JP2003308585A - 災害警報装置 - Google Patents

災害警報装置

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JP2003308585A
JP2003308585A JP2002237593A JP2002237593A JP2003308585A JP 2003308585 A JP2003308585 A JP 2003308585A JP 2002237593 A JP2002237593 A JP 2002237593A JP 2002237593 A JP2002237593 A JP 2002237593A JP 2003308585 A JP2003308585 A JP 2003308585A
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明司 的場
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    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B7/00Signalling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00; Personal calling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00
    • G08B7/06Signalling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00; Personal calling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00 using electric transmission, e.g. involving audible and visible signalling through the use of sound and light sources
    • G08B7/062Signalling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00; Personal calling systems according to more than one of groups G08B3/00 - G08B6/00 using electric transmission, e.g. involving audible and visible signalling through the use of sound and light sources indicating emergency exits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害の発生を感知して自動的に作動し、非常
用設備や非常用備品の位置を視覚または聴覚のいずれか
一方または双方に訴えて明確に教示する。 【解決手段】 災害警報装置1は、建物又は備品に取り
付け可能なケース10を備えている。このケース10内
に、あらかじめ決められた種類の災害を感知したとき検
出信号を出力する少なくとも1種類の災害感知手段20
と、災害感知手段20が出力する検出信号に応じて起動
し、災害に備えて準備されている非常用の設備又は備品
の所在位置を光学的に又は音声メッセージで教示する報
知手段30とが収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物又は備品に
取り付けて用いる災害警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、所定の要件に該当する施設にお
いては、従来から、火災や地震の発生に備えて施設の規
模に応じた数の消火器および非常口の設置が義務付けら
れている。また、義務的ではないものの、一般家庭にお
いても、従来から、消火器や災害に備えての懐中電灯や
携帯用のラジオ、水筒、非常用食料等の非常用備品の準
備がなされている。
【0003】そして、これらの非常用備品や設備は、災
害の発生に際して即座に利用されてはじめてその効用を
発揮することができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、災害の
発生は、必ずしも精神活動や身体活動の正常な覚醒時期
に発生するとは限らず、例えば、就寝中や飲酒時に発生
することもある。そして、このような場合、高度の狼狽
や身体ないし精神が非覚醒であるために、消火器の設置
位置や非常口の位置、あるいは懐中電灯の位置をとっさ
に想起することができず、消火器が初期消火に有効に利
用されなかったり、避難に手間取ったり、懐中電灯等の
非常用備品を諦めて避難をせざるを得ない事態となる。
つまり、非常用備品や設備は、形式的に準備されている
というのみでは、突発的な災害の発生時において有効に
利用されない可能性が極めて高いということができる。
【0005】このような問題は、従来、消火訓練等を含
む普段の心構えの問題として対処されており、電気機械
装置等によってその所在をバックアップするというよう
な対策はなされていなかった。ただ、消火栓の設置を義
務付けられるホテル等の不特定の来客の集来を業とする
大規棋な施設では、消火栓収納室の扉の上部に赤色ラン
プを設けて、内部に消火栓が存在することが不特定の第
三者にも知り得ることができるように対処されているに
過ぎない。
【0006】すなわち、従来は、災害の発生に備えて事
前に準備された非常用備品や非常用設備が、現実の災害
時において、狼狽や保管場所の失念等のために有効に活
用され難いという問題があった。
【0007】この発明の課題は、上記従来のもののもつ
問題点を排除して、災害の発生を感知して自動的に作動
し、非常用設備や非常用備品の位置を視覚または聴覚の
いずれか一方または双方に訴えて明確に教示することの
できる災害警報装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するものであって、請求項1に係る発明は、建物又は
備品に取り付け可能なケースに収納された災害警報装置
であって、あらかじめ決められた種類の災害を感知した
とき検出信号を出力する少なくとも1種類の災害感知手
段と、前記災害感知手段が出力する検出信号に応じて起
動し、災害に備えて準備されている非常用の設備又は備
品の所在位置を光学的に又は音声メッセージで教示する
報知手段とを備えている災害警報装置である。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の発
明において、前記災害感知手段には、火災時の熱を感知
する温度センサ、火災時の煙を感知するガスセンサ、非
常ベルの鳴動音を感知する音センサ又は地震を感知する
振動センサが含まれる災害警報装置である。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1記載の発
明において、前記報知手段には、レーザポインタ又はL
EDが含まれ、レーザポインタはポイントする向きが任
意に調節可能で、設定したポイントの向きを基準として
所要の範囲でビームを振ることが可能に構成されている
災害警報装置である。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1記載の発
明において、前記報知手段には、災害の種類に相応する
少なくとも1種類の音声メッセージを録音・再生可能な
記録手段が含まれる災害警報装置である。
【0012】請求項5に係る発明は、建物又は備品に取
り付けて用いる災害警報装置であって、火災時の熱又は
煙あるいは非常ベルの鳴動音を感知したとき検出信号を
出力する火災感知手段と、地震を感知したとき検出信号
を出力する地震感知手段と、災害に備えて準備されてい
る非常用の設備又は備品の所在位置を光学的に教示可能
な光学報知手段と、火災発生に相応する音声メッセージ
とともに、災害に備えて準備されている非常用の設備又
は備品の所在位置を音声メッセージで教示可能な火災音
声報知手段と、地震発生に相応する音声メッセージとと
もに、災害に備えて準備されている非常用の設備又は備
品の所在位置を音声メッセージで教示可能な地震音声報
知手段と、前記火災感知手段又は前記地震感知手段が出
力する検出信号に基づいて、前記光学報知手段および、
前記火災音声報知手段または前記地震音声報知手段のい
ずれか一方を選択して動作させる制御手段とを備え、前
記制御手段は、前記火災感知手段のみから検出信号を受
信したとき、前記光学報知手段および前記火災音声報知
手段を動作させ、また、前記地震感知手段のみから検出
信号を受信したとき、前記光学報知手段および前記地震
音声報知手段を動作させ、さらに、前記火災感知手段お
よび前記地震感知手段から検出信号を受信したとき、前
記光学報知手段および前記火災音声報知手段を動作させ
る災害警報装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照して説明する。図1〜図4は、この発明による災害
警報装置の第1の実施の形態を示す図であり、この災害
警報装置1は、ケース10に、災害感知手段20、報知
手段30、制御手段および図示しないバッテリを収容し
て構成される。災害感知手段20は、火災感知手段とし
ての温度センサ21、ガスセンサ22および音センサ2
3と、地震感知手段としての振動センサ24とを備えて
いる。報知手段30は、光学報知手段としてのレーザポ
インタ31と、音声報知手段としての音声発生装置50
とを備えている。
【0014】図1、図2に示すように、この災害警報装
置1は、ABS等のエンジニアリングプラスチックモー
ルド製のケース10に、災害感知手段20である温度セ
ンサ21、ガスセンサ22、音センサ23および振動セ
ンサ24と、報知手段30である2基のレーザポインタ
31および音声発生装置50と、これらの災害感知手段
20および報知手段30用の制御手段60(図4参照)
と、バッテリとが収容されている。
【0015】ケース10は、四方の角部を部分的に切り
欠いた実質的に六面体で構成され、前面には、レーザポ
インタ31の前方を覆うドーム状に形成された透明樹脂
製の防護キャップ11を取り付ける円形台座12が形成
され、防護キャップ11は、円形台座12の外周面に形
成した部分ねじ13を利用して簡単に着脱できるように
なっている。また、円形台座12には、災害警報装置1
の作動を手動で停止させるためのリセットボタン14が
配設されている。
【0016】ケース10の切り欠いた四隅には、建物の
壁面または天井面等に取り付ける際に使用するねじ孔1
5が設けられている。また、ケース10の背面は、普及
サイズの消火器のボンベ外周の曲率に相当する凹面状に
形成されていて、この凹面状の背面には、磁力を利用し
てケース10すなわち災害警報装置1を消火器のボンベ
外周に取り付けるためのマグネットキャッチ16が上下
2箇所に埋設されている。ケース10すなわち災害警報
装置1を取り付ける固定手段としては、消火器のボンベ
外周に巻き付けるバンド等を採用することもできる。
【0017】温度センサ21は、ケース10の前面に配
置されて、火災時に発生する熱を感知するためのもので
あり、検出素子としては、例えばサーミスタ等を利用す
ることができる。また、ガスセンサ22は、ケース10
の前面に配置されて、火災時に発生する煙を感知するた
めのものであり、検出素子としては、例えば、出力が大
きいため検出回路が簡単となる半導体式のものや、保守
が簡単で長寿命である光干渉式のものが好ましい。パラ
ボラカーブに類似したセンシング面を有する温度センサ
21と、この温度センサ21の中央に位置するガスセン
サ22とがユニットとして構成されている温度・ガスセ
ンサユニットは、自動スプリンクラ装置の火災検出セン
サとして広く用いられているものである。
【0018】音センサ23は、非常ベルの鳴動音を感知
するためのものであり、ケース10の側面に設けた多数
の透孔17に面して配置された小型のマイクロホンと、
マイクロホンの検出音から非常ベルの鳴動音を判別する
図示しない判別回路とを備えている。判別回路は、非常
ベルの鳴動音以外の音による誤作動を防止するため、非
常ベルの周波数に共振する共振回路または非常ベルの周
波数の信号のみを通過させるバンドパスフィルタ等を用
いて構成され、これにより、音センサ23は、非常ベル
の鳴動音以外の音には極端に低感度となっている。
【0019】振動センサ24は、不動点を利用した機械
式の検出素子を用いて地震を感知するためのものであ
り、ケース10の内部に配置されている。
【0020】2基のレーザポインタ31は互いに同様の
ものであり、図3に示すように、公知の半導体レーザユ
ニット32と、この半導体レーザユニット32を、ケー
ス10の円形台座12に前方に向けて拡がるテーパを付
けて形成した装填孔18内に、角度調節が可能で、か
つ、振動を付与できるように取り付ける保持装置40と
で構成される。
【0021】保持装置40は、装填孔18の後端開口部
に、ダイアフラム状の弾性部材41を介して取り付けら
れた底板42と、底板42の前面に、中心軸43を介し
てそのまわりに角度調節可能に取り付けられたブラケッ
ト44と、ブラケット44から前方へ片持ち姿勢で延
び、ピン45を支点として向きを調節可能に取り付けら
れた筒体46とを備え、この筒体46内に半導体レーザ
ユニット32が収容されている。そのため、保持装置4
0は、ケース10に弾性部材41を介して取り付けられ
た底板42に対して、ブラケット44を中心軸43のま
わりに角度調節し、かつ、このブラケット44に対し
て、筒体46の向きをピン45を支点として調節するこ
とで、筒体46に収容された半導体レーザユニット32
の向きを、装填孔18の範囲内であらゆる方向に調節、
設定できるようになっている。
【0022】また、保持装置40は、底板42から背後
へ延びる中心軸43に、弾発性のスペー47を挟んで取
り付けられた電磁式のバイブレータ48を備え、バイブ
レータ48の動作によって底板42にランダムな振動を
付与することができる。そのため、保持装置40は、レ
ーザポインタ31の使用時にバイブレータ48を動作さ
せることで、半導体レーザユニット32から発生するレ
ーザビームの向きを、前記設定した向きを基準として振
動させることができ、1箇所に静止している場合に比べ
てレーザビームの存在を目立たせることができるように
なっている。
【0023】音声発生装置50は、ケース10の前面に
設けた多数の透孔19に面して配置されたスピーカ51
と、録音・再生可能なICメモリ52とを備え、ICメ
モリ52は、火災音声ガイド部53と、地震音声ガイド
部54とを備えている(図4参照)。火災音声ガイド部
53には、火災発生に相応する音声メッセージととも
に、災害に備えて準備されている非常用の設備又は備品
の所在位置を教示する音声メッセージを録音しておくも
のであり、また、地震音声ガイド部54には、地震発生
に相応する音声メッセージとともに、災害に備えて準備
されている非常用の設備又は備品の所在位置を教示する
音声メッセージを録音しておくものである。
【0024】図4に示すように、制御手段(制御装置)
60は、温度センサ21、ガスセンサ22および音セン
サ23の各出力が入力側に接続され、レーザポインタ3
1および火災音声ガイド部53が出力側に接続されたO
Rゲート61と、ORゲート61の出力側に接続された
インバータ62と、インバータ62の出力および振動セ
ンサ24の出力が入力側に接続され、レーザポインタ3
1および地震音声ガイド部54が出力側に接続されたA
NDゲート63とを備えている。
【0025】これにより、制御手段60は、温度センサ
21、ガスセンサ22または音センサ23の少なくとも
1つが検出信号を発生すると、ORゲート61がその検
出信号を出力して、レーザポインタ31および火災音声
ガイド部53を動作させる。また、温度センサ21、ガ
スセンサ22および音センサ23がいずれも検出信号を
発生せず、振動センサ24だけが検出信号を発生する
と、ANDゲート63がその検出信号を出力して、レー
ザポインタ31および地震音声ガイド部54を動作させ
る。さらに、振動センサ24に加えて、温度センサ2
1、ガスセンサ22または音センサ23の少なくとも1
つが検出信号を発生すると、ORゲート61がその検出
信号を出力して、レーザポインタ31および火災音声ガ
イド部53を動作させる。そのため、例えば、まず、振
動センサ24だけが検出信号を発生してレーザポインタ
31および地震音声ガイド部54を動作させている状態
で、振動センサ24に加えて、温度センサ21、ガスセ
ンサ22または音センサ23の少なくとも1つが検出信
号を発生したときは、レーザポインタ31は動作させ続
けるが、地震音声ガイド部54の動作は停止し、これに
代えて火災音声ガイド部53を動作させることとなる。
【0026】このような災害警報装置1は、ケース10
内にバッテリを備えるとともに、ケース10には、建物
又は備品に取り付けるためのねじ孔15およびマグネッ
トキャッチ16が設けられていることから、無配線で天
井や壁または消火器等に取り付けて設置することができ
る。そして、地震や火災が発生し、または、非常ベルが
鳴ることを条件に自動的に起動し、レーザビームを所定
位置に設置された非常用備品に向けて、または、非常用
備品の位置から照射するとともに、音声メッセージによ
って消火作業員を消火器の位置に誘導したり、避難者を
非常口に誘導することができる。
【0027】すなわち、図5に示すように、例えばホテ
ル等の共用の通路において、煙や熱がこもり易い天井面
Rに災害警報装置1を取り付けるとともに、通路の壁面
Wの凹部に設置された非常用備品としての消火器F自体
に災害警報装置1を取り付けておく。このとき、天井面
Rの災害警報装置1はそのレーザポインタ31を消火器
Fに向けておき、また、消火器Fの災害警報装置1はそ
のレーザポインタ31を、対向する壁面Wと、非常用設
備としての非常口Eの表示板に向けておく。
【0028】このような状態で非常ベルが鳴ったと想定
すると、音センサ23がこれを感知し、レーザポインタ
31を起動してレーザビームを照射するとともに、音声
発生装置50が音声によるメッセージを実行するので、
非常ベルを聞きつけて通路に飛び出た宿泊客等は、通路
の幅や非常口Eの位置、消火器Fの位置情報を瞬時に得
られるとともに、目が不自由な避難者に対しても音声に
よって適切な避難情報を与えることができる。
【0029】また、音声発生装置50は、録音・再生可
能なICメモリ52を備えているから、音声発生装置5
0が発生するメッセージの内容を書き換えることができ
る。例えば、「非常口は、通路に出て左手にありま
す。」という内容のメッセージを、通路の反対側の部屋
の人に対しては、「非常口は、通路に出て右手にありま
す。」というように個別に適切な内容に変更できるの
で、災害警報装置1の適用範囲を拡大することができ
る。
【0030】また、レーザポインタ31は、半導体レー
ザユニット32の向きを、ケース10の装填孔18の範
囲内であらゆる方向に調節、設定できるから、災害警報
装置1の設置箇所の条件によってケース10を適切な方
向に向けて設置できない場合でも、ケース10の向きに
かかわらずレーザポインタ31を目標物に向けて、災害
時に目標物を照らし出すことができる。また、ケース1
0の取付け位置上の制約が解消される。
【0031】図6〜図8は、この発明による災害警報装
置の第2の実施の形態を示す図であり、この災害警報装
置2は、図1〜図4に示す災害警報装置1とは設計が異
なるため外観は相違するが、構造的には災害警報装置1
と実質的に同様のものであるので、同様の部分に図1〜
図4で使用した符号と同一の符号を付けて示してある。
すなわち、この災害警報装置2は、ケース10に、災害
感知手段20としての温度センサ21、ガスセンサ2
2、音センサ23および振動センサ24と、報知手段3
0としてのレーザポインタ31および音声発生装置50
と、制御手段60(図4参照)と、図示しないバッテリ
を収容して構成される。
【0032】この災害警報装置2が、図1〜図4に示す
災害警報装置1と相違するのは、主としてレーザポイン
タ31の保持装置40についてであり、そのため、保持
装置の符号を70として以下に説明する。
【0033】図7、図8に示すように、保持装置70
は、ケース10内に設けた適宜の固定フレーム71に、
横軸72および縦軸73を介して上下、左右に角度調整
可能に取り付けられたベースフレーム74を備えてい
る。
【0034】ベースフレーム74には、支軸75を介し
て前後に揺動可能に取り付けられた揺動フレーム76
と、揺動フレーム76に位置決め固定した半導体レーザ
ユニット32から発生するレーザビームを反射するミラ
ー77と、ミラー77で反射したレーザビームが中を通
って放出される筒体78と、揺動フレーム76を図8で
時計方向に付勢するスプリング79とが設けられてい
る。
【0035】また、ベースフレーム74には、通し孔を
有する筒状の支持体80が固定され、支持体80の右側
には中空部81が連設されるとともに、右側上方には上
部フレーム82が固定されている。支持体80の通し孔
には、軸線に沿って進退可能な可動軸83が挿通され、
可動軸83の右端は中空部81内を板状に延びて、先端
付近上面に前後方向の長溝84が形成され、長溝84と
係合するピン85を下向きに突設した回転盤86が、中
空部81内に回転可能に軸支されている。上部フレーム
82には、伝動歯車機構87と、伝動歯車機構87を介
して回転盤86を回転させる速度可変のモータ88とが
取り付けられ、これにより、モータ88が一方向に回転
することで、回転盤86の回転がピン85および長溝8
4を介して可動軸83に伝達されて、可動軸83が所定
ストロークを進退するように構成されている。
【0036】可動軸83の左端には作動板89が固定さ
れ、この作動板89には、揺動フレーム76に、レーザ
ビームの揺動範囲を設定するため前後に位置調整可能に
設けた範囲設定部材90の頭部が、スプリング79の付
勢力により当接するようになっている。そのため、範囲
設定部材90を奥に向かって延ばして頭部を後方に位置
させると、可動軸83が所定ストローク進退するのに応
じて作動板89が範囲設定部材90の頭部を所定ストロ
ーク進退させることで、揺動フレーム76が比較的狭い
揺動範囲を揺動し、一方、範囲設定部材90を手前に向
かって延ばして頭部を前方に位置させると、可動軸83
が所定ストローク進退するのに応じて作動板89が範囲
設定部材90の頭部を所定ストローク進退させること
で、揺動フレーム76が比較的広い揺動範囲を揺動する
ようになっている。
【0037】図9は、この発明による災害警報装置の第
3の実施の形態を示す要部の概略的斜視説明図であり、
この災害警報装置3は、図6〜図8に示す災害警報装置
2とほぼ同様のものであるので、同様の部分に図6〜図
8で使用した符号と同一の符号を付けて示してあり、相
違するのは、災害警報装置2がレーザビームを揺動させ
るのに対して、この災害警報装置3は、レーザビームを
回転させることである。
【0038】すなわち、災害警報装置3は、災害警報装
置2の揺動フレーム76に代えて、球面の一部を切り取
った形状の回転フレーム100を備えている。回転フレ
ーム100は、図示しない速度可変のモータの作動によ
り回転軸101のまわりに一方向に回転し、また、回転
フレーム100には、中心付近から半径方向に沿って延
びた長孔102が形成され、半導体レーザユニット32
の取り付け軸部がこの長孔102内の所定位置に位置決
めして固定されるようになっている。そして、回転フレ
ーム100の曲率は、半導体レーザユニット32が長孔
102内のどの位置に位置決め固定されても、半導体レ
ーザユニット32から発生するレーザビームがミラー7
7の実質的に一点(中心付近)で反射するように形成さ
れている。
【0039】そのため、半導体レーザユニット32を回
転フレーム100の中心付近に位置決め固定すると、半
導体レーザユニット32から発生するレーザビームが比
較的小さい円を描き、一方、半導体レーザユニット32
を回転フレーム100の中心から離して位置決め固定す
ると、半導体レーザユニット32から発生するレーザビ
ームが比較的大きい円を描くようになっている。
【0040】図10は、この発明による災害警報装置の
第4の実施の形態を示す要部の概略的斜視説明図であ
り、この災害警報装置4は、レーザポインタ31(図示
省略)を用いて、建物内の避難通路の壁面等に、例えば
非常口のある方向を示す矢印など任意の図絵を表示する
ものである。これを実現するため、災害警報装置4は、
半導体レーザユニット32を取り付けたレーザビーム揺
動発生装置110と、軸のまわりに回転するポリゴンミ
ラー111と、凹面状ミラー112とを備えている。
【0041】レーザビーム揺動発生装置110は、具体
的に図示してないが、例えば、図7、図8に示すような
半導体レーザユニット32の揺動システムの仕組みや、
図9に示すような半導体レーザユニット32から発生す
るレーザビームがつねにミラー77の実質的に一点(中
心付近)に収束する仕組みを用いることで、半導体レー
ザユニット32(図示省略)が左右に揺動し、発生する
レーザビームがつねにポリゴンミラー111の実質的に
一点(中心付近)に収束するように構成する。
【0042】このようなレーザビーム揺動発生装置11
0によるレーザビームの左右の揺動と、回転するポリゴ
ンミラー111によるレーザビームの上下の変位とを組
み合わせることで、凹面状ミラー112上に破線で示す
ような例えば矢印を表示することができる。そして、凹
面状ミラー112は、入射した像(矢印)に必要な拡散
角度の修正を行なって、反射した像(矢印)を所定の壁
面等に所要の大きさで表示させる。
【0043】また、表示する図絵としては簡単な文字も
可能である。また、凹面状ミラー112に特定の図絵を
固定的に描画しておき、この描画した部分以外の部分に
レーザビームが反射しない処理をすることによって、図
絵の表示をより簡単に実現することもできる。
【0044】図11は、この発明による災害警報装置の
第5の実施の形態を示す要部の概略的斜視説明図であ
り、この災害警報装置5は、半導体レーザユニット32
に代えてLED(発光ダイオード)120を利用するこ
とで、コストの低減を図ったものである。すなわち、こ
の災害警報装置5は、ケース10の円形台座12に、高
輝度特性の多数のLED120が同心円状に配列され、
これらのLED120は、内周位置に配列されたものか
ら外周位置に配列されたものへと順次に点灯するように
点滅駆動されるようになっている。この災害警報装置5
の場合は、遠方の物を間接的に指示することができない
ものの、直接的には非常に目立つので、災害の発生に際
して注目すべき消火器等の近傍に取り付けておくことに
よって、照明が失われたような暗い環境下においても簡
単に消火器の位置を知ることができる。
【0045】なお、上記の実施の形態では、災害感知手
段20に、火災感知手段としての温度センサ21、ガス
センサ22および音センサ23と、地震感知手段として
の振動センサ24との合計4種類のセンサを使用した
が、これに限定するものでなく、必要に応じて、例え
ば、このうち1〜3種類のセンサだけを使用することが
可能であり、また、これ以外の適宜のセンサを使用する
ことも可能である。
【0046】また、上記の実施の形態では、報知手段3
0に、光学報知手段としてのレーザポインタ31または
LED120と、音声報知手段としての音声発生装置5
0とを使用したが、これに限定するものでなく、必要に
応じて、例えば、光学報知手段または音声報知手段のい
ずれか一方だけを使用することも可能である。
【0047】さらに、上記の実施の形態では、ケース1
0内に図示しないバッテリを備えることで、災害警報装
置1を無配線で天井や壁または消火器等に取り付けて設
置すできるように構成したが、これに限定するものでな
く、必要に応じて、バッテリではなくAC電源を利用す
ることで、例えば高い天井に設置した災害警報装置1の
バッテリ交換を不要にしてメンテナンスフリーに構成す
ることも可能であり、また、ケース10内にバッテリを
備えた災害警報装置1と、バッテリを備えずAC電源を
利用する災害警報装置1とを、設置場所等に応じて選択
的に組み合わせて使用することも可能である。
【0048】
【発明の効果】この発明は以上のように、建物又は備品
に取り付け可能なケースに収納された災害警報装置であ
って、あらかじめ決められた種類の災害を感知したとき
検出信号を出力する少なくとも1種類の災害感知手段
と、災害感知手段が出力する検出信号に応じて起動し、
災害に備えて準備されている非常用の設備又は備品の所
在位置を光学的に又は音声メッセージで教示する報知手
段とを備えて構成したので、災害の発生を感知して自動
的に作動し、非常用設備や非常用備品の位置を視覚また
は聴覚のいずれか一方または双方に訴えて明確に教示す
ることができる効果がある。
【0049】これにより、災害発生時に、例えば消火器
や非常口等の非常用備品、非常用設備の位置を、消火員
や避難者に明確に指示することができ、そのため、狼狽
や精神の非覚醒によってこれらの設置位置が判然としな
いことに起因する人身被害や物損の拡大を最小限に止め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による災害警報装置の第1の実施の形
態を示す前面側斜視図である。
【図2】図1のものの背面側斜視図である。
【図3】図1のものの要部の断面図である。
【図4】制御装置の回路図である。
【図5】災害警報装置の設置の一例を示す説明図であ
る。
【図6】この発明による災害警報装置の第2の実施の形
態を示す斜視図である。
【図7】図6のものの要部の斜視説明図である。
【図8】図7のものの横断平面図である。
【図9】この発明による災害警報装置の第3の実施の形
態を示す要部の斜視説明図である。
【図10】この発明による災害警報装置の第4の実施の
形態を示す概略的斜視説明図である。
【図11】この発明による災害警報装置の第5の実施の
形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 災害警報装置 10 ケース 11 防護キャップ 12 円形台座 14 リセットボタン 16 マグネットキャッチ 18 装填孔 20 災害感知手段 21 温度センサ 22 ガスセンサ 23 音センサ 24 振動センサ 30 報知手段 31 レーザポインタ 32 半導体レーザユニット 40 保持装置 42 底板 44 ブラケット 46 筒体 48 バイブレータ 50 音声発生装置 52 ICメモリ 53 火災音声ガイド部 54 地震音声ガイド部 60 制御手段(制御装置) 70 保持装置 74 ベースフレーム 76 揺動フレーム 77 ミラー 80 支持体 83 可動軸 89 作動板 90 範囲設定部材 100 回転フレーム 110 レーザビーム揺動発生装置 111 ポリゴンミラー 112 凹面状ミラー 120 LED(発光ダイオード)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 23/00 520 G08B 23/00 520Z Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA23 AA37 AA43 BB18 BB65 DD02 DD04 DD20 EE05 EE06 EE08 EE16 FF04 FF30 GG62 GG83 5G405 AA01 AA08 AB01 AB02 AB03 AB07 AD06 AD07 BA09 BA10 CA21 CA25 CA51 DA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物又は備品に取り付け可能なケースに
    収納された災害警報装置であって、 あらかじめ決められた種類の災害を感知したとき検出信
    号を出力する少なくとも1種類の災害感知手段と、 前記災害感知手段が出力する検出信号に応じて起動し、
    災害に備えて準備されている非常用の設備又は備品の所
    在位置を光学的に又は音声メッセージで教示する報知手
    段と、を備えていることを特徴とする災害警報装置。
  2. 【請求項2】 前記災害感知手段には、火災時の熱を感
    知する温度センサ、火災時の煙を感知するガスセンサ、
    非常ベルの鳴動音を感知する音センサ又は地震を感知す
    る振動センサが含まれることを特徴とする請求項1記載
    の災害警報装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段には、レーザポインタ又は
    LEDが含まれ、レーザポインタはポイントする向きが
    任意に調節可能で、設定したポイントの向きを基準とし
    て所要の範囲でビームを振ることが可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の災害警報装置。
  4. 【請求項4】 前記報知手段には、災害の種類に相応す
    る少なくとも1種類の音声メッセージを録音・再生可能
    な記録手段が含まれることを特徴とする請求項1記載の
    災害警報装置。
  5. 【請求項5】 建物又は備品に取り付けて用いる災害警
    報装置であって、 火災時の熱又は煙あるいは非常ベルの鳴動音を感知した
    とき検出信号を出力する火災感知手段と、 地震を感知したとき検出信号を出力する地震感知手段
    と、 災害に備えて準備されている非常用の設備又は備品の所
    在位置を光学的に教示可能な光学報知手段と、 火災発生に相応する音声メッセージとともに、災害に備
    えて準備されている非常用の設備又は備品の所在位置を
    音声メッセージで教示可能な火災音声報知手段と、 地震発生に相応する音声メッセージとともに、災害に備
    えて準備されている非常用の設備又は備品の所在位置を
    音声メッセージで教示可能な地震音声報知手段と、 前記火災感知手段又は前記地震感知手段が出力する検出
    信号に基づいて、前記光学報知手段および、前記火災音
    声報知手段または前記地震音声報知手段のいずれか一方
    を選択して動作させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記火災感知手段のみから検出信号を
    受信したとき、前記光学報知手段および前記火災音声報
    知手段を動作させ、また、前記地震感知手段のみから検
    出信号を受信したとき、前記光学報知手段および前記地
    震音声報知手段を動作させ、さらに、前記火災感知手段
    および前記地震感知手段から検出信号を受信したとき、
    前記光学報知手段および前記火災音声報知手段を動作さ
    せることを特徴とする災害警報装置。
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