JP2003306800A - 処理装置、処理方法、並びに、半導体基板及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

処理装置、処理方法、並びに、半導体基板及び半導体装置の製造方法

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JP2003306800A
JP2003306800A JP2002112617A JP2002112617A JP2003306800A JP 2003306800 A JP2003306800 A JP 2003306800A JP 2002112617 A JP2002112617 A JP 2002112617A JP 2002112617 A JP2002112617 A JP 2002112617A JP 2003306800 A JP2003306800 A JP 2003306800A
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Takashi Tsuboi
隆志 坪井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電解液中で処理される試料が陽極から溶出する
金属によって汚染されることを低減する。 【解決手段】処理槽120中に陽極130及び陰極14
0を対向して配置し、その間に試料(シリコン基板)1
10を配置する。更に、試料110と陽極130との間
にイオン交換膜140を配置する。イオン交換膜140
は、陽極130から溶出した金属を捕獲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置、処理方
法、並びに、半導体基板及び半導体装置の製造方法に係
り、特に、電解液中で試料を処理する処理装置及び処理
方法、並びに、該装置及び方法を適用した半導体基板及
び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電解液中に配置された陽極と陰極との間
に半導体基板等の試料を配置し、該電解液により試料を
処理する方法として、例えば陽極処理がある。電解液中
の陽極と陰極との間に試料を配置して処理する方法は、
試料内の電流分布の均一化が容易であるという利点を有
する。このような電気分解を伴う処理においては、一般
に、陽極として貴金属が使用される。しかしながら、陽
極として貴金属を使用した場合においても、試料の処理
中に陽極から微量の金属が溶出して試料に付着又は析出
することを避けることは困難である。半導体の製造プロ
セスでは、半導体部材が金属によって汚染されると、デ
バイス性能の劣化などを引き起こすので、このような汚
染を可能な限り低減しなくてはならない。
【0003】従来は、この問題を避けるために、陽極を
非金属であるシリコンウェハなどで構成した装置が使用
されることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、陽極をシリコ
ンウェハで構成した場合、シリコンウェハが電解液によ
り処理(例えば、侵食、食刻、研磨)されるので、陽極
を定期的に交換しなければならない、或いは、電解液組
成に制約を受けるといった問題があった。
【0005】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、例えば、電解液中で処理される試料が陽極か
ら溶出する金属によって汚染されることを低減すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
電解液中で試料を処理する処理装置に係り、陽極と陰極
との間に前記試料を保持する試料保持部と、前記陽極と
前記試料との間に配置された捕獲部材とを備え、前記捕
獲部材は、前記電解液中のイオンのうち前記試料の処理
に寄与するイオンが前記陽極と前記試料との間で移動す
ることを許容する一方で、前記陽極から溶出した金属を
捕獲することを特徴とする。
【0007】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
捕獲部材は、陽イオン交換膜又は陰イオン交換膜等のイ
オン交換膜を含むことが好ましい。ここで、前記捕獲部
材は、例えば、開口部を有しない部材である。
【0008】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
捕獲部材は、導電体(例えば、金属、半導体)で構成さ
れた部材であって開口部を有するものであってもよい。
ここで、前記捕獲部材は、少なくとも表面が白金又は金
等の貴金属で構成されていることが好ましい。
【0009】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
捕獲部材は、複数の板部材を含むことが好ましい。ここ
で、前記複数の板部材は、それぞれ開口部を有し、隣り
合う板部材の開口部が互いに異なる位置に配置されてい
ることが好ましい。
【0010】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
捕獲部材は、前記開口部が前記陽極と前記試料との間に
蛇行した流路を形成する構造を有することが好ましい。
【0011】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
処理装置は、前記捕獲部材を通して還元電流を流すため
の電源を更に備えることが好ましい。
【0012】或いは、前記処理装置は、前記捕獲部材に
所定の電位を与える電源を更に備えることが好ましい。
ここで、前記所定の電位は、標準水素電極の電位よりも
1V以上卑な電位であることが好ましい。前記電源は、
前記捕獲部材に与える電位をほぼ一定に維持してもよい
し、前記捕獲部材に与える電位を時関経過に従って変化
させてもよい。
【0013】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
処理装置は、前記試料を陽極処理するように構成されう
る。この陽極処理により、例えば、前記試料に多孔質層
が形成されうる。
【0014】本発明の第2の側面は、上記の処理装置を
利用して試料を陽極処理し、例えば多孔質層を形成する
処理方法に係る。
【0015】本発明の第3の側面は、半導体基板の製造
方法に係り、上記の処理装置を適用して基板に多孔質層
を形成し、更に前記多孔質層の上に移設層を形成し、こ
れにより第1の基板を作製する工程と、前記第1の基板
と第2の基板とを貼り合わせて、貼り合わせ基板を作製
する工程と、前記貼り合わせ基板を多孔質層の部分で分
離する工程とを含むことを特徴とする。
【0016】本発明の第4の側面は、半導体装置の製造
方法に係り、上記の製造方法を適用して製造された、表
面に半導体層を有し内部に絶縁層を有する半導体基板を
準備する工程と、前記半導体基板の前記半導体層を素子
分離して、素子分離された半導体層にトランジスタを作
り込む工程とを含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について説明する。
【0018】[第1の実施の形態]図1は、本発明の好
適な実施の形態の処理装置の構成を模式的に示す図であ
る。この処理装置100は、シリコン基板110を陽極
処理して多孔質層を形成するために好適である。
【0019】処理槽120の中には、陽極130と陰極
135とが対向して配置されている。陽極130及び陰
極135は、白金等の化学的な安定な材料で構成され
る。陽極130及び陰極135は、例えば、処理対象の
試料であるシリコン基板110とほぼ同一の径を有する
円盤形状とすることができる。しかしながら、陽極13
0及び陰極135の形状は、円盤形状にのみ限定される
ものではない。
【0020】シリコン基板110は、陽極130と陰極
135との間に、基板保持部(試料保持部)111によ
って保持される。基板保持部111は、シリコン基板1
10を保持した状態で処理槽120を陽極130側と陰
極135側とに分離する。この実施の形態では、基板保
持部111がシリコン基板110の外周部と密着してシ
リコン基板110を保持することにより、上記の分離が
なされる。そのため、基板保持部111は、シリコン基
板110と接触する部分に、シリコン基板110の外周
部と係合するV型の溝を有する。
【0021】処理槽120内には、シリコン基板110
を陽極処理することができるように組成が調整された電
解液(例えば、HF溶液)160が満たされる。
【0022】シリコン基板110と陽極130との間に
は、電解液160を構成するイオン(例えば、電解液が
フッ化水素溶液である場合には、水素イオン及びフッ素
イオン)が陽極130とシリコン基板110との間で移
動することを許容する一方で、陽極130から溶出した
金属(前述の例では、白金)を捕獲(補足)する捕獲部
材としてイオン交換膜140が配置されている。イオン
交換膜140は、陽イオン交換膜であってもよいし、陰
イオン交換膜であってもよい。
【0023】イオン交換膜140の種類或いは仕様は、
特に限定されないが、例えば、電解液に対して化学的に
安定であること、当該イオン交換膜からの金属イオンの
溶出がないこと、イオン導電性が大きいことが好まし
い。
【0024】なお、イオン交換膜140は、巨視的には
開口部を有せず、処理槽120内において、それのシリ
コン基板110側と陽極130側とを分離するように配
置されているが、電解液160を構成するイオン(すな
わち、シリコン基板の処理に寄与するイオン)はイオン
交換膜140を透過することができる。
【0025】このように、試料であるシリコン基板11
0と陽極130との間に捕獲部材としてのイオン交換膜
140を配置することにより、陽極130から溶出する
金属によるシリコン基板110の汚染を低減することが
できる。
【0026】陽極130と陰極135との間には、電源
装置150が接続される。
【0027】以下に、シリコン基板110の陽極処理に
ついての実施例を挙げる。陽極130及び陰極135
は、白金で構成し、電解液160に接触する部分を直径
125mmの円形とした。なお、陽極130及び陰極1
35自体を円盤形状にしてもよいし、直径125mmの
円形開口部を有する部材により陽極130及び陰極13
5を覆ってもよい。
【0028】試料としては、直径5インチ(125m
m)の(100)シリコン基板110を用意し、基板保
持部111により処理槽120内の陽極130と陰極1
35との間に固定した。シリコン基板110と陽極13
0との距離は、30mmとした。
【0029】シリコン基板110と陽極130との間に
は、イオン交換膜140を配置した。
【0030】電解液160としては、HF:H2O:C2H5OH=1:
1:1で構成される電解液を用いた。
【0031】準備が完了した後、電源装置150を作動
させて、陽極130と陰極135との間に電流密度7
[mA/cm]のほぼ一定の電流を約60分間供給し
て、シリコン基板110を陽極処理した。
【0032】処理後のシリコン基板110を水洗し乾燥
させたところ、シリコン基板110の陰極135側に多
孔質シリコン層が形成されていることが確認された。一
方、シリコン基板110の陽極130側への陽極130
の構成材料である白金の付着は確認されなかった。
【0033】比較例として、処理装置100からイオン
交換膜140を取り外して、上記の処理を実施したとこ
ろ、シリコン基板110の陰極135側に上記と同様の
多孔質シリコン層が形成されていることが確認された。
また、シリコン基板110の陽極130側では、陽極1
30の構成材料である白金の付着、すなわち金属汚染が
確認された。
【0034】[第2の実施の形態]図2は、本発明の第
2の実施の形態の処理装置の構成を模式的に示す図であ
る。この処理装置200もまた、シリコン基板を陽極処
理して多孔質層を形成するために好適である。
【0035】処理槽120の中には、陽極130と陰極
135とが対向して配置されている。陽極130及び陰
極135は、白金等の化学的な安定な材料で構成され
る。陽極130及び陰極135は、例えば、処理対象の
試料であるシリコン基板110とほぼ同一の径を有する
円盤形状とすることができる。しかしながら、陽極13
0及び陰極135の形状は、円盤形状にのみ限定される
ものではない。
【0036】シリコン基板110は、陽極130と陰極
135との間に、基板保持部(基板ホルダ)111によ
って保持される。基板保持部111は、基板110を保
持した状態で処理槽120を陽極130側と陰極135
側とに分離する。この実施の形態では、基板保持部11
1がシリコン基板110の外周部と密着してシリコン基
板110を保持することにより、上記の分離がなされ
る。そのため、基板保持部111は、シリコン基板11
0と接触する部分に、シリコン基板110の外周部と係
合するV型の溝を有する。
【0037】処理槽120内には、シリコン基板110
を陽極処理することができるように組成が調整された電
解液(例えば、HF溶液)160が満たされる。
【0038】シリコン基板110と陽極130との間に
は、電解液160を構成するイオン(例えば、電解液が
フッ化水素溶液である場合には、水素イオン及びフッ素
イオン)が陽極130とシリコン基板110との間で移
動することを許容する一方で、陽極130から溶出した
金属(前述の例では、白金)を捕獲(補足)する捕獲部
材として、少なくとも1つの開口部142を有する捕獲
電極141が配置されている。
【0039】開口部142の形状や大きさは、特に限定
されないが、例えば、1〜20mmの円形とすることが
好ましい。また、開口率(開口部142の合計面積と捕
獲電極141の全体面積(開口部を含む)との比)は、
特に限定されないが、5〜50%であることが好まし
い。
【0040】捕獲電極141の材質は、金属又は半導体
等の導電体で構成することができるが、捕獲電極141
は、例えば、白金電極、白金がめっきされた電極、又は
金電極等であることが好ましい。すなわち、捕獲電極1
41は、少なくとも表面(電解液に接触する部分の全
て)が貴金属で構成されていることが好ましい。
【0041】捕獲電極141と陽極130との間には、
電源装置151により還元電流が流される。この還元電
流により捕獲電極141において還元反応が起こり、陽
極130から溶出した金属(上記の例では、白金)が捕
獲電極141に析出又は付着する。このような現象は、
陽極130から溶出した金属が捕獲電極141によって
捕獲されることとして理解することができる。
【0042】このように、試料であるシリコン基板11
0と陽極130との間に捕獲部材としての捕獲電極14
1を配置し、捕獲電極141を通して還元電流を流すこ
とにより、陽極130から溶出する金属を捕獲電極14
1で捕獲し、該金属によるシリコン基板110の汚染を
低減することができる。
【0043】或いは、陽極130から溶出した金属が捕
獲電極141に析出又は付着するために十分に卑な電位
を電源装置151が捕獲電極141に対して与えること
によっても、該金属を捕獲電極141で捕獲することが
できる。例えば、捕獲電極141には、標準水素電極の
電位よりも1V以上卑な電位が与えられることが好まし
く、このような電位によれば、陽極130から溶出した
金属を効率的に捕獲することができる。電源装置151
は、捕獲電極141に対してほぼ一定の電位を与えても
よいし、時間と共に変化する電位(例えば、時間と共に
低くなる電位)を与えてもよい。
【0044】電解液160を構成するイオン(例えば、
水素イオン及びフッ素イオン)は、捕獲電極41に設け
られた開口部142を通して、陽極130とシリコン基
板110との間で移動することができる。
【0045】陽極130から溶出した金属を捕獲電極1
41で更に効率的に捕獲するためには、捕獲電極141
をそれぞれ開口部142を有する複数の電極141a〜
141cで構成することが好ましい。ここで、互いに隣
り合う電極(例えば、141aと141b)の開口部1
42の位置を互いに異ならせ、捕獲電極141の一方の
側から他方の側に至る流路を蛇行させることが好まし
い。例えば、1つの電極(例えば、141a)の開口部
142と、それに隣り合う電極(例えば、141b)の
開口部142とが、開口部142の配列ピッチの1/2
程度シフトしている場合に、高い捕集効率で陽極130
からの溶出金属を捕獲することができる。
【0046】このように捕獲電極141を通る流路を蛇
行させることにより、陽極130からの溶出金属が捕獲
電極141において還元反応を起こして捕獲電極141
に析出又は付着する確率を高めることができる。捕獲電
極141を構成する電極141a〜141cの数は、特
に限定されないが、処理装置200のメンテナンスの容
易性や捕獲効率を考慮すると、3〜5枚であることが好
ましい。
【0047】陽極130と陰極135との間には、第1
の実施の形態と同様に、電源装置150が配置されてい
る。
【0048】以下に、シリコン基板110の陽極処理に
ついての実施例を挙げる。陽極130及び陰極135
は、白金で構成し、電解液140に接触する部分を直径
125mmの円形とした。なお、陽極130及び陰極1
35自体を円盤形状にしてもよいし、直径125mmの
円形開口部を有する部材により陽極130及び陰極13
5を覆ってもよい。
【0049】試料としては、直径5インチ(125m
m)の(100)シリコン基板110を用意し、基板保
持部111により処理槽120内の陽極130と陰極1
35との間に固定した。シリコン基板110と陽極13
0との距離は、30mmとした。
【0050】シリコン基板110と陽極130との間に
は、捕獲電極141を配置した。捕獲電極141は、陽
極130から10mm離れた位置に配置した。捕獲電極
141は、3枚の白金板141a〜141bを2mm間
隔で平行に配置して構成した。各白金板には、直径4m
mの円形の開口部142を縦方向、横方向共に10mm
ピッチで配置し、隣り合う白金板の開口部142の位置
は、互いに、縦方向、横方向共に5mmシフトさせた。
【0051】電解液160としては、HF:H2O:C2H5OH=1:
1:1で構成される電解液を用いた。
【0052】準備が完了した後、電源装置150を作動
させて、陽極130と陰極135との間に電流密度7
[mA/cm]のほぼ一定の電流を約60分間供給し
て、シリコン基板110を陽極処理した。この際、電源
装置151は、陽極130から捕獲電極141に0.1
Aのほぼ一定の還元電流が流れるように調節した。
【0053】処理後のシリコン基板110を水洗し乾燥
させたところ、シリコン基板110の陰極135側に多
孔質シリコン層が形成されていることが確認された。一
方、シリコン基板110の陽極130側への陽極130
の構成材料である白金の付着は確認されなかった。
【0054】比較例として、処理装置100から捕獲電
極141を取り外して、上記の処理を実施したところ、
シリコン基板110の陰極135側に上記と同様の多孔
質シリコンが形成されていることが確認された。また、
シリコン基板110の陽極130側では、陽極130の
構成材料である白金の付着、すなわち金属汚染が確認さ
れた。
【0055】以上のように、上記の各実施の形態によれ
ば、試料を電解液中で処理してい間に陽極から溶出する
微量の金属による試料の汚染を低減することができると
ともに、陽極等を定期的に交換するなどの煩わしい作業
の必要性を軽減することができる。したがって、処理或
いは製造される基板等の部材の品質を高めるとともに、
そのような部材を得るためのメンテナンスコスト等を低
減することができる。
【0056】[処理装置の適用例]以下、上記の処理装
置を半導体基板の製造方法に適用した例として、SOI
基板等の基板の製造方法を例示的に説明する。
【0057】図3は、本発明の好適な実施の形態に係る
基板の製造方法を説明する図である。
【0058】まず、図3(a)に示す工程では、第1の
基板(seed wafer)10を形成するための単結晶Si基
板11を用意して、上記の処理装置100又は200を
利用して、その主表面上に分離層としての多孔質Si層
12を形成する。多孔質Si層12は、例えば、電解液
(化成液)中で単結晶Si基板11に陽極化成処理(陽
極処理)を施すことによって形成することができる。
【0059】ここで、電解液としては、例えば、弗化水
素を含む溶液、弗化水素及びエタノールを含む溶液、弗
化水素及びイソプロピルアルコールを含む溶液等が好適
である。より具体的な例を挙げると、電解液としては、
例えば、HF水溶液(HF濃度=49wt%)とエタノ
ールを体積比2:1で混合した混合液が好適である。
【0060】また、多孔質Si層12を互いに多孔度の
異なる2層以上の層からなる多層構造としてもよい。こ
こで、多層構造の多孔質Si層12は、表面側に第1の
多孔度を有する第1の多孔質Si層、その下に、第1の
多孔度より大きい第2の多孔度を有する第2の多孔質S
i層を含むことが好ましい。このような多層構造を採用
することにより、後の非多孔質層13の形成工程におい
て、第1の多孔質Si層上に、欠陥等の少ない非多孔質
層13を形成することができると共に、後の分離工程に
おいて、所望の位置で貼り合わせ基板を分離することが
できる。ここで、第1の多孔度としては、10%〜30
%が好ましく、15%〜25%が更に好ましい。また、
第2の多孔度としては、35%〜70%が好ましく、4
0%〜60%が更に好ましい。
【0061】電解質溶液として上記の混合液(HF濃度
が49wt%の弗化水素酸:エタノール=2:1)を利
用する場合は、例えば、電流密度8mA/cm、処理
時間5〜11minの条件で第1層(表面側)を生成
し、次いで、電流密度23〜33mA/cm、処理時
間80sec〜2minの条件で第2層(内部側)を生
成することが好ましい。
【0062】このように、多孔質層12を形成するため
に上記の処理装置100又は200を利用することによ
り、処理槽内に配置された陽極から溶出する金属による
第1の基板10の汚染を低減することができる。
【0063】次いで、次の(1)〜(4)の少なくとも
1つの工程を実施することが好ましい。ここで、
(1)、(2)を順に実施することが好ましく、
(1)、(2)、(3)を順に実施すること、或いは、
(1)、(2)、(4)を順に実施することが更に好ま
しく、(1)、(2)、(3)、(4)を順に実施する
ことが最も好ましい。
【0064】(1)多孔質Si層の孔壁に保護膜を形成
する工程(プリ酸化工程) この工程では、多孔質Si層12の孔壁に酸化膜や窒化
膜等の保護膜を形成し、これにより、後の熱処理による
孔の粗大化を防止する。保護膜は、例えば、酸素雰囲気
中で熱処理(例えば、200℃〜700℃が好ましく、
300℃〜500℃が更に好ましい)を実施することに
より形成され得る。その後、多孔質Si層12の表面に
形成された酸化膜等を除去することが好ましい。これ
は、例えば、弗化水素を含む溶液に多孔質Si層12の
表面を晒すことによって実施され得る。
【0065】(2)水素ベ−キング工程(プリベーキン
グ工程) この工程では、水素を含む還元性雰囲気中において80
0℃〜1200℃で、多孔質Si層12が形成された第
1の基板1に熱処理を実施する。この熱処理により、多
孔質Si層12の表面の孔をある程度封止することがで
きると共に、多孔質Si層12の表面に自然酸化膜が存
在する場合には、それを除去することができる。
【0066】(3)微量原料供給工程(プリインジェク
ション工程) 多孔質Si層12上に非多孔質層13を成長させる場合
は、成長の初期段階で非多孔質層13の原料物質の供給
を微少量として、低速度で非多孔質膜13を成長させる
ことが好ましい。このような成長方法により、多孔質S
i層12の表面の原子のマイグレーションが促進され、
多孔質Si層12の表面の孔を封止することができる。
具体的には、成長速度が20nm/min以下、好まし
くは10nm/min以下、より好ましくは2nm/m
in以下になるように原料の供給を制御する。
【0067】(4)高温ベーキング工程(中間ベーキン
グ工程) 上記の水素ベーキング工程及び/又は微量原料供給工程
における処理温度よりも高い温度で、水素を含む還元性
雰囲気中で熱処理を実施することにより、多孔質Si層
12の更なる封止及び平坦化が実現することができる。
【0068】次いで、図3(b)に示す工程の第1段階
では、多孔質Si層12上に第1の非多孔質層13を形
成する。第1の非多孔質層13としては、単結晶Si
層、多結晶Si層、非晶質Si層等のSi層、Ge層、
SiGe層、SiC層、C層、GaAs層、GaN層、
AlGaAs層、InGaAs層、InP層、InAs
層等が好適である。
【0069】次いで、図3(b)に示す工程の第2段階
では、第1の非多孔質層13の上に第2の非多孔質層と
してSiO層(絶縁層)14を形成する。これにより
第1の基板10が得られる。SiO層14は、例え
ば、O/H雰囲気、1100℃、10〜33min
の条件で生成され得る。
【0070】次いで、図3(c)に示す工程では、第2
の基板(handle wafer)20を準備し、第1の基板10
と第2の基板20とを、第2の基板20と絶縁層14と
が面するように室温で密着させて貼り合わせ基板30を
作成する。
【0071】なお、絶縁層14は、上記のように単結晶
Si層13側に形成しても良いし、第2の基板20上に
形成しても良く、両者に形成しても良く、結果として、
第1の基板と第2の基板を密着させた際に、図3(c)
に示す状態になれば良い。しかしながら、上記のよう
に、絶縁層14を活性層となる第1の非多孔質層(例え
ば、単結晶Si層)13側に形成することにより、第1
の基板10と第2の基板20との貼り合せの界面を活性
層から遠ざけることができるため、より高品位のSOI
基板等の半導体基板を得ることができる。
【0072】基板10、20が完全に密着した後、両者
の結合を強固にする処理を実施することが好ましい。こ
の処理の一例としては、例えば、1)N雰囲気、11
00℃、10minの条件で熱処理を実施し、2)O
/H雰囲気、1100℃、50〜100minの条件
で熱処理(酸化処理)を実施する処理が好適である。こ
の処理に加えて、或いは、この処理に代えて、陽極接合
処理及び/又は加圧処理を実施してもよい。
【0073】第2の基板20としては、Si基板、Si
基板上にSiO層を形成した基板、石英等の光透過性
の基板、サファイヤ等が好適である。しかし、第2の基
板20は、貼り合わせに供される面が十分に平坦であれ
ば十分であり、他の種類の基板であってもよい。
【0074】次いで、図3(d)に示す工程では、貼り
合わせ基板30を機械的強度が脆弱な多孔質層12の部
分で分離する。この分離方法としては、各種の方法を採
用しうるが、例えば、流体を多孔質層12に打ち込む方
法、或いは、流体により多孔質層12に静圧を印加する
方法など、流体を利用する方法が好ましい。
【0075】この分離工程により、第1の基板10の移
設層(非多孔質層13、絶縁層14)が第2の基板20
上に移設される。なお、第1の基板10の多孔質層12
上に非多孔質層13のみを形成する場合の移設層は、非
多孔質層13のみである。
【0076】図3(e)に示す工程では、分離後の第2
の基板20上の多孔質層12”をエッチング等により選
択的に除去する。これにより、絶縁層14上に非多孔質
層13を有する基板が得られる。例えば、非多孔質層1
3が半導体層である場合、このような半導体層は、SO
I層(SemiconductorOn Insulator)と呼ばれ、また、
このようなSOI層を有する基板は、SOI基板と呼ば
れる。
【0077】更に、分離後の第1の基板10’の単結晶
Si基板11上の多孔質層12’をエッチング等により
選択的に除去する。このようにして得られる単結晶Si
基板11は、再び第1の基板10を形成するための基
板、又は第2の基板20として利用され得る。
【0078】[半導体基板の適用例]次の上記の製造方
法により製造される半導体基板の製造方法の一例を説明
する。
【0079】図4は、本発明の好適な実施の形態に係る
基板の製造方法を適用して製造され得る半導体基板を利
用した半導体装置の製造方法を示す図である。
【0080】まず、非多孔質層13として半導体層、非
多孔質層14として絶縁層を有するSOI基板を上記の
基板の製造方法を適用して製造する。そして、埋め込み
絶縁膜14上の非多孔質半導体層(SOI層)13を島
状にパタニングする方法、又は、LOCOSと呼ばれる
酸化法等により、トランジスタを形成すべき活性領域1
3’及び素子分離領域54を形成する(図4(a)参
照)。
【0081】次いで、SOI層の表面にゲート絶縁膜5
6を形成する(図4(a)参照)。ゲート絶縁膜56の
材料としては、例えば、酸化シリコン、窒化シリコン、
酸化窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化タンタル、
酸化ハフニウム、酸化チタン、酸化スカンジウム、酸化
イットリウム、酸化ガドリニウム、酸化ランタン、酸化
ジルコニウム、及びこれらの混合物ガラス等が好適であ
る。ゲート酸化膜56は、例えば、SOI層の表面を酸
化させたり、CVD法又はPVD法によりSOI層の表
面に該当する物質を堆積させたりすることにより形成さ
れ得る。
【0082】次いで、ゲート絶縁膜56上にゲート電極
55を形成する(図4(a)参照)。ゲート電極55
は、例えば、P型又はN型不純物がドープされた多結晶
シリコンや、タングステン、モリブデン、チタン、タン
タル、アルミニウム、銅などの金属又はこれらの少なく
とも1種を含む合金や、モリブデンシリサイド、タング
ステンシリサイド、コバルトシリサイドなどの金属珪化
物や、チタンナイトライド、タングステンナイトライ
ド、タンタルナイトライドなどの金属窒化物などで構成
され得る。ゲート絶縁膜56は、例えばポリサイドゲー
トのように、互いに異なる材料からなる複数の層を積層
して形成されてもよい。ゲート電極55は、例えば、サ
リサイド(セルフアラインシリサイド)と呼ばれる方法
で形成されてもよいし、ダマシンゲートプロセスと呼ば
れる方法で形成してもよいし、他の方法で形成してもよ
い。以上の工程により図4(a)に示す構造体が得られ
る。
【0083】次いで、燐、砒素、アンチモンなどのN型
不純物又はボロンなどのP型不純物を活性領域13’に
導入することにより、比較的低濃度のソース、ドレイン
領域58を形成する(図4(b)参照)。不純物は、例
えば、イオン打ち込み及び熱処理などにより導入するこ
とができる。
【0084】次いで、ゲート電極55を覆うようにして
絶縁膜を形成した後に、これをエッチバックすることに
より、ゲート電極59の側部にサイドウォール59を形
成する。
【0085】次いで、再び上記と同一の導電型の不純物
を活性領域13’に導入し、比較的高濃度のソース、ド
レイン領域57を形成する。以上の工程により図4
(b)に示す構造体が得られる。
【0086】次いで、ゲート電極55の上面並びにソー
ス及びドレイン領域57の上面に金属珪化物層60を形
成する。金属珪化物層60の材料としては、例えば、ニ
ッケルシリサイド、チタンシリサイド、コバルトシリサ
イド、モリブデンシリサイド、タングステンシリサイド
などが好適である。これらの珪化物は、ゲート電極55
の上面並びにソース及びドレイン領域57の上面を覆う
ように金属を堆積させて、その後、熱処理を施すことに
よって、該金属とその下部のシリコンとを反応させた後
に、該金属のうち未反応部分を硫酸などのエッチャント
で除去することによって形成することができる。ここ
で、必要に応じて、珪化物層の表面を窒化させてもよ
い。以上の工程により図4(c)に示す構造体が得られ
る。
【0087】次いで、シリサイド化したゲート電極の上
面並びにソース及びドレイン領域の上面を覆うように絶
縁膜61を形成する(図4(d)参照)。絶縁膜61の
材料としては、燐及び/又はボロンを含む酸化シリコン
などが好適である。
【0088】次いで、必要に応じて、CMP法により絶
縁膜61にコンタクトホールを形成する。KrFエキシ
マレーザ、ArFエキシマレーザ、Fエキシマレー
ザ、電子ビーム、X線等を利用したフォトリソグラフィ
ー技術を適用すると、一辺が0.25ミクロン未満の矩
形のコンタクトホール、又は、直径が0.25ミクロン
未満の円形のコンタクトホールを形成することができ
る。
【0089】次いで、コンタクトホール内に導電体を充
填する。導電体の充填方法としては、バリアメタル62
となる高融点金属やその窒化物の膜をコンタクトホール
の内壁に形成した後に、タングステン合金、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、銅、銅合金などの導電体63
を、CVD法、PVD法、めっき法などを利用して堆積
させる方法が好適である。ここで、絶縁膜61の上面よ
りも高く堆積した導電体をエッチバック法やCMP法に
より除去してもよい。また、導電体の充填に先立って、
コンタクトホールの底部に露出したソース及びドレイン
領域の珪化物層の表面を窒化させてもよい。以上の工程
によりSOI層にFET等のトランジスタを作り込むこ
とができ、図4(d)に示す構造のトランジスタを有す
る半導体装置が得られる。
【0090】ここで、ゲート電極に電圧を印加してゲー
ト絶縁膜下に広がる空乏層が埋め込み絶縁膜14の上面
に届くように活性層(SOI層)10’の厚さ及び不純
物濃度を定めると、形成されたトランジスタは、完全空
乏型トランジスタとして動作する。また、空乏層が埋め
込み酸化膜14の上面に届かないように活性層(SOI
層)10’の厚さ及び不純物濃度を定めると、形成され
たトランジスタは、部分空乏型トランジスタとして動作
する。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、電解液中で処
理される試料が陽極から溶出する金属によって汚染され
ることを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の処理装置の概略図
である.
【図2】本発明の第2の実施の形態の処理装置の概略図
である.
【図3】本発明の好適な実施の形態に係る基板の製造方
法を説明する図である。
【図4】本発明の好適な実施の形態に係る基板の製造方
法を適用して製造され得る半導体基板を利用した半導体
装置の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
100、200 処理装置 110 試料(例えば、シリコン基板) 111 基板保持部 120 処理槽 130 陽極 135 陰極 140 イオン交換膜(捕獲部材) 141 捕獲電極(捕獲部材) 141a〜141c 電極 142 開口部 150 電源装置 151 電源装置 160 電解液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 17/10 C25D 17/10 D C25F 3/12 C25F 3/12 H01L 21/02 H01L 21/02 B 21/3063 21/306 L

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解液中で試料を処理する処理装置であ
    って、 陽極と陰極との間に前記試料を保持する試料保持部と、 前記陽極と前記試料との間に配置された捕獲部材と、 を備え、前記捕獲部材は、前記電解液中のイオンのうち
    前記試料の処理に寄与するイオンが前記陽極と前記試料
    との間で移動することを許容する一方で、前記陽極から
    溶出した金属を捕獲することを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記捕獲部材は、イオン交換膜を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記捕獲部材は、導電体、金属又は半導
    体で構成された部材であって開口部を有することを特徴
    とする請求項1に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記捕獲部材を通して還元電流を流すた
    めの電源を更に備えることを特徴とする請求項3に記載
    の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記捕獲部材に所定の電位を与える電源
    を更に備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に
    記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の処理装置を利用して、試料を陽極処理することを
    特徴とする処理方法。
  7. 【請求項7】 陽極処理により前記試料に多孔質層を形
    成することを特徴とする請求項6に記載の処理方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板の製造方法であって、 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の処理装置
    を適用して基板に多孔質層を形成し、更に前記多孔質層
    の上に移設層を形成し、これにより第1の基板を作製す
    る工程と、 前記第1の基板と第2の基板とを貼り合わせて、貼り合
    わせ基板を作製する工程と、 前記貼り合わせ基板を多孔質層の部分で分離する工程
    と、 を含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体装置の製造方法であって、 請求項8に記載の製造方法を適用して製造された、表面
    に半導体層を有し内部に絶縁層を有する半導体基板を準
    備する工程と、 前記半導体基板の前記半導体層を素子分離して、素子分
    離された半導体層にトランジスタを作り込む工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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