JP2003307418A - 舵角検出装置 - Google Patents

舵角検出装置

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JP2003307418A JP2002112534A JP2002112534A JP2003307418A JP 2003307418 A JP2003307418 A JP 2003307418A JP 2002112534 A JP2002112534 A JP 2002112534A JP 2002112534 A JP2002112534 A JP 2002112534A JP 2003307418 A JP2003307418 A JP 2003307418A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イグニッションスイッチのオン時に、ステア
リングシャフトの絶対舵角を特定する。 【解決手段】 ステアリングシャフト3の舵角を検出す
る舵角センサ5と、タイロッド10−1、10−2のラ
ック軸9の軸方向に対するタイロッド角を検出するタイ
ロッド角センサ15−1、15−2とを、電子制御ユニ
ット13に接続する。電子制御ユニット13は、タイロ
ッド角センサ15−1、15−2が検出したタイロッド
角信号の入力を受けて、ステアリングシャフト3の回転
方向及び回転回数を判定し、この判定結果に基づき舵角
センサ5からの舵角信号より、ステアリングシャフト3
の中立位置からの絶対舵角を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵軸の回転に伴
う舵角を検出するものであり、特に、操舵時に変位する
タイロッド角の検出を組み合わせることにより、操舵軸
の中立位置からの絶対舵角を特定し得る舵角検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の操舵装置として電動モータ
の発生トルクにより操舵補助を行う電動パワーステアリ
ング装置が存在する。この種の電動パワーステアリング
装置には、ステアリングシャフト(操舵軸)に係るトル
ク検出に加えて、舵角検出装置を設けることでステアリ
ングシャフトの舵角を検出し、この検出した舵角を考慮
して電気制御ユニットにより電気モータの駆動を制御す
るものがある。
【0003】前記舵角検出装置には、高分解能のアブソ
リュート式である多回転型の舵角センサを用いて、ステ
アリングシャフトの回転位置の変化量を検出することも
あるが、この種の舵角センサはセンサ自体が高価な上、
検出に対してステアリングシャフトの回転の減速機構等
が必要となり、装置全体が高コストになる。
【0004】このような高コストの構成に対してコスト
低減を図るため、ステアリングシャフトの1回転(36
0度)を1周期として舵角を検出し、図9に示す舵角信
号を出力する1回転型の舵角センサ、又は、ステアリン
グシャフトの半回転(180度)を1周期として舵角を
検出する半回転型の舵角センサを用いることがある。1
回転型の舵角センサ、又は、半回転型の舵角センサは前
記多回転型の舵角センサに比べて廉価であり、減速機構
等も不要なので舵角検出に係るコストを低減できる。な
お、これら1回転型及び半回転型の舵角センサは、検出
した舵角にステアリングシャフトの回転回数を加えるこ
とで絶対舵角を把握している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1回転型又は半回転型
の舵角センサは、検出方式に応じて車両のイグニッショ
ンスイッチがオフの場合も通電されるタイプ(通電タイ
プ)と、イグニッションスイッチがオフの場合は通電さ
れないタイプ(非通電タイプ)の2方式がある。
【0006】通電タイプは、イグニッションスイッチが
オフ時でも、ステアリングシャフトの中立位置に対応す
る検出の原点(舵角中心位置)を記憶していると共に、
変位量(舵角)も常時検出しているため、イグニッショ
ンスイッチのオン・オフに関わらず常に絶対舵角を把握
している。しかし、常時通電のため電力消費量が大き
く、バッテリの負担が大きい問題がある。
【0007】一方、非通電タイプは、電力消費量の問題
には対応できるが、一旦、イグニッションスイッチをオ
フにすると、原点に対する変位量がリセットされ、次回
のイグニッションスイッチのオンの時に、検出した舵角
が原点に対してステアリングシャフトの何回転目に相当
する角度であるかを再設定する必要がある。
【0008】即ち、図9に示すように、イグニッション
スイッチのオン時に舵角センサが検出した舵角信号の信
号値がDであれば、この信号値Dに該当する角度は、右
回転の120度及び480度、左回転の240度及び6
00度と、計4箇所ある。このような状態から絶対舵角
を特定するには、車両の走行開始後、舵角信号の信号値
がゼロとなる状態が一定時間続けば車両は直進状態と想
定し、この時の位置を原点として再設定する。
【0009】このように再設定は一定の時間を要するた
め、非通電タイプの舵角センサを用いた場合、イグニッ
ションスイッチのオン後、迅速に絶対舵角を特定できな
い問題がある。また、イグニッションスイッチのオン後
に操舵を繰り返す山道等を走行する場合は、再設定自体
を行うのが困難になる問題もある。
【0010】なお、上述した非通電タイプの問題に対し
て、イグニッションスイッチのオフ時に舵角センサが検
出した舵角信号を電子制御ユニット等に一旦記憶し、イ
グニッションスイッチのオン後に記憶した舵角信号と舵
角センサが検出する舵角とを対応させることで、迅速に
絶対舵角を検出可能にすることも想定できる。しかし、
イグニッションスイッチのオフ中に、ステアリングシャ
フトを回転させることもあり、この場合は、記憶した舵
角信号とステアリングシャフトの位置が一致しないた
め、上述した想定の構成を採用するには問題がある。
【0011】また、高分解能である多回転型の舵角セン
サの高コストに対して、低分解能の多回転型の舵角セン
サを適用することも考えられるが、低分解能のセンサで
は、充分な検出精度を確保できず実際の使用に耐え得る
レベルに達しない。また、上述した各種舵角センサは経
年使用等の要因により故障することもあるが、舵角セン
サの故障を特定するのは、一般に困難であるのが実情で
ある。
【0012】本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたも
のであり、舵角センサによる舵角の検出に加えて、操舵
軸の回転に連動する舵取軸に連結したタイロッドの変位
するタイロッド角を検出することで、低コストな構成で
絶対舵角を特定できる舵角検出装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る舵角検出
装置は、操舵軸の回転に連動する舵取軸に連結してある
タイロッドと、前記操舵軸の回転に伴う舵角を検出する
舵角検出手段とを備える舵角検出装置において、前記タ
イロッドの前記舵取軸の軸方向に対するタイロッド角を
検出するタイロッド角検出手段と、該タイロッド角検出
手段が検出したタイロッド角に基づき、前記舵角検出手
段が検出した舵角が前記操舵軸の中立位置から何回転目
の角度であるかを特定する角度特定手段とを備えること
を特徴とする。
【0014】第1発明にあっては、舵取軸に連結してあ
るタイロッドのタイロッド角を検出すると共に、この検
出した角度を利用して舵角検出手段が検出した角度を、
何回転目の舵角に相当するかを特定するので、容易に絶
対舵角を得ることができる。即ち、タイロッドは機構的
に、操舵に対し一定の比率で変位する一方、右操舵と左
操舵とでは変位する比率が相異するので、タイロッド角
の検出に基づき操舵軸の回転回数を判定できる。よっ
て、この判定した回転回数と舵角検出手段が検出した舵
角とを対応づけることにより絶対舵角を特定できる。
【0015】第2発明に係る舵角検出装置は、前記舵取
軸の両端部に連結してある各タイロッドのタイロッド角
を夫々検出する2つのタイロッド角検出手段を備え、前
記2つのタイロッド角検出手段が検出した各タイロッド
角の差に基づき、前記操舵軸の回転方向を特定する回転
方向手段を更に備えることを特徴とする。
【0016】第2発明にあっては、両側のタイロッドの
タイロッド角を、2つのタイロッド角検出手段で検出し
て、検出した各タイロッド角の差に基づき操舵軸の回転
方向を特定するので、特定した回転方向により操舵軸の
回転回数の判定を容易に行うことができ、その結果、絶
対舵角も迅速に特定できる。なお、1つのタイロッド角
検出手段で片方のタイロッド角を検出して操舵軸の回転
方向を特定することも可能であるが、検出したタイロッ
ド角とタイロッドの変位する比率等を電子制御ユニット
で比較する処理等が必要となり、2つのタイロッド角検
出手段による回転方向の特定に比べて時間を要する傾向
がある。
【0017】第3発明に係る舵角検出装置は、前記タイ
ロッド角検出手段は、タイロッド角の検出に応じてタイ
ロッド角信号を電気的に出力する信号出力手段を備え、
前記信号出力手段は、非給電状態から給電状態に変化し
たときに、前記タイロッド角信号を出力することを特徴
とする。
【0018】第3発明にあっては、非給電状態から給電
状態に変化したとき、即ち、イグニッションスイッチが
オフからオンになったときに、タイロッド角検出手段か
らタイロッド角信号を出力することによりイグニッショ
ンスイッチのオン時に絶対舵角を特定できる。よって、
従来の再設定に要していた時間に比べて、短時間で絶対
舵角を特定でき、給電時の絶対舵角特定に係る立ち上が
り特性を向上できる。
【0019】また、従来、イグニッションスイッチのオ
ン後に操舵を繰り返す走行を行う場合、再設定は困難で
あったが、タイロッド角信号の検出に基づき絶対舵角を
特定することで、イグニッションスイッチのオン後の走
行状況に関係なく操舵軸の回転位置を把握できる。その
結果、廉価な非通電タイプの舵角センサを問題無く使用
でき、低コストの構成を実現できる。
【0020】なお、舵角センサに低分解能の多回転型の
舵角センサを用いた場合、イグニッションスイッチがオ
ンになった場合に加えて、イグニッションスイッチのオ
ン中もタイロッド角検出手段がタイロッド角信号を出力
し、絶対舵角を特定するようにすれば、低分解能の舵角
センサの検出精度の低さを補うことができ、所要の検出
精度を確保できる。
【0021】第4発明に係る舵角検出装置は、前記操舵
軸の舵角と前記タイロッド角との対応関係を記憶する対
応テーブル記憶手段と、前記舵角検出手段が検出した舵
角と前記タイロッド角検出手段が検出したタイロッド角
との対応関係を算出する対応関係算出手段と、前記対応
テーブル記憶手段が記憶する対応関係、及び、前記対応
関係算出手段が算出した対応関係の比較を行う対応関係
比較手段とを更に備えることを特徴とする。
【0022】第4発明にあっては、舵角とタイロッド角
との対応関係を記憶する一方、夫々検出に係る舵角とタ
イロッド角との対応関係を、前記記憶した対応関係と比
較するので、これら比較の結果が同一の場合は検出状況
が正常であると判断でき、比較の結果が相異する場合は
検出状況が異常であると判断できる。このように異常を
判断することで、従来、特定が困難であった舵角検出手
段の故障を確実に検出できる。
【0023】なお、モータにより操舵補助を行う電動パ
ワーステアリング装置において、前記舵角検出装置と、
該舵角検出装置の角度特定手段が特定した角度に基づ
き、前記モータを駆動制御するモータ制御手段とを備え
るようにしてもよい。このように電動パワーステアリン
グ装置に絶対舵角を迅速に特定できる舵角検出装置を備
えることで、モータの駆動制御も操舵状況に即して行う
ことができ、運転者に対して自然な感覚で操舵補助を行
う電動パワーステアリング装置を提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の
形態に係る舵角検出装置を適用した電動パワーステアリ
ング装置1の概略構成図である。電動パワーステアリン
グ装置1は、ステアリングホイール2を一端3aに固着
したステアリングシャフト3に、舵角検出手段である舵
角センサ5を設けると共に、トルクセンサ6及び減速機
構7も設けている。また、ステアリングシャフト3の他
端3bに取り付けたピニオン8を、舵取軸であるラック
軸9に噛合し、このラック軸9の両端9a、9bに連結
したタイロッド10−1、10−2を介して車輪11を
取り付けている。
【0025】また、減速機構7には操舵補助用のモータ
12の回転力を伝達しており、このモータ12、給電を
操作するイグニッションスイッチ4、舵角センサ5、及
び、トルクセンサ6を電子制御ユニット13に接続して
いる。さらに、電子制御ユニット13には車速センサ1
4、及び、タイロッド10−1、10−2のラック軸9
に対するタイロッド角を検出するタイロッド角検出手段
である左右のタイロッド角センサ15−1、15−2も
接続している。
【0026】なお、電子制御ユニット13はモータ12
を駆動するモータ制御手段等として機能し、各種制御等
を行うCPU13a、各種処理用のプログラム等を記憶
するROM13b、舵角センサ5及びトルクセンサ6か
ら出力される検出信号及び判定結果等を一時的に記憶す
るRAM13c、各種データ、テーブル等を記憶するバ
ックアップメモリ13d等を具備している。
【0027】電動パワーステアリング装置1は、ステア
リングホイール2の操舵によるステアリングシャフト3
の回転を、ピニオン8を介してラック軸9に伝達するこ
とでラック軸9を軸長方向に移動させ、この移動に伴う
タイロッド10−1、10−2の変位により車輪11の
向きを変えている。この際、ステアリングシャフト3の
回転に伴う舵角センサ5及びトルクセンサ6の検出に係
る各信号、車速センサ14の信号、及び、タイロッド変
位に伴うタイロッド角センサ15−1、15−2の信号
が電子制御ユニット13へ入力される。電子制御ユニッ
ト13は入力された各信号に基づきモータ12の駆動を
制御し、駆動制御されたモータ12が減速機構7を介し
て操舵を補助している。
【0028】なお、ステアリングシャフト3の回転に応
じて、機構的に変位するタイロッド10−1、10−2
のタイロッド角は、図2(a)(b)に示す状況になる
ことが知られている。図2(a)はステアリングシャフ
ト3が中立位置である場合(直進時)を示し、左右のタ
イロッド10−1、10−2の各タイロッド角θ1、θ
2は、θ1=θ2=X度の関係が成立する。図2(b)
はステアリングシャフト3が左方向に回転した場合(左
操舵時)を示し、右のタイロッド角θ1はY度、左のタ
イロッド角θ2はZ度となり、左右のタイロッド角θ
1、θ2が相異し、しかも、上述した各角度はY度<Z
度<X度の関係が成立する。
【0029】また、右操舵時は左操舵時とは逆にZ度<
Y度<X度の関係になり、結果として、各タイロッド角
θ1、θ2は、ステアリングシャフト3の中立位置に対
して左右の回転に対する角度変化が夫々非対称になる。
なお、各タイロッド角θ1、θ2は、ステアリングシャ
フト3の回転に応じて線形で変化する。
【0030】タイロッド角センサ15−1、15−2
は、このような形態で変化するタイロッド角θ1、θ2
を検出すると共に、この検出した角度に比例してタイロ
ッド角信号を電気的に出力する信号出力手段を具備して
いる。この信号出力手段はタイロッド角センサ15−
1、15−2の給電状態が非給電から給電に変化したと
きに、タイロッド角信号を出力している。なお、タイロ
ッド角センサ15−1、15−2への給電及び非給電
は、イグニッションスイッチ4のオン・オフにより行っ
ている。また、タイロッド角センサ15−1、15−2
が出力するタイロッド角信号のステアリングシャフト3
の舵角に対する変化状況は、図3の下のグラフのように
なる。
【0031】一方、本実施形態の舵角センサ5は、廉価
な非通電タイプの1回転型のものを使用しており、検出
した舵角に応じた舵角信号を出力している。この舵角信
号のステアリングシャフト3の舵角に対する変化状況
は、図3の上のグラフに示すように線形で増減する。
【0032】また、本実施形態の電子制御ユニット13
のCPU13aは、入力されるタイロッド角信号に基づ
き、入力された舵角信号に係る舵角がステアリングシャ
フト3の中立位置から何回転目の角度であるかを特定す
る角度特定手段、左右のタイロッド角信号の信号値の差
に基づきステアリングシャフト3の回転方向を特定する
回転方向特定手段として機能している。
【0033】さらに、電子制御ユニット13のバックア
ップメモリ13dは、ステアリングシャフト3が右又は
左回転の360度の時(1回転時)に、左右のタイロッ
ド角センサ15−1、15−2が夫々出力するタイロッ
ド角信号に係る信号値の差の絶対値を、ステアリングシ
ャフト3の回転回数の特定のために予め記憶している。
【0034】さらに、また、電子制御ユニット13のR
OM13bは、図4のフローチャートに示す絶対舵角特
定に係る処理を行うプログラムが記憶しており、このプ
ログラムに従ってCPU13aは、絶対舵角を特定する
処理を行っている。
【0035】次に、舵角検出装置が、イグニッションス
イッチ4のオフからオン時に、ステアリングシャフト3
の絶対舵角を特定する処理手順を図4のフローチャート
に基づき説明する。先ず、イグニッションスイッチ4が
オンされた時、タイロッド角センサ15−1、15−2
は検出に基づく左右のタイロッド角信号を出力し、電子
制御ユニット13にタイロッド角信号を入力する(S
1)。電子制御ユニット13のCPU13aは、入力し
た各タイロッド角信号の信号値が同一か否かを比較する
(S2)。左右の信号値が同一であれば、図3の下のグ
ラフよりステアリングシャフト3の位置は中立位置(舵
角:0度)と考え、電子制御ユニット13に入力された
舵角信号に係る角度を、そのまま絶対舵角としてCPU
13aは特定する(S7)。
【0036】一方、左右の信号値が相異する場合(S
2)、右のタイロッド角信号の信号値から左のタイロッ
ド角信号の信号値を引いた差がプラスかどうかを判断す
る(S3)。マイナスの場合は、図3の下のグラフよ
り、CPU13aは左操舵(左回転)と判定し、判定し
た結果をRAM13cに記憶する(S4)。また、プラ
スの場合は、図3の下のグラフより右操舵(右回転)と
判定し、判定した結果をRAM13cに記憶する(S
5)。
【0037】次に、前記左右の信号値の差の絶対値が、
バックアップメモリ13dに予め記憶しているステアリ
ングシャフト3の1回転時のタイロッド角センサ15−
1、15−2が出力する信号値の差の絶対値より大きい
か否かを比較する(S6)。信号値の差の絶対値が記憶
してある絶対値より大きくない場合は、現在のステアリ
ングシャフト3の位置は1回転以内と判断できるため、
CPU13aは舵角センサ5から入力された舵角信号に
係る角度を、そのまま絶対舵角として特定する(S
7)。
【0038】一方、前記比較の結果が大きい場合、ステ
アリングシャフト3は1回転より多く回転していると考
えられるため、CPU13aは舵角センサ5から入力さ
れた舵角信号に係る角度に360度を加えた値を絶対舵
角として特定する(S8)。
【0039】舵角検出装置は、前記処理手順により絶対
舵角を特定するため、非通電タイプの舵角センサ5を用
いた場合のイグニッションスイッチ4のオン時にも、短
時間で絶対舵角を特定する。これにより電動パワーステ
アリング装置1は、モータ12をイグニッションスイッ
チ4のオン時から短時間で駆動制御でき、スムーズな操
舵補助を実現している。また、舵角検出装置は廉価な舵
角センサ5の適用により、高分解能で多回転型の舵角セ
ンサを用いた場合に比べて装置に係る費用も低減してい
る。
【0040】なお、本発明に係る舵角検出装置は、上述
した形態に限定されるものではなく、種々の変形例が可
能である。例えば、適用する舵角センサには、非通電タ
イプである半回転型の舵角センサを適用してもよく、こ
の場合もイグニッションスイッチのオン時に絶対舵角を
スムーズに特定できる。
【0041】また、タイロッド角センサ15−1、15
−2はタイロッド角信号の出力をイグニッションスイッ
チ4のオフからオンになる時に行う以外にも、イグニッ
ションスイッチ4がオン中の車両の走行時に、一定の間
隔で、又は、常時的に行うようにしてもよい。
【0042】例えば、タイロッド角信号を一定の間隔で
出力する場合は、舵角検出装置を舵角センサ5の故障検
出に利用できる。この場合、電子制御ユニット13のバ
ックアップメモリ13dは、対応テーブル記憶手段とし
て図1に示す電動パワーステアリング装置1の構成より
機構的に定まるステアリングシャフト3の舵角に対する
左右のタイロッド角の対応関係を対応テーブルとして記
憶する。また、電気制御ユニット13は、CPU13a
を、舵角信号に係る舵角とタイロッド角信号に係るタイ
ロッド角との対応関係を算出する対応関係算出手段、及
び、バックアップメモリ13dに記憶した対応関係と対
応関係算出手段が算出した対応関係とを比較する対応関
係比較手段としても機能させている。
【0043】よって、CPU13aは、比較による結果
が一致する場合、舵角センサ5を正常と判定し、比較の
結果が一致しない場合、舵角センサ5を故障と判定でき
る。CPU13aが故障と判定したときは、故障である
旨を車両の有する自己診断機能等へ伝達することで、舵
角センサ5の故障に対して早急の対応が可能になる。な
お、このように舵角検出装置を主に舵角センサ5の故障
検出として使用する場合は、舵角センサ5には高分解能
の多回転型センサ、通電タイプの一回転型又は半回転型
のセンサを使用してもよい。
【0044】一方、常時的にタイロッド角信号を出力す
る場合、舵角検出装置を低分解能である多回転型の舵角
センサの検出精度補助として利用できる。即ち、舵角セ
ンサに低分解能の多回転型センサを用いると共に、舵角
検出装置は図4のフローチャートに係る処理手順をタイ
ロッド角信号の入力毎に行うことで、低分解能の舵角セ
ンサの検出結果をタイロッド角信号で補い、結果として
高分解能の多回転型センサを用いたときと同等の検出精
度を低コストの構成で確保できる。
【0045】また、舵角検出装置は、左右両方のタイロ
ッド10−1、10−2にタイロッド角センサ15−
1、15−2を夫々設ける以外にも、左右いずれか一方
にのみタイロッド角センサを設けて、絶対舵角を特定す
ることも可能である。
【0046】この場合の具体例として、図1の舵角検出
装置において右側のタイロッド角センサ15−1のみを
設けた場合、タイロッド角センサ15−1が出力するタ
イロッド角信号は、図3の下のグラフにおいて破線で図
示されるものだけとなる。電子制御ユニット13は、バ
ックアップメモリ13dに前記破線の右回転側の傾き、
ステアリングシャフト3が中立位置時のタイロッド角信
号の信号値A、右回転側と左回転側の1回転時(360
度)の信号値B、Cを夫々記憶している。
【0047】さらに、電子制御ユニット13は、ROM
13bに図5、6のフローチャートに示す一つのタイロ
ッド角センサに基づく絶対舵角の特定用のプログラムを
記憶している。また、タイロッド角センサ15−1は、
イグニッションスイッチ4のオン時に1回目のタイロッ
ド角信号を出力すると共に、その後、ステアリングシャ
フト3が回転した時に2回目のタイロッド角信号を出力
する手段を有する。
【0048】次に、タイロッド角センサ15−1のみを
有する舵角検出装置の絶対舵角特定に係る処理手順を図
5、6のフローチャートに従い説明する。なお、この場
合の処理手順の基本的な流れは、図4のフローチャート
と同様である。先ず、舵角検出装置の電子制御ユニット
13に、イグニッションスイッチ4のオン時に出力され
るタイロッド角センサ15−1からの1回目のタイロッ
ド角信号を入力する(S11)。
【0049】電子制御ユニット13のCPU13aは、
入力したタイロッド角信号の信号値と、バックアップメ
モリ13dに記憶しているステアリングシャフト3の中
立位置時(原点時)の信号値Aとが同一であるかを比較
する(S12)。この比較で信号値と中立位置時の信号
値Aが同一であればステアリングシャフト3は中立位置
と考えられるので、舵角センサ5から入力された舵角信
号に係る舵角を絶対舵角として特定する(S20)(図
6参照)。
【0050】また、前記比較で信号値と中立位置時の信
号値Aが同一でなければ、ステアリングシャフト3が左
右いずれかの回転状態と想定でき、電子制御ユニット1
3にステアリングシャフト3が回転した後の2回目のタ
イロッド角信号を入力し(S13)、1回目及び2回目
のタイロッド角信号に係る信号値より、入力されたタイ
ロッド角信号の変化の傾きを算出する(S14)。
【0051】次に、図6に示すように、算出した傾き
が、バックアップメモリ13dに記憶している右回転側
のタイロッド角信号の傾きと同一か比較する(S1
5)。この比較が同一でない場合、CPU13aはステ
アリングシャフト3が左回転、即ち、左操舵であると判
定し、判定結果をRAM13cに記憶する(S16)。
一方、前記比較が同一の場合、CPU13aはステアリ
ングシャフト3が右回転、即ち、右操舵であると判定
し、判定結果をRAM13cに記憶する(S17)。
【0052】左操舵と判定されたときは(S16)、2
回目に入力されたタイロッド角信号の信号値が、バック
アップメモリ13dに記憶している左回転側の1回転時
の信号値Cより大きいか比較する(S18)。2回目の
信号値が大きくないときは、ステアリングシャフト3は
1回転未満として、電子制御ユニット13に入力された
舵角信号に係る角度を絶対舵角として特定する(S2
0)。また、2回目の信号値が大きいときは、ステアリ
ングシャフト3は1回転以上として、入力された舵角信
号に係る角度に360度を加えた値を絶対舵角として特
定する(S21)。
【0053】一方、右操舵と判定されたときは(S1
7)、2回目のタイロッド角信号の信号値が、バックア
ップメモリ13dに記憶している右回転側の1回転時の
信号値Bより大きいか比較し(S19)、2回目の信号
値が大きくないときは、舵角信号に係る角度を絶対舵角
として特定し(S20)、2回目の信号値が大きいとき
は舵角信号の角度に360度を加えた値を絶対舵角とし
て特定する(S21)。
【0054】よって、舵角検出装置は1個のタイロッド
角センサでも絶対舵角を特定でき、非通電タイプの1回
転型又は半回転型の舵角センサと組み合わせて、低コス
トで絶対舵角を精度良く特定できる。また、この場合も
舵角検出装置を舵角センサの故障検出、又は、低分解能
である多回転型の舵角センサの検出精度の補助に利用す
ることができる。
【0055】なお、本出願人は、上述した非通電タイプ
の舵角センサを用いた場合の各問題に対して、上述した
タイロッド角センサを組み合わせる他に、図7の舵角検
出装置のように、ロック機構36をステアリングシャフ
ト23に設けると共に、イグニッションスイッチ24の
オフ時に、舵角センサ25から出力された舵角信号を電
子制御ユニット33のバックアップメモリ33dで記憶
することにより対応し得ることを見出している。
【0056】図7の舵角検出装置は、イグニッションス
イッチ24及び非通電タイプの舵角センサ25を設けた
ステアリングシャフト23にロック機構36を対向させ
ており、このロック機構36は電子制御ユニット33に
接続されている。なお、電子制御ユニット33は、CP
U33a、ROM33b、RAM33c、及び、バック
アップメモリ33d等を内蔵し、バックアップメモリ3
3に記憶した舵角信号を、次回のイグニッションスイッ
チ24のオン時に読み出すようにしている。
【0057】また、ステアリングシャフト23は、図8
(a)に示すように、ロック機構36と対向する周面2
3aに複数の凹部23bを等間隔で設けている。一方、
ロック機構36は、ステアリングシャフト23に近接離
反するロック部材37と、ロック部材37を摺動自在に
支持する支持部材38と、ロック部材37を移動させる
アクチュエータとしてソレノイド39とを具備してい
る。
【0058】ロック部材37は、支持部材38に対して
摺動する軸部37aのステアリングシャフト23側の端
部に、ステアリングシャフト23の周面の曲率に応じた
弧状のロック部37bを設けており、軸部37aの他方
の端部にはストッパ部37dを設けている。ロック部3
7bのステアリングシャフト23との対向面37cに
は、ステアリングシャフト23の各凹部23bと合致す
るように複数の凸部37eを設けている。
【0059】また、ソレノイド39は、イグニッション
スイッチ24がオンの場合、図8(a)の矢印方向に作
動軸39aが移動するように励磁し、イグニッションス
イッチ24がオフの場合は、図8(b)の矢印方向に作
動軸39aが移動するようにしている。
【0060】上述した構成の舵角検出装置による絶対舵
角の特定は、以下に示す処理手順による。即ち、イグニ
ッションスイッチ24のオフにより舵角センサ25が出
力した舵角信号を、電子制御ユニット33はバックアッ
プメモリ33dに記憶する。一方、ロック機構36は、
イグニッションスイッチ24のオフで、図8(a)の状
態から図8(b)の状態になり、ロック部材37をステ
アリングシャフト23へ押し当てて、ロック部材37の
凸部37eをステアリングシャフト23の凹部23bに
係合し、ステアリングシャフト23を回転不能の状態で
ロックしている。
【0061】前記ロックにより、ステアリングシャフト
23は、バックアップメモリ33dで記憶された舵角信
号と同一の位置を、イグニッションスイッチ24がオフ
の間、ズレが生じることなく維持することになる。次
に、イグニッションスイッチ24がオンになると、ロッ
ク機構36は図8(a)の状態となりロックが解除さ
れ、ステアリングシャフト23は回転可能になると共
に、電子制御ユニット33のCPU33aは記憶してい
た舵角信号を読み出す。
【0062】また、イグニッションスイッチ24のオン
により、舵角センサ25から出力された舵角信号を、読
み出した舵角信号と対応させることで、ステアリングシ
ャフト23の回転位置と舵角信号の関係は維持されたま
まとなり、CPU33aは即座に絶対舵角を特定する。
このように、非通電タイプの舵角センサとロック機構を
組み合わせることによっても、イグニッションスイッチ
のオン及びオフに関わらず、絶対舵角の検出を特定でき
る。なお、このようなロック機構は、上述した形態に限
定されるものではなく、イグニッションスイッチのオフ
に応じて、ステアリングシャフトを挟持してロックする
もの、電磁的にロックするもの等を種々のものを適用す
ることが可能である。
【0063】
【発明の効果】以上に詳述した如く、第1発明にあって
は、迅速に絶対舵角を得ることができる。第2発明にあ
っては、操舵軸の回転方向を特定でき、この特定した回
転方向を利用して、絶対舵角を容易に特定することがで
きる。第3発明にあっては、イグニッションスイッチが
オフからオンの状態になったときでも、確実に絶対舵角
を特定できる。第4発明にあっては、舵角センサの故障
を容易に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る舵角検出装置を含む
電動パワーステアリング装置の全体概略図である。
【図2】(a)は直進時の左右のタイロッド角の状態を
示す概略図、(b)は左操舵時の左右のタイロッド角の
状態を示す概略図である。
【図3】舵角信号とタイロッド角信号の相対関係を示す
グラフである。
【図4】左右のタイロッド角センサを用いた場合の絶対
舵角の特定に係る処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】単一のタイロッド角センサを用いた場合の処理
手順の一部を示すフローチャートである。
【図6】単一のタイロッド角センサを用いた場合の処理
手順の一部を示すフローチャートである。
【図7】別の形態に係る舵角検出装置の概略図である。
【図8】(a)はステアリングシャフトをフリーにして
いる状態の図7におけるA−A線の概略断面図、(b)
はステアリングシャフトをロックしている状態の図7に
おけるA−A線の概略断面図である。
【図9】1回転型の舵角センサが出力する舵角信号のグ
ラフである。
【符号の説明】
1 電動パワーステアリング装置 3 ステアリングシャフト(操舵軸) 4 イグニッションスイッチ 5 舵角センサ(舵角検出手段) 9 ラック軸(舵取軸) 10−1、10−2 タイロッド 13 電子制御ユニット 13a CPU(角度特定手段、回転方向特定手段、対
応関係算出手段、対応関係比較手段) 13d バックアップメモリ(対応テーブル記憶手段) 15−1、15−2 タイロッド角センサ(タイロッド
角検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵軸の回転に連動する舵取軸に連結し
    てあるタイロッドと、前記操舵軸の回転に伴う舵角を検
    出する舵角検出手段とを備える舵角検出装置において、 前記タイロッドの前記舵取軸の軸方向に対するタイロッ
    ド角を検出するタイロッド角検出手段と、 該タイロッド角検出手段が検出したタイロッド角に基づ
    き、前記舵角検出手段が検出した舵角が前記操舵軸の中
    立位置から何回転目の角度であるかを特定する角度特定
    手段とを備えることを特徴とする舵角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記舵取軸の両端部に連結してある各タ
    イロッドのタイロッド角を夫々検出する2つのタイロッ
    ド角検出手段を備え、 前記2つのタイロッド角検出手段が検出した各タイロッ
    ド角の差に基づき、前記操舵軸の回転方向を特定する回
    転方向特定手段を更に備える請求項1に記載の舵角検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記タイロッド角検出手段は、 タイロッド角の検出に応じてタイロッド角信号を電気的
    に出力する信号出力手段を備え、 前記信号出力手段は、 非給電状態から給電状態に変化したときに、前記タイロ
    ッド角信号を出力する請求項1又は請求項2に記載の舵
    角検出装置。
  4. 【請求項4】 前記操舵軸の舵角と前記タイロッド角と
    の対応関係を記憶する対応テーブル記憶手段と、 前記舵角検出手段が検出した舵角と前記タイロッド角検
    出手段が検出したタイロッド角との対応関係を算出する
    対応関係算出手段と、 前記対応テーブル記憶手段が記憶する対応関係、及び、
    前記対応関係算出手段が算出した対応関係の比較を行う
    対応関係比較手段とを更に備える請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載の舵角検出装置。
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