロー
ラ2に対して帯電バイアスが印加されることによって感
光ドラム1表面が一様帯電され、更にレーザースキャナ
ー3から画像信号に応じて強度変調されたレーザー光L
によって露光されることにより、感光ドラム1上に静電
潜像が形成される。本実施の形態において、先の静電潜
像は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色に
色分解されており、各色成分は独立に感光ドラム1上に
形成され、更に回転現像器40において、例えばイエロ
ーの潜像であればイエロー現像器4Yによって、マゼン
タの潜像であればマゼンタ現像器4Mによって現像さ
れ、且つ、各色のトナー像は1次転写バイアスローラ5
4によって中間転写ベルト5へ1次転写される。
【0024】イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの
各トナー像は、先に示したように各色成分毎の潜像形成
及び現像を経ることによって中間転写ベルト5上で重ね
合わされる。
【0025】以上、中間転写ベルト5上にトナー像が形
成されるタイミングに合わせて、記録材Pは、紙カセッ
ト13から給紙ローラ7によって給紙され、更に転写領
域に搬送される。そして、トナー像は、記録材P上に2
次転写バイアスローラ6及びテンションローラ53によ
って一括転写(2次転写)され、そして、定着器100
によって記録材上に定着され、記録材Pが排紙トレー1
19上に出力される。
【0026】ここで、本実施の形態において使用する定
着器100について図2〜図6を用いて説明する。
【0027】図2は定着器要部の横断面図、図3は記録
材進入方向から見た要部構成図、図4は定着ヒーターの
横断面図、図5は定着ヒーターの製造工程を説明するた
めの図、図6は定着フィルムの横断面図である。
【0028】図2において、8はヒーター、定着フィル
ム、サーミスター等から成るヒーターユニット、9は加
圧ローラであり、加圧機構及び定着器フレーム、給電コ
ネクター等の公知の構成要素は省略されている。
【0029】図中、80はヒーターであり、曲率半径1
5mmの曲率を有するステンレス基板上にガラスコー
ト、抵抗発熱体及び電極の印刷、前記抵抗体の保護ガラ
ス層が形成されていることを特徴とする。81はサーミ
スターであり、82は液晶ポリマーから成るフィルムガ
イド、83は鉄製の補強板金である。85は定着フィル
ムであり、内径30mm、厚さ50μmの円筒形ポリイ
ミドフィルム層、シリコーンゴムにカーボンブラック、
グラファイト、金属酸化物等の導電性物質を分散させた
厚さ250μmの導電性弾性層、PFAとPTFEから
成る厚さ10μmの離ケイ層の3層から成っている。
【0030】加圧ローラ9は、アルミから成る芯金9
1、シリコーンゴム92、PFA樹脂層93から成って
いる。110は記録材Pを定着ニップに誘導させるため
の入り口ガイド、112は排紙ガイドである。
【0031】本実施の形態においては、フィルムガイド
82とヒーター80で形成する曲面が一定方向にのみ曲
率を持ち、且つ、その方向が定着フィルム85の回転面
の曲率方向と一致することを特徴とする。そのため、加
圧ローラ9に駆動を与え、定着フィルム85を定着ニッ
プ(N)においてを加圧ローラ9との間に生じる摩擦力
で回動させる場合、定着フィルム85には引っ張り応力
が加わり、αで示されるニップ上流領域において定着フ
ィルム85は、フィルムガイド82とヒーター80で形
成する曲面に接触して走行する。
【0032】図11で説明した従来構成、即ちヒーター
が平面であり、且つ、ヒーター平面の延長線上にフィル
ムガイド面がある場合、定着ニップ(N)の上流域A及
び下流域Bで示した領域において定着フィルムは、自身
が持つ剛性によりニップ平面の延長平面から加圧ローラ
側に膨らむために、記録材P上のトナー像は、定着ニッ
プ(N)に突入する前に定着フィルムに接触若しくは著
しく近接して、トナーがフィルムにオフセットする危険
が高いのに対し、本実施の形態の構成では、定着ニップ
(N)の上流域αにおいて、フィルムはヒーターとフィ
ルムガイドで構成される曲面に沿って走行する、即ちフ
ィルムの走行面が記録材Pから離れることで、定着ニッ
プ(N)に突入する前に記録材上のトナー像がフィルム
に接触、若しくは著しく近接する事で生じるオフセット
の発生は大幅に抑制されることになる。
【0033】図3は本実施の形態に係る定着器を記録材
進入方向から見た要部構成図である。
【0034】85は前記定着フィルムであり、内径φ3
0mm、厚さ50μmの円筒形ポリイミドフィルムに対
し、弾性層853、離ケイ層855がこの順にコーティ
ングされた耐熱フィルムである。弾性層853は、RT
Vシリコーンゴム溶液にケッチェンブラック及びグラフ
ァイトを分散させた後、硬化させ厚さ250μm、マイ
クロゴム硬度計(高分子計器(株)製、商品名:MD−
1(Cタイプ)、プローブ:φ1mm半球タイプ)によ
って測定したマイクロゴム硬度が50°、体積抵抗が7
×105Ω・cmとした弾性層である。この弾性層は、
後述するように長手の片側端部において5mm巾で露出
しており、この露出部には導電ブラシ89が接触配置さ
れており、この弾性層はダイオード89を介して接地さ
れている。なお、シリコーンゴムに分散させる導電物質
としては、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、
チャンネルブラック、サーマルブラック、アセチレンブ
ラック等のカーボンブラック及びグラファイト若しくは
銅、銀、ニッケル等の導電性に優れる金属粒子、金属粉
末、酸化スズ、酸化チタン、酸化インジウム等の導電性
を有する金属酸化物、各種の無機フィラーに金属メッキ
を施した物質、或はリチウム、ナトリウムカリウム、リ
ン等の金属塩及びその錯体、若しくは複合体等が使用で
きる。
【0035】855はPFAにPTFEを分散させたデ
ィスパージョンをディッピング、スプレー等によってコ
ートした後、加硫、焼成を行った厚さ10μmの離ケイ
層である。9は加圧ローラであり、定着フレーム110
に軸受、加圧手段を介して組み付けられており、メイン
モーターからの駆動はギヤ120を介して伝えられる。
【0036】又、定着ニップ近傍においてトナーに作用
する電界力が記録材に向かう方向に加わるように、芯金
91はトナーと逆極性のプラス電荷を帯びる方向にダイ
オード99を介して接地され、前記定着フィルム弾性層
853は、トナーと同極性のマイナス電荷を帯びる方向
にダイオード89が接地されている。131はACコネ
クターであり、加熱ヒーター80上に形成された抵抗発
熱体を電源回路に接続させている。132はDCコネク
ターであり、サーミスター81をDC制御回路に接続し
ており、DC制御回路はサーミスターの抵抗値から加熱
ヒーター80の温度を検出し、加熱ヒーター80に対す
る通電制御を行っている。
【0037】図4と図5を用いて本実施の形態に示す加
熱ヒーター80について更に説明する。
【0038】図4はヒーター80の横断面図であり、8
00はSUS430から成る厚さ0.5mmの基板であ
る。801は厚さ80μmのガラスコート、803a,
803bは銀を主成分としパラジウム(Pd)等が添加
された抵抗発熱体、805は抵抗発熱体903及びガラ
スコート801上に形成されたオーバーコートガラスで
ある。尚、SUS430の熱膨張率は293K〜500
K程度の領域において、10.5×10−6(1/K)
であるため、本実施の形態において使用する絶縁ガラス
801、保護ガラス805の熱膨張率9.1×10−6
(1/K)に近く、加熱と自然冷却を繰り返しても界面
で剥がれや割れの生じることがない。又、SUS430
以外でも、ニッケル鋼(50Fe、50Ni)等は熱膨
張率が9.6×10−6(1/K)であり、ガラスの熱
膨張率に近いためヒーター基板として使用できる。
【0039】図5は加熱ヒーター80の代表的な製造工
程、即ち基板800に対する曲面加工、ガラスコート、
発熱体印刷、電極印刷等を行い、ヒーター80に加工す
るまでの手順を示したものであり、5−a〜5−fはヒ
ーター基板800を定着フィルムとの摺動面から見た正
面図であり、5−a〜5−fは図中のA線での横断面を
示したものである。
【0040】5−aは長手280mm、巾12mm、厚
さ0.5mmのSUS430から成る基板800の正面
図、5−bは基板800にプレス加工を施し、曲率半径
15mmの曲げ加工を施した状態の図であり、A線での
横断面を示している。5−cは基板800に厚さ80μ
mのガラスコート801を行った状態を表した図、5−
dはガラスコート面801上に銀合金から成る導体電極
パターン802a,802b,802cを印刷、焼成し
た状態を表した図である。5−eは抵抗発熱体パターン
803a,803bを印刷、焼成した状態を表した図、
5−fは電極802a,802bのコネクター接点領域
を除いてガラスのオーバーコート805が行われ、ヒー
ター80として完成した正面図である。
【0041】図6は定着フィルム85の断面図であり、
850は内径30mm、厚さ50μmの円筒形ポリイミ
ドフィルム、853はシリコーンゴムにカーボンブラッ
クを分散させた厚さ250μm、体積抵抗が7×105
Ω・cmの弾性層、855はPFAとPTFEから成る
厚さ10μmの離ケイ層の3層から成っている。
【0042】図7は定着ニップ領域の拡大図を従来例と
本実施の形態について模式的に表した図であり、図7−
1は平面ヒーター610、弾性層を有しない定着フィル
ム650、加圧ローラ700、記録材P、トナー像t等
から成る図11において示した従来のフィルム加熱定着
器の定着ニップ断面図、図7−2は加圧ローラ9側に凸
の曲率を有する曲面ヒーター80、弾性層853を有す
る定着フィルム85、サーミスター81、記録材P、ト
ナー像t等から成る本実施の形態に示すフィルム加熱定
着器の定着ニップ断面図である。
【0043】本実施の形態においては、前記定着フィル
ムの弾性層853はシリコーンゴムにカーボンブラック
及びグラファイトを分散した上で加硫、焼成を行い形成
したたものであり、その厚さは50μm以上500μm
以下、抵抗値は1×103(Ω・cm)以上、1×10
7(Ω・cm)以下が好ましい。
【0044】その理由は、先ず弾性層853の厚さに関
しては、50μm以下であると定着フィルムがトナー像
を加圧した際にフィルム表面に生じる弾性変形量がせい
ぜい数μm程度しか得ることができないため、前述のよ
うにフィルムとトナー粒子間の接触面積を増大させるこ
とで熱を良く伝え、且つ、トナーの定着面を平滑化させ
ることでトナー表面で光散乱を抑えることが困難になる
からである。又、500μm以上の厚さになると、ヒー
ター80から弾性層853を介して離ケイ層表面までの
熱抵抗が大きくなることで、ヒーター80の制御温度と
フィルム85の表面温度との間に生じるズレが大きくな
り、熱効率の低下、装置のクイックスタート性の低下を
招き好ましくない。
【0045】次に、弾性層853の抵抗値に関しては、
低抵抗化することでフィルム表面の静電容量を上げて、
フィルム表面が電荷を帯びても帯電電位を上昇させない
効果がある。そのため、抵抗値を1×107(Ω・c
m)以上程度にしてしまうとフィルム表面のチャージア
ップを抑えることが困難となり好ましくない。又、低抵
抗化するためにはシリコーンゴムに対し導電材であるカ
ーボンブラックやグラファイトの配合量を上げる必要が
あるが、1×103(Ω・cm)以下となる程度までカ
ーボンブラックやグラファイトの配合量を高くするとゴ
ム弾性や耐久性が損なわれ好ましくない。
【0046】前述のように、低抵抗化させた弾性層は、
ダイオード89を介して接地されている。そのため、転
写バイアスによりプラス電荷を帯びた記録材の通紙が行
われても、定着フィルム85の表面がプラスの電荷を帯
び、記録材上のトナーがフィルムに静電オフセットする
現象の発生を抑えることができる。尚、弾性層853は
導電化されることで静電容量が増大するため、ダイオー
ドではなく抵抗を介して接地した場合においても、フィ
ルムの表面電位を低く保つことが可能となり、トナーの
オフセットを改善させることが可能になる。
【0047】本発明者は、体積抵抗値が7×105
(Ω・cm)の弾性層853を用い、厚さを30μm〜
500μmまで変化させた定着フィルムを用い、像形成
装置900で出力させた画像を、そのガサツキ、OHT
シート上画像の透光性及びサーミスター81による検知
温度が190℃での定着性の3点で評価した結果を表1
に示した。
【0048】
【表1】 表1に示すように、加熱ヒーターの断面形状を加圧ロー
ラに凸となる側に曲率を持たせ、且つ、定着フィルム8
5に弾性層を設け、その厚さを70μm〜400μmの
間にすることで、ガサツキが少なく、定着性が良好で、
且つ、OHTシート上に形成したトナー像の透光性も優
れた画像を出力させることが可能になる。
【0049】以上説明したように、フィルム加熱式定着
器において、加熱ヒーターの断面形状を定着ニップ領域
において加圧ローラ側に凸となるような曲面とし、且
つ、定着フィルムに弾性層を設け、その弾性層を導電層
としてダイオード若しくは抵抗を介して接地させること
で、特にトナー層厚が比較的厚くなるフルカラートナー
像の定着において、色再現に優れ、ガサツキとトナーオ
フセットが少なく、OHTシート等に形成される画像透
光性も優れ、且つ、定着性も良好な定着器を得る事が可
能になる。
【0050】尚、本実施の形態において、弾性層853
の形成にRTVシリコーンゴム溶液にケッチェンブラッ
ク及びグラファイトを分散させ室温硬化させることで行
ったが、LTVシリコーンゴム溶液、フッ素ゴムのラテ
ックス液(フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペン
−テトラフルオロエチレン3元共重合体)とフッ素樹脂
分散液を混合させた液等にカーボンブラックや金属フィ
ラー等を分散させ焼成、硬化させることで導電性を有す
るシリコーンゴム弾性層、フッ素ゴム弾性層を形成して
も良い。
【0051】又、定着装置として説明を行ってきた加熱
装置は、トナー像の加熱定着器としてばかりではなく、
例えば、画像を担持した記録材を加熱して、その表面性
を改質させる加熱装置、乾燥処理、ラミネート処理等を
行う加熱装置として使用することができる。
【0052】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図8及び図9に基づいて説明する。
【0053】本実施の形態は、加熱ヒーター基板を実施
の形態1で示した金属基板に曲げ加工を施した材料か
ら、アルミナ、窒化アルミ等のセラミックス材料とし、
前記セラミックス基板の製造を、曲面加工を施した型を
用いて焼結加工させることで実現させることを特徴とす
る。
【0054】本実施の形態においては、セラミックス基
板を成型、焼成させる型に曲面加工を施すことで、図8
−1に示すようなセラミックス基板8001を作製す
る。
【0055】基板8001に、銀合金から成る抵抗発熱
体、導電電極の印刷、焼成、ガラス保護層の印刷、焼成
等を行った後、図中のS1,S2,S3,…に示す領域
にレーザースクライブ、ダイアモンドカッター等でスク
ライデ面を形成し、その面で分割を行い、図8−2に示
すように、加圧部材側に凸の曲面を有する加熱ヒーター
8010を作製する。
【0056】この加熱ヒーター8010を用いたフィル
ム加熱定着器を図9に示す。
【0057】図中、8010は加圧ローラ9側に凸の曲
面を有するセラミック基板ヒーター、8100はサーミ
スター、8200はフィルムガイド、8300は補強板
金であり、8500は内径30mm、厚さ50μmの円
筒形ポリイミドフィルム層、シリコーンゴムにカーボン
ブラック、グラファイト等の導電性物質を分散させた厚
さ200μmの導電性弾性層、PFAとPTFEから成
る厚さ10μmの離ケイ層の3層から成る定着フィルム
である。前記ヒーター、フィルムガイド、定着フィルム
等から成るヒーターユニットが8000であり、定着フ
ィルム8500に形成された弾性層は、導電性を有して
おりダイオード8900によって接地されている。
【0058】実施の形態1においては、ヒーター基板と
して金属を選択したため、抵抗発熱体を印刷、焼成する
前に絶縁ガラス層801のコート、焼成が必要であった
が、本実施の形態においては、基板自体が絶縁性である
ため基板上にそのまま抵抗発熱体層を印刷、焼成させる
ことが可能になる。
【0059】尚、本実施の形態においては、図8−2に
示すエッジ部E1,E2は、定着フィルム8500の摺
動面に近接する位置にある。そのため、基板の分割工程
においてエッジ部E1,E2にエッジ、バリが立つと定
着フィルム8500の内面を削ってしまうため、前記エ
ッジ部に研磨シート、研磨ベルト等を当ててエッジ面を
滑らかにさせれば、フィルムガイド8200とヒーター
8010の境界面が滑らかになり、定着フィルム850
0の不必要な磨耗を防ぐことができる。
【0060】<実施の形態3>本実施の形態において
は、弾性層にBN(窒化ホウ素)、窒化アルミ、Si
C、Si3 N4等の熱伝導率が0.04cal/cm
・sec・℃以上の高熱伝導フィラーを分散させた定着
フィルムを用いることを特徴とする。
【0061】図10を用いて本実施の形態についての説
明を行う。
【0062】図10は本実施の形態に示す定着フィルム
を用いた定着器の定着ニップ領域の拡大図を模式的に表
した図である。図中、8550は定着フィルムであり、
8551はポリイミドワニス100gに対しワニスの焼
成硬化後にBNフィラー量が20%wtとなる量加え、
焼成硬化させた円筒型ポリイミドフィルム。
【0063】8553は弾性層であり、室温硬化型シリ
コーンゴム(RTV)にケッチェンブラックとグラファ
イトの混合物をシリコーンゴム溶液100gに対し4g
及びBNフィラー粉末12gを分散させたシリコーンゴ
ム溶液を、前記円筒型フィルム8551に塗布し、硬化
させ厚さ300μmとした。更に、PTFE粒子が分散
されているフッ素樹脂ディスパージョンを前記弾性層8
553上に塗布し、焼成硬化させることで、厚さ10μ
mの離ケイ層8555を形成し、定着フィルム8550を
得た。
【0064】8080はNi鋼(50Fe、50Ni)
から成る基板上に絶縁ガラス層、抵抗発熱体層、保護ガ
ラス層を形成させた定着ヒーター。8282は液晶ポリ
マーから成るフィルムガイド、8181はサーマスター
である。9は加圧ローラであり、不図示の駆動手段から
の駆動を受けて矢印方向に回転制御される。Pは記録材
であり、トナー像tが転写され、定着ニップを通過する
ことで定着され出力される。
【0065】本実施の形態においては、弾性層8553
にBNフィラーを分散させることで弾性層の熱伝導率が
向上するため、弾性層の厚さを変えない場合は、サーミ
スター8181による制御温度を下げても同等の定着性
が得られる。それにより、記録材のカールを抑え、葉
書、A5,B5等の小サイズ紙の単位時間当たりの出力
枚数を大きくさせることが可能になる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、フィルム加熱定着方式において、加熱体が加圧
部材に対し凸の曲率平面を有することにより、加熱体が
平面である場合に比べて定着フィルムが加圧部材から離
れた領域を走行するようになるため、未定着トナー像は
より加熱ニップに近い位置で定着フィルムに接触、近接
するようになり、トナーの定着フィルムへのオフセット
や像ズレ、ガサツキの発生が抑えられる。
【0067】又、定着フィルムが弾性層を有するため、
加熱ニップ部で前記耐熱性フィルムがトナー像と接触し
て加熱、加圧する際、定着フィルム表面がトナー像の重
なり形状に応じて弾性変形することで、フィルム表面と
トナー同士の密着面積増大することでトナーの溶融、混
色を促進させ、より色再現、発色に優れた画像を得るこ
とが可能になる。更に、透光性を有するシート上にフル
カラー像を形成し、プロジェクターに掛けて光透過像を
得る場合に、トナーの定着表面の平滑化を促すことで、
トナー像表面での光散乱が減少し、色再現に優れた透光
像を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るカラーレーザービ
ームプリンターの要部構成を示す横断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る定着器の要部構成
を示す横断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る定着器を記録材進
入方向から見た正面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る定着器に用いたヒ
ーターの断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るヒーターの製造工
程を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る定着器の定着フィ
ルムの横断面図である。
【図7】従来例と本発明の実施の形態1に係る定着器の
定着ニップ領域での違いを説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る定着器のヒーター
基板及びモーターの斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る定着器の要部構成
を示す横断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る定着器の定着ニ
ップ領域の拡大図である。
【図11】従来例であるフィルム加熱式定着器の横断面
図である。
【符号の説明】
1 有機感光ドラム 2 帯電ローラ 3 レーザースキャナー 5 中間転写ベルト 100 定着器 8 ヒーターユニット 9 加圧ローラ 80 ヒーター 81 定着フィルム N 定着ニップ α 定着ニップ上流領域 β 定着ニップ下流領域 110 定着入り口ガイド 800 ヒーター基板 801 絶縁ガラス 805 保護ガラス 850 定着フィルムベース層 853 定着フィルム弾性層 855 定着フィルム離ケイ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA01 AA02 AA09 AA11 BA13 BA25 BA26 BA30 BB29 BE03 CA07 3K034 AA02 AA10 AA20 AA34 AA37 BA05 BA13 BB02 BB06 BB14 BC04 BC12 DA05 FA14 FA39 3K058 AA87 BA18 CA12 CA22 CA61 CE02 CE12 CE19 DA04 GA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも通電により発熱する加熱体
    と、該加熱体の温度を検出する手段と、前記加熱体の一
    部を覆い走行する耐熱性フィルムと、該耐熱性フィルム
    を介して前記通電加熱体に圧接する加圧部材とから成る
    加熱装置において、 前記加熱体は加圧部材と圧接する領域において加圧部材
    側に凸の曲面を有し、 且つ、前記耐熱性フィルムは、基層、弾性層、離ケイ層
    の少なくとも3層から成るとともに、前記弾性層は、そ
    の体積抵抗をρとしたときに、1×103 (Ω・cm)≦ρ≦1×107 (Ω・cm)の範囲にあり、且つ、前記弾性層は抵抗若
    しくはダイオードを介して接地されていることを特徴と
    する加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱体は、曲面成型された金属基体
    に絶縁被覆層が形成され、絶縁被覆層上に抵抗発熱体及
    び保護層が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱体は、曲面成型されたセラミッ
    クス基板上に少なくとも抵抗発熱体が形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 記録材上にトナー像を形成する手段と、
    前記トナー像を記録材上に定着させる定着手段を有する
    画像形成装置において、 前記定着手段を請求項1〜3の何れかに記載の加熱装置
    で構成したことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011523174A (ja) * 2008-06-09 2011-08-04 2ディー ヒート リミテッド 自己調節電気抵抗発熱体
JP2020149832A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 東芝ライテック株式会社 ヒータ、および画像形成装置

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